続々**皆で作ろう
姿麗しき女性・クィーン。
誰もが、魅了されるその美貌と笑顔の 裏側に隠された
魔の心。
それを知りながらも、彼女に愛情を持ち続け 生死をさまよいながらも、歩む 王族のスパーク。
波乱に満ち溢れた 中世を舞台にした
物語。
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【美しき 牢獄 】
スパークなら、飲んでもそれ程の影響は無いだろうが… アルコールを再び飲まされた後、クィーンは眠れる所か 気分が悪すぎて
寝られなくなり、やっと落ち着いたと思う頃は 朝だった。
それでも、スパークからの気持ちは届いていた。
………
クィーンは、暗黒の血を引いていると王から聞かされた。
そして 世界を広げる為に力を付ける様にも話した。
クィーンには、確かに君臨していけるだけの根性はあるが 王の命令に、逆らうだけの根性も同じ位あった。
『 暗黒の血を引いて、此処に住んでも 貴方には服従しませんからね! 』
>> 10
本心から、平気であった。そうだからと言って 愛が無い訳でもなく 無事で元気で過ごして行けてるなら良いと思っていたのだ。
水面から 中に入る事は出来ない。もし入ったとしても又同じ場所に戻るのだ
『…仰る通りに、拝見させて頂きましたが それが何なのでしょう? 』
とクィーンに言われて、グレンがうろたえた位だったが
ある考えが浮かんだ。
クィーンの性格を
もっと強くする様に試練を与える。
確かに、もう二度と「 嫉妬 」などと言う類のものは、断じて芽生えないが、
これから先、スパーク(キラ)とルナの情景を見せる。
そうした上で
クィーンは、スパークを「信頼」するのかを試す為だ。
又 クィーンの性格を より強くして
負けん気にさせる事で、スパークが
クィーンを受け止めるのかも見たかったのだ。…続…
グレンはスパークの世界に、時々 クィーンの姿を映し出す事にした(これは こちらで書きますね)
すぐ側に、自分の好みのタイプがいる。そんな時に また違ったタイプのクィーンを 有りのまま
映す。
どんな心境になるのか…?
と 興味が沸き始めた為だ。
又 クィーンの方にもグレンは、この王室に
男性を実体事 引き込んだ。
この人は、病に倒れていて 生死をさまよっていた。
年齢は クィーンより一個上で18歳。パートナーはいない。その人物を 怪し気な魔術を使って 連れてきた。
>> 13
この男性の名は、アレック。
アレックの性格は
クィーンの好みでは無い。しかし クィーンは 病人や怪我人を足蹴りにする様な所はない。
突然 現れたアレックとの出会いの中で 気を強くして行く
試練を与える。
王は、どうしても この世界を広げたかった。だが クィーンがいる暗黒の世界には 例え 病であろうと 怪我であろうと…情けをかけては、ならないからだ。 アレックと王やゼルベベに、血縁関係は無く 全くの他人だ。なかなか 良い人材が無く 諦めかけた時に たまたま見つけたから
巻き込んだ訳だ。
- << 16 『 クィーン。人が迷い込んで来た。看てやってくれないか? 』 ゼルベベは、広い 広い…王室を歩きながら クィーンに、こう話した。 『 労れば 労る程 病は重くなる。治らずとも…軽くするには どうすればいいか考えて下さい 』 その後、病人の名前と年齢。貴族の中でも、中流階級出身である事。病の為に、此処に迷い込んだ。 とだけ話して 気強さ・負けん気の有りのままの姿を、スパークに見せる為でもあるし、世界を広げる為だけに 彼を巻き込んだ話は伏せておいた。
>> 14
この男性の名は、アレック。
アレックの性格は
クィーンの好みでは無い。しかし クィーンは 病人や怪我人を足蹴りにする様な所はない。
…
『 クィーン。人が迷い込んで来た。看てやってくれないか? 』
ゼルベベは、広い
広い…王室を歩きながら クィーンに、こう話した。
『 労れば 労る程
病は重くなる。治らずとも…軽くするには どうすればいいか考えて下さい 』
その後、病人の名前と年齢。貴族の中でも、中流階級出身である事。病の為に、此処に迷い込んだ。 とだけ話して
気強さ・負けん気の有りのままの姿を、スパークに見せる為でもあるし、世界を広げる為だけに 彼を巻き込んだ話は伏せておいた。
- << 18 部屋に入ると、顔色の悪いアレックが寝ていた。 ゼルベベの言った事を忘れた訳では無いが、例えそれが スパークでなくとも 放置には出来なかった。 ****************** アレックが目を覚ました時、 見た事もない女性がいて その人は 何もかもが、煌めき輝いていた。 名前は クィーン。雰囲気からして、その名にふさわしいと感じた。 『 気休めにしかならないかも知れないけど… 』と言い手厚く看病をして貰いながら、治る・治らないよりもクィーンの その気持ちが嬉しく感じていた。 見ず知らずの自分を気味悪がらず 接してくれたからだ
>> 16
『 クィーン。人が迷い込んで来た。看てやってくれないか? 』
ゼルベベは、広い
広い…王室を歩きながら クィーンに、こう話した。
『 …
部屋に入ると、顔色の悪いアレックが寝ていた。
ゼルベベの言った事を忘れた訳では無いが、例えそれが
スパークでなくとも 放置には出来なかった。
******************
アレックが目を覚ました時、
見た事もない女性がいて その人は
何もかもが、煌めき輝いていた。
名前は クィーン。雰囲気からして、その名にふさわしいと感じた。
『 気休めにしかならないかも知れないけど… 』と言い手厚く看病をして貰いながら、治る・治らないよりもクィーンの その気持ちが嬉しく感じていた。
見ず知らずの自分を気味悪がらず
接してくれたからだ
- << 21 今まで、クィーンに近づく男性は(一部を除いて) 大体が 美貌や容姿・魅惑的部分に惹かれて、体が目的だった者が多かった。 だが、アレックは違った。確かに、美しく魅力的な女性だと感じているのだが それよりも 内面性に惹かれたのだ。 これ迄、育ってきた家庭でも 不治の病に冒された自分を隔離した程だった。 お仕えの女性も 病と聞くと、さっさと荷物をまとめたり 兄弟姉妹の付き人となったりした。 新しく 仕える身となった女性も、隔離された病人と知ると 彼から離れて行っていたのだ。 此処が、暗黒の世界だからか… 自分が伝染病に掛かってると話しても クィーンは、逃げずに 『 病気の人は心配です 』と言い看てくれた。
>> 18
部屋に入ると、顔色の悪いアレックが寝ていた。
ゼルベベの言った事を忘れた訳では無いが、例えそれが
スパークでなくとも 放置には出来なか…
今まで、クィーンに近づく男性は(一部を除いて) 大体が 美貌や容姿・魅惑的部分に惹かれて、体が目的だった者が多かった。
だが、アレックは違った。確かに、美しく魅力的な女性だと感じているのだが
それよりも 内面性に惹かれたのだ。
これ迄、育ってきた家庭でも 不治の病に冒された自分を隔離した程だった。 お仕えの女性も
病と聞くと、さっさと荷物をまとめたり 兄弟姉妹の付き人となったりした。
新しく 仕える身となった女性も、隔離された病人と知ると 彼から離れて行っていたのだ。
此処が、暗黒の世界だからか… 自分が伝染病に掛かってると話しても
クィーンは、逃げずに
『 病気の人は心配です 』と言い看てくれた。
- << 23 クィーンとアレックは、実体同士であったが アレックが伝染病でも 彼女は 並々ならぬ生命力と体力があったのと 彼を脅かしている 「病魔」を取り入れ始めていた。それは クィーンのモノとなる為 うつる事も無いのだ。 …ただ、此処は暗黒の世界。アレックにとっても「幸」にはならない… ********* 【 光景 】 王は、クィーンの 姿をスパークに 映し出した。 (アレックの事は、まだ見せていない) ……… 『自分で出来るわよ!!放っといて頂戴!』 ロミオに言い放った。 『君が、棚の上の物を取りにくそうに していたから手伝ってあげようと思っただけだよ』 クィーンの背丈は、160cm程あるので 小柄な方では無いのだが 棚の上から 取ろうとしていた タオルには届かず その辺にあった台を使おうとしたが ガタガタでフラフラだった。それでも 使おうと思い足を掛けた時に、気付いた ロミオが横に来て そのタオルを取って渡そうとしたのである。 『取って“あげよう”ですって!? 恩着せがましいです事。台に乗れば取れます!』
- << 24 クィーンとアレックは、実体同士であったが アレックが伝染病でも 彼女は 並々ならぬ生命力と体力があったのと 彼を脅かしている「病魔」を取り入れ始めていた。それは クィーンのモノとなる為 うつる事も無いのだ。…ただ、此処は暗黒の世界。アレックにとっても「幸」にはならない… ********* 【 光景 】 王は、クィーンの姿をスパークに 映し出した。(アレックの事は、まだ見せていない) ……… 『自分で出来るわよ!!放っといて頂戴!』ロミオに言い放った。 『君が、棚の上の物を取りにくそうにしていたから手伝ってあげようと思っただけだよ』 クィーンの背丈は、160cm程あるので 小柄な方では無いのだが 棚の上から取ろうとしていたタオルには届かず その辺にあった台を使おうとしたが ガタガタでフラフラだった。それでも 使おうと思い足を掛けた時に、気付いた ロミオが横に来て そのタオルを取って渡そうとしたのである。 『取って“あげよう”ですって!? 恩着せがましいです事。台に乗れば取れます!』
>> 21
今まで、クィーンに近づく男性は(一部を除いて) 大体が 美貌や容姿・魅惑的部分に惹かれて、体が目的だった者が多かった。
だが、アレックは違…
クィーンとアレックは、実体同士であったが アレックが伝染病でも 彼女は
並々ならぬ生命力と体力があったのと 彼を脅かしている
「病魔」を取り入れ始めていた。それは
クィーンのモノとなる為 うつる事も無いのだ。
…ただ、此処は暗黒の世界。アレックにとっても「幸」にはならない…
*********
【 光景 】
王は、クィーンの
姿をスパークに
映し出した。
(アレックの事は、まだ見せていない)
………
『自分で出来るわよ!!放っといて頂戴!』
ロミオに言い放った。
『君が、棚の上の物を取りにくそうに
していたから手伝ってあげようと思っただけだよ』
クィーンの背丈は、160cm程あるので 小柄な方では無いのだが 棚の上から
取ろうとしていた
タオルには届かず
その辺にあった台を使おうとしたが
ガタガタでフラフラだった。それでも 使おうと思い足を掛けた時に、気付いた ロミオが横に来て そのタオルを取って渡そうとしたのである。
『取って“あげよう”ですって!? 恩着せがましいです事。台に乗れば取れます!』
>> 21
今まで、クィーンに近づく男性は(一部を除いて) 大体が 美貌や容姿・魅惑的部分に惹かれて、体が目的だった者が多かった。
だが、アレックは違…
クィーンとアレックは、実体同士であったが アレックが伝染病でも 彼女は 並々ならぬ生命力と体力があったのと 彼を脅かしている「病魔」を取り入れ始めていた。それは クィーンのモノとなる為 うつる事も無いのだ。…ただ、此処は暗黒の世界。アレックにとっても「幸」にはならない…
********* 【 光景 】
王は、クィーンの姿をスパークに 映し出した。(アレックの事は、まだ見せていない)
………
『自分で出来るわよ!!放っといて頂戴!』ロミオに言い放った。
『君が、棚の上の物を取りにくそうにしていたから手伝ってあげようと思っただけだよ』
クィーンの背丈は、160cm程あるので 小柄な方では無いのだが 棚の上から取ろうとしていたタオルには届かず その辺にあった台を使おうとしたが ガタガタでフラフラだった。それでも 使おうと思い足を掛けた時に、気付いた ロミオが横に来て そのタオルを取って渡そうとしたのである。
『取って“あげよう”ですって!? 恩着せがましいです事。台に乗れば取れます!』
- << 26 『 アマリリスも気弱な方じゃ無かったけど、少しは僕に頼ってくれてたよ。 君の気持ちも分かるけど… ある程度の事なら、僕に頼んでいいんだよ』 とロミオは言った。 この暗黒の世界で、クィーンと再会して アマリリスと比べてしまう時が幾度かあった。 アマリリスも、大概 強かったが クィーンに比べたら普通に思えてきていた。 それ位 負けん気が強かったのだ。 『アマリリスが貴方を頼ってたなんて そんな事、知らないわよ!! なぜ私までそれに合わせなきゃならないの!?』 『 タオル一枚で、そんなに怒らなくても…。 その台じゃ危ないから 取らさせて頂きます』
>> 24
クィーンとアレックは、実体同士であったが アレックが伝染病でも 彼女は 並々ならぬ生命力と体力があったのと 彼を脅かしている「病魔」を取り入…
『 アマリリスも気弱な方じゃ無かったけど、少しは僕に頼ってくれてたよ。
君の気持ちも分かるけど… ある程度の事なら、僕に頼んでいいんだよ』
とロミオは言った。
この暗黒の世界で、クィーンと再会して アマリリスと比べてしまう時が幾度かあった。
アマリリスも、大概 強かったが クィーンに比べたら普通に思えてきていた。
それ位 負けん気が強かったのだ。
『アマリリスが貴方を頼ってたなんて そんな事、知らないわよ!! なぜ私までそれに合わせなきゃならないの!?』
『 タオル一枚で、そんなに怒らなくても…。 その台じゃ危ないから 取らさせて頂きます』
>> 26
と 少し言葉を変えて、クィーンが言い返さない内に さっとタオルを取って
渡した。
『どうも有り難う』
勝ち気であっても
礼儀は忘れず、タオルを手にして 別室へと向かおうとした時 ロミオは クィーンに
『 誰かに頼るのが、嫌いなのかい? 』と訊ねた。
『 好き・嫌いの問題じゃないわ。相手が誰であれ…何でも かんでも、頼ってしまうとイザと言う時 一人では何にも出来なくなるでしょう。少しでも何かあれば、直ぐ頼れば良い。 そんな 甘ったれた考え方…悪いけど嫌いだわ』
と言い捨て部屋を出た。
… 棚の上のタオル
~此処までの、クィーンの姿をそのまま スパークにグレンは見せていた。
また 王自体は、クィーンを見て ますます気に入っていた。
【アレックとの時間】
アレックの「病魔」を吸い込んだ事で 、彼は 僅かな時で回復した。
たった“僅か”な時間でさえ もう既に アレックは、クィーンが、少し…
いや かなり気が強く 困難に打ち勝って行けるだけの精神力もあると分かった。それ程 負けん気が現れてたのだ。
例えてみると「野に咲く、しなやかな可愛い一輪の花」があるとすれば
クィーンは
「棘がありながらも、一瞬で惹きつける バラ」の様だと思った。
そのバラを、無理に取ろうとすれば
棘が忽ち刺さり
痛い思いをする。
しかし 棘ごと包み込めば 益々見事に 咲き誇るであろうと。
>> 32
人それぞれ好みは
あるが、アレックは クィーンの気強さも好きになった。
許されるなら、この薔薇を大切にしたい とさえ思い始めていた。
******************
例によって、グレンは クィーンに
スパークが別の女性と暮らし始め、安泰した生活を送り続ける中で 女性との間に子供が出来た事を 教えて 映し出した。流石に“行為”まで 映して見せはしなかったが、子供が出来たと言う事は
それなりの事をしたからだ。
それでも、何とも思わずに平気でいているクィーンに グレンは 色々とけしかけて、その女性がラファエルだとも教えた。
『スパークは、此処から出た時に“力をつける”と仰ったわ(思念) こうなったからには、何か訳がある筈よ。私 信じてますもの 』と
きっぱり言った。
『 これが“現実”になったとしても?
』
『それなら、それで構わないわ。スパークの子供が欲しいと言う願いは届いたのですもの』と笑顔で答えた。
- << 35 グレンは、それを聞きスパークが「汚れた」様に話したが 『そうでしょうか? 私は、汚れているとは思いませんわ。 スパークは そんな方では有りません』 ひるむ事もなく、嫉妬もなく…断言した クィーンを見て 此処まで 気丈だったとは思ってなかった。そして更に強くしょうと考え始めていた。
※スパークは、人の年で19歳です。
クィーンより二つ上ですよ。
******************
水面から、出産を見た後 クィーンは
自分の空間に入り
オナカへ更なる
魔力 そしてアレックから受け取った
病魔を注ぎ込んだ
…私は、スパークが必要よ…。一緒にいて、落ち着ける人はスパークだけだもの。でも!子供は要らない!!…
そう決意をした。
こんな事をしなくても 一回目の魔力で産まれなくなっているのだが、クィーンは 厳重にしたのだ。
- << 43 この時、クィーンは スパークが近く迄 来ている事を知らないでいた。 ******************【クィーンの苦悩】 避妊の事は、暗黒とは全く関係なくて クィーン自身の気持ちだった。 気持ちの問題と言えば、もう一つ。 クィーンは 四六時中、誰かと一緒!と言う事が苦痛だった。例え 数時間でもいいから“自分一人の時間”が欲しい質だったのだ。 スパークを、パートナーとして愛し受け入れたのも彼が 愛だけではなく「自由の時間」を与えてくれたからだ。 勿論 スパークだからこそクィーンも愛した訳だが。 そんなクィーンに取って、この暗黒の世界で苦しいのは「束縛」だ。 特にロミオ! 元々 独占欲が強い彼は、 王からの命令も何なく受けた。 入浴(地の池 地獄)と就寝 着替え 以外は、とにかく何処でも付いて回ってきた。ちょっと 席を立っただけで 行き先を聞く。僅かな時間でも、一人でいる事すら許さず 必ず横に来る。とにかく鬱陶しくて仕方が無かった。 “些細な事”でも イチイチ手を出す。口を挟む。 彼の付きまとい方は 尋常で無かった。 クィーンは、彼の言う事 なす事 全てが煩わしくて ギャンギャンと 言い返していた。
>> 41
※スパークは、人の年で19歳です。
クィーンより二つ上ですよ。
******************
水面から、出産を見た後 クィー…
この時、クィーンは スパークが近く迄 来ている事を知らないでいた。
******************【クィーンの苦悩】
避妊の事は、暗黒とは全く関係なくて
クィーン自身の気持ちだった。
気持ちの問題と言えば、もう一つ。
クィーンは 四六時中、誰かと一緒!と言う事が苦痛だった。例え 数時間でもいいから“自分一人の時間”が欲しい質だったのだ。
スパークを、パートナーとして愛し受け入れたのも彼が
愛だけではなく「自由の時間」を与えてくれたからだ。
勿論 スパークだからこそクィーンも愛した訳だが。
そんなクィーンに取って、この暗黒の世界で苦しいのは「束縛」だ。
特にロミオ! 元々 独占欲が強い彼は、 王からの命令も何なく受けた。
入浴(地の池 地獄)と就寝 着替え 以外は、とにかく何処でも付いて回ってきた。ちょっと 席を立っただけで 行き先を聞く。僅かな時間でも、一人でいる事すら許さず 必ず横に来る。とにかく鬱陶しくて仕方が無かった。
“些細な事”でも イチイチ手を出す。口を挟む。
彼の付きまとい方は 尋常で無かった。
クィーンは、彼の言う事 なす事 全てが煩わしくて
ギャンギャンと
言い返していた。
>> 44
いざとなれば、持ち前の根性で 道を切り開いて行く。…のだが、結構 世話が焼けると言う点もあった。
先述したタオルの件も、そうだし 彼女がする事は危なっかしいのだ。
ロミオは、いつもハラハラしっ放しだった。
『君には、満ち溢れた体力と気力 そして…ゴキブリ並みの生命力の強さがあるのは分かってるよ。 でも、そんなに
高いヒールを履いて 縄梯子を登るのは
やめておこう』
『“やめておく”か“やめない”かは、私が決める事ですわ!貴方じゃない!
