真夏の沖縄初めての旅
カバンにビキニの水着とビーチサンダルを入れて出かけた女子大生二人旅
母親同士が以前からうちらが女子大生になったら夏休みに沖縄に行かせると決めていた
出発前日に福島県から東北本線に乗って従姉妹が我が家にやって来た
その夜はうちの部屋で一緒に寝た。翌朝は早朝の出発である
スカイメイトで行く沖縄3泊4日の旅
母は女子大生となり二人だけで沖縄に出発するうちらにいつも二人一緒にいなさいと言った
17/06/15 14:27 追記
従姉妹と二人の沖縄二人旅は発展性もなく一通り書いたので
子連れ旅について書いてます
18/06/04 01:27 追記
従姉妹との二人旅からもう40年か。1978年は良い時代だった。ディスコに明け暮れ世の中がディスコに湧いた。
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旅の前夜は従姉妹の皐月が泊まりに来た
皐月は地元福島県の短大の保育科だ
子供好きというタイプではないが本人が良ければいいんじゃね?
うちはあやめ。あやめと皐月は従姉妹同士だ
皐月がおひつじ座のO型でうちが獅子座のB型
お互い火の星座同士
火遊びしよーぜ、な~んてな(笑)
福島県から来た従姉妹を囲んで夕食を食べ
母が食後に紅茶をいれてくれた
従姉妹の皐月の母親はうちの母の姉上
母の姉上は母と違ってあまり気がきかなく
家事もノロマで適当だしホスピタリティがない
妹であるうちの母は上品で気がきいて働き者でホスピタリティもあって料理上手
母は来客があると完璧な主婦で完璧な母親なのだ
上品でホスピタリティのある優しい笑顔の母
それに比べ母の姉はありゃあ酷い
うちら短大一年の夏で開放的になっていた
早朝の羽田発那覇行きの日本航空に搭乗した
飛行機はゆっくり滑走路に向かいエンジン全開で滑走路を進みふわりと離陸した
従姉妹の皐月との初の二人旅
小さい頃から仲良しだった
沖縄二人旅にこぎつけるまでは大変だった
客室乗務員による機内食のサービスと飲み物のサービスがあった
この旅行に行く前には過保護過ぎて天然記念物な母の姉による干渉と妨害があり
何度となくキャンセルしたり申し込みし直したりで旅行会社に足を運んだ
母の姉は従姉妹である皐月を猫っ可愛がりをして気持ち悪いほど猫撫で声で皐月をお姫様扱いしてる
私の母は厳しいけどずうっと常識的でまともで良かった
ディスコダンスにはならず社交ダンスオンリーで
悟とうちには実に詰まらんダンスパーティーだった
細身で顔が小さく少女マンガの男の人風情の悟は上下を黒で決めて
若い時の野口五郎のような雰囲気だった
悟は詰まらんので途中で帰った
うちは皐月を最後まで待ってた
社交ダンスには本当に興味を持てなかった
やっとダンスパーティーは終わった
皐月はチャラい医大生と連絡先を交換していた
非常に面白くないダンスパーティーから帰る車の中
うちは無口になっていた
博孝の他にうちには30代の男性のボーイフレンドがいた
叔母の紹介で通ってる六本木の英会話スクールのパーティーで知り合った上級者クラスの商社勤務の男だった
商社勤務の男とは遊びの付き合いで中大生の博孝とは真面目に付き合っていた
商社マンの藤間勇介とは時々銀座や六本木で食事をした
藤間勇介に同学年の従姉妹の皐月と沖縄に行くことを話すと藤間勇介は
「写真見せて、俺が皐月ちゃんが処女かどうか鑑定してやるよ」
などと言ってた
藤間勇介は従姉妹の皐月に内心興味があったようだ
うちはケラケラ笑った
従姉妹の皐月とはまだそこまでお互いにぶっちゃけてない
皐月は何でも過保護な母の姉に話す
母の姉がまた何でもうちの母に話す
中大生の博孝の事は話せても
藤間勇介の事は皐月には黙っていよう
飛行機は鹿児島の南上空から種子島の南上空を過ぎた
那覇はもうすぐか
客室乗務員が配っていたトロピカルジュースを飲み干した
機内のBGMでスチールギターの音色のハワイアン音楽を流していた
もうすぐハワイか、いや、那覇だ
南の島沖縄、エメラルドグリーンの海とハイビスカス
原色の美しい風景に会えるのももうすぐだ
飛行機はふり注ぐ真夏の日差しに輝く南国の那覇空港に着陸した
飛行機の外に出て那覇空港の建物に入り到着した飛行機に預けた荷物を受け取ると建物の外に出た
空港からのバスは皐月が直ぐにみつけてくれた
西海岸各地を巡る路線バスだ
皐月もうちもバスに乗ると眠ってしまった
目覚めるとバスは西海岸沿いの58号線を走っていて窓の外にはエメラルドグリーンの海が見えた
皐月と二人でエメラルドグリーンの海に歓声を上げた
ムーンビーチ入り口で路線バスを降りてホテルにチェックインした
ホテルのロビーもトロピカルな雰囲気だった
部屋はツインで着替えてビーチへ向かう
ホテル前のムーンビーチで二人で泳いだ
砂浜に寝ると青い空に灼熱の太陽
皐月もうちもお腹を出したビキニ姿
エメラルドグリーンの海の向こうは東シナ海そして南シナ海があり
台湾、香港、フィリピン、シンガポール
女子大生になって初めての夏休みに二人旅
皐月もうちも開放的になっていた
あの頃は皐月が先に誕生日が来て19歳
うちが18歳だったし二人一室プランだから仕方が無かったが
今現在の年齢で二人旅をしたら
部屋は断然別々にする
外のシャワーを浴びて部屋へ帰ると皐月はまだバスルームを占領していた
こういう時って同室者の事は考えないのかな
皐月の母親があんな人だから仕方がない
ちょうどサタデーナイトフィーバーがブレイクしてディスコブームが盛んな年だった
ハローミスターモンキー
宇宙のファンタジー
フライデーナイト
日本の歌謡曲ではミスターサマータイムが流行っていた
自宅から短大に通っていた私は
帰りに待ち合わせして中大生の博孝と会ってディスコに何度か行った
門限があるので夜の9時には店を出て帰らなければならなかった
ムーンビーチのディスコでは思いきり踊った
私に取ってディスコはスポーツと同じ
フロアでずうっと踊ってる
- << 377 当時のボーイフレンドの博孝とは新宿の高野の前でよく待ち合わせていたなあ 博孝には振られたけど青春の1ページとして懐かしい思い出として残ってる 翌年に出会ってプロポーズしてくれた人よりも 博孝との思い出は輝いてた
初日の夜の午前零時までディスコで踊り
皐月とうちはホテルのツインの部屋で眠った
翌日は水族館やグラスボートの観光に出かけた
皐月は大人っぽい黒のロングスカートに黒のタンクトップに白いシャツを羽織っていた
うちは赤いタンクトップに白のミニスカで健康的かつスポーティー路線だった
観光から帰りまた二人で水着に着替えビーチに出た
海で泳いで砂浜に上がった
二人一緒に居るように心がけてたが
いつの間にか皐月がボーイハントに出かけてた👒👠👙👓
太陽は傾き夕暮れになり
うちは砂浜に座り
夕陽をみていた
すると皐月が戻って来て
「一緒に食事する?」
と聞いて来た
当たり前じゃん!
なんで?????
?クエスチョンマークを連続で使うとフェイスブックのアラビア語の文章みたいだ
皐月が知らない男に言った
従姉妹が一緒だとうちの事だ
はあ? あんた何しに沖縄に来たんか?
ボーイハントしに来たのなら別々に行動したい
見ると後ろに上下白のデニムを着てカメラを持った男がいた
はあ?皐月ってこういうのが趣味なの?
チャラい医大生といい
ムーンビーチにカメラを下げて女漁りするやり珍男といいこういうのが皐月の趣味なのか?
ええ加減にせい😱‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼‼
ガールハントというかやり珍野郎のナンパの小道具がカメラ
カメラマンのつもりかい😱
カメラマンはアラビア語でムサッウィル
二人だけで食事でもリゾートエッチでも好きにせいや😱
どうせ皐月をナンパした男は皐月とやる事だけ考えて
下半身が今頃白いデニムの中で暴走してるんだろ😱
明日なき暴走
ブルーススプリングスティーン
この時の事を振り返ると
簡単に男の誘いに乗った皐月と別行動してディスコにでも踊りに行けば良かった
南国の海の夕暮れを眺めるのは念願だった。
その時だった。 『一緒に食事する?』
従姉妹が聞いて来た。
頷くと後ろにカメラを持った見ず知らずの男がいた。
『お二人でどうぞ』
私はその男に何の興味すら感じなかった。
『やあ、良かったら君もどう?せっかくだから一緒に食事しようよ』
軽い自己紹介の後、こんな事を言ってたような…。 あまり子供じみた態度も何だから、仕方なく食事に付き合ってやる事にした。
約束の時間まで一時間、濡れた水着のまま部屋で従姉妹がシャワー終わるのまちきれなく、ホテルのエントランスのシャワーを簡単に浴び部屋で着替えた。何しろ従姉妹の皐月は海から上がると同室者のうちの事なんてアウトオブ眼中でバスルームを長時間占領するマイペースな人だからね
エレベーターの前で待ち合わせ、三人でレストランへ行った。男は思い立って沖縄へ一人で来たと言う。特に印象に残らない話しをしながら食事をした。特に楽しいともつまらないとも感じたわけでもなかった。
男が夕陽を見ていた従姉妹に写真を撮らせて下さいと言ったそうだ。
カメラ片手にカメラマンを気取って女漁りかい?
どうせ皐月とやる事だけしか考えてない癖に
こんな退屈な男に簡単に引っかかる皐月なんて放置して別に部屋を取ってディスコにでも行ったほうがよっぽど楽しかった
この男のどこがいいの?簡単にナンパに応じて皐月、あんたもこの男に抱かれたいの?医大生はどうしたの?
私がいたら邪魔でしょ
二人だけでディナーを食べてディナーの後は皐月はこの男の部屋でまったりしたら?
- << 335 真夏の沖縄 Back to the Past‼ あの時代のあの時の沖縄に過去トラベル出来たら
これがタイのプーケットだったら
皐月がナンパされたら別行動する
二人対二人なら分かるけど
二人でいたのに砂浜で皐月はうちのそばを離れてナンパされに行った
そこで一人で来ていたカメラを下げた男の罠にかかり
男の今夜のおかずにされたんだ
私は気分を害していたし
ホントに皐月なんか放置して一人でディスコにでも行けば良かった
男が言うには東京から来ていて年齢は27歳
会社は不見通だそうだ
あの頃の私は気分を害しながらも二人だけで熱い夜を過ごしたいだろうこの二人と行動するしか無かった
今の年齢の自分なら従姉妹の皐月がナンパされたら皐月とサヨナラして男と思う存分、熱い汗を流せるように配慮してあげるつもりだ
あの時の皐月は本当はあの男に抱かれたかったのだろうか
それなりに身長もあってデニムも似合って顔も悪くない
レンタカーも借りてたし
カメラマン気取りのこの男と行動する事になって便利と言えば便利ではあった
短大の一年の我々はまだ免許も持ってないし年上のこの男のレンタカーで翌日は観光がてら那覇まで移動した
ムーンビーチ2泊に那覇一泊
那覇に移動する前に男のレンタカーであちこち観光した
どうせ皐月と二人だけになりたい癖に
皐月だって男に抱かれたい癖に
こんなお邪魔虫な私が一緒でごめんなさいね😜
男はもう一泊ムーンビーチの予定だったが
一足早く那覇に来た
ハーバービューホテル
あの頃の那覇のホテルでは高級グレードだった
沖縄🌴三日目は、朝からTの借りたレンタカーで観光しながら那覇のハーバービューホテルに移動した。観光の合間に男は従姉妹の皐月と私ことあやめと一人ずつ一緒に写真を撮った。ゴメンね。男は皐月と二人っきりになりたかったんだよね。
今の私が 当時と同じように従姉妹をナンパして従姉妹も受け入れたら 今なら気をきかせて二人っきりにしてやるけどな😜
ハーバービューについて、男は🚗を🏨の🅿に止めて歩いた。『手ぶらっていいもんだな~🎵』
男が言っていた。
皐月が後で私に言った。
『荷物持ちたくないからだよ』
皐月も心の中じゃ男を『ケッ😜』て思ってたんだ。アハハ😂
真夏の沖縄、🌴ビーチで夕陽を眺める若い👙の女がいた。男は思い立って沖縄へ来た。ロマンチックな出会いを期待して女に声をかけた。女には連れがいた、三人で行動することになった。男の期待はあわよくば二人の女から💓💓💓恋されて悩む男…または皐月と二人っきりでラブラブ💖だったかな?
