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その後も数回、崇史さんの両親は打ち合わせに同席した。

まあ、その頃は義両親の印象は悪いものではなかったので、そんなに嫌ではなかった。

結婚式はゴールデンウィークに決まった。

私は東京に住む友人達に会えるのも楽しみだった。

友人は地元からの友人も含めて7人招待した。
本当はもっと呼びたかったケド…

今考えれば、この頃が一番幸せだったのかも…

いつ頃かは忘れたけど、結婚が決まってからのある日、私は曾祖母の夢を見た…

夢の中でババちゃんは泣いていた…最初は嬉し涙かなと思ったけど、なんだか違う気がした…

その夢は私の中に小さな不安を残していた。

そして、また一つ私の中に不安の芽が芽生えていた…

No.105 2012/11/25 22:21
りおん ( ♀ Gj4Ch )

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結婚後の事を話し始めてすぐ、親と同居をして欲しいと崇史さんに告げられた。

崇史さんは独りっ子だし、いずれは同居になるだろうと思ってはいたが、すぐに同居とは思っていなかった。

「ジイさん（父親）がもう歳で母親も大変だからさあ。オレは家に居ないとならなくて…」

確かに、崇史さんはお義父さんが40過ぎてからの子でその当事で70後半の年齢だった。足腰も悪く、腰の手術をしたばかりだった。

そう言われてしまうと、半ば同居せざるを得なかった。

私の実母にその事を相談すると

「まあ、途中で家に入って同居するより、最初から入って暮らした方がいいかも」

とも言われ、私は完全同居を受け入れた。

数年後、あの辛い日々が待っているとも知らずに…

No.106 2012/11/30 13:49
りおん ( ♀ Gj4Ch )

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だけど、お花畑にいる私はそんな大事な問題は、ほとんど気にせず浮かれていた。

そしてあっと言う間に結婚式はやって来た。

当日は天候にも恵まれて、ゴールデンウィークにしては暑いくらいだった。

式はチャペルで神父さまの前で宣誓した。

姉は神前だったので、実父は最初で最後の娘とのヴァージンロードを体験する事になった。
式の少し前に私と練習したのだけど、私もドレスを踏みそうで上手く歩けないし、父も緊張するしドレスの裾に気を使うしで、笑ってしまった。

私は本番でも上手く歩けず、苦笑いしながらヴァージンロードを歩いてた💦

ちなみに崇史さんはメチャクチャ緊張していたけど、なぜか私はぜんぜん緊張しなかった。
一生一度、楽しまにゃ損損…てな感じで。

No.107 2012/12/17 11:40
りおん ( ♀ Gj4Ch )

🎵

披露宴でのBGMは、ほぼ私が決めた。

なかなか楽しかった。
式場と提携している会社（音響効果）からサンプルＣＤも借りて、そこから選んだり、もちろん自分の好きな曲も。

🎵カリビアンブルー / エンヤ

🎵A Thousand Mileds / Vanessa Carlton

🎵風の鏡 / PSY-S

🎵Over joyed / スティービーワンダー

🎵unconditional love / 椎名林檎

🎵Time after time / シンディーローパー

🎵From This Moment / シャナイアトゥエイン

🎵パパとみていた/ CHARA

unconditional loveは披露宴後に姉に「あたしもあの曲流したよ🎵」と言われましたが、どっこい、真似っこです💦（姉は本家シンディのです）
しかも姉と同じキャンドルサービスのシーンで💦

No.108 2012/12/31 00:15
りおん ( ♀ Gj4Ch )

m(_ _)m

いつも読んでくださる方へ

「ワタシの来た道」
たいして面白くもない私の半生をダラダラ書きなぐってまいりましたが、だいぶ今現在に近づいて参りました。

今までお付き合い頂いた皆様には厚く御礼申し上げます。

さてこの度
「ワタシの来た道」は、結婚というシーンを機に、小説板からのお引っ越しを考えております。

誠に勝手ではございますが、また新たな場所で、皆様にご覧頂ける機会があれば幸いです。

今年も残すところ後僅かとなりました。

皆様よいお年をお迎えください✨