調停離婚
今年の5月…
調停での離婚が成立しました
もし
今 調停離婚しようと考えてる方に
少しでも参考になれば
と思い、
私の調停離婚の話をしようと思いました
ゆっくり
のんびり書いて行くと思うので
見守ってやって下さい
シキ
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子供➡息子が一人
小学1年生
元旦那➡私の2つ上
旦那と付き合って2年
結婚して6年
同居して1年
調停離婚に至るまで
何度となく私の口から
「離婚して」
と。
その度に
聞いてるのか
聞いてないのか
曖昧な返事…
離婚したい理由…
私が我慢しきれなくなった
私自身
精神的に おかしくなっていた…
旦那の浮気に援交
同居のストレス
私の1つ下で一日中
🏠に居る義妹
パチンコ大好きで
わがままな姑
姑の口癖
『パチンコしないと生活していけない』
はぁ⁉( ̄○ ̄;)
たった1年の同居生活で
私は20キロも太った
毎日
浴びるように飲む🍺
私が居なくなれば…
子供を置いて
死んでしまえば…
そんな思いから
何度か手首を切ってしまった…
その時
息子は まだ4歳
私の血だらけの手首を見て
私がカッターで手首を切るのを見て
「やめて
やめて~」
大粒の涙を流しながら
必死に私を止めに来る息子
ハッっと我に返り
息子を抱き寄せ
「ごめんね
ごめんね…」
何度も息子に謝りながら
静かに泣いた
このままじゃ
私 ダメになる‼
今のままじゃ
自分が自分でなくなる‼
そう思い
しばらく実家に帰る事にした
ちょうど
幼稚園が春休みだったから
私の実家は県外
って行っても高速で2時間くらいかな…
私は 高速が苦手だから
いつも下道から のんびりと4時間弱かけて実家に帰る
息子は
私の父と妹が大好き💕
オモチャやお菓子を買い与える訳では ないんだけど
何でかな…❓❓
実家に着くなり
「おとうさん~」
玄関で靴を脱ぎ
直ぐ様 走って父に抱きつく息子
私が父の事を
お父さんって呼ぶから
いつの間にか息子も
おじいちゃんではなく
‘おとうさん’
と呼ぶようになってた
今でも呼び方は変わらず
‘おとうさん’ 😊
父と息子は抱きついて遊んでる
一生懸命 父に話をしてる息子
その光景を見てると
何でかな…
ほっとする(^-^)
父「下道から帰ってきたのか❓」
私「うん。疲れたから お風呂入るよ」
父「ゆっくり入っといで」
息子と二人
久々に湯船に浸かり
ゆっくりとお風呂に入った
同居してた私は
🏠で ゆっくり湯船に浸かる事がなかった
って言うのも
旦那も姑も義妹も
毎日 お風呂に入らないから
私と息子だけの為に
お風呂にお湯を溜めるのは勿体無い気がした
- << 5 「子供が学校に上がる頃 離婚して帰ってこようと思う」 私は ゆっくり父に そう言った 父と妹には前々から 旦那の浮気や援交 パチンコ大好き姑 仕事もせず毎日 🏠にいる義妹の事を話してあった 私は 自分で手首を切ってしまった事を泣きながら父と妹に話した すると父が眼鏡を外し手で目元を拭ってた 父「今すぐ帰ってこい」 妹「帰っといで」 父「同居しだしてから お前は笑わなくなった。 もう頑張る必要ないぞ。 学校に上がるまで我慢しなくてイイからもう帰ってこい」 妹「みんなで一緒に住もう」 父と妹の この言葉で私は帰る決心をした
>> 3
私&息子「いい湯だった~🎵」
父は笑いながら
「🍺冷えてるぞ」と
父は台所で晩御飯を作ってくれていた
この日の晩御飯までは覚えてないけど
台所に立つ父の姿を見ながら
私は🍺
息子はお茶を飲みながら
わーわー言ってたのを思い出す
そうこうしてると晩御飯も完成✨
香りにつられて帰ってきたのかと思うくらい グットタイミングで妹が帰ってきた
久々に みんなでご飯を食べた
ワイワイ話をしながら。
いつもは
私と息子だけの晩御飯
旦那と言うと
仕事の日は帰りが遅い為
晩御飯は一緒に食べれない
休みの日は
夕方から寝てしまうから
晩御飯は別々
姑は
仕事の日も休みの日も関係なく
閉店までパチンコに行ってるから
一緒に 晩御飯を食べる事はない
義妹は…
何をしてるのか不明
そんなんだったから
実家での みんな揃っての晩御飯は
私と息子には楽しかった
晩御飯を終え
息子と遊び出す妹
二人でギャーギャー言いながら
私と父は
ダラダラと飲みながら
世間話をしていた
>> 3
私の実家は県外
って行っても高速で2時間くらいかな…
私は 高速が苦手だから
いつも下道から のんびりと4時間弱かけて実家に帰る
…
「子供が学校に上がる頃 離婚して帰ってこようと思う」
私は
ゆっくり父に そう言った
父と妹には前々から
旦那の浮気や援交
パチンコ大好き姑
仕事もせず毎日 🏠にいる義妹の事を話してあった
私は
自分で手首を切ってしまった事を泣きながら父と妹に話した
すると父が眼鏡を外し手で目元を拭ってた
父「今すぐ帰ってこい」
妹「帰っといで」
父「同居しだしてから お前は笑わなくなった。
もう頑張る必要ないぞ。
学校に上がるまで我慢しなくてイイからもう帰ってこい」
妹「みんなで一緒に住もう」
父と妹の この言葉で私は帰る決心をした
- << 9 また4時間弱かけてチンタラ下道から🏠に帰る私と息子。 帰りの車の中では、今から帰って 何から始めようか考えてた 考えながら自分の気持ちが固まった事に 改めて気がついた まずは… 最後に旦那と話をしよう それから要らない物を捨てて荷造りしよう 不燃物のゴミの日を確認しないと そんな事 考えながら運転してると、 長い長い道のりが あっと言う間だった 🏠に着いた私と息子 急いで お風呂に入り 旦那が帰るまで少しの時間 タンスの整理を始めた 結婚して専業主婦になってから たいして自分の物 買ってないんだな~ 何て思いながら… 私一人分なら簡単に荷造りは終わる でも…… 思ってた以上に息子の荷物が多い
私も同じような状況で離婚し実家帰って5年。
今では実親が子供虐待します。
あんなに子供好きな親だと思ってたのに。
たまに遊ぶのと毎日生活を共にするのとは違う。
主さんも実親を敵に回す前に、自立して生活してください。
小学生になってからだと転校とかかわいそうだし…遅いです。
仕事の環境もあります。
実家に長居はダメです。
まだ子供が一人だからマシかもしれませんが…。
>> 5
「子供が学校に上がる頃 離婚して帰ってこようと思う」
私は
ゆっくり父に そう言った
父と妹には前々から
旦那の浮気や援交
パチンコ…
また4時間弱かけてチンタラ下道から🏠に帰る私と息子。
帰りの車の中では、今から帰って
何から始めようか考えてた
考えながら自分の気持ちが固まった事に 改めて気がついた
まずは…
最後に旦那と話をしよう
それから要らない物を捨てて荷造りしよう
不燃物のゴミの日を確認しないと
そんな事 考えながら運転してると、
長い長い道のりが あっと言う間だった
🏠に着いた私と息子
急いで お風呂に入り
旦那が帰るまで少しの時間 タンスの整理を始めた
結婚して専業主婦になってから
たいして自分の物 買ってないんだな~
何て思いながら…
私一人分なら簡単に荷造りは終わる
でも……
思ってた以上に息子の荷物が多い
まだ息子には
旦那と一緒に住まなくなる事
実家に住む事
幼稚園が変わる事は話してなかった
話したら どんな反応するか…
嫌って言うかな…
私の身勝手で息子を振り回す事になるかも…
でも、泣いてばかりいる生活より
私が毎日 笑って生活してる方が息子にはイイんじゃないかな…
もし引っ越すの嫌って言われても
私は息子を連れて帰る気持ちは変わらなかった
私の側には
いつも息子が居てくれた
ニコニコ笑う息子
心配そうに顔を覗き込む息子
泣いてると
頭を撫でながら一緒に泣いてた息子
息子には
ありがとうの気持ちが いっぱい
今日は
チョット疲れた…
運転の疲れかな…
旦那と話をするのは
明日にしよう
今日は普通に
いつもと変わらず普段通りに
そう言い聞かせ
旦那の帰りを待ってた
トントントンと階段を登ってくる足音に
あっ 帰ってきた…
ガラッと戸を開けて
「ただいま~」
と旦那。
同居中の間取りと言うと…
玄関とお風呂場は一階に
一階には姑と義妹
二階は私と息子・旦那の生活空間
幸いな事に
台所とトイレは
一階と二階にある
普通に生活するには申し分ない程の🏠
「おかえり」
と私
旦那「お父さん元気だった❓」
私「元気にしてたわ。
先に お風呂入る❓
ご飯にする❓」
と普段通りに聞く私
旦那「腹減ったから、先に飯食うわ」
と言うと 自分の部屋で着替えだす旦那
旦那のご飯の準備をする私
苦痛だ…
好きでもない人のご飯を作り
好きでもない人と一緒の空間
とりあえず
ご飯を食べ終わるまで起きてる私と息子
私が 何を思い、何を考えてるのか分からないだろうな…
「何で怒られたの❓」
と まだ泣き止まない息子が私に聞いてきた
「お仕事から帰ってきて、疲れてたんだろうね」
と なだめながら優しく息子に話してた私
息子「でも、お話したかったんだ。
お父さんとMちゃん(妹)の所に帰りたい」
寂しそうに そう話す息子
私「そうだね。帰ろうか❓」
息子「うん。明日にする❓」
私「明日は無理かな…オモチャや洋服持っていかないといけないから、じゅんびしないとね」
息子「明日 一緒に手伝うからね」
そう言うと
息子は、いつものニコニコ顔になっていた
今は 怒鳴られたから
そう思うのかもしれない…
明日 また息子と ゆっくり話そう…
息子の頭を撫でながら
その日は そのまま寝てしまっていた
- << 17 次の日 いつものように朝早く起きて 何事もなかったかの様に 旦那の弁当を作る私 まだ外が真っ暗な中 旦那は出勤。 お弁当を作り出した頃 「ありがとう」 と必ず言ってくれてたのに 今や ‘ありがとう’ の言葉の変わりに 「あ、うん」 と一言 朝の4時過ぎに起きて 眠たい目を擦りながら作る お弁当 当たり前になってしまったんだね… 私「今日は何時に帰る❓」 旦那「夕方かな」 それは都合がイイ✨ 今晩 話をしよう 「行ってらっしゃい」 と見送る私 旦那が仕事に行った後 時計を見ると 5時半過ぎ… 今 寝たら起きれなくなるな~ 洗濯したいけど まだ姑も義妹も寝てるし… ☕飲みながら 息子の寝顔を見てた あっ❗ 今のうちに少し荷物の整理でもしようかしら 思い立ったら 直ぐ行動に移す私は 朝早くから整理を始めた
>> 14
「何で怒られたの❓」
と まだ泣き止まない息子が私に聞いてきた
「お仕事から帰ってきて、疲れてたんだろうね」
と なだめながら優しく息…
次の日
いつものように朝早く起きて
何事もなかったかの様に
旦那の弁当を作る私
まだ外が真っ暗な中
旦那は出勤。
お弁当を作り出した頃
「ありがとう」
と必ず言ってくれてたのに
今や
‘ありがとう’
の言葉の変わりに
「あ、うん」
と一言
朝の4時過ぎに起きて
眠たい目を擦りながら作る お弁当
当たり前になってしまったんだね…
私「今日は何時に帰る❓」
旦那「夕方かな」
それは都合がイイ✨
今晩 話をしよう
「行ってらっしゃい」
と見送る私
旦那が仕事に行った後 時計を見ると
5時半過ぎ…
今 寝たら起きれなくなるな~
洗濯したいけど
まだ姑も義妹も寝てるし…
☕飲みながら
息子の寝顔を見てた
あっ❗
今のうちに少し荷物の整理でもしようかしら
思い立ったら 直ぐ行動に移す私は
朝早くから整理を始めた
>> 20
片付けをしていると、時間が過ぎるのも早い💦
あっという間に時計は4時を回っていた
旦那が帰る時間が近づいてきた
冷蔵庫チェック…
買い物に行かなくても
あるもので何とか出来そう
晩御飯は よしとして…
問題は この要らないものの袋の山と
衣装ケースに詰め込んだ洋服類を どうするか…
このまま置いとけば、必ず旦那の目につく…
そんな風に考える自分が
何だか悪い事をしているような変な気持ちになっていた
でも…
まっ いっか✨
何を言われようと出ていく気持ちには変わりないし…
このまま置いとこっと
衣装ケースを隅に置き
要らないものの袋の山はクローゼットに押し込んだ
このクローゼットは
旦那が開ける事は絶対ないから安心 安心
私が決めた物と言えば…
二階の壁紙とキッチンの色
キッチンの色を決める時にも、
私は赤色が好きだから
赤色にしようと言ったら
隣で聞いてた義妹が反対した
「赤 むつごくなるから、やめたら」
と。
私が二階で使うキッチン
唯一の私の場所
あなたが使うわけじゃないんだから
口出さないで‼
と思った
義妹「白にしたら❓
赤よりキレイだから」
不愉快で不機嫌な私
旦那「白に決まりな」
はいっ⁉
白ですか…
やっぱり私の意見は無視か…
何だか どうでも良くなった
たかがキッチンの色
「白でイイわ」
争うのも 面倒だし
もう好きにしてって思いから そう口に出していた
だから
壁紙も適当に選んだ
所詮 私の🏠じゃないから…
>> 30
次の日
また朝から荷物の整理を始めた
明日は不燃物の回収の日。
今日中にゴミをまとめとかないと…
息子はオモチャ箱と格闘中
子供にとって、
要るもの・要らないものに分けるのは大変な様だ…
私はというと
タンスの片付けは昨日終わったため
今日は、クローゼットの中の片付け
クローゼットを片付けたら、
もう荷造り終了になる
黙々と片付けをしだす私…
…………
……………………
しばらくして
旦那が起きてきた
「おはよう」
と私と息子
どんなに嫌いな人でも
どんな状況でも
挨拶は必ずしなさい
と育てられてきた私
息子にも そう言い育ててる私
旦那は………無言
普段なら
挨拶されたら挨拶くらいしな
って言う所だけど
私にとって
旦那は もうすでに どうでもよく
居なくてもイイ存在だったから
無言の旦那を無視し、そのまま手を休めることなく片付けをしていた
>> 31
今日は昼から出勤で晩 遅くに帰る旦那
今晩は話は無理そうだな~
なんて思いながら片付けてると
旦那「出ていくん?」
「その為に荷物してるけど」
旦那「チョット待ってくれん?」
「何を??」
旦那「出ていくの」
「何で待たないといけないの?」
旦那「まだ話終わってないから」
「昨日の晩 話してる時に逃げたの自分でしょ?」
旦那「………」
都合が悪くなると何も言わなくなる
寂しそうに肩を落とし息子の横に座る旦那
旦那「このオモチャ全部持っていくの?」
息子「要らないものは捨てるの」
旦那と息子は
そんなような会話をしていた…
出勤時間が近づき…
‘行ってらっしゃい’
と見送った…
>> 34
その日は、明日の為に早々と寝た
次の日
旦那は休みだった…
話をするには都合が良かったけど
荷物を車に運ぶのには邪魔だった
いつ出ていくのかも言いたくなかったからだ
朝 なかなかと起きてこない旦那
休みの日でも
息子と遊ぶこともない旦那
寝るかゲームかパチンコ
たまに気が向くと
息子にチョッカイだし喧嘩になる
旦那が起きてくる前に
私と息子は出かけた
息子は、何も言わない
引越しの事も
幼稚園が変わる事も…
息子なりに解釈したのだろうか…
何も言わない息子の心が気になる
どこか いつもと違う仕草や言動は…
息子を じっくり見てみても
いつもと何一つ変わらない
私の回りでチョロチョロしてる
5歳になったばかりの息子…
大丈夫だろうか…
>> 39
日曜日までの時間が物凄く長く感じた
車の荷物、
姑や義妹にバレないだろうか
ハラハラしていた
日曜日、
父との約束の時間
待ち合わせ場所に行き
父の車に荷物を積んだ
父は私に二つの箱菓子を持ってきてくれた
息子の通う幼稚園へ挨拶に行くときに持っていく様にと
父「いつ帰ってくる?」
「明日 幼稚園へ挨拶に行って、最後に もう一度 旦那と話したいから…
2、3日したら帰るよ」
父「気を付けて帰ってこいよ」
そう言うと すぐ父は帰っていった
🏠に帰り
実家に持って帰る物に忘れ物はないか確認した
後は靴と息子の自転車
コマゴマした物だけだった
自転車も靴も
出ていく当日にしないと怪しまれるから
その日まで そのままにしておいた
忘れずに
明日の幼稚園の準備もして…
>> 43
幼稚園に着くと先生が待っていた
息子のお道具箱
購入していた保育用品
書類を まとめていてくれた
先生「引越しする事は誰かに話してある?」
「誰にも話してないです」
先生「どうしよう…
明日の朝にでも お別れの挨拶に来る?
