会陰切開の流れ

出産をする時に胎児は母体の会陰から外に出てきます。胎児の頭部が丁度、出てくる時に会陰が裂けてしまうことがあります。日本人の会陰は世界でも最も伸びにくいとオーストラリアの研究で判明しています。最近は、会陰マッサージなどで会陰裂傷や切開を防ごうという指導もありますが初産の時は、会陰裂傷や切開は免れることは難しいとされています。

会陰切開って

会陰切開は分娩時に肛門や直腸までの裂傷を避けるために会陰部をハサミで切開します。 会陰切開は全体の約70%が経験しています。ほとんどの方が会陰切開を体験しているようです。 切開の仕方には正中切開、正中側切開、側切開の3パターンあります。

会陰切開後に痛みが…

会陰切開後に痛みを感じる場合ですが以下のような原因が考えられます。

  • 患部にばい菌が入った
  • 切り過ぎた
  • きつめに縫合しすぎた

とにかくそのまま放置せずに担当医に相談する。それでも納得できない場合は、セカンドオピニオンにかかりましょう。特に痛みが1年以上も続くのはおかしいので、ちゃんと診て貰ったほうがいいでしょう。 医師の技術にも差があります。丁寧に縫合してもらうと回復が早いようです。縫合する場合は溶ける糸を使う、傷口がふさがったら抜糸する方法がありますが、抜糸する方法のほうが痛みが早くなくなるようです。

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