繰り返した不倫
なぜあんなん人と、不倫をしたのか・・・・・・・
結婚していて、顔は悪く、背も低い、性格も悪く、嘘つき。
若い時の過ち。
今でも、胸が苦しく吐き気がする。
二人の男。
思い出しながら、ゆっくり書いて行きたいと思います。
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ゴールデンウィーク
5日間の連休
マサとは、前もって会う約束をする事はなかった。
休み中、連絡はあるか、会えるのか不安だったけど、『無理』と言われるのが怖くて聞けなかった。
1日目
一日中連絡を待ったが、なかった。
2日目
夜の11時
マサからの電話があった。
「もしもし」
「明日、何してる?1日、デートしよっか?」
「うん」
「何処か行きたい所ある?」
「温泉入りたい」
「いいねぇ、じぁ、7時に迎え行くな」
久しぶりに、一日中一緒。
嬉しい・・・けど、綾さんとシュンくんの言葉を思い出す。
2人と話した日から、少しマサへの気持ちが変わった。
一緒にいる時間が、夢の中にいるような感覚。
愛されてると、実感して別れないと思っている自分。
遠くから、冷静に見ている自分。
何が本当で嘘なのかも分からない。
別れる、別れない、別れる、別れないの繰り返し・・・
明日、別れると決めても電話で優しい声を聞くと別れないに変わってしまう。
毎晩、眠れない。
明日は、1日一緒。
勇気を出して聞いてみよう。
奥さんとどうなっているか。
付き合った時、言ってくれた。
離婚を急かしても離れない。
寂しい思いさせないって、電話してもいいって・・・・
もう一度だけ、信じてみよう。
次の日
マサは、7時に迎えに来た。
片道3時間ほどの温泉に決めた。
沢山話して笑って、信号待ちでキスしたり、ラブラブで温泉へ向かう。
いつ、あの話しをしようか迷ったけど、温泉に入ってからにしようと決めた。
温泉旅館に着き、日帰りで温泉と部屋を数時間貸してもらい食事をする。
一人で、露天風呂に入り、この後話しをする事に緊張する。
ポカポカに温まった。
部屋に戻ると、マサは、先に戻っていた。
「気持ちよかったなぁ」
「うん、露天風呂サイコーだねっ」
「結衣と旅行初めてだよな」
「私、旅行大好きなのに全然行けないもんね」
「これからは、行けるよ」
そう言うと、抱きしめてきた。
これからは、行ける?
何か進展でもあったのかな?
聞くなら今だ!
「ねぇ、奥さんとどうなってるの?」
「うん?離婚するよ」
「話し進んでるの?」
「その話し後で」
キスをしてきた。
振り払い話しを続けた。
「今、話してっ。」
笑顔で優しく言った。
「何を?」
「だから、奥さんといつ離婚するの?」
「するよ」
「いつ?まだ、奥さん実家?」
「おぅ・・・・こんな時にそんな話し止めよう」
「そんな話しって・・・すごく大事な事でしょ?」
「別れるから、信じて」
「何をどう信じたらいい?マサ釣りばっかりだし、寂しい思いしてるよ」
「ごめん・・・もう少し減らす。」
「私の事、好き?」
「大好きだよ。結衣が、一番!アイツとは終わってる」
「奥さんに、離婚の話しした?」
「してる・・・もう少しだからさぁ」
そう言うと、優しくキスをし体に触れてきた。マサは、すでに息づかいが荒い。
抱かれた・・・・・・・・
マサに抱かれている最中、なぜだか涙が出てくる。
泣いている事に気付かれないようにすぐに拭き取った。
腕枕をしてもらい、少しのんびり寝転がっていると
「おっ、もうすぐ食事の時間だな。もう一回風呂行く?』
「そうだね。行こう!」
もう一度、露天風呂に入る。
今は、余計な事は考えないでマサとの
時間を楽しみたい。
今だけは・・・・・・・
部屋に戻ると、食事の支度が始まっていて次々と料理が運ばれた。
美味しい料理を、マサと一緒に食べる。
同じ時間に、同じ料理を食べている。それだけで嬉しい。
このまま、ずっと一緒にいたい
「マサ、また、来られるかなぁ…私達」
「当たり前だろ、また、来よう」
「・・・・・・」
「今度は、泊まりたいな」
「うん……今度は、私だけのマサと来たい」
「今でも、結衣だけの俺だよ。大好きだから、結衣しか見えないから。」
「嘘、釣りばかり・・・」
「しばらく行かない。」
「うん」
お腹もいっぱいになり、旅館を出た。
帰り道は、あまり話す事はなかったが、同じ空間に居られるだけで嬉しい。
帰ったら夕方だよなぁ。
この後、どうするんだろう?