それとも
もう黙って居なくなる?
私の口から 引越した事を子供達に伝えておこうか?
前にも同じような子がいてね…
誰にも何にも言わず
黙って去っていったのよ。
そっちの方がイイかしら?
あれこれ聞かれるよりね」
「はい、それで お願いします」
先生「じゃぁ、そうするわね。
これから大変だと思うけど、
お母さん若いし元気だから大丈夫よ。
頑張りなさいね」
私は 持ってきた箱菓子を渡しながら
深々と頭を下げ お礼を言った
年長さんになって1日目
園の中では何度かすれ違った事はあったけど
こんなに ゆっくりと話した事は なかった
優しい先生だな~
と 久々に暖かみを感じた
>> 45
次の日の朝、
旦那は早朝出勤
旦那にも姑にも…
誰にも今日 出ていく事は言っていない
家の鍵と一緒に
旦那宛に手紙を書き
いつも幼稚園に行く時間に🏠を出る
8時半前…
まだ姑も義妹も寝ている時間
起こさない様に
気付かれないように
静かに靴をはく
下駄箱の靴も袋に入れ
静かに静かに
息子の自転車を車に乗せる
これで この家とも
サヨナラ
もう姑と義妹に会う事も ないだろう
気持ちが軽くなって行くのが
良く分かる
『今から帰るから』
父と妹にメールを入れる
『最後だから、おじいさんにだけ挨拶してから帰っといで』
と父からメールが来た
🏠から 旦那のおじいちゃんの🏠まで
車で5、6分
いつも優しくしてくれた おじいちゃん
姑と義妹は嫌だけど
おじいちゃんだけは私も息子も大好きだった
車を走らせ
おじいちゃんの所に向かった
>> 46
ピンポーン
呼び鈴を鳴らすと
おじいちゃんが出てきた
「おはようございます」
「朝早くから どうした?」
こんなに朝早くから
おじいちゃんの🏠に行く事は
今までなかったから
おじいちゃんは心配そうな顔をしていた。
「おじいちゃんに話があって…」
私は 🏠を出て実家に帰る事
離婚ではなく、別居する事を話した
「こうなる前に話をしに来てくれたら良かったのに…」
そう おじいちゃんは言いながら
悲しそうな顔をして
幼稚園は決まってるのか?
姑に話をしたのか?
何が原因なのかを聞いてきた
幼稚園は、実家に帰ってから探す事
姑には話してない事を伝えた
別居する事になった理由は
何故だか どうしても話せなかった
「短い間でしたけど、ありがとうございました」
私は そう言いながら
おじいちゃんに頭を下げた
うん うん
と うなずいている おじいちゃんに
深々と頭を下げ
車に乗り込んだ
>> 47
清々しい気持ちのはずなのに、涙が出てきた
おじいちゃん ありがとう
おじいちゃん ごめんね…
そんな思いから
涙がとまらなかった
ふと
ルームミラーから後部座席を見てみると
息子が心配そうな顔をしていた
あっ❗いかん いかん
また泣いてしまった…
涙を拭い、
「ごめんね。もう大丈夫だからね」
とミラー越しに笑顔で息子に言った。
「今から お父さんの🏠に帰るよ」
そう言うと
うん と笑顔で息子は答えた
普段なら幼稚園に行ってる時間
それが今 実家に向けて車を走らせてる
何だか変な感じだな~
そんな事を話していたら携帯が鳴り出した
お父さんかな~
妹かな~
着信画面を見ると
その電話は 姑からだった…
あっ…
おじいちゃん 姑に電話したんだ…
直ぐに そう思った
おじいちゃんの🏠を出てから
数分で かかってきた姑からの電話
もう 関わりたくない
電話で話す事もない
私はムシした
>> 49
この数日間の緊張感が息子にも伝わっていた様で、
安心したのと同時に疲れてしまったのか
あっという間に寝てしまっていた
静かになった車の中
急に携帯が気になって手に取り画面を見た
着信履歴 数十件…
全て 姑からの電話だった
留守電も いっぱい…
聞かなきゃイイのに
気になって気になって…
聞こうか聞くまいか
しばらく奮闘していたけど、
やっぱり気になる
ボタンを押し留守電に耳をやる…
‘手紙見ました。電話して’
‘何処に居るの⁉’
‘電話に出て‼’
それの繰り返しが留守電に入っていた
って言うか、
旦那宛に書いた手紙を勝手に見たんだ…
手紙を姑が見る事も
義妹が見る事も想像していた
旦那宛の手紙には
『家の鍵 置いときます。
離婚届 後々 送ります。
この家は私の🏠ではないです。
私は この家が大嫌いでした。』
そう書き残していた
>> 50
手紙を見る事は分かっていたから
必要な事だけを紙に残した。
でも…最後の一行だけは 気持ちが高ぶっていたのか 今までの気持ちを素直にぶつけてしまっていた
留守電を聞いた後
速攻 消去
着歴も消去
消去してもしても
直ぐに いっぱいになる着歴
どんなに かけとこようが私は姑からの電話には出たくなかった
電話に出て責め立てられるのは目に見えて分かっている事
5分10分置きに鳴る姑からの電話
これじゃぁ 私の携帯じゃなく姑専用の携帯みたい…
いくらマナーモードにしてるとは言え、
息子が寝ているからバイブの音はチャント聞こえる
また鳴ってる…
ため息混じりに携帯を見ると
旦那からの電話だった
>> 51
「はい…」
旦那「メールしたけど…出ていったんやな…おかんから電話かかってきたわ。うざいんや」
「うざいったって自分の親でしょ❗自分で片付けなっ‼
私の方にも電話凄いから、かけないでって言っといて。
かけてきても出る気はないから」
旦那「もう一度 今晩話をしよう。おかんも一緒に。
一度 帰ってきて」
その言葉にムカッとして言い返した
「あなたの お母さんと一緒に何を話すの❓
今まで散々 話をしたでしょ‼
自分が別居を選んだのに、今更 何の話をするの⁉
お母さんと話し合いして、また私が責められるのが分からないの⁉
帰る気もないし
あなたのお母さんと話し合う気もないから‼」
そう言って
旦那が話し出したのをムシして電話を切った
旦那が姑に言ってくれたのか、
姑からの電話は無くなった
今更 何⁉
アホじゃない⁉
話する事なんて もうないのに‼
姑から私を守る事すら出来ない人が‼
イライラしながら運転していた
>> 52
段々と冷静さを取り戻した私
スヤスヤと息子の寝息が聞こえる
この数日
慌ただしかったからな…
変な緊張感で息子も疲れたんだろうな…
ルームミラーから息子の寝顔を見た
そういえば…
別居する事になったけど、旦那は一言も子供の事は口にしなかったな…
いきなりの事で
子供の事を言う余裕がなかったんやろか…
ま、子供が居ない生活の方が旦那にはイイのかもっ
熱帯魚にエサあげすぎただけで怒り出すし
自分のコレクション触られなくてイイし
パチンコもゲームもやり放題だしね
見たいテレビも邪魔されずに見れるだろうし…
たいして一緒に居る事も無かったから
寂しくないだろうし
息子が寝ている車内は 静かで一人の空間が出来上がる
その空間の中
私は 今までの結婚生活を振り返ってみた
>> 54
結婚して幸せだったんだろうか…
ママゴトみたいな新婚生活からスタートして…
朝 起きて好きな人が隣に居る
ご飯食べる時も
テレビ見る時も
寝る時も……
いつもいつも好きな人が側に居る生活
幸せだったんだと思う
幸せって気付かない時が一番幸せな時なのかもしれない
でも………
旦那の浮気発覚後から
目に見えないスピードで
徐々に徐々に心が壊れて
信頼感がなくなってしまったんだろうな
あの時は、
まだ息子が赤ちゃんで…
初めての子育てで…
何で息子が泣いてるのか分からなくて…
右も左も分からず
ただガムシャラに子育てをしていた
そんな中での浮気発覚
本当 悲しかったなぁ…
旦那の怪しい行動
寝言で私の知らない女の人の名前を言っていた旦那…
怪しすぎて携帯を見てしまって浮気発覚❗
見なきゃ良かったんだろうか?
知らないまま生活しとけば良かったんだろうか?
