調停離婚
今年の5月…
調停での離婚が成立しました
もし
今 調停離婚しようと考えてる方に
少しでも参考になれば
と思い、
私の調停離婚の話をしようと思いました
ゆっくり
のんびり書いて行くと思うので
見守ってやって下さい
シキ
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>> 50
手紙を見る事は分かっていたから
必要な事だけを紙に残した。
でも…最後の一行だけは 気持ちが高ぶっていたのか 今までの気持ちを素直にぶつけてしまっていた
留守電を聞いた後
速攻 消去
着歴も消去
消去してもしても
直ぐに いっぱいになる着歴
どんなに かけとこようが私は姑からの電話には出たくなかった
電話に出て責め立てられるのは目に見えて分かっている事
5分10分置きに鳴る姑からの電話
これじゃぁ 私の携帯じゃなく姑専用の携帯みたい…
いくらマナーモードにしてるとは言え、
息子が寝ているからバイブの音はチャント聞こえる
また鳴ってる…
ため息混じりに携帯を見ると
旦那からの電話だった
>> 51
「はい…」
旦那「メールしたけど…出ていったんやな…おかんから電話かかってきたわ。うざいんや」
「うざいったって自分の親でしょ❗自分で片付けなっ‼
私の方にも電話凄いから、かけないでって言っといて。
かけてきても出る気はないから」
旦那「もう一度 今晩話をしよう。おかんも一緒に。
一度 帰ってきて」
その言葉にムカッとして言い返した
「あなたの お母さんと一緒に何を話すの❓
今まで散々 話をしたでしょ‼
自分が別居を選んだのに、今更 何の話をするの⁉
お母さんと話し合いして、また私が責められるのが分からないの⁉
帰る気もないし
あなたのお母さんと話し合う気もないから‼」
そう言って
旦那が話し出したのをムシして電話を切った
旦那が姑に言ってくれたのか、
姑からの電話は無くなった
今更 何⁉
アホじゃない⁉
話する事なんて もうないのに‼
姑から私を守る事すら出来ない人が‼
イライラしながら運転していた
>> 52
段々と冷静さを取り戻した私
スヤスヤと息子の寝息が聞こえる
この数日
慌ただしかったからな…
変な緊張感で息子も疲れたんだろうな…
ルームミラーから息子の寝顔を見た
そういえば…
別居する事になったけど、旦那は一言も子供の事は口にしなかったな…
いきなりの事で
子供の事を言う余裕がなかったんやろか…
ま、子供が居ない生活の方が旦那にはイイのかもっ
熱帯魚にエサあげすぎただけで怒り出すし
自分のコレクション触られなくてイイし
パチンコもゲームもやり放題だしね
見たいテレビも邪魔されずに見れるだろうし…
たいして一緒に居る事も無かったから
寂しくないだろうし
息子が寝ている車内は 静かで一人の空間が出来上がる
その空間の中
私は 今までの結婚生活を振り返ってみた
>> 54
結婚して幸せだったんだろうか…
ママゴトみたいな新婚生活からスタートして…
朝 起きて好きな人が隣に居る
ご飯食べる時も
テレビ見る時も
寝る時も……
いつもいつも好きな人が側に居る生活
幸せだったんだと思う
幸せって気付かない時が一番幸せな時なのかもしれない
でも………
旦那の浮気発覚後から
目に見えないスピードで
徐々に徐々に心が壊れて
信頼感がなくなってしまったんだろうな
あの時は、
まだ息子が赤ちゃんで…
初めての子育てで…
何で息子が泣いてるのか分からなくて…
右も左も分からず
ただガムシャラに子育てをしていた
そんな中での浮気発覚
本当 悲しかったなぁ…
旦那の怪しい行動
寝言で私の知らない女の人の名前を言っていた旦那…
怪しすぎて携帯を見てしまって浮気発覚❗
見なきゃ良かったんだろうか?
知らないまま生活しとけば良かったんだろうか?