付いて来ないでよ!』
『いや。行くよ。
何処までもね』
クィーンは苛立ち
ロミオに、食ってかかっていた事がある。( スパークが
ラファエルと暮らしていた時)
>> 45
クィーンは、言いたい事を言い やりたい事ばっかりしている訳でも無かった。
この暗黒の世界から、逃げ出す手だては有った。契約が嘘だったと知った時に、ゼルベベが口を滑らせた事から脱出方を手に入れた。
でも 彼女は、絶対逃げなかった。
『スパークが きっと来てくれる。
あの人に抱き締められたら落ち着くの』と言っていた。
だから ロミオの束縛に付き合わないとならなかったのだ
(言い返してるけど)
…続…
- << 48 そんな、クィーンを アレックは見守っていた。と言うか 放っておいた。 余りにも危険な場合は、ともかく そうでないなら 思う様にさせておいて、困惑しきって どう仕様もない状態になれば 手助けをした。そうすれば 怒ってくる事は無いからだ。 アレックは、惚れた弱味か…クィーンを見ていて楽しく思えたのだ。 たった これだけの時間で、此処まで そう思える女性と会ったのは 初めてだった。外見よりも 内面全てが気に入り一緒に過ごせば 色んな意味で、刺激的な日々が約束されているであろうと思った。そんな時に クィーンから、パートナーである スパークの話しを聞いたのだ
>> 46
クィーンは、言いたい事を言い やりたい事ばっかりしている訳でも無かった。
この暗黒の世界から、逃げ出す手だては有った。契約が嘘だったと知…
そんな、クィーンを アレックは見守っていた。と言うか
放っておいた。
余りにも危険な場合は、ともかく
そうでないなら
思う様にさせておいて、困惑しきって
どう仕様もない状態になれば 手助けをした。そうすれば
怒ってくる事は無いからだ。
アレックは、惚れた弱味か…クィーンを見ていて楽しく思えたのだ。
たった これだけの時間で、此処まで そう思える女性と会ったのは 初めてだった。外見よりも 内面全てが気に入り一緒に過ごせば 色んな意味で、刺激的な日々が約束されているであろうと思った。そんな時に
クィーンから、パートナーである
スパークの話しを聞いたのだ
>> 51
無論 スパークとクィーンが再会すれば 身を引く。
ロミオと違い、アレックには、潔さが有った。
そんな想いなど知らずに、クィーンは
『こんな世界で、ご友人が出来るなんて思わなかったわ。暗黒を抜けても、ずっと友人でいましょうね』
と本人に言っていた。
******************【砂漠での光景】
神殿に向かった時の 思念は、クィーンに届いた。返事をしょうとした時の事だ
………
(グレンは、砂漠を進むスパークに クィーンを映し出した。今度は 行動も声も有りのままの姿だ)
『いい加減にして!
私に 付きまとわないで! 王の命令だからって異常よ!!』
これ迄 クィーンは
ロミオに限らず
スパークにも、勝ち気に色々と言い返してきていたが
今の様な金切り声で、反発したのは
初めてだった
>> 64
【 深い悲しみ 】
クィーンが、目を覚ますと 側にいたのは「 キラ 」だった。
キラは スパークそっくりの言動で、クィーンに話しかけていた
『…貴方は、どなたでしょうか? スパークは、おられないの? 』と訊ねた。
クィーン救出後は、 ラファエルらに
スパークを消滅させる様に話していた事。もし 生きながらえても、持って2・3年…
と言う事をクィーンは全く知らずにいた。
- << 67 キラは、スパークの事を触れずに グレンが王となった理由・ゼルベベの事・ルナの話もして行き、また 自分の事も話していった。 ・・・ 話しが済んだ時、 クィーンは 涙は出てなかったが それを、見ている者の方が 胸を締め付けられる様な 深い深い悲しみを込めた瞳をしていた。
>> 65
【 深い悲しみ 】
クィーンが、目を覚ますと 側にいたのは「 キラ 」だった。
キラは スパークそっくりの言動で、クィーンに話しかけて…
キラは、スパークの事を触れずに
グレンが王となった理由・ゼルベベの事・ルナの話もして行き、また 自分の事も話していった。
・・・
話しが済んだ時、
クィーンは 涙は出てなかったが
それを、見ている者の方が 胸を締め付けられる様な 深い深い悲しみを込めた瞳をしていた。
- << 69 そこに、ルナが入ってきて クィーンの 瞳を見て…彼女も スパークの話しが出来なかった。 ずっと暗黒の世界に 籠もり続けていた クィーンを気晴らしにと散歩に連れ出した。 そこで、亡骸を見つけて ルナが魔法で 自分達のお城に連れて行き キラが保管した。 クィーンは、 『ラファエルが居る所に連れてって頂けます?』と言い ルナとキラは ためらったが、彼女をお城に送った
>> 68
スパークは、城につくと、キラとルナに神の力を返した。そして、剣に残された神の力を封印して、ルナに預けた。『私は、神として、残りの人生を生きた…
【 天使との再会 】
『 ラファエルお久し振りね 』
魂を保管し終えた所だった。
振り向き 立ち上がるラファエルに、クィーンは泣きつく様にして 飛びついた。
『スパークがね、亡くなったの…』
その声は、辛く切なく悲しみに満ち溢れていた。
ラファエルは、クィーンを慰めた。
すると 耳元で…
『 貴女…あれだけ、スパークに愛を持っておられたのに、余りお悲しみにならないのね。何か ご存知ですの…?』
と、囁いた。
ラファエルは首を横に振り続けた
>> 73
『 そうですか。
スパークの体に、剣で突かれた後がありましてね。私 スパークが自害されたと思っていたのですよ。所が 辺りを見回しても、剣なんて何処にもない。
・・・色々 考えてみた結果 行き着く先は、貴女かミカエルだったのよ。
でもね、ミカエルは 私に直接 悪戯や 憎しみを(魔法で)与えてくる!
スパークには 何もしやしないわ!!
- << 76 先程 ミカエルともお会いし、スパークの事をお話しました。そうしたら、その場で泣き崩れてしまわれたの。 今は 部屋で休んでおられます。 ・・・ 行き場の失ったものは、苦しみに苦しんで 魔物と化しますのよ。そんな スパークの魂を 貴女は どうするおつもりなのかしらね? 』 と言った瞬間、ラファエルから力を奪い それを使って 魂を取り出した。
>> 78
ラファエルを襲った 魔獣のスパークをクィーンが引き離して、口づけをし
包容をした。
『 ラファエルが貴方を消滅出来る筈ないでしょう…』と
言って、魔獣ごと
クィーンは自分の中に 取り込んだ。
そして、キラ達のいるお城へ戻り
スパークの魔の部分だけを残しておいて 良心的な所の魂(元のスパーク)を抜き取り
保管してあった
体内に戻した。
そして、
- << 81 剣で貫かれた所も、修復して目が覚めたら、届く様にと… ……… ローゼンの事が有ったあの日、首飾りは砕け散った。 その破片を、クィーンは取り出して想いを入れた 『 私を(暗黒から) 助けてくれて有り難う。どう仕様もなく辛い時に、安らぎをくれる貴方は、何の汚れもない素敵な方よ。愛してるわ。』 と言う言葉にキスを詰め、破片を体に振りかけた。 それは、キラキラ…と落ちていき スパークの命が いずれは消えていく事に 気が付いた クィーンの心の涙の様だった。 そして、スパークに口づけをした。 クィーンの、この想いは スパークが目覚めたら聞こえるのだ。 ****************** 『クィーンどちらへ?』 ルナに言われて 『さっき使わせて頂いたお部屋です。 少しだけ休みますわね 』 と答えて引き上げた
>> 79
ラファエルを襲った 魔獣のスパークをクィーンが引き離して、口づけをし
包容をした。
『 ラファエルが貴方を消滅出来る筈ないでしょう…』と…
剣で貫かれた所も、修復して目が覚めたら、届く様にと…
………
ローゼンの事が有ったあの日、首飾りは砕け散った。
その破片を、クィーンは取り出して想いを入れた
『 私を(暗黒から)
助けてくれて有り難う。どう仕様もなく辛い時に、安らぎをくれる貴方は、何の汚れもない素敵な方よ。愛してるわ。』
と言う言葉にキスを詰め、破片を体に振りかけた。
それは、キラキラ…と落ちていき
スパークの命が
いずれは消えていく事に 気が付いた
クィーンの心の涙の様だった。
そして、スパークに口づけをした。
クィーンの、この想いは スパークが目覚めたら聞こえるのだ。
******************
『クィーンどちらへ?』
ルナに言われて
『さっき使わせて頂いたお部屋です。
少しだけ休みますわね 』
と答えて引き上げた
>> 82
クイーンは、スパークの胸ポケットからブローチを見つけるロミオに盗られたブローチ、そこには、既にスパークが魔法をかけていた。【精神的苦痛を回復…
クィーンが、ポケットから そのブローチを取り出した時に スパークからの心の声が届いた。
そして、再び キラとルナ。目が覚めていないスパークの所へ戻って
『……私、スパークが神でなくても
愛しているわ。』
と言った。
キラとルナは、クィーンの側に行って優しく慰めていた。
きっと スパークはクィーンの(破片に込めた)想いが届かないまま 永遠の眠りにつくと感じて。
- << 86 吐血に気付いたクィーンは、直ぐにスパークの所に行き 血で溢れている口にも構わず キスをした。彼を苦しめている病魔を、どんどん 自分の中に取り入れた。吐血は 治まり 口内を洗浄した。 『 ブローチ有り難う。嬉しいわ。でもね 物だけでなく 貴方自身が包み込んでくれたら、もっと幸せよ。人であってもね。』 去り逝こうとしているスパークに、もう一度 心からの口づけをした。
>> 90
スパークの元に行くと、女の子がいて
直ぐに分かった。
スパークとラファエルの子だと。
……
ミカエルの子供心を聞いて
『もぅ。いいのよ。気にしないでね』と言って頭を撫でてから、
スパークに
『私は、貴方のお気持ちを信じているから平気よ。気にしないで。
私の事を、いつまでも想って愛してね』と言い、ぬくもりのある口づけをした。
そして 罰については
『 私が与えなくても、貴方は その事で充分苦しんでいるわ。それが罰という事に致します。
・・・・・
スパークを愛しているわ。』
と告げて、顔を胸に埋める様にした後
視線を上げると
スパークは、眠っているのか…
逝ってしまったのか…
分からなかった。
クィーンは、立ち上がってミカエルに『 私は、いない方がいいでしょう?』
と言い 部屋から出た。
- << 93 自分が、父と子供との愛情に 水を差す立場にあると感じたのだ。 でも、クィーンは スパークを心から想っているし スパークも そう言ってくれた。裏切られたなんて思ってないし、スパークからの愛を胸に秘めて おこうと感じた。 そして…自分の部屋として あてがわれた所に 戻ろうとした時 目の前に(クィーンより劣るが)綺麗な お姉さんが立っていた。 その人の言葉を聞いた時 クィーンは お城中に響きわたるかの様な声で
>> 92
スパークは眠り続けた。2日3日4日ただただ眠り続けた。ねむる事で、少しずつ回復出来るからだ、ただ物を食えぬ故に、日に日に痩せて行った。8日が…
スパークが、目覚めた時…クィーンは
直ぐ横にいて
誰よりも 一番に喜び 美味しいお水を
スパークに飲ませた。
そこへ ミカエルが入ってきた。
『今 起きられた所よ』と言い 手を引いて 抱き上げベットに乗せた。
年の離れた妹を可愛いがる様に、髪を撫でてから
『また 来ます』と言い部屋を出た。
******************
度々 クィーンの前に現れる お姉さんと声を振り払いながら、一時間程して
クィーンは お野菜のスープを作ってきた
スパークが、目覚めて 真っ先に喜んで……
スープを飲ませた後、体を拭き着替えを手伝った。
クッションなどを、背中に当てて 座らせてから クィーンは 寄り添って胸に
顔を埋めて
ふと 言葉を漏らした
『・・呼ばれるの。でも 私は行きたくない 』
その時 ミカエルの事を思い出して
クィーンは、スパークの頬に軽くキスをした後
近くにいたミカエルを スパークの側に寄せて
部屋を出た。
※
・スパークが目覚めて、一番最初に
映ったクィーンの心からの笑顔と喜び
を見た時
・クィーンから、ミカエルへの接し方
・クィーンが ふと漏らした言葉
の心境など、3点
お願いします。
因みに、クィーンの前に出てきた「お姉さん」は、暗黒の世界にいてた人達とは 全く関係がなく
ラファエルやミカエルの化身でも有りません
【 狂い咲きの華 】
シャワーを使う為に、自分の部屋にクィーンは戻った。
中に入ると あの綺麗な お姉さんが立っていた。
『遅かったのね。
待っていたのよ』
『私 貴女と、待ち合わせのお約束なんてしていませんわ。 勝手に待っていて
“遅い”なんて言われる筋合いは、ございません。貴女が
いつまでも いつまでも 待っていても 無駄ですわよ。私は 行きませんからね!』
クィーンは、気強い目をしながら 断言した。
お姉さんは、近づいてきて
『いいえ。貴女は、必ず来ます』と言い
取ろうとした手を振り払い
『行くものですか!!』
と声を張り上げて言った。
扉のノックと共に
ルナが駆け込んできた
『私は‥出来るだけスパークと長くいたいけれど、それで
ルナさんにもスパークにも 大きな負担となるなら、スパークの望み通りにお願いします。
私 お姉さんの所には行かない!』
そう話して気絶したスパークに口づけた
【 紹介と誘い 】
スパークが、回復の為 眠り続けている
間に ラファエルが
訪問してきた。
クィーンが思っていた通り彼女は、この華を邪魔だと感じていた。
席を外そうとしている矢先に、クィーンを押し退けて
自分が看ると言った。
『…ラファエル。素敵な方に、私をご紹介してくれたのね。 お陰で 毎日の様に お誘いに来て下さるのよ 』
クィーンが、廊下に出ると
お姉さんがいた
『 ここに 貴女の居場所は無いの。
でも向こうには有る。行きましょう』
『 居場所の有無は
自分で決める事よ!
私は、此処にいるわ。』
お姉さんは、案内人の様な者であり
大した力は無い。
当然 攻撃は出来ない。大王が少し力を貸している為に
スパークからの攻撃に 消え失せる事が無かっただけだ。
クィーンは、お姉さんを取り込む事は出来る。でも お姉さんは 結局の所
友人である ラファエルに利用されていただけ。
それを分かっているから 拒否し続けるしか無かった。
クィーンは、ミカエルを呼び止めて
『もう 帰ってしまうの? また いつでも遊びに来てね。』と言って、妹代わりとなったミカエルに チョコレートをあげた。 ミカエルは
喜び ラファエルと帰った。
******************
クィーンが、部屋に戻ると スパークが起きていたので
満面の笑顔を浮かべて 喜んだ。
そして…お姉さんの事を含めて、さっき ラファエルから言われた事も 全てスパークに包み隠さず話した
>> 130
ラファエルは、スパークがクィーンを愛しているのは前々から知ってはいたが、此処まで本気だと思ってなかった。
クィーンを始末して もミカエルがいれば残る筈よ! そう考えた。
一方 ミカエルは
(10歳の姿)で、初めてクィーンに会い
これ迄の事を謝り その後も 謝っていたが、心の何処かでは (クィーンなんか 何処かに行けばいいのに!)と思っていた。
自分が そう思ってる事を口にしなくても、クィーンは
それを分かっている様だった。
あの華は、スパークの気を引く為に“子供である自分を突き放さない”と言う性格ではない。本当に妹の様に接してくれた。
わざと、クィーンを困らせる言動を取ったりもしていたのだが、一緒に過ごしていく内に
【それぞれの闘い】
ラファエルは、第2であると思っているクィーンに出て行って欲しくてたまらない。
ミカエルに話した
『今から、あの城へ行っていいわ。でね、パパが起きたら言うのよ
「クィーンを追い出して」とね。ミカエルの言う事なら聞くから』
『嫌よ!そんな事言わない 』
と反発したが、ラファエルは 聞き入れず お城へと向かわせた。
>> 133
スパークがいる城(お屋敷)
に行くと、クィーンは スパークの側にいた。
ミカエルが入ってきた時 温かく迎え入れて 席を替わり 部屋を出た。
******************
途中でルナ達に会い クィーンは言った
『私が戻る迄は、私の部屋に入らないでね』
そして、室内に入り ドアに魔力を掛け
誰も入れない様にした。
待っていたのは、
お姉さん と 大王の側近である鬼の様な者だった。
ラファエルの差し金だ。
鬼は 瞬時にクィーンの体を掴みあげて 息も出来ない程
締め付けた。気が遠くなりそうになりながらも、クィーンは 鬼の首筋に 食い突き(吸血鬼の様にして) 魔を吸い上げて行った。
【 目覚めの時迄 】
スパークの看病や、食事にミカエルの教育などをして、夕方になると ラファエルは ミカエルを連れて帰る。
・・作戦(地獄行き)が失敗し 友を散々責め‥お姉さんは自分が利用されたダケだと気づいた・・
ラファエルは、クィーンと顔を合わす度に「 追い出す 」
と わめいていて
キラやルナは クィーンに ラファエルが攻撃しない様 守っていた。
***********
クィーンは、スパークの回復と目覚めを祈りながら 甲斐甲斐しく看病をし続けていた。
ふと キラがクィーンの手に触れた時
やけに冷たかったので訳を聞くと
『 新しい力が目覚める迄 いつもこうなの。平気だわ』と答えた。
>> 138
スパークは、心にある優しさを消し去る事にした。キラに救われた帰りキラに、光と闘いの紋章を三度体に宿したいと話をして、屋敷ついてから紋章を宿し…
スパークが目覚め
すぐ 側にいるとは知らない時の事、ラファエルは ミカエルの両肩を掴み
『クィーンを追い出す様に絶対 言うのよ!! 根性どころか、体力も生命力も桁外れ。なかなか死にはしない。しぶとい!
