あの頃の私~今

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2012/12/19 08:35(更新日時)

今から25年前

まだ バブル

東京に夢抱き

どんな夢でも叶えられる!

そう信じて・・・

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No.1767059 (スレ作成日時)

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No.1

中学卒業した私

夢は美容師

姉の影響で華やかなお洒落な世界に進んだ

東京に憧れて、寮完備の美容室を先生に頼み、見つけてもらった。

まだ、15才

不安より、好奇心と夢だけ・・・

寂しいとは、思えなかった。

No.2

あまりの人の多さ

都電みて
【さすがぁ、東京は違うなぁ~!】

感激⤴⤴

目を丸くして驚きと変に感心!

美容室は都内に60店舗

のれん分けした社長は3店舗

その店舗に11人

全員中卒ばかりで、安心したのを覚えている。

緊張したかもだが、これからの事の方が楽しみで…

No.3

寮は6畳 二間
キッチン四畳半

先輩2人
私と同期

4人…

寮が仕事より緊張した。
何故か大人に見えたし、都会の人 みたいな…

だけど、私の一つ上の16才😲

大人っぽい⤴

私も1年たったらぁ✨

嬉しく、楽しみ😁

No.4

3ヶ月の研修…

本社に行き、接客・タオルたたみ、シャンプー

基本を叩きこまれた。

研修より、本社に行くまでの満員電車が苦痛?

恐怖💧

缶詰め?😫

研修より疲れた。

恐かったぁ⤵

でも何とか、やりきる事出来た。

終わって一安心。

早くお店で働きたい。

No.5

半年後

11人入った同期は半分に…

【石の上にも三年】

父に言われた言葉

資格とるまでは何がなんでも、ここで頑張る!

ずっと思っていた事

通信で美容学校…

通信は2年…凄く長く思えた。

卒業する頃、カットの練習に入っていた。

もう同期は全員辞めて私1人になっていた。

先輩・後輩が厳しいとは私は思わず、実力と技術さえあればいい世界…

そう思い、努力はかかさなかった。

早朝5時から一人でウィッグ相手に練習をずっとしていた。

不器用な自分を知っていたから

No.6

インターンを1年

終了してやっと…

国家資格を受ける権利を得られる!

まずは学科試験に合格しないと!

学習院で学科試験は行われ、理容師の試験も一緒。

私が付き合っていた彼氏が理容師。

お互い励まし合いながら、二人合格を目指して…

No.7

見事二人合格🎉

二人で同じ方向に夢を持ち、わかり会える事に幸せでたまらなかった⤴


合格後、次は実技試験…
お客様には絶対使わないような技術…

いつの時代??って感じ💧

が、これに合格しないと資格は取得出来ない。

国家資格持った先輩に教わりながら何とか、出来るようになった。

でも不安しかなかった。

でもやるしかない。

資格とったら、父や母が喜んでくれる🍀

せっかくここまで来たのだから…

あと、ひと頑張り!

No.8

練習、練習…

実技試験は緊張でしかなかった。

手は震え、自分に【大丈夫!大丈夫!】 言い聞かせながら、何とか終了。

皆が自分より、凄く綺麗な出来に見えて…

不安が今まで以上にました😭

でも、やるだけやった。
落ちたらまた頑張ればいい⤴⤴⤴

落ちたとは限らない!

よし⤴受かってる✨
そう信じて発表待とう😊



No.9

試験結果気にはしていたが、仕事に集中しなければ!

やっとか、カットもちょこちょこお客様につけるようになっていた。

比較的にロング。ワンレンは任せてもらえるようになっていた。

ショートボブは難易度が一番高い。

グラデーションカット、
普通の段カット。あしめとり!

癖毛や髪のはえかたのくせ。
つむじが2つのお客様。
髪質…剛毛、ネコ毛。
髪の多さ。

十人十色。

同じようにカットしても全く別の髪型に見えてしまう⤵

それが一番苦労した。

これで完璧!ってないから、毎日違うから楽しかった。

最初は店長の最後のチェックしてもらっていたが、今は一人でお客様と接して…

もうすぐ合格発表😫

No.10


ついに合格発表の日

ドキドキが止まらない!
今さらジタバタしても、しょうがない!

