注目の話題: 余裕を持った行動はしないのでしょうか。; エールをください; この人はやめるべき？

不都合な真実

No.24　17/07/20 17:50
不知火ほのか ( ♀ E4gYnb ) あ+あ-

百花はスナックを転々とし、店での名前を変え、引越しを繰り返している内に二十歳を迎えた。

ファッションマッサージ店で働いていたという過去が、すっかり消え去った。
でも、大人たちが百花に植え付けた人格は消えることはなかった。

『何度言ったら分かるんだ！』
『ごめんなさい』

小学３，４年と百花の担任は男の先生だった。
宿題をしてこない、忘れ物が多い百花は、放課後残るように何度も言われた。

『お前が悪いんだぞ！』
百花は子供ながらも、その通りだと思った。

だから、
誰にも言えなかった。

『お前が悪いんだぞ！』
先生はいつもそう言いながら車の中で百花の服を脱がせた。

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