外見は特に悪くないし優しくて🚗を運転できて一応 一流会社ふみ通勤務だったけど
最初から時めきも魅力も感じなかった。
私と従姉妹が今の時代にその年齢で二人旅ならハワイかプーケットやバリ島にでも行ってるかな。あるいは沖縄の離島のリゾートホテル滞在かな。
ハーバービューホテルは当時、那覇ではグレードの高い🏨だった。夕食は10階の洋食レストランへ行こうと男が言った。何となく私も皐月も同意して行った。どうって事ない話しをしながら食事した。
男はムーンビーチもう一泊なのに、そのもう一泊をキャンセルしてハーバービューに部屋を取って私達と行動した。
今思うと男は寂しかったのかな。
男は私達より年上で 社会人、私達はまだ学生でまだ10代だった。男は旅で知り合って行動を共にした人に過ぎなかった。特に話しが面白いでもなく、魅力的な訳でもなかった。言ってみれば、片岡義男の小説の登場人物を気取って行動するようなかっこつけ屋だった。話した内容もあまり覚えてなかった。少し覚えてるのは、私が少々ピアノを弾く事くらいだった。
那覇のハーバービューホテルの10階には展望のいいメインレストランがある。男の提案でそちらでディナーを食べることになった。
男とひょんな事から行動を共にする事になったが男がレンタカー🚗でここへ連れて来てくれたので面白みはないが便利な男で役には立った。若さゆえごう慢な考え方かも知れない。⛽グループサウンズの有名な曲で若さゆえ…というのがある。ジャガーズだったかな。
私と皐月は男とエレベーターで待ち合わせ10階へ上がりメインレストランでディナー🍴を頂いた。ディナーを終え、割り勘で会計をし、部屋へ戻った。
部屋へ戻ると従姉妹の皐月が凄く怒ってた。メインレストランへ誘ったのは男、年上の男の癖に学生のうちらにおごらない!金返せ!
とにかく皐月は部屋で怒ってて収拾がつかなかった
怒るのは筋違いだと思った私だったが
相談がてら内線電話で男の部屋に電話して見るか
仕方なく私は男の部屋に電話☎した。男は反論することなくこちらの言いなりになり、
明日は『僕をタクシーがわりに使ってもいいし何でも言う事聞くから』
結局、男は私達に確か5000円ずつ払ってくれた。
そして沖縄では、ハーバービューで別れを告げ、9月に東京で会って写真を受け取る約束をした。
こうして男とハーバービューで別れ、翌朝は皐月と二人でひめゆりのとうにお参りして国際通りで土産物を買って
那覇から羽田行きに乗って帰った
羽田から皐月に付き合い原宿や渋谷のショッピングに付き合った
まだ8月末の残暑の季節だが
皐月は秋物を物色していた
福島に帰る前に原宿や渋谷でお洒落な服を買っておくそうだ
ハーバービューでふみ通勤務のナンパ男に文句を言って男から五千円ずつ払わせた事は
皐月に取っては武勇伝なのだそうだ
メインで怒ってたのは皐月
私は電話でしっかりした口調で文句を言い
男に金を払って頂くよう交渉した
電話を皐月に代わると皐月は急に優しい口調で男をなだめた
なんじゃこりゃ?????
クエスチョンマークを沢山並べるとフェイスブックのアラビア語表記になる
男は決して外見は悪くない
身長もそれなりにありデニムを着こなせる体系だ
顔も決して悪くはない
白いデニムの上下も悪くない
そこそこお洒落でふみ通勤務でレンタカーも運転してるし
決してブサメンでもないしダサくもない
しかしだ。一人で沖縄に来るのはいいとして
「僕をタクシー代わりに使ってもいいし」だなんて媚びるなよ
まあ媚びる原因作ったのは我々だが
男ならしゃきっとせい!
あの頃はディスコブームの時代で我々も若かった
🎵あの時君は~~若かった~~
堺正章のスパイダースか
あの頃皐月も私も10代の終わりの頃だった
スメルズライクティーンエイジスピリット
ニルバーナか
あの真夏の沖縄旅からうん十年が経って
皐月も私ももう若くない年齢になった
皐月は結婚して子供が居なくて専業主婦をしている
私は30歳の息子がいて現在はジュネーブ勤務である
皐月をナンパした高木というふみ通の男との一件を思い出した
高木は男気無さすぎる
うちの息子が高木みたいな男気無い振る舞いしたら親として情けない
皐月は高木から五千円ずつ払わせて笑いが止まらないらしかった
結婚して大宮に住む姉に武勇伝を話すんだと息巻いていた
9月に高木と会う時についても皐月は言っていた
二人で高木を真ん中にして腕を組んで……
皐月が考えてることは色仕掛けで高木を骨抜きにして金を取る
そんな事を言って皐月は案外高木と私で3Ρしたかったんじゃないの?(笑)
高木については真面目な話、一切ときめいたり男を感じたりしなかった
素敵な人だとか一切思わなかった
9月に東京で再会した時に高木を真ん中にして二人で高木の腕を組んで色仕掛けで高木を陥落させて金を取る
皐月の提案は冗談だが
母の妹が来た時にその話をしたら母の妹が「夜の女みたいな事を言うね」と驚いてた
母の妹に話したから仕方なく両親に高木との一件を話した
母は大変怒ってた
「貴女達は随分派手な事をして来たのね😨💢」
真面目で良妻賢母な母は激怒した
父はふみ通に知ってる人がいると怒ってた
ほーら、だから私は気が進まなかったんだ😥
トラブルを招いたのは皐月だからね😔
高木なんて男にナンパされて一緒に行動することになっちゃった
恋愛対象は皐月一人で私は恋愛対象外でお邪魔虫なのを分かっていた
本当に神に誓って高木には興味もなく時めかなかった
高木がレンタカー借りてたから観光しながら那覇に移動出来て便利ではあったけど
一緒に食事して割り勘に腹立てて五千円ずつ払わせたり
後味の悪い旅だった
9月には皐月の姉の薔薇美の結婚式があって集まった
皐月は着物だった
母の妹は皐月に腹を立てていて
皐月の姉の薔薇美の結婚式が終わって数日後に我が家に来て皐月への不満をぶちまけていた
母の妹の皐月への不満がかなりすごかったので
ムーンビーチから那覇への旅の一件を話した
ええじゃないかは富士急ハイランドの絶叫マシン
高木は沖縄での写真を全部持ってたそうだ
見せてくれたけどお金がかかるとかで
一枚もくれなかったそうだ
高木せこいぞ
細身でスタイル抜群の皐月の水着姿をカメラに沢山収め
出来た写真をおかずにズリネタにしたのだから
私じゃなくて皐月にはくれてやってもええじゃないか
ええじゃないかは富士急ハイランドの絶叫マシン
あれからうん十年
さてさて、あの沖縄のムーンビーチでの写真は今でも高木は持ってるのだろうか
ビキニ姿の皐月の写真は大きく引き伸ばして自宅の壁に飾ってたりして
皐月の水着姿で高木は何発抜いたんかなあ
高木と皐月が再会する9月末の日曜日は
大学の行事があった
私に用事があって行けないと言うと皐月は一人で高木に会うと言っていた
高木に会った夜に電話をくれた皐月と電話口ではなしてると
堅物のうちの父が電話のそばで怒ってた
ほらほら、だから気が進まなかったんだ
高木にナンパされたのは皐月
私は巻き添え食らったの
高木目線でなら片岡義男の小説みたいになるのかな
高木はマーマレードの朝のようなマッタリとした官能的な展開を期待してたのだろうな
男のロマンか
男目線で高木目線の沖縄ムーンビーチの旅を書いてみようか
一人称は僕にするか
男のロマン、ムーンビーチ一人旅
カメラを持って出かけよう
ムーンビーチで水着の美女の写真を撮る
♠男目線でのムーンビーチ
♠僕は思い立って旅に出た
南国の夕陽と水着姿の美女を探しにムーンビーチへ出かけることにした
初日の午後、ムーンビーチに来て
直ぐに砂浜に出かけた
太陽が傾きムーンビーチの海が金色に輝く
砂浜に一人の美女を発見した
すらりとしたしなやかな色白の彼女はトロピカル柄のビキニを着て夕陽を眺めていた
写真を撮らせていただけますか
僕が声をかけると彼女ははにかんだような笑顔で写真を撮らせてくれた
僕は篠山紀信になった気持ちで夢中でシャッターを押した
かれこれ40回ほどシャッターを押した
僕は名カメラマンのような気持ちで彼女にポーズを要求した
彼女ははにかみながら僕の要求を受け入れてくれた
夕陽に輝くビキニ姿の彼女はヴィーナスのように美しかった
♠男目線で綴るムーンビーチ
♠ヴィーナスのように美しい彼女を夕食に誘った
今夜は決めるぞ💘
食事の後は僕の部屋にヴィーナスのような美しい彼女を招待して
砂浜で僕の言う通りにポーズを取ってくれた彼女が
僕の部屋ではベッドの上で僕の言う通りに動いてくれるんだ🎯
今夜こそ決めてやる💘
君と僕の愛💘
マーマレードの朝のように官能的な夜を過ごすんだ🎯
♠男目線で綴るムーンビーチ
♠こみあげる胸の高まりと熱い欲望
僕は爽やかな口調で爽やかな笑顔で彼女を食事に誘った
ヴィーナスのように美しい彼女はふたつ返事で受け入れてくれた🎯
ヤッター🙌
食事の後も僕が部屋に誘ったら彼女はきっと来てくれる❤
高まる欲望❤
期待がマックス❤
突き上げる欲望が全身にみなぎってる❤
♠男目線で綴るムーンビーチ
♠所が彼女には連れがいると言う
彼女の従姉妹だそうだ
ビキニを着てるが彼女ほど顔もスタイルも美しいとは言えなかった
彼女の従姉妹は冷めた目をして「二人だけでどうぞ」と素っ気なく言った
ヴィーナスの彼女の従姉妹だから冷めた目をしてどこかめんどくさい女だが親切にしないと肝心のヴィーナスの彼女と上手く行かない
ヴィーナスの彼女とやりたいからあえて彼女のめんどくさい従姉妹も食事にさそった
「やあ、君も一緒にどう?せっかくだから一緒に食べよう」
彼女の従姉妹はふてくされた表情ながら一緒に食事をする事を了承してくれた
♠ヴィーナスの彼女とふてくされた彼女の従姉妹と食事をする事が決まり
一緒にムーンビーチの建物に入った
彼女達の部屋も4階だった
一時間後にエレベーターの前で待ち合わせにした
僕は高まる期待に心踊らせシャワーを浴びた
待ちきれない期待を胸に
夕食前にヴィーナスの彼女の水着姿を思い出した
シャワーを浴びると欲望が高まり弾けそうだった💘
🔞Λuciferのエゴビジョンの歌詞参照
🔞カスラックがウルサイから歌詞は描かない
❤😳❤
🔞✋
🌋
😚
🚀ウルトラマン
♠男目線で描くムーンビーチ
♠僕は彼女を抱きたいが賢者のような爽やかさで彼女と食事したかった😉
♠賢者かどうか解らんがすっきり爽やかな自分になって待ち合わせ場所のエレベーター前で彼女達と会って食事した
♠食事はそれなりに美味しかったが欲を言えば彼女というメインディッシュを味わいつくしたかった
♠食事の後はホテルのラウンジに行った
不機嫌な彼女の従姉妹にも気を使ってあげたら少しは普通に話してくれた
彼女の従姉妹には見透かされたようだ
僕の瞳の奥の彼女への熱い欲望を
彼女の従姉妹には見透かされてしまってるみたいだ
♠ラウンジで何を話したか余り覚えていない。
♠夜の11時までラウンジで話していた
彼女達と別れ自室に戻る
♠男目線で綴るムーンビーチ
♠部屋に入り部屋のミニバーコーナーでコーヒーを入れて飲む
♠コーヒーで突き上げる欲望をクールダウンさせようと思ったが
カフェインを取ったせいか再びあり余るほどの欲望が弾けそうになっていた
🔞Λuciferのエゴビジョンの歌詞参照
🔞カスラックがうるさいから歌詞は描かない
🔞ウルトラマン🚀
🔞😳➰➰➰😚➰➰➰🌋
🔞Λuciferのエゴビジョン
😤ソロ活動の一人寝の夜だけどミスターサマータイム
真夏の夜のソロ活動😚🚀
移動途中の観光の時に私も写真を撮られた
一枚いくらか知らないが写真代を取ると言われたので皐月も要らないと言ったのであろう
ハーバービューで食事した時に割り勘だと怒って後から食事代を請求したのも悪いが
ああいう形で我々と行動したなら食事代ぐらい年上の社会人が払うのも普通の事だ
観光の時に一人ずつツーショット写真を撮らせてと高木は言った
私は思った
本当は皐月とだけツーショット写真が撮れたら良くて私なんてお邪魔虫なのは分かってた
あの頃は人生経験もなくてお金もそんなに持ってなかった
高木と皐月を二人だけにして別行動できる行動力も知識も知恵もなかった
皐月が高木のナンパを受け入れた時から
一緒に行動するしか無かった
他に選択肢もなかった
現在の年齢で皐月と二人旅をしてたらどうだろう
皐月とは部屋を別々にする
ああいう形で皐月がナンパを受け入れたら
話し合って別行動とする
皐月は一人旅が得意じゃないからナンパした男にきちんと最後まで皐月の面倒を見るよう約束させる
皐月と旅するといつも私が添乗員的な役割になる
男目線で火山の噴火だとかウルトラマンだのふざけて書いたが
高木が一人でムーンビーチに来た理由なんてそれしかないだろう
カメラマンのようにカメラを小道具にナンパしてそしてあわよくばいい思いをしたかったのだと思う
皐月はモテるから不自由はしてなかったはずだ
アバンチュールを楽しみたかったのだろうね
今の年齢で海外旅行したらどうだろうね
ああいう形でナンパされても現地の男に皐月を任せられない
結局最後は私が面倒見ないとならない
悪い人では無かった
ただ惹かれる部分が特に無かった
皐月がハーバービューで夕食を食べて部屋へ戻ったら非常に怒ってたので私は交渉役として電話した
学生のうちらにおごらないなんて酷い
割り勘にした分は非常に学生のうちらには負担だ
金を返して欲しい
怒ってる皐月の主張を代弁して金を返せという浅ましい電話をかけた
今思うと民度が低い
こういう発想は頂けない
無くしてしまった携帯で従姉妹とのムーンビーチ旅の事を書いた時は今よりは色々覚えてた
片岡義男の小説の主人公を彷彿とさせる白のデニムの上下
高木はメンズファッション雑誌などで
旅のコーディネートや女の子の口説き方などを研究してムーンビーチまで来たのかな
従姉妹の皐月を見て胸が高鳴っただろうね
色白で細身だけどバレエで鍛えたしなやかな身体の皐月は
花柄ビキニが似合い
顔も美人だった
私と離れて夕陽を見ていた皐月は高木にナンパされ
夕食食べる約束なんかをして
私は腹が立った
そんなに男と居たいのなら別行動しましょう!