どんな結果でも受け入れる。

社長や店長・スタッフまで気にかけていた。

意を決して…

【あったぁ⤴⤴あったあ⤴⤴】…

何度も何度も間違いじゃないか、確認した

正直【うっそぉ!】

【やったぁ🎉】

まだ実感がわかない。

でも頑張ったもんなぁ🍀
教えてくれた先輩
店長・スタッフの協力でやっとここまでこれた事に感謝でいっぱい😭

一人では合格は無理だったろう😭

社長や店長に報告して、凄く喜んでもらえた!

今でもその時の事鮮明に覚えている



No.11

資格とれた事で、自信がついた。

寮に入った時の先輩達はすでに辞めていた。

銀座のクラブに入り、週3回は来店して髪のセットに来てくれた。

もう一人の先輩はもう一児のママ

後輩が沢山出来ていた。

指名のお客様も、店長に追いつくくらいになっていた。

今までお世話になった美容室だったけど、寮ではなく、一人暮らしをしたかった。


やっていけると思っていた



No.12


資格がとれ、技術者として働いても美容師の給料はその当時は安かった💧

手取りで16万~17万

一人暮らしの為に仕事後、レンタルビデオ屋さんで深夜2時までバイトした。

まだ十代後半…

仕事とバイト

彼と合う回数は減っていた。


でも少しの我慢!

私はそう思っていた


毎週会っていた彼は理解してくれていると、思っていた。


今思えば私は19
彼は20才


まだまだ、遊びたい時期だったろう。

私の選択が間違っていたの?

それとも、私の我が儘?
自分の事しか考えていなかった?

我慢させた?

No.13

続きないんでしょうか❓
楽しみにしてますよ

No.14

>> 13 ありがとうございます。
お待たせしてすみません。
頑張りますね🍀

No.15

技術者になり、資格をとり5年間。

お世話になった美容室を辞める決意をした。

社長はもう一店舗増やし、私に店長を!と思っていたらしい。

従業員を使う為には、美容師免許の他に【管理美容師】の資格が必要になり、インターンは1年だが、2年の年数がかかる。

他の美容室で自分の技術がどれ程か!

通用するのか!

自分を試したかった。

もっと上の技術者やセンス…

見て覚えたかった。

生意気だったのかな

No.16

私は20才
彼は21才

彼は理容室の寮

合う時はいつも、新宿のディスコ【笑】

今では古いよね⤵

その頃は、ジュリアナ✨
マハラジャ✨
凄い人気✨

田舎者の私には抵抗とスタイルや露出の洋服無理💧

月曜日の夜待ち合わせ。
私は仕事後、新宿に向かう🍀

最初は来るのを待っていてくれた。

でも慣れてくると、他の綺麗な子をナンパしていた。

見てはいけないものを見てしまったみたいな。

私より綺麗でスタイルのいい子ばかり…

No.17

気づかないふりするのが精一杯。

何事もなかったように、
【待っていたよ!☺】

気づいていないとでも思っていたのだろう!

要領や口まで上手くなって行く彼氏。

心にない言葉でも言えてしまう。

こういうのが器用というのか?

優しさと言うのか?

他の子と遊びたいのか?
まだそんな区別出来るまで20才にしては分からなかった。

No.18


正式に私は美容室を辞めた。

一人暮らしを始めた。

杉並区…

単純に彼が杉並区の理容室だったから。

彼の寮にはお風呂は無かった。

うちにお風呂に入りに来るのが日課になっていた。

決して泊まる事は無かった。

でもそんな日々が幸せでいつまでも、続くと思っていた・・・

No.19

ほとんど毎日来ていた彼が、2日来ない。

3日来ない。

1週間来ない。

まだ、携帯もない時代!
待つしか出来なかった。
毎週会っていた月曜日さえ会えない。

連絡もない。

一人暮らしの寂しさ。

生活への不安!

背伸びし過ぎたのかな?
何の為に一人暮らししたのか?

技術の向上と言いながら、彼の近くに居たい。

それが本音…

今それを実感し、苦しかった。

辛かった。

No.20


彼の実家は理容室を経営してる。

専門学校が東京の為、彼も地方から来ていた。

いずれは実家の理容室を継ぐ。

前に、実家の理容室の隣に美容室をやろう✨

その夢の話で盛り上がっていた頃が懐かしい。

もう、新しい彼女が出来ているのは、分かってきていた。

まだ、一人暮らしして2ヶ月目…

一人暮らしの後悔はない!

