夢のつづり

レス97 HIT数 3113 あ+ あ-


2025/12/27 06:11(更新日時)

夢はすぐに忘れてしまう。

だから夢を綴ってみようと思ったんだ。

これはそんな夢のただの記録。

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No.3155384 (スレ作成日時)

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No.97

>> 96 「良かった、夢だった」とホッとしながら、傍らのコップの麦茶を飲んでトイレに行った。

荒らされていてぐちゃぐちゃな部屋を見てうんざりしながら、
まあとりあえずは仕事に備えて寝なきゃなと、片付けとかそういうのは明日の仕事のあとでやるしかないかと、
布団に入って寝た。


で、ふと目が覚めて気づいた。
部屋はきれいだった。

No.96

>> 95 部屋に戻ると、家具から布団から荒らされていて、さらには部屋中に大量の羽虫が飛んでいた。
もう最悪だと思いながらもとにかく寝なきゃと
布団に潜り込み、羽虫を避けるために頭もすっぽり布団の中に突っ込んで目を閉じた。
このまま寝れて朝になってくれと祈ったが、やっぱりそれで終わる訳はなかった。

布団の上からなのか中からなのか分からないが、体をツンツンとつついてくすぐってくる。 
体は動かない。
動けない中でくすぐられることほど辛いことはない。地獄の苦しみが続く。
息も出来ず、意識が飛ぶ。

と、飛んで、ふと目が覚めた。

No.95

>> 94 俺もすかさず立ち上がり女の背中を押して
「頼む、出ていってくれ」と女を玄関の外に出しドアを閉めて鍵をかけた。
意外にも素直に出ていってくれた。

だが、外から女の手が玄関ドアをすり抜けて入ってきて鍵を開けてくる。
止めようがない。
俺は「頼む頼む、帰ってくれ」と女にお願いをしながらドアを開けた。

外には女が4人いた。
増えていた。
めちゃくちゃ恐怖だった。
けど女はみんな綺麗だった。
それでも俺の心は恐怖9∶女綺麗1というところ。

不意に室内側の後ろに気配を感じ、振り返ると緑色のワンピースを着た天井まで届く巨大な女が立っていた。
首から上が無かった。
もう俺は恐怖を通り越してしまって逆になぜか冷静になり、その首なしも背中を押して玄関の外に出していた。

「頼むよ、明日仕事ヤバいから寝かせてよ」
とそれだけ言うと鍵をかけて部屋に戻った。

どうせ入ってくるんだろうなと半ば諦めながら。

No.94

>> 93 薄暗い中目を凝らし、床に落ちた掛け布団を見ると何か盛り上がりがある。

それが空気の膨らみであってくれと願いながら、近くにあった空の段ボール箱を掛け布団に投げつけてガッカリした。
布団の膨らみはしぼむことはなく、布団の下には何か確かな物体がある。

意を決して布団をめくると女がいた。
若くて綺麗な女だった。
ただそれが人であるはずはない。

女はスッと立ち上がり何も言わず微笑みを浮かべて近づいてくる。

No.93

一人暮らしの家、真っ暗な真夜中
不意に目が覚めた。

嫌な予感がする。何とも言えない違和感を感じた。

唐突に部屋の壁が揺れだした。
地震かと思ったがなにか違う。
壁だけが揺れている。

身体が重い。
何かが部屋にいる気がする。
ベットの脇の床の方に気配を感じる。

俺はその何かの気配の方に目掛けて、掛け布団を跳ね飛ばした。

No.92

>> 91 学校を出るとまわりは砂浜で
その先は一面果てしない海だった。

ここは小さな島
学校しかなかった。

ヤシの木が一本だけ生えていて、その根元にヤシガニがいた。
何もなくて狭いけど、島はキレイで平和だった。

俺はここから出たいのか?
どうすれば出られるのか?
わからない。

「その調子だよ」
となりに立つ男が言った。

それがどういう意味なのかわからないまま目が覚めた。

No.91

>> 89 次の課題は犯行声明文作り。 短い文で要点をしっかり伝えること、誤字脱字などもってのほか。 作文は苦手だ。 書き方例があるといい… それを盗む理由、動機付け、目的
何の為に盗むのか

わからない

それ以前に俺はなんでこんな学校にいるんだろう?
そもそも俺は泥棒になりたいのか?

わからない
いやきっとなりたくはない。

なりゆきでよく考えもせずこんな道に入ってきてしまった気がする。

しかし今さら辞めるなんて言えない。
言えないからここにいるだけ。

そんな俺にセンスある犯行声明文なんて作れない。

No.89

次の課題は犯行声明文作り。
短い文で要点をしっかり伝えること、誤字脱字などもってのほか。

作文は苦手だ。

書き方例があるといいんだけどそんなものはなくて、自由に書くようにとのこと。
自由だから難しい。

この課題の評価点はセンスが問われるらしい。
ありきたりではダメで個性的で印象に残るような文を短く書くこと。

ふーむ

  • << 91 それを盗む理由、動機付け、目的 何の為に盗むのか わからない それ以前に俺はなんでこんな学校にいるんだろう? そもそも俺は泥棒になりたいのか? わからない いやきっとなりたくはない。 なりゆきでよく考えもせずこんな道に入ってきてしまった気がする。 しかし今さら辞めるなんて言えない。 言えないからここにいるだけ。 そんな俺にセンスある犯行声明文なんて作れない。

No.88

教室には数人の生徒たちがおり、俺もその一員だった。
各々古びた木製の椅子に座り、やらなきゃいけない課題に黙々と取り組んでいた。

俺は小さなブレーカーのボックスをニッパーで切り離す作業をしていた。
これは完成するとタイマー設定で電気を自在に落とせる装置になる。

工作のようで作業は楽しかった。

みんな喋らずに黙々と作業をしていた。

No.87

>> 86 髪の色が肌色っぽい色になっていて、そこだけ随分イメチェンしていたけど、意外と似合っていた。
俺はファースト世代で、Zはあまりハマらなかったんだけど、まあそれはさておきカミーユ=ビダンがそこにいてこちらをジッと睨みつけていた。