聞けないまま、車はマンションに着いてしまった。
「今日は、楽しかったなっ。また、行こう!」
「うん……マサ、帰るの?」
「疲れたから寝るわぁ。また、連絡する。」
「明日は?」
「明日は、朝から釣り行くよ」
「えっ?さっき、しばらく行かないって言わなかった?」
「あ・・・・明日は、どうしても行きたいんだ。」
何???
「マサって、約束守らないよねぇ。奥さんと本当に離婚するの?」
「そんな事言うなよ・・・明日だけだから・・・」
なんか、モヤモヤする。
「じゃぁ、釣りの帰りに寄ってよ」
「いいよ」
「あっ、やっぱりいい。私から、電話するよ。」
「わかった、じゃぁな!」
マサは、イソイソと帰って行った。
もう少し余韻に浸っていたかったのに・・・
約束を守らない口だけのマサ。
知らない内に、マサに対して不信感を抱くようになっていた。
次の日
珍しく綾さんとシュンくんが、家に来た。
もちろん、私を説得する為に。
綾さん:「あれから、どう?」
「昨日、日帰り旅行行って来たよ。」
シュンくん:「マジか?」
「2人と話してから、少し冷静になってはきた。好きな気持ちは変わらないけど、冷静に見ている自分がいる。
やっぱり、何かモヤモヤする・・」
綾さん:「何かあったの?」
「彼は、約束を守らない・・・昨日、釣りはしばらく行かないって言ったのに、すぐ後で、やっぱり行くって・・・私って何なんだろう。
大事にされてる感がないような・・」
シュンくん:「きっと、その場凌ぎで適当に嘘言うんじゃないかなぁ。
面倒な事とか特に考えずに話すんじゃないの?」
綾さん:「そうゆう人いるわぁ!浮気する人に多い気がする。適当な事言う人・・・ごめん・・結衣」
「いいよ。その通りだから。今までは、気づいているのに、気がついていない振りしてた。
浮気する人って、基本嘘つきだし、自分大事だよ。
けど・・・好きなんだぁ。取り付かれているよね。」
綾さん:「ちょっと、安心した。この前の結衣と違うから。
すぐ、彼を嫌いになるよ。」
「どうかなぁ・・・なかなか・・・」
シュンくん:「結衣ちゃん、彼は、今釣りしてるの?」
「そうだけど、何で?」
シュンくん:「いや・・・本当に釣りか?」
「えっ……さすがに釣り行っていると思うよ。だって、最近、釣りばっかりだから」
シュンくん:「それも本当か?結衣ちゃんの話し聞く限り、相手も結衣ちゃんに夢中だろ?
そんな時まで、趣味に没頭するか?男だぞ!ごめん・・・その・・・性欲・・・」
「いいよ。言いたい事わかる。もし、嘘ならずっと騙されてた・・・でも・・・嘘ではないと思うよ。」
綾さん:「結衣からは、あまり連絡しないんでしょ?なら、バレないよね?」
・・・・・・・・・・・・・・・
シュンくん:「結衣ちゃん、電話してみな?」
「えっ?今?」
最近は、全然会えなかった。彼は、何より釣りが好きな人。
だから、我慢していたし疑う事もなかった。嘘つかれてたなんて、絶対ない。
もし、嘘なら許せない。
どんな思いで、寂しくても我慢してたか。
電話するの怖い。
でも、確かめてみなくては・・・・・
「ごめん、これ以上無理だよ。」
何も分かっていないのに、電話を切られただけなのに・・・ショックで泣いていた。
弱い。
シュンくん:「ごめん、焦りすぎてたかも・・・・早く、目さましてほしくて・・・今日は、もう止めよう。」
綾さん:「結衣、大丈夫?」
「うん、1人で考えたい・・・」
綾さん:「わかった・・・私達、帰るね」
2人は、帰ろうと玄関へ向かった、その時
プルルル~、プルルル~
マサだ!!!