私が旅の経験も積んで一人行動が出来る行動力も持ち合わせてたら
皐月を高木に委ねて一人でツアーから途中下車して一人で帰るもんね
高木はもう一泊ムーンビーチに泊まる事になってたのにキャンセルしてハーバービューに一緒に来た
夕食後で文句を言ったらお金をくれたが
その後は僕をタクシー代わりに使ってもいいし…
だなんて男気無さすぎる
あれからうん十年
ムーンビーチの翌年に皐月と弓が浜へ旅行した
翌年の弓が浜では私は恋愛の渦中に居た
ムーンビーチではお互いに彼氏に振られた話しや素っ気なくされた話しをした
ムーンビーチの時も中大生の他に付き合ってる年上の男が居たが
その事は言わなかった
翌年の夏の終わりの弓が浜は雨模様だった
雨の海岸で民宿に泊まった
海の幸を食べてガールズトークをした
恋愛の渦中にいた私は正直に話した
一回り年上のおひつじ座の男性
私にプロポーズした人
全体の雰囲気が現在の友人であるバンドマンと似ている
雨の弓が浜での数年後
皐月の結婚が決まり
二人で神戸を旅した
異人館見学で夜は神戸の中華街で夕飯にした
私は数回の海外旅行を通して出会った数人のボーイフレンドの話なんかをした
皐月は直ぐにママに言いつける
ママは直ぐに妹である私の母親に言いつける
神戸への旅は秋だった
翌年の1月に皐月はお見合い相手と結婚式を挙げた
皐月の結婚式の3日前に
同じお見合い相手紹介業務のおばちゃんが紹介してくれた人に出会った
お見合いでいい感触だったので
皐月の結婚式では非常に気分良くルンルン気分で出席した
披露宴で母の妹にお見合いして良い感触だった事を話すと
次にウェディングベルを鳴らすのはあやめちゃんかな~と言っていた
その頃聴いていたデュランデュラン
お見合いして良い感触だった人とデュランデュランのジョンテイラーを重ねていた
福島県での皐月の結婚式をしっかり見ていた
自分もお見合いで良い感触だったジョンテイラー氏といずれ新郎新婦に
まだ出会って3日ぐらいだったが
未来の結婚式を夢見て
ジョンテイラー氏を想った
私も結婚式で皐月のようにしっかりと新婦を勤められたらいいなあ
お見合いで出会ったジョンテイラー氏を想い
ルンルンしながら皐月の結婚式に自分とジョンテイラー氏との挙式を夢見ていた
皐月の挙式後、2ヶ月して皐月は夫となった春之氏と東京の自宅に遊びに来た
ムーンビーチの旅の頃よりもぐっと大人になり
落ち着いた美しい若奥様となった皐月と優しく真面目な春之氏
私とジョンテイラー氏はあれから礼儀正しいお付き合いを重ね
私の父が
皐月たち夫婦と私とジョンテイラー氏と二人の弟達を連れて
銀座の行きつけのフランス料理へディナーへ出かけた
私は淡いイエローのツインニットを着て いた
そのフランス料理から数ヶ月後の秋に
私はジョンテイラー氏と福島県で結婚式を挙げた
美しい皐月は式場で受付をしてくれた
結婚式の打ち合わせで福島県に行く度に
皐月は車を運転してくれて式場へと送迎してくれた
私も皐月も結婚した年から8年くらい経っていただろうか
皐月の父親が亡くなり
私は福島県の皐月の実家に葬儀に訪れた
皐月の姉の薔薇美のイケメン夫が優しく線香をあげる時に助言してくれた
薔薇美の最初の夫はイケメンで優しくて私は大好きだった
薔薇美は離婚し外国人と再婚離婚し、今は年下の優しい人と再々婚をして薔薇美は幸せに暮らしている
数年前だった
9月のある日に音楽仲間と学芸大学そばの音楽バーで飲んでいた
うちの旦那から沢山の着信とメールがあった
父の突然の訃報だった
学芸大学駅で一緒に飲んで居た音楽仲間のヒデとロザリーにその事を告げた
私はその夜は羽田に泊まっていた
ロザリーが父を亡くした私に寄り添ってくれた
父のお通夜に告別式
それから翌月に父親の四十九日だった
四十九のお清めは
父の好きなフランス料理だった
私と皐月と姉の薔薇美と私の上の弟の嫁の早百合の四人でテーブルを囲み
フランス料理のお清め女子会になった
薔薇美が年下の恋人の存在を母親にまだ話してなくて
私は薔薇美の背中を押した
恋の相談に乗り
薔薇美が年下の恋人を母親に紹介するようアドバイスした
私達女子会テーブルの隣には
うちの一人息子と上の弟の息子が仲良く若い男の子同士で話しながら食べていた
- << 131 この時の四十九日のお清めの女子会フランス料理はとても楽しかった 皐月とぎくしゃくしていた時期は若い時にあったものの 目立ったケンカもせず皐月と仲良く過ごして来て良かったと思う 年齢を重ねても皐月は美しく 私の母は皐月の美しさを誉めていた 皐月の姉の薔薇美に年下の恋人が居て それを母親に言えないでいたから私は背中を押した あるサイトに登録したら そこで私を見かけた悩める女性達からバンバンバンバン サイト内メールで恋愛相談やいけない恋の相談を受けるようになった
ルネッサンス前のビーチ
息子が2歳、5歳、8歳の時にそれぞれ来たが
汚れて行くのを見るのは残念に思う
本島北部のブセナテラス
家族で一泊だけ泊まった
息子が小学4年の頃だった
本島北部と那覇郊外の民宿やペンションに滞在したが
新しく出来たブセナテラスを見に行った
ロビーの造りがオープンエアで
ペナンのゴールデンサンズホテルや
セントーサのラサセントーサリゾートに似ていた
プールも明るい雰囲気で家族で楽しく泳いだ
夜はホテルの中華レストランで
旅の最後は那覇郊外のペンションで家庭料理的な夕食を頂いた
宮古島でも家族でプールや海で泳ぎ
レンタカー借りて平良市の宿から東急リゾート前の前浜ビーチへ通った
時は過ぎ、うちの母も伯母や叔母も高齢になってしまった
福島県の伯母の家は皐月の実家だが
伯母がかなり困ったお婆さんになってるそうだ
物置に保管していた昔からのお宝を伯母が勝手に処分してしまったり
母や叔母の実家でもあるが
伯母が専制君主で有るため
中に入れなくなった
20年も前から祖父母の財産を伯母が独り占めにして
遺留分をもらったうちの母に電話で金を返せと怒鳴り散らして来たそうだ
父が生きてた頃は何度も父が説明に伺ったが
伯母はヒステリックに父を追い返した
父は伯母の事もきちんと考え
法律的な財産分与で伯母に配慮した説明を行った
聴く耳を持たない伯母は
暴走するばかりだった
伯母は昔から皐月を猫っ可愛がりしていたが
皐月は割りきった考え方なので
伯母には近寄らないそうだ
子供の居ない皐月だが
旦那さんと二人で仲良く支え合いながら暮らしてるそうだ
薔薇美は再々婚をして孫も数人居る
皐月も私もそれぞれの旦那との穏やかな毎日を大切にして生きている
10代で皐月と出かけた沖縄ムーンビーチ
あのエメラルドグリーンの海は衝撃的だった
那覇からムーンビーチへ向かう路線バスの車窓から見た
初めての皐月と二人旅の沖縄は
ちょうど映画のサタデーナイトフィーバーが大ヒットしてディスコブーム全盛期の時代だった
沖縄本島を縦断する高速道路はまだ無かったと思う
ムーンビーチまで確か二時間かかったと思う
昨日はのどかな各駅電車を降りて
山が見える街に到着した
宿に入る前にCoCo壱で早い夕食を食べた
宿にチェックインして着替えてお出かけ
年下の大事なお友達の室内コンサートに向かった
室内コンサートの合間にきれいな色とりどりのビーズのお店屋さんをのぞいた
昨日は室内コンサートを聞きながら
バニラアイス🍨
ジンジャーエール2杯を頂いた
室内コンサートを終えた年下の大事なお友達に見送られながらタクシーで山の宿に帰宅した
最初の出会いからもうかれこれ9年か
親しいながらも礼儀正しいお友達関係
先週は雨上がりの土曜日
このお友達と一緒にお昼ご飯を食べて買い物に付き合った
昨夜お話したビーズ売り場のお店屋さんの女の子
お話も楽しかった
キャンディのような色とりどりのビーズは見ていてわくわくした
オレンジ色やピンク色
マリンブルーや緑
ビーズのアクセサリーを作ってみようかと想った
緑も黄色も赤もピンク色もオレンジも
キャンディみたいだった
若くごう慢だった若き日のうちら
若く美しいビキニ姿の皐月に魅了され近づいて来た高木
那覇のハーバービューの展望レストランで割り勘だった事に腹を立てた皐月
皐月が間違ってると思いながらも高木に電話で文句を言った私
皐月も私も沖縄に来る前にそれぞれボーイフレンドから素っ気なくされていた
皐月に誘われて行ったダンスパーティーで皐月だけちやほやされて面白くなかったダンスパーティーの夜
あの頃はイケメンて言葉はなかったが
チャラいイケメン医大生と付き合うようになった皐月
あのイケメン医大生と皐月は美男美女で絵になった
出身が宮崎らしく
皐月と会っても宮崎に帰る話しばかりしていたそうだ
私は私で中大生の年上のボーイフレンドと最後のデートはディスコだった
一緒にいるのに態度が冷たかった
電話で映画を見に行こうと言ったら
男が見る映画だよと笑って言われた
美人でスタイルのいい皐月も医大生の彼には苦労していた
沖縄に来た時は
皐月も私もお互いの彼とはダメになっていた
ムーンビーチは晴れていてエメラルドグリーンの海で開放的な気分になった
ナンパされたのも美人でスタイルのいい皐月だけ
私は自分がどの程度なのかわきまえていた
男の目を引くような美人じゃないしスタイルも悪かった
最初の夜はディスコで閉店の午前零時まで踊った
小さい頃から仲良しだった皐月と私だけど
沖縄旅行の頃から20代前半まではお互い色々あった
やっぱりダンスパーティーで片方だけ誘われ
ビーチでも片方だけ誘われ
まあ美人でもなくスタイルも悪かった私は
いい勉強になった
皐月も私も若かった
男と女の事もまだよく分かっていなかった
いい恋出来てなかったのにごう慢だった
割り勘は嫌です‼
食事に誘われたら最初に伝えるべきだった
後から金返せはやっぱりルール違反だと思う
うん十年たってうん十歳になった私が思う事
ナンパする側も
スマートに食事代ぐらいごちそうしなきゃ
27歳社会人だった高木は
ビーチで水着姿の美女を見つけナンパした
食事しようと誘うなら
我々と共に行動するなら
食事代ぐらいごちそうしなきゃ
母と伯母と叔母の三人と沖縄に来てたなら
ナンパして来た男に
母と伯母と叔母のかしまし三人熟女をまとめてエスコートするよう提言しますね
まあうちの母的には
皐月がナンパされたら皐月を説得して男に諦めてもらうのが母的な正しい行動なのかな
両方の親がもちろん信頼してくれてたから
沖縄に行かせてくれた
それが後日沖縄で男に声をかけられ
二日目と三日目の二日間は男と一緒で三人行動だったと伝えた
母はカンカンに怒ってたけど
ああいう形で皐月がナンパされたら
男と皐月の双方に諦めてくれるよう説得すべきだったのだろうか
そんな風にナンパして来た男を撃退したら
皐月は怒って私に不信感を持っただろうし
旅の二日目から皐月と同室なのに
言い争いで仲違いしてしまう事になってた
翌年の伊豆の弓が浜は8月の末で2日間雨模様だった
民宿で食事して雨の砂浜にため息ついた
皐月と私は民宿の部屋でガールズトークをしていた
弓が浜に行く時に両親からくれぐれも自重するようにくぎをさされた
そして数年後に先に皐月の結婚が決まり
神戸に二人旅をした
一泊2日の神戸で翌日の昼食場所であれは嫌、これも嫌、と散々皐月にわがままを言われた
皐月以外でも食事の場所についてあれは嫌、これも嫌、だとわがまま言う女性を二人知ってる
一人は同期の女性でふたつ年上だった
もう一人は年下だった
女特有のわがまま
私はそういう女の子っぽいわがままは苦手
わがままな皐月だけど