それがニュータイプのなせる技なのか人の確信なのか知らないけれど、俺は体が硬直して身動きが取れなくなってしまった。
完全金縛り状態。

カミーユ=ビダンは俺をくすぐり始めた。

地獄が終わらない。

声が出ない。
苦しい。
死んでしまう

「起こして!起こして!」
心の中で俺は叫び続ける。
が、声は出ない。

「起こして!起こして!」

「起こして!起こして!」



ついに、現世にまで声が届いた。

現世の妻に起こされて、夢から覚めることが出来た。



カミーユ=ビダンを粛清してやりたいと思った。

No.86

>> 85 と、思っだけど何事も無く場面は変わり、

俺はU字階段を折り返していた。

今度のそこは自分ちの2階で
寝室には妻がすでに寝ていた。

ホッとして俺は自分の布団に入った。

なんだかカタカタカタカタと小さな音が聞こえてたけど、それは気のせいってことにした。

ようやく寝れると目を瞑った。



なにか妻の向こうのとなりに気配を感じた。

嫌だなと思いながらも
目をあけてそちらを見ると、妻の向こうに顔があった。

それは明らかにカミーユ=ビダンだった。

No.85

>> 84 渋谷の街を歩く俺。
となりに例の金髪の方が並んで歩いている。

「良かったぜ、特に最後の方のスリルは最高だったよな」ギラギラした目で言う。

刺激したくないので穏便に愛想笑いで俺は相槌を打って、そのままさりげなくスクランブル交差点の雑踏に紛れ込んでその憎たらしくも恐ろしい金髪の方を撒いた。


これ以上嫌な展開になるなよ、目覚めてくれよと祈りながらも、
ここから電車で家帰るのめんどくせえな、遠いなと
夢と認識してるようでしてない狭間の感情で駅に向かって歩いていた。

と、そこで不意に背後から俺は肩をガシッとつかまれた。振り返るとそこにいたのは、東南アジア系の風貌のいかにもよろしくない感じに満ちた若い男。

絶対このあと良くない展開になる。

No.84

>> 83 夜の渋谷上空

109のスレスレ脇をすり抜け、一気にスクランブル交差点まで旋回しながら下降し、JRのガード下をマッハで潜り抜ける俺とそこにへばりつく金クソヤンキー。

俺はくすぐりのせいで呼吸が出来ず窒息寸前。

全く引き剥がせない。
苦しい。

夢だと分かっているのに目を覚ませられない。

そのままビルに激突した。

No.83

>> 82 飛びついてきたのは、金髪オールバックのおじさんヤンキー。
目をギラギラ輝かせて俺の腰まわりにへばりついて威嚇してくる。

もうその嫌悪感と恐怖ったらない。

ていうか、2階から飛び降りただけなのにいつまでも地面につかないで、ずっと落下し続けていた。

へばりつきおじさんヤンキーは、俺の腰まわりにつかまってる指先に緩急をつけて刺激を与えてくる。
くすぐりに弱い俺にとってはこれは最大の攻撃で、俺は呼吸がまともに出来ず思考も歪み地獄苦しみを受けていた。

いつまでも地面には付かないので、体をひねり旋回して急加速で上昇して、へばりつきヤンキーを引き剥がそうとした。
が、こいつは離れずギラついた目つきでくすぐり攻撃を続けてくる。

No.82

>> 81 俺は再び家の階段を登っていた。

U字階段を折り返したところ、また間取りが自分ちのそれとは違っていた。

2階は図書室みたいになっていて、
そこのベンチに妻や子供らが座っていた。
みんな後ろを向いていて顔は見えない。

嫌な予感がして
回り込んで顔を覗き込むと、みんな知らない顔だった。

妻かと思っていたその知らない顔の女は目をギラッとさせてニヤリと笑った。

気味が悪いので俺はまたベランダに逃げた。


今度こそ目が覚めるようにと、派手にベランダから飛び降りた。

その瞬間、俺の腰まわりにまた誰かが飛びついた。

No.81

>> 80 外の風の音がやたらと強い。

俺が寝室の布団に横になると、
寝室のドアから誰かが入ってきた。

俺は窓を開けてベランダに逃げた。
その誰かは追いかけてくる。

俺はベランダから飛び降りた。
その瞬間、その誰かは俺の腰に巻き付き一緒に庭に落ちた。

No.80

「そろそろ2階行くよ」
妻が言った。

「あ、俺も寝よっかな」

妻のあとについてゆっくり2階に上がる。

Uの字階段を折り返しだところで違和感を感じた。

2階の間取りが違う。


ああ、夢だな
俺は気づいた。

それも、
この雰囲気は悪夢系のやつだなと
気づいた。


いやだな

No.79

>> 78 そのあとすぐに俺は遠慮なくぶちまけた。
すると便座の中には一瞬で霧が立ちこめて、霧が晴れると女の人は消えていた。

昔読んだ「星の王子さま」でもたしか王子さまは唐突に消えちゃったっけな
当時寂しく思った記憶がある。
そんなことを思い出した。


「そのための傘です」ってところの声に静かな力強さを感じた。
なんだかそこがとっても良かった。


そんなことを感じながら目を覚ました。

No.78

>> 77 こっちに気づいてないのかな?って思って、用を足すのを躊躇していると、

「かまいませんよ。どうぞご自由になさって」

と、とても上品な感じの声が頭の中に聞こえた。
どうやらこちらには気づいていたようだ。


「しかしそれではあなたに当たってしまうかもしれません」

俺もつられて上品風の口調で頭の中で返していた。

「そのための傘です」


No.77

>> 76 ひらひらのワンピース姿で傘をさした小さな小さな女の人の絵

「星の王子さま」の挿し絵の、あの感じのタッチで書かれた女の人がそこにいた。

暗いし、コンタクトをはずしているからよくは見えない。
見間違いかなと思いぐっと目を凝らして見る。

確かにいる。

便座の縁の屋根の下、こちらに背を向けて立っている。
傘で隠れてて顔までは見えない。


駅前のバス停の屋根がロータリーのまわりにぐるーっとある感じ
そこに雨の日に女の人がポツンと一人立ってる感じ

なんかそんな感じだなって思った。


No.76

真夜中

小便がしたくて目が覚めた。

のっそり起き上がりトイレへ行く。

いつも電気はつけない。
寝起きで眩しいのは嫌だし、廊下やトイレの窓から入り込む外の薄明かりでなんとなくは見えるから。

トイレに着いてナニを出して構える。

いつも便座は上げない。
めんどくさいから。

ただこれ、
的は少々狭くなり、狙いを外す訳にはいかないから便器の中を注視することになる。

暗がりの便器の中の端っこの方に何かがぼんやりと見えた。

No.75

>> 74 目が覚めた。

火の鳥読みながら寝てたからかな?

No.74

>> 73 「ずいぶん遠くまで来たね」
卵型が言った。


世界は荒れ果てた荒野のようで、空は真っ黒になっていた。
周りにいた人たちもみんな消えた。
変わりに大きな岩が意志を持っているように動いていた。


なんでこんなことやってるんだろう?

わからない。

「考えるってことは必要なことなのかな?」

「風を吸ってごらん、お腹が膨れるよ。それだけでいいんだよ」

そんな気もしてた。

「全ては卵から始まったんだ」

「君たちは卵を食べ物だと思っていた。それは正しいの?」

「卵は始まり」

「割って開けるまでわからない」

「わからないけれど、それは始まり。命の始まり」

「命の始まり」


「命って何??」



「さあ、そろそろ隣に行こうか???」






No.73

>> 72 そんなことを5回ぐらい繰り返しただろうか。

俺たちの立っている見慣れたはずの路地の周りの景色がだいぶ変わってきた。

「平行世界っていうのはね、無限に存在しているんだよ」
卵型の口調もずいぶん変わってきていた。

「隣りの世界はほとんど変わらない」
「隣りの隣りの隣りの世界はちょっと変わるかな?」
卵型の顔は、もはや幼稚園児のお絵描きみたいにくずれた顔になっていてちょっと怖かった。

「隣りの隣りの隣りの隣りの隣りの隣りの隣りの隣りの隣りの世界はどうだろうね?」

「隣りの隣りの隣りの隣りの......

