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僕たちの天使

No.24　16/04/10 06:06
旅人あ+あ-

母は一口食べて

『美味しい💖』

私は心の中で思った
(だって‥1969年当時の母親より年寄りである2016年の私だもん😜)

家事も完璧で学校の成績も良く弟の面倒をよく見る私に母は頼るようになった

子供だった時の母は強くて絶対的な存在だった

『ね、お母さん、ピアノは好きな曲を弾かせてね』

母があの手子の手でポピュラーやジャズを禁止にしても

私は飄々と好きなように弾く

弟達は『お姉ちゃん凄い😲』

といつもびっくりしてた

両親は彼氏と仲良しの私を心配した

彼氏が我が家に来るとあえて小学生っぽくしていた

二人で自室にこもることはせず弟達も一緒におもちゃの電車やダイヤブロックで遊んだりした

ダイヤブロックはパーツも沢山あったので

リゾートホテルやプールを作って母や弟に驚かれた

また母に怒られる

けど母のヒステリーは反面教師なので

軽くスルーする

母は怒ると頬を叩こうとする

その手を私が両手で押さえる

『お母さん冷静になって。こんな私だけど‥長い長い長い目で見て欲しい‥必ず幸せにするから』

普通なら泣いて『お母さんごめんなさい』と許しをこうべき所だ

母は梅干しみたいな機嫌の悪い顔になる

『お母さん、今日はロールキャベツ作るから』

あ‥またお母さんに怒られる‥

買い出し、料理、後片付け、台所の掃除‥完璧だ

母が怒ると私は

『ええやん、楽にしてればええやん😊』

私はこんなキャラではなかった

中身2016年の私はヒステリーばかり起こす母を完全になめ切っていた