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レス34 HIT数 6269 あ+ あ-


2010/12/26 11:59(更新日時)

部活に励んでいた中学時代。

三年にあがり引退間近で部活をやめた。

それから私の人生は180度変わる・・・



*初めてなので、文章が下手くそですがお許しください。

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No.1486922 (スレ作成日時)

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No.1

ー解放ー

「あこ、部活やめたんでしょ?これからめっちゃ遊べるね」

少しヤンチャなグループのメイが話しかけてきた。

といってもメイとはクラスは同じで、部活をやめる前から、仲は良かったが、それなりにしか付き合ってなかった。

「うん辞めたよ。だってめっちゃ厳しいし、もうめんどくさいし」


それから私はメイといる時間が長くなり、徐々に生活が変わり始める。

まず、髪を染めてみた。


うちの学校は厳しく、毎朝校門で先生が見張ってる。
けど、気にせず登校した。

No.2

「おい、お前ちょっとストップ」


「(やっぱり止められたか)・・・なに?」

「なんだその髪の色は、そんなんじゃ教室には入れん」

そのときの私はもう部活に励んでた頃のあたしじゃなかった。

「は??なら帰る」と言い残し、携帯を取りだした。

「お前携帯も禁止なんだよ。それは先生が預かっとく。ほらよこせ」

「だからなんなんだよ?今日はもう帰るんだから携帯持ってたっていいだろ?」


腕を掴み、何とかしようとする先生を振りほどき、歩きながらメイに連絡を入れてみる。

No.3

プルルル・・・

「メイ?今どこ?」


メイ「あたし今まだ家だよ~今起きた(笑)準備するからさーいつもんとこで待ち合わせね」

あたしはその場所に急いだ。

10分位してジャージ姿にタバコを加えたメイがやって来た。


メイ「あこ、学校行ったの?」

あこ「行ったけど、入れてもらえなかったよ。まじあいつうぜーよ」

と今日あった出来事を話す。

すると、メイの他に二人女の子が合流してきた。

リエとアキだ。

リエとアキは学校は一緒だが、あたしは全然話したことはなかった。

けどその日のうちにすっかり仲が良くなり、この日を境に四人一緒にいることが多くなっていった。

No.4

>> 3 何をするにも一緒の4人。
本当に私は3人が大好きだった。

ある日の夜家でくつろいでいたら、携帯が鳴った。

画面をみたら、メイだった。

あこ「はいはーい。どうしたぁ?」

「・・・」

あこ「?・・・メイ?」
「・・・グスン」

(ん?泣いてる?)

あこ「メイ?何かあった?」

「ヒック・・・うっ」

メイはただ泣いてる。

No.5

>> 4 瞬間的にただ事ではないと確信した。

「何があった?」

「・・・」

もう電話じゃ話にならん。

「お前今どこにいんだよ?行くから、場所言って。」

「・・・○公園」

(○公園って、学校の近くじゃねぇか。)


なんでそんなところにいんだ?

不思議だったが、私はメイに「わかった。今から行くから待ってろ」

と言って、上着を来てタバコに火をつけ、原チャリでその場所まで急いだ。

○公園に付くなり、すぐにメイを見つける事が出来た。

No.6

>> 5 ただ、いるのはメイだけではなかった。

リエだ。

(なにしてんだ?)
と思いながらも、二人に近づく。

「おい、なにしてんの?なんでリエもいるの?」と話しかけた。

するとメイは

「リエに裏切られた。」
(は?意味わかんねー)
「どうゆう事?」
と聞くと、メイは泣きながら説明し始めた。

(なるほど。そうゆう事か)
一通りの内容はわかった。

リエはメイの男に好意を持っていたらしく、男にあることないことを吹き掛け、近づいてたらしい。
それだけじゃなく体の関係もあったらしく、それが何かのきっかけでメイが知ってしまった。って事みたいだ。