「待って!!彼から電話!!!」
2人は、急いで戻ってきた。
もう、心配させないでよぉ。
きっと、釣りの帰りだ!
「もしもし」
明るい声で出た。
「もしもし・・・・・」
うん?
テンション低い。小さい低い声で聞こえづらい。
周りは、シーンとしていて静か。
前にも、同じような事あった。
綾さん:「結衣・・・・」
「ごめん、行きたい所がある。」
シュンくん:「一緒に行くよ。」
「ううん、一人で行ってくる。」
綾さん:「結衣、大丈夫?」
「後で、すべて話すね。」
綾さん:「じゃぁ、このまま結衣の家で待ってる。」
「うん・・・・ごめんね。すぐに戻るから・・・・・」
2人は、私の家で帰りを待っていてくれる事になった。
心強い。
マサの口から何かを聞いた訳ではないけど、『パパ』ですべてが分かってしまった。
私は、急いで車に乗りマサの家に向かう。
何も考えず、怒りに身を任せていた。
マサの家は知らない。
いつも会う交差点から近い事はわかっている。マンションに住んでいるらしい。思い当たるマンションがあった。
何度も、行ってみたいと思っていたけど現実を知るのが怖くて一度も近づく事はなかった。
交差点まで来た。
ドキドキしてきた・・・・・・・
左折をして、思い当たるマンションへ向かう。
あっという間に、着いた。
そこは、マンションが何棟も建ち並んでいる。
どれだろう?
ゆっくり、車を走らせた。
緊張で、自分が何をしにここまで来ているのか忘れそうになっている。
マサの車、ここにもない。
ここにもない。
早くしないと、暗くなって見つけにくくなる。
ゆっくり走りながら、マサの車を探す。
この辺りのマンションではないのかなぁ・・・・・・
諦めて帰ろうとした時
あっ!!!
あった!!!
黒い大きな外車、間違えない。
やっぱり、マサは家にいた!
少し離れた所へ車をとめ、しばらくマサの車を眺めていた。
すると、信じられない光景が目に入った。
なんと、マンションからマサが出てきた。
奥さんと子供も一緒に・・・・・・
始めて見る奥さん。
マサより少し年上な感じで、普通の主婦。
派手で性格悪そうな奥さんを想像してたけど、全く違った。
物静かな性格良さそうな感じで、マサが好き放題出来るのは、この奥さんだからかぁと妙に納得した。
不思議と冷静で、全くショックではない。
マサへの愛情が、一瞬で覚めたのがハッキリわかった。
マサにドン引きした。
マサは、私に気づく事なく車に乗り何処かへ出掛けて行った。
笑いが止まらない。
私は、何をしていたの?
アイツ、普通の既婚者。家族サービスしてる普通の男。
何の魅力もない。
アホらしい。
バカ男。
一気に現実に戻った。
夢の中に、迷い込み出られなくなっていたけど、やっと目が覚めた。
もっと、早くここへ来ればよかった。
スッキリした気持ちで、綾さんとシュンくんの待つ家に帰った。
「ただいま~」
「お帰り~」
「ちゃんと、話すね。・・・・・」
電話をした時から、マサの家まで行って来た事、奥さんと子供を見た事を話した。
綾さん:「やっぱり、最低な男だね」
シュンくん:「本当だなっ。」
「嘘付きで、調子いい男だよ。
気持ちは、あっという間に冷めた。彼の言葉を信じて、私が現実だと思っていた。けど、違った。家族が現実で私は、嘘。
二番目なんて、絶対嫌。
あんな男の二番目なんて吐き気がする。大嫌い!」
シュンくん:「やっと、目が覚めた?よかった。本当に良かった。」
綾さん:「どうするの?このまま連絡取らないよね?」
「彼は、私が嘘に気付いた事知らない。多分、当たり前のように連絡あると思う。
もう一度、会おうと思ってる。」
綾さん:「ダメだよ。また、上手い事言われて気持ちが戻ったらどうするの?」
「それはない。絶対戻らない。
家族といる姿見たんだよ。本気で冷めた。
私に嘘付いて、ずっと上手くやっていたんだよ。
別居中だなんて・・・・離婚するから待てだなんて・・・・許せないよ。」
シュンくん:「そんなヤツに又会ってどうするの?」
綾さん:「そうだよ、もう会わない方がいいって。」
「わかってる。けど、真実が知りたい。
何処までが嘘なのか・・・・
このまま終わりにしたら、ダメな気がする。最低、最悪の思い出にしたい。
二度と気持ちが戻らないように、すべてが知りたい。」
シュンくん:「傷つくぞ・・・・」
「大丈夫・・・・もう、泣かないから。
彼にも、きちんと別れてを言いたいしね。」
綾さん:「わかった・・・」
綾さんとシュンくんが帰り、一人部屋で今日の事を思い出していた。
奥さんと子供を見た。
今でも信じられないけど、あれが現実。
昨日まで、マサとは付き合っている彼氏だと思っていた。
けど・・・違った・・・・・・
嘘ばかりの関係。
私の一年は、何だったんだろう?
