記憶か記録か…ドラマ日記 4
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連ドラの感想、まとめ等
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>> 342
【2021秋ドラマ】
「二月の勝者-絶対合格の教室-」8話まで終了。
順の家の前のパトカーは何と父親が呼んでいた。母親を突き飛ば…
【2021秋ドラマ】
「二月の勝者-絶対合格の教室-」9話まで終了。
今回は受験まで残り3ヵ月の追い込み時期の対策が、個人個人を取り上げながら細かく描かれていて興味深かった。
ここからは子供自身も目の色が変わるとか、基礎を繰り返し勉強して来た子はここから伸びるとか、本命の前に1月に試験の有る学校を受けさせる(もう模試が無いので)とか、そうなんだあと黒木のテンポの良い解説と指示出しに見入ってしまった。
子供の身の丈を無視して、遥かに偏差値が及ばない学校一本槍の母親に、どうやって併願させるのか任された佐倉は、桂のアドバイスも受けて、本人に適した学校の過去問テストを何回もやらせて、解ける楽しさを覚えさせ、本人から母親を説得させる事に成功する。
黒木は自分のルトワックでの失敗談(退職理由=灰谷の言っていた事とは全然違う)を語り、受験に限らず最後は本人に決めさせる事が一番大事、何故なら人生は選択の繰り返しだから、大人の無理な都合を押し付けて躓いたりさせない様にと佐倉に伝える。
4話の感想で“白柳は娘を勘当していたのか?”と書いたのだが、やはりそうだった。孫が居るのを知ったのが紗良が中学生の時だった。不登校の紗良の為にあの塾を作り、恐らく継父に通わせて欲しいと頼んだのだろうね。
その前に黒木と何処かで知り合っている筈だけどそれはまだ不明。
脚本=成瀬活雄 演出=国本雅広
- << 362 【2021秋ドラマ】 「二月の勝者-絶対合格の教室-」全10話終了。 最終回は年明けから始まり、力試しの前受けから本命校の受験、そして新年度の桜花ゼミナール説明会迄が描かれた。 ほぼほぼ本命校から第二志望校位迄には合格し、黒木の的確なアドバイスが効いた結果となった。 精神的に逞しくなった順は、奨学金特別給付枠で偏差値70の前受け校に受かり、本命の開成も合格、偏差値の高い都立中にも合格した。何となくそんな予感はしたけど、順は都立に行く事を選択。 「私立は俺には贅沢、実力を試せてパパも見返せて満足してる。開成合格は先生達へのプレゼント、3校合格は桜花にとって十分な実績でしょ」と話す順に「君は最高の男です」と黒木。 後で黒木が灰谷に語っていた「受験を通して学ぶ事の喜びや、己に勝つ事の尊さを知った者が、未来を切り開いて行く本当の勝者だと思います」これは正に順や、果敢にチャレンジした海斗、まるみ、そして頑張り抜いた全ての塾生にこそ言って欲しかった言葉だ。 灰谷、何でこのドラマに居たの?原作は知らないけど、あんなのに時間を割くなら、もっと黒木や桜花の講師に時間を使って欲しかった。ホント灰谷は要らなかった。 ※佐倉、市立中学教師に戻ったけど、いつ教員試験を受け直したの?そんな余裕有った?それとも臨時教員とかなのかな。 脚本=成瀬活雄 演出=鈴木勇馬
>> 341
【2021秋ドラマ】/簡単投稿
「群青領域」7話まで終了。
つぐみが稼ぐ為に東京に出て、寮付きの水商売仕事でも探すと言い出したの…
【2021秋ドラマ】/簡単投稿
「群青領域」8話まで終了。
ジュニは青木荘にレイジを連れ帰るが、仲良く食卓を囲む住人に馴染めず部屋に籠りきり。昔の蓮と同じね。
それでも部屋食を食べ美味しかったと答えたレイジに、「なら良かった」とジュニ。つぐみも蓮もただ微笑む。
でもマスコミは二人を放ってはおかず、居場所は直ぐに特定され事務所にゲラが送られて来る。
逃げる指示をする悦子に対し、つぐみ達は話し合いを希望、ジュニはそこで「私はもう逃げたくない」と伝える。
脚本家が変わってからの方が、東京部分についても感情が伝わる様になり、見易くなってるのは皮肉だな。
脚本=詩森ろば 演出=植田尚
「スナック キズツキ」10話まで終了。
~和也さん~
今回は潤の年の離れた兄の和也の話。
今は大阪で勤めているけど元々はこちらが地元で、何と南達と同級生だった和也は、仕事で上京し潤と飲んだ後に真っ直ぐ「キズツキ」に。何とここは和也の父親が昔作った店。当時のままの佇まいに懐かしむ和也。父親が病気で入院したらあちこちに借金していた事が分かり、そこからは苦労したらしい。潤は良い時の父親を知らないから可哀想とも。ちょっと屈折してるのはそのせいなのかな。その分兄ちゃんには甘えてるよね。
トウコは漫画家だったらしい。でも次回はこぐま屋さんの話だから、トウコの事は最終回かな。
脚本=佐藤久美子 演出=筧昌也
>> 343
【2021秋ドラマ】
「日本沈没-希望のひと-」8話まで終了。
全世界に“日本沈没”がバレてしまい、移民交渉はまず、面子を潰され…
【2021秋ドラマ】
「日本沈没-希望のひと-」全9話終了。最終回は69分拡大。
小栗旬がテレビ番組(金スマだったかな?)で、9、10話を放送しますってポロッと言っていたので、本当は拡大版ではなくて通常枠の9話と15分拡大の10話の予定で作っていたのだと思うが、衆院選で1週休んだ分を後ろに延ばせなかった為、拡大という形にしたのだと思う。
でも内容的には総理へのテロやルビー菌変異株感染症等、移民に不都合な事が次々に起きて政府や官僚が振り回されるという余計な部分に時間を取り、肝心の移民や移転企業の向こうでの動向とか、何だか理屈は良く分からなかったけど、北海道と青森県と九州だけは沈まずに済んでもう安全と分かった時に、ほぼ移民が完了している日本国民、特に地元民や企業から帰国の要望は出なかったのかとか、観たい知りたい部分は出て来なかった。
あと、青森県だけ残して本州と四国が一気に沈没したのに、お隣の国々に津波等の被害が一切出ていない(出た様に描かない)って、有り得るのか?チリの巨大地震の時は日本にも津波が押し寄せたというのに。
とにかく脚本が雑だから、役者が熱演すればする程滑稽に見えてしまうという、役者に失礼なドラマだった様に思う。当然だけど誰にも感情移入出来ず、ドラマに入り込む事も出来なかった。期待値が高かった分、失望感も大きかった。
演出=平野俊一、土井裕康(クレジット順)
>> 323
【2021秋ドラマ】/簡単投稿
「ラジエーションハウスⅡ」8話まで終了。
6話辺りから患者を一人に絞る、もしくは複数でも患者同士…
【2021秋ドラマ】
「ラジエーションハウスⅡ」全11話終了。
灰島がこれからは利益に見合った予算付けをすると各科に通達した事で、明確な自分の科の患者しか診ない、原因不明な患者の病気を突き止める為の各科の連携など拒否という、およそ総合病院とは思えない様なギスギスした雰囲気を作り出しておいて、灰島の本当の狙いは、赤字続きで融資が得られなくなって病院が潰れる事だけは回避する事に有ったって、察した大森が「そうよね?」と灰島の本音を代弁、「私が間違っていました」と言う訳でもなく、最後はいきなり“仏の灰島”に大変身(笑)
前にも書いたけど利益重視と言いながら、自分が押し進めていた画像診断は外注に出しラジハ人員は大幅削減の方針を貫かず、どんどん呼び戻した時点で灰島理論は破綻しているんだよね。
利益利益と尻を叩かれる各科の医長達が、何故そこを突かないのか不思議だったわ。
で、漸くやっと五十嵐が幼馴染みの“肉まん”だと気付いた杏だけど、二人の仲に進展は無し。これから映画も有るし、二桁視聴率を確保したから③も間違いなくやると思うので、そう簡単にはくっつけないで曖昧なまま続けそうだな。
灰島の件とラジハの人数が多過ぎるのを抜きにすれば、特に中盤以降は①よりは良かった様に思う。
脚本=大北はるか(6話以外)
演出=相沢秀幸(全部で5人の演出家が参加)
>> 345
(続き)
でもウチさんは爆弾の被害を最小限に留める為に自らを犠牲にしてしまった訳で、もし藤田が潜入していたのだとしても、山守達には到底許せ…
【2021秋ドラマ】
「アバランチ」9話まで終了。
打本を失い、藤田の生存と大山の仲間だった事を知り、大山の本当の恐ろしさを実感し打ちのめされた山守は、これ以上自分の仲間を失いたくないとアバランチの解散を皆に告げる。
でも山守は一人で藤田との決着を付けるつもりでいたみたいだし、羽生も一人で藤田に会いに行き、そして彼に撃たれた。
藤田は大山の信念に共鳴して仲間入りした様に話していたが、具体的な話(どういうアプローチが有り、どこに共鳴したのか等)は伏せられたままなので、本当に大山の部下なのか、実は…が期待出来るのではないか、どちらとも取れる微妙な線を突いていて良く出来ている。
前回“遠山は何らかの形でこの真実を世に出すだろうね。
”と書いたのだが、まさか西城からアプローチして二人で組むとは思わなかった。確かに遠山が個人としてネットに流すだけでは、あの大山相手では弱いのかもしれない。西城は刑事部長である父親に別件の不正を認めさせ、そこから風穴を開ける、父親の最後の正義に賭けたいのかもしれない。そこにあの御目出度いキャラの総理の裏書きが加われば…。
藤田は羽生を一発で仕留めなかった。あの至近距離でただ立っているだけの羽生をだ。ここに希望を感じてしまう。
さあ、どう締め括るのか楽しみに待ちたい。
脚本=小寺和久 演出=三宅喜重
- << 364 【2021秋ドラマ】 「アバランチ」全10話終了。 何が驚いたって藤田は事前に大山から偽装テロの事を教えられていて、部下を失う事も分かっていて、言われるままに実行していた事。大山からは部下にだけやらせればいいと言われていたけど、堪らずに自分も現場に入って重度の火傷を負ってしまう、或いは大山に言われて羽生を撃っても急所を外す、ある意味非情には徹し切れない優しい男だから、上官の命令は絶対で断る事等到底考えられなかったのか?(←でもそんな男だったら、山守や羽生があんなに惚れるか?) 羽生と対峙した時に「世の中にはどう足掻いても変わらない物がある」と藤田は言ったが、それが長い物には巻かれた理由なのだろうか。 藤田の内面の葛藤が全く描かれなかったので、ドラマとしては片手落ちになってしまった感は拭えないなあ。 西城父には最後の正義感が残っていて、彼の記者会見での「押収した武器を極東リサーチに横流しする様に指示した」という証言をきっかけに、遠山の上司は記事化にGoサイン、ウチさんの置き土産で藤田と羽生のやりとりを盗撮した映像が総理を動かし、大山を毅然と更迭する迄の流れはお見事だった。 5話以降はホントに面白かったね。 何か続きが作れる様な曖昧な終わり方だったので、その内映画化とか有りそうな気もする。トライストーンが関わっているので。 脚本=小寺和久 演出=山口健人
>> 346
【2021秋ドラマ】
「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~ 」9話まで終了。
青野くんの件は緋山がギリギリの所で助けて無事で良か…
【2021秋ドラマ】
「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~ 」全10話終了。
二人が別れて1年後からスタート。
結局黒川は鹿児島に行き、店は業績不振のままで会社は九州から全店舗を撤退させ、黒川はそのまま退職。まあね、これだけネットで何でも観られる時代だから、レンタルビデオ店の経営は厳しいと思うよ。
ユキコはあの会社にそのまま就職、事務仕事をこなしていたが、再会した黒川に、今でも作った料理を美味しいと言って貰えるのが一番嬉しいのでは?と言われた事から、「やりたい事と出来る事は違うから」と答えたものの、そこから今のままでいいのか迷い始め、調理師専門学校の体験授業に参加してみる事に。
黒川は感じた事をそのまま素直に口に出しているだけなんだけど、つい仕方ないと考えがちなユキコにとっては、前に進むきっかけと勇気を与えてくれる人生の道標みたいな存在になっているんだね。
新しくやりたい事が見付かる迄、ユキコさんには会いに来ないと言っていた黒川だけど、結局見付けた夢はユキコとキッチンカーをやる事で、彼のやりたい事とはずっとユキコと一緒に居る事なんだと、この点だけは首尾一貫の黒川だった。
獅子王に告白されても、気持ちには応えられない事を伝えた上で「ごめん、いやありがとうだな」とサラッと言える黒川って、ホントいいヤツだな。
ホントいいドラマだった。
演出=内田秀実
