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白銀翼の彼方

No.75 07/03/07 21:32
アルミ† ( 20代 ♂ yXSV )
あ+あ-

≫74

ダンはそれを見ながら言った。

『よっぽど喉が渇いていたのだろうな…。もう一杯飲むかい…。』尋ねるとミツキはコップ差し出した。

『お願いします。喉が渇いてしまって…。』地下室では何も口にしていなかったのだろうかと皆は思っていた。ダンが再びコップにジュースを注ぎミツキに手渡した。

『もしかしてお腹も空いているんじゃないかい…。』そう尋ねるとミツキはお腹を押さえながら言った。

『実はペコペコなんですよ。』舌出して恥ずかしそうに言った。すると店の奥に座っていた女性が立ち上がった。

『私が作って差し上げますわ。』どこかで見た事のある人だった。

『あっサツキさん。』アルミはつい叫んでしまった。ここに居るはずの無い人が居るのだ。驚くのも当然である。ここに来る前に立ち寄って来た喫茶店のママが何故か目の前に居る。アルミは不思議に思って尋ねた。

『何故ここに居るのですか…。』それ聞いてサツキが答えた。

『旦那がここに来ていてこっちに来るように言われて店を休みにして来ました。シュウトはほらそこに…。』アルミは脚に痛みを感じた。そうシュウトが脚に蹴りを入れていたからだった。

『この野郎またやったな。相変わらず元気だな。』頭をぐっと押さえた。するとシュウトはニッコリと笑った。

『では厨房を使って良いかしら…。』サツキはダンに言った。

『どうぞどうぞ。』そう言いながら厨房にサツキを連れて入って行った。この店は初めて来た時は意外に広く思っていたが今は妙に狭く感じられる。これだけの人数が居るのだから当たり前なのだろうが…。アルミは急に1つの事を思い出し言った。

『そう言えばマーナの行方はわかったのか…。』そうエドワードに尋ねた。

『この受信機を調べたらガイの鳥は島の中央にある山の所に居るのだが…。』それを聞いてアルミは家宝の眠る洞窟を思い出していた。

『まさかあの洞窟に居るのだろうか…。それなら早速行ってみよう。』それを聞いていたミツキが話して来た。

『洞窟ってあの洞窟ですか…。』ミツキの言葉に全員が振り返った。

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