妊娠後期 妊娠高血圧症候群(妊娠中毒症)の入院治療について
妊娠中毒症から妊娠高血圧症候群に改名されて、かなり症状が絞られて分かりやすくなってきています。妊娠高血圧症を発症した場合は合併症が起こると非常に危険な為、入院する場合があります。
妊娠高血圧症で入院?
妊娠高血圧症で入院することを管理入院と呼んでいます。 通常は、妊娠高血圧症の時は絶対安静なので自宅では管理しきれない為、入院を勧められます。 妊娠高血圧症を発症すると「子癇」を合併するリスクが出てきます。 子癇って、あまり聞いたことがないと思いますがどんな状態なのでしょう。
子癇(しかん)
子癇とは妊娠高血圧症の合併症ですが、発症すると痙攣、意識喪失、視野障害を起こします。怖い点は、分娩中や産褥期(さんじょくき)にも起こる可能性がある点です。症状が重いと死亡することもあります。
子癇の予防法
子癇を予防するには以下の点を守ることが大切です。
定期検診をちゃんと受ける
子癇が発症する原因は不明です。発症を防ぐ為にも妊娠高血圧症候群を初期の段階で発見することが大切になってきます。
食事は減塩を心掛ける
食事は血圧が上がらない為にも減塩を心掛けましょう。
体重管理をしっかりと
太ると血圧が上がりやすくなります。体重管理もしっかりと行いましょう。
ストレスを溜めない
ストレスも血圧上昇の原因になります。リラックスした生活を心掛けましょう。
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