あの女に出会わなければ

レス156 HIT数 84253 あ+ あ-


2017/12/28 14:08(更新日時)

あの時の出会いは今でも後悔している。

あの事がなければ、もっと楽しい人生を送っていただろう。

まだ自分も若かったから、深く考えず行動してしまった。

No.1774418 (スレ作成日時)

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No.101

「すれ違った時に君の車を発見して、追い掛けたんだ。」

「そうなんですか、全然気付きませんでした。」

しばらくすると警察署に着いた。

通路の長椅子に座らされた。

警察署の方がどこかへ電話していた。

「事件とかでないから取調室は使えないが、場所がないからそこで待っててもらうかもしれない。」

と言われたが、結局取調室も空いてなかった為、そのまま長椅子に座らされた。

No.102

どうしてこうなったのか色々聞かれたので、これまでの事を詳しく話した。

しばらくすると電話に出るように言われた。

母親からだった。

「もしもし」

「もしもし、○○(名前)?お金の事は心配しなくていいから。お父さんが帰って来たら一緒に迎えに行くから
警察署の人達に迷惑かけずに待っててね。」

「わかった。ごめんなさい。」

と言って電話を切った。

母親は怒るわけでもなく、優しい口調で言ってくれた。

No.103

やはりお金の事だと知ってたか。

たぶんどこかの金融会社が家に電話したんだろうなと思った。

それから警察署の方達と色々な話しをした。

とても優しく接してくれた。

電話を切ってから7、8時間後両親が警察署にやってきた。

新幹線に乗ってやって来たらしい。

No.104

俺を見た時に特に怒るわけでもなく、とりあえずよかったと何度も言っていた。

警察署の方達に何度も頭を下げて、車に乗って帰った。

家に着いた時にはもう夜中の2時を過ぎていた。

だいぶ疲れていたので、もう寝るように言われた。

そして次の日、両親に全ての事を話した。

母親が会社に電話した。

これから部長が家に来るという事になった。

No.105

金の話しだけ部長に話した。

色々あったが部長はまた働いてほしいと言ってくれた。

少し時間を下さいと部長に伝えると部長は帰った。

夜になり、兄貴が帰ってきた。

兄貴にはこっぴどく怒られた。

話しを聞くと借金は全て親と兄貴が工面して返済したそうだ。

しかし、ある金融会社からはかなり暴言を吐かれたそうで、母親は精神的に参っていたそうだ。

No.106

結局、会社は退職する事にした。

それから数ヶ月後、新しい職場で働きだし数年かけて親と兄貴に借金を全て返した。

自業自得だったというか、金の切れ目が縁の切れ目、高い金額を払って色々勉強させられたが、

やはりあの女に出会ってなければもっと恋愛も出来ただろうし、今頃結婚して幸せな家庭を築いていたかもしれない。

あの日あの時、出会い系のサイトを見なければと今でも後悔している。

それでも今は何とか少しずつ幸せに向かって歩み出しています。


No.107

最後に見て下さった皆さん、ありがとうございました。

これだけ少ないレス数なのに時間が掛かってすみませんでした。

改めてありがとうございました。

No.108

すごく夢中になって読みました
人を引き付け 文章がすごく読みやすく わかりやすかったです😊

大変な目にあってしまいましたね

これからの幸せを願っています

  • << 110 読んで頂き、ありがとうございました。 逆にいい勉強になりました。 幸せを掴む為に頑張っていきます。

No.109

>> 108 私も夢中になって読ませてもらいました!
本当に散々でしたね💦
今は幸せに暮らしてるみたいで良かったです!
今度こそは素敵な女性に巡り会う事を心から祈ってます😳
お疲れさまでした!