>> 55
そういえば
島田紳助さんが言ってたな…
絶対 旦那や彼氏の携帯を見たらアカン
イイ事なんてないから
って。
その通りだな~
紳助さん凄い‼
一度 携帯を見てしまったら
不信感が沸いてきて
また見てしまう…
何度でも
何度でも…
その結果
私が得た物…
出会い系に
援交発覚かぁ…
悲しくて憎くて
悔しくて悲しくて…
知らないまま生活してたら
幸せなままで要られたのかもしれない
例え、
幸せなまま生活出来たとしても
私は知って良かったと思う。
旦那には悪いことしたけど
携帯を見て良かったと思う。
ボーッと考えてたら
気付くと実家周辺の見慣れた町並み
早かった…
4時間弱の道のりが
とてつもなく早く感じた
- << 59 「ただいま~🎵」 上機嫌な息子の声 「おかえり~」 と膝をつき、両手を広げてる父 バタバタと靴を脱ぎ、父の胸めがけてダイビングする息子 やっと帰ってこれたんだ… 大きな ため息が出た 父と少し話をして 私は また息子とお風呂に直行 やっぱり 湯船は気持ちイイ 気兼ねせず入れる お風呂は本当に気持ちがイイ 気持ちが楽になったせいか、 息子とキャーキャー言いながら ドタバタ音をさせながら お風呂タイムを楽しんだ お風呂から出た私に父は 「お疲れさん。肉焼いてるからな」 冷蔵庫には冷えた🍺 「ありがとう。」 一言そう言い 冷えた🍺をグイッと飲んだ。 飲みながら、父と一緒にホットプレートで お肉・野菜を焼いた 息子は… 相変わらず父にベッタリ たった数日 会わなかっただけなのに これでもか❗ って位 父に話しかける息子 それを楽しそうに うなずきながら聞いている父 ここには 私の居場所がある… そう思えた
>> 56
そういえば
島田紳助さんが言ってたな…
絶対 旦那や彼氏の携帯を見たらアカン
イイ事なんてないから
って。
その通りだな~
紳助さ…
「ただいま~🎵」
上機嫌な息子の声
「おかえり~」
と膝をつき、両手を広げてる父
バタバタと靴を脱ぎ、父の胸めがけてダイビングする息子
やっと帰ってこれたんだ…
大きな ため息が出た
父と少し話をして
私は また息子とお風呂に直行
やっぱり
湯船は気持ちイイ
気兼ねせず入れる お風呂は本当に気持ちがイイ
気持ちが楽になったせいか、
息子とキャーキャー言いながら
ドタバタ音をさせながら お風呂タイムを楽しんだ
お風呂から出た私に父は
「お疲れさん。肉焼いてるからな」
冷蔵庫には冷えた🍺
「ありがとう。」
一言そう言い
冷えた🍺をグイッと飲んだ。
飲みながら、父と一緒にホットプレートで お肉・野菜を焼いた
息子は…
相変わらず父にベッタリ
たった数日 会わなかっただけなのに
これでもか❗
って位 父に話しかける息子
それを楽しそうに
うなずきながら聞いている父
ここには
私の居場所がある…
そう思えた
>> 60
父と妹に
おじいちゃんに挨拶してきた事
旦那が生活費として
毎月7万円振り込んでくれること
出世に響くからとの理由で離婚ではなく別居する事になった事を話た
それを聞いた父と妹は、
声をそろえるかの様に
「しばらく ゆっくりしときな」
そう言ってくれた
その言葉が本当に嬉しくて
久々に安心できた
安心感と共に
今から自分がどうすべきか考える…
仕事 探さないと❗
その前に、息子の幼稚園を探さなくては‼
保育所に入れる事も考えたけど、
先に仕事を見つけないと保育所には入れない
それに
幼稚園より保育所の方が高いと思ったからだ
って言うのも
旦那と住んでた所は
保育所が月に3~4万で
幼稚園が月に1万以下だったからだ
今日は疲れた…
幼稚園探しは明日からしよう
そう決めて布団に入った
>> 61
次の日から幼稚園探しが始まった
でも…
今日は日曜日…
とりあえず電話帳で幼稚園を探す
電話帳にはチャント住所も書いてある…
でも…
私は実家がある県に住んでたのは2年チョット
全くと言っていい程
地理が分からない
父や妹に