No.72

>> 71 場面は変わったけれど、そこも見慣れた場所。
近所の町内の路地だった。

「おんなじ場所ですか?おんなじ景色ですか?」

「ちょっと違うはず、ちょっと違うはず」


確かに違っていた。
葉っぱの色がブルーだった。

俺は葉っぱに卵を投げつけた。

「ピンポーン」

No.71

>> 70 「ピンポーン」

正解音が鳴り、場面が変わった。
自分らがワープしたのか、周りの景色が変わったのか、分からない。

誰かが正解に当てたんだろう。

No.70

卵が早口でキンキンまくし立てる。

「違和感はどこにでもある、違和感は誰もが持っている」

「違和感のもとに卵を投げつけろ」


周りの人達が迷いながら方々に卵を投げ出した。

俺は、その喋る卵型に卵を投げつけたかったけど、それは怖くてできなかった。

だから、みんなのマネをしてそこらの塀に卵を投げた。

No.69

>> 68 俺は自宅の隣の路地を歩いていた。
見慣れた景色。

俺の周りに何人かいた。
多分、近所の人だと思う。

いつもと違うのは、空中にぷかぷか浮かぶ卵型がいること。
卵にはピエロのメイクのような顔があり、鼻のところに割り箸が刺さっていた。

さっきのけたたましい声の主はこいつだ。

No.68

「でっかいたまごの上に『好きだ』と3回唱えてバツを書く」

キンキン響くおもちゃの電子音のような声が、頭上でけたたましく繰り返し繰り返し叫んでいた。

「卵を割って卵が出たら普通の世界」

「卵が出なかったらそこはすなわち、卵の中身がみーんな空っぽの世界線のパラレルワールド」

「平行世界へようこそ!!」

No.67

>> 66 翌朝、出来上がったキュウリの浅漬けを冷蔵庫から出して盛り付けた。

見た目的にはあまり変わったところはなかったが、昨晩のあのキュウリの反応はただ事ではないはずなんだ。

そう思いながらキュウリを食べてみた。

たぶん、
美味しくなっていたんだと思う。
ホントのとこはよく分からなかった。


その後、この件について家族となんか話をしているところで目が覚めた。

No.66

>> 65 「塩界の3騎士」が加わった時には配置に悩んだ。
バランスを考えると王の前に3人並べたいんだけど、それだと王が正面から見えなくなっちゃうのでそれも違うなと。