>> 243
【2021秋ドラマ】
「サムライカアサン」(NTV・JS・AX-ON)脚本=服部隆 出演=城島茂、大西風雅、井頭愛海、リョウ、名坂大志…
【2021秋ドラマ】
「サムライカアサン」全10話終了。
初回は面白くて満足の行く出来だったけど、その後も基本よい子の武士に注ぐ過剰な愛情だけが描かれて、少し食傷気味になっていた頃に、武士がこずえの家に初めて遊びに行き、母親代わりをしてくれている姉を取られるのではと嫉妬して不機嫌な弟のケンジに嫌われ、それをこずえがよい子に相談した辺りから、よい子の濃い愛情の対象がこずえとケンジにも分散、それと同時によい子の人生経験から出て来るアドバイスや思いやりの言葉が胸に来る事が増えて、まさかこのドラマで泣くとは思っていなかったのだが涙する場面が何度か有って、ドラマとしても尻上がりに良くなって行った印象が強い。
最初はあんなに母親をうざがっていた武士が、漫才師を目指すと決めて一人暮らしをする日が近付くに連れて、斜に構えたり照れながらでは有っても母親の相手をする位にはなり、引っ越しの前日にはとうとう夕飯を食べながら「オカン、美味いな」と声を掛け、最後はオカンの子守唄も拒否せず、ベッドに潜り込んで来ても寝た振りをして追い出さなかった。
こういう男の子の言葉とは裏腹な優しさ、思いやりにもグッと来たし、流石よい子の育てた子だったね。
脚本(全話)=服部隆 演出=内田秀実1.2.3.8.10話、中茎強4.5.6.9話、今和紀7話
>> 347
【2021秋ドラマ】/簡単投稿
「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」9話まで終了。
今回はレギュラー全員出席で、おまけに蛭間夫人…
【2021秋ドラマ】
「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」全10話終了。
蜂須賀ってずっと独善的で、外科手術ゼロで内科主導のケミカルサージェリーを掲げて徹底し、政治力にも長けた権力志向の強い人物として描かれてはいたが、現実的に外科手術ゼロなんて不可能だし、外科を蔑ろにしてまで何をやりたいのかがずっと見えなくて、大門の“壁キャラ”としても全く魅力が感じられなかったのだが、9話で蜂須賀の行き付けの鮨屋の大将(小堺一機)が登場したら、急に“権力なんかには興味がなくて、アフリカの子供達を気に掛けて、ずっとマスクと石鹸を送り続けて来た男”にキャラ変した。
まあ権力が欲しかったのは、念願の感染研究センターを作りたかったからなのだという事は後付けで分かったし、器が完成したら膵臓癌が見付かり内科では治せず大門に頼り、手術の前に自分が新型のウイルスに感染してしまうという皮肉も用意して有って、9、10話はそれなりに面白かったのだけど、そこに至る迄の全体の8割に当たる部分との落差が激しくて、何でこんなにバランスの悪い展開にしたのか、そこがとても残念に思う。
ずっとシリーズもこれで最後なのかなという雰囲気が漂っていたのだが、平均視聴率で今期全ドラマの中の1位を獲得。“腐っても鯛”だったドラマをテレ朝がやめられるのか?
脚本=中園ミホ 演出=田村直己
【2021秋ドラマ】/簡単投稿
「SUPER RICH」10話まで終了。
宮村は両親共働きの鍵っ子で育ち、子供の頃から自分の感情は飲み込んでしまう様な性格だったらしい。社会人になったらそれが裏目に出て、パワハラ上司の餌食になってしまった。
でも仕事は出来るので、島谷にTSBのCEO含みでウチに来ないかと言われて、殻を破りたくなったらしい。
いつまでも居ると思うな忠犬宮村に本当になるのか、それとも?
唐突に入れ込んだ豪徳に誘われて優もデイトレードをやり始める設定。これで騙されるんじゃ優はいいとこ無しのままで終わるから、多分ドカッと儲けて救世主になり、タイトル回収するんでしょ?知らんけど。
脚本=溝井英一デービス 協力=中園勇也 演出=平野眞
「スナック キズツキ」11話まで終了。
~こぐま屋さん~
こぐま屋の上田くんはどうしても漫才師になりたくて、人生二度目の養成所通い中。でも養成所仲間だけど10歳も年下の相方にコンビ解消を告げられ、理由は「年の差が大きくて感覚が合わない」で、傷付いてトウコの店に客としてやって来て、「漫才、やってみる?」で、スタンドマイクで即興漫才。話としてはありきたりだったけど、遂に原田知世に漫才までやらせて、本人も振り切ってやっていた事には拍手を。
脚本=佐藤久美子 演出=筧昌也
- << 366 【2021秋ドラマ】 「SUPER RICH」全11話終了。 やっぱり宮村は忠犬のままだった。 で、優は豪徳に騙されもしなかったけど、彼の才覚でどーんと稼ぐ事もなく、知識不足を痛感したから大学受験をして勉強するんだって。←えっ、今更? たった1年アジア(曖昧な表現)に留学しただけなのに、通訳無しでビジネスの交渉が出来る位に、有り得ない程中国語と韓国語が堪能になっていた優←(そっちの道に進めばいいのに)。でも海外でも国内でも会社の役に立つ様な大きな仕事は出来なかった優。ヒロインの相手役で結婚迄漕ぎ着けたのに、今か今かと待っていたのに、結局最後迄会社の救世主になる事は無く、その座は宮村に奪われて、優はただの甘ちゃんのまま終わってしまった。 これ、どう見たって見せ場の多かった町田啓太の方が役得だったよね。 で、ラスボス松嶋菜々子には傷が付かない様に、総出で気を遣うのね(笑) 最終回に詰め込むだけ詰め込んで、カタカナビジネス用語を並べて解説も付いたけど、言葉として塊で説明しているだけだから頭に入って来なかった。 途中から完全にお仕事ドラマは放棄しちゃっていたので、最終回だけ“鮮やか逆転劇”でカタルシスを狙われてもそれは無理、殆ど無感動だったわ。 脚本=溝井英一デービス 演出=三橋利行
>> 349
(続き)
ただそれには、そこ迄真田グループを許せない理由が必要で、自分の危機を梨央が気付かなかったからというだけでは、全く有り得ない位弱過…
【2021秋ドラマ】
「最愛」全10話終了。
直接的な犯人はいない、にならないかなとの願いも空しく、手を下したのは加瀬だった。橘の方は高熱を出していた事もあり、加瀬とゲラの奪い合いをした時にバランスを崩して落ちて行ったみたいな感じだったが、渡辺父に関しては息子同様のクズで、あまりに被害者達を貶める発言をしたので、腹を立て若干の意思を持って突き飛ばした感じかなあ。
一番驚いたのはそもそもの発端、莉央と優を何故献身的に守ろうと思う様になったのかが、15年前のあの台風の日に、達雄と行動を共にしていたのも加瀬で、法を犯してでも子供達は絶対に守ろうとする達雄の強い親心に触れ、流されながらも次第に感化されたかららしいと明かされた事。小さい時に親を亡くした加瀬にとっては、親とはこういうものなのだと初めて強烈に実感した事だったのかもしれない。
そして直後に達雄が亡くなり、代わりに自分が守ると決意したのは想像に難くない。
8話の会社の別荘で、梨央が「何で味方してくれるの?」と問うと加瀬が「何度も言ってるけど家族だと思ってる」の直後に♪君に夢中が流れて、あの時は単純にやっぱり加瀬は男として梨央が好きなのかなと思ったのだが、今思えばあれは唯一の伏線だったのかもしれない。
あとはミスリードの赤いペンの使い方ね。
9話の頭で加瀬が持っていて安心させて、梓は「見当たらないのよ」
(続く)
>> 360
(続き)
誰かに拾われた可能性は考えたけど、それが加瀬だとは全く思わなかった。
そして梓は誰が拾ったのかを察していて、それも含めて自分が知らぬ振りをして出頭し、事件の真相を曖昧にして警察が加瀬に辿り着かない様にアシストしていたのだという事にも気付かなかった。
藤井の存在もミスリードとしては上手かった。早い段階から何か怪しいとずっと思わせて引っ張っても、それに耐えられた岡山天音の起用は大正解だった。
警察は証拠が無いから姿を消した加瀬を指名手配出来ない。法律知識の塊の加瀬が取り敢えずは勝って、この後どうなるかは視聴者の想像に任せるという曖昧な終わり方に全く腹が立たず、寧ろ感謝さえ覚えるのはそれだけ感情の部分、それぞれの最愛を丁寧に描いて来た証だと思う。
承認されたSND850を飲んでも過去の記憶は戻らないという事実を優の台詞で言わせて、視聴者に残る一抹の不安もしっかり打ち消す脚本の細かさにも拍手を。
梨央も含め関係者は皆加瀬の事を分かっていて知らぬ振りをする、いやいや素敵な落とし所だったな。
これは間違いなく吉高由里子のターニングポイントの作品になるだろう。そして松下洸平にとってもね。あれだけの演技力を示せたのだから、ドラマ主演のオファーも来ると思う。
脇に至る迄、配役もほぼ完璧だった。
脚本=奥寺佐渡子 演出=塚原あゆ子
>> 351
【2021秋ドラマ】
「二月の勝者-絶対合格の教室-」9話まで終了。
今回は受験まで残り3ヵ月の追い込み時期の対策が、個人個人を…
【2021秋ドラマ】
「二月の勝者-絶対合格の教室-」全10話終了。
最終回は年明けから始まり、力試しの前受けから本命校の受験、そして新年度の桜花ゼミナール説明会迄が描かれた。
ほぼほぼ本命校から第二志望校位迄には合格し、黒木の的確なアドバイスが効いた結果となった。
精神的に逞しくなった順は、奨学金特別給付枠で偏差値70の前受け校に受かり、本命の開成も合格、偏差値の高い都立中にも合格した。何となくそんな予感はしたけど、順は都立に行く事を選択。
「私立は俺には贅沢、実力を試せてパパも見返せて満足してる。開成合格は先生達へのプレゼント、3校合格は桜花にとって十分な実績でしょ」と話す順に「君は最高の男です」と黒木。
後で黒木が灰谷に語っていた「受験を通して学ぶ事の喜びや、己に勝つ事の尊さを知った者が、未来を切り開いて行く本当の勝者だと思います」これは正に順や、果敢にチャレンジした海斗、まるみ、そして頑張り抜いた全ての塾生にこそ言って欲しかった言葉だ。
灰谷、何でこのドラマに居たの?原作は知らないけど、あんなのに時間を割くなら、もっと黒木や桜花の講師に時間を使って欲しかった。ホント灰谷は要らなかった。
※佐倉、市立中学教師に戻ったけど、いつ教員試験を受け直したの?そんな余裕有った?それとも臨時教員とかなのかな。
脚本=成瀬活雄 演出=鈴木勇馬
>> 325
【2021秋ドラマ】
「ムショぼけ」7話まで終了。
平松(木下ほうか)が轢き逃げで逮捕され、面会に行く陣内。すっかり立場が逆転し…
【2021秋ドラマ】/簡単投稿
「ムショぼけ」全10話終了。
7話がショックが大きかったせいも有るのだろうけど、あそこが一番のピークだった様な気がするな。
8話でリサの喪失感が大きくて引きこもりみたいになってしまった陣内が、獄中日記を書いてみなよと言ってくれたリサの言葉を思い出し、過去を振り返りながら書き始め、9、10話もずっとそんな感じで書き上げて、元極道でお務めもしていた先輩作家に見て貰い、アドバイスを受けてブラッシュアップして行く所迄が描かれた。
9、10話は重複している部分も有り、何か最後で間延びしてしまった感は否めない。
全8話位にすれば良かったのかもね。
脚本=澤口明宏 脚本、演出=アベラヒデノブ
「言霊荘」全10話終了。
7話から話が大きく転換、女流作家の三葉(藤井美菜)と旧言霊荘の管理人の空(菜々緒)の秘めた関係が、オーナーの葉鳥(佐野史郎)が絡んで来た事で壊れ、空が三葉を殺し、葉鳥が空を殺した過去。空の地縛霊をコトハが呼び覚ましてしまった事で次々に起きた悲劇、という事だった様だ。
アパートに飲み込まれたレイシや住人達は戻って来るが、今度は無念の死を遂げた紗香が地縛霊?というオチだった。
まさかの菜々緒の登場で画が締まったなあ、流石だ。途中ダレたけど7話からは盛り返したね。
脚本=橋本裕志 演出=落合正幸
>> 355
【2021秋ドラマ】
「アバランチ」9話まで終了。
打本を失い、藤田の生存と大山の仲間だった事を知り、大山の本当の恐ろしさを実感…
【2021秋ドラマ】
「アバランチ」全10話終了。
何が驚いたって藤田は事前に大山から偽装テロの事を教えられていて、部下を失う事も分かっていて、言われるままに実行していた事。大山からは部下にだけやらせればいいと言われていたけど、堪らずに自分も現場に入って重度の火傷を負ってしまう、或いは大山に言われて羽生を撃っても急所を外す、ある意味非情には徹し切れない優しい男だから、上官の命令は絶対で断る事等到底考えられなかったのか?(←でもそんな男だったら、山守や羽生があんなに惚れるか?)