だから スパークの元から追放するの』
ミカエルは、首を横に振った。それを見て
『ミカエル! ママとクィーン どちらかしか選べないとしたら どっちと暮らしたい!? 本音を言って 』
ミカエルは 考えた。クィーンは、とてもとても綺麗で それに匹敵する位の気強さがある。美しくて芯のある“自慢のお姉さん”
ラファエルも、綺麗だし ミカエルを放ったからしにしている訳ではない。親子三人で暮らしたいと願っている“たった一人のお母さん”
随分 考えた後に
出した結論は
『 どちらかしか
選べないなら‥ママ』と答えた。
すると ラファエルは
>> 139
神の姿に、衛兵たちは、気を許して城の奥に通した。ラファエルの部屋をみつけ、部屋に入ると、ラファエルが笑顔で迎え近づいて来た。スパークは、ラフ…
クィーンは、キラから全てを話された。
その直後に、ミカエルが到着して
『 クィーン! ママを殺した真犯人は
貴女よ!! 出て行って! 消えて失せろ! 』
手には、デルダ家代々から伝わる剣が握られていた。
『私は、クィーンとは暮らせない!』
そう言いながら走り クィーンを突き刺した。
クィーンは鬼の魔を吸い取り 新しい力の芽生えの時に出る 独特の寒気と体の冷えで よけきれなかったのだ。
倒れて動かなくなり、ミカエルは喜んだ
『クィーンが いなくなれば全て上手くいくの! 』
ルナとキラは ミカエルを後目に クィーンに駆け寄った。
【大地獄のクィーン】
クィーンが、現れて驚いたのは大王と
近くにいた お姉さんだった。
クィーンは、鬼を殺した後 その鍵をお姉さんに渡さないとならなかったのだが 二人とも、それを知らなかった。お姉さんが帰り、 消えた鍵はクィーンの胸の奥に入っていたのだ。
鬼に噛みついて吸い上げた魔の力の
芽生えで、その事が分かった。それでも 此処に来る気は無かった。所が
スパークは、何も悪くないのに 突き落とされた。
しかも 鍵が揃わないと帰れない。
こんな世界で一生苦しんで欲しくない。だから 足を運んだのだ
>> 145
クィーンは、勿論
最後の一本が本当にあるのか確かめた。
それは 正真正銘
本物の鍵。
再び 胸にしまった。スパークが来て
胸を貫かれても
しぶとく クィーンは生き続けられる。
そして…一緒に帰りたいと願っていた。 勿論 判断はスパーク次第だが。
*****************
大王は、早速 女王の座につけるか様々な 攻撃を放った。
憎たらしい事を言ってくる小鬼には、素手で口を捻りあげる。
腕を切断しようとしてくる輩には、切断される前に やり返した。
熱湯に突き落とした者には、這い上がり 足を掴んで 巻き添えにした(でもクィーンは無傷)
その他 諸々…クィーンは、パワフルな体力と気丈さで打ち勝った。
最後は、大王自身だった。暴言 横暴
精神的苦痛 暴力を
渾身の力で 何もかもをぶつけた。
クィーンが ふらつき 大王は油断した
その瞬間 大きなその 指を掴み へし折ったのだ。
大王は 直ぐにそれを治して
『よくやった。お前は 女王だ 』
>> 148
*スパークと会う前*
この王座の前には、 数多くの地獄を
くぐり抜けてくる罪人が現れる。
与えられた地獄は
罪によって違うが
それでも、それを全て潜り抜けて来たのなら まだしも
中にはズル賢く、
逃げ出して 此処に来る者がいる。
そういう者は、また元の地獄へ
突き落とす。
全て潜り抜けて来ても、早く地獄から
出たいが為に 反省したふりをしながら(次は もっと上手く罪をしょう)と考えている様な者には
女王から重苦しい鎖を、がんじがらめに与えられ 体力も抜き取られ 大王が
もっと酷い地獄に落とす。やましい考えをすれば する程、鎖は重くなるのだ。
………
クィーンは、こんな事をする為に女王になったのではない。 スパークに鍵を取って貰いたかった
>> 148
【大地獄の死闘】 落とされた先には、衛兵がいた。鬼というか、巨人というか❓だが、大きいだけで、スパークには、恐怖はなかった、命の光を手に…
【 帰還と挨拶 】
スパークの帰還にデルダ王が、驚いたのが見て取れた。クィーンは スパークに下ろして貰い
王族にふさわしい丁寧な挨拶をした。 とても 自然なふるまいと(新たなる力の芽生えの為)余りにも美し過ぎるクィーンの容姿。力強く綺麗な瞳…に デルダ王は、惹きつけられた。
スパークの身体は、くたびれ果てていたので クィーンは
心配になり ずっと付き添い看ようと思った。
場所は、スパークの思う所。
もし…王たちに、話があるなら それも
いつにするか 彼に任せる事にした。
スパークの横に行き、腕を絡ませて
支える様に立った。
デルダ王の計らいで、スパークが治り
元気になった事を
クィーンも礼を述べた。
大地獄から、戻ってきた時点で クィーンに惹きつけられた王は スパークが目を離した隙に、
彼女の腕を掴み
“女王”として
着いてくる様に、耳打ちをした。
クィーンは、手を振りほどき
『 貴方に、着いて行きません!! 私が 共に歩み、着いて行くのは スパークだけです! 』と 血も凍りそうな目で睨みつけて、スパークの後を追った。
>> 158
そして、キラとルナに スパークが報告
し終えた後 少しの間 二人きりになり
クィーンは
『 私、貴方が参られる世界に着いて行きますわね』と言って 口づけて支度をしに行った。
******************
その後… 筆跡を真似た手紙を見つけたのだが、直ぐに誰かの仕業だと気づいた。側に落ちていた天使の羽根・・。
クィーンは それを
吸い込み 天使の力を取った事で行き先を突き止めて、とんがり山へ行った。
二人は 驚いていたが クィーンは話した。
『私ね 大地獄へ行く気は無いけれど
女王としての力は
健在しておりますの。ラファエルが、お姉さんに私を、紹介をしてくれ ミカエルが背中を押してくれたお陰ですわよ』 と言い 羽根から吸収した天使の力と
女王の力を合わせて 門を開き お姉さんだけを呼び出した(
他の鬼や亡者は出せない様にしている)
お姉さんは力を与えられていた。
裏切られた思い…
ラファエルを引き込もうとし、ミカエルには クィーンが近づいた。
二人は、泣きながら謝り 再び スパークを お屋敷に返して、お姉さんは地獄へ。クィーンは スパークの所へ帰った。
>> 164
『私が君の死を望む時はない…なぜならその時は、私が自らの命を絶つからだ、今や次元の神の力を得た、君と永遠に生きる事も、永遠に年をとらない事も…
クィーンは、スパークからの気持ちに対し、言葉で想いを伝えた。
『 お願い。自ら命を絶つ様な事をしないで。私が絶命しても、この世からは
離れますが 肉体ごと魂も…大地獄の
“女王”として逝く事になり そこで生きる事になるのです。亡くなった者が
天に逝くのと同様に。でも 貴方の命は
一つしかないもの。 …スパークの仰る通り、そうして共に過ごして行きましょう。貴方に パートナーとして選ばれて 幸せです 』
また 首飾りと指輪 には、スパークと同じ様に
【キラからの贈り物】
ラファエルとミカエルの事は、常々 ルナからも聞いていたし スパークが眠っていた頃…聞こえないのを良い事に、クィーンを追い込み
出て行かす様に働きかけ、またミカエルが 土壇場になり
寝返った事を 目の当たりにしていた為に、二人を冥界へと確かに、送った。
******************
キラは、ルナに クィーンに話が出来たから呼び戻す様に伝えて、ルナは 二人の後を追った。
……
用件を伝えられて、クィーンは話の内容によれば スパークも必要になると考えて着いてきて貰った
>> 170
クィーンは、以前の様にスパーク以外の異性に触れられても 怯えたり 震えたりしないだけの根性は身に付いていた。
だからと言って、
ホイホイと 着いて行く様な性格でも無かった。
キラの力は 強かったが、振り切り
『 何をなさいますの!! 貴方には、ルナさんと言う良い方がおられますよね!
…私は、スパーク以外の方に その様な事されても嬉しくありません。
これは お返し致します』と言い
小瓶を渡そうとしたが、キラは受け取る様にと言い渡した。………続………
- << 173 クィーンは、ルナに『ご心配なさらないで! 私は スパーク以外の方に着いて行く気はございませんから。これは、やっぱり受け取れませんわ 』と言って、もう一度 小瓶をキラに差し出した。 ルナは それを見て 目に涙を溜めて キラに平手打ちをして泣き崩れた。 キラは 受け取れと言うばかり。 そして キラがルナを立たせて別室に行った為に、クィーンは小瓶を持ちスパークの元に行った
- << 182 【№171クイーンの発言について】 スパークは、室内に入った時にクイーンの言葉を聞いて、正直嬉しかったが、何故キラが、あんな行動に出たのか、わからなかった。確かにクイーンの魅力には、遥かに及ばないにしても、まぁまぁな、ルナと言う妻がいると言うのに、だが、それだけ魅力がありすぎるのだ、神さえ狂わせる魅力が…これから先、こんな事が、多発するのかも知れない。
>> 173
クィーンは、別に
冷たく見た訳では無かった。
スパークが、勘違いしていると気付いて
『 私 貴方がキラに何も仰らないからと言って 冷たいだなんて思ってませんわよ。本当です』と
本音で言った。
キラについては、何故 突然 抱き締められたのか分からない。小瓶も 置いて行くからと 話してテーブルに乗せて
スパークと外に出た
【 キラの想い 】
キラは、ルナを愛している。それは間違いないが スパークが負傷しクィーンが 看病している間に
その姿を見て少し
心が揺らいだ。
ルナは、看病と言う事が少し苦手だった。
所が 自分の直ぐ側にいるクィーンは
とても上手く看ている。最初は、そこに 目がいってた位だったのだ。
スパークとクィーンの間を邪魔する気なんてなかった。
>> 174
クィーンは、別に
冷たく見た訳では無かった。
スパークが、勘違いしていると気付いて
『 私 貴方がキラに何も仰らないからと言って 冷たいだ…
だから、誤解を解く為にもお城を出る前に本音を伝えたのだ。
※ ・アポロンとゼウスの力を お姉さんに与えたいと言う話
・クィーンが、キラを振り切り 放った言葉に対して。
・クィーンの本音
・キラからの思念に対して。
の 4点 の心境や
言葉(あれば)お願いします。
- << 184 【キラからの思念に】 スパークは、キラに思念を返した『次に、クイーンに対して、同じような行為をした時は、私が貴方を殺します。デルタ神としてでわなく、スパークとして』キラからの返事はなかった
スパークからの言葉の数々に、花畑で答えた。
『私は、貴方に“大切にされてない”と思った事なんて無いわ。スパークが悪いとも考えてません。
…ベスも お姉さんの様に、悪用せずに ゼウスの力を使われると思うわ。
それからね、死後の事だけど 何も好きで行く訳じゃないの。私は 前王の側近であった鬼の血液と魔を吸い上げ取り込みました。その後
鍵を持ち、大地獄に向かいました。そこで、いきなり色々と 攻撃を受け 逃げる訳にいかず、乗り切ったの。そして
女王の座に着いたのよ。その事により
>> 197
旅の事は承知して
大地獄も、行かずに済むならそうして
貰いたいと願ったが
闇と魔 そして記憶に関しては、反対した
『もうやめてよ!
記憶を消されるなんて まっ平!
闇と魔の吸収も、もっての他よ!!
このままにしておいて! いい加減にして!!』
スパークの事を想ったのと、記憶を消される辛さが入り交じり クィーンは
悲痛な声で、叫んだ。
その時 クィーンに
お姉さんからの声が届き、彼女だけが出られる様に地獄の扉を開けた。
お姉さんは、クィーンに話した
『貴女に 試練を受けて貰います。
でも 地獄ではないの。さぁ入って』
光のドアが開き
クィーンは
『何の試練か知りませんけど 行きます』と言って中に入った。
お姉さんは、スパークに
『 ここで、クィーンの姿を見ていて下さい。彼女は貴方が見ている事を存知ません。そして“試練”ですので 魔法を使って助けたりしないで。勿論 クィーンにも魔を使う事は出来ません』
そういうと、お姉さんは 消えて
クィーンの試練が始まった
- << 204 【記憶を消される事への反発】『💧これは、仕方ない事だよ。新しく生まれ変わる魂は、記憶を1度消さなければならない。これは、全ての死んだ人間や魔物や動物の魂が必ず経験する事なんだ、だから君もサクラとして生まれて来た時に、前世の記憶は、なかったはず、これを嫌がる事は、出来ても、絶対に消される。生まれ変わる為には、必要な事なんだ。堪えてくれ、縁があれば、お互いに生まれ変わっても、必ず巡りあえる。それに、私は君を殺したりしないよ。』
*** 一日目 ***
クィーンが、中に入ると スパークにも
クィーンにも似ている 可愛い女の子がいた。
やっとハイハイとお座りが出来る様になった位の赤ちゃん。
…流れた子供。
スパークとクィーンの赤ちゃんだ…
赤ちゃんは、クィーンを見た途端 近づいて愛情を求めたが クィーンは首を横に振り 後ずさりをした。
『 来ないで! 』
と言ったが、それでも赤ちゃんは 求めてくる。
クィーンは、赤ちゃんを抱き上げた。
声を立てて笑ったが、直ぐに泣き出した。
>> 202
赤ちゃんと会い
クィーンは「怒る」と「叱る」の違いを自然と身につけた。
「怒る」のは、自分の感情をぶつける事
「叱る」のは、相手の為に愛をもってぶつける事。
苛立ちながらも
赤ちゃんに、している事は「叱る」だった。
その内 抱っこする時間を増やせば
安心して笑う事が多い事に気が付き
そうする様になった。
慣れない子育てに
疲れ果てて一緒に寝てしまう時もあったが
その寝顔は赤ちゃんと良く似ていた。
そして、笑った時の顔はスパークに似ていたのだ 続
- << 206 *** 最終日 *** 赤ちゃんの言動一つ 一つに振り回されながらも 子育てや家事をしている中で、地震が起こった。洗濯物を放り出して、泣き叫ぶ赤ちゃんの元に駆けつけた時 タンスが頭上めがけて倒れてきた。 クィーンは、素早く赤ちゃんを庇い 下敷きになったが 何とか 赤ちゃんと抜け出して 子供の様子を見て無傷だと分かると、 負傷し眠り続けていた、スパークが目覚めた時と同じ様に 安心した表情になり、笑顔を向けて 赤ちゃんを抱き、初めて子供の額にキスをした。 赤ちゃんは、泣きやみ 笑ってクィーンがよくする様に 胸に顔を埋めた。 心に とても温かくて心地良い空気が流れて クィーンも子供を抱き締めた。 光の扉が開いて 赤ちゃんと一緒に外へ出た
>> 203
赤ちゃんと会い
クィーンは「怒る」と「叱る」の違いを自然と身につけた。
「怒る」のは、自分の感情をぶつける事
「叱る」のは、相手の為に愛…
*** 最終日 ***
赤ちゃんの言動一つ 一つに振り回されながらも 子育てや家事をしている中で、地震が起こった。洗濯物を放り出して、泣き叫ぶ赤ちゃんの元に駆けつけた時 タンスが頭上めがけて倒れてきた。 クィーンは、素早く赤ちゃんを庇い
下敷きになったが
何とか 赤ちゃんと抜け出して
子供の様子を見て無傷だと分かると、 負傷し眠り続けていた、スパークが目覚めた時と同じ様に 安心した表情になり、笑顔を向けて
赤ちゃんを抱き、初めて子供の額にキスをした。
赤ちゃんは、泣きやみ 笑ってクィーンがよくする様に
胸に顔を埋めた。
心に とても温かくて心地良い空気が流れて クィーンも子供を抱き締めた。
光の扉が開いて
赤ちゃんと一緒に外へ出た
>> 213
※ ・初めてクィーンとの間に出来た 可愛い赤ちゃん(女の子)を手渡されて
抱っこをした時に
“お守り”を貰った時の心境
・キラからの思念と、クィーンの想いを聞いた時の 心境など。
お願いします。
******************
クィーンは、赤ちゃんと会い 少しの間だったが子育てを
した。でも…新しい命を授かりたいとは 思わなかった。
二度と 抱き上げる事は無いけれど
永遠の命として
中に溶けた我が子がいる。それで 充分だった。
- << 218 ※試練を終えて、赤ちゃんを抱いて出て来たクイーンにスパークは、戸惑いをしたものの、赤ちゃんを差し出されて、抱き上げてしまったが、見ればみるほど、クイーンに似て可愛い、もし、育てたいとクイーンが言ったら、認知して、実体を与えるつもりでいたが、可愛い笑顔でキスされて、幸せな気持ちを貰った。その後クイーンに返すと、クイーンの体に溶けていなくなった。スパークは、ガッカリしたが、クイーンが子供を欲しがらなくてよかったと、思った。もしも、赤ちゃんを産みたいと言われたら、怒るつもりでいた。{子供はままごとの道具じゃない、産みたくないと言ったと思えば、こんどは、産みたい❓いい加減しろ}と。 ※【キラからの思念に】クイーンに『ありがとう🎵私からキラによく言っておくよ🎵』内心…血は争えないな、ローゼンの祖先だけあるな💧
【 キラとルナ 】
キラが、クィーンを見て抱き締めた時は 確かに 浮ついた心と出来心であった。
その事を スパークに伝え、返事が来た時に 彼ならきっと
クィーンを守る為
自分に何らかの形で 手を下すだろうと思った。
そしてルナは、相変わらずツンツンしたまま。
何度も謝り 話をしても同じだ。
時間が経つに連れ クィーンの笑顔からスタイルまで、全て 鮮明に浮かび上がってくる。
もう一度会ってみたいと思う気持ちが抑えきれずに、
クィーンに思念を送ったが 当然の如く断られた。
………
一方 ルナの心境としては、クィーンが 軽い女性で無い事は 知っているし
>> 216
自分が、スパークに近づけば キラは、私の衝撃的な気持ちが分かる筈だと。
勿論 ルナが、スパークに寄って行くのは それだけの為。
しかし、キラは…
クィーンに本気になり始めていた。
そうとは 知らずに
ルナは 2人の元にやってきて
ほぼ 強制的に
キラの元に連れて行き、キラとクィーンの目の前で
スパークに抱きついて、離れず
口づけまで 迫った
スパークは・・・・
- << 219 ルナにキスされそうになって、つい心にもない❓あったかもしれない言葉を吐いた『ちょっと…辞めて下さい。おばあ様💧』すると、ルナは『な‼おばあ様だって‼』と、びんたした‼スパークは、一発目は、受けたが二発目は、よけた。その後キラに『さすがローゼンの先祖ですね、欲しいものは、手に入れないと、気が済まないようですね🎵ここは、男らしく決闘で形をつけますか❓お互い神の力を使わないで』キラ『望ところよ🎵今夜西の丘に7時に🎵女共は、城で待つように、これは、男同士の果たし合いだ、それに、以前スパークから思念で、私を殺すと言われた事がある、私もそこまで言われたら、プライドにかけて、君を冥界に送ってやろう🎵』スパーク『承知』スパークは、ルナにクイーンを任せて、城を出た。キラも、部屋を出て、決闘の準備❓を始めた。キラは、仕事の傍ら物憂げに耽っていたのは、なにもクイーンの事だけではない、スパークを冥界に送る賛談をラファエル、ミカエルとしていた。決闘の1時間前に冥界からラファエル、ミカエルを出して、計画の確認して、ラファエル、ミカエルを野に放った。それと、宝玉を2つ用意して、決闘の地に向かった。
力を奪われていても、性質までは どんな偉大なる神であっても奪い取る事は出来ない。
クィーンは アマリリス以上に
「 憎しみ 」 「 恨み 」を持つ。
それは 「怨念」へと変わる。
クィーンは、ミカエルに刺された あのデルダ王家代々から受け継がれた剣の事を知っていた。
その剣を使い デルダ神の力を持つ者を刺せば力を奪える。
但し 一度のみ。
失敗は許されない。
そして、クィーンは 負けず嫌いだ。
その 怨恨・負けん気が協力をなした。
キラから受け取った 小瓶から、半分だけ錆びてしまった剣に振りかけた。
錆びは落ちて 元に戻った
>> 223
クィーンが来た時
“何かある”とは
思っていたが、姿を見た途端 魔の力も
闇の力もないのにも 関わらず 目を奪われて惹きつけられて たった今、ルナを正妻。クィーンを
第2。と言った端から、まるでクィーンが 正妻かの様にルナを突き飛ばして
クィーンの側に
寄り 抱き締めた時に剣を深く差し込まれたのだ。
デルダ王の神の力も キラの持つ力、ルナや スパーク、お姉さん…そして自分の力も全て剣に宿った。
キラは、痛みに苦しみ…突然倒れ込んだが、息絶えたのではなくて 眠りについた。
ルナが、驚いて手を口元に当ててはいたが、怒りはしなかった。浮気をした旦那には良い薬だと思ったのだ。
****************** 【 冥界 】
逃げまとっている
スパークの手を引き、ラファエルとミカエルに分からない様 かくまったのは
ジョンだった。
『 探してたんだよ。 君は 僕の息子だ。助けよう 』と
言った。
スパークの姿が消えて右往左往していた2人の前に来たのは ローズだった。
一瞬 「サクラ」と思ったが直ぐに誰か分かった。
ローズは見つめているだけなのに
2人は金縛りに会い身動きが取れなかった。
>> 225
ラファエルとミカエルを、暗黒の世界に送り込んだ。
二度と出てこられない様に(避妊の魔力同様)呪文と呪縛をかけて、定着させた。
そしてロミオに盗られていたあのブローチに彼の念が、微々たるものであったが 残っていたので
魔の力で その念を利用しロミオを復活させた。
そして こう言った
『暗黒の王宮に、ラファエルと言う方がいるの。私やアマリリスだと思ってね 』
ロミオを、素早く
暗黒の王宮へ
送った。
…………
ラファエルが、執拗にスパークを閉じこめ追い回した様に
今 独占欲の強い彼は、彼女を離さない。アマリリスとクィーンに重ね合わせながら。ロミオも又
抜ける事は出来ない。
ミカエルの担当は
ローゼン。
スパークと間違え
抱きついたのが
運の尽き。ミカエルが気づいた時は遅かったのだ。
※ 投稿したレスが消去されたそうなので。
〇 キラに、王の力と自分自身の力が戻り スパークも消えずに済む。
キラは この事から『クィーンには、触れない』と言った。
…から続きで良いのでしょうか??