だから次に「塩界の3賢者」が出た時には嬉しかった。

玉座に鎮座する真王、その右には3騎士、その左には3賢者、そして両端に柱。
納得の配置、美しき王の間。


その晩俺はキュウリを切り、そこに柱から順に塩界の全ての塩を振った。
最後に真王を振った時、キュウリはキラキラと光を帯びてブルブル震え出した。

No.65

>> 64 玉座に真王を乗せると、なんともはや、とても良い。
しっくりと来るものがある。

ちなみにこの時にはすでに、キッチンの壁には塩専用の棚を設置していた。


妻と娘がごにょごにょ小言を言っていた気もする。
ちなみに浅漬けの味は変わらなかった。

No.64

>> 63 「真王」はチェスの駒のような小瓶で蓋が金色なんだ。
そして「柱」は柱の形の小瓶で蓋は白。

そうすると配置はやっぱり「真王」が中心でその両脇を「柱」が支える感じがベストだろう。


またスーパーに行ったら、追加パーツの「玉座」が売っていた。
値段は知らん。

買った。

No.63

>> 62 塩の小瓶に380円は高いよねぇだのなんだのと妻と娘が話してるのを気にせず、俺は「塩界の真王」を用いてキュウリの浅漬けをしこむ。

翌朝、
冷蔵庫から後光が差していた、
ような気がする。

しかし浅漬けの味は変わらなかった。


またスーパーを徘徊していたら今度は別の商品が目にとまった。

「塩界の2柱」¥380円

買った。

2柱だからやっぱりそこは2本買った。

No.62

俺ん家は庭先のささやかな畑でキュウリを作っている。
それが今年はいっぱいとれてとれて。

毎日のようにキュウリの浅漬けを作っては食っていた。

いつも塩と一緒に味の素と塩昆布を入れて漬けるんだけど、なんだか少し飽きも出てきて、一味変えたいなと思ってたんだ。

妻といつものスーパーで買い物してる時、いつものように1人でふらふら店内を徘徊していると、ある商品が目にとまった。

「塩界の真王」¥380円


買った。

No.61

>> 60 体育館でバスケの試合が始まった。

俺は、体育館の2階の廊下の柵にもたれかかって、その試合を眺めていた。

あのボールの中に俺の作った街があるんだよなぁって、ぼんやりと考えていた。
あの中の世界がどんな大惨事になっていることかは、だいたい想像できた。

「そういうもんなんだよ」
光の粒の声が聞こえたけれど、その姿はどこにも見えなかった。

そして目が覚めた。

No.60

>> 59 俺は人間の姿で茶色い大地の上を歩いていた。

頭の中では、念じるままにバスケットボールをクルクルと回しこの世界の磁場を安定させていた。

俺は、茶色い世界に道を通し区画を整理し家を建て、人を生み出して行った。

植樹をして公園を作ってやると町レベルが上がって人口が増えたりした。
俺自身の家も町の中心に建て、結婚し子供も産まれた。

そんなこんなで試行錯誤を繰り返しながら夢中で町をつくり、なかなか満足のいく世界に仕上がりつつあった。


そんな時、突然ピピーッと笛の音が鳴り響いた。

No.59

>> 58 それからずいぶんと時が経過したのだと思う。

No.58

>> 57 リンゴ「バスケットボールはどうしてクルクルと回しているのか、分かるかい?」

リンゴ「ボールの中に重力を生み出して、中の世界を安定させるためなんだよ」

そう言ってリンゴは消えた。

光の粒「もうこの世界はサプリにまかせるね、私たちにはそれぞれの世界があるんだからさ、自分の世界をまわしに行くよ」

そう言って光の粒も消えた。




No.57

>> 56 風船になりなさいと言ったものは、おじいさんっぽい声で、どうやら目の前にぷかぷか浮いてるリンゴ。

女の声が光の粒。

俺、風船。

3人?とも空中の真っ只中にぷかぷか浮かんでて、

眼下には一面の茶色い原っぱ。

だけじゃなくて、ここ空中からだとよく見渡せる訳で分かったんだけど、はるか上空にもはるか前後左右にもうっすら茶色い原っぱが見えている。

果てしなく大きい球体の中、ほんとにバスケットボールの中にいるみたいだってことが分かってきた。

俺、こんなのはじめて。


No.56

>> 55 突然俺は空中に舞い上がった。
目の前の景色が定まらない。
凄まじいスピードで上下左右に揺り動かされた。

「ちゃんとボールを回すんだよ!ほら早く!」

光の粒の言ってる意味が分からない。てかそれどころじゃない、すごく気持ち悪かった、そして怖かった。

「ダメだねこれは、まだ早すぎだったんだ
よ」

「そうかもしれないね。サプリは風船になりなさい」

ふいに、俺の揺れは止まり安定し、空中にとどまった。
その時俺は風船だったんだと思う。

No.55

>> 54 だだっ広い茶色い原っぱの中に俺は立っていた。
遠くの方は霞んでよく見えないけれど、前後左右ぐるりと見回してみても何処も同じ景色


そして目の前には、小さな豆電球のような光の粒がゆらゆらと漂っていた。


「そうだよサプリ、初めてにしてはよく出来たじゃないか」

光の粒が俺を褒めてくれた。

「ただちょっと地味で殺風景な世界だね〜サプリ」


サプリってなんだよ、って今なら思う。
その時はなんか、俺はぼーっとして、夢の中にいるような感じだったんだと思う。
ま、ほんとに夢の中なんだけど

No.54

「例えばここがバスケットボールの中だと想像してみなよ、サプリ」

「ちがうちがう、バスケのコートじゃない、ボールの方だよ、サプリ」

辺り一面真っ暗な中、女の人の声が語りかけてくる。
とりあえず、俺がサプリと呼ばれていることは分かった。

「そうそう、その調子。想像すれば見えてくるだろ」
「私たちはとても小さな存在なんだ。」

だんだんとまわりが明るくなり、辺りの様子が見えるようになってきた。

No.53

>> 52 ハッと我に返って、コーヒー入れて持って行かなきゃヤバいっ!って思い出して、どうしようどうしようって焦りが俺を目覚めさせた。
ということで目が覚めた。

No.52

>> 51 「俺は待つのは嫌いだ、早くコーヒー入れてこい」
俺はへいっ!とばかりに走り出し、別の列車駆け込んだ。

その後、コーヒーフィルターは手に入ったんどけど、豆もないしお湯もないしどうしたもんだと考えてるうちに、俺は昼寝をして、ゲームをして飯を食った。

No.51

>> 50 コーヒーフィルターを勝手に持ち出したこと、そして逃げたことを俺はヤクザに必死に謝り、土下座もしてみた。
ヤクザの顔を見るとなんかいけそうな気がしたので、どうしても俺はコーヒー屋だからコーヒーフィルターが欲しいんだとお願いもしてみた。

そしたらヤクザは怖い顔のまま低い声で言った。
「お前の気持ちは分かった」
「そのコーヒーフィルターはお前にやるが、但し1つだけ条件がある」

その後たっぷりと無言の間をとり言った。
「お前が最初に入れるコーヒーは俺に飲ませろよ」
そしてかっこよく笑った。

怖かっこよいと思った。

No.50

>> 49 アスレチックがSASUKEばりに難し過ぎるのでほとんど床面を走っているんだけど、たまにはハシゴを登ってみたり吊り輪にぶら下がってるっぽくジャンプを混じえながら結局は走った。

追っ手のヤクザはちゃんとアスレチックしながら追ってきていた。真面目なんだと思うけどそれ以上に怖いので必死に逃げた。

けど、結局捕まった。

No.49

>> 48 列車の中には闇市があり、宿屋があり、アスレチックがあった。

俺は闇市の外れで偶然コーヒーフィルターを見つけ、それがもとでヤクザに追跡されることになる。
宿屋でシャワーを浴びて布団に潜ると、そのまま潜り続け潜り続けそのままアスレチックの車両に移った。

追っ手の足音が迫っていた。

No.48

上の足場人の話も、その前の話も今となっては続きはもう分からない。



俺はさっきまでコーヒー屋だった。

物資が不足する戦後の社会の、地方へ向かう薄汚れた汽車の中で、コーヒーフィルターをめぐる抗争は静かに勃発していた。

No.47

俺たちの一族は迫害されていた。

長さ2メートル程の足場用の鉄パイプを頭に装着させられたまま暮らすことを義務付けられている。
それで、足場人と呼ばれていた。

俺たち一族のものは自由に空を飛べた。
そんな特殊能力を持っているから迫害されていたのかもしれない。
空を飛んでいる間は平気だが、地面に足を付けていると鉄パイプの重みが肩にのしかかって辛かった。

頭の鉄パイプがしょっちゅうそこら辺にぶつかり、その度にぐわぁーんと激音を奏でるので、ほとほとうんざりしていた。

No.46

>> 45 俺は全裸だった。

全裸で走っていた。

やがて森を抜けて町に出た。

これはやってはいけないことだと思う。


人々からの熱い視線に耐えきれず、俺は路地裏に逃げ込み、腰丈の草むらで下半身を隠し、そして走った。

「何やってんだよ、おじさん」

背後に子供の声がして、振り返ると野球少年たちが笑いながら走ってついてきていた。
けっこういっぱい着いてきていた。

「危ない、こっちに隠れろ」
俺は子供達に指示をし、バックネット裏に皆でしゃがみこみ、通行人をやり過ごした。

そしてエクレアを食べながら、野球少年のリーダー格にこれまでの経緯を説明した。
野球少年は俺の話を理解し、そしてTシャツをくれた。
それはとても大きなTシャツで太ももぐらいまですっぽりと隠れる。この時は本当に嬉しかった。

その後はしばらく、野球少年達もすがすがしく走り続けた。

やがて場面は変わり洞窟の中になっていた。



No.45

>> 44 という、もう数ヶ月閉じ込められてる俺たちって設定らしかった。

で、そこで俺は考え閃いた。

俺らは同じ牢屋に戻ってきているんだと認識しているが、それがそもそもの間違い。
それが思考のエアーポケット(原文まま)
この森には東西南北4つの牢屋があって、俺たちはそこをグルグルと周り続けていた、まさにラビリンスのリス(?原文まま)
その証拠にいつもエクレアだけが残っている(?)


俺は走った。

どういうことかよく分からないけど、俺は森を脱出していた。


No.44

「お・し・ま・い・DEATH!」
そう言ってあごの下を指でカッ!

