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丁寧に生きる

No.17　16/08/04 20:43
自分を大切に ( ♀ OD7kye ) あ+あ-

私はまだ中学生でまだまだ母は生きれると思ってた。もちろん祖父もそうだったと思う。まさか母がそこまで悪いとは死ぬまで分からなかったのかもしれない。

親戚も母たちも祖父を嫌ったけど、私はそこまで嫌いじゃなかった。本当は優しい人だから。

祖父は子供のときに親に捨てられたも同然だった。馬小屋の中で死にかけたこともある。辛い思いを子供のころからしたと思う。祖母は兄弟の一番上。

変な責任感が働いたのか、私が幸せにしようと思ったらしい。
　
祖父は祖母に暴言をはくし、叩くこともあった。でもそれは祖父が祖母に甘えてるのだと私には思った。子供のころからの寂しさ、愛してもらえない憤りみたいなものがきっと噴き出して、祖母に当たるという形になった。

祖母がそれをしても自分から離れていかないことが祖父にとって、愛と思えたのかもしれない。そうやって確かめないと祖父は不安だったのかもしれない。

祖母も分かってるのか、親戚たちが祖父の悪口をいっても、祖母が祖父をバカにしてるのは聞いたことはない。

祖母もそんな祖父のことをよく分かっていたのだと思う。

それが正しいのか？といわれたら正しくないと思う。共依存ともいえると思う。

その夫婦から産まれた母と叔母はやっぱりどこか愛が足らなくて不幸にみえた。