この幼稚園は 🏠から近いのか遠いのか聞きながら
いくつか幼稚園を絞り出した
幸いな事に
実家には住宅地図があった
地図を見ると
実家から近い幼稚園が2ヶ所
ついでに保育所を見てみると 近くに1ヶ所あった
日曜日と言う事もあって
歩いて幼稚園を見に行く事にした
1ヶ所の幼稚園と保育所は実家から歩いて5分程の距離だった
もう1ヶ所も わりと近く歩いて10分弱の場所にあった
日曜日なのに幼稚園は開いていた
楽しそうな園児達の声が聞こえてた
日曜日だけど、
幼稚園が開いていた為 帰ってから時間を見計らって電話をかける事にした
今は4月…
園児の募集してるだろうか不安になりながら電話をかけた
>> 65
また数日後
もう1ヶ所の幼稚園を見学に行った
新しい幼稚園の様で建物は凄くキレイだった
しばらく部屋で待たされていたら
園長先生にしては若い40過ぎくらいの先生が 沢山の書類を持って入ってきた
事務の仕事の人かな~
と思っていたら
「初めまして
登園の園長です」
と挨拶された
あっ❗電話の声と一緒…
あの感じの悪い園長かぁ…
園内の見学はさせてもらえず、
いきなり園での教育方針を話し出した
正直、
私には教育方針など
どうでも良かった。
入園金
制服代
授業料
いくらくらいかかるのかが知りたかった
延々と話してる園長先生
隣で息子が アクビをしだした
それを見た園長先生
「あらあら ごめんね~
つまらなかったら外に滑り台やブランコあるから遊んできてイイよ」
と…
はっ⁉
この雨の中 外で遊んできてイイって…
土砂降りの雨の中で…
何を考えてるのかと不思議に思った
>> 67
聞いてビックリ‼😱
最初に見学に行った幼稚園より遥かに高いっ‼
入園金は もちろんの事、全てにおいて高いっ‼
高すぎる…
どうしよう…
そんな莫大な金額、
今の私には払えない…
貯金もゼロ…
お金は全て旦那が管理していたから
私は無一文で帰ってきた…
パンフレットをもらい
実家に帰り 父に話をした
どうやら、
実家がある県は公立の幼稚園がないらしい…
幼稚園と言えば私立
公立を探そうと思っても、公立の幼稚園は無い
公立は、保育園だけらしい…
父と話した結果
保育園にも あたってみる事にした
直ぐに保育園に電話をしてみたが、
保育園は市役所に行かないと入れないとの事
今日は時間も遅かった為に
また後日 市役所に行く事にした
>> 69
頭の中が ごちゃごちゃして
多少パニックなのを整理しながら
父と妹に話をした
幼稚園は私立しかなく高い事
入園金や制服代を払うお金が無い事
保育園は先に仕事を見付けてからじゃないと入れないこと
なかなかと仕事が見つからなく
仕事を見付けてから保育園に入れるとなると
いつ仕事が決まるかによって
息子が 段々と幼稚園に行きたくなくなるんじゃないか
今の気持ちや考えを話した
妹は
仕事を見付けてから保育園に入れたらイイ
変な話
幼稚園も保育園も入れなくて
小学校からでイイんじゃない?
父は
入園金や制服代 出してあげるから
早めに幼稚園入れてから
ゆっくりと仕事を探せばイイ
小学校になるまで待ってたら
学校も行きたくなくなるから
二人とも意見は違ったけど
私の事を気遣って妹は言ったのかもしれない…
私は父の意見に甘えることにした
>> 70
早速 次の日
最初に行った幼稚園に電話をかけた
今の家庭の事情を話
途中からの入園と言うことで
入園金3万の所、1万にしてもらい
制服や指定鞄など貸してもらえる事になった
それからバタバタと幼稚園の準備をし、
幼稚園に通いだしたのは5月のゴールデンウィーク明けからだった
幼稚園が決まった事で一つ問題が片付いた事に
ホッとするのも つかの間
息子が
「幼稚園に行きたくない」
と言い出した
途中からの入園だし
聞き慣れない方言もあり
なかなか幼稚園に馴染めないのかと思っていたが、
良く良く話を聞くと
幼稚園の給食の時間がイヤな様だ…
息子は好き嫌いが余りなく
わりと何でも食べるはずなのに何故??