No.7

>> 6 リエは顔が可愛く、性格も良くて男女問わずモテル子だ。メイはそんなリエをいつも憧れの眼差しで見てた。

でも誰にも見せてないリエの本性が今日暴かれようとしていた。


私はリエに「ほんとなの?今の話」

と聞くと信じられない言葉がリエの口から出てきた。

リエ「だってぇ、正直メイと釣り合ってないじゃん?それに、向こうもリエの事好きって言ってるんだよ?何が悪いの?」

(は?なにこいつ。これいつも一緒にいたリエなの?)
と返す言葉も見つからず、唖然としてしまった。それでもリエはベラベラ話してくる。

リエ「しかも、最初に手出してきたのは向こうだよ。メイってマグロなんでしょ?つまんないって言ってたよ?」

No.8

>> 7 メイの方をチラッと見た。ただ俯いてる。

私はメイに「そんな男このバカ女にやったら?」
リエはバカ女と言われた事に腹を立て、私の肩を掴み「てめぇ、何様だよ」と一言。

私はその言葉で完全にスイッチが入った。

「お前こそ何なんだよ。早くどっか消えろよ。あたしはお前に会いに来たんじゃねんだよ。」


リエはまだキーキー言ってる。

メイは「もういい」と言ってきたから、メイをケツに乗せとりあえず家に上げた。

No.9

>> 8 メイは何故かすっきりした顔をしている。

「あこ、ありがとう」

「え?なんもしてないけど?」


「あこが怒ったの初めて見たかも。ほんとありがとう」

「(お礼言われることなのかな?まぁいいや)うん」

「明日からリエとどんな顔して会えばいんだろう」とメイがいってきた。

「んなの、普通でいいだろ。別に気にしなきゃいいんじゃん?あともうあの男とは関わんなよ」とだけ言っといた。

それから数日間はリエからの嫌がらせ的な事が続いたらしいが、気にせずいつもと変わらない日を送り続けた。

No.10

>> 9 そんな日々を送っていたら、回りは受験モードに入っていった。

メイは高校には行きたいと勉強に励むようになり、だんだん遊ぶ回数も減っていった。

私は高校はいかないで働くつもりでいたが、親が高校だけは出てほしいとうるさかったから、軽い気持ちで公立高校を受けた。

メイは志望していた高校に受かり、私は公立高校には落ちて私立に行く事になった。

高校に入ると、やっぱり高校の友達と遊ぶ事が多くなり、あまりメイとは遊んだりしなかったが、まぁそれはそれでお互い気にしてなかった。

No.11

>> 10 ー出会いー


私は高校に入ってもたいして変わらない生活をしていた。

17の時、ガソリンスタンドでバイトをする事にした。


面接を終え、「じゃあ明日からお願いします。制服は明日渡すから」

よし頑張るか。

次の日学校が終わり、スタンドへ直行。
外には男が二人暇そうに立っていた。

「すみません、今日からバイトさせて頂くんですが」

すると、少しぽっちゃりした人が案内してくれた。

自分でもびっくりした。

一瞬で恋に落ちた。
一目惚れだ。

痩せてるわけでもないし、身長も低い。でも魅力を感じ好きになってしまった。

No.12

>> 11 その日を境に、生活を変えようと思った。

日に日に好きになってゆく。

別に何か話すわけでもなく、なかが良い訳でもない。

当時私は17。彼は24。

彼女がいるかどうかもわからない。期待はしていなかったが、彼がいたからバイトが楽しくて仕方なかった。

ある日の仕事中一人の従業員F男が、「良かったら携帯教えてくんない?」と言ってきた。


「(まぁ一緒に働いてるし、携帯くらいいっか)いいっすよ」

とアドレス交換した。

そしたらA子に「あいつあこちゃんの事好きらしいよ。気を付けなよ」

「そうなんだ。わかった気を付けるよ」

そう言ってバイトを終わらせ帰った。

風呂に入りご飯を食べ、ベッドでごろごろしてたら、「ちゃらら~♪」

携帯がなった。

見たら今日交換したF男だった。

開いて見る。
《無事に帰れた?心配だからメールちょうだい》

《お疲れ様です。もう家に居ますよ。わざわざありがとうございます》