>> 55
そういえば
島田紳助さんが言ってたな…
絶対 旦那や彼氏の携帯を見たらアカン
イイ事なんてないから
って。
その通りだな~
紳助さん凄い‼
一度 携帯を見てしまったら
不信感が沸いてきて
また見てしまう…
何度でも
何度でも…
その結果
私が得た物…
出会い系に
援交発覚かぁ…
悲しくて憎くて
悔しくて悲しくて…
知らないまま生活してたら
幸せなままで要られたのかもしれない
例え、
幸せなまま生活出来たとしても
私は知って良かったと思う。
旦那には悪いことしたけど
携帯を見て良かったと思う。
ボーッと考えてたら
気付くと実家周辺の見慣れた町並み
早かった…
4時間弱の道のりが
とてつもなく早く感じた
- << 59 「ただいま~🎵」 上機嫌な息子の声 「おかえり~」 と膝をつき、両手を広げてる父 バタバタと靴を脱ぎ、父の胸めがけてダイビングする息子 やっと帰ってこれたんだ… 大きな ため息が出た 父と少し話をして 私は また息子とお風呂に直行 やっぱり 湯船は気持ちイイ 気兼ねせず入れる お風呂は本当に気持ちがイイ 気持ちが楽になったせいか、 息子とキャーキャー言いながら ドタバタ音をさせながら お風呂タイムを楽しんだ お風呂から出た私に父は 「お疲れさん。肉焼いてるからな」 冷蔵庫には冷えた🍺 「ありがとう。」 一言そう言い 冷えた🍺をグイッと飲んだ。 飲みながら、父と一緒にホットプレートで お肉・野菜を焼いた 息子は… 相変わらず父にベッタリ たった数日 会わなかっただけなのに これでもか❗ って位 父に話しかける息子 それを楽しそうに うなずきながら聞いている父 ここには 私の居場所がある… そう思えた
>> 56
そういえば
島田紳助さんが言ってたな…
絶対 旦那や彼氏の携帯を見たらアカン
イイ事なんてないから
って。
その通りだな~
紳助さ…
「ただいま~🎵」
上機嫌な息子の声
「おかえり~」
と膝をつき、両手を広げてる父
バタバタと靴を脱ぎ、父の胸めがけてダイビングする息子
やっと帰ってこれたんだ…
大きな ため息が出た
父と少し話をして
私は また息子とお風呂に直行
やっぱり
湯船は気持ちイイ
気兼ねせず入れる お風呂は本当に気持ちがイイ
気持ちが楽になったせいか、
息子とキャーキャー言いながら
ドタバタ音をさせながら お風呂タイムを楽しんだ
お風呂から出た私に父は
「お疲れさん。肉焼いてるからな」
冷蔵庫には冷えた🍺
「ありがとう。」
一言そう言い
冷えた🍺をグイッと飲んだ。
飲みながら、父と一緒にホットプレートで お肉・野菜を焼いた
息子は…
相変わらず父にベッタリ
たった数日 会わなかっただけなのに
これでもか❗
って位 父に話しかける息子
それを楽しそうに
うなずきながら聞いている父
ここには
私の居場所がある…
そう思えた
>> 60
父と妹に
おじいちゃんに挨拶してきた事
旦那が生活費として
毎月7万円振り込んでくれること
出世に響くからとの理由で離婚ではなく別居する事になった事を話た
それを聞いた父と妹は、
声をそろえるかの様に
「しばらく ゆっくりしときな」
そう言ってくれた
その言葉が本当に嬉しくて
久々に安心できた
安心感と共に
今から自分がどうすべきか考える…
仕事 探さないと❗
その前に、息子の幼稚園を探さなくては‼
保育所に入れる事も考えたけど、
先に仕事を見つけないと保育所には入れない
それに
幼稚園より保育所の方が高いと思ったからだ
って言うのも
旦那と住んでた所は
保育所が月に3~4万で
幼稚園が月に1万以下だったからだ
今日は疲れた…
幼稚園探しは明日からしよう
そう決めて布団に入った
>> 61
次の日から幼稚園探しが始まった
でも…
今日は日曜日…
とりあえず電話帳で幼稚園を探す
電話帳にはチャント住所も書いてある…
でも…
私は実家がある県に住んでたのは2年チョット
全くと言っていい程
地理が分からない
父や妹に
この幼稚園は 🏠から近いのか遠いのか聞きながら
いくつか幼稚園を絞り出した
幸いな事に
実家には住宅地図があった
地図を見ると
実家から近い幼稚園が2ヶ所
ついでに保育所を見てみると 近くに1ヶ所あった
日曜日と言う事もあって
歩いて幼稚園を見に行く事にした
1ヶ所の幼稚園と保育所は実家から歩いて5分程の距離だった
もう1ヶ所も わりと近く歩いて10分弱の場所にあった
日曜日なのに幼稚園は開いていた
楽しそうな園児達の声が聞こえてた
日曜日だけど、
幼稚園が開いていた為 帰ってから時間を見計らって電話をかける事にした
今は4月…
園児の募集してるだろうか不安になりながら電話をかけた
>> 65
また数日後
もう1ヶ所の幼稚園を見学に行った
新しい幼稚園の様で建物は凄くキレイだった
しばらく部屋で待たされていたら
園長先生にしては若い40過ぎくらいの先生が 沢山の書類を持って入ってきた
事務の仕事の人かな~
と思っていたら
「初めまして
登園の園長です」
と挨拶された
あっ❗電話の声と一緒…
あの感じの悪い園長かぁ…
園内の見学はさせてもらえず、
いきなり園での教育方針を話し出した
正直、
私には教育方針など
どうでも良かった。
入園金
制服代
授業料
いくらくらいかかるのかが知りたかった
延々と話してる園長先生
隣で息子が アクビをしだした
それを見た園長先生
「あらあら ごめんね~
つまらなかったら外に滑り台やブランコあるから遊んできてイイよ」
と…
はっ⁉
この雨の中 外で遊んできてイイって…
土砂降りの雨の中で…
何を考えてるのかと不思議に思った
>> 67
聞いてビックリ‼😱
最初に見学に行った幼稚園より遥かに高いっ‼
入園金は もちろんの事、全てにおいて高いっ‼
高すぎる…
どうしよう…
そんな莫大な金額、
今の私には払えない…
貯金もゼロ…
お金は全て旦那が管理していたから
私は無一文で帰ってきた…
パンフレットをもらい
実家に帰り 父に話をした
どうやら、
実家がある県は公立の幼稚園がないらしい…
幼稚園と言えば私立
公立を探そうと思っても、公立の幼稚園は無い
公立は、保育園だけらしい…
父と話した結果
保育園にも あたってみる事にした
直ぐに保育園に電話をしてみたが、
保育園は市役所に行かないと入れないとの事
今日は時間も遅かった為に
また後日 市役所に行く事にした
>> 69
頭の中が ごちゃごちゃして
多少パニックなのを整理しながら
父と妹に話をした
幼稚園は私立しかなく高い事
入園金や制服代を払うお金が無い事
保育園は先に仕事を見付けてからじゃないと入れないこと
なかなかと仕事が見つからなく
仕事を見付けてから保育園に入れるとなると
いつ仕事が決まるかによって
息子が 段々と幼稚園に行きたくなくなるんじゃないか
今の気持ちや考えを話した
妹は
仕事を見付けてから保育園に入れたらイイ
変な話
幼稚園も保育園も入れなくて
小学校からでイイんじゃない?
父は
入園金や制服代 出してあげるから
早めに幼稚園入れてから
ゆっくりと仕事を探せばイイ
小学校になるまで待ってたら
学校も行きたくなくなるから
二人とも意見は違ったけど
私の事を気遣って妹は言ったのかもしれない…
私は父の意見に甘えることにした
>> 70
早速 次の日
最初に行った幼稚園に電話をかけた
今の家庭の事情を話
途中からの入園と言うことで
入園金3万の所、1万にしてもらい
制服や指定鞄など貸してもらえる事になった
それからバタバタと幼稚園の準備をし、
幼稚園に通いだしたのは5月のゴールデンウィーク明けからだった
幼稚園が決まった事で一つ問題が片付いた事に
ホッとするのも つかの間
息子が
「幼稚園に行きたくない」
と言い出した
途中からの入園だし
聞き慣れない方言もあり
なかなか幼稚園に馴染めないのかと思っていたが、
良く良く話を聞くと
幼稚園の給食の時間がイヤな様だ…
息子は好き嫌いが余りなく
わりと何でも食べるはずなのに何故??
そう疑問に思っていた
「お家のご飯と味が違うから給食は美味しくない」
そう息子は言った
給食より
私の作る ご飯の方が美味しい…
そう言ってくれるのは単純に嬉しかった
>> 72
それからは給食がイヤだと泣くことも無くなった
毎日 楽しそうに幼稚園に行く息子
そんな息子とは逆に
仕事が見付からない私
毎月
旦那から送ってくる生活費7万
幼稚園のお金に携帯代・駐車場代
全ての支払いを終わらせて
手元に残る お金は
1万5千円
当然 その お金だけでは生活出来ず
父が毎月 いくらかくれる
仕事が決まっていない私は主婦業をしていた
食欲旺盛な父…
とても60歳過ぎの人の食生活とは思えないくらいの食欲
晩酌しながら
酒の肴をつまむ父
たらふく食べて飲んだのに…
シメに
インスタントラーメン2袋ペロリ…
呆気にとられながら
それを毎日の様に見てる私
父は
「お前が帰ってきてから5キロ太ったわ~
アハハ~」
と笑っていた
違うと思うんだけどな~
父さんが食べすぎなだけだと思うんだけど…
ま、
住まわせてもらってるから大人しくしとこう…
>> 74
6月末…
求人雑誌を見ていると
🏠から歩いて5分チョットの場所にあるコンビニが募集を出していた
幼稚園にも近く、
場所的には最高だった
朝の7時~10時まで
たったの3時間
それでも
🏠からも幼稚園からも近いコンビニは
魅力的だった
問題は
朝の7時から…
幼稚園は8時半~登園
いくら幼稚園が🏠から近く、
いつも歩いて行ってるから道を覚えてるとしても
5歳の子供が
一人で幼稚園へ行く支度をして
鍵を閉めて歩いていくには無理がある…
父と妹に協力してもらわないと働けない…
仕事から帰ってくるのを待ってられず
父と妹に電話をした
先に出たのは妹だった
近くのコンビニが募集してる事
勤務時間
幼稚園の事を一気に話した
妹は
「協力出来るから早く電話してイイよ」
快く そう言ってくれた
早速コンビニに電話をしてみた
>> 75
ドキドキしながら
お店の人が出るのを待つ…
感じの良い男の人が出た
その人が 直ぐに店長さんだと分かった
よっぽど大変なのか
面接は
『次の日の10時55分頃に』
と言われた
中途半端な変な時間だとは思ったけど
何の予定もないので
直ぐに お願いした
急いで履歴書を買いに行った
履歴書なんて書くのは何年ぶりだろう…
履歴書を前に手が震えて字が思うように書けなかった
納得のいく字を書く事が出来なかった為
もう一枚 書き直しをした
履歴書を書き終え
妹にメールを入れた
『ありがとう
面接 明日になったから』
と
仕事中の父にもメールを入れた
コンビニに募集が出ていて
明日 面接に行く事を伝えたかったからだ
父と妹から
『良かったね』
と返事が来た
まだ面接もしてないのに
受かった気で居る私は興奮して
なかなか寝付けなかった
>> 78
『いらっしゃいませ
こんにちは』
いつも聞き慣れた店員さんの挨拶に
ビクッとしてしまう自分がいた
「すいません。
面接に来た○○と言いますが
店員さん いらっしゃいますか❓」
久々に味わう緊張感に顔が強ばる…
店員さんが居る場所に通してくれ面接が始まる
話しやすい店員さんで
緊張感が心地よい緊張に変わっていった
面接と言いつつ
殆ど世間話…
🏠に帰った頃には
余裕で1時間過ぎていた
面接って普通 長くても15分くらいじゃないのかな❓❓
1時間も店員さんと世間話してたんだぁ…
良かったんだろうか??
考え込んでいたら
知らない番号から電話がかかってきた
電話に出ると
コンビニの店員さんからだった
合格と言うことで
初日の時間と日にちを伝えるための電話だった
もちろん その後に父と妹にメールを入れた
>> 79
私が面接した数日前に面接した人の練習期間中らしく
7月の第二週から私は働く事になった
その日の晩
旦那から電話がかかってきた
「はい何の用事❓」
旦那に愛情がない私は
無愛想に だるそうに電話に出た
どうでもイイ内容の世間話をしてくる旦那
興味がない私
「世間話するだけなら電話かけてこないで。
何の用事なの⁉」
半分イライラしながら そう言ってしまった
旦那「二人とも居なくなって二人の有り難みが分かった。
俺 変わったから
帰ってきて欲しい。
三人で暮らそう」
「何が どう変わったの❓
人って そんなたった数ヶ月で簡単に変わること出来ないんじゃない⁉
私は もう二度と一緒に暮らしたくない
早く離婚してもらいたいんだけど。」
旦那「三人で暮らせる様に お金貯めて
🏠借りるから」
「家のローンどうすんの⁉」
旦那「払うよ」
払いながら
家も借りると言う旦那
そんな夢みたいなアホな事ばっかり言う旦那
>> 80
「夢を持つのはイイ事だと思うけど
もっと ちゃんと地に足つけて考えな。
家のローン払いながら
🏠を借りるなんて
普通の給料じゃ無理な話でしょ」
そう言い電話を切った
旦那は また三人で暮らしたいらしい
でも離婚を決めて出てきた私には
これからの生活が楽しみでしかたがなかった
新しい環境の中での
新しい生活
やっと少しずつだけど
前を向いて歩いてる
女って本当に強いと思う。
ただ単に旦那が弱いのか
男が弱いのか…