そう疑問に思っていた
「お家のご飯と味が違うから給食は美味しくない」
そう息子は言った
給食より
私の作る ご飯の方が美味しい…
そう言ってくれるのは単純に嬉しかった
>> 72
それからは給食がイヤだと泣くことも無くなった
毎日 楽しそうに幼稚園に行く息子
そんな息子とは逆に
仕事が見付からない私
毎月
旦那から送ってくる生活費7万
幼稚園のお金に携帯代・駐車場代
全ての支払いを終わらせて
手元に残る お金は
1万5千円
当然 その お金だけでは生活出来ず
父が毎月 いくらかくれる
仕事が決まっていない私は主婦業をしていた
食欲旺盛な父…
とても60歳過ぎの人の食生活とは思えないくらいの食欲
晩酌しながら
酒の肴をつまむ父
たらふく食べて飲んだのに…
シメに
インスタントラーメン2袋ペロリ…
呆気にとられながら
それを毎日の様に見てる私
父は
「お前が帰ってきてから5キロ太ったわ~
アハハ~」
と笑っていた
違うと思うんだけどな~
父さんが食べすぎなだけだと思うんだけど…
ま、
住まわせてもらってるから大人しくしとこう…
>> 74
6月末…
求人雑誌を見ていると
🏠から歩いて5分チョットの場所にあるコンビニが募集を出していた
幼稚園にも近く、
場所的には最高だった
朝の7時~10時まで
たったの3時間
それでも
🏠からも幼稚園からも近いコンビニは
魅力的だった
問題は
朝の7時から…
幼稚園は8時半~登園
いくら幼稚園が🏠から近く、
いつも歩いて行ってるから道を覚えてるとしても
5歳の子供が
一人で幼稚園へ行く支度をして
鍵を閉めて歩いていくには無理がある…
父と妹に協力してもらわないと働けない…
仕事から帰ってくるのを待ってられず
父と妹に電話をした
先に出たのは妹だった
近くのコンビニが募集してる事
勤務時間
幼稚園の事を一気に話した
妹は
「協力出来るから早く電話してイイよ」
快く そう言ってくれた
早速コンビニに電話をしてみた
>> 75
ドキドキしながら
お店の人が出るのを待つ…
感じの良い男の人が出た
その人が 直ぐに店長さんだと分かった
よっぽど大変なのか
面接は
『次の日の10時55分頃に』
と言われた
中途半端な変な時間だとは思ったけど
何の予定もないので
直ぐに お願いした
急いで履歴書を買いに行った
履歴書なんて書くのは何年ぶりだろう…
履歴書を前に手が震えて字が思うように書けなかった
納得のいく字を書く事が出来なかった為
もう一枚 書き直しをした
履歴書を書き終え
妹にメールを入れた
『ありがとう
面接 明日になったから』
と
仕事中の父にもメールを入れた
コンビニに募集が出ていて
明日 面接に行く事を伝えたかったからだ
父と妹から
『良かったね』
と返事が来た
まだ面接もしてないのに
受かった気で居る私は興奮して
なかなか寝付けなかった
>> 78
『いらっしゃいませ
こんにちは』
いつも聞き慣れた店員さんの挨拶に
ビクッとしてしまう自分がいた
「すいません。
面接に来た○○と言いますが
店員さん いらっしゃいますか❓」
久々に味わう緊張感に顔が強ばる…
店員さんが居る場所に通してくれ面接が始まる
話しやすい店員さんで
緊張感が心地よい緊張に変わっていった
面接と言いつつ
殆ど世間話…
🏠に帰った頃には
余裕で1時間過ぎていた
面接って普通 長くても15分くらいじゃないのかな❓❓
1時間も店員さんと世間話してたんだぁ…
良かったんだろうか??
