今の私。想像の私。

レス2 HIT数 359 あ+ あ-


2021/10/10 00:24(更新日時)

この小説は,自分の人生と,想像した未来の小説です。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

私の親は離婚した。
私が幼稚園でワイワイしている時だ。
ママが勝手に出て行った。
辛かった……
見捨てられたから……

嫌なことばかりだよ。
離婚はするし パパは怖いし ママに会えないし 成長が早くていじめられたし
セクハラを受けたし 

「こんな私に幸せなんかくるのかな?」

そう思って,泣いてしまう。
毎晩毎晩,同じことを繰り返す。

死のうとも思った。でも,できなかった。
死ぬのが怖いから。
最終的に行き着く答え…それは

「消えたい」

この四文字だ。最近は鬱病っぽくなってきたしね…

学校では,そんなことないようにみんなに振る舞う。
いつも笑顔で,些細なことで笑って,時には仲間と悲しんで,

でも,それは,本当の,心からの,感情ではない。

頭での感情だ。ただただ愛されたいがために,やっていることだ。

「心から笑える日なんて,来ない…」

そう思う。だって,こんな私なんだもの。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

【想像】

私は今,16歳。高校一年生だ。そろそろ彼氏ができてもいいなぁ,

な〜んて思う。

今もなお,心からの感情は出せていない。
愛されたいから。



「放課後,体育館裏で待ってるね。」



え…?

そう思った。動揺した。この字,あの人?




放課後 体育館裏

(くるのかな?)

そう思っていると,風の音とともに走ってきた人物。

「あっ!いたいた!はやいねぇ〜」

やっときた。何されるのかな…?もしかしたらっなんて思うが,
違かったら嫌なので,この気持ちを抑える。


「来てくれてありがと!話があるんだよ。」
「なに?」

口が動く。

「あのさ,ちょっと前,文化祭の準備中でさ,
その………お前………いじめられてなかった?」
「っ……!」

その通りだ。暴言や,暴力などを一時間近くされた。

「み…見てたの…?」
「…うん」

見られてたんだ。

「あっ!言いたいのはそれじゃないよ。いじめのことじゃない。」
「………ん?」

「あの,俺…ね?………お前を守りたい。」
「え?」

______お前を守りたい_______
頭の中で何回も再生される……

「お前さ,心から笑ってないんじゃない?」
「っっ……!」

なんで…わかるの?

って言いたかったのに,

「俺が心から笑えるようにしたい。」

そう言われた。

「だから…だから!俺と付き合って欲しい!」
「えぇっ!」

やっぱ告白…!本当はすぐに返事をしたかったのに,声が出ない。

ちょっと経って,風がやんだら…

「わたしでいいんですか?」

確認の言葉が出る。

「はい。お前がいいんです。」

そう返ってくる。そりゃそうだ。告白してきたんだもん……

「……よろしくおねがいします!」

いつの間にか,私と彼の瞳には,涙が出ていた。

風がなびき,木や花は揺れ、暖かい太陽が差し込んできた時,

私たちは,抱き合った。

No.3390787 (スレ作成日時)

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No.1

うぉぉ涙腺があああ ときめいてしまう。男の子がスパダリ過ぎるッ
純粋な恋愛面白い ときめいてしまうッ

No.2

>> 1 読んでくださり,ありがとうございます!
感想の書き方面白いなぁw

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