旦那さんの春之は皐月に惚れて結婚した
結婚する年齢になって益々美しくなった皐月に求婚する男は沢山いた
家事なんて余り出来なくても
家庭的でなくとも
外見が美しければ結婚したいと無条件で思うらしい
私は皐月に比べたら容姿には自信はなかった
家庭的かどうかは知らないが
親がかなり厳しいのと下に弟がいた事で
家庭的にならざるを得なかった
料理に関しては父の来客中心に両親が人を自宅に呼ぶ事が多かったので
来客料理をこしらえる事も多かった
けど料理ができる、家事が出来る、家庭的なんてのは
男に取っては全く需要がなかった
外見の美しささえあれば
家事なんて出来なくても
料理が得意ではなくても
全くどうでもいい事みたいだ
柿沢浩二氏は両親が早くから目を付け
私の結婚相手として両親がアクションを起こしていた
柿沢浩二氏とは家族や会社のお仲間と共に楽しい思い出を沢山共有した
両親の思惑とは別に
私は柿沢浩二氏は良いお仲間として好感は持っていた
恋愛禁止の家風だったが
両親は私と柿沢浩二氏との間に恋愛感情が生まれるのを期待していたようだった
そんな事をざっくばらんに旦那に話していたので
父の四十九日のフランス料理の時に
旦那は息子に柿沢浩二氏は私の元カレだと話したりしていた
柿沢浩二氏は良い人と結婚し幸せそうだった
自由奔放なシナトラだけは生涯独身を貫いてるみたいだった
>> 79
父のお通夜に告別式
それから翌月に父親の四十九日だった
四十九のお清めは
父の好きなフランス料理だった
私と皐月と姉の薔…
この時の四十九日のお清めの女子会フランス料理はとても楽しかった
皐月とぎくしゃくしていた時期は若い時にあったものの
目立ったケンカもせず皐月と仲良く過ごして来て良かったと思う
年齢を重ねても皐月は美しく
私の母は皐月の美しさを誉めていた
皐月の姉の薔薇美に年下の恋人が居て
それを母親に言えないでいたから私は背中を押した
あるサイトに登録したら
そこで私を見かけた悩める女性達からバンバンバンバン
サイト内メールで恋愛相談やいけない恋の相談を受けるようになった
皐月と私はそれぞれ新婚旅行で出かけた場所でお土産に洋服を買った
皐月がお土産にくれた洋服はスカートだった
私は新婚旅行先で皐月にリゾートドレスを買った
同じおばさんの世話で見合いして結婚した皐月と私は共感する事があった
結婚した時期も皐月も私もムーンビーチから8年後だった
皐月の母親はお屋敷に一人で住み
薔薇美の長女だけに心を許し、家への出入りを許してる
しかし二階を知らない男に間借りさせてると母に聞いた
薔薇美は長女なのに実家である家に入れないでいるらしい
あ~あ、知らない男に財産をむしり取られるよ
先日、京都に行く前日に母の所に行ったらそんな話しを聞いた
母も一人暮らしだけどずうっと常識的
伯母が母親でなくてうちの母が母親で良かった
先日飛び込んで来た良いニュースも母と共有してわかち合った
色んな事に辛抱しながら根気強く頑張って来たから得られたのだと思う
周りの人との縁を大切にしながら暮らしてる
お出かけで懐かしい人と会って楽しくお話するのも良い時間を過ごせる
新しい人と偶然出会い意気投合するのも素晴らしい時間
ビーズのお店屋さんの女の子とのお話は楽しかった
キラキラと光る色とりどりのビーズはキャンディのようだった
オレンジ色のはオレンジ味のキャンディ みたいだった
ビーズで購入したのはマリンブルーのカラーとグリーンだった
若い頃よりも人と気軽に話せるようになって
仲良しのお友達が増えていく
周りの人を大切にして良い時間を過ごす
家族に関しても親しいからこそ相手を思い大切にする
先方の何らかの事情でキャッチボールが出来ず一方通行になってしまうお相手とは
タイミングが合わないのだと思う
なぜか一方通行になってしまうお友達がいる
事情があるのだと思う
ここに来て
タクシーまで見送りに来てくれたお友達がキラキラ輝いて見えた
礼儀正しいお友達関係を保ったまま
このお友達を一番大事にしたい
小さなクリスタルのビーズの輝き
無色透明のピュアなビーズが欲しくなった
きれいな輝くビーズをお友達も一緒に眺めていた
娘さんは何色が好き?
ピンク色だよ
そんな何気ない会話も癒しの時間だった
土日に自然の雄大な景色も見た
新緑のグリーンや青い空に白い雲
遠くの山々は青く見える
山に沈む太陽は黄色く輝き周りの空はオレンジ色に染まる
山のてっぺんの宿の玄関から雄大な山の夕陽を見た
山の夕陽は荘厳な感じ
海の水平線に沈む夕陽はロマンチックだった
山のお友達のおかげでまた意欲的になれた
良いお友達との縁は大切にしたい
家族の話や料理の話と音楽の話が多いかな
最近は…見果てぬ夢の無理目なお友達の事は諦めムードでいる
無理目なお友達は無理目なままで良いんだ
以前からの大親友は新しく輝くクリスタルを見つけてエンジョイしてる
先月、大親友の気安さで立ち寄った場所で
新しく輝くクリスタルと鉢合わせしてしまった
新旧交代
先方も私を一目見たかったと思う
私もニューフェイスなメンバーを一目見たかった
新しいお仲間さんが感じの良い人で嬉しかった
大親友が良いお友達に大切にされていて嬉しかった
無理目なお友達への想いが空回りしていて
タイミングが合わず
一生懸命に歩み寄りをした
そんな事から大親友さんに甘えてしまった
車の中で感激して泣いてしまった
これ以上、大親友さんの思いやりに甘えてばかりは居られない
先月、大雨の中、山に来た
山の宿で睡眠中の夢に大親友さんが現れた
夢の中で慰めてくれたので甘えてしまった
2週続けてお会いした山のお友達との時間はとても楽しい
ここへ来て山のお友達がキラキラと輝きを放ってる
大親友さんは新しいキラキラを大事にしてるからそっとしておく
無理目なお友達には非常に大事な人がいる
プライオリティナンバーワンのはんなり美人
実際に見たわけじゃないけど はんなり美人は私の想像
無理目なお友達には過去に告白されたからその気になった
無理目なお友達の忙しさは一向に忙しいままで
プライオリティナンバーワンのはんなり美人さんは
常にナンバーワンである事を知った
あんなにはんなり美人さんを最優先して大切にするのは
きっとお母様を大切に思う気持ち以上の
モアザンアウーマン
なんだろうね
海、そして沖縄の文化、建築、食べ物
皐月と二人で訪れた初めての沖縄ではパイナップル畑やグラスボート、水族館などを観光した
高木が合流してからは移動時に中城城跡とか中村家や万座毛を観光した
ホワイトビーチという場所へ行ってみたら
米軍の守衛さんが
ここは軍の施設だから入れませんよ、だった
海は美しく晴れた日のエメラルドグリーンは格別でした
夏の青い空に白い入道雲、海の色は晴れてる時が最高でソーダ水のようなエメラルドグリーンだった
職場の女性の先輩でダイビングが好きな女性はいつも川平で潜ると言ってた
川平は石垣島
沖縄本島の北部の元部半島にはパイナップル畑がある
名護にはネオパークという自然がテーマの公園があって
そこのバードパークは色んな鳥を見れた
そして水族館
水族館は夏じゃなくても一年中楽しめる
時間があればやんばる観光をしてみたかった
やんばるは北部の森林地帯で珍しい植物や鳥などが見れるそうだ
那覇郊外の守礼の門と朱里城には何度か足を運びました
民宿やペンションの夕食ではステーキやお刺身などを頂いた
元部半島にある今は営業してないリゾートホテルはやしでは
ボリュームたっぷりの朝食が美味しかった
同じく元部半島のペンションビセサキでは
宿のご家族と一緒の夕食が楽しかった
お料理も美味しかった
宿のおばあちゃんが作ってくれた手作りゴーヤジュースもさっぱりしてて美味しかった
離島も石垣島は波照間や与那国島や竹富島や西表島への玄関口だったりする
竹富はまだ行った事がないけど
島全体が芸術作品のように美しい
石垣島のレストランの舟蔵の里は良かった
お座敷で食事して別棟のカフェで食後の紅茶とアイスクリームを頂いた
シークワーサーのアイスクリームやマンゴーのアイスクリームは爽やかな味だった
一般の日本料理の後のデザートにも合いそう
別棟のカフェにはピアノがあった
沖縄のアイスクリームはブルーシールやスターシールが有名です
ウベや紫芋は紫色のアイスクリームです
ブルーシールやスターシールは沖縄ならではのフレーバーがあります
黒砂糖も沖縄ならではのアイスクリームです
元部半島のペンションビセサキのすぐそばのお食事屋さんはお刺身が美味しかったです
ペンションビセサキの飼い犬がビーチまで道案内してくれました
とても賢い可愛い犬でした
ペンションビセサキの夕食は美味しく宿のご家族と食べた夕食は楽しかったです
私はトロピカル体験でした
南国亜熱帯の沖縄の海と気候と開放的な気分
ナンパとかはぜんぜん期待していませんでした
高木ももっと年齢層の高い大人の女性に声をかけてたら
トロピカルリゾートの沖縄で大人の恋が出来たのかも
高木のように一人で来た男から
一人旅の女性に声をかけたらいいのに
ダンスパーティーでの一件があったから
ムーンビーチで皐月だけナンパされて
またか❗
て思ったの
どうせ私は皐月みたいに美人じゃないしスタイルも良くないですよ~
正直、卑屈にはなってましたね
ダンスパーティーに関しては数年後にリベンジの機会がありました
父が主催したテニスツアーに来た適齢期の経済💚💚省のお役人と仲良くなってダンスパーティーに招待された
我々は父の職場の女の子二人と父の親友の娘さんと女性陣4人で参加した
細身でメタルフレームのお役人さんとダンスをして
その後も親切で紳士的なジェントルマンなお役人さん数名にダンスを申し込まれた
10代で参加した福島県の医大のダンスパーティーと違って
中央官庁で働いてる紳士ばかりで楽しかった
ディスコダンスを習っていた時に教室に来ていたお役人さんと再会して
楽しくおしゃべりも出来た
この時は私も適齢期に近かった
医大で負けを味わった最悪だったダンスパーティーのリベンジが出来て気分が良かった
私は皐月のような美人でもなくスタイルも良くないけど
お役人のダンスパーティーに参加したり
お役人とのプラトニックな恋に行き詰まりを感じると
再び海外に遊びに行ったり
皐月以上に派手に遊んでいたかも知れない
父方の親戚にも従姉妹が居て
一番付き合いがあるのが関西在住の従兄弟兄弟だ
関西では一回り年上の長男従兄弟ご夫妻につい甘えてしまう
自分が長女として育って来たが
関西ではつい末っ子気分が出てしまう
皐月と二人旅のムーンビーチはうちらも若かったし
時代がちょうどディスコブームに湧いた年だった
真夏の沖縄の太陽とエメラルドグリーンの海とムーンビーチホテルに当時あったディスコのイメージで彩られてる
★宇宙のファンタジー
アース・ウィンド&ファイアー
★ハローミスターモンキー
アラベスク
★レッツオールチャント
バンド名は忘れた
★ストレンジャー
ビリージョエル
あの頃ディスコでよくかかっていた曲を思い出した
あの頃はあの頃なりに悩みはあったが
ディスコが一般の普通の人にも入りやすかった時代で
私も中大生の年上のボーイフレンドと数回行った
私の自宅が門限が厳しくて
中大生も一緒に9時に店を出て
新宿駅でいつもサヨナラしていた
中大生には結果的に振られちゃったけれど
いつもウキウキしていつも新鮮な気持ちでいた
サタデーナイトフィーバーは結果的に中大生とは一緒に見に行けなかったけど
テレビ放映で何度も見た
特にトラボルタの踊る場面が一番好きだ