彼【男に左右されてしまう自分に後悔】…

自分の弱さが分かった。

No.21


家賃だって光熱費、食費、丸井のローン、化粧品代…

プライベートと仕事の区別。

やっと、生活するのがこんなに大変とは…

好きな洋服も我慢。

貯金も出来ない。

全てが浅はかだったんだ。

夢だけじゃ、生活出来ない…

No.22

仕事以外に気になっている事はあった。
必ず季節が変わる度に高熱が出てしまう。
それも40℃近い熱。
風邪の症状などない。
咳や鼻水、喉の痛みもない。
ただ、耳下腺が腫れる。
おたふく風邪は小さい頃やっているから 。

でも。病院ではおたふく風邪💧

何度も言っているのに

もう説明するのも面倒で薬だけ貰い帰ってきていた。

皆同じように疲れているのに、何で私だけこんなに怠いの・・・
疲れるの!

自分の身体がおかしい。

でも医師さえ分かってくれない。

No.23

それでも、仕事しないと家賃光熱費払えない。
夜に熱が上がり、市販の薬を飲む。

朝になると熱は下がっていて仕事に行く。
1ヶ月はそんな状態。

やっと熱から解放された。

ギリギリの生活!

金曜と土曜、仕事後アルバイトを始めた。

それが間違いだった。
美容師よりバイト優先になってしまった。

No.24

バイトに選んだのは水商売🍷
時給は
2500円🍷

びっくりしかなかった。
9時~12時まで。
電車に間に合う時間を選んだ。

ほとんどお酒も飲めない私。

水割りの作り方も、全く何も知らない💫
ただ、お金の為🍷

新宿区役所通り🌹
凄い沢山の人。沢山の店。

凄いネオン✨✨✨

別世界🌹🌹🌹

No.25

今まで私が見ていた男の人とは別人に見えた👔

カッコイイスーツ姿👔
大人の男性🍷

それだけで興味津々。
こんな大人の男性と付き合ってみたい🌷
でも。お客様🍷

No.26

高い料金をスマートに
カード払い🌹

その当時はアメックスカードを持てる人はエリート。会社で言うと取締役や高給の人しか持つことが出来ない。みたいな・・・

お金ってある所にはあるんだなぁ💧

飲み代一回に私の1ヶ月の給料😲😲😲

価値観の違い?

でも仕事も慣れて来て楽しくて仕方ない。

そんな時、私と同い年位の人からの指名が入った。

この出会いから私は変わっていった。

No.27

美容師の仕事も何とか頑張っていた

朝起きるのが辛い。
月に8日間だけの夜のバイトなのに、美容師の給料と、ほとんど変わらない。

こういう仕事。
決して楽して貰える給料ではない!

でも、どんどん夜の仕事に魅力を感じて行く

憧れのママ🌹
華やかで綺麗でママを指名するお客様🍷
一目で分かる💐

私もママ位の年齢なったら

ママみたいになりたい✨

まだまだ、足元にも及ばないけど・・・

いつかは。

No.28

>> 27 私に初めての指名のお客様🍷


少し太め。背はそんな高くなく、顔は目がクリッ✨としてパッチリ二重


前から豪快な飲み方。いつも3~4人で来て会計はいつもその彼がしていた。

歳を聞くとびっくり😲22歳

22歳で一回の飲み代に20~30万円😲

何者???

店でも結構有名になっていた。

(どっかの会社の社長の息子)・・・と噂されていた。

初めての指名で気持ちは舞い上がってしまった



No.29

>> 28 テーブルの上にはフルーツ🍇オードブル🍖
その当時は有名な高級なヘネシー🍷

私はどちらかといえば、レミーマルタン🍷が好きだった。

何気なく言うと・・・
(レミーマルタン入れて!)と・・・
別に営業したわけじゃなかった💨

その姿に(カッコイイ✨)

そのお客様🍷がカッコイイのではなく、その姿にドキッ😥


何者か?
興味津々⤴⤴⤴

他愛ない会話して、歌は好きなようだ。
また🎤選曲も今思えば女の子を意識していた!と思える。


その時はまだ分からなかった。

No.30

>> 29 週末は必ず来店してくれた。

相変わらずお金使いは豪快

そんな事が3ヶ月も過ぎた頃、店以外、で会おう!と誘われた。

どうしていいのか!分からなかった。


でも何となく明るいうちに会うのは大丈夫なんじゃない・・・って思えた。


No.31

続き楽しみにしてますよ〜😄

No.32

意を決して、店の休みの日曜日に会う約束をした。

朝から、行くべきか!
行かない方がいいのではないか?

