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意味のある

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夜空（ Rpycob ）
23/03/09 19:11(最終更新日時)

20XX年、ついに世界が一つとならずに、それぞれ戦争を始めてしまった。その中でも最も酷い状況下にあったのが、フィンノイシュという国だ。その国は第一次世界大戦後、負けたドイツのような有り様であった。人々はとても苦しんだ。そんな時だ。アッサムという者が、まるでアドルフヒトラーのように巧みな演説で民衆を熱狂させた。そしてついに総統の座に着いた。だがしかし、この頃独裁政治に対する批判が沢山きた。その中でも民衆の代表としてレンというものが出た。これは、その会話を録音したものだ。
アッサム「どうも。あなたは民衆の代表のレンさんですね」レン「そうです。では早速本題に移ります。単刀直入に言いますが、総統の座を降りて下さい」アッサム「何故ですか？降りる必要などないでしょう？」レン「民衆はあなたに対して怒りの声をあげています。あなたの我儘な独裁政治に付き合うのはごめんです」アッサム「そうですか…でも無理ですね。なぜなら私がしてきたことには全て意味があるのですから」レン「意味がある？これのどこがですか？」(アッサムが金持ちの人と思われる人と食事をしている様子を捉えた写真を渡す)アッサム「えぇ、もちろんあります」レン「ふざけないで下さい。今国民は苦しんでいるのです！あなたのせいで苦しんでいるのですよ⁉︎」アッサム「まぁまぁ、落ち着いて下さい。今から見てて下さい」
(数日後、フィンノイシュ国と仲が悪かったミスシュノイ国と同盟を結んだ)
レン「これは…⁉︎」アッサム「えぇ。だから言ったでしょう？意味があると」
そう、金持ちと思われる人は実はミスシュノイ国の総統だったのだ。
アッサム「これで降りなくてもいいですよね？」
レンはアッサムのしてきたことを振り返っていた。

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