羽生と対峙した時に「世の中にはどう足掻いても変わらない物がある」と藤田は言ったが、それが長い物には巻かれた理由なのだろうか。
藤田の内面の葛藤が全く描かれなかったので、ドラマとしては片手落ちになってしまった感は拭えないなあ。
西城父には最後の正義感が残っていて、彼の記者会見での「押収した武器を極東リサーチに横流しする様に指示した」という証言をきっかけに、遠山の上司は記事化にGoサイン、ウチさんの置き土産で藤田と羽生のやりとりを盗撮した映像が総理を動かし、大山を毅然と更迭する迄の流れはお見事だった。
5話以降はホントに面白かったね。
何か続きが作れる様な曖昧な終わり方だったので、その内映画化とか有りそうな気もする。トライストーンが関わっているので。
脚本=小寺和久 演出=山口健人
【2021秋ドラマ】/簡単投稿
「顔だけ先生」全11話終了。
振り返ると水野宗徳が単独で脚本を書いた初回がテーマも分かりやすく、遠藤先生の独特な生徒との関わり方も、成る程納得と素直に思える自然な流れで描かれていて、こんな感じで続くならと視聴意欲も掻き立てられたのだが、水野さんが構成・他の脚本家が執筆、或いは外れる形でドラマが進むに連れて、当初の分かりやすさ親しみやすさが薄れ、「何がどうしてどうなった」の部分が観念的で分かりにくく(或いはそれ以前の独りよがり)、どんどん取っ付きにくくなって行ったのは残念だった。脚本家によって出来上がりにムラが有ったのも、連ドラとしてはマイナスだった。
5話で少しだけ出た遠藤の過去、特に野球部の先生に突然キレてボコボコにした話が、その後の遠藤の成長にどうリンクしたのかが不明で、その辺も消化不良を感じた一因かな。
脚本=櫻井智也 演出=原桂之介
「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」全7話終了。
初回に感じた江里子の程好いバランス感覚が、擬似姉妹を支えるポイントなんだろうなという印象は、ずっと変わらなかった。
自分達に関わる周囲の人達と良好な関係を保ち、身内の様に見守られ、お笑い界での出世を我が事の様に喜んで貰える、そういうバックボーン有っての阿佐ヶ谷姉妹なんだなというのが良く分かるドラマだった。
脚本=ふじきみつ彦 演出=津田温子
>> 359
【2021秋ドラマ】/簡単投稿
「SUPER RICH」10話まで終了。
宮村は両親共働きの鍵っ子で育ち、子供の頃から自分の感情…
【2021秋ドラマ】
「SUPER RICH」全11話終了。
やっぱり宮村は忠犬のままだった。
で、優は豪徳に騙されもしなかったけど、彼の才覚でどーんと稼ぐ事もなく、知識不足を痛感したから大学受験をして勉強するんだって。←えっ、今更?
たった1年アジア(曖昧な表現)に留学しただけなのに、通訳無しでビジネスの交渉が出来る位に、有り得ない程中国語と韓国語が堪能になっていた優←(そっちの道に進めばいいのに)。でも海外でも国内でも会社の役に立つ様な大きな仕事は出来なかった優。ヒロインの相手役で結婚迄漕ぎ着けたのに、今か今かと待っていたのに、結局最後迄会社の救世主になる事は無く、その座は宮村に奪われて、優はただの甘ちゃんのまま終わってしまった。
これ、どう見たって見せ場の多かった町田啓太の方が役得だったよね。
で、ラスボス松嶋菜々子には傷が付かない様に、総出で気を遣うのね(笑)
最終回に詰め込むだけ詰め込んで、カタカナビジネス用語を並べて解説も付いたけど、言葉として塊で説明しているだけだから頭に入って来なかった。
途中から完全にお仕事ドラマは放棄しちゃっていたので、最終回だけ“鮮やか逆転劇”でカタルシスを狙われてもそれは無理、殆ど無感動だったわ。
脚本=溝井英一デービス 演出=三橋利行
【2021秋ドラマ】/簡単投稿
「群青領域」全10話終了。
うーん、結局最後迄、主人公が韓国人である事の意味が見出だせなかった。国同士の関係がずっと微妙だから態となのかどうか知らないが、陽樹との関係において、彼女が韓国人だから文化や習慣の違いでも相容れない物がどうしても互いに有ったという部分を、全くノータッチにしたのは不思議だし、それなら日本人にした方が余計な事を考えずに済んだし、もう少し東京部分も血の通った描き方が出来たのではと思ってしまった。
青木荘が母胎の様に傷付いた者を包み込み再生して行くという部分は良かっただけに、勿体なかったなあという気はする。
※前半5話と後半5話を二人の脚本家で分けて書くという珍しい形だった。
脚本=詩森ろば 演出=植田尚
「スナック キズツキ」全12話終了。
~トウコさん~
最後は店主のトウコの話。
父の七回忌の法事で実家に帰り、漫画家を目指して応募を続け、念願が叶って連載に迄漕ぎ着け、そして連載終了を告げられ筆を折り、偶々見付けたスナックを居抜きで借りる迄を、トウコが思い出すという形で描かれた。
トウコの料理は実家のレストランで腕を振るっていた父譲り、ホスピタリティーは母譲りだったんだなという事が良く伝わって来た。
原田知世の個性を生かした、深夜に癒される柔らかいドラマだったな。
脚本=佐藤久美子 演出=筧昌也
【2021秋ドラマ】
「じゃない方の彼女」全12話終了。
ずっと書いて来たけど、結局怜子の育ちとか過去とかは全スルーだったので、何故小谷にあれだけ惹かれ執着するのかが分からず、結果的にただの自己中女の印象が強目で深みが感じられず、そこは残念だった。
怜子をもっと掘り下げていれば、ラストシーンも魔性が感じられて面白かったのかなと思うが、あれでは只のあざとさが強調されただけ。
小谷の人物設定は面白かったし、あの小谷が美人妻の麗をどうやって射止めたのかも、第5話でしっかりと描かれ、その過去を踏まえて小谷は麗にとっては「僕はじゃない方の男なんだ」とずっと認識しており、その心の隙間に“本命攻撃”をして来る怜子が入り込んだという図式は理解出来る。
ただこれも最終回で麗が「話し掛けてくれたあの日からずっと、まーくんは“じゃない方”じゃなくて“である方”なんだよ」と言ってくれた事で誤解は解けた。
結局一番言いたかったのは、夫婦と言えども、いや夫婦だからこそ互いの本音はきちんと伝えた方がいいぞって事だった様で。
内容の割に長過ぎたね。8話位が限界だったのでは?
※山下美月は女優としての可能性は感じさせてくれた。ただ驚いた時の表情が目を剥き過ぎ(元々目力が強い)で不自然に見えるので、あれは直した方がいい。
脚本=服部隆 演出=三木康一郎
>> 308
【2021秋ドラマ】
「JKからやり直すシルバープラン」(TX・松竹撮影所・製作委員会)脚本=中村充俊 他 出演=鈴木ゆうか、小宮璃央…
【2021秋ドラマ】
「JKからやり直すシルバープラン」全8話終了。
初回の感想に小百合が“どんな凄惨を舐め何を感じ何を悟ったのかがきちんと描ければ”と書いたのだが、そっちの部分はほぼスルーで、ホームレスに迄落ちぶれた元お嬢が30年前にタイムリープした時に、そこ迄の後悔を踏まえてそうならない人生を送るには、高校生の今から何をどう考え先々に備えて行けば良いのかを同級生にレクチャーし、またウザい程に積極的に関わって行くという方に全振りをした内容だった。
同級生を男一人、女二人に絞る大胆な構成(あくまでも制作費節約の体)で、彼らの家庭環境から来る悩みもきちんと描いていたので、青春ドラマっぽさも兼ね備えた一風変わった作りだった。
まあ全8話では小百合の30年の悲哀迄は描けなかっただろうし、あの可愛さを殆ど残した鈴木ゆうかの老けメイクを見たら、リアル30年は端から描く気は無かったんだよね。(←最初に気付けよって話(笑))
色々勉強にはなったし、観て損は無かったかな。ただドラマとしては評価はし難いよなあ。
※このドラマで紺野彩夏を初めて見たのだが、上半身に比べて足が異常に細くてびっくりした。鈴木ゆうかでも細いのに彼女よりも遥かに細くて、何かアンバランスだった。モデルさんらしいけど。
脚本=中村允俊①③⑤⑦、奥村徹也②④⑥⑧ 演出=太田勇①⑧、吉野圭②~⑦
「2021秋ドラマのまとめ①」
1位「最愛」
個別レス参照。
まずオリジナルでミステリー+それぞれの最愛を描いて、最後迄1ミリも飽きさせなかった制作陣に敬意を表したい。そして全て当て書きなのではと思える位の配役の妙。かなり高レベルの1位である。
2位「恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~」
個別レス参照。
原作有りだが意表を突くテーマを上手く捌いた制作陣に拍手を送りたい。そしてこちらも配役が上手かった。小関くんが登場してから、テーマが恋愛寄りにずれて行ったのが少し残念ポイント。
3位「古見さんは、コミュ症です。」
個別レス参照。
人付き合いが苦手な子達が高校入学を機に、気遣いの出来る只野くんが接着剤となり友達になって行くという、優しさに溢れたドラマ。そして何と言っても最年少の吉川愛でも21歳、最年長の増田貴久と城田優が35歳(何れもドラマ開始時の年齢)で高1の生徒を演じるアイディアがハマっていて素晴らしかった。
【他にハマった作品】
「アバランチ」
「二月の勝者-絶対合格の教室-」
【今期の演技MIP】
「最愛」の吉高由里子。渾身の演技とはこういう事を言うのかなと思えた位、このドラマの彼女にハマった。それ位に演技プランが素晴らしかった。それを受け支えていた松下洸平の演技も強く印象に残った。
- << 373 「2021秋ドラマのまとめ③」 ~3位迄に入らなかったドラマの一言感想~ 順不同 「Doctor X… ⑦」あんなにキャラがぶれるなんて…。終焉が近いのか? 「日本沈没」プロデューサーがどういうつもりでこのドラマを作ったのかが見えて来なかった。 「ラジエーションハウスⅡ」Ⅰよりは少し観やすくなってた。 「アバランチ」5話から別ドラマの様に面白くなった。 「二月の勝者…」灰谷さえ居なければ…。 「SUPER RICH」脚本が酷かった中で、最後に町田啓太が全部かっさらって行った。 「じゃない方の彼女」コメディーとしては話が中途半端。 「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」阿佐ヶ谷の人情話が嫌いじゃなかった。 「らせんの迷宮~DNA科学捜査~」始めドカーンであと尻すぼみ。 「群青領域」主人公が韓国人である必要性はどこに?