無駄な時間を過ごしてしまった。
公園で、マサを待っていた。
冷静に考えると、何で当たり前のようにこんな所で会わないといけないんだろう?
今まで、すべて彼に合わせてきた。
何で?
私は、独身。
こんな所じゃなく、ご飯食べに行ったり映画みに行ったりしたかった。
どうして合わせてしまったんだろう・・・・
ワガママを言えば、彼は面倒な都合の悪い女はいらないから、すぐ別れれたのに。
マサが、駐車場に入ってきて車を隣にとめた。
覚悟を決めマサの車に乗り込む。
「お疲れ~」
笑顔で言うマサ。
この前の不自然な電話の切り方、気にしてないのか???
「お疲れ~、今日は釣り行かないの?」
何て答えるだろう?
「結衣に会いたいから行かないよ」
「・・・そうなんだぁ。」
「すごく会いたかったから、嬉しいよぉ」
手を繋いで来た。
触らないで欲しい。その手で家に帰り子供を抱っこするの?
さり気なく離し
「この前、釣れた?」
「うん?いつ?」
「温泉行った次の日。」
「あ~、釣れなかったよ~・・・」
嘘付き・・・・・・・・・
「そう言えば、奥さんってまだ実家なの
?」
「そうだよ。このまま離婚するよ」
・・・・・・・・・・・・・・・
「奥さん、別れてくれるの?」
「あ~・・・この話し止めよ」
と言うと抱き締めてきた。
「やめて!!!!!!」
本気で叫んでいた。
奥さんを触った手で、抱いている手で私を触っている。
私を抱いた日に、奥さんを触っていたのかもしれない。
有り得ない!
「どっ、どうしたの?」
マサは、ビックリした顔で見ていた。
「あのさぁ、もう嘘付かないでくれる?」
「何の事?」
「全部だよ。」
「俺が何を嘘付いた?わからん!」
少しイライラしている。
怒りたいのは、私!
「釣りなんて、毎日行ってないよね?」
「はっ?行ってるし。」
「嘘でしょ?だから、あんなに素っ気ない電話になるんだよ。」
「知らん!」
「また、そうやって逃げる。もういいから正直に話して。
この前、見た。家族でいる所。」
「はっ?そんな訳ない。」
「温泉行った次の日、釣り行くって言ったよね。
夕方、電話した時すごく冷たくすぐ切ったよね。切る瞬間聞こえだの。」
「なっ、何が?」
「パパが!」
「はぁ・・・・・・」
「それで、頭にきて行ったの。マサのマンション。そしたら3人で出てきた。
何で、別居中の奥さんと笑いながらマンションから出てくるの?」
「・・・・・・・・・・・・」
「本当の事教えて。じゃないと、奥さんにあなたの浮気バラすよ。」
「わかった・・・・・」
真実を聞ける。
これが、私への罰。
不倫をしてしまった私への・・・・
「何で、忘年会の帰り私に告白したの?」
「本当に好きだったからだよ。嘘はない。」
「離婚するまで、待っていて欲しいっていつたよね?あれは・・・」
「あの時は、本当にアイツ出て行ったんだよ。結衣が好きだから別れようと思っていた。」
「じゃぁ、奥さんが帰って来て急に冷たくしたのに、今度は付き合ってって言ったのは何で?」
「それは・・・・・・・」
「正直に言って。」
「あの時は、離婚出来ないと思ったから・・・・待っててとも・・・言えなくて・・・・・」
「はっ?だから不倫してって事?」
「本当は、奥さんが別れたくてマサが別れたくないんじゃない?」
「違う!本当にアイツとは終わってる」
「じゃぁ、別れるの?」
「別れない・・・・・」
「何で?」
「・・・・・・・・・・・」
「何で?」
「言いたくない・・・・」
「はっ?散々騙しておいて、私には知る権利がある。」
・・・・・・・・・・・・・
しばらく、沈黙が続いた。
「都合が悪くなると、黙ったり冷たくしたり、無視したりして逃げるんだね。
釣りも嘘だよね。行く振りして家に帰っていたんだよね。」