  • << 111 読んで頂き、ありがとうございました。 若かった分、無茶しすぎました。 幸せの為に頑張っていきます。

No.110

>> 108 すごく夢中になって読みました 人を引き付け 文章がすごく読みやすく わかりやすかったです😊 大変な目にあってしまいましたね これか… 読んで頂き、ありがとうございました。

逆にいい勉強になりました。

幸せを掴む為に頑張っていきます。

No.111

>> 109 私も夢中になって読ませてもらいました! 本当に散々でしたね💦 今は幸せに暮らしてるみたいで良かったです! 今度こそは素敵な女性に巡り会… 読んで頂き、ありがとうございました。

若かった分、無茶しすぎました。

幸せの為に頑張っていきます。

No.112

大変だったねぇ
でもこれからは
幸せな人生
送れる事を祈る🍶

  • << 116 読んで頂きありがとうございました。 幸せを掴む為に頑張っていきます。

No.113

ついに完結しましたね、なかなか主さんは文才ありますね👍

読み易かったです。

まあ…しかし世の中にはクズ女がいたもんですね。ある日街でその女と出くわしたら主さんはどーするのでしょう😔❓

自分だったら冷静ではいられないですよね。

この先は過去の不遇を清算して幸福な人生を掴まれることを心から祈っています。

  • << 117 読んで頂きありがとうございました。 街で会ったらという事は以前は考えていました。 元々この街の人だったかもわかりません。 もし今会ったら自分も冷静じゃないと思います。

No.114

大変でしたね
私も五年位前まで借金に苦しんでたから主さんの気持ちよくわかります😔今は普通の日常の有り難みを心の底から感じる毎日です💠
お互いこれからも地に足をしっかり着けて生きていきましょう👊
主さんの幸せを遠くから祈っています

  • << 118 読んで頂きありがとうございました。 嫌な経験でしたが、よい勉強になりました。 お互い頑張りましょう。

No.115

完結お疲れさまでした🙇
整形やら金やら大変な目に遭われましたね。
それでもクヨクヨせず頑張って生きている姿勢は尊敬します。
主さんの今後の人生が幸せでありますように。
聞いた話ですが
「有り難う」は難が有ると書く
「無難」は難が無いと書く
と教わりました。
主さんのその過去の話を聞くとなんだか複雑になります。

  • << 119 読んで頂きありがとうございました。 今でも二重のままです。 戻す事も出来ましたが、この事を忘れない為に戻しませんでした。 なるほどっと思った言葉ありがとうございました。

No.116

>> 112 大変だったねぇ でもこれからは 幸せな人生 送れる事を祈る🍶 読んで頂きありがとうございました。

幸せを掴む為に頑張っていきます。

No.117

>> 113 ついに完結しましたね、なかなか主さんは文才ありますね👍 読み易かったです。 まあ…しかし世の中にはクズ女がいたもんですね。ある日街… 読んで頂きありがとうございました。

街で会ったらという事は以前は考えていました。

元々この街の人だったかもわかりません。

もし今会ったら自分も冷静じゃないと思います。

No.118

>> 114 大変でしたね 私も五年位前まで借金に苦しんでたから主さんの気持ちよくわかります😔今は普通の日常の有り難みを心の底から感じる毎日です💠 お… 読んで頂きありがとうございました。

嫌な経験でしたが、よい勉強になりました。

お互い頑張りましょう。

No.119

>> 115 完結お疲れさまでした🙇 整形やら金やら大変な目に遭われましたね。 それでもクヨクヨせず頑張って生きている姿勢は尊敬します。 主さんの今後の人… 読んで頂きありがとうございました。

今でも二重のままです。

戻す事も出来ましたが、この事を忘れない為に戻しませんでした。

なるほどっと思った言葉ありがとうございました。

No.120

なかなか面白かった。
身の丈に合わないお金は、使うのも貸すのもやるもんじゃないんだな。
人って追い詰められると悪い方の選択をしがちというけど、その通りなんだと感じた。
いやしかし、心配してくれる親兄弟がいてよかった。