当たり前の事が当たり前じゃなくなって初めて気付く
当たり前だった事が幸せに思える
当たり前だった事に感謝する
当たり前だと感じていた事は
当たり前じゃない
今更 私は帰らない
それから再々度
旦那から電話がかかってきた
>> 82
息子は嫌嫌ながらも旦那からかかってきた電話は出るようになってくれた。
一言二言話したら
私に電話をくれる息子
「話し終わったんだと」
そう いつも旦那に言っていた私
電話を変わっても
私には話すことがない
ただ ひたすら旦那の愚痴を聞くだけ
だいたい いつも同じことを言う旦那
「三人で また一緒に住もう」
「俺は もう変わったから」
「二人が居ないと淋しいんや」
「全部 俺が悪かったんだ」
全てが今更の事
今更反省して言っても後の祭り…
女々しい…
まさしく この言葉がピッタリくる旦那
呆れながらも相手をする私
相手をするって言うより
自殺でもしそうな感じの弱々しい話し方に
私のせいで自殺されたら困る
そんな思いから
旦那の愚痴を聞いていた
時々 励ましたりして…
>> 83
励ましながらも
私は いつも同じことを言っていた
早く離婚して
と。
自分で 分からなくなる
私は優しいのか
冷たい人間なのか
そんな日々の中
あっという間にコンビニ初日
この日の何日か前から
息子に仕事に行く事になった事を話したが
息子には まだ少し理解するのは難しかったようだ
「朝早くお仕事行くけど、帰りの幼稚園のお迎えは行くからね。
朝はMちゃん(妹)と幼稚園行くんだよ
パパの所に帰りたい❓」
息子「帰りたくない」
「帰りたくなかったら、一緒に頑張ろう。
私は 頑張って お仕事してくるから
頑張って幼稚園行こうね」
息子「うん」
そう言ってくれた
コンビニ初日…
この日は研修期間中と言うことで
勤務時間は10時から2時間程度だった
>> 84
6年ぶりに働く
緊張よりも働ける事が嬉しくて楽しかった
研修期間が1週間ほどで終わり
朝の7時からシフトが組まれた
もちろん お客さんの中には男の人も居て
話す機会もあり
楽しくて楽しくて仕方なかった
旦那以外の異性と話すことも無かったから
些細な会話が本当に楽しく思えた
仕事は楽しかったけど
息子を朝
「いってらっしゃい」
と見送る事が出来ず
少し淋しかったけど
幼稚園に行く前に
妹と
「いってきます」
を言いにコンビニに寄ってくれるのも嬉しかった
それが毎日の日課になり
充実した日々が続いた
1ヶ月が過ぎ
2ヶ月が過ぎ…
だいぶコンビニの仕事にも慣れだした頃
余裕が出てきたのか
他のバイトさんとも話す事が多くなった
>> 85
旦那とは相変わらず離婚の話は平行線
「養育費の事も決めてないのに離婚は出来ない」
それが旦那の言い分であり
逃げであったと思う。
私は、養育費も要らないから早く離婚しと欲しかったが
旦那は納得してくれなかった…
ある日
コンビニで夜中働いてる男の子と朝 一緒に仕事をする機会があった
話しやすく面白い人だった
その人が
「こないだパチンコで2万 勝った」
と嬉しそうに話していた
私も昔 パチンコしてたから
自然とパチンコ話をしていた
パチンコの話で盛り上がると
久々にパチンコに行きたくなり
その人に この周辺のパチンコ屋さんを教えてもらった…
「なんなら一緒に行く❓」
と誘ってくれた
>> 89
パチンコ以外にも
メールのやり取りが増えた
その人は
何でもオープンに話してくれ
それに対し
私も自分の事を話す様になった
息子の事や別居中の事を…
誰かに話せるって
凄く気持ちが楽になる
私にとって
結婚して初めて出来た異性の友達だった
一緒にパチンコ行ったり
毎日の様にメールのやり取りをしたりで
日々の楽しさが倍増した
同居してる時
作り笑顔しか出来なくなってた
心から笑えなくなってた
苦しくて辛くて泣いてばかり居た…
そんな日々が嘘だったかの様に
私は徐々に自分を取り戻していった
どんな時でも
超プラス思考(笑)
どんな時でも
元気に笑っていられる
それが私だ
忘れていた自分…
懐かしい自分…
少しずつ自分自身を思い出しながら…
そんな私の変化を
父と妹は優しく見守っていてくれた
>> 90
「最近よく笑う様になったな~」
何気なく父が そう言った
「そうかな…
自分じゃ分からないけど 最近毎日が楽しいんだ。
働きにも行けるし
バイト先に友達も出来たしね」
父「帰ってきてくれて良かったわ。
向こうに住んでる時は気になって心配してたけど
帰ってきたら毎日 顔見れるから心配しなくて良くなったわ」
安心した顔で そう言っていた
父は頭の固い人で
ギャンブルする人やタバコを吸う人を極端に嫌う
そんな父に
時々 パチンコ行ってる事は話せなかったが、
妹には
バイト先で知り合った友達と
時々パチンコに行ってる事を話した
妹には
「友達が出来て良かったね。
でもパチンコは程ほどに…」
と言われた…
元々
飽きっぽい私は、
さほどパチンコにハマる事は無かった。
>> 92
『勝ちだからイイよ
いつ行く❓』
冗談で言ったのに、返事の内容が嬉しかった
飲みに行くとしても
息子を父や妹に預けてまでは行きたくないし
行くなら息子も当然 一緒…
その事を伝えると
行きつけの居酒屋があるから
子供が居てもイイよ
と言ってくれた
メールする度
バイト先で会う度に
いつ飲みに行くか…
その話しばっかりしていた
飲みに行く日が決まった時
もう一人 バイト先で仲良くなった人にも声をかけた
37歳の女の人で
お喋り好きな姉御肌タイプの人だ
見ていて疲れるくらい
本当に よく喋る…
飲みに行く時間と場所を決めた
幼稚園から帰ってきた息子に
バイト先の友達と一緒に
ご飯を食べに行く事を話した
もちろん息子も一緒に
父と妹にも話をした
「友達が出来て良かったね。
久しぶりに楽しんでおいで。
なんなら子守しようか❓」
と父は行ってくれたけど それは断った
って言うのも
バイトを初めてから息子と会えない時間が有り
バイトや幼稚園が無い時は一緒に居たかったからだ
息子は幼稚園から帰ってくる度に
「後 何回寝たら ご飯食べに行くの❓」
余程 楽しみにしている様だった
旦那と生活してる時には殆ど外食をした事がなかった
給料が15、6万しかなく🏠を建てた為に
ローンで大変だったのかもしれない…
前の幼稚園は
毎日 お弁当だった
その お弁当を作る材料がなく何度 幼稚園を休ませたり早退させた事か…
給料日の1週間前や最悪10日前は
毎日 フリカケご飯だった事も多々あった
私と息子が
毎日 朝昼晩 フリカケご飯だったのに対し
旦那は外食…
『お金ないからフリカケご飯しかない』
とメールをすると
旦那は いつも外食して帰ってきてた
そんな生活をしていたから
息子は外食を楽しみにしていたのだと思う
>> 94
そんな旦那に
「お弁当が作れないから幼稚園休ませた。
外食するお金があるなら
息子のお弁当作る材料費ちょうだい」
と言った事があるけど
旦那は いつも不機嫌になり
「金ないわ」
と言いながら千円しかくれなかった
千円で給料日までの1週間、10日間のお弁当を作るのには無理があった…
私が働いてなかった為
養ってもらってる気持ちが強く
お金に関しては
なかなか口に出して言えなかった
何度か父に頼んで
お金を借りた事もあった
その事を旦那に言っても
無反応だった…
結婚して旦那が居るのに父親にお金を借りなきゃいけない気持ち…
情けなかったなぁ…
今 思えば
ボーナスもあったはずなのに
何故そんなに お金がなかったんだろう
と疑問に思う。
頭金なしに🏠を建てたから
ローン払いだったんだろうか❓❓
🏠の事に関して全く分からないから
何とも言えないけど…
そういえば
「離婚したら扶養が無くなるから給料が減る」
って言ってたな~
全てが今更の事なんだけど…
>> 95
数日が過ぎ飲みに行く日…
朝からハイテンションな息子
本当に楽しみにしてたんだな~
何度も何度も
「まだ行かないの❓」
とせがむ息子
私も待ち遠しく 飲みに行く時間までが凄く長く感じた
待ち合わせの時間は4時半
お酒を飲むから息子と歩いて街まで行った
思ったより近かった為 4時半より早くに着いた
息子と街まで来たのは初めてだったから
待ち合わせの時間まで街をブラブラしながら時間を潰していた
時計を見ると4時半が過ぎていたから
急いで待ち合わせの場所に行ったが誰も来ていなかった…
一瞬
からかわれたのだろうか❓
そう頭をよぎったが
連絡してみる事にした
いくら電話を鳴らしても一向に出てくれる気配がなかった
益々 からかわれたのか❓
と言う思いが募ったが
5時まで待つことにした
それまで待って来なかったら帰るつもりでいた
>> 96
息子とベンチに座り二人で遊んでいると
チリンチリン
自転車のベルの音が…
振り向くと
申し訳なさそうに
「ごめん。出掛けにチャリがパンクして直してたから」
頭をかきながら苦笑していた
「お兄ちゃんの自転車❓」
興味津々に聞く息子
私が自転車を持っていないから
大人の自転車が珍しい様だった
「僕の自転車よりタイヤが大きい~」
そうハシャグ息子に
「乗ってみる❓」
自転車を止め
息子を軽々と抱き抱え自転車に乗せてくれた
全く足も手も届かず怖がる息子を見ながら
私とその人(田中くん)はケラケラ笑った
自転車から降りた後もペダルを回してみたり
タイヤを触ってみたり
自転車の回りから離れようとせず
「お兄ちゃん お兄ちゃん…」
と何やら一生懸命に話す息子に
田中くんは優しい笑みを浮かべながら相手をしてくれていた
>> 97
「そう言えば、もう一人は❓」
もう一人 と言うのは
お喋り好きな37歳の主婦…阿倍さん
「仕事が終わらないらしくて後から合流するってよ。
先に初めてといてイイって連絡あったわ」
田中くんは そう言うと
息子をサドルに乗せ
ゆっくりと居酒屋の方に歩き出した
お店の前に着き時計を見ると
まだ5時5分前だった
普通 居酒屋は5時からじゃなかったっけ❓
田中くんは時間など気にせず
‘準備中’
の札がかかってある扉を勢いよく開けた
‘いらっしゃいませ’
の声のかわりに
従業員が一斉に こちらを見た
やっぱり まだ早かったんじゃ…
「ママ~
もう大丈夫❓」
「あら~久しぶりやね~で何人❓」
「子供1人と大人2人で後から1人 合流するわ」
「久しぶりの顔だからオッケーよ」
ママさんは席に案内してくれた
「最近は余り来てないけど、前は よく来ててさ。
ここの料理が一番うまいんだよ。
あっ、ママ ホッケいける❓❓」
バイト先では見たことのない顔でママと話す田中くん
「ここのホッケしか食べないんだよね。
他の店のは 不味くて」
>> 98
そう笑いながら
次々 注文していた
先に飲み物が運ばれてきて3人で乾杯をした
私の隣に座っていた息子が私の耳に口を近づけ
「お兄ちゃんの隣に座りたい」
通路に面した座敷で
田中くんは私と息子を気遣い壁側に座らせてくれたのに
息子はどうしても通路側に座った田中くんの隣に座りたいみたいだった
「お兄ちゃんに聞いてごらん」
私が そう言うと息子は恥ずかしそうに小さな声で
「お兄ちゃんの隣に座ってイイですか❓」
「イイよ」
笑顔で答えてくれたのが凄く嬉しかったのか
その後 田中くんにベッタリ
料理も運ばれてきて
自然と飲む量も進んでいた
そんな中
「お疲れ~」
阿倍さん登場✨
さっそくメニューを開き
自分の飲み物と食べたい物を注文していた
飲み物が来るまでの少しの時間から
阿倍さん得意なマシンガントーク炸裂‼
本当に よく喋るし
口調が早い💦
早くて ついていけない事も多々あり…
そんなマシンガントークが
息子にとっては子守唄の様に聞こえたのか
田中くんの膝で熟睡してしまっていた
>> 99
「足 痛くない❓
こっちで寝させるよ」
「軽いから全然 平気だわ。
可愛いから このまま寝かしとくよ」
私の問いかけに
嫌な顔ひとつせず そう言ってくれた
「足が 痛くなったら言ってね」
一言 そう言い
田中くんに甘えることにした
相変わらずのマシンガントークを聞きながら
私はトイレに行くタイミングをうかがっていた
うぅ~いい加減トイレに行きたい…
ソワソワしながら話の区切りを待っていた
阿倍さんが飲み物を口に運ぶ瞬間…
「ちょっと おトイレ」
やっと席を立つ事が出来た
マシンガントークに少し疲れたのもあり
トイレで しばらく羽を伸ばしていた
ふぅ~
本当 よく喋るな~
田中くんも会話に ついていってるし…
私は ちょっと休憩だ
でも
余り長いことトイレに居たら心配かけるし…
行くしかないか💦
気合いを入れ
席へと戻った
>> 100
席へ戻ると
何やらニヤニヤしながら私を見る二人…
「えっ❓何…❓」
不思議がる私に
益々ニヤニヤする二人
何だろ??
ま、いっか
何も言わない気持ち悪い二人を横目に
ビールを飲んでいた
すると
ニヤニヤした阿倍さんが
「田中くんね、恭子ちゃん(私)の事が好きなんだって」
そう言い出した
一瞬 ドキッとしたけど
飲んでる席でのアルコールが入った状態での会話…
「またまた~
お酒の飲みすぎですよ。冗談言わないでくださいよ」
私は軽く流したつもりだったが
私の横で二人は
いつから好きだったの?