「ごめん・・・本当の事言って結衣を傷付けたくなかった。」
「今更、いいよ。
奥さんが好きだったら、嘘なんか付かないで私と別れてくれればよかったのに。」
「アイツは、嫌いだよ。」
「もう嘘はいい・・・・・」
「本当だよ・・・別れないのは・・・・子供が・・・可愛い・・・ごめん。」
「あっ・・・・そう言う事。どうして気が付かなかったんだろう。
当たり前の事なのに。これからは、奥さんと子供だけ見て大事にしてあげてね。」
「えっ?俺達、別れるの?」
「当たり前じゃない。」
「どうして?俺は、結衣が好きのに?別れたくない。」
「何言ってるの?私は、不倫するつもりはない。バカにしないで!」
「結衣に好きな人が出来るまででいいから、付き合っていたい。」
最低男だ。
小久保さんと別れてからも、1日何回も電話がかかってきた。
あの日以来、一度も出ず無視しているのに1日何件も着信がある。
そんな日々が、何ヶ月か続いた。
仕事でも不満が積もり退職を決めた。
小谷さんを飲みに誘い、会社を辞める事を報告した。
「もう少し頑張れない?」
「もう限界なんだ。
入社した頃は、お金貰えればそれなりの仕事でいいと思ってたけど、今は、もっとやりがいのある仕事がしたい。必要とされたいんだ。」
「今の仕事じゃ駄目?」
「もっと、必要とされたいし、今の会社の人は冷たすぎる。」
「たしかに、仲間意識とか全くないよね。ミスがあれば人のせいだし、あら探しばかりされるし・・・・」
「ごめんね。もう、決めたんだ。」
そして、3カ月後、退職した。
会社を辞め、しばらくはバイトをした。
会社を辞めてからも小久保さんからの電話は続いたが、ある日突然なくなった。
理由は、しばらくしてからわかった。
久しぶりに小谷さんと飲みに行った日。
前の会社の思い出話しをしている時。
「結衣、そう言えば小久保と仲良かったけど、最近連絡とってる?」
「全然だよ。元気?」
「うん、元気だよ。ちょっと前に家建てたんだよぉ。
あんな安い給料で、よく建てれるよねってみんな噂してる。」
「へぇ~・・・・・・・」
あんなに毎日電話かけてきてたのに、ちゃっかり家建てて・・・・本当嫌なヤツ。
「あとさぁ、子供、二人目出来たんだってさぁ。奥さんと仲悪そうだったのに、分からないもんだよねぇ。」
だから、パッタリ連絡無くなったんだ。
相変わらず、勝手なヤツ。
離婚するなんて、言ってたのに・・・・・私に好きって言ってたのに・・・二人目ねぇ・・・・・
本当に
大嫌い!
二度と会いたくない。
小久保さんは、何事もなかったように
幸せになっている。
私は、何も変わってない。
そして、一年後、バイトを辞め就職する事にした。
職種に悩んだが、やっぱり車が好きな私は以前とは全く違うメーカーのディーラーの試験を受ける事にした。
試験の日。
予想外の学科試験。国語と英語だったが、全く解らない。
10点あればいい方・・・・・・・・・・
面接試験は、社長と直接話した。
上手く自分をアピール出来たけど、学科試験が・・・・・・・・・・・・
家に帰り落ち込んでいると、綾さんから宝来へ行こうと誘われた。
閉店間際に行き、お店が終わるのを待ってシュンくん、綾さんと3人でよく話していた。
今日も、閉店してから3人で話した。
シュンくん:「試験どうだった?」
「全然駄目だった。落ちたよぉ」
綾さん:「そうなの?まだ、わからないでしょ?」
「いや、わかってる・・・・・・・」
シュンくん:「アイツから連絡ある?」
「アイツ?あっ、小久保さん?最近は、全くないよ。家建てて、子供二人目出来たみたい。」
綾さん:「うわぁ~、最低だね。」
小久保さんの最低話しに盛り上がり試験の事を忘れられた。
次、頑張ろう!