考え込んでいたら
知らない番号から電話がかかってきた
電話に出ると
コンビニの店員さんからだった
合格と言うことで
初日の時間と日にちを伝えるための電話だった
もちろん その後に父と妹にメールを入れた
>> 79
私が面接した数日前に面接した人の練習期間中らしく
7月の第二週から私は働く事になった
その日の晩
旦那から電話がかかってきた
「はい何の用事❓」
旦那に愛情がない私は
無愛想に だるそうに電話に出た
どうでもイイ内容の世間話をしてくる旦那
興味がない私
「世間話するだけなら電話かけてこないで。
何の用事なの⁉」
半分イライラしながら そう言ってしまった
旦那「二人とも居なくなって二人の有り難みが分かった。
俺 変わったから
帰ってきて欲しい。
三人で暮らそう」
「何が どう変わったの❓
人って そんなたった数ヶ月で簡単に変わること出来ないんじゃない⁉
私は もう二度と一緒に暮らしたくない
早く離婚してもらいたいんだけど。」
旦那「三人で暮らせる様に お金貯めて
🏠借りるから」
「家のローンどうすんの⁉」
旦那「払うよ」
払いながら
家も借りると言う旦那
そんな夢みたいなアホな事ばっかり言う旦那
>> 80
「夢を持つのはイイ事だと思うけど
もっと ちゃんと地に足つけて考えな。
家のローン払いながら
🏠を借りるなんて
普通の給料じゃ無理な話でしょ」
そう言い電話を切った
旦那は また三人で暮らしたいらしい
でも離婚を決めて出てきた私には
これからの生活が楽しみでしかたがなかった
新しい環境の中での
新しい生活
やっと少しずつだけど
前を向いて歩いてる
女って本当に強いと思う。
ただ単に旦那が弱いのか
男が弱いのか…
当たり前の事が当たり前じゃなくなって初めて気付く
当たり前だった事が幸せに思える
当たり前だった事に感謝する
当たり前だと感じていた事は
当たり前じゃない
今更 私は帰らない
それから再々度
旦那から電話がかかってきた
>> 82
息子は嫌嫌ながらも旦那からかかってきた電話は出るようになってくれた。
一言二言話したら
私に電話をくれる息子
「話し終わったんだと」
そう いつも旦那に言っていた私
電話を変わっても
私には話すことがない
ただ ひたすら旦那の愚痴を聞くだけ
だいたい いつも同じことを言う旦那
「三人で また一緒に住もう」
「俺は もう変わったから」
「二人が居ないと淋しいんや」
「全部 俺が悪かったんだ」
全てが今更の事
今更反省して言っても後の祭り…
女々しい…
まさしく この言葉がピッタリくる旦那
呆れながらも相手をする私
相手をするって言うより
自殺でもしそうな感じの弱々しい話し方に
私のせいで自殺されたら困る
そんな思いから
旦那の愚痴を聞いていた
時々 励ましたりして…
>> 83
励ましながらも
私は いつも同じことを言っていた
早く離婚して
と。
自分で 分からなくなる
私は優しいのか
冷たい人間なのか
そんな日々の中
あっという間にコンビニ初日
この日の何日か前から
息子に仕事に行く事になった事を話したが
息子には まだ少し理解するのは難しかったようだ
「朝早くお仕事行くけど、帰りの幼稚園のお迎えは行くからね。
朝はMちゃん(妹)と幼稚園行くんだよ
パパの所に帰りたい❓」
息子「帰りたくない」
「帰りたくなかったら、一緒に頑張ろう。
私は 頑張って お仕事してくるから
頑張って幼稚園行こうね」
息子「うん」
そう言ってくれた
コンビニ初日…
この日は研修期間中と言うことで
勤務時間は10時から2時間程度だった
>> 84
6年ぶりに働く
緊張よりも働ける事が嬉しくて楽しかった
研修期間が1週間ほどで終わり
朝の7時からシフトが組まれた
もちろん お客さんの中には男の人も居て
話す機会もあり
楽しくて楽しくて仕方なかった
