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神社仏閣珍道中・改
神社仏閣巡り珍道中・改
神社仏閣巡り珍道中・改  東北路編

神社仏閣珍道中・改

No.54 19/03/25 06:14
旅人
あ+あ-

群馬県桐生市の文昌寺さんを参拝させていただきました。
看板を見るもののなかなか参拝する機会に恵まれなかったお寺さんであります。今回、観音院さんの参拝にこちら方面に出かけた足で、夫が【小雀観音】さんを参拝したいということで、【文昌寺】さんと【小雀観音】さんの参拝をさせていただきました。


文昌寺さんには、伝承のない石塔(?)があり、縄文時代のものだろうということはわかっているものの、当時は寺院、というものの存在がなく、なんのために建てられていたものかわからない、という石塔があるということを、何かの折りに読んだ記憶がありました。
それは鐘楼の隣の陽当たりのよい場所に、古い石仏さまと一緒に奉られていました。先端の尖った、ちょうど大きなサイズの┉2.5Lのペットボトルくらいの太さでしょうか┉高さは1メートルくらいの┉人造のものか、自然にできたとしたら現代人であっても自然の神秘を感じるような石塔でありました。


┉私どもは神社仏閣の参拝を済ませたあと、境内の散策はおのおの単体でまわります。それは取り決めではないものの、フワァっと興味のあるところへさっさと行ってしまう妻と、ゆっくりひとつひとつの建造物やそのいわれなどを視て歩きたい夫が、自然にたどり着いた、スタイルでありまして。私が興味のあるところを回り終えれば夫のもとへ行き、夫のほうが先に視終われば夫が私を探し回る、という┉f(^ー^;


名ガイドの夫が今回語るところ、こちらの文昌寺さん、
「小雀観音のいわれである小雀とよばれる馬がいて、その馬はこの辺りを治めていた細川内膳が京の八条殿より拝領した愛馬だったんだ。当時、桐生を治めていた桐生大炊介が、ある時細川内膳の館を攻め、細川方は敗れ、内膳は自害してしまったんだ。その後、桐生氏がその名馬小雀をもらい受けようとして乗ろうとすると、一歩も歩かずその場で死んでしまったんだって。主君のあとを追うように亡くなった愛馬小雀を、二君にまみえず死を選んだ名馬ということで、崇め、またその死をあわれみ冥福を祈って祀ったのが小雀観音なんだ。
こちらに細川内膳のお墓があるようだよ」

ほぉー。
時々、この辺りを車で走るたびに「この辺りに小雀観音があるわけなんだけど┉」と言っていたのは、そういう伝承があったのか。

   ┉続きます。

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