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白銀翼の彼方

No.51 07/01/18 02:16
アルミ ( yXSV )
あ+あ-

≫50

神崎の銃を見てアルミは自分の背中に隠した銃を手で確認した。これを使わずに済めば良いが…。

『おい。地下室の入り口はどこなんだ。』そう聞くとミッキーは両手を上げた。外国人が良くやる呆れた時に使うポーズだ。

『そう慌てなさんな。そこの角を曲がった所だよ。』それを聞いて歩みを早めた。そして入り口の前まで来た。

『ここから降りれば地下室に行ける。後はアンタ達で行きな。私はこれ以上は行けないよ。』地下室がわかれば後は助けるだけだ。

『ありがとう。本当に助かった。後は俺らで行くよ。』握手をした。

『それじゃ頑張って。』ミッキーは今来た廊下を戻って行った。しかしここに来て余りに見張りがいない。どうしたのだろう…。まさか待ち構えているのか…。

『神崎それじゃ降りるぞ。』神崎は親指を立てOKのサインを出した。地下室に向かう階段を一歩づつ確認しながら降りて行く。そして最後の一段になった。そっと覗くと奥に扉が見えた。

『あそこのようだな。』小声で神崎が言った。そこには誰もいない。俺達は扉の近くまで近づいた。そして取っ手に手をかけまわしてみた。すると扉はガチャッと開いた。開いた扉の隙間から中を覗くと中は真っ暗で何も見えない。

『マーナ…マーナ。』小声で呼ぶが返事がない。俺達は意を決して中に飛び込んだ。だがそこは真っ暗で誰もいないようだった。壁を探り電気のスイッチを探した。手先にスイッチらしき物が当たった。スイッチを入れてみた。明かりがつき部屋全体が見えた。しかしそこにはマーナの姿は無かった。すると階段の方から足音が響いて来た。神崎は素早く銃を構えた。アルミも少し遅れて銃に手を置いた。ヤツらだったら撃つしかないのかとアルミは思った。だが目の前に現れたのはミッキーだった。

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