旦那以外の異性と話すことも無かったから
些細な会話が本当に楽しく思えた
仕事は楽しかったけど
息子を朝
「いってらっしゃい」
と見送る事が出来ず
少し淋しかったけど
幼稚園に行く前に
妹と
「いってきます」
を言いにコンビニに寄ってくれるのも嬉しかった
それが毎日の日課になり
充実した日々が続いた
1ヶ月が過ぎ
2ヶ月が過ぎ…
だいぶコンビニの仕事にも慣れだした頃
余裕が出てきたのか
他のバイトさんとも話す事が多くなった
>> 85
旦那とは相変わらず離婚の話は平行線
「養育費の事も決めてないのに離婚は出来ない」
それが旦那の言い分であり
逃げであったと思う。
私は、養育費も要らないから早く離婚しと欲しかったが
旦那は納得してくれなかった…
ある日
コンビニで夜中働いてる男の子と朝 一緒に仕事をする機会があった
話しやすく面白い人だった
その人が
「こないだパチンコで2万 勝った」
と嬉しそうに話していた
私も昔 パチンコしてたから
自然とパチンコ話をしていた
パチンコの話で盛り上がると
久々にパチンコに行きたくなり
その人に この周辺のパチンコ屋さんを教えてもらった…
「なんなら一緒に行く❓」
と誘ってくれた
>> 89
パチンコ以外にも
メールのやり取りが増えた
その人は
何でもオープンに話してくれ
それに対し
私も自分の事を話す様になった
息子の事や別居中の事を…
誰かに話せるって
凄く気持ちが楽になる
私にとって
結婚して初めて出来た異性の友達だった
一緒にパチンコ行ったり
毎日の様にメールのやり取りをしたりで
日々の楽しさが倍増した
同居してる時
作り笑顔しか出来なくなってた
心から笑えなくなってた
苦しくて辛くて泣いてばかり居た…
そんな日々が嘘だったかの様に
私は徐々に自分を取り戻していった
どんな時でも
超プラス思考(笑)
どんな時でも
元気に笑っていられる
それが私だ
忘れていた自分…
懐かしい自分…
少しずつ自分自身を思い出しながら…
そんな私の変化を
父と妹は優しく見守っていてくれた
>> 90
「最近よく笑う様になったな~」
何気なく父が そう言った
「そうかな…
自分じゃ分からないけど 最近毎日が楽しいんだ。
働きにも行けるし
バイト先に友達も出来たしね」
父「帰ってきてくれて良かったわ。
向こうに住んでる時は気になって心配してたけど
帰ってきたら毎日 顔見れるから心配しなくて良くなったわ」
安心した顔で そう言っていた
父は頭の固い人で
ギャンブルする人やタバコを吸う人を極端に嫌う
そんな父に
時々 パチンコ行ってる事は話せなかったが、
妹には
バイト先で知り合った友達と
時々パチンコに行ってる事を話した
妹には
「友達が出来て良かったね。
でもパチンコは程ほどに…」
と言われた…
元々
飽きっぽい私は、
さほどパチンコにハマる事は無かった。
>> 92
『勝ちだからイイよ
いつ行く❓』
冗談で言ったのに、返事の内容が嬉しかった
飲みに行くとしても
息子を父や妹に預けてまでは行きたくないし
行くなら息子も当然 一緒…
その事を伝えると
行きつけの居酒屋があるから
子供が居てもイイよ
と言ってくれた
メールする度
バイト先で会う度に
いつ飲みに行くか…
その話しばっかりしていた
飲みに行く日が決まった時
もう一人 バイト先で仲良くなった人にも声をかけた
37歳の女の人で
お喋り好きな姉御肌タイプの人だ
見ていて疲れるくらい
本当に よく喋る…
飲みに行く時間と場所を決めた
幼稚園から帰ってきた息子に
バイト先の友達と一緒に
ご飯を食べに行く事を話した
もちろん息子も一緒に
父と妹にも話をした
「友達が出来て良かったね。
久しぶりに楽しんでおいで。
なんなら子守しようか❓」
と父は行ってくれたけど それは断った
って言うのも