この後のレス《本題の事です》
仕事中だった為に見れませんでした。
取り合えず 私、監督(笑)は
【 肉体の蘇生 】を書きます。
〇 ・スパークが冥界に行き ジョンに会った時の事。
・体に戻り
キラから 聞いた言葉に対しての事
をお願いします
【 肉体の蘇生 】
スパークが、スパークにしか出来ない魔法がある様に
クィーンも 自分自身にしか出来ない魔力がある。
魔と闇の力を融合させて、その地で眠る(冬眠) 毒蛇を呼び覚ました。
まるで、信頼しきっているペットの様に その蛇はクィーンに近付き 足元にすり寄った。
クィーンは 指示を出す。忠実に従い
決闘があった、あの時の空気を呼び起こした。その中に入り込み…蛇は血の匂いを嗅ぎ分ける。
それを捕らえると、クィーンは 蛇の毒と暗闇の力を合わせて、戦いで消滅させられそうになっていた 体をその中から
引っ張り出した。
**肉体蘇生の続き**
引き出した体には
深い傷があった。
そこは、なかなか治りにくいもので有った為 デルダの力と自分の治癒と愛情を 注ぎ込んで元に戻して、かすり傷や
すり傷など 小さいものは持っていた消毒等で治した。
余り 魔法にばかり頼るのも良くないと思ったからだ。
それでも、最後は全体的に 後遺症や ばい菌が入らない様にして 綺麗な身体となったのだ
******************
クィーンは、闇と魔の力を誰にも奪えない様に、魔術をかけて 浸透させた為に
力を消されたり
奪われる事は、確実に無くなった。
【 キラの傷 】
キラは、ルナの手により封印されていた 王としての力と
元来持っていた力
が 戻ってきた。
暫くの間、ルナと2人きりとなり色々と話し合った。
その中で キラは
クィーンに、抱き締めたりする様な事はしない。だが“想う”事くらいは させて欲しい。と
ルナは考え込んだが、それ位なら構わない。でも クィーンの体を傷つけるのはやめて!と言い
2人は約束を交わした。
>> 237
キラの傷は、確かに 与えられている力で治せる。
だけど わざとその部分だけ残した。
理由は、一つ。
クィーンに看て貰いたかったからだ。
細長く器用な指先と、綺麗な手で
傷を包み込まれただけで 心まで和らいだ。
デルダ王が、力を悪用しない為に かけた術と、手出しはしないと言う約束のもと…… 口づける事や抱き締める行動は取れなくなった為 御礼を言う事しか出来なかった。
- << 240 ルナは、キラの想いが分かった。 報われる事のない気持ちを抱き続けて過ごしていく姿を見るのは辛く、また彼も苦しいだろう。 何よりも‥スパークやクィーンの事を考えると 余り此処に居させるのも良く無いと思った。 キラが眠りについた頃 ルナは、2人を連れ出して 『引き留めておいて何ですけど、明朝には 最初の目的地(アポロン達がいる星)に向かわれた方が 宜しいかと思います』と 伝えた。 クィーンは 『キラさんの傷も治ったし、そうしましょうか?』とスパークに訊ねた。 スパークは・・・・
>> 238
キラの傷は、確かに 与えられている力で治せる。
だけど わざとその部分だけ残した。
理由は、一つ。
クィーンに看て貰いたかったからだ。
…
ルナは、キラの想いが分かった。
報われる事のない気持ちを抱き続けて過ごしていく姿を見るのは辛く、また彼も苦しいだろう。
何よりも‥スパークやクィーンの事を考えると
余り此処に居させるのも良く無いと思った。
キラが眠りについた頃 ルナは、2人を連れ出して
『引き留めておいて何ですけど、明朝には 最初の目的地(アポロン達がいる星)に向かわれた方が
宜しいかと思います』と 伝えた。
クィーンは
『キラさんの傷も治ったし、そうしましょうか?』とスパークに訊ねた。
スパークは・・・・
【 目的地へ】
クィーンは、スパークが話していた
“自由”と “戦”の件を承知した。
そして スパークに
心が疲れた時 温かく癒してくれる“お守り”と
自分に“永遠の命”を授けてくれた
我が子には
清らかで、澄み切った心のイメージを考えて
「 サラ 」
と名付けた。
※ 名付けの事や、目的地に着いてからの様子を お願いします。
〇…今 出勤中です
🚃💨 昨日の連絡では、今日も欠勤者が多いそうなんで 忙しくなる為、レスは 夕方か夜にします。 クィーンの台詞あれば その時に書かせて貰います。
>> 247
😺君も、無理しちゃだめだよ。多少でも無理をしていいのは、自分に、安らぎを、与えてくれる、彼氏に、たいしてだけです。無理をしてやらなければなら…
※ 色々、言葉を掛けて下さって有り難うございます😊
残業は、勿論しんどいけれど 仕事自体は向いているので 辞めずに続けてます💻📠✏ 明日は、
“受付業務”の当番です。他社から 色んな人が来るので
ニコニコ笑顔で対応です☺💕
夕方に終了してから、また 事務職をします。
いくら、向いてても毎日 毎日の残業
で疲れてくる時あるけど 会社の残業手当て💰✨ めっちゃ
良いんですよ🎉だから やってます🙆
でも 本当に無理だと感じたら、残業やめて切り上げてますよ💖
後少し…で仕事が果たして、終わるのかどうか不明ですが
部署の みんなと
「 全員 仲間なんやから、頑張って一緒に仕上げて行こうな❤」って お互いに
励まし合ってる所です。
・・と 言う訳で
マダ[ビル]ですの。社内で 夕食する事になるんで 本題のレスは また後で書きますね。
>> 249
淡い青紫の炎が、赤と青の炎に別れ、青い炎は、魔界へ。赤い炎は、向かって来た、赤い炎と正面衝突した。『甘いなアポロン🎵常に力技のお前に、私は倒…
魔界に降り立ったクィーンは、自分の気配を消して ベスとサタンに抗議しているゼウスの背後に忍び寄った。
『 クィーンのいない魔界など魔界では 無い! 』と二人をゼウスが、押し退けようとした時に 初めて声と共に気配を現した。
『私が、居ても居なくても“魔界”に変わりません事よ』
三人は驚いたが、中でも ゼウスが一番だった。
クィーンを、最後に見たのは スパークの魂をベスから
受け取った時だ。
あの時も、輝かしい姿だったが
今は より一層 煌めいている。
ミステリアスな美しさを秘めたクィーン。
>> 252
ゼウスも、クィーンに惹きつけられたが 今は そんな場合ではないと直ぐに、気付いて 魔術をかけた。クィーンは それを全て引き込み
呪縛を倍にして
ゼウスに返した。
悶え苦しむゼウスに歩みより、首を押さえ久々に「 主 」から 力を奪い取った。
その後は、魔界に引きづり込んで 魔物に与えた。
それを見届けた後戻ろうと出口に向かう途中に アポロンが落ちてきた。
彼が立ち上がった
時に、クィーンを見て 助けを求めた。
地の底から、一度見たら忘れられなくなる程 気持ちの悪い大蛇が這いだして アポロンを締め付けながら 魔物の中へと投げ込んだ。
………
ベスに、ゼウスの力を受け渡してスパークからの言葉も伝えた
>> 256
【 夢幻の世界 】
クィーンの目の前に有った血の滝が裂け、その間からキラが現れた。腕を捕まれた時、抵抗したが ある事に気づき
そのまま引っ張られてしまったのだ。
………
中に入ると、果てない草原と小川が広がっていた。
キラは、倒れ込みクィーンが近づいて 額に手をやると
高熱があった。
『 此処は夢幻の世界…彼の夢の中だよ』 と言ったのは
大地の神・ザック。
『 君に“会いたい”“話したい”その想いが高じて夢となり 引き込まれたんだよ 』
空の神・コーディが続いて話した
- << 259 『大地の神・ザックと空の神・コーディも引き込まれたのですか?』クィーンは そう聞きながら 小川でハンカチを濡らして、キラの額に置いた。 『私(大地)は、ゼウスが来た当初から 奴の持つ力で魔界に地割れをさせない様に協力していた。 そうして、やっと君が来て 秩序を取り戻したのを見て 帰ろうとした時 引き込まれる瞬間を目にして 助け様としたが一緒に巻き込まれたんだよ』と言い、空の神 コーディは
>> 263
まだ 諦めきれないでいた。
でも時が経てば
きっと、思い出になる!と自分に言い聞かせた。
ザックも、クィーンを魅惑的だと感じていたが 彼は アレックの様なタイプであった。夢幻であっても、職務は果たし 協力的だった。
******************
キラが 初めて
クィーンを抱きしめた時に、スパークが 思っていた通り
クィーンは 神でさえも 惑わす程の美しさで…現に 空の神も 惹きつけられていた。
そして コーディは
少し離れた所で
呟いた
『 いつか必ずクィーンを空界へ連れて行く』
空界は コーディのエリア。とても綺麗な場所だ。そこで
二人きりで過ごしたいと考えたのだ
>> 264
しかし そんな事ばかり考えていたのでは無かった。
空調を変えて、三人に“気分転換”をさせたり 爽やかな
空気を作るなど、
素直な気持ちで
貢献もしていた。
クィーンは、そんな気づかいに いつも御礼を述べていた(勿論 ザックにも)
******************
キラの熱は下がっているけれど グッタリとしていた。
クィーンは、看病をしながら
『 ゆっくりでいいから、元気になってね。そうでないと
ルナが悲しむわ』と話していた。
そして 夢幻での夜を迎えた時…
キラは、抑えきれずに クィーンの頬を撫でた。此処が
“夢”だからか、
それとも この程度で終わったせいなのかは分からないが
キラは消え無かった。
******************
撫でられた時
クィーンは、つい
居眠りをしてしまって気がつかなかった。
ふと 目を覚ました時、キラは寝ていた。
…… 二人の神が
居心地を良くしてくれ 側にはクィーンがいる。このまま
この世界に閉じこめておきたい…と思いながら。
>> 268
クイーンは、スパークからの思念により目覚めた、キラを見ると幸せそうに眠っていた。今まで感じなかった、愛情をキラから感じた、スパークといる時、…
『 キラさん。
貴方のお気持ちには、お答え出来ません。私はスパークの妻で彼を愛しているの』 もう一度、キラから想いを伝えられた時 ハッキリと答えた。
『 だけど、クィーンは私の側にいて
幸せそうな顔をしていたよ 』とキラは
食い下がる。
『それは、貴方の体調が回復したからですわ! 私が本当に安心して 落ち着ける場所は スパークの所です。
私と、会って話をする願いは叶ったのだから もう(現実に)目を覚まして。
貴方の帰りを 心から待っているのは
私じゃない。ルナさんよ』と マーガレットのかけた魔法を打ち破り クィーンは、キラを断った
>> 270
『直ぐに ふっ切る事は無理だけど、
君のスパークに対する愛は分かったよ』
そう告げた後 マーガレットのかけた愛の魔法とマリーンの力が漂いキラを包みこんだ。
夢幻の…キラの夢も薄らいで行き
気が着くと、クィーンは 魔界ではなくて、キラの城の外にいた。
ザックが
『 キラが目を覚ましたんだよ 』と言い クィーンがホッとした瞬間
コーディは クィーンを捕まえて、
自分のエリアである 空界へと連れて行った。
ザックは 勿論助け様としたが 力はコーディが強くて出来なかった。
******************
その頃…ベスは、首飾りと指輪を探していた。この二つは
必ずスパークの元に戻る様にと(砕けても再生する)
初めてクィーンが
スパークに手渡した時に、かけた魔法で 本人の所へ行っているのだが ベスは知らない為 預かり物を探していた
- << 274 クィーンが、コーディに連れ去られたのを知っているのは ザックだけだ。 すぐ近くにキラの城があるけど、彼に頼めば又 話がややこしくなりそうだった為に やめておいた。 ****************** 空界で、クィーンは 何処にいるかをスパークに知らせて 『 貴方を愛しています。また会いたいわ』と伝えた。 その途端 コーディは、首飾りを奪い取り 雲の中に隠し、こう言った。 『 魔や闇の力を使えば 無関係の人にまで 影響するよ。 ここは 空の世界なんだからね』 ※ クィーンの思念は 届いた事にしておいて下さい。 クィーンの方は こちらで書いて行きますので スパークの方をお願いします。
>> 271
『直ぐに ふっ切る事は無理だけど、
君のスパークに対する愛は分かったよ』
そう告げた後 マーガレットのかけた愛の魔法とマリーンの力が漂いキラ…
クィーンが、コーディに連れ去られたのを知っているのは
ザックだけだ。
すぐ近くにキラの城があるけど、彼に頼めば又 話がややこしくなりそうだった為に やめておいた。
******************
空界で、クィーンは 何処にいるかをスパークに知らせて
『 貴方を愛しています。また会いたいわ』と伝えた。
その途端 コーディは、首飾りを奪い取り 雲の中に隠し、こう言った。
『 魔や闇の力を使えば 無関係の人にまで 影響するよ。
ここは 空の世界なんだからね』
※ クィーンの思念は 届いた事にしておいて下さい。
クィーンの方は
こちらで書いて行きますので
スパークの方をお願いします。
>> 280
サラは、赤ちゃんが持つ独特の本能で
今 父親に会っておかないと、いけない様な気がしていた。
クィーンも
溶け込んだ胸の奥で 父を想い泣いている事を察して、サラだけでも“会わせてあげたい”と思った。
そこで コーディに頼んだ所、サラが魂や実体化するのは
(絶対) 出来ないけれど、想いを姿に変えて伝えさせる事は 可能なので、やって貰った。
サラが、スパークに どんな気持ちを伝えたのか クィーンは知らない。
しかし 会えた事で満足したのか…安心したのが伝わってきていた。
コーディは、クィーンに
『 サラの想いが姿となり、君を呼んでいるぞ』と言った。
子供の想いを利用して 母の心を揺すぶったのだ
- << 283 コーディが、空気を切り裂き クィーンは中に入った。 確かに サラはスパークの元に行った時と同じ姿で 座っていた。やっと ハイハイをする年齢に達した娘は、クィーンに近づき 想いを 伝え様としたのだが出来なくなった。 コーディは、言葉の力を貸さなかった為だ。 言いたい事がありのに、出ないもどかしさ。 サラは 大泣きした。 クィーンが、子供を抱き上げたものの 何故、泣いているのか見当が付かなかった。 振り向くと 既に 二人は閉じこめられた状態になっていた。 耳を つんざく様な泣き叫び大きな声。 クィーンは たまらなく辛かった
>> 281
サラは、赤ちゃんが持つ独特の本能で
今 父親に会っておかないと、いけない様な気がしていた。
クィーンも
溶け込んだ胸の奥で 父を想い泣…
コーディが、空気を切り裂き クィーンは中に入った。
確かに サラはスパークの元に行った時と同じ姿で 座っていた。やっと ハイハイをする年齢に達した娘は、クィーンに近づき 想いを
伝え様としたのだが出来なくなった。
コーディは、言葉の力を貸さなかった為だ。
言いたい事がありのに、出ないもどかしさ。
サラは 大泣きした。
クィーンが、子供を抱き上げたものの 何故、泣いているのか見当が付かなかった。
振り向くと 既に
二人は閉じこめられた状態になっていた。
耳を つんざく様な泣き叫び大きな声。
クィーンは たまらなく辛かった
* スパークからの思念が届く前 *
コーディは、クィーンに
『 俺の妻となり
サラちゃんの父親として承諾してくれるなら、出してやるよ。どうせスパークは来ないのだからな』と言ってきた。
クィーンは、猛反対した。
『そんなの関係ございません!私はスパークの妻で、サラの父親もスパークよ!!貴方じゃないわ! 承諾なんてするものですか。 』
と食ってかかってきた為に 再び閉じこめ 入り口も堅く
しめた。
そして、愛するクィーンを空鏡で見ていたのだ。
サラを使ったのは
単にクィーンを入れておく為のエサだった。
また クィーンが
くたびれ果てる その時を待っていた。
スパークが来るとは思ってなかったからだ
>> 287
【 育児 】
コーディの言葉を聞いた時は、少々サラの子守に疲れが出始めていたので 余計に神経が立っていた。
… サラに、もしもの事があったら…
クィーンは気を休められなくなった。
コーディの手に渡してはならない。
孤立無援状態の中
サラの為 精一杯頑張らないと。
そう思えば思う程
クィーンは、頑張ろうとした。
しかし 努力する姿勢とは裏腹に、サラの成長と共に 育児は思い通りに行かない。(此処でも少しだけ時間の進み方が違う)
毎晩 毎晩…ギャアギャア ピーピー
夜泣きを繰り返し
、日中でも 泣くと
手がつけられなくなる為に 慌てて手を止めるので いつもなら出来る家事も
中途半端になっていた
>> 290
その後、クィーンは スパークにサラの成長を心の声で届けた。
「 スパーク。サラは元気よ。ハイハイから‥“つかまり立ち”が出来る様になったの 」
……
ふと気が付くと
サラは、コーディから何か飲み物を貰い 口にする所だった。
急いで そこに行き
飲み物を振り落として…サラを【叩いた】のだ。
『何をしているの!!ダメでしょう! 』
叩かれた事で また大泣きをした。
イライラする程の甲高い声。
これまでの育児の疲れ
『もう嫌!』
サラの泣き声に耳を塞いでいた。
…こんな母親で御免ね… と言う気持ち
の反面
…サラの為にも、産まなくて良かった…と言う気持ちも有り 複雑だった。
もう毎日・毎晩の 育児と家事に 疲れ果ててきたのだ。
>> 294
サラは、もう充分満足をしきって姿を現す事もなかった。
ずっとずっと
父母の胸の中にいる安心感があるからだ。
*****************
コーディは、サラが自力で往復した事に驚いたが それよりも
クィーンに目を走らせた。
くたびれ果て しかも 打ちひしがれている。
魔力や闇力は、奪えないけど(クィーンが盗られない様にした)
それでも良かった。
欲しいのは「力」では無いのだから。
コーディが、言葉巧みに近づくと クィーンは立ち上がった。泣いてなんかいなかった! 逆に、気強い視線をしながら
『 私は 貴方を愛せないわ! 』
コーディは それを聞くと、力一杯クィーンを殴った。
彼女が 自分の気持ちを受け入れるまで 蹴ったりもした。
それでも クィーンは いつもの如く
負けはしない
『 何が遭っても
私はスパークを信じています!! 他の者は 愛せないわよ!』と 言い張っていた。
>> 299
※ 今日は、会社です。向いてる仕事でも休日まで出たくない~。けど行きます
****************** 【 想いと声 】
クィーンが、この空界で闇や魔の力を使うと 下の世界にいる無関係の者や動物まで悪影響を及ぼす。だから攻撃出来ないのを良い事に
殴って蹴った。
報われない想いが抑えきれなくなって
そういう態度に出た。
怪我をして反抗していても、変わらぬ美しさ。気持ちは深みに入り クィーンの意識がなくなれば 我が者にする気でいたのだ。
……………
クィーンは、気丈にも痛みに耐えていた。… こんな事 相手が違うだけで、何度もあったわ!…
そう思って。
そこに スパークから声と想いが伝わり、それだけで心が温まり守られている 心地になった
>> 302
😺ん~❓決算期だから忙しくなる💧会計士の会社かな❓奈良なら😺オヤジギャグ💧じゃないにゃ😺観光地だから、観光関連の会社かにゃあ❓と、余計…
※ 私が勤めている職場は、観光関係でも会計士でも無いですよ。
一般会社で、総合事務職の仕事をしています。
全体的に、100名強いて部署が沢山あります。
勤務時間は 朝8時~17時30分までが、原則ですが
そんなん絶対に終わる事は、滅多に無いので ほぼ毎日残業です(たまに定時で終わる事もあります)
今は大体 19時前後に終了してますが、もっと忙しくなると 20時か21時頃迄になります。
隼人さんの勤務時間は 大体どれ位ですか?