「2021秋ドラマのまとめ②」
全話観たドラマの平均視聴率(%)
「Doctor X… ⑦」16.4
「日本沈没」15.7
「ラジエーションハウスⅡ」10.7
「恋です!…」8.7
「最愛」8.7
「アバランチ」8.6
「二月の勝者…」7.5
「SUPER RICH」6.8
=以下平均視聴率不明=
「古見さんは、コミュ症です。」
「じゃない方の彼女」
「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」
「らせんの迷宮~DNA科学捜査~」
「群青領域」
「和田家の男たち」
「正義の天秤」
「言霊荘」
「顔だけ先生」
「サムライカアサン」
「ムショぼけ」
「JKからやり直すシルバープラン」
「東京放置食堂」
「どうせもう逃げられない」
「スナックキズツキ」
※1クールを越えるドラマ、3話以下のドラマは除く。
※視聴率は関東地区のリアルタイム世帯視聴率。単純平均。(注:加重平均視聴率とは、数字が異なる場合がある)
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
今期全話観たドラマは、感想を書かなかった「つまり好きって言いたいんだけど、」を含めて計24本。
途中離脱は計3本。
>> 370
「2021秋ドラマのまとめ①」
1位「最愛」
個別レス参照。
まずオリジナルでミステリー+それぞれの最愛を描いて、最後迄1ミリも飽…
「2021秋ドラマのまとめ③」
~3位迄に入らなかったドラマの一言感想~
順不同
「Doctor X… ⑦」あんなにキャラがぶれるなんて…。終焉が近いのか?
「日本沈没」プロデューサーがどういうつもりでこのドラマを作ったのかが見えて来なかった。
「ラジエーションハウスⅡ」Ⅰよりは少し観やすくなってた。
「アバランチ」5話から別ドラマの様に面白くなった。
「二月の勝者…」灰谷さえ居なければ…。
「SUPER RICH」脚本が酷かった中で、最後に町田啓太が全部かっさらって行った。
「じゃない方の彼女」コメディーとしては話が中途半端。
「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」阿佐ヶ谷の人情話が嫌いじゃなかった。
「らせんの迷宮~DNA科学捜査~」始めドカーンであと尻すぼみ。
「群青領域」主人公が韓国人である必要性はどこに?
>> 373
「2021秋ドラマのまとめ③」
~3位迄に入らなかったドラマの一言感想~
順不同
「和田家の男たち」清宮vsりえのシリアスな話は入れない方が楽しめたのでは?
「正義の天秤」脚本も亀梨くんも少し力み過ぎだったかも。
「言霊荘」最後に出て来た菜々緒の破壊力が凄かった。
「顔だけ先生」もっと分かりやすい例えにして欲しかった。
「サムライカアサン」ドラマ後半の人間味溢れるオカンに惚れた。
「ムショぼけ」最後の方が引き延ばしに見えて残念だった。
「JKからやり直すシルバープラン」講義要素が前面に出過ぎちゃったな。
「東京放置食堂」全体で見ると雰囲気ドラマで終わってしまった感じ。
「どうせもう逃げられない」良かったのは最初の方だけ。
「スナックキズツキ」原田知世ここにあり、みたいなドラマ。
「つまり好きって言いたいんだけど、」王道ラブコメに“味変の森田望智”が上手くマッチしていて面白かった。
【2022冬ドラマ】
取り敢えず初回は視聴予定のドラマ(月曜から曜日順)タイトル/主演
「ミステリと言う勿れ」菅田将暉
「ドクターホワイト」浜辺美波
「恋せぬふたり」岸井ゆきの、高橋一生
「ユーチューバーに娘はやらん!」佐々木希
★「私の正しいお兄ちゃん」古川雄大
「ファイトソング」清原果耶
「ハレ婚。」島崎遥香
「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」高畑充希
★「部長と社畜の恋はもどかしい」中村ゆりか
「となりのチカラ」松本潤
「ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○」黒木華
「ケイ×ヤク -あぶない相棒-」鈴木伸之、犬飼貴丈
「しもべえ」安田顕
「妻、小学生になる。」堤真一
「愛しい嘘〜優しい闇〜」波瑠
★「シジュウカラ」山口紗弥加
「わげもん〜長崎通訳異聞〜」永瀬廉
「逃亡医F」成田凌
「もしも、イケメンだけの高校があったら」細田佳央太
「鹿楓堂よついろ日和」小瀧望
「おいハンサム!!」吉田鋼太郎
★「封刃師」早乙女太一
「DCU」阿部寛
★印は24時以降に放送開始の深夜ドラマ
(関東の番組表より)
※以下の?を付けた3番組は視聴するか未定
★?「真夜中にハロー!」菊池桃子
★?「鉄オタ道子、2万キロ」玉城ティナ
★?「僕ドラ」町田啓太
※「僕ドラ」は短縮タイトル
- << 395 【視聴未定にしていたドラマについて】 「鉄オタ道子、2万キロ」 家具メーカー営業役の玉城ティナが鉄オタに扮し、休みの度に旅に出て“撮り鉄”を楽しみ、いい写真は鉄道雑誌に送る(そこの編集長から依頼されている)という話。知り合った人とのドラマも有るけど、どっちかと言うと駅や電車や風景や駅弁を見て癒されるという番組。行く場所によって差が出そう。レビューは書かないけど全部観るつもり。 「真夜中にハロー!」 途中迄はゲストハウスを営む母娘と泊まり客が織り成す、普通のドラマっぽかったんだけど、突然悩める漫画家の前に扉が現れ、そこを開けるとモーニング娘。の楽屋で、そこから自宅の部屋でやりたい放題されて、最後はヘリポートでと彼女達のパフォーマンスや歌の歌詞に励まされ、スッキリした顔で日常に帰って行くという、「八月は夜のバッティングセンターで。」の亜流みたいなドラマだった。次はもういいや。 「僕ドラ」 今は公募の原作漫画を選び、ドラマ化する迄の過程をドキュメンタリーで見せている段階。原作は孫と祖母の入れ替わり物に決まり、外見が町田啓太で中身が祖母の時に、彼がどんな演技をするのか楽しみだ。 ドラマは2/3スタートとの事。 このドラマに関してはレビューを書くかも。
- << 399 【追記】 「私の正しいお兄ちゃん」 初回は視聴したがとても暗く、内容も特に惹かれる部分が無く、主演の古川雄大はそれなりに魅力的に演じてはいるが、相手役の女優さんに全く魅力を感じない事、またFOD配信用に作られたドラマで、地上波では完全版ではないかもしれないので、初回のみで視聴離脱する事にした。 【放送中断】 「おいハンサム!!」2話が津波報道で中断され、再開後の録画が出来なかった為、今は再放送の情報待ち。同枠「その女、ジルバ」が地震報道で中断した時は、同週の(金)午後に再放送された為、今回も同様の措置に期待。 【放送休止】 「封刃師」初回、テレビ朝日は津波報道の為ドラマは放送休止。どこかの枠で放送する事は明言しているので、今はその放送日時の決定待ち。ABCは本日の夜、予定通り初回を放送する。
【2022冬ドラマ】
「部長と社畜の恋はもどかしい」(TX・PROTX、製作委員会)脚本=川﨑いづみ 出演=中村ゆりか、竹財輝之助、小野莉奈、永田崇人、脇知弘、佐野岳、丸山智己 他
志茂の漫画原作。《ドラマParavi・30分枠》(全話数不明)
少し変わっているとか癖のある役柄が多かった中村ゆりかが、連ドラ初主演で掴んだ役柄は、営業アシスタントとして働き同僚に頼まれたら嫌とは言わない性格で、どんどん仕事が増えて毎日残業の完全な社畜だけど、それがやりがいや喜びになっているポジティブ社畜の丸山真由美。猛スピードで仕事を捌くけど、ピリピリした感じは一切無くて、フワッとしていて可愛い感じの女性。
そんな丸山が、絶対に定時で上がる総務部の堤司部長(竹財)と、会社の飲み会で合流し「もう一軒行くぞ」でサシで飲み、酔った勢いで部長の部屋でベッドイン。
「俺ならお前を満たしてやれるかもしれない」と言われてその気になったのだが、翌日言われたのは「分かるよな、俺達は大人なんだから」
堤司は元々営業部のエースで残業も厭わず働いていて、丸山は新人時代に堤司のアシスタントをしていた。それがある日突然、本人の希望で総務部に異動して定時上がりの男になった。
秘密の関係を続けて堤司に感化され、丸山も定時上がりになるのかな?
取り敢えずもう少し様子見をしてみる。
演出=村上牧人
【2022冬ドラマ】
「ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○」(CX・共同テレビ)脚本=関えり香 他 出演=黒木華、溝端淳平、野村周平、野間口徹、石井杏奈、寛一郎、大鶴義丹、りょう、安藤政信、生瀬勝久 他
オリジナル作品。《木曜劇場・54分枠》(全話数不明)初回15分拡大
うーん、お仕事ドラマ寄りで黒木華が若い男にデレる姿は見なくて済みそうなのは良かったけど、その肝心なお仕事は何を軸にして何を伝えて行きたいのかが、何かボヤッとしていてよく分からなかった。
瀬古が編集長に就任して所謂“こたつ記事”は一切無くして、ゴシップの種を見付けたら足で取材、裏取りをして署名記事として出す、という方針になるのかな。あの人数でそれをやっていたら、ネットニュースの武器であるスピード感は失われるよね。ただ、カンフルNEWSは裏取りしたゴシップ記事しか出さないという事が定着すれば、それは“こたつ記事”に飽き飽きしている層を引っ張って来る為の売りになるかもしれない。
瀬古が辞書迄使って根津に質問返しを繰り返していたけど、あの設定って要るのかね。あと、仁和や笹目との謎の関係、室内でもずっとマフラーを外さない理由、こういうのは全部瀬古の過去に繋がるのかね。
一本芯が通れば化ける可能性はなきにしもあらず、かな?
※生瀬さんの退場が本当なら残念過ぎる。
演出=石川淳一
- << 389 【2022冬ドラマ】 「ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○」2話まで終了。 生配信を見ながら記事を書いて即アップをするのはOKなのか。まあ本人の発言だけならそれは有りだと思うけど。 本人の会見での言葉尻や、SNSの写真の細部からネタを揃える所迄は、一般人の“発掘-解析-拡散”厨と大して変わりは無いけど、瀬古の場合は本人に接触して裏付けを取り、忖度はせずに事実だけを書く、このフォーマットで進めて行くみたいだな。 暗いよなあ。人の気持ちが読み取れなくて寄り添う事も出来ない、納得させてくれるのは辞書の説明だけ。 でも仁和にだけは忠実でただひたすら役に立ちたいと思っている。 この落差、意味がまだ伏せられているから、正直観ていて苛々する事の方が多い。 今回の一番の名場面は、取材で正面突破しか出来ない瀬古に見せた根津の、いかにもプロっぽいテクニック「おーい、翼くん、鈴音ちゃんのこと好き?」「うん!」だな。 瀬古の過去についての具体的な話を出し惜しみする様なら、この後の「ケイ✕ヤク」と次週から始まる「となりのチカラ」の出来次第では、こちらの視聴は止めるかもしれない。 それ位、今は失望している。 脚本=橋本夏 演出=石川淳一
【2022冬ドラマ】
「しもべえ」(NHK・共同テレビ)脚本=荒木哉仁 他 出演=安田顕、白石聖、金子大地、矢作穂香、内藤秀一郎、池間夏海、福澤重文、長谷川朝晴、矢田亜希子 他
村田ひろゆきの漫画原作。《ドラマ10・44分枠》(全8話予定)
白石聖の出演作(連ドラ)としては「絶対正義」「だから私は推しました」「恐怖新聞」「ガールガンレディ」「推しの王子様」の5本が、役柄迄はっきりと覚えていて、等身大の大学生だった「推しの王子様」以外は、ちょっと特殊な設定の役で、真顔か恐怖に震える顔を見せる事が多かったので、コメディードラマの中で、女子高生として笑ったり泣いたり膨れたりする白石聖を初めて観た様な気がするし、演技としてきっちりとこなしているのを観ると、その成長に嬉しくなる。
“しもべえ”というアプリをダウンロードしたら、「助けて」と頼むとユリナの危機には飛んで来る、寅さんみたいな格好のおじさん。でも時にはユリナの邪魔もして、勉強を疎かにするユリナの生活を軌道修正する為に、強権発動をしたり勉強の手助けをしたり。
しもべえの安田顕は一切喋らずに、顔芸とジェスチャーだけで意思を伝える。これが最高に上手くて笑える。
しもべえは辰馬の父と何か関係が有るのかな?