どこに 惚れたの?など…
会話を続けていた
居酒屋だったのが良かった。
周りの声でザワザワガヤガヤしていたから
私は二人の会話が聞こえないふりをしながら…
ボーっと飲みながら
店内を見ていた
>> 101
そんな私に時々 話をふってくる阿倍さん
「………だって」
「え?」
多少の会話は聞こえつつも
聞こえてないふりをする私
「前から気になってたけど好きかどうか分からなくて…
今日 初めて飲みに来て好きだって確信したわ」
明らかに酔ってる田中くんは
阿倍さんに そう話していた
嘘や冗談だったとしても
好きだと言われると嬉しい
でも
お酒の席での会話だし
鵜呑みにせず聞き流す事にした
どんどん酒の量が増す田中くん…
真っ黒な顔が真っ赤になっていく…
いい加減 その会話やめてくれないかな…
いくらアルコール入ってるからって
嘘か本当か分からない事 ベラベラ話して…
居づらいなぁ…
二人の会話は、まだまだ続く
アルコールが入る度に酔いが増し
会話はどんどん続く…
違う会話すればイイのに…
>> 102
愛想笑いを浮かべながら話をふられる度に
「飲みすぎだよ」
そう流す私
相変わらずニヤニヤ顔の阿倍さん…
からかってるのだろうか…
ただ ひたすら飲んでた時
「ラストオーダーよ」
ママさんが言いに来てくれた
二人ともメニューを見出し飲み物を何個か頼んでいた
話 変えてくれたらイイんだけど…
そう思っていたら
今度はバイト先の店長やバイトさんの話になった
ホッとした…
その話で盛り上がっていると閉店時間に
「次 どうする❓」
そう阿倍さんが言ったが
私は息子が居るため帰る事にした
すると田中くんも気を使ってくれたのか
「今日はお開きにしよう。
また今度飲もう」
みんな それぞれ帰る事にした
二人はチャリで
私は息子が居たのと自分が酔っていた為にタクシーで帰る事にした
>> 105
田中くんも
息子と遊ぶのが楽しいと言ってくれ
変な気を使う事もなく
息子も私も田中くんと遊ぶのが楽しかった
ほぼ毎日の様に一緒に遊んでいた
ある日の晩
『あの時は飲んでたけど冗談じゃなく
恭子ちゃんの事が好きです』
何の前触れもなく
いきなり こんなメールが入ってきた
この時は
嬉しいと言うより
何で私❓❓
何で急に❓❓
疑問に思う気持ちの方が強かった
『一緒に遊ぶことが多いから
好きだと勘違いしてるんだよ』
何とか話を流すのに必死と言うか…
田中くんの事は好きだけど
異性と言うより友達としてしか見ていなかったのと
まさか
この年で告白されるとは…
それに
やっぱり本気かどうか分からないし…
何だか色んな感情が渦巻いて頭が ごちゃごちゃになっていた
>> 108
こういう話は息子抜きの方がイイと思った為
息子が幼稚園に行ってる時間を利用し
近くの公園で会う事にした
小さな公園にはブランコと鉄棒しかない為
近所のおじいちゃんやおばあちゃんの散歩コースになっていた
先に公園に着いた私は
日なたのベンチに腰をかけ田中くんが来るのを待った
木々が紅葉していた
綺麗なイチョウの木が至るところにあった
そんな風景を眺めているとチャリに乗って田中くんが来た…
ドキドキ
ドキドキ
緊張する…
段々と鼓動が早くなる…
苦手だな…こういうの…
田中くんは近付いてくる…
足とお尻がベンチに くっついてしまったみたいに動けない…
「おはよう。早かったね」
それだけ言うのが いっぱいだった
田中くんも どうやら緊張しているみたいだったけど
世間話をしているうちに
お互い 少しずつ緊張が解れて行った様な気がした
>> 109
世間話する為に来てもらったんじゃない…
気持ちを言わないと💦
焦る気持ちと緊張とで治まってたドキドキが
また活発に鳴り出した
ドキドキ ドキドキ…
手には汗をかいていた
「あのね………」
そう切り出した時
「返事だね…ちょっと待ってよ」
大きな深呼吸をし
「よし大丈夫」
聞く姿勢を作った田中くんに
余計 緊張してしまいながらも話をした
「好きだって言ってくれて ありがとう。
あれから真剣に考えたんだけど
答えが出ないの…
田中くんの事
好きだけど それが友達としてなのか
異性としてなのかが分からないの
だけどね、
会えなくなったら淋しいって思うの」
頷きながら聞いていた田中くんが
「それって異性として好きって事なんじゃない❓」
ゆっくりと そう言った
>> 110
「もしね、そうだとしても私は まだ離婚成立してないし
離婚出来たとしてもバツイチ子持ちになるんだよ。
田中くん 私なんかと付き合ったら結婚出来ないよ。
28歳だったら
そろそろ結婚も考えるだろうし
結婚したいだろうし…」
「結婚は諦めてる。俺 女運悪いし…
付き合って欲しい」
「お母さんやお父さん悲しむよ。
私なんかと付き合う事になったら反対されるよ。
私が親だったらバツイチになる人と付き合って欲しくないもん」
「親は大丈夫。文句言われても関係ないし。
俺が選んだ人なら何にも言わないって前から言ってるし…
本気で好きなんだ」
真っ直ぐな目で そう言ってくれた
恥ずかしいのと嬉しいのとで
抱きつきたくなってしまった
その感情が
田中くんを異性として好きなんだと確信した
>> 111
確信したのはイイけど、もう少しだけ返事を待ってもらう事にした
「ずっと待ってるから」
そう言われた
好きだけど離婚が先
離婚してから付き合うのが ケジメ…
離婚成立するまでは好きだと伝えないでいようと思った
その日の晩
父と晩酌しながら私は父に聞いてみた
「帰ってきてバイト初めて半年たってね、バイト先に好きな人が出来たんだ…
離婚も成立してないのに
好きな人 出来るなんてダメだよね…」
「それは仕方ないわ。外に出て働いてたら好きな人 出来て当たり前だよ」
私は てっきり小言でも言われるかと思ってたから
父の言葉に 呆気に取られた
当たり前なんだ…
好きな人が出来てもイイんだ…
父が言ってくれた言葉が何だか嬉しかった
>> 112
それから私は なかなかと離婚に応じてくれない旦那に
再々度 離婚の話をしていた
離婚の話は相変わらず いつも平行線…
別居して半年過ぎたにも関わらず
まだ
‘一緒に暮らしたい’
‘俺が悪かった’
私のイライラが増して来て口調がきつくなると
‘養育費決めてない’
‘子供にいつ会えるかも話してない’
と言い出す…
結局 どう足掻いても離婚してくれる意志がないのが分かった
「離婚してくれない事が
どんなに私を苦しめてるのか分かる❓
まだ私を苦しめたいんだね」
そう言うと
「苦しめるつもりはない。ただ、また一緒に暮らしたいだけなんだ」
「一緒に暮らす事は無理だし、帰るつもりは更々ないから」
「俺が悪かった…」
こんな会話ばっかり…
一度は好きで一緒になった人だから
嫌いになったり憎んだりしたくないけど
こんな会話ばっかりの旦那が憎らしくなりつつあった
>> 113
10月のある日
幼稚園で運動会があった
旦那から
運動会はいつだ❓
と催促があったから
日にちと時間と駐車場が無い事だけ伝えた
運動会当日…
運動会が始まった頃
旦那から電話がかかってきた
「車 止める所 ないんだけど」
「はぁ❓駐車場ないって言ったでしょ」
「どこに止めたらイイやろ❓」
「その辺のスーパーにでも止めたら⁉」
このやり取りに私はイライラしていた
一緒に行っていた妹に この事を話すと
「アホじゃない⁉」
それから何度か電話が鳴ったけど
しばらく無視していた
が…
余りにも しつこく電話を鳴らすから出てみると
「幼稚園に着いたんだけど何処に居る❓」
と…
その辺から息子の様子を黙って見てればイイのに
益々 イライラが募ってきた
「その辺に居るわ。探さなくてイイから適当に子供の運動会見てれば‼」
口調も キツくなりながら電話を切った
>> 114
すると私を見つけた旦那は隣に来た…
隣で一緒に見る必要性は無いのに…
私が旦那の立場だったら
その辺から黙って息子の様子を見てる…
隣に居られるだけでため息が出てくれる
ふぅ……
「疲れてるの❓」
旦那が そう言ったが私は無視した
あんたが隣に居るから疲れるの‼
分からないんだろうか…
旦那の存在がウザイ…
隣に居られるのが苦痛で…
会いたくなかったし顔も見たくなかった…
私は こんなにも旦那の事を嫌いになってるとは思ってもみなかった…
イヤ…
嫌いなんて可愛い言葉じゃない…
もう 随分 前から嫌いを通り越してたんだと思う
居るだけで居られるだけで
話しかけられるだけで
イライラ…
イライラ……
ストレスが溜まる
私は旦那に言ったはずだ…
一緒に居るのが苦痛でストレスが溜まる
好きじゃない…
と…
忘れたんだろうか…
普通は忘れないと思うけど…
>> 115
どんな心境で私に話しかけるのか
隣に来るのか…
頭の中を見てやりたかった…
そんなイライラの中
どんどん種目が進んでいった
年長クラスの親子競技が始まるアナウンスが流れた
息子は妹と出る約束をしていたが
旦那に遠慮した妹は
「せっかくパパが来てくれたんだから
パパに出てもらったら❓」
妹なりに気を使ったんだろうな…
旦那に聞くと
「出る」
と言うから お願いした
旦那は座ってる息子の隣に行ったが
直ぐに戻ってきた
❓❓顔の私と妹に
「妹がイイんだと」
寂しげに旦那は言った
旦那とは逆に妹は喜んで息子の側まで走っていった
競技の説明が流れる間
旦那が言った
「俺じゃイヤなんだと…」
「そりゃそうでしょ。自分が子供に接してきた影響が出てきてるんだわ。
自業自得だわ」
私は淡々とした口調で あっさり そう言った
「そりゃそうだけどさ…」
何やら納得いかないような顔を浮かべていたが
それ以上 話す事はなかった
>> 116
楽しそうに妹と親子競技をしている息子
どんな思いで それを見ていたんだろう…
運動会が終わった後に
旦那は息子とイオンに行く約束をしていた
行かせて大丈夫だろうか…
少し不安になったけど
一応 父親だし…
大丈夫だろう…
午前中で運動会は終わり
私と息子は歩いて帰っていた途中
また旦那から電話が…
「今 どこ❓迎えに行くわ」
「歩いて帰るからイイわ。この辺 一通だし歩いて帰った方が早いから」
「コープの近くで待ってるから」
「歩いて帰るから待たなくてイイわ」
そう言ったのに
車の方が涼しいからと
車で待ってるからと…
疲れる…
本当に疲れる…
旦那に負けた私は車の方に歩いて行った
車に乗り 家に着くまで無言の私
車を降りるときも
‘ありがとう’
とは言わなかった
送ってくれて
乗せてくれて ありがとうなんて気持ちは
これっぽっちも無かったからだ
家に上がり
急いで息子の服を着替えさし
千円だけ入れた財布を持たせ
車で待っていた旦那の元に行かせた
>> 117
旦那と息子が出掛けた後
妹も父も仕事に行った
家には私一人
一気に疲れが出てきた
運動会の疲れじゃなく
旦那に疲れていた
少し寝ようかと思ったけど
息子の事が気がかりで帰って来るまで安心出来なかった…
しばらくボーッ座っていると
父から電話がかかってきた
「財布を忘れた…ほか弁で弁当買って財布と一緒に仕事場まで持ってきてくれないだろうか❓」
「イイよ」
家に居ても息子の事ばかり気になるから
何か用事をしてる方が楽だった為
ほか弁で
高菜弁当とチキン南蛮弁当を買って
父の仕事場まで車を走らせた
父が どのお弁当を食べるか分からなかったから二つ購入した
父の仕事場まで片道40分は かかる
私の計算では
息子と旦那は3~4時頃 帰るはず
久々のイオンだし
久々に息子に会うから
時間が足りないはずだと思ったからだ
父の仕事場に着き
お弁当を見せると
高菜弁当を選んだ。
弁当と財布を渡し来た道を帰っていた
>> 118
帰ってる途中 旦那から電話があった
「もう帰ってきたんだけど…何処に居るの❓」
時計を見ると まだ2時だった
「もう帰ってきたの❓もっと遊ぶかと思ってたわ」
「帰りたいって言うから帰ってきたんや」
私は父の財布を届けて まだ家まで しばらくかかる事を伝えると
「帰るまで その辺ドライブしてくるわ」
そう言って電話を切った
イオン行くの楽しみにしてたのに どうしたんだろう❓
私や妹とイオン行くと いつも何時間も遊んでるのに…
玩具見て駄菓子買ってゲーセンで遊んで帰りにアイスを食べるのが
息子とイオンで遊ぶコースになってた
だからイオンで3~4時間 あっという間に過ぎるはずなのに
旦那と息子がイオンに行ってから
まだ2時間弱…
何か あったんだろうか…
不安が募り 帰り道を急いだ
>> 119
ようやく家に着き旦那の携帯を鳴らした
しばらくして旦那の車が見え
車の中から息子が手を振っていた
車から降りた息子は私に駆け寄りニコニコしていた
「楽しかった❓」
「うん」
私の周りを走り回る息子を見た旦那は
「車の中やイオンでは大人しかったのに、急に元気になったな~」
と。
「何か買ったの❓」
「玩具もお菓子も要らないって言うから何も買ってないわ」
私が手に持っていた お弁当を見た息子は
「お腹空いた。このお弁当食べたい」
そう言った
「ん❓お昼 食べなかったの」
「うん…お腹空かなかったから」
お腹が空かないって…
運動会で あんなに走り回ってたのに
お腹が空いてないなんて有り得ない…
後で息子に ゆっくり聞いてみよう…
大好きな玩具もお菓子もアイスも買わず
イオンのお子様ランチが大好きなはずなのに…
私の頭の中は疑問だらけになっていた
旦那に手を振り
家に入った
>> 120
家に上がるなり お弁当をあけ、夢中で頬張る息子
余程 お腹が空いてたんだなぁ…
お弁当を食べてる息子の前に座り
「イオン楽しかった❓」
「うん。新しいトランスフォーマーの玩具あったの」
食べながら嬉しそうに話してくれた
私は疑問に思ってた事を一つずつ息子に聞いてみることにした
「運動会終わって本当は お腹 空いてたんじゃないの❓
あんなに一生懸命 走ったり踊ったりして喉も渇いてたでしょう❓」
「うん。イオンに行く前に家でお茶飲んだから大丈夫だったけどね、お腹は空いてたんだぁ…」
「せっかくイオンに行ったんだから
パパと お子様ランチ食べてきたら良かったのに。
お子様ランチ食べようって言ってくれたでしょ❓」
「ご飯 食べるって聞かれたけど
早く帰りたかったから お腹空かないって言ったの」
「何で早く帰りたかったの❓」
「きょうチャン(私)に会いたかったから…」
>> 121
「それで駄菓子もアイスも買わなかったの❓」
「うん」
「でも久しぶりにパパとイオンに行って楽しかったでしょ❓」
「楽しくなかった…
パパ嫌いだもん」
「何で嫌いなの❓」
「直ぐ外にポイするもん」
ポイって言うのは
悪い事した時に外に出すこと…
前に旦那が
何も悪い事をしてない息子に
‘ポイするぞ’
そう言いながら抱き抱えた事があった
息子は大泣きし、
私は旦那を怒った
「悪いことしてないのにポイする事ないでしょ‼」
その事を息子は鮮明に覚えていた様だった
実際に悪いことして外に出したのは私…
2、3回程あった様な…
「私だってポイした事あるから嫌いかな❓」
「きょうチャンは好きだけどパパは嫌い」
きっぱり息子は言った
>> 123
ゴールデンウィークや夏休み、祝日など長い休みがある時には
息子に
旦那の所に遊びに行くか何度となく聞いた事があった
その度に息子は
‘行きたくない’
と答えていた
実家に帰ってきて正解だったのだろうか…
息子は旦那の事を必要とせず
息子の中では
旦那…パパの存在は無くなっていたのだろうか…
息子は父親を捨てたんだろうか…
日々の生活を見てると
毎日 楽しそうにしている
父と妹と遊んだり
田中くんと遊んだり…
息子は私に言った事があった
「僕のお父さんはお父さん(私の父)に決めたから」
と。
確かに私が息子を父親から離したけれど
ここまで自分の父親を嫌うとは思ってもみなかった
逆に少しは会いたい気持ちが芽生えるのかと思っていた。
息子は我慢してるのだろうか…
会いたくても私のために我慢してるのだろうか…
日々の生活の中で
私は常に その疑問が頭を過っていた
11月に入り
相変わらず田中くんと遊ぶ日々が続いた
会う度に息子は田中くんを好きになってた
遊ばない日…会えない日があると