四角い顔の不気味な看守はいつもそれをやる。で、その後に今週のパンを置いて帰っていく。

薄暗く湿った森の中の廃墟の牢屋に閉じ込められている俺たち。俺らは10人くらいいたと思うけど、顔はよく見えないしお互いに話をすることもなかった。
そんな皆は自分の今週分のパンをとって、無言で脱獄していく。俺もそうした。

牢屋の壁は穴だらけなので脱獄は何でもない。
だけどその後散々森をさまよい続けた挙句、結局もとの牢屋に戻ってきてしまう。

そんなことが、何ヶ月続いたことだろう。



No.43

>> 42 キャベツ宇宙の中に沢山のツブツブが生まれてそれらがゆっくりと周り出したのを確認したので、俺は菜箸を置いた。

で、その後は焼きそばを作って食った。

何回かキャベツ宇宙に引きずり込まれそうになったけど、それは耐えることが出来たので大丈夫だった。

テレビでオリンピック特集やってるのを見ているうちに、気がついたらその宇宙はいなくなっていた。

外に出て空を見上げてみたけど、空は眩しすぎてよく見えなかった。
出来ればその後宇宙がどうなったのか確かめたかったのだけど、もうどこかに行ってしまった。

で、目が覚めた。

No.42

>> 41 俺は目の前にあるこっちのキャベツ宇宙に集中しよう。

産まれたばかりの宇宙は混沌のかたまり。
まずは混ぜねばいけない。

菜箸をとり、そっと宇宙をかき混ぜた。
こんなことするの俺も初めてだからどのくらい混ぜたらいいのか、どのくらいのスピードが適正なのか分からない。

俺は納豆はいつも200回混ぜるって決めていた。
ふわとろな納豆が好きだから、面倒だしちょっと手首も痛くなるけどいつも200回混ぜてた。

だから、キャベツ宇宙も200回混ぜた。

だからって話でもないけど。

No.41

>> 40 とにかく何より大切なこと、それはこの2つの宇宙が接触しないことだ。
もし接触してしまったら、コズミックパワーが互いに侵食しあい、最悪ビッグバンを引き起こしてしまう。

俺は静かにキッチン脇の小窓を開け、キャベツ宇宙の片方にフーフーと息を吹きかけた。
神経をすり減らしながらも、何とかかんとか片方の宇宙だけ外に逃がした。

これでひとまずは大丈夫。

あっちの宇宙は誰かに託そう。
それが運命なんだ。

No.40

>> 39 小さな宇宙が目の前でプカプカ浮かんでいた。

俺は冷蔵庫からもう一個キャベツを出して、また剥いてみた。
そしたらそっちからも小さな宇宙が出た。

うちの台所にプカプカ浮いてる2つのキャベツ宇宙。


「コズミックパワー!!」
唐突に頭の中に甲高い機械の音声みたいなのが響いた。

そっか、そうなんだな。

俺は即座に悟ってしまった。

今にして思えば何がそっかなのかさっぱり分からないんだけど、その時の俺はいろんなことを理解しキャベツ宇宙に対する神の視点に立っていたんだ。

No.39

その日の昼は、家で1人だった。
昼飯外に食べに行くのも面倒だけど作るのも面倒だ。
ちょっと悩んだけど結局、焼きそばを作って食うことにしたんだ。

キャベツってのはこういう時、ます包丁でザクッと行くべきなのか、それとも1枚2枚めくるべきなのか。
ちょっと悩んだけど結局、1枚2枚3枚までめくったんだ。

そしたらキャベツの中には小さな宇宙があった。

No.38

>> 37 広い大広間に紅白幕にぐるりと囲まれた金色の舞台があり、紙吹雪が舞っている。

そのなんとも派手な舞台の中央に座っていたのは小早川秀秋。
その傍に控えている侍は新撰組副長土方歳三。
その眼前の大広間にはずらりと多くの侍が平伏していた。

若武者小早川秀秋が喚いている。
なぜ近藤勇はとどめを刺さないのかと。

それに土方歳三が静かに答えていた。
なんと言ったのかは聞き取れない。


ただ、俺はとどめを刺されてはいなかったんだなって思ってホッとした。

そして、目が覚めた。


(覚えてるのそこら辺だけ。ちょっと起きてから時間がたっちゃったから、細かいとこ忘れちゃった。)

No.37

>> 36 俺が意を決して扉を開けようとドアノブに手を伸ばした瞬間、扉が勢いよく開いた。
俺は迂闊にも仰け反り尻もちをついてしまった。

目の前に近藤勇が仁王立ちで俺を見下ろしている。
その顔はどう見てもクリームシチュー上田なんだけど、その男は紛れもなく新撰組組長近藤勇なんだ。

近藤勇のその顔に表情はない。
完全に無の表情。
瞬き1つせず微動だにしない。
しかし手に持った刀の切っ先は確実に俺の心臓を捉えていた。

俺は動けなかった。
尻もちをついたまま近藤勇を見上げていた。

そして次の瞬間、刀は俺の心臓を静かに貫いた。


痛みは感じなかった。

No.36

>> 35 そのアパートの部屋の扉の前に立った。
扉の向こうに音はない。気配もない。
だが、探索カードで調べると扉の目の前に侍がいると出ている。

扉を開けるべきか、まだ止めておくべきか。


No.35

俺は家の大掃除をしていた。

朝から頑張って掃除をしていたので、その甲斐あって、俺のデッキは随分と充実してきている。

次に取り掛かるのは、荒れ放題の庭。
一方俺の手札は5枚。
赤いカードの攻撃力はなかなかのものだ。

ここはいっきに行こうと思い、赤いカードを出す。
結果は余裕の勝ち。
荒れ放題の庭は一瞬で綺麗になり、さらに俺は新たなカードをゲットした。


そろそろ、あのアパートの部屋の扉に挑戦できるんじゃないか?
俺はそう思った。




No.34

>> 33 そんな過去を、そんな夢を変えるために、俺は再びやってきた。

俺は機神に向かって走りだす。

って、ところで何となくこれ夢じゃんって、思ってきて。

いや、その前から全部が夢じゃんって思ってきて。


そして本当に目が覚めた。

全部夢だった。
普通にだだ小便したくて目を覚ました。
夢精なんてしてなかったんだ。

No.33

>> 32 その夢の中で俺は、タイムマシン3号のデブってる方の人だったんだ。

その場面は、大剣の渓谷。
機械の体の敵、機神がウヨウヨ闊歩している戦場のまっただ中。
まあ、寝る前にゲームしてた場面なんだけど。

で、その戦場で、タイムマシン3号のデブの俺は戦闘能力なんてないもんだから、機神から逃げまくっていた。
逃げまくりながら、有吉の壁に参加していた。

このあとなんかやって、でも全然ウケなくて、それで有吉さんに詰められて、それで必死になってさらになんかやろうと思って・・

そのあとどうなるか分かってるんだ。
さっきまで見ていた夢なんだから。

勝てないの分かってるんだけど、機神に向かって行くんだ。
そんな無茶するのを笑ってくれると思って・・

そしたら、そこで足がもつれて転んで、そこにちょうど機神の爪があって・・
それが股間に擦れて、そして果てる。

最悪だ。

No.32

夢精をした。
こんなこと、夢精をするだなんて、
俺の人生で2回目のことだった。

しかも本当にしょうもない夢で。

下着もパジャマも、布団にまで酷い状況になってしまった。

そんなに溜まっているとは思っていなかった。見誤った。
そのことに俺は後悔した。

あんなにしょうもないシーンでいってしまうなんて。そのせいでこんなに面倒くさい状況になってしまっているなんて。
そのことが俺は悔しかった。

それらの強い念の力からなのか、
よく分からないけれど、俺は戻った。

時を戻して、さらにさっき見ていた夢の中に戻った。



No.31

>> 30 なんせ大門未知子と個室で1対1なのだから
、俺はもう終始緊張やら恐縮やらでまともに話なども出来ずにいた。
ただただ大門トークにあわあわしながら話を合わせるのが精一杯だった。