悩みながら、支度していた。

常連の店にとってはいいお客様をドタキャンしてはいけない。
その気持ちだけが強く、行かなきゃいけない!

その時はそれだけ。

東京に来て6年。

渋谷はさっぱり分からない。

方向音痴⤵
覚えようと言うより、怖いと言うイメージが強く・・・

待ち合わせは、渋谷で乗り換えの三軒茶屋。

私にとって世田谷区は、お金持ちが住める場所!

夢の夢・・・
いつかはみたいな・・・


まだまだ田舎者の私。

No.33

三軒茶屋に到着。

私が着いて間もなく、あの人は来た。

いつもスーツ姿しか見てなかったから⤵
正直びっくりと言うかイメージが崩れてしまった。

スーツ姿をカッコイイと思った自分にその時気づいた。

白のスエット上下に黒のサンダル


スーツ以外、私服はないのか?
気にしないのか?

幻滅に近い気持ちを持ってしまい、一緒に歩く事まで恥ずかしく思ってしまった。

私は何処からみてもお水には見えない格好。
どちらかと言うと美容師っぽい。
お洒落と夜と違い薄めのメイク。

やっぱり来なければ良かった。

後悔⤵

早く帰りたい😭

失礼なのはわかるけど・・・

No.34


アラ3、バブルに戻りたい・戻りたい。

まだ小学校入学から低学年・3年生まで位ですね。

本当にどんな夢でも簡単に叶いそうな時代で
何でもありました。

その少し後だけども、OA機器が出始めておりますよね。
でも、私が、小4か小5の高学年になったら、バブルが
弾けてしまい、平成不況に突入をし、ミレニアム前後の1998年~2002年
までは持ち直したみたいだけども、2003年を超えてからまた雲行き怪しくなり、2008年にまた不況が来て、2011年は震災、そして今に至ります・・・。

No.35

あの格好でこれから何処いくのだろう?
簡単に挨拶して・・・

何処かに出かけるつもりはない事に気がついた。

住んでいる場所が三軒茶屋なんだ!

246沿いを5分程歩き綺麗な白のマンションに入った。

他愛ない話しながら帰る!とも言えず。

心の中は自問自答!
軽く見られた?

水商売の女を馬鹿にしてる?

私試されてる?

怖いとは思わず、水商売は向いていないかも!

お客様の住まいに入ってしまう事が⤵

店に来店して貰うのが私の役目なのに、私がお客様の言いなり!

仕事以外のプライベートをお客様に合わせてしまう。

落ち込んでしまった。

今回は仕方ない!

二度とプライベートで会うのは止めよう‼と心の中で決心した。

7階建ての6階

1階から5階まではワンルームか1Kの賃貸
6階は4世帯
7階は2世帯

部屋を見てさらにびっくり😲

家賃がかなり高いのはすぐ分かった。

憧れの憧れ✨

お客様より部屋を気に入ってしまった⤵
夢ではなく、現実に住める人がいる。

憧れや好奇心しか私にはまだ無かった。
浅はかだった。

  • << 38 部屋に入ると20畳はあるであろうリビング✨ 8畳程の部屋には📺と高級そうなソファー。 寝室は12畳程のふかふかのたかそうな絨毯。 ダブルのベット。 家具は焦げ茶色で統一されててシンプル。 ごちゃごちゃ物を置くのが嫌いな私にとっては理想そのもの。 家賃を聞いてみた。 2LDKで18万⤵ 私が住んでいたアパートは杉並区といっても1Kで家賃は5万5000円。 あまりの違い⤵ たださすがバブル⤴ 会社から住宅手当が10万円😲 実質8万の支払いでこんな夢のような部屋に住める。 人柄も性格も悪くない✨✨✨ もしや?みたいな期待とここに住みたい! ただそれだけ・・・

No.36

ちょっとでも間が空くと気になって気になってしかたありません❗😄更新楽しみにしてますよ😄

No.37

>> 36 すみません。引越しなどでバタバタしてしまい、少しずつでも続けます。
宜しくお願いします🙇
ありがとうございます。

No.38

>> 35 あの格好でこれから何処いくのだろう? 簡単に挨拶して・・・ 何処かに出かけるつもりはない事に気がついた。 住んでいる場所が三軒茶屋なんだ… 部屋に入ると20畳はあるであろうリビング✨
8畳程の部屋には📺と高級そうなソファー。
寝室は12畳程のふかふかのたかそうな絨毯。
ダブルのベット。