その日はそれで終わった。

No.13

>> 12 その日から、バイトが終わると必ずF男からメールが来る。

しかも日に日に内容も気持ち悪くなってきた。

ある日の夜、バイトが終わり帰り支度をしていると、これからみんなで飲みいくよとバイトの子から誘われた。

もちろんF男も、あの彼もいる。

あたしは彼ともっと仲良くなりたいと思って、参加した。

飲み会はかなり盛り上がり、お開きの時間になった。

みんな帰っていったあとで、彼が「送っていくよ」と言ってきたのだ。

あたしは緊張と嬉しさで、頭は真っ白になった。
でもこのチャンスを逃すまいと「お願いします」と一言。

後部座席に座り、彼がミラー越しに私を見ながら、
「気持ち悪くない?」


「はい大丈夫です」

車中の会話はそれだけで終わってしまい、家について車を降りるときに、「じゃあまた明日。ゆっくり休んでな。おやすみ」と言い残し、去っていった。

あたしは余韻に浸りながら、ベッドに横になっていたら、

ちゃらら~♪

携帯をとる。F男だった。

No.14

>> 13 《○○さんに送ってもらったんだって?大丈夫だった?変なことされてない?心配だよ》

(はぁ?まじなにこいつ。)


一応A子には相談はしといた。

私が休憩に入ると、そこには彼も休憩していた。

彼はあたしに「F男になんかされてんだって?まぁ何かあったら連絡してきなよ、あっ電話嫌だったらメールでもいいから」と携帯の番号とアドレスを渡してきた。

(え?いいの?え?)

と私は大パニック。

とりあえずお礼を言い受け取った。


それから何かメールを送る口実を作っては、メールしてみたりした。

そんなやりとりをしてるうちに、ある日彼から《ご飯でもごちそうするよ》とお誘いが来た。

バイトが終わり、彼の車に乗り、EXILEを聞きながら、パスタ屋さんに連れていってくれた。

お会計もすべて彼もち。

私は年上の人と付き合った事がなく、全てが初めての経験でどんどん彼に惹かれていった。

No.15

>> 14 その日からバイトの子達大勢で遊ぶ事が増えていった。


ある日、バイト後にみんなでカラオケで飲もうと言うことになり、早番の人は夜20時くらいにはカラオケ店に移動していった。

彼は『22時になったら店閉めて行くから先行ってて』と残し、仕事に戻った。

私は彼一人に仕事させるのは気が引けたし、何よりも一緒に居たいとゆう気持ちがおおきかったので、手伝いたいと申し出てみた。

「あの、私も残ります」

『え?いいよ。みんなで先に行ってきな?あとで行くから』

「いえ。手伝わしてください。駄目ですか?」

彼は少し困りながら
『ありがと。じゃあ仕事してから一緒に皆のところ行こう』

私は舞い上がり、その後も何か喋った記憶はあるが、内容は覚えてないくらい緊張していた。

No.16

>> 15 22時になり、仕事を終え、彼と一緒にカラオケに向かった。


部屋に入ると皆お酒が入り既に盛り上がっていた。

私もお酒を飲んでると、『何か,○○さんglobeが好きらしいよ』

A子が私に話してきた。

そう、私が彼を好きなことは、回りには気づかれてたのだ。

私は、本を引っ張り出し、(globeか、歌ってみよう)

と、globeの歌を入れた。
私の番になって、globeの曲が鳴り響く。

チラッと彼を見てみると、優しい顔つきで、画面を見つめてる。

一気に緊張がMAXになった。

私は歌は特別上手いわけではない。
しかもキーが高くて、歌いこなせてはいなかった。

それでも歌い終わると
『この歌いいよね。俺globe好きなんだよ』
と喜んでくれて、すごく嬉しい気持ちになった。

No.17

>> 16 そろそろ帰ろうとゆう雰囲気になった時、A子が、突然口を開いた。


『○○さん、あこが相談したい事があるみたいなんですよ。だからあこの事送ってくれません?』

私はびっくりした。
相談なんて何もない。

『いいよ。じゃみんな気をつけて帰れよ。じゃ行こっか。』

と誘われた。


(相談なんかないよ・・・)

