注目の話題
慰謝料請求の取り下げ、励ましください( ; ; )
不倫相手を忘れらず、家庭に向き合えません
娘と親どちらが悪い?

元カノ。

No.16 15/09/21 23:15
匿名 ( ♀ )
あ+あ-

「でも敦也くんと再会できて良かったな。あ…志帆から聞いたんだけど仲の良い彼女がいるんでしょう?」

志帆とは俺の姉貴だ。

亜由子を何度か実家に連れていったので、姉貴も亜由子を知っている。

奇遇にも亜由子と地元も一緒で、姉貴と亜由子も話が弾んでいた。


「…それが、ふられちゃったんだ。でもよりが戻りそうなんだけど、分からないな」

いずみちゃんは俺の言葉に目を心配そうに細める。


「…そっか。モヤモヤしちゃうね。…あっ!」

いずみちゃんは何かを思い出したかのようにベージュのショルダーバッグからスマホを出した。


「私ね、最近やっとスマホに変えたの!敦也くんもスマホ?」

「うん、そうだよ」

「ラインやってる?」

「うん」

「じゃあ連絡先交換!えっと…」


いずみちゃんは、大人しそうに見えて行動に移すのが早いのは昔からだ。

どうやらラインにお互いの友達登録が分からないらしく俺が、ふるふる機能とバーコードリーダーのことを教え先導した。


「よし!これで連絡がとれるね!私、こっちに知り合い少ないし心強い!相談もあったらのるからね」

「うん」

「じゃあ急ぐからこれ買って、行くね!またね、敦也くん」

「うん、また」


いずみちゃんも車内の芳香剤を手に持ち、足早にレジに向かい会計を済ませると店内を出た。

俺は小さな溜め息をつき同じくレジで買い物を済ます。


早く、亜由子に会いたいと思っていた。

いずみちゃんはか弱い雰囲気だけど、離婚を乗り越えて元気にしている。

それも浮気だ。

辛かっただろう。


だが亜由子は浮気をしたわけじゃない。
好きな人が出来たことはショックだったが、裏切りではない。

頑張ろう。

俺は、いずみちゃんとの再会で元気を貰え、辛いのは自分だけじゃないと強く思えた。


そして亜由子の住むアパートへ向かった。







16レス目(24レス中)
このスレに返信する

小説・エッセイ掲示板のスレ一覧

ウェブ小説家デビューをしてみませんか? 私小説やエッセイから、本格派の小説など、自分の作品をミクルで公開してみよう。※時に未完で終わってしまうことはありますが、読者のためにも、できる限り完結させるようにしましょう。

  • レス新
  • 人気
  • スレ新
  • レス少
新しくスレを作成する

サブ掲示板

注目の話題

カテゴリ一覧