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白銀翼の彼方

No.63 07/02/11 20:08
アルミ ( 20代 ♂ yXSV )
あ+あ-

≫62

『その構えは…。』神崎が言うとガイは不思議そうな顔をした。

『なんだお前知っているのか…。』その問に神崎は答えた。

『昔一度な…。そいつの名前は藤堂…。藤堂鉄馬だ。』それを聞いたガイは驚いた。

『マジかよ。俺の兄弟子じゃないかと言うか俺の兄貴だよ。俺の名前は藤堂凱だ。こんな所で兄貴を知っている奴に出くわすとはな。』ガイの言葉に驚いた。

『そうか。それで藤堂はどうしているのだ…。』神崎の問に悲しそうな顔をするガイは言った。

『兄貴は2年前に死んだよ。アイツに殺された…。そうだよあの屋敷に居るサザナって野郎にな…。多分不意をつかれたのだろう…。』アルミ達は驚いた。この呑気そうにしていたガイの目が憎しみに変わっていたのだ。皆は恐怖を感じた。

『そんな事になっていたのか…。まさかお前その復讐の為に…。』神崎の言葉を聞いてガイはニッコリと笑った。

『そんな訳無かろう。俺はただ楽しい事を探しているだけだよ。』と言いながらおどけてみせる。その心の裏に何があるかは今のアルミ達にはわからなかった。

『しみったれた話はここまでにしてどうするんだ…。俺を連れてってくれるのか…。』ガイはアルミ達に聞いた。しばらく考えてアルミは言った。

『ではマーナ救出を手伝ってくれ。よろしくな。』そう言うとガイは叫んだ。

『ヨッシャ。バリバリ楽しんでやるぜ。』ガッツポーズをしながら喜んだ。

『おいおい。遊びじゃ無いのだから…。』アルミは呆れ顔で言うとガイは申し訳なさそうにした。

『まずはどう侵入するかだが何か良い案は無いだろうか…。』アルミの問にミッキーは言った。

『夕方の6時に交代する際見張りの数が少なくなるよ。その時にしたら良いのではないかな…。』さすがに内部に詳しいだけはある。だが燐銘が急に笑い出した。

『何がおかしい。』アルミが怒った風に言った。

『アルバートさん。あの騒ぎの後にそんな簡単に入れる訳無いでしょう…。いつもより厳重になっているはずよ。』確かに燐銘の言う通りだった。しかし他に方法は無い。アルミ達は再び考え込んだ。そしてしばらくの沈黙が続いていた。

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