25歳 夏。
新しい会社へ就職した。
初めての出勤。
緊張しながら、お店へ入った。
前の会社と違い、みんな朝からバタバタしていて、とても忙しそう。
オドオドしていると、女の人が声をかけてきた。
鈴木さん。29歳
キャリアウーマンな感じで、すごく怖そうな人。頭が良くて、テキパキした感じ。
「澤田さんだよね?」
「はい、よろしくお願いします。」
「じゃぁ、さっそくショールームの机拭いて。」
「はい。」
一通り朝の掃除の仕方を教えてもらった。
朝礼で、全員揃ってラジオ体操。
営業、サービス、事務員。女子社員は、私と鈴木さん二人だけだった。
前の会社とは、真逆でアットホームな感じでみんな仲がいい。
けど、仕事はとても忙しくどんな仕事も一人一人がハークしている。
難しい。
仕事を覚えるのに必死で、しばらくは仕事人間になっていた。
入社した次の日から、経験者と言う事で次々仕事を頼まれた。
営業からサービス受付、事務仕事まですべて覚えなくてはいけない。
お客様の点検の車が入った。
「澤田さん、工事に行って点検ノート持ってきて。」
「はい。」
工場へ歩いていると、
「お前、何やってるだ!!!ちゃんと確認しろ!!!!」
誰が、怒っている。
みると、整備士の人だった。
工場長の桑原さん 30歳
第一印象、怖い。
前の会社の工場長に比べて、すごく若い。
点検ノートを探しても、以前と車種が違うので、なかなか見つからない。
「この車、リフト上げるよ。」
桑原さんだ・・・・・怖い。
「スミマセン、点検ノートが見つからなくて」
「はぁ?まだ、出してねぇの?わからないならすぐ聞けよ」
「スミマセン・・・・・」
桑原さんは、サッサッと点検ノートを出して、渡してくれた。
「ありがとうございます」
怖かった。
見た目も、話し方も怖い。
無事、午前中の仕事を終えお昼休憩。
お昼は、会社全体が休みになるからみんなで業者に頼んだお弁当を食べる。
毎日、一緒に整備士と食べるから、あっという間に仲良くなった。
土、日曜日は、営業もショールームにいる。
毎週、展示会などしていた。
今日は、一日杉田くんが居る。
自然とテンションが上がった。
お昼休み、いつものようにみんなでお弁当。
次々と社員が休憩室に入ってくる。
杉田くんは・・・・私の隣に座った。
ムードメーカーの杉田くんは、いつも話しの中心でみんなを笑わせる。
素敵だなぁ・・・・・・
「おっ、今度の休み、カラオケいかない?」
杉田くんが言った。
鈴木さん:「いいねぇ~、澤田さんもカラオケ好きだったよね?」
「うん、大好き」
桑原さん:「俺も行く!」
桑原さんは、仕事ではすごく怖い。プライベートでは、ちょっと怖いけどオチャメな一面もある。
次の休みにカラオケに行く事になった。
鈴木さん、桑原さん、杉田くん、営業の山下さん、サービス受付で社長の息子大田さん、ナルシストっぽい感じで変わっている坂口さん
このメンバーでよく遊びに行くようになった。
すると、一台の大きなワンボックスカーが入ってきた。
「あ~、俺、俺」
と、桑原さんが車に近づいて行った。
鈴木さんや、山下さん達も近づいていく。
車から、ぽっちゃりした可愛らしい感じの女の人と、2歳くらいの女の子が降りてきた。
鈴木さん:「ミヨちゃん、久しぶり~、まゆちゃん大きくなったねぇ」
ミヨ:「お久しぶりです。」
どうやら、奥さんと子供らしい。
前に、携帯の待ち受け画面で、子供の写真を見せびらかしていた。
小久保さんの事があってから、子供が苦手で特に興味もなかったから『可愛いですね』と適当に流していた。
杉田くん:「お~、まゆちゃん」
自然に抱っこをして、子供を笑わせていた。
杉田くんは、子供が大好きだった。
桑原さん:「さぁ、そろそろ行くぞ」
ミヨ:「それじゃ、また、家に遊びに来て下さいね」
鈴木さん「行く、行く。ミヨちゃんの手料理美味しいんだよねぇ」
ミヨ:「まぁ、嬉しい!いっぱい料理作って待ってますから、是非、皆さんでっ遊びに来て下さいね。」
素敵な奥さん。
社交的だし優しいし。
亭主関白そうな桑原さんには、サイコーの奥さん。
