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*naoki*( MoGZh )
11/11/16 23:28(更新日時)

9月10日

定期的にハローワークに通うもイマイチ気乗りせず、今日も仕事を決められず自販で買ったミルクティーをのんびり飲みながら今後について考えていた。


某大手企業で営業をしていたが成績が伸びず自主退社。


家にいても仕事を探せと親に毎日言われハローワークに通う日々。



そんな時にある女性(…っていうか当時はオバサンだと思ってたけど)に出会った。

No.1704793 11/11/15 13:55(スレ作成日時)

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No.1 11/11/15 14:53
*naoki* ( MoGZh )

ミルクティーを飲む俺に『すいません💦💦』とオバサンが声をかけてきた。

てっきりハローワークの事務さんかと思うほどの地味な格好だったから、手続きに不備でもあったかなと思った。

『あの、毎日ハローワークきてますよね💦ちょっと一日だけ10万で仕事頼まれていただけないですか💦もちろんお金はその日に払いますから💦』
とオバサンにいわれた。

俺は新手の詐欺かと思いマジマジとオバサンを見てしまった。
格好は地味だか顔はわりと可愛い。俺が好きな長谷川京子に似ているといっても過言でない。

俺は外見はあまり悪くはないほうで、よく声かけられたりモテる方なので、怪しすぎるこのオバサンの申し出には速攻断った。

No.2 11/11/15 16:07
*naoki* ( MoGZh )



ハローワークに行った後は、まだ学生してる友達のヒロの家に行くのが日課だった。

『直ちん(オレのあだ名)、昔っから年上ウケ良かったよな~。なんか韓流系だしな。』とヒロ。
今日あった事を話したら面白がってそういった。

続けて『でも直ちん、だまされやすそうだし、一日10万なんて怪しいよなぁ。オバサン向け韓流ホストとかかな』
と二人で笑った。


話しは変わって今カノの話しに。

『最近どうよ』とヒロ。

俺は『うーんイマイチかな。』といって話しを濁した。


仕事を辞めてからカノジョとはうまくいってない。

No.3 11/11/15 22:10
*naoki* ( MoGZh )



俺のカノジョはナースをしている。

合コンで知り合って付き合ってニ年になる。
付き合い当初は俺も仕事してたから順調だった。

しかし仕事を辞めてからは段々出掛ける機会も減り、会話は毎回次の仕事は見つかったかって話しばかり。

もうお互いに終わりがくる事は目に見えていた。

そしてそれは突然やってきた。

No.4 11/11/15 22:41
*naoki* ( MoGZh )

『直くんさ、今日はどうだった❓』
お決まりの言葉だ。

夜は久しぶりにカノジョと外食。

俺を気遣かってファミレスにしてくれた。

もう俺はその時点で卑屈になっていた。

『う~ん、今日も決まんなかったかな』と答える俺。

『そっかぁ』とカノジョ。

続けて、『直くんはさ~、前に良い会社入ったって言うのもあって少し、えり好みしちゃってるんじゃない😩』

『そんなことないよ。』

『なんでもやりますって気持ちなら見つかるはずだよ❗頑張って探しなよ❗』
とカノジョ。

もう内心勘弁して欲しかった。毎回こんな調子だ。
もちろんカノジョの言い分もわかるしこのままじゃ悪いのもわかってる。

ただ…もう会うたびにこう言われるのは嫌だった。

そしていつものように重い空気が流れてしまった。

そんな中いつもマナーモードにしているカノジョの携帯が今日は珍しく鳴った。
『ちょっとゴメン。』そういって15分近く外で話しこんでいた。

嬉しそうな表情で電話に出たカノジョを見て嫌な予感がした。

店内でイライラして待つ俺。
『ずいぶん楽しそうだね。』とガラにもなくイヤミっぽく言った。


するとカノジョはこう言った。
『私、職場に気になる人いる。』

『え❗職場って…医者❓』とすかさず俺。

黙るカノジョ。

まさに金の切れ目が縁の切れ目。

あっけなく二年の月日は幕を閉じた。

No.5 11/11/15 23:05
*naoki* ( MoGZh )

>> 4

そして、落ち込み帰宅する俺にデリカシーのカケラもない母親から追い撃ちをかけられる。

『直❗先月の電気代二万越えよ❗節電しなきゃだめじゃないの❗』

さすがに穏やかな俺も、そこまで人間出来てません。

『わかったよ❗今月は生活費で10万でも20万でもだすよ❗』
と売り言葉に買い言葉で宣言してしまった。

No.6 11/11/16 11:55
*naoki* ( MoGZh )

カノジョと別れてから全くやる気も起きず家で引きこもっていた。
心配してヒロがうちに来た。
二人でゲームをやりつつ、『女って現実的だよなぁ。』と話していた。

そしてヒロが、
『あ❗直ちん、来月初め、マサ先輩の結婚式だよな、俺ら受付だから早めにでないとな。
先輩には世話になったからカネ包まないとヤバいよな💦』
と帰り際に言っていった。

結婚式…すっかり忘れてた😨
カネがない❗❗
受付だし休む訳にはいかないよなぁ。

髪だって結構のびてきたから出来たら床屋いっときたい💧

世の中金がないと何も出来ないのか⤵⤵

(ご祝儀五万、床屋いくなら一万、あ~😱せめて10万あればなぁ…。ん⁉10万⁉)

俺はこの間のオバサンを思いだした。

この際ホストでもなんでもやってやる❗
俺はあのオバサンを待ち伏せすることにした。

No.7 11/11/16 23:20
*naoki* ( MoGZh )



初めてオバサンに声をかけられた日から三日たっていた。

毎日俺がハローワーク行ってたの知ってるってことはオバサンもハローワーク来てんのかな。

とりあえず朝一で行って見たけどオバサンは来なかった。

しばらく来ないか様子を見ていたがその日は現れることはなかった。

次の日はいつもと同じ時間に行って、自販機付近も様子を見に行ったけど現れなかった。

タイミング逃したかな~って思って帰り道を歩いていると、対向車線をママチャリに乗ったオバサンを発見した。

俺はダッシュで並走して道路を渡ってオバサンに声をかけた。

No.8 11/11/16 23:28
*naoki* ( MoGZh )


『あの💦💦ちょっと止まって💨』

俺が声をかけるとオバサンは一瞬振り向いた。

止まってくれることを期待していたが、オバサンはかなりビックリした表情をして猛ダッシュでチャリをこぎだした😨

俺もオバサンを逃すまいと必死に追いかけた。
とうとう信号でオバサンは止まらざるをえなくなり俺はオバサンに追いついた😤


『あの💦この間の話し、まだ有効ですか⁉』と俺は息を切らしながら聞いた。

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