英語が堪能な叔母の英会話教室の上級者クラスのお友達を集めたホームパーティーに何度かご一緒させて頂いた事があるが
上級者クラスの人たちはみんな立派な大人の世代だったが
ディスコダンスは浸透していた
叔母が若い頃はプレスリーやチャックベリーが一世を風靡したので
叔母世代はポップミュージックに馴染みがあるようだ
しかも叔母はティーンエイジャー時代にアメリカ留学の経験がある
とってもナウかった叔母でした
叔母は母よりずうっとさばけてるので
母にはできない話しも叔母とは話した
しかしさすがに沖縄ムーンビーチでふみ通勤務の高木にナンパされて一緒に行動した事を叔母に話した時は
やはり自分から母にナンパされて一緒に行動した事を言わない訳にはいかなかった
何だかなあ
高木がレンタカー借りてたから那覇に移動する時は交通費が浮いてしかも楽だった
それ以外にときめいたり一切無かった
ナンパを受け入れた皐月も
高木のことを ばかぎと陰で言って馬鹿にしていた
おいおい、じゃあナンパされた時に断れよ
まあ皐月に関しては
自分のきれいな水着姿を認めてくれてちやほやしてくれて気分が良かったのかなあ
初日だけは 私が高木に関して皐月一人だと危ない事になってたよと釘をさしたら
皐月は高木を庇っていい人だよと言っていた
私の想像だけど初日は皐月のほうもやっぱりラブアフェアを期待してたのだろうな
申し訳ないけれど
高木をぜんぜん素敵だとか思わなかった
見た目やファッションはなかなかだったけどね
映画音楽か何かのムードミュージックに
『夏の日の恋』というのがある
真夏の沖縄で東シナ海の彼方に沈む夕陽を眺めるビキニ姿の若い女がいた
カメラを持った男が近づき互いに一目惚れして恋に落ちる
夕暮れ時のBGMならイパネマの娘
ボサノバナンバー
そしてお邪魔虫のお笑い系の私が消えて
二人だけのロマンチックディナーが始まる
BGMは映画音楽の太陽がいっぱい
食事の後はホテルのバーでグラスを重ねて
甘いカクテルに二人の恋は赤く染まる
BGMは…あの頃流行っていたミスターサマータイム
そして高木は皐月を自室にエスコートする
BGMは…山口百恵のひと夏の経験
皐月は高木の部屋で高木に腕枕されて眠る
BGMは…天池真理のひとりじゃないの
翌朝二人で迎えた朝は
安室奈美恵のキャンユーセレブレイト
あの時、二人の恋に配慮してお邪魔虫のお笑い系の私が別行動していたら
ディスコに備えてしっかり食べて
ディスコで閉店までフィーバーする
部屋へ帰ったらバスルームで泡のお風呂に入りシャワーを浴びてさっぱりして眠る
翌日も高木を頼らずバスで那覇まで移動する
ナンパをする側も受け入れた側もお互いに一目惚れで恋に落ちたのだから
お笑い系の私が居てはお邪魔虫でしたね
皐月は私の手前
高木の事をばかぎなどと言ってたけど
私があの時に明るく消えてあげてたら
皐月も高木に対して素直に可愛いらしくしていたと思う
高木に皐月を任せてお願いすれば
高木は最後まで皐月をエスコートしただろうし
1日帰る日を繰り上げて
皐月と一緒の飛行機で東京に帰ったと思う
皐月だって初日は高木をいい人だと言っていた
消える時も明るく笑顔で心配かけないように消えてあげてたら
二人に取って何倍も楽しい旅になってたかも知れない
沖縄に行く前に皐月は私に何度か
『頑張っちゃおうね』
と言っていた
何を頑張るかってやっぱりボーイハントしかないじゃない?
皐月は昔から男と話してるほうがずうっと楽しそうだった
高木の事をばかぎと私の前ではディスっていたけど
私ったら馬鹿だったなあ
やっぱり最初に別行動してあげたら良かった
まあそれには一人部屋を手配出来るようなお金の余裕も必要だったけどね
皐月が高木の部屋に泊まれば
わざわざ一人部屋を新しく取る必要もない
皐月とムーンビーチから帰って2週間後に
皐月の姉の薔薇美の結婚式が東京であった
親戚のおばさん達が皐月と薔薇美の美しさを誉めていた
私は地味なフォーマル服できれいでもなく寂しい気持ちになっていた
英語が堪能な叔母には当時は幼少だった息子さんが二人いた
私は弟のように可愛いがってたが
皐月はドライだから従兄弟にあたる叔母の幼少の兄弟に特に愛想を振りまいたりはしなかった
皐月と二人のムーンビーチから5年後に
降って湧いた棚からぼた餅
英語が堪能な叔母はJALパックのホノルル8日間の旅に母方の祖母と一緒に申し込んでたが
旅行の1ヶ月前になって祖母が行きたくない❗と強い意思を表明した
叔母はパスポートを持ってる私にホノルルツアーに行くかと聞いて来た
ツアー料金はおばあちゃんが既に払ったから
私はツアーに乗っかって行くだけだ
叔母のファミリーと行ったホノルルで
ちょっと楽しい人とお友達になってしまった
ムーンビーチから5年
美人でもなくスタイルいいわけじゃない私が楽しい思いが出来た
叔母にはよくしてもらっていた
叔母の友人夫妻が船で横浜に寄港した時も
船内のお茶の時間とディナーにお呼ばれした
皐月とムーンビーチに行く前だったが
叔母のファミリーと伊豆の家族旅行にご一緒した
英会話の上級者クラスの友人を呼んでのホームパーティーも何度もご一緒させて頂いた
母と叔母はよく電話で話している
私が行った時もよく叔母と電話で話している
皐月も私も結婚して若くない年齢になり静かに暮らしてる
ムーンビーチでの出来事は遠い昔の思い出になった
今の年齢になったから思うけど
心配性で過保護で支配的な母がよく
私と皐月を二人だけで沖縄に行かせる気になったなあ
これは謎であり不思議に思う
母みたいな厳しい母親が一番心配するのは男女関係の事
母と伯母の二人で決めてたけど
素直に有難いと思ってる
真夏の沖縄は楽しい事とそうでない事が半々だった
伯母は一々口出しをして邪魔ばかりして
沖縄から帰っても余計な事ばかり言っていた
ああいう人だから祖父母の財産は独り占めするし
親戚一同から縁切りさせられる
お屋敷に一人で住み
叔母の事も長女の薔薇美も家に入れない
うちの母に金を返せと暴言電話を何度もした
母は今は叔母と仲良くしている
過去に皐月とはギクシャクした時期もあったけど
ケンカは絶対にしなかった
会えば仲良く話す
ケンカなんてしないに越したことない
結婚すると旦那が一番大切になる
旦那との穏やかな生活を一番大切にしている
仲良しでも部屋は別々にしたほうが良い
特に女同士は同室者が長時間バスルームを占領すると
冷房の効いた部屋で濡れた水着のまま長時間待たされる
初日も二日目も外のシャワーを水着を着たまま浴びただけで
石鹸やシャンプーで体や髪の毛の砂を流してないから不満だった
皐月の母親である伯母は後日
母の妹である叔母に語ってたそうだ
『皐月はあやめちゃんに気を使ったそうだよ』
へーホーへー
そうですか
伯母は馬鹿がつく程皐月に対して過保護で余計な口出しばかり
独身時代は自分より出来が良い妹である母を虐めてた癖に
晩年てまだ世に憚りながら生きてる伯母だけど
財産争いで母に酷い嫌がらせばかりしたから
伯母の性格は糞としか思えない
伯母が他にコソコソと言ってた余計な一言は
沖縄から帰って叔母と共に皐月の家に滞在した時に
プールへ行く話しになった
『お気に入りのビキニの水着をあやめちゃんに貸すと伸ばされちゃうよ』
だそうだ
そりゃあ、皐月ほどスタイル抜群ではないけど
私だって沖縄ではビキニを着ていた
翌年の弓が浜では黒のホルターネックのビキニを着ていた
翌年はプロポーズしてくれた彼と三浦海岸へ泳ぎにも行った
伯母の口出しうぜー
娘への過剰な口出しばかりしてないで
社交ダンスでも習って年下のツバメ君でも見つけてくれよ
晩年の伯母は特にトラブルメーカーだそうだ
京都へ行く前日に母の家に行ったら母が伯母の話をしていた
かろうじて伯母の家に現在入れるのは
薔薇美の長女一人だという
お屋敷の二階を知らない男に間借りさせてるという
あーあ、財産目当てだよその男は
祖父母が残した財産をほぼ独り占めにして
お屋敷に一人で住む伯母
薔薇美と皐月の姉妹もこんな母親持ってかわいそう
沖縄に行く前も 伯母の口出しうざかった
皐月が生理が重くて生理の日が沖縄旅行にぶつかるから日にちを延期しろと言って来た
私は二度三度と伯母の口出しに振り回され
新宿の旅行代理店でキャンセルしたり再び申し込んだりした
生理を縦に余計な事を言うから
私は父親に旅行の日にちを別の日にしなさいと言われた
キャンセルした旨を電話で皐月に言うと
元々の日程にしてくださいと
だったら生理のことまでトラブルメーカーな伯母に一々愚痴るな
煩わしい
結局皐月はピルを飲んで生理を遅らせたらしかった
直前に皐月の家で
元々の日程で予約するけどいいか、と伯母に確認したら
トラブルメーカーな伯母は
『お二人のお好きな時にどうぞ~🎵』
ふざけた言い種でカチンと来た
伯母の馬鹿野郎❗
だったら最初から生理がどうのこうのとめんどくさい口出しするんじゃねえよ
伯母はそうやって周囲を巻き込み周囲に不幸の輪を撒き散らして来たのだ
私は働いていた時に生理休暇なんて取ったことなかった
特に男性の上司には恥ずかしくて言えなかった
私は男じゃないから知らないけど
生理休暇なんて取ると
男性の上司に生々しい想像をされちゃうのが恥ずかしかったから
入社して2年目までは病気で有給休暇は取ったが
3年目からは病気もしなくなった
休む時は旅行が理由になった
祖父母の前の代は
母方の祖母を育てた実母の妹であるお婆さんが創始者だった
母方の育ての親であるお婆さんは会社を興した女性だった
トラブルメーカーな伯母はそのお婆さんに可愛いがられなかったそうだ
うちの母はその女実業家であるお婆さんに可愛いがられたそうだ
女実業家だからなのかかなり気難しいお婆さんだと聞いていた
母方の祖母はおじいちゃんと結婚しおじいちゃんが婿に入り結婚を機に男性であるおじいちゃんが改姓した
女実業家であるお婆さんが引退し
おじいちゃんが社長として会社を継いだ
小さい頃に家族で母の実家に行くと
おじいちゃんはオペルというワインカラーの車でお迎えが来て毎朝出勤していた
母の両親であるおじいちゃんとおばあちゃんは大好きだった
特に母方の祖母であるおばあちゃんは料理が好きな人で
幼少の頃の母の実家では我々の注文を聞いて目玉焼きを焼いていた
海外のリゾートホテルの朝食会場であるコーヒーハウスにエッグカウンターがあって
注文して卵を焼いてもらえたそんなリゾートホテルを思い出した
数年前に父が亡くなると
叔母がかけつけてくれた
両親のマンションに叔母と二人の息子さんと
私の二人の弟家族
夜になり私の息子と旦那が集まった
私は皆にハウスバーモントカレー甘口でカレーライスを作ってふるまった
叔母がそんな私を見て亡くなったおばあちゃんに似て来たね、と言ってた
料理を作って皆にごちそうするのが好き
私が夕食の買い物に出かけてる時に
東京に出張中の関西の次男さん従兄弟が線香を上げに来てくれた
大好きな大好きな従兄弟
私の帰りを待たずに帰ってしまったと聞いて残念
関西の次男さん従兄弟は音楽的に大きな影響を受けた人だ
私とちょっと個人的プライベートな交流のある渋くてかっこいいギタリストの沢木とも共通の知り合いが何人かいるそうだ
もう4年前になるが
桜が満開の時に父の姉である伯母が亡くなった
こちらは関西の伯母と呼ぶ事にしよう
当初、上の弟が葬儀に出るという話があったが
学生時代から関西の伯母の家に長逗留していた私が葬儀に出る事になった
それから四十九日や一周忌や三回忌も弟でなく私が出席した
十代の時と同じ感覚でつい長男従兄弟さん夫妻には甘えてしまっていた
