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この誘い方って好意が見えてしまっていますか?
昔のびっくりするくらい塩にまみれたシャケをご存知の方
30代。自分の老いを受け入れられない。

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No.109 20/08/12 15:12
匿名さん0
あ+あ-

「優子さんごめんなさい、ちょっといいですか?」

「はーい!....あれあれ、どうしたの?」

「ゆうこせんせー、こんにちはー」
健はしおりの手をほどき、我が物顔で中に入って行った。


「はーい!いらっしゃい....あら?顔色悪いわね。中入って」


健はすでに椅子に座り、保育園で借りてきた絵本を読み始めてた。


たどたどしい健の音読。
絵本を見つめるその横顔に思わず涙が溢れた。

守りたい!この子を、今を、健太郎から守りたい!

そう思えぱ思う程、恐怖心が襲ってきた。


「どした?まずは座ろうよ」
優子にお茶と健太郎にジュースを出した。


長い間忘れていた健太郎の突然の出現にかなり動揺している事に気が付く。

息が荒くなり、優子さんに何からはなせばいいのだろうと考えるも

「あの、....あの」


「しらないおじさんとママがお話してたの」

いつの間にかジュースを飲みはじめた健が言った。


健にとってよほど印象深い出来事だったのか、それとも、普段と違うしおりを感じ取って優子に話たのかは分からない。


「ふ~ん、んじゃ健君、その知らないおじさんはママを叩いてた?」

「たたいてないよ。でも、ママの顔は怖い顔をしていたよ」

「そっかぁ、教えてくれてありがとう。先生とても助かったぞ!偉い偉い!」

優子は健の頭を撫で、それで満足したのか健はジュースを飲み終え、テレビの前へと移動した。






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