まあ大門未知子は一流の女性だった。
それに引き換え俺はみっともない姿を晒さないようにアップアップな状況な訳で。

そんな中でいろいろな危機が起きる。

お開きにしようとしたところで、俺がコートの袖が入らなくてまごまごしていると、大門はサッと伝票を持って会計をしに行こうとしてしまう。

いやここは私がと、伝票を取り返してレジに向かう。袖はまだ入らない。

俺の靴だけない。大門を待たせている。

裸足でレジにつき財布を開けたら金はない。大門は腕を組んで待っている。

やったことの無いPayPayを頼むんだけど、言われた通りにやっても何故か機械は反応してくれない。大門がイライラしている。

そんな中で俺は超トイレに行きたい。

もう漏れそう。


で、目が覚めた。







No.30

俺は、たぶんGOTOイートか何かを申し込んだんだと思う。
それが何かの手違いだか知らないけれど、それは婚活のお見合いかなんかだったようだ。

気がついたら俺は、いかにも高級そうな和食居酒屋の個室の座敷に座っていた。
そして目の前には大門未知子がいた。

米倉涼子ではなくて大門未知子としていた。


No.29

>> 28 森本さんとはここでお別れ。

森本さんとは結局一言もしゃべらなかったし、何だかよく分かんない人だったけれど、別れは寂しかった。


俺は1人歩き出した。
背後で森本さんの声が聞こえている。

ヘイヨー!モリモトキゾク!ヘイヨー!モリモトキノコ!YO!

みたいなラップをいつまでもいつまでもやっていた。
俺は振り返らずに先を目指して歩いた。



それからだいぶ歩き進めた。
それなのに、そのラップがいつまでも聞こえてくるので、俺はさすがに腹がたってきた。




そのあとは何だかゴチャゴチャしてよく覚えてない。
で、目が覚めた。


No.28

>> 27 夢の続きを見れることなんてあるんだね。ここでこうして夢のこと書いていたから、頭の中に印象深く残ってたのかな。
さっきの続きの場面らしきところからスタートしたんだ。けど、残念なことにちょっと変わっちゃったところもあった。



俺と森本さんはジャングルを進んでいた。

森本さんはチェック柄のシャツにチノパン、金髪マッシュルームカットのおじさんだ。



ジャングルの中には、うっすらとけもの道のようなものがあり、その道に沿って進んでいた。
何を目的にどこを目指していたのか分からないけれど、ズンズンと進んでいった。


長い吊り橋を渡ると、広い原っぱに出た。
なんとなく、こういうとこではイベントが始まるんだろうなと思っていたら、案の定ジャジャーン!みたいな音が鳴り、どこからともなく声が聞こえてきた。


「森本さんは貴族である。」
「はい いいえ」

俺は少し迷って「はい」を押した。

森本さんは俺に背を向けて、しゃがんで草花を見ていた。ちょっとかわいい。


「森本さんはキノコである。」
「はい いいえ」

俺は「はい」を押した。
というより、なんか考えるより前にポチポチと押しちゃった感じ。


「ピンポンピンポン」

正解だったらしかった。










No.27

フランスには7つの海と7つのつるぎがある。
そう言い残してベジータの声の人は消えた。


どこまでも青すぎる青、それは蒼なんだ。
吸い込まれるなよ。
そう猿が教えてくれた。


俺と銀色の髪の女の人はジャングルを進んでいた。
地面がぬかるんでいて大変歩きにくい。
革靴なんて履いてこなきゃよかったと後悔していた。


「次の海に着いたらそこで泳ぎませんか?きっとさっぱりしますよ」
銀色の髪の女の人が言った。


早く次の海に着きたい。
俺はそう強く思った。
ただ俺は水着とか持ってないし、見たところ銀色の髪の女の人も手ぶらで水着なんて持ってはいない。

これはますます早く次の海に着きたい。


汗だくになりながら、蚊に食われながら、
ジャングルを進んだ。


次の海は水たまりだった。


ガッカリしながら目が覚めた。





No.26

>> 25 今の姿はかりそめの姿なんだ。

未来からジャンプしてきて入る義体、それが今の姿なんだ。
今回はたまたま当たりの義体に入れたにすぎない。

このまま浜辺美波とあんなことこんなことして高校生活を謳歌したいとこなんだけど、俺には敵がいたんだ。
そして極秘の任務もあるんだ。


ピピピピと音が鳴り出した。

「さっそく来たか」
俺はセリフのように口に出して言った。



それはリアルに妻の目覚ましの音だった訳で、任務も敵も分からないまま目が覚めた。









No.25

>> 24 俺は自分の顔を確認したくなった。
だから浜辺美波のスポーツバックのポケットから手鏡を拝借し、そして覗いた。

よくは見えなかったけれど俺は千葉雄大みたいな顔だった。
ああ、これなら人気にもなりそだな。
俺はわりと冷静に他人事のようにそう思った。

楽しいんだけど、
めちゃくちゃ楽しい高校生活なんだけど、
これは本物じゃない。

だんだん分かってきた。

俺は未来から来ている。

No.24

俺は高校生になっていた。

俺には何か秘めた力がある。
だからなのだろう。高校生ぐらいの勉強は余裕だったし、スポーツも万能だった。

昔アイシールド21って漫画があって、その主人公は訳あってバイザーをかぶって素顔を隠していた。
俺もそのように素顔を隠していた。
何でかは分からないが、正体がバレてはいけなかったからだ。

高校の様々な場面で俺が活躍するシーンがあった。
俺は女子たちの憧れの的になっていて、一方で男たちからも妬みなどは受けず仲良くやっていた。
マドンナ的存在の浜辺美波も俺に恋する女子の一人だった。

客観的視点で自分を観ている俺は、
これ完璧すぎるじゃないか俺!って思っていた。
極楽すぎる高校生活。


そんな俺はこの時まだ自分自身の素顔を知らない。
周りにも素顔は隠していたんだが、自身自身も実は分かっていなかった。

No.23

>> 22 何度目かに吹っ飛んだ先は横浜の港だった。
突然真っ暗闇から開放された。

埠頭から見る夕焼け空がとてもあかくて眩しい。
遠くで今もピピピピピピ音は聞こえている。
アキラは海に落ちてバシャバシャしてた。


なんかこの感じ、
夢で見たことがある気がしていた。


で、目が覚めた。

No.22

>> 21 「くっ、諦めるな。集中しろ」

ってセリフを俺は言った。
あんまり上手に言えなかったので言い直して3回目がいい感じに言えた。


「背後の音はまかせろ」
そう言ってアキラが俺の背後に着いてくれた。
エグザイルのアルファベットの人だ。
アキラに背中を守られてるととても頼もしく感じた。
・・のは一瞬で、アキラも全然音が斬れないので、結局2人で何度も吹っ飛んだ。