一念発起したユリナは、今の底辺から医学部に合格出来るのか、これは楽しみだな。
演出=山内大典
- << 393 【2022冬ドラマ】 「しもべえ」2話まで終了。 何だろう、ユリナのおバカ設定(勉強もダメだし、無駄に信じて騙される)は初回で十分分かったので、無駄に騙される方の設定で丸々1話を使われてしまうと、何か期待が萎んで苛々の方が募って来てしまった。 亜紀や辰馬が体を張って助けに来るとか、本来なら泣ける部分なんだけど、ユリナがあまりにもおバカ過ぎて泣くに泣けない。 しもべえアプリには1日の呼び出し上限が有って、レンタルおじさんに使っちゃったから肝心の所で機能せず、敵が油断したら深夜0時で復活とか、笑える部分も有ったんだけど、全体的にはコメディー色が弱くて重めなんだよなあ。それが残念。 ユリナへの復讐に執念を燃やす多田とか、何かやらかして没落した様な辰馬の父とか、コメディーになりにくい存在も居るし、こんな感じで進むなら44分×8回はちょっとキツいかなあ。 脚本=荒木哉仁 演出=山内大典
【2022冬ドラマ】
「シジュウカラ」(TX、ザ・ワークス、製作委員会)脚本=開真理 出演=山口紗弥加、板垣李光人、宮崎吐夢、入山法子、和田光沙、酒井若菜、池内博之 他
坂井恵理の漫画原作。《ドラマ24・40分枠》(全話数不明)
売れない漫画家だった忍は、夫の実家に引っ越し東京を離れるのを機に漫画の仕事から離れる事を決めていたのだが、ドロドロ不倫を描いた昔の漫画が電子書籍で突然バズり、単発の不倫漫画の仕事が舞い込んで来る。一人では無理なのでアシスタントを募集したら、千秋という若い男が面接に現れる。
忍の山口紗弥加は想定内の演技だが、普段はソフトな感じだけど、ちょいちょいミステリアスな面を漂わせたり、忍にアプローチをしてみせたりする不思議男子の千秋を、板垣李光人が妖しく演じていて結構インパクトが有った。
忍の家の表札を見て顔色が変わったり、部屋の中でズボンを穿いていない忍の夫を見ると呼吸が荒くなったりする千秋の様子から、母子家庭だと言う千秋の家庭を壊したのは忍の夫なのではないか?
忍は赤ん坊の長男を子育て中に夫に浮気をされ、今もずっと心の傷になっているという描写も有った。
千秋がアシスタントに応募して来たのは偶然ではない。ならばその意図は?
山口さんのこういう役は間違い無いし、板垣くんの演技が気になるので取り敢えず継続視聴決定!
演出=大九明子
- << 394 【2022冬ドラマ】 「シジュウカラ」2話まで終了。 今回は話としてはそんなに進まなかったけど、忍と千秋の関係はグッと進んだ。 千秋の父は「母にも僕にもレアキャラだった」、たまに帰って来ると母親が女丸出しになるから、子供だった千秋はそれが堪らなく嫌だった。そんな時に救ってくれたのがスパイスの連載漫画「ウサギなんておいかけない」で、その作者ササキシノブが忍だったと知った時の千秋の驚愕。 千秋は泣き出し「先生の漫画が無ければ僕は死んでいた」と。 水族館で忍に近付き手を握ると“ギュウ”という効果音(笑)、仕事をする忍の椅子を蹴って回して振り向かせるなど、前半は相変わらずの千秋のエロいちょっかいと忍のドキドキ。 そして後半、忍が恩人だったと知った瞬間から余裕を無くし、一人のナイーブな青年の姿を見せて、おずおずと忍に近付きおずおずとキスをする千秋。 千秋をモデルに年下男との不倫がテーマの新作を描いている忍だが、もう既に恋に落ちている様な…。 夫には「黙って!」と喋らせず自分は目を閉じて上に乗り、恐らく相手は千秋だと思いながらするベッドシーンが超エロかった。 脱がなくても演技と演出で十分表現は出来るという事で、流石だ。 演出=大九明子
【2022冬ドラマ】
「わげもん〜長崎通訳異聞〜」(NHK大阪)脚本=宮村優子 出演=永瀬廉、小池徹平、久保田紗友、平山祐介、宮川一朗太、トラウデン都仁、高嶋政宏、本田博太郎、矢島健一、石黒賢、武田鉄矢 他
オリジナル作品。《土曜ドラマ・49分枠》(全4話予定)
歴史が苦手、大河ドラマも苦手な自分にとっては、幕末の長崎、出島辺りの事を描くこのドラマも中々分かり難くて、主人公の壮太が母の死をきっかけに、父を捜す旅に出て長崎に辿り着いたが、同じ仕事をしていた筈の蘭語の通詞達に聞いても誰も知らぬと答え、でもその表情から何かを知っている様にも見え、父捜しの先には父が巻き込まれた様な何かが有ったのか?という話が縦軸になるのだと思うが、そこに通詞の仕事振りや脱走した漂着者を巡る奉行所との攻防、出島の特性の説明等が盛り込まれ、主人公の存在感が薄まってしまう位、要素が盛り沢山であちこちに動くので、正直ドラマとして面白いとか感銘を受けたとかの感覚は殆ど芽生えなかった。
それでも集中して観てはいたので退屈になったとかは無かったのだが。
外国人の言葉は和訳を付けずに全部喋らせて、それを通詞の森山が和訳をして伝えるというスタイルを取っていた為、時間が掛かって間延びする感じがした。まあ通訳の話だからなのだろうが。
※久保田紗友は時代劇向きの顔だからハマっていた。
演出=盆子原誠
- << 431 【2022冬ドラマ】 「わげもん〜長崎通訳異聞〜」全4話終了。 縦軸の失踪したらしい壮太の父の話の全貌が分かり難い上に、出島や通詞の説明、牢から逃げたカイを匿い唐人船で逃がす迄の話、何か言いたげだった出島の老通詞が殺され、壮太が犯人として捕らえられる話、周田とハンセンが共謀して行っていた抜け荷の話、壮太を助けに来た神頭の過去と現在の話、神頭の船の焼き討ち等の話が各話に詰め込まれ、その上でもう一つの縦軸である通詞の仕事振りと、有能な森山が行う通詞の育成、その他に壮太を助けたり面倒を見てくれる周りの人達との交流、これだけの内容がたった4話で描かれた為に、もう話を追い掛け理解しようとするだけで精一杯で、物語を楽しむ余裕など無かった。 混血児にとって混血が珍しくない長崎は生き易い、他の土地では今の様な生活は出来ないという話は興味深かったし、通詞の仕事を掘り下げて描いたり、出島の中の状況や壮太を取り巻く人間模様を描いた部分については面白さを感じたので、父の失踪部分は全カットし、父の死を知った壮太が長崎に来る所から始めてエピソードは少し整理し、森山に感化されて父の後を継ぐ決心をする迄の壮太ストーリーにした方が、分かり易くて面白かったのではないかなと思う。 ※歴史好きな人には、これ位ぎゅうぎゅう詰めでも問題は無いのかもだが。 脚本=宮村優子 演出=盆子原誠①④、椰川善郎②③
【2022冬ドラマ】
「おいハンサム!!」(東海テレビ・日本映画放送)脚本=山口雅俊 出演=吉田鋼太郎、木南晴夏、佐久間由衣、武田玲奈、須藤蓮、山中聡、久保田悠来、野波麻帆、桐山漣、高杉真宙、MEGUMI、浜野謙太 他
伊藤理佐の漫画原作。《土ドラ・55分枠》(全話数不明)
食の好みも個性もバラバラな三姉妹の唯一の共通点は男を見る目がない事で、気が気じゃない伊藤家の昭和の頑固親父・源太郎は、取引先の社員で意気投合した大森を自宅に連れて来るが、その男は長女の由香が顔が不細工だからという理由で振った元カレだった。
若い頃から一度決めた事は取り消さない、これは頑固親父になるなと分かっていて結婚したと言う源太郎の妻・千鶴の、鋭い観察力に基づいた“夫のトリセツ”が超面白くて笑った。
木南晴夏の母親役を何で若いMEGUMIに?と思っていたのだが、酔った夫をトリセツ通りに扱い寝かし付ける所なんかは、クールでしゃきしゃきしている感じのMEGUMIだからこその笑いも生まれて、なるほどなと。ただ今後母親として娘にアドバイスするシーンとかがもし出て来たら、佐久間さん、武田さんはいいとして木南さん相手はちょっとキツいかな(実際は4歳違い)、どうなんだろう。
MEGUMI自身は実年齢より10歳位上の設定という事で、楽しんで演じているそうだが。
(続く)
>> 381
(続き)
唯一結婚してる次女・里香だが、夫のミキヒロはモラハラっぽくて、実家に戻りそうな匂いがプンプンする。
演出としては全体に、四コマ漫画みたいにぶつ切り風に作って繋いで行くみたいなタッチの中で、源太郎が大森達を連れて行った老夫婦だけで切り盛りしている蕎麦屋のシーンだけは、自棄に丁寧に長回しするなと思ったら、どんなに忙しくても丁寧な声掛けとおもてなしの心を忘れずに接客やお運びをしているおばあさんの姿を、大森の後輩で今時の前髪命の若い山下に見せる事で、彼に何かを感じ取って欲しかったからなのね。焼きそばの先輩達の中で一人だけニシンそばを頼んだけど、おばあさんの接客を見ていたら感じるものが有ったのか、最後は前髪を乱しながらズルズル掻き込み、つゆも一滴残さず飲み干した山下。もしかしたら下げる時におばあさんに少しでも楽をさせたい配慮だったのかな?