「いつ お兄ちゃんと遊ぶの❓」
そう聞いてきた
私はと言うと…
ドンドン田中くんに惹かれていった
でも…
好きだと言う事は伝えないでいようと決めていた
一言でも好きだと言葉にしてしまうと
きっと直ぐに田中くんの胸に飛び込んでしまいそうで怖かった
田中くんは‘待つ’とは言ってくれたけど
いつまでも待たせる訳には行かないし
待ってる間に他の人を好きになる可能性もある
もし他に好きな人が出来たら
辛いけど私は何も言う資格はない
逆に好きな人が出来てくれた方がイイのかもしれない…
私はズルイ…
今の状況が、状態が嫌だ…
そんな気持ちを持ったまま田中くんと遊んでいた…
- << 128 遊んでるなかで田中くんは返事を催促したりしなかった それが 何故だか凄く苦しかった。 田中くんなりの優しさだったのかもしれない… 幼稚園もバイトも慣れてきて 考えることと言えば 離婚の事ばかりだった 年内に離婚出来なかったら せめて小学校上がる前に離婚成立させたいと思っていた 離婚したいけど応じてくれず 田中くんが好きだけど好きだと言えず… 頭を悩ませる事が多かった ある日の晩 父も妹も仕事で帰りが遅くなると連絡があったから 息子相手に🍺を飲んでいた 息子と話ながら 携帯で田中くんとメールのやり取り… 「お兄ちゃんに電話してもイイ❓」 アドレスを聞いた時に電話番号も教えてもらっていた 「イイよ」 田中くんと何を話したいのだろう❓ 今日だって遊んでたのに… 嬉しそうに電話をかけてる息子を見ながら不思議に思っていた
>> 125
11月に入り
相変わらず田中くんと遊ぶ日々が続いた
会う度に息子は田中くんを好きになってた
遊ばない日…会えない日があると
「いつ お兄…
遊んでるなかで田中くんは返事を催促したりしなかった
それが 何故だか凄く苦しかった。
田中くんなりの優しさだったのかもしれない…
幼稚園もバイトも慣れてきて
考えることと言えば
離婚の事ばかりだった
年内に離婚出来なかったら
せめて小学校上がる前に離婚成立させたいと思っていた
離婚したいけど応じてくれず
田中くんが好きだけど好きだと言えず…
頭を悩ませる事が多かった
ある日の晩
父も妹も仕事で帰りが遅くなると連絡があったから
息子相手に🍺を飲んでいた
息子と話ながら
携帯で田中くんとメールのやり取り…
「お兄ちゃんに電話してもイイ❓」
アドレスを聞いた時に電話番号も教えてもらっていた
「イイよ」
田中くんと何を話したいのだろう❓
今日だって遊んでたのに…
嬉しそうに電話をかけてる息子を見ながら不思議に思っていた
- << 130 考えても考えても頭の中はグチャグチャで 🍺の量だけが増えていた 「きょうチャン、お兄ちゃんが変わってだって」 「もう話し終わったの❓」 「うん。終わったから次は きょうチャンの番だよ」 話が出来て 言いたい事を伝えた様で 満足している息子は 私に携帯を渡し玩具で遊びだした 「もしもし…ごめんね急に…電話かけたいって言うから…」 「大丈夫大丈夫。今晩 仕事休みだからゆっくり相手出来たよ」 「ありがとね。今晩休みって事は飲んでる❓」 「まぁね…実家でだけど誰も居ないから一人寂しく飲んでるよ」 いつもと変わらない世間話 この やり取りが楽しいと思える 冗談 言いながら… そんな会話の中 「いつまで待てばイイ❓」 きたっっ💦返事だ… 「何が❓」 動揺を隠すためにぶっきらぼうな口調になってしまった… 「俺の告白の返事。ちゃんと考えるって言ってくれたから」
>> 128
遊んでるなかで田中くんは返事を催促したりしなかった
それが 何故だか凄く苦しかった。
田中くんなりの優しさだったのかもしれない…
幼稚…
考えても考えても頭の中はグチャグチャで
🍺の量だけが増えていた
「きょうチャン、お兄ちゃんが変わってだって」
「もう話し終わったの❓」
「うん。終わったから次は きょうチャンの番だよ」
話が出来て
言いたい事を伝えた様で
満足している息子は
私に携帯を渡し玩具で遊びだした
「もしもし…ごめんね急に…電話かけたいって言うから…」
「大丈夫大丈夫。今晩 仕事休みだからゆっくり相手出来たよ」
「ありがとね。今晩休みって事は飲んでる❓」
「まぁね…実家でだけど誰も居ないから一人寂しく飲んでるよ」
いつもと変わらない世間話
この やり取りが楽しいと思える
冗談 言いながら…
そんな会話の中
「いつまで待てばイイ❓」
きたっっ💦返事だ…
「何が❓」
動揺を隠すためにぶっきらぼうな口調になってしまった…
「俺の告白の返事。ちゃんと考えるって言ってくれたから」
>> 130
「少し酔ってる❓」
「何で❓」
「いきなり聞くから…」
「いきなりって訳でも無いよ。
ずっと早く返事が欲しいって思ってた。
でも、子供の手前 聞きづらかったのもあって…
今がチャンスかなってね」
照れ隠しなのか
少し笑いながら言っていた
「うん…」
私は それしか言えなかった
「好きか嫌いかだけ教えて欲しい。
嫌いなら もう遊んだりメールしたりしないから、迷惑なら言ってくれた方がイイんだけど…」
嫌いわけない…
好きだからメールしたり
電話したり遊んだりしてる
今 私が嫌いだと一言 言えば田中くんは私と息子の前から居なくなる…
居なくなってしまう…
やっと出来た 心のより所…
自ら失うのか…
嫌いだと言えば楽になる…
嫌いだと言えば……
>> 131
「ごめん…
電話では言えない。
会って話したいから…」
「明日でも大丈夫❓」
「幼稚園行ってる時間に近くの公園でイイ❓」
「分かった」
待ち合わせの時間を決め電話を切った…
明日…
嫌いだと言おう
田中くんの為にも…
私なんかに振り回されてたら
田中くんの人生 台無しにしてしまう
私に関わったらダメなんだよ
まだ若いんだから
田中くんの人生これからだし…
嫌いだと…
嫌いだと言わないと……
胸が苦しい…
人を好きになるのって
こんなに苦しかったんだ……
- << 136 次の日、公園に着くと田中くんは先に来ていた 公園横の自販機でホットコーヒーを2本買い ベンチに座っている田中くんの隣に座った 「おはよ。遅くなって ごめんね… 寒かったでしょ」 さっき買った缶コーヒーを差し出しながら言った 「そんなに待ってないから大丈夫だよ。 コーヒーありがと」 二人でベンチに座り缶コーヒーの蓋を開け飲みながら話をしていた 落ち着きのない ソワソワした感じの田中くん いつもと違う… イイ返事なのか悪い返事なのか 気が気でない様子だ そんな田中くんを見てると 早く話さないと… この人を傷付けたくない 大切にしたい そう思った 「田中くんね…好きか嫌いかだけ教えてって言ってたよね…」 「うん…それだけでも知りたい」 真っ直ぐな目で私を見ていた… 「私ね………」 心臓の音が早くなる… 胸が苦しくなる… その先の言葉が出てこない 声が出てこない… 気持ちと裏腹な事を言おうとしてるからなんだろうか… コーヒーを一口飲み 深呼吸してから もう一度 話し出した
横レス失礼します💦
今日シキさんのスレを見て読み切ってしまいました😄
私も2歳前の息子がいます。私は今別居中で調停に応じてくれず平行線が一年続いています。こちらが急かすと何されるか分からないので何もせず過ごすしかありません。
調停の事を知りたくて見てましたがもう少し先のようですね😄お話しが読みやすく、凄い面白いです!
シキさんはとても純粋で前向きな方だと感じました。
これからの展開もワクワクドキドキ楽しみにしてます。
息子さんと幸せに暮らせてますように。。
失礼します
すべて 読ませていただきました
私は 元嫁に 最愛の娘(3歳)を 強引にとられて 長男(小4) 次男(小3)と 生活しています
二度と女性なんか 愛さないと思って 数ヶ月 運命的な女性と知り合い愛に落ちました 彼女も息子(五歳)がいます
いま 離婚協議中ですが 進展はなしです
離婚原因は 旦那の浮気らしいです
別居1年以上たってます
今 私の家で同居して 楽しく暮らしています 世間から見れば不倫の相手 って 言われます 連れ子とか
そんなの いいではないですか
他人なんて ほっとけば
先ずは 子供の幸せを考えてあげれば きっと 自分も幸せになります
頑張ってください
>> 132
「ごめん…
電話では言えない。
会って話したいから…」
「明日でも大丈夫❓」
「幼稚園行ってる時間に近くの公園でイイ❓」
「分かった」…
次の日、公園に着くと田中くんは先に来ていた
公園横の自販機でホットコーヒーを2本買い
ベンチに座っている田中くんの隣に座った
「おはよ。遅くなって ごめんね…
寒かったでしょ」
さっき買った缶コーヒーを差し出しながら言った
「そんなに待ってないから大丈夫だよ。
コーヒーありがと」
二人でベンチに座り缶コーヒーの蓋を開け飲みながら話をしていた
落ち着きのない
ソワソワした感じの田中くん
いつもと違う…
イイ返事なのか悪い返事なのか
気が気でない様子だ
そんな田中くんを見てると
早く話さないと…
この人を傷付けたくない
大切にしたい
そう思った
「田中くんね…好きか嫌いかだけ教えてって言ってたよね…」
「うん…それだけでも知りたい」
真っ直ぐな目で私を見ていた…
「私ね………」
心臓の音が早くなる…
胸が苦しくなる…
その先の言葉が出てこない
声が出てこない…
気持ちと裏腹な事を言おうとしてるからなんだろうか…
コーヒーを一口飲み
深呼吸してから
もう一度 話し出した
>> 136
好きじゃない…
嫌いだと…
そう言い聞かせながら田中くんを見た…
何とも言えない悲しそうな顔をしていた
ダメだ…
嘘つけない…
「私ね………
嫌いじゃない…
好きだと思う。
好きだから一緒に遊ぶんだと思う……
田中くんが好きなんだと思う…」
素直な気持ちが自然と言葉に出てきて
上手く言えなかった…
‘好き’
だと言った瞬間
やっと言えた嬉しさが込み上げてきた
田中くんは…
嬉しそうなクチャクチャな笑顔をしていた
この日から
私と田中くんは付き合う事にした
離婚成立してない私と付き合うと言う事は
‘不倫’
‘不貞’
いくら別居中とは言え
夫婦は法律で守られてる
何年 別居が続いても…
例えば5年、10年 別居が続いたとしても
不倫は不倫…
‘いかなる理由があっても
夫婦は不貞を働いてはならない’
こんな変な法律があるとは
この時 何も知らなかった…
>> 137
付き合うと言っても今までと変わりは無かった。
抱き付くわけでもなく
キスをするわけでもなく
ましてやエッチなんて…
ただ変わった事と言えば
気持ちが楽になった事と手を繋ぐ様になった事くらい
それでも私は満足だった
好きな人が居るということ
好きな人に触れられるということ
好きな人が隣に居るだけで…
手を繋ぐだけで
ドキドキ胸が高鳴る
こんな付き合い方 忘れてた…
こんな優しい空気 忘れてた…
太陽の光や
風の音
木々の香り…
直ぐそばにあった自然を忘れてた
懐かしい様な
殻から出てきた様な
何とも言えない清々しい気持ちで いっぱいだった
でも…
そんな気持ちは一時だけだった
幸せだと思える反面
不安だらけだった…
その不安な気持ちは日に日に大きくなり
自分の中で押さえきれないくらいだった
その不安と言うのは、
離婚が成立してない事と
田中くんの両親の事だった…
>> 139
11月のある日
クリスマスの予定を聞かれた
何も予定が無い私に
‘クリスマス、県外にイルミネーションを見に行かないか’
と聞いてきた
何年もクリスマスのイルミネーションなんて見に行った事がなかったから
行きたい気持ちが強かった
でも…
泊まり掛けで行く予定の為
ホテルやガソリン、高速代など
私には出せるお金が無かった。
「行きたいけど、お金が無いから行けないよ」
そう断ると
「俺が誘ったんだから行けるなら俺が全部出すよ」
全部出すって…
私と息子の宿泊費や高速代…
一体いくらかかるんだろう…
「全部出すなんて勿体ないよ。
自分が働いて稼いだお金なんだから
自分の為に使いなよ」
私は そう言った
>> 140
「俺が稼いだお金だから、俺の為に使うよ。
一緒に行きたいから使うんだよ」
田中くんは頑固だ…
私も頑固…
田中くんの好意は嬉しいけど、
やっぱり出してもらうには桁が多すぎる…
缶コーヒーを おごったりおごられたりするのとは訳が違う
断っても断っても、
田中くんは
‘俺が出す’
の一点張り。
渋々 折れた私は田中くんに一言
「少しずつ返すから」
と。
「うん。出世払いでイイから」
嬉しそうに笑いながら言ってくれた
「いつ出世するか分からないよ」
そう言い返した。
田中くんは何も言わず
笑顔と笑い声で返事をしている様だった
行く場所は もちろん
ホテルの手配も田中くんがしてくれた。
>> 142
そんな中 一つだけ問題が…
1泊2日の旅行と言うことは
1日 家に居ないと言うこと。
父に何て言おう…
それが問題だった。
好きな人が出来た事に対しては
すんなり受け入れてくれたけど、
付き合いだした事は話してない。
中卒から公務員として働いてた父は
頭が堅い…
だから、好きな人が出来た事しか話せないでいた。
ない知恵を絞り
父に どう話すか悩んでいた。
悩んで考えた結果
私は父に嘘をつく事にした。
「コンビニで知り合った友達の家でクリスマス会するからって誘われたんだ。
子供と同じ学校の人で、家も近いから行こうと思うんだ。
もしかしたら
お酒飲むから泊まってくるかもしれない」
と…
嘘をつくと罪悪感が残る…
嘘をついてまで…
そう思ったけど
私と息子は田中くんとの旅行を楽しみにしてたし
田中くんも楽しみにしていてくれてるから
嘘をついた
>> 144
『もうすぐ着くよ』
そうメールを入れた。
待ち合わせの場所は田中くんの家の近くの公園だった
公園に着くと既に来ていた
県外に行くと言うことで運転を変わってもらった
田中くんは
昔 その県外で仕事をしていたらしく、道を知っていたからだ
何時間 車を走らせたのだろう…
距離感が全く分からなかった
見た事のない県外への道のりの中、
私も息子も田中くんも お喋りが止まらなかった。
途中で休憩を入れ、お菓子や飲み物を買い
ひたすら運転してくれていた。
途中、何度か
運転を変わろうかと聞いたけど
運転が好きみたいで変わる事は無かった
田中くんの運転は凄く乗り心地が良く
乱暴な運転をする事は無かったから
とても安心して隣に乗っていた
- << 148 県内に入ると懐かしさが込み上げてきたらしく 少し興奮気味した様子で 住んでた街の事を色々 教えてくれていた。 私には、 見たことも聞いたこともない様な店が多々あった 宿泊するホテルは 駅に近いビジネスホテルだと聞いていた。 朝食は付いてるけど、晩御飯は外に食べに行かないといけないらしく お茶やビールなどを買ってホテルに向かった
- << 149 県内に入ると、 懐かしさが込み上げてきたらしく 少し興奮した様子で 住んでた街の事を色々 教えてくれていた。 私には、見たことも聞いたこともない様な店が多々あった 宿泊するホテルは駅に近いビジネスホテルの為 朝食は付いてるけど、晩御飯は外に食べに行かないといけないらしく スーパーに寄り お茶やビールなどを買ってホテルに向かった
こんにちは😃私も離婚して2年半になります。離婚するのに、1年7ヶ月かかりました。二人の小学生の娘と暮らしています。
私も色々あったので、離婚調停はもう終わっているけれど、読ませて頂いています。
主さん頑張ってください🍀
ホテルに着き駐車場に車を止め
ホテルを見上げてみた。
何十階あるんだろう❓
田舎者の私には見たことがない高さだった。
荷物を持ち、チェックイン
ロビーを見渡すと
ビジネスホテルとは思えない程 綺麗だった
私が知ってるビジネスホテルとは大違い…
エレベーターに乗り11階を押す
普通に11階ってだけでもビックリするのに
まだまだ上の階があった
何回まであったのかは忘れてしまったけど…
>> 153
ホテルから一歩 外に出ると
冷たい風に身震いした
田中くんを真ん中に挟み、左右に私と息子。
みんなで手を繋ぎ歩いてイルミネーションを見に向かった
クリスマスのイルミネーション…
あちこちにカップル発見!