家具は焦げ茶色で統一されててシンプル。
ごちゃごちゃ物を置くのが嫌いな私にとっては理想そのもの。

家賃を聞いてみた。
2LDKで18万⤵

私が住んでいたアパートは杉並区といっても1Kで家賃は5万5000円。

あまりの違い⤵

たださすがバブル⤴
会社から住宅手当が10万円😲
実質8万の支払いでこんな夢のような部屋に住める。

人柄も性格も悪くない✨✨✨

もしや?みたいな期待とここに住みたい!
ただそれだけ・・・

No.39

>> 38 簡単に部屋に入った事で軽く思われただろう。

プライベートで会えるならもうあまり店に来てくれなくてなるだろうなぁ。

しかしいつもと変わらず毎週末のほか平日と週に2回は来店してくれた。

だんだん距離が縮まっていってるのは何となく分かった。

決して、いやらしい関係などない!

だからこそ紳士に思えた。
仕事終わってもアフターにも誘わないし。
若いのにかなり水商売の事知ってる。
飲み方も水商売の女の扱い方?

お水に気にいられるお客になってる感じ。

そこがひっかかってはいた。

ただ店側私自身には最高のお客様🍷。

No.40

東京に対していい所に住み余裕ある生活。
家庭を持つ。
その為にはちゃんと仕事する。

この人ならと思ってしまった。

それから間もなく三軒茶屋に一緒に住むようになった。

仕事はかなり真面目のやり手。

私も夜は続けていた。

水商売を辞めろ!っては言われ無かった。

ただ男として平気なのかな?とは思っていた。

部屋は夢のようだが。炊飯器も無ければ鍋、フライパン、米無い。

全て外食。

東京ではこういう人もいるんだ。

お金あると食事も違うんだ。

でも何か殺伐としていて生活感が無い。
いつも午前様帰宅。
自分の生活スタイルは一切変えない。

何の為に私が居るのか?

分からなくなって来た。

No.41

私が働いていたいた店には週2回。

でも毎晩飲み歩く。
沢山の他の店に行っている。
一回の飲み代で安くて3万~5万!
週1には10万~20万はざら!

家賃・光熱費は全て彼の口座からの引き落とし。

一緒に住んでいるのに給料の金額を知らなかった。

聞く事に抵抗があった。

でもまだ22の彼がこんなに遊べるのが不安で心配で聞いてみた。

給料は手取りで50万!

だったら1週間の飲み代で無くなる金額。

明細書も見せてもらったから間違いない金額。

もしや全てクレジットカード?

消費者金融?

それしか考えなれなかった。

恐くなりそれ以上追求して聞く事が出来なかった。

No.42

主さんと年齢近く、似たような経験をした者です😃✨

色々あってスレ立てたと思います。

現在のご事情分かりませんが…
無理なさらない程度での更新楽しみにしてます😃🎵

No.43

どんな仕事をしているか?
聞いてもイマイチ理解出来ないと言うか?
違法?

自分の本名とは違う名前の会社の名刺を持ち朝出勤する。

決して、ホスト何かじゃない。

懐かしい人もいるかもしれません。

「黒電話は使えなくなります。」
家電屋で買うと数万の電話をドアフォンと電話で40万!

「消防署の方から来ました」と消火器を売る。

紛らわしい言い方。
消防署から来たのではなく、消防署の方向から・・・?

詐欺?

その時は意味を知らず買う人が居るから仕事になっている。
今になってはよく考えているよな!

オカシイと思ってクーリングオフしようとお客様が思っても出来ない仕組み。

何故ならお客様に出す名刺は偽名。
会社内部では本名。
会社に連絡して来ても(その名前の人は当社にはいません)となってしまう。

こんな詐欺?

分かるまで約1年半、彼の事!
表面しか見てなかった。

私自身も何処か麻痺していた。

No.44

金銭感覚が麻痺し、いくらでもお金が回り続ける!