指導って言葉だけじゃないんだね。そして隙有らば自分の前髪ばかり気にしていた山下が、感じ取る事の出来る子で良かった。
他のシーンとのバランスを考えると、あそこ迄の長回しはどうなのかとも思うのだが、伝えたい事はより細かく伝わったかなとは思う。
初回は面白かったし、源太郎のキャラが憎めないので継続視聴は決定。
演出=山口雅俊
※HPの脚本、演出のスタッフは山口さんの名前しか書かれていないので、一人で全部やるのかなあ、それはちょっと不安だ。
- << 410 【2022冬ドラマ】 「おいハンサム!!」2話まで終了。 両親と三人娘の伊藤家は食の好みがバラバラだが、家族だからという理由で統一するとかはせずに、それぞれの好みに合わせて焼き方を変えたり味変させたり、最大限各自の好みを尊重して食事をして来た。まあ母親が専業主婦だったのも大きいのだろうが、こういう育ち方をして来ると家庭を持った時にどうするんだろうと思ったら…。 初回を観て次女の里香はモラハラ夫の言いなりなのかと思っていたら、「女なんだから焼き鳥は串から外してレモンでもかけて食べろ」という夫に、「串から外していきなりレモンをかける女が好きなら、そういう女と付き合いなよ」としっかり言い返して、夫を唖然とさせていたのでびっくり。 源太郎は串から食べるから脂も乗っていて旨いと思ってる派で、里香も感化されてそっち派になったのだろう。 即実家に戻ったが、源太郎に話し合う様に諭され、素直に従う里香。 それに比べ不倫相手に別の女がいる事が分かったら尾行して、相手の家に乗り込み、男に怒鳴られたらキレて5倍返し位に怒鳴り、者を投げ付け鉢植えの植木を振り回して暴れる由香の怖い事。 そんな娘に異変を感じ貝を買って眺めて食べなさいと勧める父。確かに砂抜きをしていると生きているのが分かる。でもありがたやとまでは思わないけどな(笑) シュールだったな、今回は。 ※学はヤバそう。 演出=山口雅俊
【2022冬ドラマ】
「ミステリと言う勿れ」(CX)脚本=相沢友子 出演=菅田将暉、伊藤沙莉、尾上松也、筒井道隆、遠藤憲一 他/(以下ゲスト)阿部亮平、永山瑛太/(以下初回は出演無し)門脇麦、白石麻衣、鈴木浩介
田村由美の漫画原作。《月9・54分枠》(全話数不明)初回は30分拡大
菅田将暉が探偵でもない只の大学生なのに事件の謎を解いてしまう、新感覚ミステリーという事位しか知らないまま視聴。
新感覚って何だろうと思っていたら、まず最初に本人(久能整=くのうととのう)に殺人事件の容疑が掛けられ、任意という名のやや強制的な取り調べが続き、その間、久能は署からの帰宅時に仕入れた刑事達の個人情報を元に、事件とは関係のない彼らの私的な悩みについての会話を続け、証人や証拠を突き付ける一人強面の強硬派刑事に対しては、言葉尻を捉えたり過去の記憶を辿ったりしながら全否定、それどころか会話を続ける内に、久能は真犯人に辿り着いてしまう。女性刑事に調査の依頼はするが彼自身は何の調査もしない。そしてこの事件に関する警察の捜査自体も映像では見せない。
全ては取調室の中での会話だけで話が進み、解決してしまう。これは確かに新感覚ミステリーだ。
頭の回転の良さそうな久能を犯人とするには、安易な証拠が揃い過ぎていた事と、自棄に犯人と決め付ける薮刑事(遠藤憲一)の危うさから、途中からもしかして…
(続く)
>> 383
(続き)
とは思っていたのだが、やっぱり…の後に思いもよらない展開が有って、この組み立ては中々衝撃的だった。
事件とは直接関係のない久能の話、例えば“真実は人の数だけ有るが事実は一つだけ”、例えば“権力側の男は徒党を組んで悪事を働くが、そこに女性が一人混ざるだけで彼らはやりにくくなる”、例えば“ゴミを出すのは一番簡単な作業。出せる状態にする事も含めてゴミ出しと言う”等々、実に説得力が有って面白かった。
それぞれに悩みを抱えていた青砥刑事(筒井道隆)、風呂光刑事(伊藤沙莉)、池本刑事(尾上松也)が、次々に久能の話に耳を傾けて、彼の言葉を信用し始めるという流れも面白かった。
ほぼワンシチュエーションドラマなので絵面は少々地味だけど、“久能理論”が嫌味にならないギリギリの線を突いていたので、彼の話を聞いているだけで面白かった。そして一転真犯人に対しては、核心を突き彼の心を抉る様な非情な理論展開が待っていて、久能の思考の幅の広さにミステリアスな雰囲気も感じさせて、これからの多様な設定にも期待が持てそうな気がする。
※室内でもマフラーを外さない久能。黒木華とのまさかのマフラー被り(笑)
※ラストの別事件の端緒で出て来た金髪男。クレジットが出る迄瑛太とは全く気付かず。見事なカメレオン俳優振り。
演出=松山博昭
- << 405 【2022冬ドラマ】 「ミステリと言う勿れ」2話まで終了。 整が巻き込まれたバスジャックは巧妙に仕組まれた罠で、乗客を連れ去った犯人は、連続殺人事件の第一被害者・犬堂愛珠(白石麻衣)の兄達だった。一向に捜査が進まない事に腹を立て、自分達で目星を付けた犯人の可能性のある者を拘束し、自供させようという魂胆だった。 バスの中で、或いは監禁された犬堂家の実家で、整は相変わらず切れ味鋭い持論で拘束犯を論破し、悩める拘束被害者達の心の負荷を軽減して行く。 「今あなたが殺されずに済んでいるのは、秩序を重んじる人達の中にいるから」 「いじめる側はいじめなきゃならない位病んでいる。あいつにいじめられた、あいつ病んでるかもしれないからカウンセリング受けさせてよって、みんなが簡単に言える社会になればいいと思う。」 「苦しい事を薄める為により悪い事を望むのはまずいです。その先どうなるか僕は知っているので」整はどんな闇を抱えて生きて来たのだろう。 今回は風呂光の刑事としての成長と、それを促し、結果を出したらきちんと認めて現場に同行させた青砥警部に、ちょっと感動した。 途中から時間的にこれは次回に持ち越しかなと思ったら案の定だった。 「犯人は乗客の中にいる」 怪しいのは勿論瑛太だけど、そんな“まんま”なのかな。 次回が待ち遠しい。 演出=松山博昭
【2022冬ドラマ】
「恋せぬふたり」(NHK)脚本=吉田恵里香 出演=岸井ゆきの、高橋一生、濱正悟、小島藤子、菊池亜希子、北香那、アベラヒデノブ、西田尚美、小市慢太郎 他
オリジナル作品。《よるドラ・30分枠》(全8話予定)
アロマンティック(他者に恋愛感情を抱かない)、アセクシュアル(他者に性的欲求が湧かない)という概念については、このドラマで初めて知った。
スーパーの本部勤務の主人公・兒玉咲子(さくこ=岸井)は、男性を好きになるという感情が分からず、家族や上司等に結婚話をされる事が苦痛だった。
自分はおかしいのかと思いネット検索をすると、上記の概念が目に入り、その概念を分かりやすい言葉で書いたブログも見付け、共感する事ばかりで気持ちが楽になる。
偶然そのブログ主が自社店舗の青果部に勤める高橋羽(さとる=高橋)だと分かった咲子は、畳み掛ける様に質問をして話をしたがり、アロマアセクを自認している高橋は、人に聞かれない方がいいと自宅に誘う。
高橋が一人暮らしと知った咲子は「恋愛感情抜きで家族になりませんか?」と誘い、高橋は「僕の事…ナメてます?」
実家は出たいけど一人は嫌いと言う咲子。同居するのかしないのか、結末をどうするのかは気になるところだ。
※観続けるとは思うけど、毎回レビューを書くかは未定
※相変わらず可愛い加藤柚凪(朝顔/つぐみ役)
演出=押田友太
- << 409 【2022冬ドラマ】 「恋せぬふたり」2話まで終了。 カニに惹かれて兒玉家参り(笑) 「なめてます?」とは言ったものの、もし咲子と同居したらご近所さんからの“嫁候補紹介”が止むかもしれないから、僕にもメリットがある、咲子の実家で恋人の振りをするのも、カニが好きだからいいですよと、羽も意外とメリット重視派だった。 その実家で母親と妹夫婦から、あまりにも“普通の幸せ、普通の家庭”と強調されて(←咲子にはそう聞こえたが、何も知らない人には“普通”の会話)、遂にキレた咲子はアロマアセクである事をカミングアウトしてしまう。???の家族一同、義弟が口にした「あの…LGBT的な?アレですか?」に「アレって何?」と咲子大爆発。 教師である義弟の半端な知識からの問い掛けも悪いけど、アロマアセク自体が知られていないのだから、あそこ迄キレられてもなあ…とは思った。 でもこんなに早い段階でのカミングアウトは意外だったな。もっと引っ張るかもと思っていたから。 その分、何とも気持ちの悪い咲子の同期・松岡の独りよがりが急に強調され始めたので、3話から起承転結の承に進みたいのね。 アセク同士でも性的な感覚は同一では無いから、アンケートで確認し合いたいという羽の提案は、彼らにとっては大事な事なんだろうな。 演出=野口雄大
【2022冬ドラマ】
「ファイトソング」(TBS・TBSスパークル)脚本=岡田惠和 出演=清原果那、間宮祥太朗、菊池風磨、東啓介、藤原さくら、栗山千明、橋本じゅん、戸次重幸、稲森いずみ 他
オリジナル作品。《火曜ドラマ・57分枠》(全話数不明)初回は15分拡大
母が亡くなり父に捨てられ、養護施設で育った花枝(清原)は、強くなる事を望んで空手を習い、日本代表に手の届く所迄来ていた。だがバイクに轢かれ入院した病院の検査で聴神経腫瘍が見付かり、医師から「耳が聞こえなくなるケースが多いです」と伝えられ、大学も退学し施設に居候をして一年、抜け殻の様な状態の花枝を見かねた施設長の磯辺(稲森)は、施設出身でハウスクリーニングの仕事をしている慎吾(菊池)の仕事を手伝う様に促す。
一方、いわゆる一発屋のミュージシャンの芦田(間宮)は、ずっと曲が書けずに苦しい日々を送っていた。
そんな二人が慎吾の会社のチラシをきっかけに、業者と依頼者という形で芦田の部屋で出会う。
花枝が「この曲だけあれば他には要らない」と言って、ずっとリピートして聞いているのが、自分の唯一のヒット曲「スタートライン」だと知り、ピアノで弾き語りを始める芦田。
母が大好きな「スタートライン」と共に有った幸せだった家族の日々を思い出し、号泣してしまう花枝。
(続く)
>> 386
(続き)
ずっと苦しんでいたのに、自分の曲をこんなに必要とし、こんなに泣いてくれる人が目の前に居る。
だから思わず本音が出た。「ありがとう…はぁ…続けたいな」
ここで初めて「スタートライン」を作った本人だと気付き、失礼の数々を謝り倒す花枝に対し、何でも言って下さいと言われたのをいい事に「あの…俺と付き合ってくれない?」「えっ?」
煮詰まっていた芦田は、恐らく屋上から飛び降りたら楽になれるかな位までには追い詰められていて、下を覗きこんだりしていたら遠くの方でこっちを見ている人が居て現実に引き戻され、また別の日は手を叩いて恐らくその反響音で高さを測ったりしていたと思うのだが、救急車のサイレンで現実に引き戻されていた。
一度目の見ていた人は花枝。二度目のサイレンは恐らく事故に遭った花枝の元に駆け付けた救急車。
芦田は多分間接的に二度も花枝に助けられていたのだと思う。
そして今度は三度目の正直で、前に進む為に花枝の助けを借りようとしている。
花枝はどう答えるのかな。
岡田さんの「姉ちゃんの恋人」は、吉岡を演じる林遣都にハマって、それが視聴の牽引力になっていたが、このドラマには今のところ、そこ迄のパーソンは居ない。
ラスト14分迄は割りと平板に描かれていたので、ストーリーとしての掴みも感じ取れなかったしなあ。
まあ、悪くは無いので次だね、どうなるかは。
演出=岡本伸吾
- << 407 【2022冬ドラマ】 「ファイトソング」2話まで終了。 なるほど、そういう風に繋げたかったのかというのが腑に落ちた第2話。 芦田の突然の申し出を、歌の感動だけで終わりにしたいと断る花枝。 でも“大切な1曲”の作者と出会えた事は嬉しく、素直にその事を仲間に話す花枝。絶対に泣かない筈の花枝が泣いたと聞き、「心が動いたのはいい事。何かが大きく動くきっかけになるかもしれないから、チャンスは見逃さないで」と磯辺に言われ、花枝に謝りたかった芦田からの、会社の問い合わせフォームに届いた正直な彼の気持ちが書かれたメールを読んだ花枝はまた泣いてしまい、その文面に有った2ヶ月という作曲の期限と、自分の片耳の手術迄の期限が同じ位な事、聞こえなくなるかもしれないから思い出を作っておいた方がいいと主治医に言われた事を思い出し、すれ違いの末にやっと会えた芦田に、2ヶ月限定で付き合う事を告げる。 即初デートを決め着替え始めるが中々服が決まらない花枝が女の子で可愛い。「何やってんだろ私、いいのか?いいんだよ、何か心が動いてる」と自問自答しながら。 “お付き合い”が初めて同士の二人がぎこちなくて青春してるのがまた可愛い。迷った末に芦田が花枝を連れて行ったのが、中庭に鹿威しが有る様な店という(笑) 既にめまいの症状が出て来た花枝だが、このまま耳の病気の事は誰にも打ち明けないのか? 演出=岡山伸吾
【2022冬ドラマ】
「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」(NTV)脚本=渡邉真子 出演=高畑充希、志尊淳、夏帆、笠松将、山田真歩、忍成修吾、優香、坪倉由幸、神保悟志、荒川良々、松田翔太 他
オリジナル作品。《水曜ドラマ・60分枠》(全話数不明)
浅海社長(松田)の“思い付いたら即行動に移す=決まっていた事でも直ぐに覆す=説明はしない”というスタイルには好感が持てないし、主人公の雛子(高畑)の“はっきりと声に出す独り言”には辟易したし、特に心に残った台詞も無かったし…要するにイマイチ乗れないドラマだった。
一番印象に残っているのが超似合っていた高畑充希のショートヘアと、一人だけ浮き気味の、スタイリストが張り切った感が出ちゃってる高畑充希のファッションというね。
これはいつの間にか社長に言われた事をこなすだけになっていた雛子、結局ぬるま湯に浸かっていただけのシェフの古賀(神保)、頭は有っても心が足りない雛子の部下(になってしまった)大牙(志尊)達が、社長の無茶振りを受けて変わらざるを得なくなってから、徐々に変わって行く過程を通して、“人は変わる事を恐れてはいけない”という事を伝えたいドラマなのだろうか?