彼氏に寄り添う彼女
付き合いだして日が浅いカップル…
息子が居なかったら私と田中くんはカップルに見られるんだろうな~
でも、カップルより家族の方がイイなぁ~
そんな事を思っていたら
「家族に見られるかな❓」
どうやら田中くんも同じ様な事を思っていたみたいで
そう聞いてきた
「家族に見えると思うよ。嫌❓」
「嫌じゃないよ。
嬉しくて少し照れくさい感じがする…」
どんな表情で言ったのかは分からないけど
きっと 凄く照れた顔をしているんだろうな~
暗くて見えないのが残念だった
>> 154
駅に近づく程に
イルミネーションが綺麗に光っていた。
凄くキレイで…
神秘的な不思議な輝きがするイルミネーション
ズット見てても飽きないくらい
ネオンの光に吸い込まれて行きそう…
見とれてしまってる私に
田中くんは
「ごめん…お腹空いた…
あそこのマックでハンバーガー買ってくる」
ムードもロマンも無く…
田中くんは空腹には勝てない事を知った
でも、
そんな素直な部分が可愛く思えてた
「うん、いいよ。
マック 夜ご飯にする❓」
「マックが夜ご飯でイイの❓」
「いいよ。滅多にマック食べる事ないし…
他に何か食べたい物あるの❓」
「イヤ…
他に食べたい物は無いけど
クリスマスの夜ご飯がマックでイイのかなって思って…
もっと お洒落な店で食べたいんじゃないかと思ってたから…」
>> 155
「お洒落な店じゃなくても大丈夫よ。
予約してる訳じゃないんでしょ❓」
「予約はしてないんだ」
「それだったらマックにしよ。
クリスマスだから予約なしに ご飯食べに行っても
待ち時間が長いからさ。
お洒落な店は
また来年にしない?」
「うん。来年はチャント予約しとくよ。
一緒にマック行こう」
何故だか分からないけど
嬉しそうに私の手を引きながら
そう言っていた
ちょっと歩くと直ぐにマックが見えてきた
高校生や親子連れで込み合ってたが
そんなに待つ事なく買い物出来た。
お持ち帰りにしてもらい
イルミネーションを見ながら食べようかと話になったが
息子が寒そうに震えていたから
ホテルに戻り食べる事にした
>> 157
着替えて お風呂から上がったのはイイけど
なかなか風呂場の戸を開ける事が出来なかった…
お風呂上がりが何だか少し恥ずかしかったからだ
素っぴんは見られても平気なんだけど…
って言うのも
寝坊して何度か素っぴんでバイトに行ったりしてたから
田中くんは私の素っぴんを見馴れてる
でも…
いつまでも風呂場に居る訳にもいかず…
気合いを入れ お風呂場から出ていった。
「温かくて気持ち良かったよ」
髪の毛をタオルで拭きながら
ハンバーガーを食べてる二人に言った
口に いっぱい頬張りながら
田中くんと息子は
「早く食べないと無くなるよ~」
と。
風呂場で恥ずかしさっ闘ってた私って…
恥ずかしくて出てこれなかった自分に恥ずかしくなりながら
一緒にハンバーガーやポテトを食べながら
冷えてる🍺を飲んだ
>> 160
いったい何時まで飲んでたのだろう…
(これは次の日に分かった事だけど
二人で🍺や酎ハイを15、6本 飲んでいた)
いくら飲んでも、ぐでんぐでんに酔っ払う事は無く
ほろ酔い加減のままだった
いい加減 眠たくなってきた私は先にベッドに潜り込んだ。
田中くんも残りの酎ハイを一気に飲み干しベッドに入ってきた
寝てる息子を確認し
テレビと電気を消した…
しばらくベッドの中で話をしていると
何の前触れもなく
キスをしてきた…
軽いキスを交わし
「俺 幸せだよ」
そう言い
またキスをしてきた。
暗闇の中だったけど
段々と目が慣れ田中くんの顔が分かった…
下を絡め息づかいが荒くなってきた…
私の太ももに
大きくなった彼の股間が触れる…
太ももに刺さるくらい大きくなっていた
キスをしながら
お互いを抱き締めた
>> 161
私の胸は一気に高鳴る…
このドキドキ感が心地好い程に…
田中くんの唇が耳に触れ
首筋に触れ…
1年半程 誰にも触れられた事がない体は
恥ずかしい程 敏感に反応してしまう…
首筋に触れた唇が徐々に胸元に降りてくる…
着ていた服を
ゆっくりと優しく剥ぎ取り
手と唇が胸を触ると私の口から喘ぎ声が漏れだした
優しく触れる手や唇の動きに合わせるかの様に…
優しい愛撫をされているうちに
私のアソコはじわ~と濡れてきてるのがハッキリと分かった
熱くて勝手に腰が動く…
早く触って欲しい
めちゃくちゃになる程に…
それでも彼は胸を愛撫し続ける
- << 168 体も心も彼を求める… この日 初めて彼と結ばれた… 彼の腕の中に包まれ いつの間にか熟睡していた
確かに離婚調停の話を知りたくて読み始めた人は今の展開はちょっと違う風に思うのかも。今はまだ途中ですし、主さんの心の中の変化や大事な人の出現で、どう離婚調停に有利になるか不利になるかもあるのかなと思っています✨私はとても楽しみに読んでいます✨これからも見守らせてくださいね🎵
更新される度に楽しく読ませて頂いてます。
でも確かにこのお話の中で「喘ぎ声」「アソコ」「濡れて」といった描写が出てくるとは思っていなかったので少し愕然としている自分がいるのも事実かな😅
まあ、まだ離婚が成立していない上、すぐ側で息子さんが寝ているというシチュエーションだから尚更なのかもしれませんが😣
しかしやっぱり主を応援したいですし、結末が気になるので最後まで読ませてもらいます💡
主さん更新頑張ってください😄
>> 172
ガソリンを入れ、高速に乗る…
相変わらず
田中くんも息子も私も お喋りが止まらない
来るときは遠く感じた道のりが
帰りは物凄く早く感じる…
「途中から高速降りて下道から帰ってもイイかな❓」
そう聞かれ
私は‘イイよ’と答えた
高速は疲れるからかな~
そう思っていると
「思ったより帰りは早く感じるよ…
もっと一緒に居たいから時間稼ぎで下道から帰ろうかなってね…
帰りたくないわ…」
少し寂しそうな目をしながら
彼は運転をしていた
帰りたくない気持ちは同じだった
もっと一緒に居たいと思う気持ちも同じだった…
それでも車を走らせると
どんどん🏠に近づく…
見慣れた町並みが飛び込んできた…
はぁ…帰ってきちゃった…
「はぁ…帰ってきたな…」
私が思った事を口にした彼…
「私も今 同じこと思ってた…」
そう言うと 少しだけ お互い笑顔になった
>> 173
行く時に待ち合わせをした公園で田中くんを降ろした
「ありがとう。凄く楽しかった」
「うん…」
今にも泣き出しそうな顔をしながら答えた
そんな顔を見たのは初めてだった…
「そんな寂しそうな顔しないで…
また会えるからね」
「うん…」
どんどん悲しそうな顔になって行く…
もっとソバに居てあげたいけど
私も息子も帰らないといけない…
彼の顔を見ていると
なかなかと車のキーが回せない…
私は車から降り
軽く彼にキスをし
運転席に移った
それを見ていた息子も
彼にキスをしていた
「バイバイ またね」
帰り際に息子が言い
エンジンをかけた。
窓を開け
「ありがとう」
と言い
車を走らせ🏠に帰ってきた
>> 176
年が明け
私は市役所に行った
離婚届けをもらいにだ
その日の晩
私は父に話をした
「お願いがあるんだけど…」
「何❓」
「今日 市役所行って離婚届けをもらってきたの。
お父さんに 離婚届けの保証人の欄に書いてもらいたいんだ。
やっぱり子供が学校 に上がるまでには
離婚成立させておきたくて…」
「うん。イイよ」
私は父の前に離婚届けを広げながら
「お父さん ごめんね…
離婚届けにサイン書いてもらう事になってしまって…」
「そんな事ないよ。
お前は よく頑張ったと思うよ。
お疲れさん」
父は そう言いながら
保証人の欄に名前を書いてくれ
私が書いた欄に書き漏れや間違いがないか確認してくれた
離婚届けの用紙は
何だか難しく書いてあり
案の定 間違って書いてる部分や
分からない所が何ヵ所かあった。
父は分かるように書き方を教えてくれた
>> 177
離婚届けの保証人は二人 必要だった。
父が
‘もう一人の保証人’
は どうするか聞いてきたが
旦那側に書いてもらうからと断った。
旦那にも母親が居て
おじいちゃんが居て
妹が居る
成人してるから誰が保証人になってもイイ訳だ
私も、父ではなく妹に保証人になってもらっても良かったんだけど
父が保証人になってくれる方が強かったからだ
強かった…?
頼もしい…?