では また後で本題レスをします。
※ 夜間のお仕事で
テープの製造業をされてると言うお話しか知らなかったもので。夜間業の勤務時間って、どうなってるのかな~と思ってました⏰
******************
【 天空の城 】
目を覚ました途端
、スパークの体が切りつけられて行き
意識も無かったので 闇の力で状況を探ろうとした時に
サタンからの声がして、急いでその場所に行った
>> 306
【 対面と介抱 】
冥界に着き 指定された場所へと向かった。
ジョンもローズも
サクラが、クィーンとして蘇った話は
知っていたのだが
姿を見た事は無かった。
部屋に行くと
ジョンは、クィーンを見て追い返そうとしたが 何にも喋らなくてもローズには 母親の勘と言うべきか、すぐに娘だと分かり招き入れた。
ジョンは 娘に謝り クィーンが
『気にしてないわ。お父様 』と言って 包容した。
そしてローズが
スパークを見せた時 クィーンは
『どうして残像なの …? 』と呟いた。
ジョンとローズは
顔を見合わせながらも 看病をする様に伝えた。
残像と分かっていても、クィーンは
懸命に治療を施した。 何時間もかけて
綺麗に処置をした後に 口づけをした。
【 大王と条件 】
クィーンが来た事で、側近や近くにいた鬼達は素早く道を空けた。
正直 ずっと此処にいる“大王”よりも 久々に来たクィーンの方が 貫禄があった位だ。
直ぐに、スパークを見つけて 眠っているだけと分かり
とても安心した。
大王は考えていた
条件を早速クィーンに出した。
スパークの額にキスをしてから、意を決した様に立ち上がり 大王の元へ行き
手を差し伸べた。
その綺麗な手の甲に大王が キスをしようと手を取った瞬間にクィーンは 指先から 力を奪い取ったのだ。
スパークを消滅させない力を。
クィーンが取り込んだ魔や闇の力は、誰にも取り返せない。
『 力を奪うなんて
条件は無いぞ!!』
周りの者は、その怒鳴り声に驚き
後ずさりをした。
大王が、怒ったのは実は初めてであり
また恐ろしくもあった。たてついた者は、突き落とされるからだ。
>> 309
しかし、クィーンは 怯えもせず 堂々と大王の前に進み
『 まぁ!何をおっしゃいますやら。
条件を飲むとは言っておりませんわよ。私を この大地獄の底へ突き落としたければ、落としなさいな。 必ず這い上がり 大王! 貴方を
巻き込み 引きづりこんでやるわ!!地の果てまでもね!』
大王よりも、もっともっと…上の位に就いている様な迫力があり、大王も周りも口が聞けない程だった。
クィーンは、スパークを安全な場所へ
闇に乗せて移動させた。
そこは、スパークがユックリ眠れ目覚めも爽やかになる
とても心地良い空間だ。危害を与える者。騙そうとする者は絶対 入れない場所だ
- << 312 【温かい雨】 この空間を作り出す力は、テラにいた時に ルナがクィーンに授けてくれたものだ。 クィーンは スパークが眠っている横に入り 傷を癒した。 目覚める頃には、体が軽く元気になる様に治癒をした。 そっと口づけて… 涙を流した。それは スパークの頬に、こぼれ落ち クィーンは 囁いた。 『 貴方に、助けて貰った体を無駄にはしないわ。愛してます。スパーク 』 愛情が込められた 滴(涙)は 温かい雨の様に スパークを濡らした。数日間 クィーンは ずっと側にいたが、スパークが目覚める前日に そこを出た。 ちなみに この心地良い空間は、スパークが出ると 消えて サラの様に彼を包み込むのだ
>> 310
しかし、クィーンは 怯えもせず 堂々と大王の前に進み
『 まぁ!何をおっしゃいますやら。
条件を飲むとは言っておりませんわよ。私を この…
【温かい雨】
この空間を作り出す力は、テラにいた時に ルナがクィーンに授けてくれたものだ。
クィーンは スパークが眠っている横に入り 傷を癒した。
目覚める頃には、体が軽く元気になる様に治癒をした。
そっと口づけて…
涙を流した。それは スパークの頬に、こぼれ落ち クィーンは 囁いた。
『 貴方に、助けて貰った体を無駄にはしないわ。愛してます。スパーク 』
愛情が込められた
滴(涙)は 温かい雨の様に スパークを濡らした。数日間
クィーンは ずっと側にいたが、スパークが目覚める前日に そこを出た。
ちなみに この心地良い空間は、スパークが出ると 消えて
サラの様に彼を包み込むのだ
>> 314
【 精霊界 】
コーディと居た時に、隙を見て奪った
「 空剣 」を取り出した。
閉じ込めらる際に 彼が空中を切り裂いた剣だ。
それに魔の力をかけて
空中を切った。
中に入る時、心の声を届けた
「精霊界に行きます。でも ご心配なさらないで。もう 閉じ込められたりしない様にします。
さようなら…。大好きなスパーク」
*****************
切った空中の切れ目は、直ぐに元に戻り分からなくなった。
精霊界と言っても広かった。
入り口ではなくて
突如として空中から 現れたクィーンに精霊達は驚いた。
大騒ぎを聞きつけて 長である者がやってきた。
精霊界でも、ひときわ目立ち全てに置いて美しいクィーンの、素晴らしき挨拶に快く感じたが
何の知らせも無い 上に 入り口も通らず、いきなり現れた者。しかも『此処に居たい』と強気だ。
『 分かった。貴女の強い意志を尊重しょう(根負けした)
だが、ダークエルフの中に行って頂く。不法侵入者だからな』
クィーンは、一礼をして ダークエルフ族でも 人を好む質の 「タオ」に連れられ 鬱蒼とした森の奥深くに行った。
『 精霊界は、とても広いんだ。
この“ダークエルフの森”と“ピュアエルフの森”だって 往復で四日もかかる位だよ』
と言いながら、イバラの蔓が絡みつく
扉を開けた。
中にいた者達は
外部者であるクィーンに、冷たい視線を浴びせた。
タオは、クィーンを庇ったが
『有り難う。平気ですわよ。へこたれませんからね!』と言い切った。
タオだけでなく、周りの目は驚きに変わった。
>> 316
ダークエルフの、女性群団の中で
リーダー格である
“ ピンク ”
にタオは、クィーンを引き渡した。
ピンクの容姿は
至って普通だったが、気に入らない者を とことん追い詰める性質である。
クィーンを、お城に連れていき 部屋に案内した
『 バラの蔓が外壁に絡み付き、扉に
バラの紋章がついてる所が女性の城
グレーの外壁で
扉に王冠の紋章がついているのが男性の城よ』
いわば、男子寮と女子寮の様なものだ。
お城の中も部屋も思っていたより綺麗だった。
ピンクは クィーンに
『 此処の住人となるなら、リーダーである私に従うのよ!』と言った。
『それは、内容によりますわ。いくら
リーダーであっても 何でもかんでも
聞いてられませんから』クィーンは そう答えた。
ピンクに、こんな口を叩いた者は居なかった。
カッ!となり頬を叩いたが
『 こんな事位で
出て行きませんわ』と話して扉を閉めた。
ベットに横たわり
もう一度 スパークに心の声を送った
>> 318
クィーンのメッセージは スパークの元に届いたが、
精霊界の何処に居るかは知らせなかった。いつも願いを聞いてくれるスパークに、次は自分が叶える番だと思ったからだ。
…………
緊急集会の席で
ダークエルフが総集する中、長から改めて クィーンに住人となる事を紹介された。
『何故ここに来た?』
集団の中から、冷たい声が響き渡った。
『 興味を持ったからですわ。
それと…この世界で暮らせる権利は頂きました。どうせ
住まわせて貰うなら 上の位を目指しますからね 』
相変わらず、群衆の前でも勝ち気だった。
新参者だからと言って、舐められたくない。その為には、気丈にのし上がろうと決めたのだ。
長は 女性で有りながら、此処まで言い張る様な…気が強い新参者を見たのは初めてだった。
………
このダークエルフは、人を嫌う種族が大半を占めている為 過去の様に クィーンを手中に入れようと考える者も無く
ある意味 救いであった。
クィーンの元に、お姉さん・ベスからの思念が届き そして
スパークからの声に 同一化された首飾りと指輪が到着した。
その事で、精神が安定したせいか クィーンは親友の二人に
「 私の為に色々ありがとう。此処は此処なりに良い事もあるのよ 」
と答えて
親友と自分との間の思念を打ち切る様に魔力をかけて、
精神安定の魔法のみを残した。
……
ダークエルフは、男女共に暴力は振るわなかった。ピンクも一度 頬を叩いた程度だけで、後は何もない。
此処では 暴力の代わりに、冷たい視線・冷ややかな言葉・相手を見て態度を変える…等が 当然の様に充満していた。
新しく来た者で、特に女性だと 毎日毎日これが続くと 辛くて自ら此処を出て行くのだが クィーンは抜けなかった。
勿論 首飾りと指輪の効果もあり精神が、追い詰められる事は無かったのだが、もう一つ ダークエルフは、同じ種族であっても 仲間意識を余り持っておらずに
“裏切った”“裏切らない”などと言う 分裂が生じず
意外にも 争い事が
無い事に、数日経ってから分かってきた。
タオの様に、ダークであっても人を好む者も数人いたが
>> 329
【 胸の内 】
それは、スパークが今 滞在している室内で行われた。
メイ・ジェーンは
『 今日一日、二人にさせて上げます』と言って、他の精霊達も入れない様にした。
******************
スパークの状況を改めて聞いたが、クィーンは胸に飛び込んで
『 また会う事が出来て良かった 』
と言い、口づけを交わした。
ソファーで、お互い寄り添いながら
クィーンは
『 私は…いつでも
貴方に守られてるのね』と 神として出て行ったスパークを想い、そして直ぐ横にいる人としての
スパークにも
『 どんな姿でも
愛する人は貴方だけです。』と 胸の内を話して もう一度
安らぎを感じさせる様なキスをした
>> 331
** 翌日 **
クィーンは、スパークの頬にキスをして 優しく起こした。
『おはよう。スパーク。朝食を作ったのよ。食事のマナーに違反しますから「あ~ん」は出来ないけど御免なさいね』と笑顔で伝えた
**********
多種類ではあるが、 食べ過ぎにはならない位の量であり
盛りつけも上手く 朝食は、どれもこれもクィーンにしか作る事が出来ない程 絶品の味であった。
食事が済んでからは、お互いに自分の時間を費やして
10時頃になった時
『お茶を入れたの』と言い、スパークの横に座って 紅茶と
お菓子を出した。
そのお菓子も手作りだけど、初めて作った種類のものだった。有名店よりも、美味しい味のそれは
クィーンが食事と同様 夫の為に心を込めて作ったのだ。
刻一刻と時間は
進み、部屋を出る時 どちらともなく
抱き締め合い、何度も口づけをして二人で メイ・ジェーンの元に向かった
>> 332
【 条件 】
スパークとクィーンが揃って出てきた時は、これ程お似合いの二人は居ないと
思う程であった。
クィーンに改めて
条件をメイ・ジェーンから伝えられた。
すると
『 闇の力の除去とサラの実体化を聞き入れます』と話した。メイは 早速それをした後、9ヶ月のサラが現れ 闇は消えた。
クィーンは、サラをスパークに手渡した。
『 私のお願いも三つ叶えて下さいね! 』と メイに伝えたが それは出来ないと答えられて
『 大精霊様とあろう方が、不平等な扱いをされますの?
一人の願いは聞き
一人は聞こうともしないなんて』と話した。
神と人との分離が条件だったと伝えたが
『 それなら、私は…これを・・』
胸を引き裂く様な痛みを堪えて 首飾りを差し出した。
『 自らの力で精神を強くします 』
メイは困惑したが
クィーンの気の強さと根に、お手上げとなり 三つを聞く事にした
『 一つ目は、サラから父親を去らさない様にして下さい。
二つ目は、私をダークエルフの所へ住まわせて下さい。
三つ目は、サラが
住みたい場所に暮らしを与えて 』
スパークが話していた下界での暮らしを聞き入れないと言い事は、彼を神と同一化させる。しかし 可愛い赤ちゃんは 必死に父親にしがみついて、母親を見ていた。
その姿に胸を突かれてしまい サラに
住みたい所を聞くと
>> 333
サラは、ついさっきまで スパークとクィーンが仲良くしていた場所を指さした。 純粋な気持ちで
此処なら 三人で会えると、サラは赤ちゃんなりの考えで示したのだ。
『…私は、母親の資格なんて無いわ。
いつか きっとサラを殺してしまう!
そんな事あってはならないわ。
サラはね、貴方が大好きなのよ。貴方なら サラを大切にしてくれる 』
クィーンは、涙をこぼしてそう言った。
『スパーク… サラの実体化を実現して頂いて、幸せでしょう?』
サラを間に挟み込む様にして スパークにも手を回して
二人に 心からキスをした。
*****************
空剣で、空間を切り裂きダークエルフの森へ入り 瞬く間に切り口は消えた。
母親がいなくなった事で、サラは大声で泣きわめいた
『まぁま(ママ)ー!』
叫びながらも、スパークを見ると安心した様子を見せたが父までも、離れていく様な気がして
小さな手でスパークの胸をシッカリ掴んで泣きつかれ眠った
※ ・クィーンと対面した時 ~ 一日中二人きりで過ごした事の心境。
・サラの実体化により、母親の資格は無いと言って、二人にキスをして涙を流しながら、森に帰ったクィーンへの想い
・ 泣き叫ぶサラを見た時の心境
の 3点お願いします。
******************【その後】
ダークエルフのお城にある、自分の部屋でクィーンは
子育ての大変さを思っており
… どんなに頑張っても私、一人じゃ育てられない…
この辛さと屈辱を乗り切る為に もっと強くなろうと思った。
ダークエルフの森に、幸か不幸か
クィーンは慣れてきていたから まさに打ってつけでもあった。
クィーンは、サラが自分を求めている事など知らずに
… あの子は、私の胸にいるよりスパークの所にいる方が幸せよ。スパークにとってもね …と思っていた。
サラが、クィーンの元に戻って来た時に言った事は
「パパもママも(自分を)捨てないで…」
だった。
中に入る前に、抱き締めて クィーンは涙を流して
『捨てない。此処の中にずっといてね』と答えた。
“サラの気持ち”なんて考えてなかった。サラは一度も
“実体化”を望んで無かったのに、それを頼んだ事により
結果として子供に深い傷を与えてしまったのだ。
******************
ダークエルフの女性軍団のリーダー(長では無い)に、刃向かう者はクィーンだけだった。
だからと言って
何でも反発するのでなく、黙って言う事を聞く時もあった。
ダークエルフの間には(長の件は除く)
特別な掟や儀式は無いのだが“しきたり”が厳しかった。
誰も何も教えてくれなかった為に、ためらった時もあったが 懸命に身を持って覚え、その間に精神も鍛えていった。
余り 失敗をしない
クィーンだったが
それでも“余所者”には とことん冷たかった。
長にもメイにも泣きつき 告げ口など
一切せずに、乗り越えていき 段々と
一人…また一人と
ダークエルフ達は
クィーンの美しさの中にある強さを認めてきた。
そんな折り、 首飾りと指輪が何故が熱を持ち始めた。
胸騒ぎと痛みが生じて、苦しくなってきた。
スパークの身の上に何か!?
