妊娠10ヶ月 ノンストレステスト(NST)の検査内容

妊娠後期に入るとノンストレステスト(NST)という検査を行います。妊娠してから出産まで、本当に様々な検査を行うので昔の人はどうしていたのかと思いを馳せてしまうこともありますが。NSTは、胎児の健康状態の確認と出産に耐えられる状態なのかをチェックします。

NSTの検査はいつ行う

NSTの検査は妊娠34週から37週目くらいに実施されます。この時期は、病院により若干ズレがあります。母親に妊娠高血圧症、胎児に発育遅延などがある場合は実施する時期が早まります。

NSTの検査内容

通常は、分娩監視装置という機械を使用します。胎児のいるお腹に2極のセンサーを装着して胎児の心拍、子宮収縮の状態などを測定します。 このセンサーは胎児の数だけ装着します。測定時間は20分から40分程度です。胎児の状態によっては、もう少し時間がかかることがあります。検査としては痛みがない検査なのでリラックスして受けることができるでしょう。

NSTの測定結果

測定結果はグラフに表示される2本線で診断します。判断の目安としては腹部の張りの後に胎児心拍数が下がるようであれば出産に耐えられないと判断されます。胎児の心拍数が頻繁に下がるようであれば、帝王切開になることもあります。

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