イヤ 違う…
父が保証人になると言う事は
旦那は もう何も言えなくなるはずだと思ったからだ
旦那が浮気した時も援交した時も
父は旦那に何一つ言わなかった
‘夫婦の問題だから、夫婦で話し合いなさい’
そう私に言うだけだった
正直、
私は父に助けてもらいたかった
旦那や姑から守ってもらいたかったが
父は それをしなかった
今 思えば
私は嫁いだ身…
お嫁さんを守るのは
父ではなく、夫だったからでは無いんだろうか…
いつまでも父に甘えてはいけない
そんな思いだったのだろうか…
>> 180
1月のある日、
いつものように息子と田中くんと遊んでいると
私のジーパンのポケットから携帯電話が落ちた
よく見ると通話中になっている…
10分ちょっとの間、ずっと通話中だった様だ
携帯を見ている私に
「どうした❓」
近寄りながら そう彼は言った
「いつの間にか通話中になってたのよ。
誰だろ…」
不思議そうに首を傾げる私に
「出てみたら❓」
そう言われ
電話に出てみると
いきなり怒鳴り声が…
「男おるん⁉」
怒り口調で電話口に出たのは旦那だった…
そっか…
旦那から かけてきたのか…
ポケットに入れてたから
座った時にでも勝手にボタン触ったのかもしれない…
「は❓何の用事❓」
私は冷静に聞き返すと
「男の声が聞こえたけど、男おるんか❓」
「関係ないでしょ。」
「離婚してないのに男作ってたら俺と一緒やん‼」
その言葉に
私は一気に怒りだした…
>> 181
私はタバコを加え火をつけた
一口吸うと
冷静に話してた自分では無くなった…
一気に口調が変わる…
「一緒にしないでくれる⁉
あんたみたいに
お金で買ったりしてないから」
「そりゃ そうかもしれないけど…」
都合悪くなると何も言えなくなる旦那…
「そいつと今から来いや‼」
今度は逆ギレ…
「何で行かないと行けないの⁉」
「子供の事と恭子の事を どう思ってるのか聞くんや‼」
「子供の事は別として、私の事は あんたに関係ないから。
いくらまだ離婚してないとは言え、
一緒に住んでないし
別居して半年以上たってるんだよ
今更何⁉って感じなんだけど」
「いいから来いや‼」
アホくさ…
自分の事は棚に上げて…
「私には用事無いし。
用事があるんなら自分が来たら⁉
会う気は無いけどね
アホらし…
バカじゃないの⁉」
そう言うと
怒りまかせに電話を切り
電源を落とした
>> 183
夕方 🏠に帰り
携帯の電源を入れた
お風呂に入り
ご飯を食べてる最中
玄関のチャイムが鳴った
幸いな事にインターホンにはカメラがついてあり
誰が来たのか画面で見る事が出来た。
私と息子は、その画面を見てみると
そこには旦那が映っていた。
鍵もチェーンもかけてある…
私は小声になり息子に
「パパ来たけど会いたい❓」
「会わない」
ハッキリと息子は言った。
チャイムが鳴り終わるまで
息子と静かにしていた
やっとチャイムが鳴り終わったと思ったら
携帯が鳴り出した。
もちろん旦那からだったが出る事は無かった
居留守を使い
電話にも出ないで居るとメールが入ってきた
旦那にしては珍しく長文で、
2、3回に渡り送られてきた
- << 188 『今日は いきなり怒ってしまって ごめんなさい。 🏠に来たけど出かけて居ない様だから帰ります。 今まで嫌な思いや辛い思いをさせてしまい 本当に 申し訳なく思ってる 幼馴染みの女友達に相談したら あんたが悪いと言われた 嫁さんが出ていくのも仕方ないと。 それでも もう一度 三人で暮らしたい。 反省してるし 俺は変わったから また やり直したい』
>> 190
そのメールに返事を返す事はなかったが、
次の日に旦那から電話があり
息子に出てもらった…
旦那は息子に
淋しいと言ったみたいで、
それに対し息子は
「僕は淋しくないよ。
パパは居なくてイイよ。いらないもん。
パパには おばぁちゃんとマリちゃん(旦那の妹)が居るから
淋しくないでしょ」
そう言っていた。
自分の子供に
‘いらない’
そう言われたら
かなりショックだろうな…
起き上がれなくなるほど凹むだろうな…
息子は、悪気があって言った訳では無いと思うけど
少し旦那が可哀想だと思った。
でも、
言われても仕方ないのかもしれない
息子は 父親である‘ぱぱ’を
切ってしまったんだと思った。
自分から父親を捨てたのかもしれない…
そうこう思ってたら
息子は電話を私に渡してきた
「パパが話したいって」
電話を取り
私は旦那と話す…
>> 191
「何❓」
「昨日 家に行ったんだけど、居なかったから電話してメール入れたんだけど…」
「知ってる」
「何処に言ってたん?」
「関係ないでしょ」
普段と変わらない口調で話す私に
旦那は送ってきたメールと同じ様な事を話し出した。
かなり ウザイ…
メール読んでみて疲れたのに
また同じことを電話口で話される…
私は 相づちもうたず旦那が話終わるまで待っていた
ようやく話が終わった旦那に
「何度も言う様だけど、そっちに帰って また一緒に暮らすことは
もう無いから。あり得ない事だから。
やり直す気持ちが少しでも私にあったら
出てきたりしてないし
離婚届けを送ったりしないから。
私は離婚して欲しいだけ。
養育費も慰謝料もいらないから」
>> 192
「いつ子供に会わせてくれるのかも決めてないのに
離婚は出来ない」
「子供がパパに会いたいと言えば会わせるよ
それが いつとは言えないけど
会いたくなったら子供に連絡して話したらイイでしょ⁉」
「離婚届けの保証人が居ないから…」
「お義母さんも義妹もおじいちゃんも要るでしょ‼
おじさんや友達だってイイんだよ‼」
「おかんには頼めないから じいちゃんにお願いするわ」
「今月中に離婚届けだしてよ」
「養育費の事も子供に いつ会えるのかも話して決めてないのに
離婚は出来ない」
「だから💢
今 話してるでしょ‼
聞いてる⁉
養育費は要らない。
子供には会いたいときに会わす
そう言ってるのに分からないの⁉」
「会って話してから決めるわ」
旦那と話をしてると直ぐにイライラしてしまう…
イライラにまかせて直ぐに電話を切ってしまう…
私の悪い所だ…
>> 193
1月の中頃…
私は生理が来てない事に気付いた…
生理の予定日から5日ほど過ぎていた。
もしかして…妊娠⁉
私は直ぐに田中くんに言った
「生理が遅れてて…もしかしたら妊娠してるかもしれない…
少し不規則だったりするから
もう少しだけ様子見てみるわ」
「うん…検査薬使うときは言ってね。
ソバに居るから」
彼は そう言っていた
それから何日か過ぎた日の朝…
1月16日だったと思う…
前の日に妊娠検査薬を買ってた私は
無性に妊娠してるかが気になり
朝の早くから妊娠検査薬を手に取り
トイレにこもっていた
検査薬を使うときは言って
と言われてたけど
何故だか 我慢出来なかった…
きっと
妊娠検査薬を使用する時
彼も一緒に居たら…
もし陽性だった時の彼の顔を見るのが怖かったからかもしれない…
先に一人で調べて
陽性なら覚悟を決めれるし
陰性なら問題なく笑って伝えられる
そう考えたからだと思う…
>> 194
陽性か陰性か…
結果が出る1分間が長いようで短い…
ほんの何分か…何秒か目をつぶる…
心臓の音が徐々に早くなり大きく感じる
胃が痛く、胸が苦しくなる…
覚悟を決め目を開ける…
赤いラインが2ヶ所に入っていた。
1ヶ所は 終了しましたのライン
もう1ヶ所は 検査結果…
陽性か陰性かのライン…
検査薬が入っていた箱を見ると
赤いラインが入ってるのは 陽性…
私は妊娠している…
田中くんの…
彼の子供を妊娠している…
正直、
妊娠していると分かった時
何故だか少し嬉しかった。
でも、その嬉しさも あっという間に不安に変わっていった
今朝はコンビニ…
田中くんと2時間だけ一緒に仕事をする…
朝から
段々とテンションが落ちていく
笑えない顔…
不安が全て顔に出てきてる…
それでも仕事に行かないといけない。
どんよりと重たい空気を背負い
いつもより早い時間に家を出た
- << 197 コンビニに着き お店から見えない場所で大きく深呼吸をした。 頬っぺたを2、3回 叩き 自分に‘カツ’を入れる いつもの自分に… 田中くんが心配しないよう いつもの笑顔を作る… お店に入り挨拶をし 店内裏に行く… 上手く笑顔が出来たはずなのに、 彼にはバレた… 裏に入った私に 「何かあった❓ 嫌な事でもあった❓」 心配そうに そう聞いてきた さっき作った笑顔だけで いっぱい いっぱいだったから もう笑顔を作る事は出来なかった 頑張って いつものように笑顔で挨拶したつもりなのに 見透かされてた… 一気に また不安感や重たい気持ちが肩にのし掛かる 笑えないし 彼の顔を見るのが辛い… 妊娠の事を伝えるのが怖い… それでも 彼との間に出来た子供。 彼に伝えないことには 私一人では どうにも出来ない… お店には… お客さんは居ない。 本当は こんな所で話す事じゃないけど 一人で抱えるには重たすぎた… 私は口を開く… 「妊娠してるわ…」
>> 195
陽性か陰性か…
結果が出る1分間が長いようで短い…
ほんの何分か…何秒か目をつぶる…
心臓の音が徐々に早くなり大きく感じる
胃が痛く、…
コンビニに着き
お店から見えない場所で大きく深呼吸をした。
頬っぺたを2、3回 叩き
自分に‘カツ’を入れる
いつもの自分に…
田中くんが心配しないよう いつもの笑顔を作る…
お店に入り挨拶をし
店内裏に行く…
上手く笑顔が出来たはずなのに、
彼にはバレた…
裏に入った私に
「何かあった❓
嫌な事でもあった❓」
心配そうに そう聞いてきた
さっき作った笑顔だけで
いっぱい いっぱいだったから
もう笑顔を作る事は出来なかった
頑張って いつものように笑顔で挨拶したつもりなのに
見透かされてた…
一気に
また不安感や重たい気持ちが肩にのし掛かる
笑えないし
彼の顔を見るのが辛い…
妊娠の事を伝えるのが怖い…
それでも
彼との間に出来た子供。
彼に伝えないことには 私一人では どうにも出来ない…
お店には…
お客さんは居ない。
本当は こんな所で話す事じゃないけど
一人で抱えるには重たすぎた…
私は口を開く…
「妊娠してるわ…」
- << 211 「いつ調べたの❓」 彼の問いかけに朝一で調べた事を話した 「朝一から調べるんじゃなかったよ… 朝からテンション下がりまくりだわ…」 見たこともないテンションの低い私に 少しビックリしている様だった… 「調べる時は隣に居るからって言ったのに… 病院は❓」 「一応 行ってみるよ」 産むか 降ろすかの話は 病院行ってからにしようと思い それ以上は話さなかった。 バイトが終わり 家にある電話帳で なるべく家から遠い個人の産婦人科を探した… 産むか降ろすか分からなかったからだ 調べた病院に さっそく行ってみる事にした 個人の産婦人科のわりには 沢山の患者さんが来ていた 臨月間近のお腹が大きい妊婦さん 妊娠6ヶ月くらいかな… 少し お腹がふっくらしている妊娠さん… 色んな妊娠さんを見ながら 自分の名前が呼ばれるのを待っていた…
主さんも今までつらかったとおもいます💦
元旦那さんも失ってはじめて気づいたのでしょう😣
私も離婚はしてませんが、たくさん主人にうらぎられました💦
でもこれが本当の話なら、旦那さんもひどいけど、主もやってること最低だね⤵ちゃんとケジメつけて次の人生あゆみなよ💧
いくら旦那がなかなか離婚してくれないからって😣なにしてんの?って正直おもいました💦
子供まで作って⤵
第一子供もパパを嫌うのは、あなたが悪くいうから、態度で表してたからじゃないですかね?だからパパはいらないと認識してしまったのでは?小さい頃からそう育てたからでしょ?
うちは常に主人いないし、家にいても遊んであげたりしない主人ですが、子供達はパパ②となついてますよ?私が立派な母親とはいいませんが、どんなに旦那がイラついてもパパはあなた達の為にお仕事一生懸命頑張ってるんだよっていってます⤵
気分を害するレス申し訳ありません🙇率直な気持ちです
↑同感です。
ひょっとして今回の入院は出産ですか?
息子さんが大きくなって事情が理解できるようになった時、自分も不倫したこと話せますか?
息子さんが家庭を持つようになった時、貴女のしていたことどう思うのかな。
最初は「大変な思いをされたんだな」と応援したかったけど、結局元夫と似た者同士じゃないですか。
上のお二人?
しらけるからレス、ヤメテ❗
携帯小説じゃない?
ノンフィクションだと思うけど、過去の事を書いているの。
間違えた事もあえて書いてるのね。
今後皆さんが間違えないように 多分 失敗もあえて書いてるの。
わからないかな?
今批判すべき事ではないですよ。
しらけるからレス、ヤメテ❗
エッ(^^;)(;^^)て思う人いて当然だと思います。
ハッキリ言って、最初みんな、主サン苦労したんだなぁ~とか頑張ってほしいと応援の眼差しで読んでいたと思います。
しかし、エッチした。妊娠しちゃった…
結局元旦那と一緒じゃないですか💧
逆に主サンが自分の事正当化しようとしてるようにしか見えません💦
子供が父を憎む?(嫌がる)ってのも主サンに問題あると思います💦💦
しらけるとか書いてる方✋
あなた方と真逆な考えの人も居るってコトです✋
>> 204
書き込み自体がマナー違反ってなら、(散々レスしてる)お前が言うなwって話じゃん。
だけど、
主が自レスのみに設定していない
||
途中レスOK
マナー違反でも何でもない。
責めるなら、自レスのみにしてない事を責めろよ。
主へ
スレ本文ページ下部の「自レス操作」で設定を変える事をオススメする。
フリーにしている以上、ここは誰が書き込んでも良いスレ。
舵取は主にしか出来ないよ。
感想スレは簡潔後。とかたくなだけど、感想スレというのは、「読書感想文を書く」場所ではなく、どちらかと言えば「連載中の作家への応援(感想)を書く」場所。
これが、簡潔後じゃなく、今必要な理由。
自分の舵取が間違ってないか、よく考えて。
横レス失礼いたします。200さん、201さん、202さん、204さん
自レス制限がなく、私の前にも挨拶や感想を含めたレスがあったので、マナー違反だとは知りませんでした。
感想の中にも批判的なものがあって然るべきだと思ったんですが。
批判はしちゃいけないんですね?あ、書き込み自体がマナー違反なんですね?
不快な思いをされた方々、すみませんでした。
主さん、自レス制限の設定をお願いいたします。
こんにちわ😄
賛否両論あるのは当然ですが、小説の場合は、否定に思った時はレスしないで読むのを辞めるのが礼儀だと思います。
主さんが途中で文を作るのに気力がなくなれば皆さん中途半端な気持ちになって後悔してしまいます。
読みたい人もいますから、否定に思った方は静かに読まないようにして頂けたら幸いです。
主さん、読者の方々の為に最後まで宜しくお願いします。
赤の他人が勝手なことを書こうが主に書き込みを続けて欲しい。今まで読んできたので一部の方の中傷でスレが終わるのは残念です。倫理観やらなんやらを主に求めても理想的なお話をしている訳じゃないから。そういったことを理解している方もたくさんいますので、主にはありのままを書き続けて欲しいです。
いるね~⤵
小説やのに主の行動にいちいち人の道ってのを説く輩😒
主はそんなん言われたくて書いてるわけちゃうと思うわ。
今までの自分の人生を小説にして書いてる訳やし黙って読んでたらいいんじゃないの❓
批判する意味がわからん😒
私は毎日楽しみにしてるので更新待ってます😃
>> 197
コンビニに着き
お店から見えない場所で大きく深呼吸をした。
頬っぺたを2、3回 叩き
自分に‘カツ’を入れる
いつもの自分に…
田中くんが…
「いつ調べたの❓」
彼の問いかけに朝一で調べた事を話した
「朝一から調べるんじゃなかったよ…
朝からテンション下がりまくりだわ…」
見たこともないテンションの低い私に
少しビックリしている様だった…
「調べる時は隣に居るからって言ったのに…
病院は❓」
「一応 行ってみるよ」
産むか
降ろすかの話は
病院行ってからにしようと思い
それ以上は話さなかった。
バイトが終わり
家にある電話帳で
なるべく家から遠い個人の産婦人科を探した…
産むか降ろすか分からなかったからだ
調べた病院に さっそく行ってみる事にした
個人の産婦人科のわりには
沢山の患者さんが来ていた
臨月間近のお腹が大きい妊婦さん
妊娠6ヶ月くらいかな…
少し お腹がふっくらしている妊娠さん…
色んな妊娠さんを見ながら
自分の名前が呼ばれるのを待っていた…
主です
一括で失礼します。
非難、批判される方は
さぞかし ご立派な人生を歩まれてるのだと思います
ご立派な人生を歩んでいるからこそ
私みたいな人生を歩んでいる人間を批判したくなるんでしょうね…
楽しみにしてくださってる皆様には 申し訳ありませんが
小説に批判する方々が要るとは思ってもおらず
続きを書くのを辞める事にします
ありがとうございました
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