でも 神の扉を開けて入る事は出来ない。
クィーンは、空剣を取り出した。この剣にはコーディの力も注がれている。
出来るかどうか分からないけれど…
クィーンは、その剣を自分に突き刺した。“願い”は“想いの姿”となり 神のいる元に着いた。
想いの姿は、実体ではない為に魔力も闇の力も使えない。
神でも何でも無いのに、入れた事は奇跡としか言い様が無かった。
入った時、姿に
壮絶な痺れが包まれた。
神々は まだ「地位確立」の話をしていて
>> 338
指輪と首飾り…そして 胸のざわつきや
痛み 苦しみの訳が分かった。
『スパークは、何処におられますの!?』
痺れが回っていても気の強さが現れた口調は変わらず、直ぐ側の扉の中にいる
スパークの耳にも届いた。
神々は、クィーンの(また一段と)見た事のない麗しき姿に
コーディと同様 一斉に魅了されてしまった。
スパークは、今
祈り中で出て来ない。
力ある神達がクィーンを取り囲み 襲い始めた。魔も闇の力も使えず、痺れもあり 抵抗も弱々しく、口を塞がれていた為に声が出せなかった。それでも
何とか事無きを得て、無理矢理にスパークがいる部屋に
逃げ込んだ。
………………
スパークが、その時に見たクィーンの姿は 衣服がビリビリに引き裂かれていて、肌が見えており、隠してはいたが誰かに胸を掴まれた痕が見えた。
想いの姿と言えども、元々 クィーンは入れない領域。
気持ちを口にするのが精一杯だ。
『“罠”に気を付けて下さいね 』
いつもなら、口づけをするのだが とても耐えられない程の 痺れに痛みが加わり、涙と共に その姿は消え サラの時の様にスパークを包んだ。
>> 339
目を覚ますとクィーンは、メイの側にあるベットで寝かされていた。
想いの姿で神の領域に行った時に、
神が向かう扉に異変が生じていた。
それで直ぐ思い当たったのが、クィーン。
早速 大鏡で映し出した所、剣を突き刺し 真っ青になって
倒れているのを見た為 鏡からクィーンを引っ張り込んだ。
『あの剣は、もう使えない様に消去しました。空剣で刺すと、なかなか傷は塞がらないのですよ。いくら永遠の力があると言って…』
メイが、注意をしながら もう一度、剣で刺した傷口の状態を見ようと 布団をめくった時、さっきまでとは違い 衣装がボロボロの状態だった
- << 342 本来 想いの姿は、 直接本人の元へ行くのだが、立ち入り禁止のエリアであった為に 最高神たちの元に着いてしまった。それでも、充分奇跡だった。 想いの姿に傷を付けられても、実体に影響は無いのだが 今回は、場所が場所だったせいで 本体にも及んだ。 ……… メイが優しく、クィーンにユックリ何が遭ったのかを訊ねた。 クィーンは、最初から順序立てて話していき 『…そこで有った神達は、自分の“地位”を保てると笑いながら話していました。 そして、私の姿を見て 抑え付けられたの。それでも 最後までは行かなかった。だけどね 胸を掴まれたり 口づけをされたわ』 クィーンは、大粒の涙を流してメイに泣きついた。
>> 340
目を覚ますとクィーンは、メイの側にあるベットで寝かされていた。
想いの姿で神の領域に行った時に、
神が向かう扉に異変が生じていた。
…
本来 想いの姿は、
直接本人の元へ行くのだが、立ち入り禁止のエリアであった為に 最高神たちの元に着いてしまった。それでも、充分奇跡だった。
想いの姿に傷を付けられても、実体に影響は無いのだが
今回は、場所が場所だったせいで 本体にも及んだ。
………
メイが優しく、クィーンにユックリ何が遭ったのかを訊ねた。
クィーンは、最初から順序立てて話していき
『…そこで有った神達は、自分の“地位”を保てると笑いながら話していました。 そして、私の姿を見て 抑え付けられたの。それでも
最後までは行かなかった。だけどね
胸を掴まれたり
口づけをされたわ』 クィーンは、大粒の涙を流してメイに泣きついた。
- << 344 メイは、クィーンを妹の様に包み込み “お姉さん”と同じ様な温かみを感じた。 スパーク以外の者に口づけと、掴まれた胸を浄化させる 洗礼を受けさせて “汚れ”を無くした。 衣装は、ダークエルフの者が着る事の出来る綺麗なドレスを 身に着けさせた。 『 実はね…貴女の身を案じたご友人が、貴女の体を外の世界に出しました。それを 私が又此処に連れ込んだのよ。 精霊の力で無いと傷口が広がる一方ですからね 』とメイは話した。 『 お気遣い有り難うございます。私は どうすれば良いのですか? 』と訊ねた。 『貴女次第ですよ』 その答えに… 『では、ダークエルフに行きます。あの森 結構好きなの』 と言った
>> 342
本来 想いの姿は、
直接本人の元へ行くのだが、立ち入り禁止のエリアであった為に 最高神たちの元に着いてしまった。それでも、充分奇跡だった。
…
メイは、クィーンを妹の様に包み込み
“お姉さん”と同じ様な温かみを感じた。
スパーク以外の者に口づけと、掴まれた胸を浄化させる
洗礼を受けさせて
“汚れ”を無くした。
衣装は、ダークエルフの者が着る事の出来る綺麗なドレスを 身に着けさせた。
『 実はね…貴女の身を案じたご友人が、貴女の体を外の世界に出しました。それを 私が又此処に連れ込んだのよ。
精霊の力で無いと傷口が広がる一方ですからね 』とメイは話した。
『 お気遣い有り難うございます。私は どうすれば良いのですか? 』と訊ねた。
『貴女次第ですよ』
その答えに…
『では、ダークエルフに行きます。あの森 結構好きなの』
と言った
- << 346 大鏡からメイが、ダークエルフの部屋にクィーンを入れた。 『私、どんなに地位の高い方が此処から出る様に言われても 抜けたくありません!!』と言い切り 『 スパークが居なくても……過ごして行ける場所を見つけました。それが此処です 』クィーンの気持ちに嘘は無かったし、誰も彼女を騙して こうなった訳でもない。 打ち切っていた思念を解除して、お姉さんとベスに声を届けた。 「 私は 今いる場所が好きです。 スパークは、いつも私を見守ってくれています。だからねそっとしておいて。 最後に、スパークと会えたから良かったのよ。 二人とも、いつも有り難う 」 それは 二人に届いて、思念の交流は出来ない様に遮断をした。
>> 344
メイは、クィーンを妹の様に包み込み
“お姉さん”と同じ様な温かみを感じた。
スパーク以外の者に口づけと、掴まれた胸を浄化させる
洗礼を…
大鏡からメイが、ダークエルフの部屋にクィーンを入れた。
『私、どんなに地位の高い方が此処から出る様に言われても 抜けたくありません!!』と言い切り
『 スパークが居なくても……過ごして行ける場所を見つけました。それが此処です 』クィーンの気持ちに嘘は無かったし、誰も彼女を騙して こうなった訳でもない。
打ち切っていた思念を解除して、お姉さんとベスに声を届けた。
「 私は 今いる場所が好きです。
スパークは、いつも私を見守ってくれています。だからねそっとしておいて。 最後に、スパークと会えたから良かったのよ。
二人とも、いつも有り難う 」
それは 二人に届いて、思念の交流は出来ない様に遮断をした。
- << 348 メイからの洗礼で 汚れは浄化されていたが、クィーンの心には深く深く残っていた。 過去の様に、怯える事も震える事は無くなってはいるが 気持ちとして残っている不快感を取り除けるのは、夢や想いの姿ではなく、スパーク自身にシッカリと抱き締めて貰い、愛情溢れたキスをしてくれる事だと気が付いた。そして 横で一緒に休みたかった。 だけど、それはもう叶わぬ事だと言う事も同時に分かった。
>> 350
クィーンは、スパークが最高神となり
精霊のお城にいる事も知らなかった。
ダークエルフの言動が柔らかくなり、ピュアとの交流が出てきた時に スパークは天と一体化をしたと思っていた為だ。
クィーンは、自分で“あの事”に対する心の傷を癒そうと乗り切っていった。
全エルフの中で
長の次の各位となっている 「モンタナ」
と言う者が、長を
暗殺して その座を狙おうとした所を
クィーンが見つけて、闇の力を使い
大地から毒蟻を這い上がらせた。
『正々堂々と戦う勇気のない者が、長としてやって行けると 思っていらっしゃるの!?』
クィーンの背後に
は、大蛇や狐の霊でも憑いているのかと思う程の迫力があった。
モンタナは、身動きが取れなくなり
長の座を狙う事をやめ、今までの席からも降ろされて
大精霊様から邪悪心を抜かれ ピュアとして過ごす事になった。
>> 352
長の次の座‥リエルフ‥に就いた、クィーンは手抜きをせずに手際よく事を進めていて 板に付き始めていた。
…………
パワフルな体力と
根性で過ごしていく日々の中の事。
夜中に睡眠を取ろうと、ベットに入りかけた時 枕元に神が現れた。それは
クィーンを襲った内の一人。
………
この神は、コーディの兄であった。
コーディの力は、決まった範囲でしか
使えなかったが
兄の“カイル”は 空全体の神の力を持っていた。
弟からクィーンの話しは常々聞かされていたが、パートナーがいるのなら
気持ちを抑えろと何度も言っていたのに、聞かなかった為に葬られた。弟であっても、罪を犯そうとしたのだから仕方あるまいと思っていた
- << 355 所が、クィーンが 神達の前に現れて その姿と口調に 直ぐ弟が話していた女性だと分かった。 余りにも、美しくて魅惑過ぎるクィーンを見た時 あんなに弟へ忠告していた筈の自分が一番 理性を抑えきれず クィーンの所へ行き、他の神達も 同じ様に取り囲んだ。 彼女の肌に触れ 口づけたのは、カイルだ。 ……… スパークに、神達が力を授けていて 勿論自分も授けたが 全てを渡した訳でなかった。 スパークが、今いる場所とクィーンに知らせぬ様に言った事を聞き、部屋に来たのだ
>> 353
長の次の座‥リエルフ‥に就いた、クィーンは手抜きをせずに手際よく事を進めていて 板に付き始めていた。
…………
パワフルな体力と
根性…
所が、クィーンが
神達の前に現れて
その姿と口調に
直ぐ弟が話していた女性だと分かった。
余りにも、美しくて魅惑過ぎるクィーンを見た時 あんなに弟へ忠告していた筈の自分が一番
理性を抑えきれず
クィーンの所へ行き、他の神達も
同じ様に取り囲んだ。 彼女の肌に触れ
口づけたのは、カイルだ。
………
スパークに、神達が力を授けていて
勿論自分も授けたが 全てを渡した訳でなかった。
スパークが、今いる場所とクィーンに知らせぬ様に言った事を聞き、部屋に来たのだ
>> 355
クィーンは、カイルに ひるむ事もなく
追い出そうとした
その時に クィーンの腕を引っ張り、自分の胸に引き寄せて 無理矢理 抱き締め一方的に、口づけを 何度もして 胸を触り出した。
クィーンが、少しカイルの力を取った事に気づくと 手を離して姿を消した。
その直後に、クィーンは上着を羽織り
大精霊のお城に向かって走り 駆け込んだ。
『 真夜中に、ご無礼をお許し下さい』
しっかりと答えていたものの、品性あるクィーンが薄いネグリジェに上着を羽織い 走り込む行動に
不安を感じ メイは 中に入れた
- << 358 『 洗礼を受けさせて下さい 』 メイは、直ぐに用意をしてクィーンを入れた。此処での洗礼は、清水と洗練されたソープで身を清めるバスルームの様な場であったが、大精霊の許可が無いと 入れない。 ……… どんなに どんなに 洗礼しても、クィーンの気持ちが洗われる事は無かった。 清めが終わり メイは訳を聞こうとしたが、それが出来ない程 クィーンが 疲れているのが分かった。 そこに、メイの夫が現れた。 メイからクィーンを紹介された時、 思わずスパークの話をしそうになったが 何も言わずに黙っておいた。 クィーンは、二人に挨拶をして 止めるのも聞かずに 外に出て夜道を走り部屋に帰った。
>> 356
クィーンは、カイルに ひるむ事もなく
追い出そうとした
その時に クィーンの腕を引っ張り、自分の胸に引き寄せて 無理矢理 抱き締め一方的に、…
『 洗礼を受けさせて下さい 』
メイは、直ぐに用意をしてクィーンを入れた。此処での洗礼は、清水と洗練されたソープで身を清めるバスルームの様な場であったが、大精霊の許可が無いと
入れない。
………
どんなに どんなに
洗礼しても、クィーンの気持ちが洗われる事は無かった。
清めが終わり
メイは訳を聞こうとしたが、それが出来ない程 クィーンが
疲れているのが分かった。
そこに、メイの夫が現れた。
メイからクィーンを紹介された時、
思わずスパークの話をしそうになったが 何も言わずに黙っておいた。
クィーンは、二人に挨拶をして 止めるのも聞かずに 外に出て夜道を走り部屋に帰った。
- << 360 カイルは、必ず クィーンの元に来る。部屋を変えて貰っても同じだった。 カイルを追い返す為に、クィーンは精一杯立ち向かった。 幾日も幾日も、それが続き、リエルフとしての仕事中に倒れてしまい 数日間は 休む事となった。 体力が低下したクィーンを、カイルは ここぞとばかりに 抑えつけた。 嫌がるクィーンに キスをして、好きな様に触りまくった。 残っている体力と 魔力と闇の力を合わせ、カイルを引き離した為に 最後を越える事は無かった。 闇がカイルを地に引きづり、魔が地の底へ押し込めた。 この力を使ったのは初めてだった事もあり、体力の低下も酷くなってクィーンは 首飾りと指輪の力だけで 大精霊様の元へ行った。
>> 358
『 洗礼を受けさせて下さい 』
メイは、直ぐに用意をしてクィーンを入れた。此処での洗礼は、清水と洗練されたソープで身を清めるバスルームの様…
カイルは、必ず
クィーンの元に来る。部屋を変えて貰っても同じだった。
カイルを追い返す為に、クィーンは精一杯立ち向かった。
幾日も幾日も、それが続き、リエルフとしての仕事中に倒れてしまい 数日間は
休む事となった。
体力が低下したクィーンを、カイルは
ここぞとばかりに
抑えつけた。
嫌がるクィーンに
キスをして、好きな様に触りまくった。 残っている体力と
魔力と闇の力を合わせ、カイルを引き離した為に 最後を越える事は無かった。
闇がカイルを地に引きづり、魔が地の底へ押し込めた。
この力を使ったのは初めてだった事もあり、体力の低下も酷くなってクィーンは 首飾りと指輪の力だけで 大精霊様の元へ行った。
- << 362 クィーンが、再び メイの所へ来たのは 真夜中に駆け込んで来てから、随分 日が経っていた。 仕事中に、あのバイタリティー溢れるクィーンが倒れたと聞き 心配していた頃 彼女は来た。 相変わらず美しかったが、元々痩身であるクィーンは 前に見た時よりも 細くなり ロウソクの火が消えてく様な 透明感があった。 洗礼を願い、中に入ると 沢山の涙と一緒に身を清め 皮膚が破けても 構う事なく こすりつけ、流れ出る血液も流していた。 ……………… 傷は、直ぐに戻った事だし メイに気付かれない様にしょうと思った。 洗礼後 メイと(元)大魔界様の所に行った時、二人はクィーンに願い事を訊ねた。 『 叶わない願いなら、話したくありません 』と答えた。 『言ってみないと分からないぞ』と大魔王に言われて 『スパークに会ってシッカリと包み込んで貰いたい。幻想や夢じゃなくて、スパーク自身に。目が覚めても側にいて欲しい』 メイは、気丈に答えながらも本当はクタクタになっている クィーン。そして スパークの神としての気持ちも分かり 目を潤ませた。 大魔王は、 『スパークは 此処にいるが君には会いたくないと言っている』と言葉を漏らした事で、クィーンは 『 私が汚れたからですね…。』と 悲しみに満ち溢れた声を出し ふらつきながら立ち上がった。 メイは、大魔界様に睨みつけながら 『違うの。そうじゃないの』と言い、クィーンには優しく訳を話した。 『そうですか…。 分かりました。 スパークに伝言を お願いします。 “いつも見守ってくれて有り難う”と』 クィーンは、スパークに無視をされていた事も知ってしまったが、それでも 彼を信じた。
>> 360
カイルは、必ず
クィーンの元に来る。部屋を変えて貰っても同じだった。
カイルを追い返す為に、クィーンは精一杯立ち向かった。
幾日も幾日も…
クィーンが、再び
メイの所へ来たのは 真夜中に駆け込んで来てから、随分
日が経っていた。
仕事中に、あのバイタリティー溢れるクィーンが倒れたと聞き 心配していた頃
彼女は来た。
相変わらず美しかったが、元々痩身であるクィーンは
前に見た時よりも
細くなり ロウソクの火が消えてく様な 透明感があった。
洗礼を願い、中に入ると 沢山の涙と一緒に身を清め
皮膚が破けても
構う事なく こすりつけ、流れ出る血液も流していた。
………………
傷は、直ぐに戻った事だし
メイに気付かれない様にしょうと思った。
洗礼後 メイと(元)大魔界様の所に行った時、二人はクィーンに願い事を訊ねた。
『 叶わない願いなら、話したくありません 』と答えた。
『言ってみないと分からないぞ』と大魔王に言われて
『スパークに会ってシッカリと包み込んで貰いたい。幻想や夢じゃなくて、スパーク自身に。目が覚めても側にいて欲しい』
メイは、気丈に答えながらも本当はクタクタになっている
クィーン。そして
スパークの神としての気持ちも分かり
目を潤ませた。
大魔王は、
『スパークは 此処にいるが君には会いたくないと言っている』と言葉を漏らした事で、クィーンは
『 私が汚れたからですね…。』と
悲しみに満ち溢れた声を出し ふらつきながら立ち上がった。
メイは、大魔界様に睨みつけながら
『違うの。そうじゃないの』と言い、クィーンには優しく訳を話した。
『そうですか…。
分かりました。
スパークに伝言を
お願いします。
“いつも見守ってくれて有り難う”と』
クィーンは、スパークに無視をされていた事も知ってしまったが、それでも
彼を信じた。
>> 361
この程度の力で、カイルは、自由を奪われる事はなかった、カイルは、遊んでいただけで、力を使っていたわけでは、なかったからだ、次はどんな抵抗をす…
気配に、気が付き
カイルが直ぐ側に
いる事を察し
闇の力で姿を現せた。