車は走り出し、バイト先の駐車場に停車させた。

『ここでいい?相談って、なんかあった?』


(・・・どうしよう。今告白しようか。いい雰囲気だし)

「実は相談ではないんですけど、私・・・」

言葉がでない。

きっと彼は眠かったと思う。
でも緊張ではっきりしない私に、相づちを打ちながら、いつまでも付き合ってくれていた。

No.18

>> 17 (早く好きって言っちゃえよ)

時間だけが過ぎていく。

「私、○○さん尊敬してます。仕事出来るし、みんなに優しいし。」

(なに言ってんだ?好きって言いたいのに)


『ありがと。俺も、そうゆう素直な所素敵だなって思うよ。今日も仕事手伝ってくれて、本当にありがとう』


嬉しくて泣きそうになった。

『時間も遅いし、帰ろっか』


彼に送ってもらい、家に着いた。

今日はすごくドキドキしたな。

もっと彼の事知りたいな。

そう思い、眠りに着いた。

No.19

>> 18 次の日、起きて、携帯を見ると一件メールが届いていた。


どうせF男かな?と思い、開けてみると、なんと彼からだった。


《今日仕事が早く終わるから、花火でもやらない?》

(まじで?まじ?嬉しい。)

考えることもなく、《やります。楽しみにしてます》と返信。

夕方が待ち遠しかった。

夕方になり《今から迎え行くから、待ってて》

とメールが来て、緊張して待っていると、着いたよメールが。


降りていくと、車の中に私を待っている彼がいた。

「すごい楽しみです」

『俺も。乗って?』

車に乗り込み、近くの公園に行き、二人で花火をしながら、色んな話をした。


花火が終わり
『車戻ろうか?』

と言われたので、また助手席に座り、「楽しかったです。ありがとうございます」と彼を見た。


何故か、彼が真剣な顔つきで『話したいことがあるんだ』

私は、何だろうと思い、話を聞く体制に入って彼を見ていた。

No.20

>> 19 『実は、好きなんだ』

「・・・(へ?)」


『あこちゃんが初めてバイトに来た時から、気になってた。それから、話したりしてるうちに、凄く好きになってたんだ。良かったら付き合ってくれないかな?』


何が起きてるのかが全くわからない。


彼があたしを好き?
信じられない・・・


『返事は今すぐじゃなくてもいいから』

(考えることなんてない。だってあたしも好きなんだもん)

No.21

>> 20 『それじゃあ返事は今度でいいから』

(言わなきゃ、私も好きだって・・・早く・・)

彼がギアをDにする。

「あっあの、」

静かにPに戻した。

『誰か好きな人でもいる?』


「いえ、私も、ずっと・・・好きでした。」

・・・

恐る恐る彼の顔を見ると、彼は顔を真っ赤にしてる。

(あっ、この人もこんな顔するんだ。)

いつも冷静な彼。
仕事もできてみんなに頼られて、大人な彼しか見たことなかったから、新鮮な感覚になった。

『へ?本当なの?それ』

「はい。本当に好きです。こんな私で良かったら彼女になりたいです」

No.22

>> 21 少しお互い見つめあって『付き合ってくれる?』
また聞かれた。

「はい。よろしくお願いします。」


お互いに恥ずかしさもあり、帰り道は沈黙が続く。

そんな時、右手でハンドルを持ってた彼が、左手を私に出してきた。

(?)