No.21

俺は真っ暗闇の空間に剣を構えて立っていた。
呼吸を整えて音を斬る。

ピピピピピピ
背後から目覚ましの音が迫って来る。
精神を集中し音の来る方向を感知、振り向きざまに剣を振り下ろす。

斬れない。
外した。
俺は吹っ飛んだ。

また立ち上がり剣を構える。

今度は別の方向から音が来る。
ピピピピピピ

呼吸が苦しい。

何度やっても音が切れず吹っ飛ばされる。

No.20

>> 19 そうめんやっぱりいぼのいと〜♫

か細く歌いながら、半分目を覚ました俺の頭上に妻がいた。
洗濯物の部屋干しをしていた。

歌は続けなければいけない。
よりか細く歌い続けながら布団を転がり妻の背後に回る。

そうめんやっぱりいぼのいと〜♫

か細い歌に紛れて静かに鋭く浣腸を繰り出す。

しかし、見つかりかわされてしまった。



歌など歌っていたらそりゃバレる。
その頃には完全に俺も目が覚めていた。


No.19

>> 18 人間に紛れて生活をしている機械の体の生命体、機神の一族。




・・って、目が覚めた今となっては、それが何なのかよく分からない。

No.18

殺し屋と壊し屋の違いは仕事をする時の音にある。
殺し屋のたてる音は細く小さい。

人間に紛れた機神の一族を見つけて始末するその仕事に変わりはない。


殺し屋に属する俺は、今日もか細く小さく歌う鍛錬に励んでいた。


そうめんやっぱりいぼのいと〜♫

滝の音に紛れるか細い歌声。
一流の殺し屋の歌は限りなくか細くそして切ない。

俺は一流になりたい。
壊し屋たちの粗暴なやり方は好きにはなれない。
俺は一流になってやつらの度肝を抜かせたい。


No.17

>> 16 こんなヤクザの大親分の会合のテーブルの凹みに小便を置いたことがバレたら俺はおしまいだ。

幸い今のところ気づかれてはいない。

俺は、すきをついて凹みにコーヒーを注いでいた。
とにかく薄めたかった。
薄めれば小便感が減る。


次に砂を入れた。
そしたら固まった。
固めるテンプルみたいになった。
よし!


そして最後の仕上げに鉄板焼のヘラで、スポーンと後ろに弾き飛ばしてしまおうと思ったんだ。

ところがヘラを出した瞬間、
「おいこら!」
堤真一に見つかった。


そこで目が覚めた。

No.16

>> 15 高級なホテルのラウンジに通された俺は、大理石の豪華なテーブルにつき4人で会合をした。
会合相手の顔は分からないけど、とても威圧的で俺は緊張していた。
料理を食べながら何を話していたのか分からない。
ただただ俺は萎縮していた。
それとめちゃくちゃ小便が漏れそうだった。

その頃になるとこれが夢なのは薄々分かってきていたんだ。
だから、この小便したいの無くなれ無くなれと念じた。
そしたら尿意はすっと消えたんだ。

で、かわりに、目の前の大理石のテーブルの中央にある凹みに俺の小便がワープした。
夢って分かったところで万能ではないんだな。


突如デデンデデン!という効果音とともに、目の前の会合相手の顔と名前がテロップで出てくる。
東城会系某組組長なんちゃらとか。

今にして思えば、昨夜ユーチューブで見た龍が如くなんだけど、その時はそんなこと分かってないからとにかく怖い。

目の前のテーブルには俺の小便がある。

No.15

>> 14 「すごい街を作ったもんだねー。これが日本だとは・・」
ばあちゃんが言った。
喜んでくれているようで良かった、と俺は思った。


街はほんとにすごかった。
建造物群は巨大でキレイでオシャレで近代的だった。
けど、歩いている人は誰もいなかった。
そして、どこもかしこも砂まみれだった。



じつはこの地は、東城会と星龍会が支配をしていて、シノギを削りあい抗争も多く治安は最悪なんだとかなんとか、なぜかナレーションが入ってきたけど、途中からゴニョゴニョ言ってよく聞き取れなかった。

No.14

モンゴルとの国境近くの広大な砂漠地帯。どういう経緯かは不明だが大分前にロシアから買収し、そこは日本の領地になっていた。

そこでは、第2のラスベガスを目指すとかなんとかで、日本の企業がこぞって進出して砂漠の大開発が進められていた。

ドバイ=ベガスって言うんだよ。
=がキモなんだよ。
ってツアコンみたいな人が言った。



砂漠の砂埃の中から俺があらわれてきて、そして砂埃が消えると俺の眼前に突如近代的な巨大なビル群と街がドーン!!

ってシーンが撮りたいからって、もう何度も何度も砂埃待ちのやり直しをした。

俺はもう砂まみれで嫌になっていた。





No.13

俺は家庭教師。

受け持った相手ってのが、大金持ちて大物宅の御子息の小学生。
これがまたとんでもない悪ガキで。

そして、その家族がまたそれぞれみんな癖がすごい面々でして。

ただその人物の配役が目まぐるしく入れ変わり過ぎてもうカオス過ぎるので訳分からな過ぎ。


最後のシーンだけはっきり覚えてる。

俺とその子と俺の友達とで帰り道。

「結局一番カオスなのはあの姉ちゃんだったんだな」って、友達が言った。

「これじゃ書けないね」って、その子が言った。

で、目が覚めた。

No.12

>> 11 さっきまでは、靴はいてズボンもはいていたのに、今の俺は下半身パンツだけでサランラップ巻かれている。

てことは、これ次かその次負けるとパンツ脱がされてサランラップなのでは?と。

そうなったら俺は社会的にもうおしまいになってしまう。

きょうこちゃんが真剣な眼差しでこっちを見ている。
それが心配している顔なのか興味本位なのか俺には分からない。


ちなみにその時、男の俺には分かっていた。俺の股間のポジショニングと格好は非常に良くない状況にあることを。

どうせ死ぬのならば、せめてひと剥きし姿形を整えてから死にたいと、そう思った。

真剣にそう思ったら、場面が飛んだ。

いや俺が飛んだのか?よくは分からない。

そっからは混沌としてよく分からないというか覚えてないんだけど、とにかく目が覚めた。




No.11

>> 10 その後、これまたよく分からないんだけど、なんか保険か何かのCMが流れて。

CM空けには、俺の胸には確か5個の星がくっついていて、俺の右足全部と左足のひざ下にはサランラップがぐるぐる巻きにされていた。

そして、目の前の観客はさっきまでのむさ苦しい囚人連中から変わっていて、いろいろ知った顔の人たちだった。会社の上司だとか親戚のおばさんだとか昔のクラスの連中とか。きょうこちゃんとかみどりさんとかもいる訳で。
俺は緊張した。