2年後に七回忌か
伯母のエッチ❗
伯母は母と仲良かった頃は
あの堅物の母相手にかなりエロトークしていたらしい❗
いやいやうちの母だって上品ぶってるけど内心は❗
弟がまだ大学生の頃に弟の彼女(長男弟の嫁)が来ていた時には
帰宅時間がどうの
弟の部屋でドア閉めて彼女といただけで抱き合ってたんか!といきなり弟に詰問したそうだ
皐月と沖縄に行く前だったか帰って来た後だったか
皐月の家の二階で皐月と二人でいた時のことだ
二階は伯母と伯父のリビングと寝室になっていた
皐月は戸棚の引き出しを開けた
私は皐月の行動を黙って見ていた
引き出しには長方形の紙の箱が置いてあった
皐月が箱を開けると
個別包装された薄っぺらい正方形の衛生用品が出てきた😨
皐月は個別包装の正方形の包みを破り
中に入っていた衛生用品を取り出し
クルクル丸められていたそれを引き伸ばし
透明な袋状の物体を伸ばして観察していた
私はただ驚いてた
皐月は両親がまだこんなの使っているのかなどと話していた
皐月って好奇心が強いね
私はまさかあの年齢の伯父と伯母が使ってるとは思えないと話した
以前勤めていた職場で毎年秋の慰安旅行へ行っていた
慰安旅行では
女だけで七人から十人ぐらいで集まって
宿のテレビの有料放送を見た
年上の女性の先輩もノリノリで有料放送を見ながらコメントしていた
職場の仲良しの女性同士集まると
そういう話しも自然にした
仲良しの女友達の一人とツアーで旅をした事あるが
そういうガールズトークも普通にした
皐月と二人の沖縄でも
自分達の事はぶっちゃけてはなかったけど
そういうのに興味があったから
そういう話しも普通にした
旦那と結婚して新婚旅行から帰って来たら
他人の前では上品ぶってる母親に旦那とのプライベートを質問された
一応さらっと答えた
子連れ旅行沖縄
子供の年齢;二歳2ヶ月
JALで羽田から那覇へ
ホテルはルネッサンス
まだまだ赤ちゃんな二歳2ヶ月
ホテルのカジュアルなレストランで食事しました
10月はじめの沖縄は夏の日差し
思いきり砂遊びさせました
砂遊びセットは現地で調達
帰りは羽田から電車
眠ってしまって駅で電車を降りて子供を抱っこして荷物もあって
タクシーはお金かかるけど
子連れ旅はタクシー利用が◎
行きは電車とモノレールで羽田へ行った
✏これがあると便利
♿育児の強い味方;折りたたみ式のコンパクトなベビーカー
♿子供が眠っても大丈夫
♿コンパクトなバギーは子連れ旅には欠かせない
二度目の沖縄は子供が二歳になって子連れでした
最近よく思う事
子育て時代の育児に手がかかる頃は良かったなあ
🚲に小さかった子供を乗せて近所の園芸センターへ
セントポーリアの鉢植えを持った一歳の頃の息子が可愛かった
男の子だけど物心ついてなかった頃は可愛い服を着せていた
かなり可愛がって育てたけど最近の息子はちょっとね…
自立したからだと思うけど
寂しく思います
息子が遠い場所に行ってしまった5年前から
息子が赤ちゃんだった頃のことばかり思い出します
自立して遠くに居て寂しい…偽らざる本心だけど
息子の自立を遠くから見守ってる
日本国内の仕事で家から通えれば
毎日夕食や朝食を用意してあげられる
遠くの場所で一人暮らしの現在
自炊しお弁当を作って車で出勤している
若いから外にばかり目が向いてるから仕方ないが
あまり向こうの生活や勤務地のことを話してくれない
写真も見せてくれない
小さかった頃は可愛いがって育てたのになあ…
子供が自立して遠くに居るから
普段は節約して旦那と二人で質素な生活をしています
小さかった子供との旅行について書いて行きます
最初の子連れでの✈空の旅は鹿児島
二回目も空の旅は鹿児島
父親の定年後の勤務地が鹿児島でした
公団住宅に住んでいて
一歳になったばかりの時に初めての✈
夏の鹿児島の空港を出てクアラルンプールのような空でした
電車で指宿に行きリゾートホテルに泊まりました
赤ちゃん連れのホテルは工夫が必要
ツインのベッドをくっつけて真ん中に寝かせた
出来れば部屋食で畳の部屋の旅館とかコンドミニアムのほうが赤ちゃん連れの旅には向いてる
二度目の鹿児島は一歳10ヶ月のゴールデンウィーク
鹿児島から宮崎で
まだ海水浴には早いけど
波打ち際で遊んでたら
服を着たまま海に入ってしまった
指宿では海を怖がり
ビキニの水着姿の私にしがみついてましたが
宮崎では海を怖がることもなく楽しんでた
子連れ✈空の旅
三回目は 新加坡
成田からキャセイ航空で香港経由シンガポールへ
宿はマリーナ地区のパンパシフィック
折りたたみ式のバギー持って家族三人で成田からキャセイ航空へ
海外旅行前夜は成田空港そばのホテルに泊まりました
子連れ旅は子供の体調第一が鉄則
パンパシフィックホテルからの窓の外の夜景が美しく
興奮して眠れなかった
ツアーについてる観光はパスしてゆったり行動しました
家族で観光中に写真愛好家の撮影会に出くわし
華人のモデルさんに息子は抱っこされて撮影写真を撮られてた
写真愛好家が宿に写真を届けてくれた
文字の字体がシンガポールやマレーシアのペンフレンドを思い出させる字体で懐かしく感じた
マーライオンやサルタンモスクを観光し
アラブストリートやリトルインディアで布地を買い物した
食料品スーパーも見て歩き
マリーナスクエアで服を買った
帰りは香港経由キャセイ航空成田行き
新宿のヒルトンに泊まって帰った
香港経由はくたびれた
直行便のほうが疲れが少ない
特に子連れ旅では直行便が◎
新加坡なら
SQ11便が楽
7時頃成田発で到着は深夜だがこれが楽
子供が二歳になってすぐ Singapore
次の✈空の旅が沖縄
沖縄について書いていきます
10月の沖縄本島西海岸はまだ夏の日差し
ルネッサンスリゾートのコーナーツインのベランダの椅子に座り親子で海を眺める
平日に出かけたから母と息子の二人旅
親子二人旅の初の空の旅が沖縄西海岸
宿はルネッサンス
食事はカジュアルなレストランのワンタンが美味しかった
子供と海水浴
子供と砂遊び
子連れ旅は楽しかった
私は若かったからビキニでした
日本人の女性達は子育て中の母親ならタンキニやスカートつきのワンピースだと言うでしょうけど
出産でかなり痩せた私は迷わずビキニを着た
独身時代のホノルルで買ったビキニを愛用していた
母親になって痩せてビキニを着てたけど
ボーイハントはしなかった(笑)
従姉妹じゃあるまいし(笑)
子供を抱っこして海で泳ぎ
砂浜で砂遊びセットで子供と砂遊び楽しかった
アジアのバリやプーケットじゃないから
ビーチボーイにナンパされる事もなく
子供と二人
楽しく海で遊べた
後に子供が小学生の時にペナン島でビーチボーイならぬビーチオッサンから
ジェットバイクに乗るよう勧誘された事もあったな(笑)
ペナンの海、かなり海洋汚染が酷く泳ぐ気にはならなかった(笑)
ルネッサンスリゾート
この時期はホテルにディスコがあったかも知れない
子連れで踊るわけにも行かず
行かず終い
沖縄西海岸の旅が二歳2ヶ月
次は二歳9ヶ月の沖縄宮古島の旅
4月の半ばを過ぎて仕事が忙しい旦那に
泊まりがけで仕事に集中したいから二人で何処かへ旅行して来いと言われた
かねてから気になっていた宮古島の東急リゾートへむかったのが4月の末だった
沖縄は曇りや小雨の天気が続いていて
初日は中城の沖縄シェラトン
ここは経営難で潰れ現在は別の経営か
翌日宮古島へ
宮古島三泊
タクシーで観光し海水浴には水が冷たいので
砂遊びセットで前浜ビーチで沢山砂遊びさせた
洋服が汚れても思いきり砂遊びさせて
砂を流してホテルの部屋のお風呂で温まり
宮古島をタクシー観光して果樹園へ出かけた
この果樹園は後に親子でお気に入りの場所となる
従姉妹同士の沖縄旅行は若かったから出来た
今は疎遠になってしまっているけど会えば仲良く話せる
長い年月がたって年を重ねた二人が再び沖縄とかはあり得ない
若かったから沖縄旅行に期待も大きかった
片方は子供がいて片方は子供がいない
うん十年たった皐月とあやめ
もうすぐうん十歳か
携帯小説らしくその後の続きでも考えて書こうか
皐月とあやめが十代の頃は姉妹である母親同士も頻繁に連絡を取っていた
もうかれこれ二十年以上も前になるか
祖母の死と皐月の父の死が相次いで
皐月の母親は金の亡者となり祖母の残した遺産を独り占めにした
皐月の母はあやめの母に金返せの暴言電話を二十年以上前から頻繁にかけた
あやめが母の日に母の家に行くと
皐月の母親から携帯に金返せの暴言電話がよくかかって来ると言う
あやめは母親に番号拒否すればと勧めた
まあどうでもいい事だ
物語を考え、皐月とあやめの物語でも書こう
皐月の母親とあやめの母親ともう一人の妹の三人姉妹は昔から争いが絶えなかった
それを間近で見てきたから
皐月とあやめはケンカしなかった
皐月と沖縄に行った時代の思い出話し
それぞれボーイフレンドに振られて
ちょっと淋しい気持ちで沖縄に来た
皐月は沖縄で頑張っちゃおうねと言ってた
何を❓とツッコミは入れなかったけど
真夏の沖縄で開放的になることかなあと漠然と思った
あの時代の沖縄二人旅
まだ若かったから傲慢だった
美人でスタイルが良い皐月とそうでもない私
勝ち組の皐月と負け組の私
この歳になって二人だけで旅に出かける事はやっぱり考えられない
子供のいない皐月と子供がいるあやめ
旅に出たとして話題はそれぞれの家族かそれぞれの母親や兄弟の話か
ガールズトークはねえ
ちょっとね
やっぱりお互いの旦那も一緒に四人で行くほうが良いかもね
小説でなくつぶやきみたいになってしまった
皐月の母親とうちの母親はかつては一卵性姉妹と二人で言うほど仲良しだった
姉妹である母親同士がうちらの沖縄二人旅を計画していたのは一年くらい前だったか
まあ色々あったが親がお金出してくれて沖縄のような国内でも遠い場所に旅行させてくれた事はめっちゃ感謝してる
皐月は福島の短大の保育科で私は都内の短大の英文科だった
旅の申し込みは私が主体となってやっていた
短大の級友達にも夏休みの沖縄旅の事は話した
短大の級友達は私の沖縄旅行で盛り上がった
またその頃付き合っていた中大生の親が経営するお店で級友達と親睦会をやったことがある
そんな背景もあって私は級友達の話題の中心になっていた
皐月が黒のタンクトップに黒の膝下ティアードスカートだったので
私も似たような感じで出かけた
皐月のビキニは花柄で白地に鮮やかなピンク色のトロピカルなハイビスカスの花の柄だった
バレエで鍛えた皐月は美しかった
私は…というと……余り
あの頃聴いていた曲はサタデーナイトフィーバーのサントラアルバムだった
他にディスコミュージックで
let's all chant
フュージョンではリーリトナーand ジェントルソウツのキャプテンカリブ
帰りにショッピングセンターや洋服の店を見て歩く事は多く
そういった店ではアース・ウィンド&ファイアーの宇宙のファンタジーがよくかかってた
ディスコへは数回出かけたが
いつも夜の9時には店を出ていた
ディスコへ毎回エスコートしてくれた中大生は
いつも帰りは新宿駅まで一緒に来てくれて駅で別れた
私と出会う以前に5歳年上の恋人がいたと言っていた
恋愛の醍醐味全てを味わい尽くしたのだと思う
中大生とは2ヶ月くらいの淡いお付き合いだったけど
お互いに三十代半ばの時に一度だけ再会し喫茶店で会話した事があった
18の頃の私は中大生には残念ながら振られてしまっていた
30代半ばになりその時の私は話題が乏しく物足りなかったのでしょう?
