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雷電( ♀ oBaIh )
08/03/25 08:41(更新日時)

小説書いてみますんで感想下さい💕

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No.1157625 08/02/26 18:53(スレ作成日時)

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No.1 08/02/26 19:00
雷電 ( ♀ oBaIh )

曇り空に霞んだ町の灯かりが頼り無げに目に入る。路地裏の猫の声が、寒く埃っぽい町の風に流されながら私の耳に小さく届いた。目にも止まらない陰の薄い噴水が町のシンボルだった昔の話を思い出す。双子月の夜の猫。港町として栄えたいつの日かの話を。今となっては埋め立てられた海辺の匂いを微かに思い出す事ができる。

No.2 08/02/26 19:09
雷電 ( ♀ oBaIh )

「おはようございます」金色の髪に緑の目、薔薇色の唇、桃みたいな肌。華奢で長い手足。高い背。170くらいは軽くあるであろう長身の女性がまだエネルギーの残る栄えた町の小さなパン屋で腰掛ける。

No.3 08/02/27 09:01
雷電 ( ♀ oBaIh )

>> 2 中に居た太った男(中年)と細い嫁が笑顔で迎える。「おはようエリシア」彼女はここで働いている。朝と夕方だけ忙しいパン屋(レストランがついている)名物はシチュー。白いワンピースに黒いピンヒールポケットから煙草とライターを取り出して、火をつけた。灰色の煙が朝の冷たい空気に混じりながら空に向かって上がっていった。

No.4 08/02/27 09:19
雷電 ( ♀ oBaIh )

>> 3 「エリシア、店で煙草は止めて頂戴?」エリシアが嫁を緑の目でちらっと見て「ココ、テラスでしょう?」と、めについたテーブルの上の灰皿を示してもう一度嫁を見上げた。「ラモールさん。」嫁は肩をすくめて苦笑いして見せた。一拍置いて、「まぁ、それ終ったら買い出し頼むわよ。バイク使っていいからさ。」「はぁぁい」足を放り出してテラス空を見つめながら湖みたいな綺麗な瞳をパチパチと瞬きした。

No.5 08/03/25 08:40
雷電 ( ♀ oBaIh )

>> 4 目に止まるのは早朝の薄い雲掛る空。「エリシアっロドリゼフさんが来る!早く買い出しっ」「はぁい。」煙草を消して立ち上がると、ロードライトトパーズとローズクォーツの小銭入れをラモーヌに差し出し、足早に噴水から左に抜けて行く。

No.6 08/03/25 08:41
雷電 ( ♀ oBaIh )

そのまえに彼女が何故この町にいるのかなどをお話しよう

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