カイルの目的は、勿論 クィーンだ。
メイや大魔界様も
助け様としたが、気絶をさせられてしまった。
洗礼を受けたからと言っても、精神のダメージは残っている。体力だけが 洗礼により戻ってきていた。
クィーンは、罪なきメイと大魔界様の気を失わせた事で
闇と魔の力、そしてあの“神をもおそれぬ力”を呼び起こした。あのパワーは ダークエルフの冷たい待遇などによって どんどん鍛えられていた。
- << 365 どんな影響が出るのか分からなかった為に、むやみに使わなかった その力を 放出しだした。 空の神なら、それに見合うもの・・星空に浮かぶ“へびつかい座”の元へ闇風が 向かい 蛇は闇に乗った。 蠍座の“サソリ” 射手座の“矢と弓”は風が運び込んだ。 その間に、魔は白狐と狸の霊魂を交えて カイルを締め付けた。光を放ち分散させれは させる程 魔は再び結集されて 力は強くなる。 闇風がクィーンに戻り、二匹の巨大な蛇は 挨拶代わりに擦り寄ってから 魔と交代して 彼の両足首と手首に巻き付き サソリが胸を差し 弓矢は 思考を突き刺した。 クィーンがお礼と共に合図を送ると
>> 363
気配に、気が付き
カイルが直ぐ側に
いる事を察し
闇の力で姿を現せた。
カイルの目的は、勿論 クィーンだ。
メイや大魔界様も
助…
どんな影響が出るのか分からなかった為に、むやみに使わなかった その力を
放出しだした。
空の神なら、それに見合うもの・・星空に浮かぶ“へびつかい座”の元へ闇風が 向かい 蛇は闇に乗った。
蠍座の“サソリ”
射手座の“矢と弓”は風が運び込んだ。
その間に、魔は白狐と狸の霊魂を交えて カイルを締め付けた。光を放ち分散させれは させる程
魔は再び結集されて 力は強くなる。
闇風がクィーンに戻り、二匹の巨大な蛇は 挨拶代わりに擦り寄ってから 魔と交代して 彼の両足首と手首に巻き付き サソリが胸を差し
弓矢は 思考を突き刺した。
クィーンがお礼と共に合図を送ると
>> 364
クイーンに追いついたカイルは、クイーンに言った。『私を受け入れよ、私を愛すれば、スパーク様に会わせてやろう』クイーンは、始めて、スパークが生…
クィーンは、倒れたカイルを闇にとけ込ませた。
その闇は、閉ざされた扉の一ミリもあるか無いかの隙間から 入り込み スパークの元に行った。
大魔界様とメイを
月の優しい力で包み込んで、ダークエルフのお城に帰った。
…………
部屋に戻ると、いつもと違う暖かい空気を感じた。
スパークに見られてるとも知らずに、 お祈りをする様な姿で
『 貴方の元にカイルを送りました。
お願い。彼を処罰して。
私……カイルに…
体中を触られて、口づけもされました…』涙が溢れて止まらなくなった。
だけど、この森が好きなクィーンは此処から離れ様とはしなかった。
カイルを溶け込ました闇が、クィーンの元に戻った折りに
スパークの事が
伝えられた。闇は
あの後、カイルから力と生気を奪い取り帰ってきたのだ。
クィーンは、魔の力で大蛇を呼んだ。
そして キラとの戦いと同様に、空気と血を嗅ぎ分けて クィーンはスパークを引きづり出した。
“会わない”と言う意識で剣を刺したのだから なかなか
手強かったが、負けなかった。
スパークの体を
闇風でベットに休ませた。
月の魔法とクィーンの真心で、傷をゆっくり一つずつ治していった。
カイルの力は、闇と共にクィーンに入り込んだので それを
使った。澄み渡った青空の輝きを風に変えて、スパークの魂を復活させ 戻らせた。
後は、意識が戻るのを待つのみ。
クィーンは スパークに布団をかけ
こう話し掛けた。
『カイルが、魔法で貴方の姿を消していた事を知らなかったの。 体を触られた時、来てくれてたのね。それだけでも嬉しい。有り難う。
カイルは、最後まで関与してないわ 』
【 棺 】
あの日…棺に入る時の事だ。
(書き忘れてました)
おびただしい棺の数々。霊気が漂い、冷たい風が身を包んだ。
不死身の門番が近づいてきた。
『貴女ほどの魔や闇の力を持つ方が、何故ここへ? 』
『…愛する人に、魂を元に戻したかった。私の体がボロ雑巾の様になってもね。 でも、その事実を知ればスパークは
きっと苦しみます。 だから 来たの。
私が一人で数人を倒した時は……』と言いかけると 門番は優しく肩を叩き
棺へと案内した。
石で出来た棺だ。続
【 カイルの策略 】
少しずつ…スパークの夢に過去の記憶が出て来ている頃・・
カイルの企てている計画は こうだ。
全ての記憶が戻っても、スパークが『自分の妻はクィーンだ』と本心から言い
愛し持って、おびただしい数の棺の中から、クィーンを象徴した「 薔薇 」が刻み込まれている石の棺から、救い出し…
この墓場から出た時 クィーンを自分がスパークの手から 取り上げる。
そして「慰め」として扱うのだ。
棺から出されても
丸一日は、眠っているのだから クィーンは抵抗が出来ない為に、好きなだけ遊べる。
もう一つは、スパークがクィーンを選ばなかった時だ。
そうなれば、棺から救い上げる者はいない。ならば “想いの姿”を使い クィーンの脳裏に入り込む
>> 391
【夢の中のティアナ❓】スパークは、また夢を見ていた、どこの国の騎士団だろ❓僕がいる、ティアナに似た可愛い男💧やけになつこいな💧どこに行くにも…
『 外を見て!見て!
雨が降ってるよー。こんな事 滅多にないよねっ! 私 びっくりしたわぁ。
ほらっ スパークも見てよ。早く。早く~』
ティアナは、良く言えば“明るい”悪く言えば“賑やか”だった。
“積極的”も良い面だが、角度を変えれば “強引”。
ティアナは、手を引っ張って小雨の降る中、外に 出させた。
ティアナは、勝手に走り出し
『あー!泥が跳ねたじゃないの! 服が汚れちゃったわ。もう嫌よ(お城の)中に入りたいわっ』と
、まるで外に出させたのは スパークの様な口ぶりで、
中に連れて入る時も やたらにくっつき、引っ張りまくった。
※小雨の降りしきる中に立ち、雨に対しての心境(394番参)
と ティアナの言動への心境
お願いします
******************
棺の中では、刻‥一刻と 微々たるものであるが
クィーンの体は冷たくなっていた。
【ティアナの返事】
『サクラ?そんな人 知らない!私、先に入るからね』
絡めていた手を振りほどいて、さっさと中に入った。
***********
【メイからの返事】
『現実は、時に辛いものだけど目をそらしちゃいけないのよ。色々あっても私達以上に、貴方の健康と無事を考えている女性(ヒト)が‥います。貴方を信じながら、深い眠りの底にいるのよ』
と、意味深な言葉を告げた後
胸がつかえながらも『 貴方が見ている夢は、過去の貴方です 』そう話して
スパークの精神を安定させ持続出来る魔法をかけた。
後日 精霊お姉さまの話しが、シルバの元に届いた。
このまま 放っておいても いつかは知る現実だ‥。そう思い スパークをダークエルフの森に連れて行った
【ティアナの好意】
ティアナは、スパークに好意を持っていた。自分の言う事を何でも聞いてくれる 便利屋さんだったからだ。
ワガママばかりを彼に言い、少しでも思う様にいかないと 側にある物を叩きつけて置いたり、蹴ったり 関係ない者に八つ当たりをしていた。そして“努力”が嫌いだった。
クィーンは、努力に努力を重ねていき
実を結ぶ様にしてたが ティアナはしなかった。
周りの精霊達も、ティアナの八つ当たりが嫌で好きな様にしてたから余計 図に乗っていた。
そんなティアナに
堂々と注意をしているのが、タオだった。その事で文句を言われても 物を投げつけられても
『いつかきっと自分に返ってくるよ。
ティアナがやってる事は、幼い子供と変わらない。
いいか? “若い”と“幼稚”は別ものだ!』
そうハッキリ言われていたのだ。
どんな者もティアナを甘やかした。でも タオは違う。
彼女は、何でタオが自分にだけ厳しいのか分からなかった
【 心の涙 】
棺の中で、クィーンは計り知れない胸騒ぎと心痛を伴っていた。それが 自分自身に忍び寄る不安なのか‥。分からなかったが、もしもスパークだったら!?
クィーンは苦しくて苦しくて仕方が無かった その瞬間
指輪が砕け散り、
心の涙が加わって
冥界をさまようスパークと、また体にも降り注いだ。
愛情と真心の霧雨の様に 染み渡った。少しでもスパークが助かって欲しいと願った。
※ その時の心境お願いします
カイルは、夢を封じた後のスパークの事や周りの者達に対しては、何もしなかった。
万が一 、何かの拍子で全ての記憶を取り戻したとしても
きっと 自責の念からクィーンの元には行かないと確信を持っていたからだ。
だが もし行く事になれば 自分は倒される。そうしたら
慰め者が手に入らない。
念には念を‥カイルは、自分に魔法をかけた。 スパークがクィーンを取り上げた時点で“役目を果たし 立ち去った所を狙える様にと。
>> 410
【 出会い 】
ある晴れ渡った日の事。
長老とリエルフ(長の次の位に就く偉いさんの座名)当時は
《モンタナ》と言う名の者・ダークエルフの中でも人好きな《タオ》 と双子の妹でピュアエルフにいる《ティアナ》 で、対立する森同士の共和について話し合っていた。
しかし平行線で少しも進まなかった時…全く何もない空間が歪んだ。皆は、後ずさりをしながら
様子を見ていると
そこから、光輝く程 美しい女性(ヒト)が現れ歪みは、消え失せた。
女性の名は“クィーン”と言い
名前に恥じない位
の品性があり、また 挨拶も素晴らしいものであった。
“ティアナ”は、クィーンを見て(自分も こんなに綺麗になりたい)と願望を持った( 思うだけで 努力はしないが)
そして「ピュア」に入って欲しいと長老に頼んだ
>> 411
森全体のしきたりと言うか、当然と言うか… 入り口からでなく 森の中央に位置する場所に、前もって何の連絡もせず 突如として現れた者を 歓迎する訳にはいかなかった。
ティアナは、自分の意見が通らなかった事に腹を立て その場にあったブリキのカップを投げ捨てる様にし帰って行った。
兄のタオが、妹の態度に対し代わりに謝った。
程なくして、長にクィーンは この森に居たいと話した。
長とモンタナは、クィーンとの出会い方は ともかくとして
挨拶や礼儀などは
見事な位 しっかりしたものであった為に 居る事を許可した。たまたま そこに残っていた タオに頼み、その者は
クィーンを連れ
ダークエルフの森へと向かった
- << 414 【 森の歓迎 】 タオは、歩きながらクィーンが先ず“森自体”に気に入られるかどうか心配した。 来るもの拒まずのピュアの森は別として、ダークの森は 人を選ぶからだ。 「気強さ」 「根性」 「負けん気」 「並々ならぬ悪意を跳ね返す力」…どれも、森が基準とした線に満たしていないと 森が遠ざかる。 その線も、高度であるから 通常の精神では入れない。 クィーンは その事を知らず 森の側まで来た時 それは 遠ざからず近づいてきた程だった。続く
>> 412
森全体のしきたりと言うか、当然と言うか… 入り口からでなく 森の中央に位置する場所に、前もって何の連絡もせず 突如として現れた者を 歓迎する…
【 森の歓迎 】
タオは、歩きながらクィーンが先ず“森自体”に気に入られるかどうか心配した。 来るもの拒まずのピュアの森は別として、ダークの森は 人を選ぶからだ。
「気強さ」 「根性」
「負けん気」 「並々ならぬ悪意を跳ね返す力」…どれも、森が基準とした線に満たしていないと 森が遠ざかる。
その線も、高度であるから 通常の精神では入れない。
クィーンは その事を知らず 森の側まで来た時 それは
遠ざからず近づいてきた程だった。続く
>> 414
新しく来て、森から歓迎される人なんて稀でタオは驚いたが 森を抜けてダーク族に会うまでの事に 耐えきれるのか…と思い始めた。
到着する迄の間、自分の過去が全て映し出される(これは、森の鏡にも反映されている)
産まれ育った環境での事。(スパークの夢にも出てきた)お花畑の事~船上で明かされたシドとの確執……ありとあらゆる事が、事細かく浮かび上がる。その中で サクラは、色々な事が襲いかかってもスパークのせいでは無い。スパークは、悪くない!と信じて愛し また いつもいつも 健康と無事を思っていた。
クィーンの過去は
次に、火あぶりまで辿りついた。
サクラからクィーンになった時だ。
返還された記憶。
スパークが耳と目を使えなくした事。
再会出来た時の嬉しさ。
何もかも次から次へと蘇ってくる。
……その後、テラに着いた時の事も見える。
スパークの試練で起きた出来事にも、
全く動じずにいて
…スパークは、私の夫。夫が汚らわしい事をする筈ない。
これは仕方のない事だもの…と心から 思っていた。
>> 419
スパークの前に行った時、衣装はズタズタで 掴まれた胸が痛くて押さえた。
今は、自分の身の上より
スパークの事だ。
『“罠”に気を付けて下さいね 』
どんな罠なのか、話したかった。だけど 体の痺れと痛み…
心の衝撃・・想いの姿が薄れていくのを感じ取り それしか言えなかった。
そして スパークを包む様にして消えた。
……………
後日、ダークの態度の変化などから
スパークが無となったと知る。だけど
精霊のお城にいる事は分からなかった。
だから…自分で、あの時の屈辱を乗り切るしか道は無かった。 乗り越える迄は
本当に、血の涙でも出そうな程 過酷だった。それでも
努力を重ね続けて
やっと 落ち着き始めた。
そこから、モンタナの暗殺計画や自分が リエルフとして
任命され・・これからって時に現れた カイル。
>> 420
この時も、最後までは行かなかったものの 辱めを受けた事に違いはなく
洗礼を受けに行った。
カイルは、毎日の様に現れて クィーンは辛く苦しかった。
首飾りと指輪さえ
有ればいいと言う訳じゃない。
ある時 シルバから
願い事を聞かれた。 でも叶わないなら言っても仕方が無い。と話したが、それでも促された為に
『スパーク本人に抱き締しめ包み込んで欲しい。目が覚めても側にいて欲しい』
その願いを告げた時に、初めて 目と鼻の先の部屋に本人がいてた事を知った。
無視をされていた事も分かったのだが
スパークを悪く思わず、信じ続けた。
*********
自責の思いから、自害したと 闇からの知らせで聞き クィーンは 彼を蘇らせた。
カイルの仕掛けた罠によるものが原因となって起こった事。
スパークは、一つも悪くないのだから
責任を感じる必要はない
>> 421
体の傷も、時間を掛け丁寧に治して
綺麗になった時に
魂が宿った。
それと、ほぼ同時に メッセージと共に魂が着たが 妙だと思い覗くと 神たちが、自分をゲームの玩具にする計画をしていた。
クィーンは それを
スパークに忍ばせて 助けを求めた。
ほんの一瞬の間に
スパークは、別の者と魂を擦り替えられていて それは直ぐに察知した。
魂を取り返したかった。
スパークが様々な戦いの末に手にした力も含め、大切な体に戻したい。
そう思い 口車に乗せられた振りをして行こうとも考えた。
でも きっと自分を待ち受けているのは、数人に回される事。
・・それで 魂を返還されるので有れば…とも思ったのだが その真実をスパークが知れば、苦しんでしまうだろう…。
>> 424
クィーンは平気だった。
度重なる冷酷な扱いでも、負けてなかった。日が経つ毎に ダークエルフは
仲間意識が そんなに強くない分、裏切る 裏切らない等の問題がない事。
それぞれが干渉しない事。
広く浅くの付き合いの種族の為に
悪口や陰口も無い。などの利点が分かり始めた。
結構 良い所だと感じつつ暮らしていたのだ。
……………………… 【 変化 】
森の鏡で、様々な出来事を スパーク達が見ていた頃…
カイルの手は、着実にクィーンへと向かっていた。
棺の中では、体がどんどん冷えてきている。それを知りカイルは 喜んだ。
墓場で永遠の眠りについた者の 体が冷えれば冷える程
目覚めの時は遅い。
と言う事は もしスパークが 任務で
クィーンを取り出して 立ち去れば、
あの“慰め者”を好き放題に遊べる。 数日は、眠ってるのだから
抵抗は出来ない。
自責で 来なければ脳裏に入るしか無いが、それでも 肉体が冷えきれば 夢でも クィーンは身動き出来ない。
そして…万が一に備えての準備は整っている。
早く あの玩具を使いたくて仕方がなかった
>> 434
翌日になったのかさえも分からない闇の中で かすかな光が見えて それは、近づいてきた。
カイルとトマスだ。
カイルは万が一に
備えて自分に魔法をかけており、それは 隠し持っていた為に 棺の中で使う事が出来…トマスを呼び寄せるのに成功した。トマスは、ああ言えば助けて貰えるとメデタイ考えでいたけど 失敗した。
カイルから、クィーンの話を聞き
久々に気持ちが膨れだした。
そして 今 会えた。
華がいる世界に、カイルが持っていた魔法の力で 二人は入り込んだ。
…………
門番も 精一杯の力で、守っていたが
棺に入っている者は他にもいて かかりっきりにはなれなかった。それでも
出来る限りの事はしていた。
******************
トマスが、スパークの人としての記憶を持っていた。正真正銘のものだ。
『 スパークの大切な記憶を返しなさいよ!』寒さで震えていても 気強さは衰えない。
カイルと一緒に近づいて来たかと思った瞬間 衣装は引き裂かれた。
二人の手や口は、クィーンを掴み 触り出した。
闇と魔を駆使して
二人を引き離した。
そして…神を一度に切り裂き 爆破させて倒した。暗闇の中は、崩れ落ち始め
お城で、会話がなされている頃…(クィーンには聞こえていない)
エルフの森の者達の祈りで、体の表面は 温かくなっていたが 芯は冷えきって
感覚すら無くなっていた。
過去の様に、恐怖を感じる事は無いのだが 受けた屈辱は
「 魔 」となり新しい力の蓄えと変化して 抜ける事は無い。
だからと言って、水に流せはしなかった。
あの二人を完全に滅ぼす前に聞こえた 言葉。
『 スパークも、結局は俺たちと一緒だ。愛するだけ愛し
ゴミの様に捨ててるのだからな!』
クィーンは それに対して
『 貴方達と一緒にしないで下さる!?