バイトを初めてから息子と会えない時間が有り
バイトや幼稚園が無い時は一緒に居たかったからだ
息子は幼稚園から帰ってくる度に
「後 何回寝たら ご飯食べに行くの❓」
余程 楽しみにしている様だった
旦那と生活してる時には殆ど外食をした事がなかった
給料が15、6万しかなく🏠を建てた為に
ローンで大変だったのかもしれない…
前の幼稚園は
毎日 お弁当だった
その お弁当を作る材料がなく何度 幼稚園を休ませたり早退させた事か…
給料日の1週間前や最悪10日前は
毎日 フリカケご飯だった事も多々あった
私と息子が
毎日 朝昼晩 フリカケご飯だったのに対し
旦那は外食…
『お金ないからフリカケご飯しかない』
とメールをすると
旦那は いつも外食して帰ってきてた
そんな生活をしていたから
息子は外食を楽しみにしていたのだと思う
>> 94
そんな旦那に
「お弁当が作れないから幼稚園休ませた。
外食するお金があるなら
息子のお弁当作る材料費ちょうだい」
と言った事があるけど
旦那は いつも不機嫌になり
「金ないわ」
と言いながら千円しかくれなかった
千円で給料日までの1週間、10日間のお弁当を作るのには無理があった…
私が働いてなかった為
養ってもらってる気持ちが強く
お金に関しては
なかなか口に出して言えなかった
何度か父に頼んで
お金を借りた事もあった
その事を旦那に言っても
無反応だった…
結婚して旦那が居るのに父親にお金を借りなきゃいけない気持ち…
情けなかったなぁ…
今 思えば
ボーナスもあったはずなのに
何故そんなに お金がなかったんだろう
と疑問に思う。
頭金なしに🏠を建てたから
ローン払いだったんだろうか❓❓
🏠の事に関して全く分からないから
何とも言えないけど…
そういえば
「離婚したら扶養が無くなるから給料が減る」
って言ってたな~
全てが今更の事なんだけど…
>> 95
数日が過ぎ飲みに行く日…
朝からハイテンションな息子
本当に楽しみにしてたんだな~
何度も何度も
「まだ行かないの❓」
とせがむ息子
私も待ち遠しく 飲みに行く時間までが凄く長く感じた
待ち合わせの時間は4時半
お酒を飲むから息子と歩いて街まで行った
思ったより近かった為 4時半より早くに着いた
息子と街まで来たのは初めてだったから
待ち合わせの時間まで街をブラブラしながら時間を潰していた
時計を見ると4時半が過ぎていたから
急いで待ち合わせの場所に行ったが誰も来ていなかった…
一瞬
からかわれたのだろうか❓
そう頭をよぎったが
連絡してみる事にした
いくら電話を鳴らしても一向に出てくれる気配がなかった
益々 からかわれたのか❓
と言う思いが募ったが
5時まで待つことにした
それまで待って来なかったら帰るつもりでいた
>> 96
息子とベンチに座り二人で遊んでいると
チリンチリン
自転車のベルの音が…
振り向くと
申し訳なさそうに
「ごめん。出掛けにチャリがパンクして直してたから」
頭をかきながら苦笑していた
「お兄ちゃんの自転車❓」
興味津々に聞く息子
私が自転車を持っていないから
大人の自転車が珍しい様だった
「僕の自転車よりタイヤが大きい~」
そうハシャグ息子に
「乗ってみる❓」
自転車を止め
息子を軽々と抱き抱え自転車に乗せてくれた
全く足も手も届かず怖がる息子を見ながら
私とその人(田中くん)はケラケラ笑った
自転車から降りた後もペダルを回してみたり
タイヤを触ってみたり
自転車の回りから離れようとせず
「お兄ちゃん お兄ちゃん…」
と何やら一生懸命に話す息子に
田中くんは優しい笑みを浮かべながら相手をしてくれていた
>> 97
「そう言えば、もう一人は❓」
もう一人 と言うのは
お喋り好きな37歳の主婦…阿倍さん
「仕事が終わらないらしくて後から合流するってよ。