No.121

【ある彼女との思い出】

これは前回の出来事より前の話しです。

レス数もだいぶ残っているので、このスレにレスしていきます。

No.122

当時大学生だった俺は、学校へ行ったり友人と遊んだりバイトしたりと、ごく普通の大学生活を送っていた。

1年の時に車の免許も取得した。夏少し前から大型店のスーパーでバイトを始めた。

1年、2年、3年と何とか単位も取れ4年に進級した。

バイトは1年の時から引き続きスーパーで働いていた。

No.123

>> 122 4年になると、ゼミやら就職活動で学校が忙しかった。

色々企業説明会など参加したがなかなか行きたい企業が見つからない。

むしろバイト先での居心地がよかった為、このまま就職せずにフリーターとして働こうと思った。

ゼミの先生には嘘を付いて、卒業して今のバイト先で働いてゆくゆく社員を目指しますと言った。

そして大学も卒業してバイト先でフリーターとして働き始めた。

No.124

>> 123 4月になると、売場に女性の高卒新入社員が入ってきた。

身長が低くやや童顔で少し可愛らしい感じの子だったが、特に何の感情もなかった。

新入社員なので基礎的な事はしっかり研修してきている為、商品に関しての事を先輩社員から教わっていた。

自分はバイトながら、たまに聞かれた事は教えていた。

No.125

>> 124 1ヶ月も過ぎると仕事中に会話したり、休憩を一緒にとるようにもなった。

ゴールデンウイーク明けに店休日があった。

社員達でバーベキューをするらしい。

他の社員から誘われたが、なんか面倒くさかったから断っていた。

その子からも何度も 誘われていたが、断っていた。

No.126

>> 125 それでも他の社員の誘いに渋々OKを出して、行く事にした。

当日、店が集合場所だった。

俺は店に行くと彼女が横にやって来た。

「来てくれたんですね。」

「○○さんにどうしても来てくれって言われたからさぁ。」

店休日だった為、途中のスーパーで食材を買ってキャンプ場に向かい、バーベキューをして帰って来た。

それから数人で近くのファミレスに寄ってからその日は解散した。

No.127

>> 126 それからしばらくして彼女が休日の日だった。

仕事をしていると彼女が売場にやって来た。

「あれ?休みなのに来たんだ?」

「はい、事務所の方に用事があったからついでに売場に顔出したんですよ。」

「そうなんだ。」

やっぱ社員は大変なんだなと思った。

しかも彼女は電車で1時間くらいかけて通勤している。

No.128

それから数日後、その日は自分が休みだった。

すると携帯が鳴った。彼女からだった。

「もしもし、○○です。お休みの日にすみません。発注の件で聞きたい事があって電話しました。」

俺は当時、一部の商品の発注を担当していた。

その事に付いての電話だった。俺は一通り電話の内容に応えた。

「ありがとうございました。失礼します。」

と彼女は言って電話を切った。

No.129

それからある日、休みの日に携帯が鳴った。

登録されていない番号からだった。

電話に出た。

「もしもし?」

「○○ですけど、この間売場から電話した時に番号控えてたので、携帯から電話しました。」

彼女からだった。

「あぁ、○○さん。どうした?」

「今お時間いいですか?」

「別に大丈夫だよ。」

そう言うと彼女は少し間を置いて、こう切り出した。

No.130

>> 129 「………あの、○○さんの事が好きです。」

突然言われた。

特に今まで彼女の事を意識していなかっから、ビックリした。

「まだ入社して数ヶ月しか立ってませんが、どうしても気持ちを伝えたかったです。」

その時、俺は彼女がいなかった。

彼女も売場のバイトから、俺が彼女がいない事を聞いたらしい。

No.131

>> 130 「もしよかったら私と付き合って下さい。」

あまりに直球すぎて返事しちゃいそうだったけど、冷静になって

「まだ○○さんの事売場でしか知らないから今すぐ返事出来ないけど、今度休みが重なった日、一緒に遊びに行こうよ。」
「ホントですか?是非行きたいです。ただ、この事はみんなにまだ内緒にしてもらえませんか?」

「うん、いいよ。じゃあまた売場で。」

そう言って電話を切った。

  • << 133 それから何週間後かしてシフトを見ると、休みが重なる日があった。 その日に遊びに行く約束をした。 その頃、車は持っていた。 彼女の家までは車で1時間ちょっとかかる。 当日は中間の駅に待ち合わせをした。 俺は車を走らせて駅に向かい彼女を車に乗せた。

