バージンロードで12回つまずいたことは私の誇り

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匿名さん
2025/01/07 09:42(更新日時)

ずっと姉弟差別的なことをされ、親から弟との比較を受けてきたから、挙式では母親からのベールダウンや父親のエスコートはしてもらわず、夫とふたりでバージンロードを祭壇まで歩いた。

当日、祭壇に辿り着くまで私は絨毯の上で12回もドレスの裾を踏んでしまい、その度に立ち止まって、やり直して、また歩いて、と必死にふたりで歩いて行った。3分以上はかかったと思う。

でも、終わってから思い出したことがあって、式の準備の中で担当プランナーさんが、「バージンロードは新婦のそれまでの人生を表しているんですよ」って教えてくれたことがあった。

そうだとしたら、5歳の時からずっと比べられる家庭環境に悩んで、成長するごとに卑屈になって、本当の自分が誰なのか分からなくなって、だんだん人とうまく付き合えなくなって、仕事も何十社とわたりあるいて、何度も死にたいと思って、躓いて、立ち止まって、必死に生きてきた人生をそのまま表していたと思う。

母親が披露宴で夫に「あなたが何度も裾をふんでいたのよ」と文句を言っていたけど、躓きながら生きてきたのは私で、裾を巻き込んで踏んでいたのも私で、私の必死に生きてきた人生そのものが表現されていて、清々しかったよとどこかで伝えたい。1つの乱れもなく綺麗に歩く新婦じゃなくて、私はよかったと思う。

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No.4213321 2025/01/07 09:42(スレ作成日時)

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