全く駄目という訳でも無いので、もう少し様子見はしてみるけど。
演出=猪股隆一
- << 408 【2022冬ドラマ】 「ムチャブリ! わたしが社長になるなんて」2話まで終了。 うーん、脚本が…。 まず主人公の設定が致命的につまらない。 相変わらずの声に出す独り言が気持ち悪いし、仕事に対する勘の鈍さには呆れてしまう。では何故浅海社長はこんな雛子に子会社の社長を無茶振りしたのかと言うと、「ビビッと来たんだよ、君に」って、どこが?その曖昧な何かでもいいから直ぐに見せて欲しい。この主人公に少しでも魅力が加わる様に。 あと、えっ、これ必要?っていう無駄なシーン(例えば雛子が大牙と秘書課の柚を呼んでダラダラと飲むシーンとか)は、ドラマのリズムを悪くするだけ。 浅海と専務はキャッチしていた競合店情報を、現場組は誰も知らなかったなんて有り得るのか?誰も駅を利用していないのか?駅周辺を見て回らないのか? もう呆れてしまう程のポンコツ振りで、これで笑えって無理でしょ。 「相棒」は観ないから水曜日のプライム帯のドラマはこれだけなので観続けたいんだけど、このままだと「恋はDeepに」以来の視聴離脱になってしまうかも。 演出=猪股隆一
>> 377
【2022冬ドラマ】
「ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○」(CX・共同テレビ)脚本=関えり香 他 出演=黒木華、溝端淳平、野村周…
【2022冬ドラマ】
「ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○」2話まで終了。
生配信を見ながら記事を書いて即アップをするのはOKなのか。まあ本人の発言だけならそれは有りだと思うけど。
本人の会見での言葉尻や、SNSの写真の細部からネタを揃える所迄は、一般人の“発掘-解析-拡散”厨と大して変わりは無いけど、瀬古の場合は本人に接触して裏付けを取り、忖度はせずに事実だけを書く、このフォーマットで進めて行くみたいだな。
暗いよなあ。人の気持ちが読み取れなくて寄り添う事も出来ない、納得させてくれるのは辞書の説明だけ。
でも仁和にだけは忠実でただひたすら役に立ちたいと思っている。
この落差、意味がまだ伏せられているから、正直観ていて苛々する事の方が多い。
今回の一番の名場面は、取材で正面突破しか出来ない瀬古に見せた根津の、いかにもプロっぽいテクニック「おーい、翼くん、鈴音ちゃんのこと好き?」「うん!」だな。
瀬古の過去についての具体的な話を出し惜しみする様なら、この後の「ケイ✕ヤク」と次週から始まる「となりのチカラ」の出来次第では、こちらの視聴は止めるかもしれない。
それ位、今は失望している。
脚本=橋本夏 演出=石川淳一
- << 412 【2022冬ドラマ】 「ゴシップ #彼女が知りたい本当の○○」3話まで終了。 前回、視聴離脱寸前迄行ったのだが、今回は今迄で一番苛々せずにスムーズに観る事が出来た。特に瀬古(黒木)の過去の何かが明かされた訳でも無いのに何故だろうと考えたら、今回取材のバディとして選んだのが、瀬古の先輩で雑誌時代のカンフルNEWSのエース記者だった椛谷(野間口)で、彼の当時のある署名記事を高く評価していた瀬古は、記者としての彼に一目置いているので、同期の根津(溝端)に対する様な聞き返しはしないし、人に寄り添えない筈の瀬古にしては、椛谷の眠っている記者魂を揺り起こそうと仕向けている様な気配も感じ取れて、私にとってはそれが良い方向に作用したのかもしれない。 椛谷が何故記者としては“生ける屍”の様になっていたのかの、家庭の事情も端的に描かれていて、反抗期の息子との精神的にすれ違ったままの関係を、自身が「書かせてくれ」と名乗り出て書いた署名記事の文面で息子の心を動かし、記事に“いいね”を押させる事で椛谷の気持ちも和らぐという話の展開も良かった。 根津に対しての聞き返し、仁和(安藤)への心酔、笹目(寛一郎)の瀬古への干渉という、苛々3点セットは残ったままなので、このドラマに対する不信感が払拭された訳では無いのだけどね。 脚本=青塚美穂 演出=木村真人
【2022冬ドラマ】
「ケイ×ヤク-あぶない相棒-」(ギークピクチュアズ・ytv)脚本=酒井雅秋 他 出演=鈴木伸之、犬飼貴丈、徳井義実、萩原みのり、松本利夫、吉村界人、栗山千明、眞島秀和、板尾創路 他
薫原好江の漫画原作。《木ドラF・55分枠》(全話数不明)
公安捜査官の一狼(鈴木)とヤクザの若頭の獅郎(犬飼)が、ある目的の為にそれぞれの身内に隠して手を組み、調査を開始する事に…という所迄が描かれた初回。
説明台詞は排除し、映像だけでグイグイ進む冒頭の尾行シーン。途中でこれは過去と現在が目まぐるしく交錯しているのだと分かる迄は、頭の中は?印だらけに。でも集中して観られたし、スピード感が有って格好良い演出だった。
一狼は、3年前に忽然と消え銃殺動画が出回ったものの遺体も見つからない、バディだった先輩の莉音(栗山)の事を調べたいが、上司からは幕引きしたのだと言われて許可が降りず、獅郎を監視する様に命令され、彼が営む秘密クラブに潜入して二人は知り合う。
この二人がどうやって手を組むのかが最大の見所だった訳だが、一狼が莉音の墓参に行くと獅郎も来て、「何で?」と聞く一狼に「姉貴とどういう関係だ?」と獅郎。「姉貴?」
莉音の好みの500ml缶ビールを供えて帰ろうとする獅郎を呼び止め、身分と名を名乗り、先輩を捜したい、真相を突き止める為に手を組まないかと誘う一狼。
(続く)
>> 390
(続き)
「警察がヤクザと手を組むのかよ」と訝る獅郎だが、一狼が袋から取り出して供えた500ml缶ビールを見た瞬間、嘘ではない事を察知、交渉は成立する。
事前に一狼と莉音が500ml缶ビールで飲み明かすシーンが、思い出として入れ込んで有って、その中で莉音は「缶ビールは500mlじゃなきゃ」と言って笑っていた。
だから一狼は獅郎を弟だと信じ、獅郎は一狼を姉の後輩だと信じた。
この展開は洒落ていたし説得力もあって良かった。
冒頭、背中からお尻まで一面刺青の獅郎がホテルで中年男と密会していて、相手は誰なのかと思ったら、ラストに総理大臣(板尾)だったと分かる。これも言葉ではなくて、本人が見ていたテレビの総理の記者会見映像で分かるという演出。
映像がしっかりしていれば説明台詞なんて必要ないのよ。
3年前、莉音は“J事案”に一人踏み込んで消された?そう見せ掛けて潜っている?
獅郎が峰上組で頭角を現したのも3年前。総理とはいつからなのかは分からないが、これも情報を得る為なのか?(←総刺青男と関係を持つ総理って…)
想像していた以上にしっかりと作り込まれていて雰囲気も有ったし、総理の件とか無駄に引っ張らずに答え合わせをしてくれたスタイルも好みだ。これは継続視聴決定。
※ケイ×ヤクのケイは警察、ヤクはヤクザ、その二人が契約を交わす二重の意味があるのね。
演出=波多野貴文
- << 413 【2022冬ドラマ】 「ケイ×ヤク-あぶない相棒-」2話まで終了。 獅郎と莉音は親に捨てられ施設で育った。血族ではなくて“心族”だったのね。獅郎だけ養子に行って家族は出来たけど、本当の家族は姉貴だけだと思っている。それ位二人の絆は強かった。 莉音が嘘をついて手帳を含む荷物を獅郎に預けた日、歯ブラシ2本に気付いた姉は「紹介してよ」と弟をからかった。慌てた獅郎は姉を追い返した。後から実は俺はバイで今の恋人は男だったから言えなかったと、謝りメールを送ったが返事が来る事は無かった。一度は捨てられた命、姉貴の事を調べる為ならと峰上組に入った。何も怖くなかった。 一狼が警察官になったのは、両親が事件に巻き込まれて死んだから。調べたいとかではなくて、どうしても湧いて来る“負の感情”に抗う為。理不尽に対する怒り、復讐心、或いは自死の誘惑だったかもしれない。あらゆる負の感情に負けたくなかったから、警察官になると決めて自分を叱咤していたのだろう。 莉音の手帳から総理を含む4人の政治家が浮かび上がり、1枚だけ残されたレシートがヒントとなり、一狼は4人の政治家の共通項は、子供が皆同じ東永大付属中学出身だという事に気付く。 ここで獅郎が総理とそういう関係だった事が生きて来る訳ね。 ※一狼が獅郎の背中の牡丹に魅せられるシーンは妖しくてヤバかったね。 脚本=鹿目けい子、酒井雅秋 演出=波多野貴文
【2022冬ドラマ】
「愛しい嘘〜優しい闇〜」(EX・MMJ)脚本=丑尾健太郎 他 出演=波瑠、林遣都、本仮屋ユイカ、黒川智花、松村沙友理、徳重聡、西尾まり、新川優愛、溝端淳平 他
愛本みずほの漫画原作。《金曜ナイトドラマ・60分枠》(全話数不明)
うわーもう、何か初期設定が全くワクワクしない、同窓会発端のラブサスペンス?
一番失敗したのが主人公(望緒=波瑠)の性格設定じゃないかな。原作通りなのかどうかは知らないけど、あんなにウジウジして言葉を飲み込んでしまう主人公なんて観たくないわ。
半沢直樹じゃ無いんだから、後輩から不当に「謝れ謝れ」って言われて謝っちゃうって、苛々しかしないわ。
「私、嘘をついていました」って、3年前に漫画家デビューして1作のみでフェードアウトした後、どうなってるのかなんて皆興味が無かったんだから、わざわざアシスタントしてるなんて言わなくていいし、嘘をついてた事にはならんだろう。
自分はどうでもいいけどファンをバカにするのは許さないって、“謝れ女No.2”をひっぱたいていたけど、そいつは犯罪者、自分は被害者なのに友達だから警察には言わないって、結局望緒はいい子ぶりっこにしか見えなかった。仮に後からアゲても遅いわ。大事なのは初回なんだから。
カギは転校した中野幸(男子?)なのね?