No.132

通りすがりですが、一気に読ませていただきました。大変な経験をされましたね。
これだけ、お書きになってるところを見るといい勉強に代わっているんでしょうね。
家族に心配かけたくない。付き合ってる人の考えも尊重したい。争いは避けたい。っていう主さんの優しい気持ち。よくわかります。
正しい判断が下せなくなる前に周囲の方や公的機関に相談できなかったのが残念でなりません。
どうか主さんが幸せになられることを願うばかりです。
次のスレも読ませていただきますね。

No.133

>> 131 「もしよかったら私と付き合って下さい。」 あまりに直球すぎて返事しちゃいそうだったけど、冷静になって 「まだ○○さんの事売場でしか知らな… それから何週間後かしてシフトを見ると、休みが重なる日があった。

その日に遊びに行く約束をした。

その頃、車は持っていた。

彼女の家までは車で1時間ちょっとかかる。

当日は中間の駅に待ち合わせをした。

俺は車を走らせて駅に向かい彼女を車に乗せた。

No.134

>> 133 彼女の事を色々知るには、ドライブしながら話しをしたりファミレスなどで話しをしようと思った。

だけどとりあえずどこか行こうと思った。

「どこか行きたい所ある?」

「どこでもいいですよ。」

何となくわかってた返事が来た。

「じゃあ水族館でも行く?」

「あっ、行きたいです。行きましょ。」

まずは水族館に向かった。

No.135

>> 134 途中、無難にマックのドライブスルーに寄った。

水族館で色々見て回った。

それなりに彼女は喜んでくれたようだ。

車中では彼女の事を色々気いたり、俺の事も教えた。

夜はファミレスで食事した。

そこでも色々会話は弾んだ。

近くの駅まで送ってその日は別れた。

No.136

>> 135 家に帰ってから今日の会話の事を思い出した。

学生の頃の話しなどがほとんどだった。

肝心の返事についてはまだ触れなかったし、俺のどこが良かったのかも聞かなかった。

ただ、まだ彼女の性格が読めなかった。

そんな事を思い出していると、メールが来た。

彼女からだった。

今日はありがとうという内容だった。

俺も返事は送った。

No.137

次の日の仕事から売場で彼女を見る目が変わった。

今まで何の意識もしていなかったのが、何か気になってしょうがなかった。

数日間色々悩んだがそんなに性格も悪くなさそうだなと思った。

彼女の為にもそろそろ返事しないといけない。

ある日の夜、彼女にメールした。

[今、電話しても大丈夫?]

少し立って返事が来た。

[大丈夫ですよ]

俺は彼女に電話した。

No.138

>> 137 「あのさぁ、付き合ってもいいよ」

「えっ?ホントですか?」

「うん、よろしくね」
「はい、私わがままだしお子ちゃまだし甘えん坊さんだよ?」

「いいよ」

「やったぁ」

その日から付き合う事になった。

次の日、売場で会うのが緊張した。

No.139

>> 138 朝の挨拶からお互いぎこちなかった。

仕事中に目が合うとすぐそらしてしまう。

昨日までこんな事なかったのに、急に意識してしまう。

その日の夜からメールするようになった。

たいしたメールはやり取りしてないが、何とか長いメールを送れるように時間を掛けて返信するようになった。

No.140

>> 139 それから数日に1回電話もするようになった。

普段売場で会っているとはいえ、なかなか仕事以外の話しが出来ないので仕事以外の話しをする事が殆どだ。

数週間も立つと売場で会っても違和感がなくなってきた。

彼女ではなく、売場の社員として見れるようになった。

すると、シフトで休みが重なる日があった。

  • << 143 一応、仕事以外ではお互い下の名前で呼び合うようになった。 次の休みの日にデートする事は決まっていたが、どこへ行くかは何のプランも立ててなかった。 そして当日がやって来た。 彼女は店まで電車で一時間程掛けて通勤している。 その日は彼女がいつも下車してる駅まで来てくれるという事なので、俺は駅まで迎えに行った。