『右手貸して・・・』

汗ばむ手を拭いた後、彼の手に手を重ねた。

彼は何も言わずに、強く握り返す。


凄く大きい手。
絶対に離すまいと、私も強く握った。

No.23

>> 22 彼との出会いは私の人生を大きく変えた。

付き合って1ヶ月の時、丁度私は修学旅行があった。

『修学旅行の前に渡したいものがある。』

と言われ、前日に会う約束をしていた。

前日になり、彼の車に乗る。
この日はあいにくの大雨で、身動きが取れず、彼の車で過ごした。

『これ、あこにしててほしい。』

取り出したのは、彼が大切にしていたというネックレスだった。

「え?いいの?」

『うん、一生会えない訳じゃないのに、寂しいよ。気をつけて行ってくるんだよ』

と言い、抱き締められた。

この時、1ヶ月付き合ってたのにも関わらず、キスもまだしてなかった。
心臓がバクバクしてるのがわかる。
車中はシーンとし、雨の降る音がしばらく響いていた。

No.24

>> 23 暫くして、彼が私の肩を持ち、離れていく。

その代わりに顔が近づいてきた。

(キスされる・・・)

この時、既に私はキスも初体験も経験はしていて、初めてではなかった。
でも、回数はこなしていない。
免疫は全くないと言っていいほど、初めてに近かった。

しかも彼は何故か凄くドキドキする。

とりあえず目を瞑ってみた。

すると、彼は唇にはキスはせず、おでこに軽くキスをしてきた。

『本当に気をつけてね。なんか心配だな~』

と言い、いつもの冷静な彼に戻っていた。

(え?あたし期待してた?恥ずかしい・・・)

彼との初めてのキスはこの日はなかった。

でも大事にされてるのがすごく嬉しかった。

No.25

>> 24 それから五日間、離ればなれで過ごした。

私は早く帰って彼に会いたい。

そればかり思ってて、せっかくの旅行があまり楽しめなかった気がしていた。

それでも、帰りの新幹線は、彼に会える嬉しさでいっぱいだった。

《今から新幹線乗って帰るよ》

《気をつけてね。待ってるよ》


そんなメールをしながら、帰宅した。


次の日、久しぶりの彼の顔を見て、気持ちが高ぶる。

「ただいま」

『おかえり、あのさ、話したいことがあるんだけど』

(・・・?)

彼は自分のロッカーから雑誌を持ってきて、私にこう話す。

『旅行行かない?』

・・・??

No.26

>> 25 私は嬉しくなり
「えっ行きたい」

『良かった。俺いい旅館見つけたから予約していいかな?』


そう言い、初めての旅行に行くことになった。

家に帰り、冷静に考えた。


(旅行って事は一夜を共にするんだよね・・)

一気に緊張してしまう。

もしかしたら、そうゆう事もあるかもしれない。
いや、1ヶ月何もしてないんだから、きっとそうゆう雰囲気になるはず。

不安がなかったわけではなかったが、必死に可愛い下着をタンスから探す。

No.27

>> 26 あれこれ、準備に追われてるうちに、その日はすぐにやってきた。

『今から迎えに行くよ。準備は出来てる?』

と電話が入る。

「うん、出来てるよ。気をつけて来てね」

暫くして、彼が到着して、一泊だとゆうのに、私は大荷物で、彼はびっくりしていた。

車に乗り込み、出発。

行きの車中ではいろんな話をして、これからどんな事があるんだろうと、わくわくしっぱなしだった。

No.28

>> 27 泊まる旅館に到着した。

すごく立派な旅館だった。
私たちはとりあえずチェックインし、荷物を置いて、観光に出掛けた。

凄く楽しくてすぐに夕食の時間になってしまったので、コンビニでお酒を買い、旅館に戻った。

そこは部屋でのご飯だったので、お酒を飲みながらご飯を食べ始める。

「えっすごいおいしいんだけど。」

『ね、ここのご飯すごい美味しいね』

そんな話をしながら、お酒が進んでいく。

彼もあたしも吹っ切れたように、どんどん酔っぱらっていった。

No.29

>> 28 『とりあえずこれくらいにして、お風呂行こっか』

顔を赤らめて言う。

お酒のせいなのか、恥ずかしさからなのかもわからず、お互いに浴衣を持ち、露天風呂に向かった。

『じゃあここで待ち合わせしよう』

「・・・うん。また後でね」

私たちは別々にお風呂に入っていく。

脱衣所で、服を脱ぎながら全身を見る。

なんだか虚しくなってくる自分がいた。

私は自分の体に自信がない。
胸も小さいし、痩せているわけでもない。

(こんな体を見て、がっかりされないかな・・・)

