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白銀翼の彼方

No.74 07/03/06 21:12
アルミ† ( 20代 ♂ yXSV )
あ+あ-

≫73

目の前にダンの店が見えて来た。店の外ではアギトがくるまって寝ていた。気配を感じたのか、顔を上げ嬉しそうに尻尾を振り出した。そしてアルミの方に駆け出し飛びついてきた。ガイの肩に居た赤穂は慌てたように背中に回り様子を伺った。外が騒がしくなったのが分かったのか、クルミが扉を開け顔を覗かせた。

『よっクルミ。帰って来たよ。』アルミがそう言うとクルミが駆け寄り抱きついた。クルミの頭を撫でながら言った。

『みんなは中に居るのかい…。』それを聞いてクルミは頷いた。そして後ろに居る姫を見て不思議そうな顔をした。

《その人は誰なの…》そう手話で聞いて来た。

『詳しい事は中に入ってからだ。』そう言うと店の扉を開いた。中にはエドワード達が1つのテーブルに固まり何かを話していた。ダンはカウンターの中で洗い物をしていた。

『よっアルミ無事だったのか。今皆で噂していたんだよ。』冗談混じりにエドワードがそう言うとその横に座っていた神崎が続けて話してきた。

『その後ろに居るのはアルミが助けた女の子かい…。』そう尋ねるとアルミは後ろ振り返ってミツキを前に出して言った。

『そうだよ。彼女はミツキだ。』そう言うとミツキは頭を下げ改めて自己紹介をした。

『私はタミヤ王国の王女でミツキ・エル・フォードです。よろしくね。』そう言って店の中を見渡した。

『素敵なお店ですね。アナタがここの店主さんですか…。』とダンに向かって言った。ダンは不意に聞かれた為慌ててタオルで濡れた手を拭きカウンターから出て来て挨拶をした。

『褒めてもらえるとは嬉しいね。俺はダン。ダン・カービィだ。よろしくな。』そう言うと手を差し出した。それを見てミツキも手を出し握手をした。

『ところで飲み物を頂けませんか…。ここまで逃げて来るのに喉が渇いてしまいました…。』すると慌ててダンはカウンターに入り冷蔵庫の中からジュースを取り出しコップに注いだ。それをミツキの前に出した。

『ありがとうございます。』そう言ってコップを受け取り一気に飲み干した。皆はそれをポカンとして見ていた。

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