No.141

主さん待ってます↑

No.142

>> 141 すみません。

ちょっと忙しくて、予告もせず勝手に4ヶ月以上も更新を止めてしまいました。

これから再開させて頂きます。

No.143

>> 140 それから数日に1回電話もするようになった。 普段売場で会っているとはいえ、なかなか仕事以外の話しが出来ないので仕事以外の話しをする事が殆ど… 一応、仕事以外ではお互い下の名前で呼び合うようになった。

次の休みの日にデートする事は決まっていたが、どこへ行くかは何のプランも立ててなかった。

そして当日がやって来た。

彼女は店まで電車で一時間程掛けて通勤している。

その日は彼女がいつも下車してる駅まで来てくれるという事なので、俺は駅まで迎えに行った。

No.144

>> 143 彼女もまだまだ話し足りない事もあると思い、長居が出来るファミレスに行く事にした。

俺は疑問に思ってた事を彼女に聞いた。

そもそも何故俺と付き合いたいと思ったのか。

「○○さんと○○さんから、性格は良いから付き合うなら(俺の名前)と付き合うと絶対いいよって言ってたから」

○○さんと○○さんと言うのは社員とバイトの人で、俺がバイト時代から一緒に働いてる人で、

俺の事をよく知っている。

特に自分が性格が良いとは思っていないが、話しを聞いていた。

No.145

>> 144 その社員とバイトの子と休憩中に彼氏が居ないという話題が出て、この話しが出たみたいだ。

それからファミレスを出ると、彼女はプリクラが撮りたいと言った。

近くに幾つもゲーセンはあったが、俺は彼女の家の近くにゲーセンがあるか聞いた。

すると大きいアミューズメントパークがあると言った。

俺は帰りは送るからそこへ行こうと言い彼女を説得してそこへ行く事にした。

彼女に撮りたいプリクラの台を選ばせた。

久しぶりのプリクラで色んなタイプのプリクラがある事に驚いた。

No.146

>> 145 その日は彼女の家の近くまで送っていった。

ある日彼女はバイトの子に俺と付き合う事になったと言ったみたいだ。

そのバイトの子は少々口が軽い為、売場の人達に知れ渡った。

いずれはバレる事だと思い、まあいっかと思った。

それからしばらくして、お互い早番の時は帰りに食事をするようになった。

ある日の夜、いつものように食事をしていると彼女が何枚かの写真を出した。

彼女が高校生の時の写真だ。

その何枚かを見て俺は彼女にこう言ってしまった。

  • << 150 「高校の時と比べると少し太った?」 彼女は急に黙ってしまった。 あれ?どうしたんだと思いながらそれ以降何の会話もなく店を出た。 車に乗ると彼女は 「ごめん、今日は1人で帰る」 と言い出し車を降りようとしたので、彼女の腕を急いで握り 「ちょっと待て、急にどうした?」 と聞いたが彼女は俺の腕を振り払おうとした。

No.147

主さん待ってました↑

No.148

めっちゃ気になる

No.149

楽しみです(^^)

No.150

>> 146 その日は彼女の家の近くまで送っていった。 ある日彼女はバイトの子に俺と付き合う事になったと言ったみたいだ。 そのバイトの子は少々口が軽い… 「高校の時と比べると少し太った?」

彼女は急に黙ってしまった。

あれ?どうしたんだと思いながらそれ以降何の会話もなく店を出た。

車に乗ると彼女は

「ごめん、今日は1人で帰る」

と言い出し車を降りようとしたので、彼女の腕を急いで握り

「ちょっと待て、急にどうした?」

と聞いたが彼女は俺の腕を振り払おうとした。

  • << 151 「離して!1人で帰れるからいい」 今度は怒っていたが、何とか力ずくで止めた。 「なあ、だから急にどうしたんだって。理由を言ってくれよ」 今度は彼女が少し泣き出してしまった。 しばらく沈黙が続いたが、彼女は半分泣きながら 「それは高校の時に比べれば太ったよ。そんなの私だって分かってる。○○に言って欲しくなかった 。女の子だったら誰だって傷つくよ」 そう言われて俺はさっきのあの事かと思い、そこで初めて気付かされた。
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