そんな俺を見て大和田がニヤリと笑いながら言った。
「サランラップっていうのはな、体の3分の1巻かれると皮膚呼吸ができなくなって大変なことになるんだ」
今にして思えば、そうなのか?って話なんだけど、その時はその発言に俺は素直にビビっていた。

だが、それよりもビビったことがある。

No.10

>> 9 天ぷらなんて揚げたこともなかったんだけど、とりあえずやってみた。
パチパチパチパチ、エビが揚がっていく。

「耳をすませ。精神を研ぎ澄ませエビの声を聞くのだ」なんだかよく分からないけれど、そんな回想シーンが流れて。

これまたよく分からないんだけど、エビがピンッと小さく鳴った気がしたので上げてみた。
で、それを食った大和田が少し悔しそうに言った。

「クズのくせに、カラッと揚げてきたな」

俺は1カラットのダイヤの星をもらった。

「その星が10個貯まったらダイヤを持って去るがいい。ただし失敗したらサランラップだ。」

「さあ続けるがいい」





No.9

大和田常務が言った。
「カラッと揚げて俺に食べさせてみなさい。本当にカラッと揚がっていたなら、この1カラットのダイヤの星を差し上げよう」

今にして思えば、何なんだそのしょうもないダジャレみたいなやつはと思うし、お前大和田じゃなくて利根川だろとも思う。
でもその時はそんなこと考える余裕など俺にはなかったんだ。

大勢の観客を前にして、舞台上には俺と大和田の二人のみ。
そして目の前の机にグツグツ煮えたぎった油の入った大きな鍋と大量のエビの山があった。

「さあ早くやれ」
大和田が威圧的に言った。

No.8

>> 7 いつしか俺は開放されて体が動くようになっていた。
目の前の丸椅子にこちらに背を向けて座り、酒を飲んでいるヒデちゃんがいた。

俺は怒りに任せ、大きくジャンプしてヒデちゃんに飛びかかった。

そしたら、ヒデちゃんの肩に乗りちょうど肩車の体制になった。
ヒデちゃんはとても大きい、どころか、もはや巨人か?ってぐらいになっていた。

肩車の体制から力まかせに後頭部や首筋を殴ってるんだけど、全然力は入らないし、幼児がぽかぽか叩いてる程度の攻撃にしかならなかった。

「気がすんだか?」
ヒデちゃんが言って、少し笑った。
「もういいじゃん、な?」


「それより仕事がある。さ、行くぞ」

ヒデちゃんは立ち上がり、ついてくるよう俺に手招きをした。

この店の外はとても危険なのに、出て行こうとするようだ。

俺はついて行こうと思った。
このヒデちゃんのようになりたいと思った。
なぜだかは分からない。

店の外に出る直前で目を覚ましたので、外の様子は分からなかった。



No.7

>> 6 ぽつんと立っている俺の周りをヒデちゃんがゆっくりと周りだした。
回りながらヘアゴムをぽんぽんと投げてくる。
真顔の目で、口元に少しだけ嘲笑を浮かべ何も言わず、ずっと投げてくる。

俺は悔しいやら恥ずかしいやらで逃げ出したいのだけれど体が動かなかった。

続いてちくわを投げてきた。
俺の足元には大量のヘアゴムとちくわ。
他の客たちがそんな俺を見てクスクス笑っていた。

その後、俺は仰向けに寝転がされた。
そして、俺の頭上からレンガを落とされた。何個も何個も落とされた。
不思議と痛みは感じなかったが、とても悔しかった。何度もやめろ!と叫びたかったのに声はでなかった。

延々とその屈辱的な時間は続いた。

No.6

>> 5 ヒデちゃんがあらわれた。
頭の半分が丸坊主で、もう半分が紫の長髪。大量のピアスに黒い口紅。
もうその着ている服は俺には形容できな
い。
ただその世界ではそれがオシャレなんだろう。


俺はヒデちゃんに鼻で笑われた。

No.5

俺が立っているのは、バーなのかライブハウスなのかクラブなのか、やけに薄暗い空間だった。
黒と赤を基調としたその内装は、退廃的でもあり洗練されてもおり、不思議な妖しさを放つ空間だった。
やや遠くでピアノがゆったりとしたメロディーのジャズを奏で、やけに低く太い声の女性の歌が小さく響いていた。

周りには5、6人の人がいたのだろうが、その姿ははっきりとは見えない。
うっすら見える姿は、紫のレザーの和服だったり、パンクっぽい着物だったり。
俺はファッションのことはさっぱり分からないのだけど、みんな斬新で先鋭的なデザインのお洒落な出で立ちだなと思った。

俺は、薄水色のしわしわの浴衣を着ていた。なんか「井戸」の「井」の字がいっぱい書いてある浴衣だった。

場違いだった。
恥ずかしかった。

No.4

>> 3 気がついたら俺は、トイレの窓から飛び出し、竹やぶの中を走っていた。
とにかく逃げた。


やがて伊豆の西海岸のプール温泉のすべり台ツリーハウスにたどり着いた。

そしてプールに入ろうかというところで目が覚めた。

No.3

>> 2 場面は変わって、トイレの中。
俺は逃げるようにトイレにこもっていた。

何がどういけなかったのかは分からないけど、俺らのクラスの出番は失敗だったようだ。

たぶん俺のマが悪かったせいだと何となく分かってはいた。
トイレの外からハガさんの怒り狂った怒声が聞こえる。

トイレの中には、シュガーさとうやダサおさんなど、落ちこぼれたちがひしめいていた。
シュガーさとうなんてブルって小便を漏らしている。
俺も落ちこぼれ組か・・と実感していた。


No.2

>> 1 うちのクラスの出番がやってきた。

まずハガさんが白馬にまたがり最高のマで手を上げる。
続いてバイク出がバイクで走り抜け、砂埃を巻き上げる。
その砂埃の中から俺たちの一団が登場する。

最高のマだったんだろう。観客からは拍手があがっていた。

No.1

その世界ではマがひときわ大事とされていたんだろうな。
「間」と書く、マ。
正直俺にはよくわからない。

学校でマを教えられるんだけど、俺は
3年生の頃にはもう授業についていけなくなっていた。

勉強ってのは積み重ねだって言うけど、ホントにそう。2年のマが理解できていないんだから、3年のマなんてさらにチンプンカンプンになっていた。
だけどマが分からないなんてダサくて格好悪いことだから、俺は分かってるテイを必死に取り繕っていた。


体育祭兼卒業式のその日。

それは絶対にハズせない学校生活で一番のイベント。

  • << 2 うちのクラスの出番がやってきた。 まずハガさんが白馬にまたがり最高のマで手を上げる。 続いてバイク出がバイクで走り抜け、砂埃を巻き上げる。 その砂埃の中から俺たちの一団が登場する。 最高のマだったんだろう。観客からは拍手があがっていた。
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