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葛藤

No.74 13/10/05 00:53
匿名0
あ+あ-

≫73




私が向かった先は例の公園。
だが、ショックな事にこの公園!『禁煙』に変わっていた。




なんだか力が抜け、無気力になった私は他の公園を探し、ただ歩き続けた。小さな公園を見つけた。
夜とは言え、真夏の夜はまだまだ暑く
空きっ腹の私はブラックコーヒーとタバコで少し気分が悪くなった。




そんな時、織田さんからメールが来た。
「何してる?」




「気持ち悪い…」





「そっか…じゃあ今日は無理か。
家だろ?少し安静にしてな」





「家じゃない…」




「公園…か?(*゚д゚*)」





「もう気力が出ない。
でも大丈夫だから気にしないで」





「気にすんなって言ったって心配するに決まってんだろ!」




返事を打ってる途中でメールすら打てなくなった。かすかに電話が鳴り続けているのは分かるけど、出れない。




心配させたかった訳でも、当て付けでも、計算したわけでもない。




もともとは優しい織田さん。
心配した織田さんは私を探す。
だけど、いつもの公園ではない。
見つかる訳がなかった。
だって織田さんは自宅が遠い。こんなとこ土地勘すらないんだから…。




それでも織田さんは諦めずに探し続けてくれたんだろう。




しばらく休んでいたら歩けそうだったから歩いてとにかく帰ろうとした。
電話が鳴る。
携帯を見るとかなりの着信とメールが入っていた。




ヤバい…。
絶対、怒ってる…。




とりあえず電話をかけた。
「も…」



「今どこだ?」




「いつもの公園が禁煙だったから歩いて見つけた公園」





「近くに番地とかないか?目印探して!」




目印…。




「大丈夫。タクシー拾って帰るから」




「もういつもの公園にいるんだ!近くにはいるはずだろ!?」




なんでいつもの公園の場所を知ってたんだろう。
私もいつもの公園に向かって歩き始めた。
近くに有名なスーパーがあった。




「○○がある!」
番地も見つけた。
だけど、織田さんに逢うのが怖かった。




番地を伝えると、しばらくして遠目に織田さんの姿を見つけた。…と同時に、織田さんも私を見つけた。
ものすごい勢いで織田さんは走ってきた。



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