注目の話題: 専業主婦の日常をどう説明したらいいか; 🔥理沙の夫婦生活奮闘記😤パート1️⃣😸ﾆｬﾝ; 牛乳嫌いの我が子に困っています。

記憶か記録か…ドラマ日記

No.488　19/10/27 12:49
匿名あ+あ-

【シーズン枠外ドラマ】

｢少年寅次郎｣2話まで終了。

国民学校の授業風景。ゆっくりとカメラが引いて廊下を徐々に写すと、そこには友達と二人でバケツを持ち立たされている寅ちゃんの姿が(笑)
授業が終わり許されて教室に戻ると、早速教壇に立ち「見よ校長の禿げ頭～」と替え歌で皆を笑わせる、ひょうきんで人気者の寅ちゃん。
この掴み、好きだなあ。

寅ちゃんはさくらが大好きで、学校から帰ると早速子守りを買って出る。さくらをおんぶして「気をつけてねえ」とお母ちゃんに見送られ、角を曲がるまで振り返ってはお母ちゃんの姿を確認する、まだまだ甘えん坊の寅ちゃん。
このシーンでちょっと泣きそうになってしまった。寅ちゃんが愛しくて。

長男は兵隊に取られない、弟の方が先にと思っていた平造は、自分に先に赤紙が届き狼狽。そんなお父ちゃんに優しく接している、いつもの調子ではないお母ちゃんを見て初めて寅ちゃんは気付く。お母ちゃんはお父ちゃんが好きなんだ！

おいちゃんも兵隊に取られ、体の弱いお兄ちゃんも亡くなり、元気の無いお母ちゃん。
“よその子”の自分だけが残った事に、幼いながらに申し訳なさの様なものを感じているみたいな寅ちゃん。

東京大空襲の日。爆撃が収まり皆が防空壕から帰宅する中、寅ちゃんは川の土手までかけて行き赤々と燃える下町方面を見て立ちすくむ。一晩中帰らずに。

朝、家の前で待ち続けるお母ちゃん。寅ちゃんを見ると思わず叩き、「死んだと思ったじゃないか！」「あんたが居なくなったりしたら…あたしはどうしたらいいんだよ」と泣き崩れる。そして抱き締める。
“よその子”なんかじゃない、寅ちゃんは車家の子だよ。実感として分かったかな？寅ちゃん。(このシーン、もう涙でボロボロになった)

ラスト、いつ夫が帰って来ても分かる様に、店から上がった所で寝ている光子。大きな物音。お父ちゃんは戻って来たの？

演出=木本一博