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ひなり（ 10代 ♀ uNYbob ）
2022/08/18 21:10(更新日時)

私は、村野麻美子（むらのまみこ）。
高校1年生。私は学校でいじめられていた。
いじめの原因は、わかる。
私の中学の時の同級生の、山田柚華（やまだゆずか）がいじめられていて。かばったら。
標的が私になった。
柚華は、私と仲が良かったから。
見て見ぬフリをしたくなかったから。
柚華と、別れたくなかったから。
かばったの。
かばったら、いじめ集団に、
「お前私たちにやられたいの？
山田かばうなら、お前やってやるよ。」って言われた。
かばった事の何が悪いわけ？
言い返した。
「かばうのが何か悪い？かばったら、いじめられたいって言ってる事と一緒？意味わかんない。」
すると…。
「口答えか？ふーん。相当強気だな。でも、俺たちにはお前だけじゃ無理だな。ﾊｯﾊｯﾊｯﾊ」
去っていった。
「柚華。大丈夫？」
「ありがとう麻美子。それにしてもあの人たちどうかしてるわ。」
「本当それな。柚華と何かあったの？」
「……。いや。何もないよ。」
「ならなんで、柚華にする必要があったのかな。」
「………。教室戻るね。」
「うん！バイバーイ！」
それにしても、なんで、柚華が標的になってしまったんだろう。
影で何かあったんだろう。
そう思っていた。
いじめ集団にたまたま会った。
どうしよう。私がとうとういじめられるばん。
「またお前か。やっぱり、俺らにやられたかったんだな。
お前ら！コイツにかかれ！」
「うわっ！やめて！」
凄くやられた。これを毎回、柚華は…。
可哀想に。でも、柚華には、多分もういじめ集団はいかない。
私が標的になった限り、もう止められない。
私がいじめ集団にやられて、柚華は、今までみたいに幸せに仲の良いこと過ごせる。
よかったね。
「山田か。お前もやるか？」
「柚華！そっち側だったの。」
「…。ごめんね。麻美子。私、
こっち側なの。」
「じゃあ、私が助けた時、なんでやられていたの？」
「仲間が、「あいつなら、やれそうじゃね？」って言って。」
「だからって、従う事なの？
そんなに柚華ってバカだったの？
いい事と悪い事の区別もつかない
柚華め！もう、柚華のこと嫌い！
大っ嫌い！もう、二度と私に関わらないで！さよなら。」
「待って麻美子！」
「私に話しかけないで。
絶交よ！」「麻美子！」
私は、この場から去った。
柚華は作戦にのった、って訳か。
父親も、母親も、外国で仕事中。
わたしは、1人で、日本に残り、
高校生活を過ごしている。
つらい。
食事だって、私が作って。
貧乏じゃないの。でも、外国で仕事して。
ていうか、みんな、私が外国に行けば済む話だと思うじゃん？でも違うの。
私、もともと帰国子女なの。
だから、英語も喋れて、日本語も喋れる。
みんなが憧れる存在で。
中学3年の時、高校に行くか、外国に行って、親と一緒に過ごすかを判断しないといけない時期になった。
正直、親といたかったし、でも、柚華と一緒に高校行きたかったし。
結局、高校に行く事にして、親の元を離れた。
そしたら、こうなった。
転校すればいいと思うけど、仲良い友達いるし。
どうしたらいいかわかんなくて。
自分の気持ちをコントロールできなくて。
ついに、わたしは、お母さんに伝えた。
「ねぇお母さん。私、学校嫌だ。」　

作者のひなりです！
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