そう思い疑わ無かった。

どんどんブランドの店が増え、高くても売れる。

お金に困る!生活に困る!なんて考えもせず、使ってしまっていた。

いつでも貯金は出来る!
幾らでも稼ごうと思えば稼げる。

銀行もバンバンお金を簡単に貸すし、借りて下さい。みたいな時代。

その時堅実に生活していたらかなり貯金は出来たはず。

今になっては世間も自分自身すら何も考えず夢の中にいた感覚。

それが崩れて行く!
色々な事が重なって起きた。

今まで感じもしなかった不安と心配。

支払いに追われる生活。

No.45

運転免許を持っていない彼は2週間の合宿に行った。

合宿から帰り免許センターでの試験に・・・

が、帰って来ない。
また午前様と思っていたが決して、飲みに行くような服装では無かった。

午前様はあっても朝帰りは一度もない。

今のように携帯は無くポケベルの時代。
朝になっても帰らず連絡もない。

ポケベルに連絡しても電話が無い。

昼、夜、待っていても帰って来ない。

何かあったのか?

誰かに聞くにも顔は知っていても連絡先など知らない。

このまま帰って来なかったら・・・

どうしていいか?

夜も眠れず、食欲も無くただ時間だけが過ぎて行く。

そんな時、自分の身体の異変に気付いた。

No.46

中学2年の夏休みに生理が始まった。
それから卒業まで生理が来たのが3回。

全く気にもせず、面倒くさいのが無く楽位。

今まで良くて3ヶ月に1回。

何か胸が張って微熱のような熱っぽさ。
身体がダルいような。

生理が来るか、妊娠かも・・・

妊娠・・・

余計不安になってしまった。

丸2日帰って来ない。
さすが寝て無かった私もいつの間にか熟睡。

インターホンの音でびっくり起きた。

自然に笑顔になり、安心した。

でも、ドアを開けたら見た事無い年配のスーツ姿の3人。

いきなり目の前に紙を見せられドラマで見た事ある光景に!

何故帰って来ないのか?

やっと理解出来た。

No.47

相手が何言っているのか?

最初は分からなかったけど、段々理解出来た。


私が見せられた紙は「家宅捜索令状」


免許センターで彼は警察に逮捕されていた。


マンションの入り口で彼の部屋に入る人の写真を見せられ、私の写真もあった。

貴女で間違いないないですか?と言われ

「間違いありません」と答えた。

かなり動揺してしまった。

私も逮捕されてしまうのか?

余計訳分からず部屋の端っこに体育座りして見ていた。


押入れの中、タンス・家の中全て見て帰って行った。

警察の方は彼は接見禁止で面会?・・は出来ないけど差し入れは出来る。と。

とくに下着と多少金銭が必要と。

彼が拘束されている警察署を聞いた。


いつかはこうなる!とどこかで思っていたのか、居場所が分かった事への安心感の方が強かった。


暫くは帰って来ない。


もし、生理がこなかったら・・・

私はどうすればいいんだろう。

貯金もせず、湯水のように使ってしまっていた私は自立とは遠く、今はこのマンションの家賃すら払えない。

全て彼任せで彼に依存するように暮らして来た。

彼が居ない今、一人で生活すら出来ない。







No.48

現実離れしたような生活にどっぷり浸かっていたシッペ返し。

冷静になると分かる。
美容師の仕事も夜の仕事も中途半端。

そんな人間だから、貯金も無く、今さらお金に困る!


後悔しか無かった。
今更気づくには遅すぎた。

ただもし、このまま生理が来なかったらちゃんと考えないと。


考えるとまた眠れなくなる。

まだ分からない今、考えても仕方ない!

明日、警察署の帰りに産婦人科に行って来よう。

眠れなくても目をつもり横になった。


まずは明日。

No.49

更新楽しみにしてます😃

No.50

明け方から眠ってしまったようだ。

目覚めたらもう昼ちかかった。

慌てて出かける準備した。

下着とタオル、石鹸、歯ブラシ、歯磨き粉、お金5000円、

紙袋に入れて電車で〇野警察署まで行った。

自分が悪い事したかのような変な気持ちになった。

差し入れを持って来た事を告げて案内された。

奥に行き、警察官二人が持って来た荷物をチェックされた。
そして、警察官から彼の持っていたクレジットカードを渡された。

彼のメモがあり、支払い方法が書いてあった。

カード事にキャッシングのカード。
飲み屋などショッピングカード。

返済用のカード。

銀行のカードローン
引き落とし用の銀行カード。

カードは10枚は軽く越えていた。

今で言うと自転車操業‼

ずっとこうやってきたのだろう。

上手く使い分けしてる。

今まで不思議に思っていたからくりをやっと理解した。

カードを受け取り警察署を後にした。

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