と率直に聞いた
《いや、好きだったよ。でも純情過ぎて俺を信じてたから重かった》
そうだ
またこうも言ってた
《それから暫くして連絡したかったけど電話番号書いた手帳を無くして連絡できなかった》
そうだ
こうも言ってた
《🌠りたかったよ》
へえ? そうだったの?
《あやめちゃんが擦れっ枯らしだったら🌠れたけど、あやめちゃんが純粋過ぎてけがれがないからできなかった》
という理由でふられたそうだ
皐月に関しても
完璧な容姿を持ち若くスタイル良く顔も美人でお洒落な皐月でさえ
チャラい医大生に振られたそうだった
その翌年の弓が浜での民宿のガールズトークで
《医大生とは何もなかった、素っ気なくされた》
と語ってた
弓が浜は翌年で雨降りだった
8月の半ばも過ぎて残暑の頃だっただろうか
皐月は皐月で詳細は言わなかったけど
私にぶっちゃけてくれた
ああ…そうなんだ
と思った
従姉妹同士
どこかシンクロする私と皐月
数年後……沖縄二人旅から7年後の秋だった
結婚が先に決まった皐月と二人で神戸へ一泊の旅
異人館を見て夕食は中華だった
私が率先してガイド的な役割をした
小さい時から比較されながらも一緒に育って来た同じ年生まれの皐月の結婚が決まった事は
私も頑張ろうと思った
その頃 旅行で出かけた海外で
真面目で誠実な外国人の青年に出会い好感は持ったが
それほど強い《好き》ではなかった
まだまだ海外に出かけてその青年や
近隣の国のマイケルジャクソンに似た年下の外国人の青年と楽しく国際交流は続けたかったが
私は私なりに
大きな流れに乗る事になった
皐月達を取り持ったお見合い相手紹介おばさんの世話で翌年お見合いした
皐月達の結婚式のちょっと前だった
小さかった時から双子のように一緒に大きくなった皐月だから
同じお見合い相手紹介業を営むおばさんの世話になる事は安心だった
外国人男性はどこか浮世離れしていて絵空事のような出来事だった
好感を持った外国人男性の自宅で家庭料理をごちそうになったが
唐辛子が半端でなく沢山使ってあった
食文化の違い、体質の違い、生活の違い
観光旅行で立ち寄った家で頂いた家庭料理は美味しかったけど
胃がピリピリしたので半分ぐらい残してしまった
結婚して嫁になったら
嫁ぎ先の料理の味を体で覚え
スパイスも唐辛子もその家庭に合う使い方をしなければならない
20代半ばだった私は
それまで出かけた外国で
複数の友人の家庭に招かれ
家族と共に食卓を囲んで来た
私自身も料理が好きで外国の料理のレシピ本も持っていて
日本の自宅で英語と中国語で書かれたレシピの料理を作った事がある
エスニック料理にもトライして
インド料理やインドネシア料理も作っていた
やっぱり日本流に唐辛子は控え目にする
日本人とあちらの人では体質が違うのだから仕方がない
結婚前に海外旅行へ行き
複数のお友達の自宅に招かれ家庭料理をごちそうになった
唐辛子が沢山のマレー系の料理やインド系の料理より
華人の友人のお母さんが作った中華版おふくろ料理が一番美味しかった
華人のボーイフレンドとは色々あって会う事も文通も止めたが
お母さんのおふくろ料理はとっても美味しくて
心に残ってる
英語が話せず福建語を話すお母さん
ご両親共に英語は話せなく
それでも気持ちは通じあい
大歓迎された
機会があれば
また渡航して 華人のお母さんが作るおふくろ料理のレシピ本でも探して見ようかな
たぶん英語でなくレシピ本は中国語しかないだろうね
初めての沖縄からうん十年たち
私もベテラン主婦の年齢になった
各国で食べた美味しかった味を料理で再現してみたくなる
外国語学習は好き
中国語は少し勉強した事がある
華人のお母さんは福建語を話す
中国語のスタンダードは北京語でマンダリンというらしい
華人のボーイフレンドはマンダリンも少し話せると言ってた
福建語、マンダリン、マレー語、英語
華人のボーイフレンドには日本語を少しだけ教えてあげた
独身時代は幾つかの国の人達と英文の文通をしていた
韓国人、香港在住のインド系、ホノルルなど
ホノルルの人は以前から親日家で後に日本で専門の教育を受けて立派に働いてる
ホノルルの人や香港在住のインド系の人も
日本語学習に熱心だった
特に船会社勤務だった香港在住のインド系の人は和食と中華が特に好きで
出張でこちらに来た時には
四川料理や横浜中華街の海鮮中華を食べに行き
時には和食も多かった
私は英会話の練習になるし
英語を使って道案内する事は勉強になった
香港在住のインド系ビジネスマンは旅慣れていて
新幹線で関西に移動する時にホームまで見送った
指をパチンと鳴らしポーターを呼んだ
えっ? ポーターなんているんだ?
驚きだった
グリーン車がいいと言うので
グリーンの切符を買う時にお手伝いした
東京から大阪に移り
大阪から香港に帰ると聞いた
関西に移る前に
銀座の宝石店にお供した
奥様に真珠のネックレスを買っていた
お店が一流店で店員さんも流暢な英語を話すので
私の通訳は必要なかった
インド系ビジネスマンと一緒に行動すると勉強になった
韓国人の文通相手とも英語で文通していた
サウジアラビアにいる時に私の手紙を読み文通しようと言われ文通していた
9歳年上でサウジアラビアから韓国へ戻った
会う機会はなかったが
サウジアラビアにいてくれたほうが
面白いお話いっぱい聞けるのに
韓国に戻ってきて残念に思った
サウジアラビアの習慣の話は斬新で面白かった
一方、韓国の文化には興味はぜんぜんなかった
興味のある国と興味のない国とある
韓国は写真で見ても街並みとか日本にそっくりで何だか地味でつまんない
韓国という国に興味がない
昔も今も
9歳年上の韓国人男性と文通していたが会いたいとは思わなかった
サウジアラビアにそのままいてくれてたら
エキゾチックなかっこいいサウジアラビアのお話いっぱい聞けたのに残念だとしか思わなかった
サウジアラビアのイメージは砂漠とらくだとサウナみたいな暑さ、そしてイスラム寺院とアラブ服とアラビア語
20代の頃からアラブ諸国やアラブの文化に憧れていた
私は結婚が決まると全ての男性の文通相手にお別れを告げた
韓国人の文通相手からは
ハングル文字の文章を添えた英文手紙を頂いた
ハングル文字の部分の内容を知ろうとは思わなかったが
恐らく私への叶わぬ愛の言葉でも書いてあったのかしらと思った
サウジアラビアではイスラム教の戒律が法律になっていて
異教徒でもお酒を飲んではいけないなどの法律があったと聞いた
韓国人がサウジアラビアにいた時は
サウジアラビアの話を聞けて嬉しかったが
韓国に帰ったと聞いて非常にがっかりした
スリラーの頃のマイケルジャクソン似の年下の青年はイスラム教徒で
タバコは吸ってたけどお酒は飲まなかった
オーストラリア銀行勤めのエリートな二番目のお兄さんはビールを飲んでいた
マイケルという名前じゃないけどマイケルと呼ばせていただく
マイケル君の二番目のお兄さんご夫婦と食べたサテーとデザートのチェンドルは忘れられないユニークな味だった
アラビア語講座のエヴァ博士じゃないけど
そのお話はまたの機会に
アラビア語も共通語が書き言葉のフスハーで
アラビア語の話言葉はエジプト方言、湾岸方言、モロッコのマグリブ方言、チュニジアとリビアのベルベル語、
湾岸諸国の湾岸方言などがある
現在信州の爽やかな場所にいるイスラム教徒のお友達は
ここ日本にいてラマダン中なんだと思う
時々モスクに通い礼拝時間をダウンロードしてきちんと礼拝をしているそうだ
礼拝の時刻を告げるアザーン
それをこぶしをきかせて歌うのが私は好き
それにしても
カタール断交
仲裁に入ってくれたのがイランとトルコ、ロシア
カタールは仲裁を国連に頼んだらしい
最近ちょっとアルジャジーラ見てないけど気になる
カタール航空大丈夫か
サウジアラビアや近隣諸国に邪魔をされ
正常な運行出来てるのか
全く情報が入って来ない
それからモルジブ
モルジブは離れていて特にカタールとケンカしたわけじゃないのだから
カタールいじめはやめてくれ
リゾートの島ばかりの海に沈む危険性のある国なのだから
カタールいじめなんかやめてほしい
平屋建てだった古い母の実家があった頃は楽しかった
母が娘時代を過ごした家だった
幼少だった私と皐月は仲良く遊んだ
母の実家に皆で滞在するのは楽しく
夏の時期に寝る時はかやを張って寝た
翌朝は料理好きな祖母が注文を聞いて目玉焼きを焼いてくれて皆で食べた
しんみりした父の実家は幼心に辛気くさくて楽しくなかった
父方の祖母から子供時代は寵愛を受けてたので
物心ついた頃から母親や弟と離ればなれで
辛気くさい父の実家に一人で泊まる事がよくあった
祖母が辛気くさい婆さんだった
朗らかな母方の祖母のほうが好きだった
父の実家では私専用の浴衣があり
祖母と二人で寝た
賑やかで楽しい母の実家で過ごしたかったけど我慢した
そんな父方の祖母も晩年は認知症になり
つらい言葉の数々をぶつけられた
母が新婚の頃は母をいびり倒したし
父の弟の嫁の事は生涯亡くなるまでいびり倒した
私は父方の祖母には批判的な気持ちがあり
尊敬も出来ない
母方の祖母はおおらかで料理が好きでお料理作ってみんなに食べさせるのが好きで
母方の祖母には共感し尊敬もしている
父方の祖母は地域では名の通った先生ではあったが
いくら仕事で成功してお金を稼いでも
家庭の中で嫁いびりなんかする女性を私は尊敬しません
母方の祖母は専業主婦だったけど
祖母の家は楽しかったし
料理が好きでサービス精神ある母方の祖母は大好きで尊敬した
父の弟の嫁は離婚歴があり
再婚だった
まだ小さかった私に父の嫁の悪口を一日中縁側で聞かせ
父の弟の嫁が離婚歴あることに関しては
外を歩いて来た女という言い方をした
こういうお祖母さんは最低だと思う
先生と呼ばれ天狗になって
ダイヤの指輪や着物を自由に買えるようになって自分は偉いと傲慢になって
父の弟の家庭を不幸にして反省しない
こんな祖母は最低だ
皐月と沖縄に行った短大一年の夏休み
沖縄に行く前だっただろうか
お盆の頃に父は休みを取り
私を連れて父方の祖母も一緒にレイクサイドホテルに泊まった
父方の祖母は終始陰気で辛気くさく
祖母を自宅へ送ったら
祖母は私を父の弟の嫁と錯覚し罵声の数々を浴びせた
私はこんな気持ちのまま自宅に帰りたくなかった
母の実家に行き全てをぶちまけた
皐月と沖縄に行った年の夏休みは
皐月と沖縄
父と祖母と三人の湖
母の妹ファミリーと伊豆に一週間
それぞれ行って来た
その3つの旅行で沖縄が一番後だったような気がする
父と祖母の三人旅も西洋風のリゾートホテル滞在だった
母の妹ファミリーとの一週間の伊豆への旅行は
中伊豆の老舗旅館に連泊し
西伊豆の戸田にも泊まった
叔父は親友である製薬会社経営のお友達とゴルフをした
叔母と私は深夜に露天風呂に入った
皐月と私はよく比べられた
外見は皐月のほうがレベルが高く