様子見はするけどレビューは多分もう書かない。
演出=樹下直美
>> 378
【2022冬ドラマ】
「しもべえ」(NHK・共同テレビ)脚本=荒木哉仁 他 出演=安田顕、白石聖、金子大地、矢作穂香、内藤秀一郎、池…
【2022冬ドラマ】
「しもべえ」2話まで終了。
何だろう、ユリナのおバカ設定(勉強もダメだし、無駄に信じて騙される)は初回で十分分かったので、無駄に騙される方の設定で丸々1話を使われてしまうと、何か期待が萎んで苛々の方が募って来てしまった。
亜紀や辰馬が体を張って助けに来るとか、本来なら泣ける部分なんだけど、ユリナがあまりにもおバカ過ぎて泣くに泣けない。
しもべえアプリには1日の呼び出し上限が有って、レンタルおじさんに使っちゃったから肝心の所で機能せず、敵が油断したら深夜0時で復活とか、笑える部分も有ったんだけど、全体的にはコメディー色が弱くて重めなんだよなあ。それが残念。
ユリナへの復讐に執念を燃やす多田とか、何かやらかして没落した様な辰馬の父とか、コメディーになりにくい存在も居るし、こんな感じで進むなら44分×8回はちょっとキツいかなあ。
脚本=荒木哉仁 演出=山内大典
>> 379
【2022冬ドラマ】
「シジュウカラ」(TX、ザ・ワークス、製作委員会)脚本=開真理 出演=山口紗弥加、板垣李光人、宮崎吐夢、入山法子…
【2022冬ドラマ】
「シジュウカラ」2話まで終了。
今回は話としてはそんなに進まなかったけど、忍と千秋の関係はグッと進んだ。
千秋の父は「母にも僕にもレアキャラだった」、たまに帰って来ると母親が女丸出しになるから、子供だった千秋はそれが堪らなく嫌だった。そんな時に救ってくれたのがスパイスの連載漫画「ウサギなんておいかけない」で、その作者ササキシノブが忍だったと知った時の千秋の驚愕。
千秋は泣き出し「先生の漫画が無ければ僕は死んでいた」と。
水族館で忍に近付き手を握ると“ギュウ”という効果音(笑)、仕事をする忍の椅子を蹴って回して振り向かせるなど、前半は相変わらずの千秋のエロいちょっかいと忍のドキドキ。
そして後半、忍が恩人だったと知った瞬間から余裕を無くし、一人のナイーブな青年の姿を見せて、おずおずと忍に近付きおずおずとキスをする千秋。
千秋をモデルに年下男との不倫がテーマの新作を描いている忍だが、もう既に恋に落ちている様な…。
夫には「黙って!」と喋らせず自分は目を閉じて上に乗り、恐らく相手は千秋だと思いながらするベッドシーンが超エロかった。
脱がなくても演技と演出で十分表現は出来るという事で、流石だ。
演出=大九明子
>> 375
【2022冬ドラマ】
取り敢えず初回は視聴予定のドラマ(月曜から曜日順)タイトル/主演
「ミステリと言う勿れ」菅田将暉
「ドクター…
【視聴未定にしていたドラマについて】
「鉄オタ道子、2万キロ」
家具メーカー営業役の玉城ティナが鉄オタに扮し、休みの度に旅に出て“撮り鉄”を楽しみ、いい写真は鉄道雑誌に送る(そこの編集長から依頼されている)という話。知り合った人とのドラマも有るけど、どっちかと言うと駅や電車や風景や駅弁を見て癒されるという番組。行く場所によって差が出そう。レビューは書かないけど全部観るつもり。
「真夜中にハロー!」
途中迄はゲストハウスを営む母娘と泊まり客が織り成す、普通のドラマっぽかったんだけど、突然悩める漫画家の前に扉が現れ、そこを開けるとモーニング娘。の楽屋で、そこから自宅の部屋でやりたい放題されて、最後はヘリポートでと彼女達のパフォーマンスや歌の歌詞に励まされ、スッキリした顔で日常に帰って行くという、「八月は夜のバッティングセンターで。」の亜流みたいなドラマだった。次はもういいや。
「僕ドラ」
今は公募の原作漫画を選び、ドラマ化する迄の過程をドキュメンタリーで見せている段階。原作は孫と祖母の入れ替わり物に決まり、外見が町田啓太で中身が祖母の時に、彼がどんな演技をするのか楽しみだ。
ドラマは2/3スタートとの事。
このドラマに関してはレビューを書くかも。
【2022冬ドラマ】
「逃亡医F」(NTV)脚本=福原充則 出演=成田凌、森七菜、桐山照史、桜庭ななみ、和田聰宏、酒匂芳、前田敦子、安田顕、松岡昌宏 他
伊月慶悟/佐藤マコトの漫画原作。《土曜ドラマ・54分枠》(全話数不明)
同じ医大の研究医で恋人の妙子(桜庭)の殺害容疑で指名手配された無実の脳外科医・藤木(成田)が逃亡し、先々で一刻の猶予も許されない患者と遭遇し、天才的な腕で救って行く、みたいな話になるのかな。
初回はアルバイトとして乗り込んだ海洋観測船の観測士・沢井(森)が左腕に大怪我をして、斧でぶった切り内部を修復してから繋ぎ合わせるという、究極の手技を短時間で行ってみせる。
いやあ何が驚いたって、腕が中身剥き出しでぐちゃぐちゃになっているのに、全く痛がらずにベラベラ藤木に話し掛ける沢井。
斧でぶった切る前は流石に麻酔を注射してたけど、それでも変わらぬしっかりとした口調。貴女は超人ですか?
あと追い掛ける妙子の兄ちゃん(八神=松岡)の粗野な事。とてもじゃないが規律を重んじる自衛隊レンジャー部隊出身とは思えない。
まっ、ある意味作り物感を重視する、この枠らしいっちゃらしいんだけど、ここまでリアリティーを排除されると馬鹿馬鹿しくなって困った。
観ても多分お気楽な視聴だけにすると思う。
演出=佐藤東弥
【2022冬ドラマ】
「もしも、イケメンだけの高校があったら
」(EX)脚本=服部隆 他 出演=細田佳央太、宮世琉弥、藤沢大祐、遠藤さくら、水沢林太郎、内藤秀一郎、藤枝喜輝、皆川猿時、秋山菜津子、速水もこみち 他
秋元康の企画原作。《土曜ナイトドラマ・30分枠》(全話数不明)
冒頭の挨拶で校長(秋山)が、イケメンばかりの我が校にはイジメや暴力がない、何故ならイケメンは人と比較する必要が無いから、みたいな事を力説していたが、イケメンもピンキリなんだから、そこにはやはり優劣が生まれるし、ましてやイケメン選抜大会とやらで全国で競うなら、順位まで付いちゃうのよ?それで比較しないっておかしくない?
とまあ能書きはその位で、お気楽に観られそうな感じには仕上がっている。
細田くんはイケメンの中に紛れ込んでしまった“平凡枠”の役なんだけど、演技をしているから目力がダントツで私には一番イケメンに見えた。
プライベートでその辺を歩いていたら、他のキャストの子の方が目立つんだろうけど。
でもこのドラマの一番のイケメンはもこみちだった。確かに俺はイケメンですみたいな台詞を真面目な顔で吐くんだけど、全く嫌味に聞こえないし納得しちゃうって凄いわな。
イケメンOBもこみち(風間)指名の細田くん(龍馬)が革命を起こすのかな?楽しみ。
演出=唐木希浩
【2022冬ドラマ】
「鹿楓堂よついろ日和」(EX・ジェイストーム)脚本=泉澤陽子 出演=小瀧望、葉山奨之、大西流星、佐伯大地、白洲迅、藤井流星 他
清水ユウの漫画原作。《オシドラサタデー・30分枠》(全話数不明)
このジャニ枠とはあまり相性が良くなかったのだが、和風モダンな喫茶店鹿楓堂(ろくふうどう)で癒される客というコンセプトと、「リコカツ」を単独で書いた脚本家の泉澤さんに惹かれて観てみたら、想像していた通りの“飯テロ癒され系”の楽しめそうなドラマだった。
ロケ地に選んだカフェも行ってみたくなるような落ち着いた佇まいをしていたし、特製抹茶パフェ、鮭といくらのだし茶漬け、わらびもち、シフォンケーキ、そして4人のイケメン従業員の夕食の四色鍋、もうどれも彩りが美しく美味しそうで、妄想味覚を攻撃されて困った。
イケメン4人も一本芯の通った店主(小瀧)、調整型癒し系(葉山)、手の掛かる末っ子系(大西)、ひたすら明るい系(佐伯)とバランスよく揃えており、何だかんだ仲が良さそうでほっこりする。
懸念があるとすれば主人公の双子の兄弟(藤井)の存在かな?何か軋轢が有りそうで、その混ぜ込み方次第では今の良い雰囲気が迷子になりそうで、ちょっと心配。
まっ、そこは泉澤さんの腕に期待しておこう。継続視聴は決定。
演出=Yuki Saito
>> 375
【2022冬ドラマ】
取り敢えず初回は視聴予定のドラマ(月曜から曜日順)タイトル/主演
「ミステリと言う勿れ」菅田将暉
「ドクター…
【追記】
「私の正しいお兄ちゃん」
初回は視聴したがとても暗く、内容も特に惹かれる部分が無く、主演の古川雄大はそれなりに魅力的に演じてはいるが、相手役の女優さんに全く魅力を感じない事、またFOD配信用に作られたドラマで、地上波では完全版ではないかもしれないので、初回のみで視聴離脱する事にした。
【放送中断】
「おいハンサム!!」2話が津波報道で中断され、再開後の録画が出来なかった為、今は再放送の情報待ち。同枠「その女、ジルバ」が地震報道で中断した時は、同週の(金)午後に再放送された為、今回も同様の措置に期待。
【放送休止】
「封刃師」初回、テレビ朝日は津波報道の為ドラマは放送休止。どこかの枠で放送する事は明言しているので、今はその放送日時の決定待ち。ABCは本日の夜、予定通り初回を放送する。
- << 402 【放送中断】 「おいハンサム!!」2話の再放送情報 フジテレビ1/20(木)14:45~再放送 メディアミックスαの枠で放送 他のネット局の情報は以下のリンクから https://www.tokai-tv.com/oihandsome/special/07.html 【放送休止】 「封刃師」初回の放送 ①テレビ朝日1/23(日)2:30~ ②翌日に第2話の放送1/24(月)2:55~ ①は通常の放送枠 ②はイレギュラーの放送枠 以下のリンクで確認を https://www.asahi.co.jp/fujinshi/
【2022冬ドラマ】
「DCU Deep Crime Unit」(TBS・Keshet International・Facet4 Media)脚本=青柳祐美子 他 出演=阿部寛、横浜流星、中村アン、山崎育三郎、趣里、高橋光臣、岡崎体育、有輝、佃典彦、春風亭昇太、市川実日子、吉川晃司 他
イラン・ウルマー、サミュエル・ゴールドバーグの原案。《日曜劇場・54分枠》(全話数不明)初回は25分拡大
HP等では〜手錠を持ったダイバー~というサブタイトルが付いているのだが、実際のドラマではサブタイトルが無く上記の様に表示されていたので、映像通りの表記とする。
海保を取り上げたドラマには「海猿」という傑作が有って、救助、その為のキツい訓練、友情、恋、愛が描かれて、記憶に残るドラマとなった。
海保のダイバー物として、そことの差別化を図る為にこうしたのかは分からないが、このドラマの隊員達は救助ではなく捜査をする、逮捕権も持っている、そして一番ビックリしたのは陸での捜査権も、管轄に縛られる事無く持っているという事。
端緒が海や湖や川等、水にまつわる事件であれば、その捜査に必要なら日本全国どこへでも行けるらしい。
おまけに6人の隊員とサイバー班、科学捜査ラボ迄自前で抱えているので、県警とかに頼らずともDCUだけで捜査を完結する事も可能という設定にしてある。
(続く)
- << 401 (続き) だからなのか、とにかく隊長の新名(阿部)の辞書には協調とか協力とか調和とか、ましてや忖度なんて言葉は無いらしく、とにかく強引、傲慢で上からしか物を言わない。 なので折角発足した組織なのに早くも分裂状態。 その内、水深120mとか潜っている時に、ロープを切られて置き去りとかにされるんじゃないかと心配になってしまうレベル。 彼がこんな風になってしまったのは、15年前に亡くなったバディ(成合=吉川)の組織への裏切り(スパイ)行為が原因なんだろうかと思っていたら、最後に、成合が亡くなった時に現場海域に居たけど記憶を失っていた少年で、現在は新名の部下になっている瀬能(横浜)が突然記憶を取り戻したら、新名が海保に報告した事とは真逆の事を言い出し、えっ、これはどういう事?根底から覆すの?これが縦軸なの?と混乱してしまった。 思っていたドラマとはだいぶ違うけど、一応集中して観る事は出来たので、組み立て自体は悪くはないのかなと。 只ねえ、無駄なギクシャクはあまり観たくはないのでほどほどに。 当時は成合の恋人で、今は新名の恋人の真子(市川)とのやり取りなんかを観ていると、仕事モードの新名は誰とも馴れ合わない様にわざとしている仮の姿で、実はスパイ事件の真相を今でも探っているのではないかとも思えるのよねえ。 脚本=青柳祐美子、小谷暢亮、谷口純一郎、脚本協力=宮本勇人 演出=田中健太
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