桑原さんは、帰っていった。
「じゃぁ、私もそろそろ帰るね。」
鈴木さん:「ちょっと待って!杉田、酔ってるから送ってあげてくれない?」
杉田くんを私が・・・・・・・・・・・・
杉田くん:「いや、いや、悪いよ。俺、歩いて帰りま~す!」
鈴木さん:「バカ!そんなに酔ってるのに歩いて帰る?」
「いいよ、杉田くん送ってくよ」
杉田くん:「マジで?それじゃぁ、よろしくお願いします」
杉田くんを送って行く事になった。
ドキドキする。
杉田くん:「はぁ、酔っちゃったなぁ、澤田ちゃん、ごめんな。」
「いいよ。」
なんだか、いつもの杉田くんと違う。妙に落ち着いている。
話すと面白くて、冗談を言って必ず笑わせてくれる人なのに、冷静だ・・・・・・・
素の杉田くんを見た気がした。
「いらっしゃ~い」
杉田くんとカウンター席に座ると、シュンくんがビックリした顔で、
「あれ~?????結衣ちゃんとスギ???どうなってるのか?」
「同じ会社で働いてるの。」
シュンくん:「えっ?スギ、仕事辞めた?」
杉田くん:「そうそう、辞めて、今ディーラーの営業してる」
シュンくん:「あ~、それで、結衣ちゃんと同じ会社に・・・・・」
「シュンくんと杉田くんが、友達だったとはねぇ。」
シュンくん:「昔なっ、連れの連れで、飲み会なんかでよく一緒でさぁ。」
杉田くん:「懐かしいなぁ……、昔は、俺らモテたのになぁ。」
今でも、二人共、十分カッコいいよっ。
シュンくんは、お客さんに呼ばれ行ってしまった。
「杉田くんって、前はどんな仕事してたの?」
「俺?整備士」
「えっ?整備士から営業?」
「前は、モータースの整備士だったんだけど・・・・ミスしちゃってクビになって・・・・俺、金ないし困ってたら桑原さんが声かけてくれて、とりあえず、営業で入ったんだ。」
「へぇ~、いろいろあるんだね。」
「まぁなっ。はぁ~、今日も疲れたな」
「杉田くんでも疲れるんだぁ。いつも、面白いし元気だから疲れるのかなっ?」
「うん・・・・そうだよな・・・・・」
まただ。
素の杉田くんの表情。
ラーメンを食べ終わりシュンくんを呼んでお会計をした。
シュンくん:「ありがとな、結衣ちゃん又連絡する。スギもたまには飲みに行こうな。」
杉田くん:「おう!」
私達は、店を出て杉田くんを家まで送る。
杉田くん:「ねぇ、シュンと友達?」
「そうだよ。」
杉田くん:「遊んだりしてるんだよねぇ?」
「うん、初めは店の常連客だったんだけど、段々仲良くなってね。」
杉田くん:「へぇ・・・・シュンが店の客と遊ぶなんて珍しいなぁって思ってな。」
「そう?ところで、ここ真っ直ぐでいい?」
杉田くん:「うん」
マンションまで着いた。
杉田くん:「ありがとね。又、宝来行こうな!」
「うん、じゃぁ、又明日会社でねっ」
そして、家に帰った。
疲れた・・・・・・・・・・・・・・・・・
次の日。
体がダルい。昨日の疲れがとれてないのかな・・・・・・・
会社に行き、いつも通り出勤した。
いざ仕事が始まると、ダルい体を忘れがむしゃらに働く。
とにかく、忙しい。
無事ミスもなく、一日が終わった。
家に帰ると、着替える気力もなくベッドに倒れ込んだ。
しばらくすると、携帯が鳴った。
シュンくんからだ。
「もしもし」
「昨日は、ありがと。今、近くまで来てるんだけど、何してる?」
「ごめん・・・なんか調子悪くて寝てる」
「風邪?熱計った?」
「まだ・・・・・・・」
「薬買ってくよ。何か食べたい物ある?」
「何にも食べたくないなぁ……」
「とりあえず、行くわ。カギ開けれるか?」
「うん・・・・・・・」
フラフラしながら、カギを開けておいた。
ガチャ
シュンくんが来てくれた。
「結衣ちゃん、大丈夫か?」
「うん」
シュンくんは、私のオデコに手を当てた。
「熱っ、すげぇ熱じゃん。計った?」
「まだ、あそこに体温計あるから取ってくれる?」
計ってみると、39度以上の熱があった。
意識がモウロウとする中、シュンくんが買ってきてくれたヨーグルト少しと薬をなんとか飲んで眠った。
プププ~、プププ~
携帯が鳴る。
誰?
