妊娠10ヶ月。お産が始まらないときに使用するラミナリアとは

ラミナリアは出産予定日間近になっても出産の兆候がない場合に使われます。ラミナリアで子宮口を拡げて分娩を促進する器具です。この器具を挿入する時に痛みを感じる人もいますが、まったく痛みを感じない人もいます。どのような仕組みで子宮口を拡げていくのか調べてみました。

ラミナリアとは

ラミナリアの成分は海藻です。形状は細長い棒状で持ち手側んび丸い輪っかが付いています。直径は2~8mm、長さは6~8cm程度。膣内に挿入することで水分を吸収して子宮口を拡張します。この状態でラミナリアの直径は1cm程度になります。ラミナリアの形状や素材については病院により個人差があります。中には海藻ではなく人工の高分子素材を使っているタイプもあります。挿入部分の先端も尖っているタイプ、円柱タイプなどがあります。入れる本数は妊娠週数と出産経験により変わってきます。

挿入中の痛みの緩和方法

ラミナリアを挿入中に痛みを感じたら…。是非、試してみて欲しい方法があります。

手足を脱力する

内診台に上がったら手足を力を脱力します。吐き出す呼吸は長くします。身体の力を脱力することで痛みを軽減することができます。よく通常の婦人科の内診でも「身体の力を抜いてリラックスしてください。」と言われますが、あれと同じです。

楽しいことを考える

他の事に意識を向けることで患部に神経が集中しづらくなります。出産が終わったら行きたい場所。食べたい物。好きな俳優やスターとデートする妄想などでもいいでしょう。

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