スパークは そんな方じゃないわ! 』
無惨に切り裂かれた衣装で 体を隠しながら 気丈に答えて 二人を抹殺して
世界まで巻き添えとなった。
**************
勿論 スパークを信じている。
だけど その言葉が
耳に残っていたのだ。
>> 444
【 砕けた願い 】
クィーンは、ただただスパークに会いたかった。何度も 何度もそう願っていた。
でも叶わなかった。
……………
クィーンは、再び
滅んだ闇の奥底に落ちて行き 目覚める事はなかった。
新しく神となった者達からも 森の仲間からも…全てを遮断した。
そうして どんどん…闇に飲まれて沈み果てた
- << 449 【底なし闇の奇跡】 クィーンは、実体事 深い闇の底に落ち続けていた。 その中で カイルが最期に、放ったあの言葉に強力な魔法が かけられていた事を知った。 カイルもトマスも “一番最後”の段階まで、最高の慰め者で遊ぶ事が出来ないと察した時… 自分達が手に入れられないのなら、 愛する者同士も 引き裂こうと考えた。 言葉に染み込んだ魔法は、見事に効いた訳だ。 …………………… クィーン以上に「魔」と「闇」の力を持つ者はいない。 どんな支配者も、クィーンの姿を見れば 本能的にそれが分かる程だ。 底なしの暗闇に落ちてくる者は、過去にもいたが すぐに消滅するのに、クィーンは美しさを保ちながら落ちていく
>> 445
【 砕けた願い 】
クィーンは、ただただスパークに会いたかった。何度も 何度もそう願っていた。
でも叶わなかった。
……………
クィー…
【底なし闇の奇跡】
クィーンは、実体事 深い闇の底に落ち続けていた。
その中で カイルが最期に、放ったあの言葉に強力な魔法が かけられていた事を知った。
カイルもトマスも
“一番最後”の段階まで、最高の慰め者で遊ぶ事が出来ないと察した時…
自分達が手に入れられないのなら、
愛する者同士も
引き裂こうと考えた。 言葉に染み込んだ魔法は、見事に効いた訳だ。
……………………
クィーン以上に「魔」と「闇」の力を持つ者はいない。
どんな支配者も、クィーンの姿を見れば 本能的にそれが分かる程だ。
底なしの暗闇に落ちてくる者は、過去にもいたが すぐに消滅するのに、クィーンは美しさを保ちながら落ちていく
>> 447
畑を作り種をまいた。持って来た木の実を1日2粒だけ食べて、芽が出るのを待ったが、2ヶ月経っても、芽が出ず、木の実もなくなり、餓死を待つだけと…
その土地にクィーンが降り立った時、空気が変わった。
地面に横たわる
スパークと周りの状況を見て、月の滴を 芽に振りかけると
ぐんぐん成長して
沢山の木の実がなった。食べても食べても無くならない不思議な木となった。
その一つを取り
スパークを抱き起こして、ゆっくり
口に入れた。
うつろな目(…に見えた)で クィーンと視線が会った時
彼女は 過去にも見た事が無い位に
悲痛な瞳で
『 最後の最後まで
カイルの罠にはまってしまい悲しい限りです…。私だって
今も貴方が好きよ・・・』
と言い涙をこぼした。
ふと 気配を感じ
振り向くと肉食獣が クィーンに狙いを定めて近づいてきた。
魔の風(温かい風)を操りスパークに危害が加わらぬ様にして
自分は立ち向かい
獣が飛びかかった
瞬間、クィーンは
それの喉元に噛みつき引き契った。
うめき倒れる獣に
爪を立て 殺した。
獣を闇風に乗せて
木がある所より
少し 離れた位置に
放つと 見事な土壌が出来た。
畑にするのも、また別のものにするのも個人の自由だ。
再び、スパークの所に戻ると
クィーンは
『 貴方と一緒に暮らしたい。本当は
“お別れ”を告げられる
闇守りは、クィーンに 二つ目の願いを聞くと
『 最上級の闇と魔を自由に扱える様になりたいの。
使い方によれば
良い形へと発揮出来る筈だもの 』
そう答えた。
『 それには、先ず
此処を住処とする事。我が闇守りの力を授けるには
“全ての涙”を引き替えて貰う』
『何 それ? どういう意味なの? 』
『 涙でも色々ある。感涙 ・悔し涙 ・悲しみ……涙という類のもの 全てを
引き替えに 力を受け継がせる 』
闇守りは、ゼウスとは違いクィーンを騙したりしない
>> 455
スパークは、目が覚めて驚いたりっぱな木が生えて畑も、『夢じゃなかったんだ』クイーンが来た、じゃ何故今いない、体がないのか❓その時胸から光が❓…
視線を ふと上げると、スパークが剣を取り出していた。
クィーンが側に行こうとするのを遮ったのは、土地の支配者だった。
彼女から 全ての力を奪おうとしたが
クィーンは、テラで誰にも力を盗られない様にしていたので無駄だった。
芯から冷えきった
手で、首筋を触り
頸動脈を切り裂き
血液と共に支配者の 魔と闇を全部飲み込み 干からびた者を 大地獄へと送り込んだ。
そして、輪をかけた様に 冷たさと寒気が体中を駈けめぐり 動けなくなってしまった。
そんな クィーンを
狙ったのが、狼だった。獣であるが
腹を空かせて 身動きの取れない彼女を見て近づいてきたのだ
底冷え以上の冷気と寒気に震えた。
一定の時間を過ぎるのを待つしかない。
その時に 狼の姿を見つけたが、凍り付いたかの様な心身では どうする事も出来ず
『…スパーク・・』と 一言出すのが関の山。
…もしも、助けて下さり受け入れてくれたら、着いていきたい…そう思った
クィーンは、あの屈辱を受けた時と同じで ズタボロの衣装のままだった。
…………
余りの 冷えと寒気(雪山での遭難みたい)に うとうと…し始めていた。
>> 470
【 食と衣装 】
香ばしい匂いとスパークの声で、目を覚ました。
とても野生的な食事と木の実を美味しく頂きながら、クィーンは 闇守りとの引き替えの話をした。
・・事実 闇守りは、然るべき時に“涙”の返却をするのだが 今の段階では まだ時期尚早だった為に 預かっているだけである・・。
その後 衣装の話題になった時、クィーンは 申し出を喜び 暫くしてから 残った小骨を丹念に洗って丈夫な針と
繊維で糸を沢山作り
『私 貴方の上着も
お作りしますわね。 出来たら着て下さる?』と訊ねた。
クィーンの裁縫の腕前は上達していて
スパークから貰った毛皮を工夫して
二人が充分休める 布団や枕を作って その日の夜 一緒に休んだ。
>> 474
『神の力を使い、私以外、君に、触れる事を、出来なくする事も、出来るが、そうしても、いいんだね❓』
クィーンは、スパークに
『 そんな力がございますの? でしたら 是非かけて頂きたいです。私は、貴方以外の殿方と関係を持ちたくないし 考えるのも嫌です。
例えスパークが、どんな姿になっても 貴方だけを受け入れたいの』と心からハッキリ話して
そっと口づけた。
******************
見覚えのあるネコの縫いぐるみ。レティシアに作って貰った 子猫とそっくりのものだ。
ネコの縫いぐるみに名前があり(当時つけてた)それを
「 神名 」とした。
“ ティファニー ”
まだ スパークと出会う前…ローズと死に別れてからの、辛い現実。
クィーンは“姉妹”が欲しかった。
そんな時に贈られてきた(親友からのプレゼント)
ティファニーは、姉の様でも 妹の様でも…友達の様な存在だった。
本来なら、一番安心出来る家庭の中で
陰湿に繰り返されてきた“虐待”
ボロボロに疲れ切った子供(クィーン)の暖かい支えは
ティファニーだった。
義父(シド)は
その縫いぐるみでさえも取り上げ 焼却した。
年月を越えて戻り
スパークに抱きついて喜んだ
>> 480
** 翌日 **
スパークが、外に出ている間(狩りや畑) にクィーンは洞窟内を清掃して 力を利用しながら木のテーブルや椅子を用意したり、奥の方にあった溜め池からは
繁殖している害虫や汚水となるもの全てを吸収し、月の滴で 浄化水を施し いつでも清潔・適温に保てる様にして
ソープも作りだし
“バスルーム”とし 着替える場所や戸も備えつけた。
二人で使う部屋も最適になる様 工夫をした後…
昨日のお肉の残りや 木の実、果実などを駆使して宮廷料理に出てきそうなものを作った。どれも栄養に優れたものだ。
**********
スパークが戻ってきた時、頬にキスをして お風呂に入ってもらった。
暫くして、二人で食事をとった後
クィーンは デザートと共に黒色の上着を差し出した
>> 481
【サプライズ・パーティ】
『お誕生日おめでとう!(年は、取らないけど)スパーク』
今日は、スパークの誕生日だったので お料理も 腕によりをかけて頑張って調理して、黒色の上着は羽織る事も 服として着用する事も
出来る様に縫製した。
黒色の上着の出所は、この地に住まう“黒ひょう”だ。
… 洞窟の外に出た時
それが居て 牙を向けて近づいてきた際 クィーンが、気強く(←相変わらず)鋭い視線を放っただけで 黒ひょうは尻ごみした。 指先を獣に、差し込むと その毛皮は全て綺麗にズル剥けた。処置として、月の光をかけると 毛皮は新しく生え変わった。
それから 黒ひょうを手なづけて、人や仲間を襲わない様に暗示をかけ帰したのだ。
***************
『 2体の縫いぐるみ嬉しかったわ。有り難う!
私から、お礼とお誕生祝いを兼ねて
上着とコレを贈ります』と言って
“ベルト”を手渡しながら微笑んだ。
それは、二つ共 スパークのサイズに合っていた。
『 お仕事(狩りや農作業など)お疲れ様。ゆっくり お休みになってね 』
クィーンは、そう話して 側に行き
額にキスをした。
【 指輪と願い 】
クィーンは、綺麗な指輪を本当に嬉しく思った。
『 ありがとう。大切にしますわね 』と笑顔で答えた後
スパークが願い事を告げ 頭を下げた時…驚きはしたものの、真実と気持ちをしっかり話した。
『 貴方と私が精霊界で再会をして、まる一日過ごした事あるでしょう。
あの時から、サラはその場所がとても気に入ってしまっているの。……だからね、出産なら 精霊界でしたいの。 そして 三人で暮らして行きたい 』
その途端、クィーンは苦しみ出した。
『 大丈夫だから、心配なさらないでね。これこそ自力で乗り切らないと、サラは二度と来てくれない……。』
気力を振り絞って
答え、極度の貧血を起こしたかの様に倒れた。
それからは、高熱と貧血を繰り返し三日後に 目を覚ました。続く
>> 489
最上級の闇・魔は完全に、クィーンに屈し中へと吸収された。
………
倒れてから、目が覚める迄の間 ずっとスパークに
『側にいて欲しい』
上言を発していた。
そして、こんな言葉も漏らした。
『 サラからの希望…
三歳までの成長で
止めて貰いたい・・・』
****************** 【 三日後 】
目は覚めたものの
まだ少しだけ 視界がぼやけていた(時間が経てば治る)
クィーンは、スパークに話さないといけない事(サラの成長希望以外で)があり、そして会いたかった。
かぼそい声で
スパークを呼んだ。
『…何処におられるの…?』
※ 倒れてから目覚める迄の心境などをお願いします。
>> 491
クイーンが、倒れてから、スパークは、ずっとそばにいた。隣に横になり、腕をクイーンの枕の変わりにしていた。『たく🎵体がそばにあっても、意識がい…
…ぼやけた視界の中で、スパークの声がしてから数分後に
ようやく霧が晴れる様な感覚で物がハッキリ見えてきた。
真横にスパークがいた時
『 ずっと側に居てくれたのね。ありがとう』と笑顔で御礼を述べた後に
・ この上は無いとされる最上級の「闇」と「魔」の力を取り入れた事。
・サラに会い“精霊界”で誕生をしたい。また三歳になれば成長が止まり“永遠の命”を授かるから その年齢のまま
家族で暮らしたいと強く望んでる。
と 言う話をした。
クィーンは、目を真っ赤にして(涙が出ない分 充血が酷くなる為)
『サラはね、もし
流れてなくて産まれてきても…三歳までしか生きられない子だったのよ。』
次に産まれて来る時も同じ。その為に
三歳になった時点で“永遠の命”を
授かり 成長が止まるのだ
>> 493
この話は、真実であり 無理に成長させる事は出来ない。
『 サラの強い希望の通りにしてあげたい…。貴方も、そう思って下さったら
嬉しいわ 』と告げて
『 サラが宿ってくれる為にはね、私達が 愛し合わないとならないわ。
スパークが包み込んでくれるなら、私は受け入れます。避妊の魔力は消し去りましたのよ』と 心から素直に話して口づけをした。
- << 500 【サラの寿命】 スパークはショックを受けた。一姫を思い出した。『我が娘も一姫と同じ運命なのか❓でも、永遠の命を授かるのなら…』考えた、考えに考え抜いて、『受け入れよう。生まれてきたら、サラに謝ろう。丈夫な体を与えられなくて、すまないと、でも、永遠にクイーンと同様に愛する事を誓うよ。』 【ティアナの思念に】 『いいが、こちらで、住むのなら着替えや農機具や自分を守り為の武器を持って来なさい。肉食獣がたくさんいるからね、君を守る事は、しないから。私は、私のパートナーを守るので忙しいから、どうしても来たいなら、良く考えて思念を下さい。』とクイーンにも、聞こえるように、思念を送った。
【 精霊界 】
ティアナには双子の兄“タオ”と、その上に姉の“マイリー”がいる。
両親は マイリーに
“長女”だからと言い躾をシッカリして
タオには
“長男”だからと言い厳しくした。
だが…同じ末っ子でも、次女である ティアナには 散々甘やかしたのだ。
結果として、同じ血を引いている姉弟妹でありながら ティアナだけが違うタイプとなってしまった。
マイリーは、タオとティアナを分け隔てない接し方をしていたが 甘かった為に
妹を増長させていた。
マイリーが、結婚してもその態度は変わる事も無かった。
いつしかティアナは 誰でも何でも自分の言う事を聞いてくれる。 思い通りになって当然と考える子に成長した。
タオは ティアナの言動を見て、目に余る程のワガママに対し注意をしていた。 度を越していて
周囲の方々を振り回し、傷つけていたからだ。
- << 497 ティアナにとっては タオだけが自分の思い通りに行かない存在だった。 “いなければ良い”そう考えて両親に 甘えまくり、タオだけをダークへ放り出す様にし向けた。 それなのに、森同士の和解( スパークの魔法が掛かる迄)の為にと 森からの代表が集う席で タオと顔を合わして行く様になり、嫌だと思っていた。 …………… ティアナは、スパークと出会って 森の住人よりも 何でも言う事を聞いてくれ 自分で簡単に出来る事でも、頼めばやってくれる姿を見て気に入った。 そして 憧れであるクィーンのパートナーであると知った時でさえも、いつもの様に甘えてけば 思う様になると思った。 また、ティアナはシルバとメイの前でだけ要領良く従順にしていたのである。 そして、自分も同じ様に少し力を分けて貰って スパークに思念を送った
>> 495
【 精霊界 】
ティアナには双子の兄“タオ”と、その上に姉の“マイリー”がいる。
両親は マイリーに
“長女”だからと言い躾をシッカリし…
ティアナにとっては タオだけが自分の思い通りに行かない存在だった。
“いなければ良い”そう考えて両親に
甘えまくり、タオだけをダークへ放り出す様にし向けた。
それなのに、森同士の和解( スパークの魔法が掛かる迄)の為にと 森からの代表が集う席で タオと顔を合わして行く様になり、嫌だと思っていた。
……………
ティアナは、スパークと出会って 森の住人よりも 何でも言う事を聞いてくれ 自分で簡単に出来る事でも、頼めばやってくれる姿を見て気に入った。
そして 憧れであるクィーンのパートナーであると知った時でさえも、いつもの様に甘えてけば 思う様になると思った。
また、ティアナはシルバとメイの前でだけ要領良く従順にしていたのである。
そして、自分も同じ様に少し力を分けて貰って スパークに思念を送った
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10年間日常的に息子を暴行した父親を逮捕、どうなるか1レス 80HIT 匿名さん
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カウンセラーさん0レス 46HIT 恋愛好きさん (30代 ♀)
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カウンセラー佐藤成喜2レス 86HIT 恋愛好きさん (30代 ♀)
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子供がホームレスになることは絶対ない?31レス 758HIT おしゃべり好きさん
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小池さんに黄色信号4レス 188HIT お調子者さん (♂)
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10年間日常的に息子を暴行した父親を逮捕、どうなるか
不起訴はあるあるですね。 実刑喰らっても、数年で出てきてしまうし…(通りすがり)
1レス 80HIT 匿名さん -
フルマラソンでサブ4 Part4
6/8 ファイターズタウンコース11km 11.4km 71分37秒…(花山薫)
202レス 2481HIT 花山薫 (50代 ♂) -
カウンセラー佐藤成喜2レス 86HIT 恋愛好きさん (30代 ♀)
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カウンセラーさん0レス 46HIT 恋愛好きさん (30代 ♀)
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投資してる方
NTT株旧NISAを売りに と言っても100株しかなかったけ…(社会人さん0)
10レス 294HIT 社会人さん
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単なるつぶやき3レス 88HIT 匿名 (♀)
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相手にブレーキを踏ませたらお礼は絶対ではないか11レス 288HIT 自由なパンダさん
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大人になってから限界まで我慢したこと1レス 119HIT 社会人さん (30代 ♀)
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高齢者の皆さんお茶でも飲みながら🍵4レス 180HIT 亀仙人 (70代 ♂)
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アプリで性欲解消最高(≧∇≦)1レス 139HIT 社会人さん
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相手にブレーキを踏ませたらお礼は絶対ではないか
一括ですがレスありがとうございます。 隙間なく無理やり入りお礼を…(自由なパンダさん0)
11レス 288HIT 自由なパンダさん -
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清掃後に張替してほしいと思う
ここで話してもどうにもならないし、改善させるように社内で話を通すように…(匿名さん1)
5レス 281HIT 匿名さん -
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単なるつぶやき
中国人観光客?みたいな人たちの方が食事に咳き吹きかけたりしてましたよ?(匿名さん3)
3レス 88HIT 匿名 (♀) -
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大人になってから限界まで我慢したこと
3月くらいから、ずっとお腹の調子が悪いので ここんところ、綱渡り…(通りすがり)
1レス 119HIT 社会人さん (30代 ♀) -
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高齢者の皆さんお茶でも飲みながら🍵
ネットで調べると紅茶きのこは1970年代に話題となった健康法、とある …(自由なパンダさん2)
4レス 180HIT 亀仙人 (70代 ♂)
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顔合わせのレストランや式場が決まったあとで、和食しか食べられないと義母が言って、全部変えなきゃいけな…
10レス 233HIT 匿名さん (20代 女性 ) - もっと見る