時計を見ると、12時30分。
シュンくんは、ソファーで横になっている。
携帯をとって見ると
うん???杉田くんだ。
「もしもし」
「ごめん、寝てた?」
「あっ・・・うん、どうしたの?」
「何だか寂しくて・・・・」
「えっ?何かあった?」
「そうゆう訳じゃないけど・・・・・」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
駄目だ。熱で、全く頭が働かないよ。
「結衣ちゃん、今から会えない?」
「ごめん、ちょっと無理」
「そうだよなぁ、いきなりだよなっ。俺、何やってるんだろう?」
「杉田くん、大丈夫?」
「大丈夫、大丈夫。ごめんね。今、家?」
「うん、体調悪くて寝てるんだ。」
「ごめん、そんな時に。もう切るわ」
電話を切った。
何だったんだろう・・・・・・・
気にしている余裕はない。とにかく体がダルい。
朝まで、ぐっすり眠った。
なんとなく、体が楽になった気がした。
「結衣ちゃん、大丈夫?今日は会社休めば?」
「人が少ないし仕事山済みだから、休めないなぁ・・・・・」
「仕事かわってから、忙しそうだよな。でも、体は大事にしなよ。」
「そうだね。とりあえず行って今日の仕事だけ終わらすよ。」
「無理すんなよなっ。」
シュンくんと家を出て、私は会社へ向かった。
そう言えば、シュンくんと二人で一晩過ごすの初めてだったよなぁ。
心配して、泊まってくれたんだ。
優しいなぁ。
いつものように、朝から目が回る忙しさ。
お昼の休憩まで、一気に仕事を片付けた。
座ってご飯を食べようとした瞬間、吐きそうになる。
クラクラして、寒気で体が震える。
ヤバい・・・・・・・
一口も食べれずに、座ったまま机にうつ伏せになっていた。
鈴木さん:「澤田さん、大丈夫?」
「スミマセン、早退してもいいですか?」
鈴木さん:「仕方ない、帰って病院いきな。」
「はい。薬飲んで少し楽になってから帰ります。運転・・・無理そうなので。」
「わかった。休んでいきな。」
しばらく座ったまま、寝てしまった。
「おい!お前、何やってる?」
顔を上げてみると
桑原さんだ。
「スミマセン・・・体調が悪くて・・・・」
「はっ?みんな仕事してるぞ!体調悪くたって、こんな所で寝るな!」
何?なんで、頭ごなしに怒ってくるの?
「スミマセン・・・」
理由を言わなくちゃ・・・頭が、ホワホワして上手く話せない。
「体調悪いなら、早く帰りなよ!」
帰りたいけど、床と天井がグルグル回ってて帰れないんだよ。
「今からここでミンティングするから、早く帰りな。」
グルグル回って気持ち悪い。
少し薬がきいてきたのか、何とか歩けた。
途中、社長とすれ違った。
一応、普通に歩いたつもりだ。
鈴木さんに帰ると伝えて、駐車場までフラフラしながら歩いた。
なんとか、車までたどり着いたけど力尽きた。
目が回る。
運転なんか、無理だよ。
救急車?お店に?
駄目だよ。
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