そう思いながら、露天風呂に入った。

暫くして、自分が持ってる下着のなかで、それなりに可愛い下着を着けて、浴衣を来て、待ち合わせた場所に向かう。

No.30

>> 29 待ち合わせの場所に着くと、彼が既に待っていた。

まだ濡れてる髪。
男の人の浴衣姿。
私を見る眼差し。


緊張が一気に来た。


(とうとうその日が来るのか)

『あこ~まだ髪濡れてるじゃん。風邪引くぞ?』

「自分も濡れてんじゃーん」

笑いながら、部屋に戻る。

『少し飲み直そうか?』
そう言い、またお酒を飲んだ。

でも明らかにさっきとは違う雰囲気が漂う。

すぐに酔っぱらってしまった。

『明日もあるし、もうそろそろ寝る?』

「・・・うん」


二枚くっついて並ぶ布団に二人で寝転んだ。


部屋は暗い。
それに加え、お酒も入ってる。

横で寝転んでる彼が、ムクッと体を起こす。

つられて私も体を起こした。

No.31

>> 30 『あこ、ごめん。酔っぱらってるけど、俺あこの事すげー好きだよ』

「・・・うん。あたしも大好きです」


何故か敬語になる。

『あこ、飲みすぎた?気分悪くない?』

頬に優しく手が延びてくる。

「はい、酔っぱらったけど、一緒に居れて幸せです」

この時不安や緊張はなくなっていた。

そんなことより、本当に彼が愛しくてたまらなかった。

『あこ・・・。ごめん俺やばいかも』


「・・・」

『キスしていい?』

「・・・はい」

彼の唇が優しく私の唇に重なる。

No.32

>> 31 優しく何度もキスをされる。

そのうち、舌も絡んでくる。

一瞬私は恥ずかしい気持ちになったが、全てを捧げる覚悟をした。

『ごめ、俺止まんなくなる』

あたしはいいよの合図に、彼を強く抱き締めた。

優しかったキスが次第に激しいキスに変わる。


お酒が入ってることも重なり、自然に息があがってくる。


布団に押し倒され、浴衣の上から胸を揉んできた。

「・・・ん」

思わず声が出る。

No.33

>> 32 彼はキスをやめることなく、帯をとり、浴衣の下から胸をさわり直す。

「ハァ・・・」

私も彼も興奮してる。

徐々に、胸を触っていた手が、下に下がってくる。と同時にキスをやめ、乳首を舐め始めた。

(やばい・・・気持ちいい)

乳首を舐めながら、パンツの上からクリ○リスをさわる。


「ん・・・あっ」

『あこ?もっと声だして。すげー可愛い』

指を入れて激しく時には優しく動かす。

「あん・・・ダメ。あっ」

力が抜けそうな位気持ちよかった。

『入れていい?』
といいながら、指は動かしてくる。

「あん・・・んっダメ。あっあん・・・お願い入れて」

『あこまじ可愛い。すげー興奮する』

と言いながら硬くなったものを私の中にゆっくり入れてきた。

No.34

>> 33 それからしばらくして、二人は絶頂に達し、いつのまにか眠りについていた。

次の日、彼より早く少し早く起きた私は、横で気持ちよさそうに寝てる彼を見て不思議な気分を味わっていた。

上半身裸で寝る彼。

(私、この人とやったんだ)

昨日の事を思いだし、すこし照れている自分がいた。

『おはよ、寝れた?』

彼が眠りから覚めて、話しかける。

「う・うん。良く眠れたよ」

二人は少し顔を赤くして、出かける準備を始めた。

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