笑って過ごしたい日々

レス1 HIT数 363 あ+ あ-


2022/08/19 23:33(更新日時)

「ねぇお母さん。私、学校嫌だ。」
シンプルに伝えた。
「なんで嫌なの。」「いじめられた。」
「そうなの?麻美子。」私は泣いた。
めちゃくちゃ泣いた。
全部話せないけど、ちょっとは解決した気がした。
そんな私がバカだった。
お母さんは、自己中だ。
お父さんは忙しいから連絡は取れない。
お母さんに連絡した時は、自己中というとこ忘れてたんだろうと思う。
そして次の日。
「おい村野〜。今日もやったろか?」
「………。」
「返事しないならやるぞ!皆、かかれ!」
「辞めなさい!!」「ん?お前誰だよ。」
「知らないの?この、柔道世界一に輝いた、
この学校のシンボル生徒の、弓野杏香を!」
「ゆ、ゆ、弓野杏香(ゆみのきょうか)
だとー!」
「大丈夫、村野さん。」「あ、ありがとうございます。それにしてもなんで。」
「人を助ける事の何が悪いの。じゃあね。」
「ちょっと!」
弓野さんは、去ってった。
も急いでその場をさり、弓野さんの元へ走った。
「弓野さん。ハァハァ。」「何?」
「知らない人に、助けることが出来るって凄いですね。」
「それを伝えに?」「はい。」
「しょうもな。」「え?」
「そんな所に感心してる場合?ていうか、私
村野さんのこと、知ってたから。」
「え?」私は驚いた。影のない薄ーい人間。
何で、そんな人のことを知っていたの?そう思っていた。
「だって、英語コンクールで、凄ーい成績取ってたじゃん。だから、フツーに知ってんだけど。それにしても、自分の事わかってなくて草!wwwww」「笑わないでくださいよ。」「ごめんごめん。だって、プスッうけるんだもん。ていうか、村野さんって貧乏?」
「えっ。」「だってさ、お母さんとお父さん、いっつも、懇談会とか、授業参観とか来ないじゃん。だから、思っただけ。」
「…。」「なんかごめんね!じゃあ!」
わたしは、大声で言った。
貧乏じゃないから!自分の意思だから!」
涙をポロポロと流しながら、私は、走ってその場を去った。
そして次の日。
「村野さん!」「弓野さん?」
「ハァハァハァ。自分の意思ってどういう事なの?」
「私って、お母さんも、お父さんも、IT企業の社長なの。」「えーっ!すごっー!」
「そして、外国に引っ越す事になって。」
「行かなかったの?」「そう。だから、懇談会とか授業参観とか来なかったの。」
「そういう事ね。村野さん!」
「?」「私と友達になってくれませんか?」
「えっ?」「私、こうやって落ち着いてて、でも頭がいいっていうギャップがある子好きなの。村野さんは本当に私が思っていた人なの!昨日はごめんね。」「はい。ぜひ、友達になれるなら…。」
「やったー!私さ…。友達いないんだよね」
「ん?友達がいない。えっー?!そうなの!?」
「驚かないでよ。私さ、友達いたのに…。
全員に裏切られた。」

作者のひなりです。
麻美子は、頭がいい子です。
でも、ちょっと嫌われやすいタイプの人間です。私もどっちかっていうと、麻美子みたいに、守ってやられる側なのかも。
今、私は学校で、喧嘩をしています。
胸ぐらと髪の毛を引っ張られて。
そして、机につばをかけられ、学校に行った時には私に聞こえるように、ぐちを言ってきます。
もう、どゆこと?って感じです。
続きも楽しみにしていてください

No.3610009 (スレ作成日時)

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No.1

弓野杏香ちゃんめっちゃかっこいい!続きが楽しみです。

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