先に初めてといてイイって連絡あったわ」
田中くんは そう言うと
息子をサドルに乗せ
ゆっくりと居酒屋の方に歩き出した
お店の前に着き時計を見ると
まだ5時5分前だった
普通 居酒屋は5時からじゃなかったっけ❓
田中くんは時間など気にせず
‘準備中’
の札がかかってある扉を勢いよく開けた
‘いらっしゃいませ’
の声のかわりに
従業員が一斉に こちらを見た
やっぱり まだ早かったんじゃ…
「ママ~
もう大丈夫❓」
「あら~久しぶりやね~で何人❓」
「子供1人と大人2人で後から1人 合流するわ」
「久しぶりの顔だからオッケーよ」
ママさんは席に案内してくれた
「最近は余り来てないけど、前は よく来ててさ。
ここの料理が一番うまいんだよ。
あっ、ママ ホッケいける❓❓」
バイト先では見たことのない顔でママと話す田中くん
「ここのホッケしか食べないんだよね。
他の店のは 不味くて」
>> 98
そう笑いながら
次々 注文していた
先に飲み物が運ばれてきて3人で乾杯をした
私の隣に座っていた息子が私の耳に口を近づけ
「お兄ちゃんの隣に座りたい」
通路に面した座敷で
田中くんは私と息子を気遣い壁側に座らせてくれたのに
息子はどうしても通路側に座った田中くんの隣に座りたいみたいだった
「お兄ちゃんに聞いてごらん」
私が そう言うと息子は恥ずかしそうに小さな声で
「お兄ちゃんの隣に座ってイイですか❓」
「イイよ」
笑顔で答えてくれたのが凄く嬉しかったのか
その後 田中くんにベッタリ
料理も運ばれてきて
自然と飲む量も進んでいた
そんな中
「お疲れ~」
阿倍さん登場✨
さっそくメニューを開き
自分の飲み物と食べたい物を注文していた
飲み物が来るまでの少しの時間から
阿倍さん得意なマシンガントーク炸裂‼
本当に よく喋るし
口調が早い💦
早くて ついていけない事も多々あり…
そんなマシンガントークが
息子にとっては子守唄の様に聞こえたのか
田中くんの膝で熟睡してしまっていた
>> 99
「足 痛くない❓
こっちで寝させるよ」
「軽いから全然 平気だわ。
可愛いから このまま寝かしとくよ」
私の問いかけに
嫌な顔ひとつせず そう言ってくれた
「足が 痛くなったら言ってね」
一言 そう言い
田中くんに甘えることにした
相変わらずのマシンガントークを聞きながら
私はトイレに行くタイミングをうかがっていた
うぅ~いい加減トイレに行きたい…
ソワソワしながら話の区切りを待っていた
阿倍さんが飲み物を口に運ぶ瞬間…
「ちょっと おトイレ」
やっと席を立つ事が出来た
マシンガントークに少し疲れたのもあり
トイレで しばらく羽を伸ばしていた
ふぅ~
本当 よく喋るな~
田中くんも会話に ついていってるし…
私は ちょっと休憩だ
でも
余り長いことトイレに居たら心配かけるし…
行くしかないか💦
気合いを入れ
席へと戻った
- << 101 席へ戻ると 何やらニヤニヤしながら私を見る二人… 「えっ❓何…❓」 不思議がる私に 益々ニヤニヤする二人 何だろ?? ま、いっか 何も言わない気持ち悪い二人を横目に ビールを飲んでいた すると ニヤニヤした阿倍さんが 「田中くんね、恭子ちゃん(私)の事が好きなんだって」 そう言い出した 一瞬 ドキッとしたけど 飲んでる席でのアルコールが入った状態での会話… 「またまた~ お酒の飲みすぎですよ。冗談言わないでくださいよ」 私は軽く流したつもりだったが 私の横で二人は いつから好きだったの? どこに 惚れたの?など… 会話を続けていた 居酒屋だったのが良かった。 周りの声でザワザワガヤガヤしていたから 私は二人の会話が聞こえないふりをしながら… ボーっと飲みながら 店内を見ていた
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