男達からの支持が高かったのは皐月だが
私は叔母には良くして頂いてた
従兄弟である叔母の息子さん達はまだ小さく
私は伊豆での旅行で小さかった従兄弟の面倒をよく見た
皐月との沖縄は冒険だった
短大生の女二人旅の沖縄で
何かが起こりそうな予感はあった
初日のディスコが一番良かった
次が海
ナンパ男が合流してからは微妙だったが
私は運転手だと思って割りきった
何だかカメラマン気取りで
片岡義男の小説の主人公を地で行くような感じだった
思い立ってムーンビーチに来たと言ってた
ふみ通に勤めてると言ってたのが本当なら
ナンパ男は俺、イケテるとか思ってたかなあ
上下白のデニムでファッションも頑張ってたし
顔もスタイルも悪くはないけど
ナンパ男のやりチンだと私は見ていたから
好きにはなれなかった
皐月がナンパ男の誘いに乗ったけど
皐月をナンパ男に放置して別行動する訳にいかなかった
うん十年たって妙齢の私と皐月が今年の夏に沖縄に行ったら
果たしてナンパはされるだろうか
皐月とは二名一室はもう勘弁
泳いだ後、一時間もバスルームが空くのを濡れた水着で待つのはつらい
若い時と体質も変わった
海水浴も太陽が傾く5時以降じゃないと私はダメになった
数年前に日焼けして夕食後に動悸がしてから
日中の海水浴は気をつけるようになった
皐月と沖縄二人旅に出かける前に
皐月も私もそれぞれボーイフレンドから冷たく素っ気なくされていた
皐月は沖縄で一発咲かせたいと思ったのかな
美人でスタイルも良く外見は完璧な皐月
ダンスパーティーでは医大生にモテモテだった
沖縄でもふみ通勤務のリーマンにナンパされた
顔もスタイルもイマイチな私は
ダンスパーティーで誘われる事もなく
沖縄で皐月がナンパされてふてくされてた
沖縄から1ヶ月の皐月の姉の結婚式でも
列席者のおば様達に
皐月と皐月の姉はきれいだと言われ
顔もスタイルもイマイチな私は何も言われなかった
翌年の弓が浜の時は
私にプロポーズしてくれた恋人がいた
正直、私は若い頃は外見コンプレックスもあった
翌年の弓が浜の頃は
恋人も出来て結婚も考えてた
結局親と折り合いがつかず
結婚に踏み切れなかった
薔薇枝伯母さんは欲の塊のような人だ
亡くなった祖父母の財産をほぼ独り占めして
遺留分を少しだけもらったうちの母から
もらった遺留分を返せ寄越せと
ヤクザまがいの暴言電話を四六時中うちの母親にかけた
というわけで
江津おばあちゃんは仕事でどんなに功績を残しても
うちの母をいびり倒したり
父の弟の嫁である夕子叔母ちゃんを一生悪人呼ばわりして不幸のどん底に落としたから
江津おばあちゃんを私は尊敬出来ず嫌いである
現在は…うん十歳プラスうん歳の皐月と私
現在の経験、知識、行動力、コミュニケーション能力で
当時の外見、当時の若い身体、当時の体力の自分にもどれたら
皐月と私が現在の中身で当時の若い肉体若い容貌の自分自身に成り代わり
過去の沖縄旅の我々本人になり過去への旅
そんなめっちゃ都合のええ話にして改めて書こうか
もう若くない皐月と私
皐月の母親が喘息の発作から心不全を起こしお屋敷の二階で亡くなった
皐月も私も軽くお年寄り的な年齢になっていた
皐月の母親のお通夜と葬儀の為に福島県の福島市の伯母の家に出かけた
お通夜と告別式は近所のセレモニーホールだった
8/1に亡くなり
8/3がお通夜、8/4が告別式と火葬場
付き合いが疎遠になってた皐月と久々に話した
皐月はこの夏は夫と清里にテニス旅行に行くと言ってたが
伯母の急死で中止した
葬儀と火葬場も終わった
伯母が一人で住んでた家に私は行き
皐月と話した
昔の沖縄懐かしかったねという話をした
今の経験や今の中身で外見だけは10代の姿になってまた沖縄に二人で行ったらどうだったかしらね、という話になった
声をかけてきた 自称ふみ通に勤めるあの男、ぜんぜんタイプじゃないよ、と皐月も言ってた
実際には過去への旅だなんて無理だねと話した
お互い旦那を連れて四人旅にしようかという話になった
皐月とぎくしゃくしていた時期はお互い二十歳から21ぐらいの社会に出たばかりの頃
その時期を過ぎたら
皐月と再び仲良しに戻った
腹が立つ事が昔は少しだけあったけどケンカしないで良かった
お互いの母親である後期高齢者の姉妹はどうだ
昔からケンカばかりじゃないか
親しき仲に礼儀あり
これがわからないから身内で争うことになる
思ってる事を全部ぶつけないとダメな人達
だからケンカになる
今の年齢で沖縄二人旅ってかなり無理がある
若い時の真夏の沖縄二人旅は懐かしく思うしまた機会があればとも思う
お互い若くないから部屋は別々で好きな時間にシャワー浴びたり歯磨きしたりお化粧したりが良い
お互い若くないから部屋も別々なら明け方にホテルの自室で夜明けの珈琲を飲んだり
相手を気にせずヨガのポーズやストレッチすることも出来る
若い時の沖縄二人旅では部屋が同じなために
片方が海から上がって一時間半もバスルームを占領してたので
もう片方の私は水着のまま建物入り口の外のシャワーを浴びるしかなかった
美人でスタイルの良い従姉妹と顔もスタイルもビミョーな私
私は私自身をわかってたしわきまえてた
もうさあ、二人で食事したらええやん!
私は一人で食事してディスコで踊るからさあ!
ホテルのフロントに言って私は一人部屋に移り一人行動するからさあ!
ナンパ男と最終日まで、いや、羽田への帰りの飛行機もご一緒して頂いたらええやん!
私に断りもなくナンパ男と約束しちゃってさ!
ナンパ男の頭の中はヤル事だけじゃん!
ただねえ
状況から言うと妥協せざるを得なかった
あの時私は ナンパ男に皐月のエスコートをお願いして一人になることは無理だった
学生だったので 新たに新しく一人部屋を予約するお金も持ち合わせてなかったし
あの頃の私はそういう行動が取れるほどの旅の経験を積んでなかった
仕方なく私もナンパ男と皐月との三人で一緒に食事したよ
申し訳ないけどね
男に対してときめいたりウキウキワクワクはしなかった
どうせやる事しか考えてないのだろうね ~とそれしか思わなかった
ナンパ男との食事が終わり皐月と部屋へ帰ったら私は言った
皐月一人だったら危ないことになってたよ
皐月はそれに対して彼は良い人だよ、
でした
翌日はレンタカーであちこち観光しながら那覇のハーバービューホテルに一緒に行ったが
那覇に移る交通費が浮いて便利ではあった
楽しんでたかと言えば別に
年齢を重ねた今の私と皐月だったらどうかな
旅行を純粋に楽しめたのかもね
いい旅夢気分の二人みたいにほのぼのと皐月と二人で沖縄を味わえたのかもね
今の皐月と私は一緒に沖縄に行ったらどうなのかな
やっぱり甘えん坊の皐月には皐月の世話が慣れてるご主人が必要かな
私としては部屋は別々のほうが良いと思うけどね
夫婦でもない限りは部屋はシェアしない
初日は深夜零時の閉店まで踊った
所が翌日はふみ通勤務のナンパ男と夕食
仕方ないね
私は皐月を男にお願いして一人になるわけにはいかなかった
4年後の発海外の帰国前夜のディスコの時とは明らかに違う
ムーンビーチでナンパして来たのは男一人で皐月が私から離れて夕日を見ていた時だから
砂浜で私は貝殻をちょっと探してた
4年後の発海外は現地のナンパ男二人で私と連れの女の子二人にディスコ行こうと言って来たからそちらはマナー的に丸なのであった
片岡義男の小説の主人公の如く
ふみ通勤務の27歳の高木(仮名)は思い立って期待を胸にムーンビーチへやって来た
そこで夕日を眺めてる美しいビキニ姿の若い女性を見つけた
『すみません、写真撮らせてくれませんか』
と紳士的にアプローチした
美しい若い女性は喜んで写真を撮らせてくれた
心の中でにんまりしてシャッターを押す高木は
有名な写真家の篠山紀信になった気分で美しいビキニ姿の若い女性の写真を撮った
さて、ここは男性目線で高木を主人公にして物語を書きはじめようか
高木は服装のセンスもスマートに決めて
夏のロマンスを期待して真夏の沖縄本島ムーンビーチへ来た
早速美女探し
ピンク色基調のトロピカル花柄のビキニの女性は透明感ある色白だった
高木は一目惚れした
なんて美しい女の子だろうか
今夜のディナー🍴行けるかな
高木の男の本能がアクティブな状態になりつつあった
日本がまだ景気が良かった70年代の後半
日本がディスコブームにわいた年だった
高木は27歳になり恋人が欲しかったが
いつも告白して二度ばかり食事に行くと相手の女性がそっけなくなって発展しないまま終わってた
まだまだ結婚はしたくないけど恋人は欲しかった
ふみ通は新橋に本社がある半導体の会社である
高木は営業に配属されて4年目だ
夏になり人々の服装も開放的になり
世の中がディスコブームでおめでたいムードが漂ってた
ああ…オレもこの夏はキメたいな…
毎日通勤電車に揺られ
無味乾燥な日々を送る高木は退屈な日常から脱出したかった
パンフレットを集めハワイかグァムか沖縄か検討した
オレは英語はイマイチ話せないからやっぱ沖縄にするか…
パンフレットを幾つか集め検討して南国風のムーンビーチに決めた
ツアーは全て二人からで一人参加のツアーはなかった
旅行会社に相談に行くと
飛行機とホテルを手配できるという
空港からレンタカーが使えますと旅行会社の係員が説明してくれたので
レンタカーの手配もお願いした
夏だ、沖縄だ、レンタカーでドライブだ
高木は新橋駅前の旅行会社で飛行機とホテルとレンタカーの手配をお願いし料金を払った
出発は8/23
5日後だ
よし、レンタカーを運転する
サングラスだ
新宿に移動してサングラスを買いにメガネ屋に寄った
よし!レイバンのサングラスだ!
高木はメガネ屋でサングラスをかけて見た
なす型フレームのクールなレイバンのサングラスに決めた!
高木の心は高揚していた
レイバンのサングラスをかけて沖縄本島の58号線をレンタカーで走るオレ
高木はすっかり片岡義男の小説の主人公のような気分になっていた
夕方の新宿を歩き
リゾートに良さそうな服を探した
オレは夏の恋を探しに沖縄に行くんだ
ドラマのように夏の沖縄で水着の美女と知り合い恋をするんだ!
まだ見ぬ沖縄ムーンビーチの海岸とビーチにいるであろう水着の美女を想像し
期待でワクワクが止まらなくなった
知らない男のナンパの誘いに乗った皐月
皐月あるある
ダンスパーティーの時も社交ダンスに誘われたプレーボーイと連絡先交換して付き合ってた
皐月あるある
ダンスパーティーの時も 同行者の私よりも声をかけて来た男と勝手に楽しむ
この時は 皐月が主人公のあやめから少し離れていた時に一人で来ていたナンパ男に声をかけられていて
勝手に夕食食べる約束をしていた
主人公のあやめは母親からいつも二人で行動しなさいと言われてた
二人一緒の時に二人の男からご飯食べに行こうと言われたのならまだしも
ムーンビーチでは
皐月があやめから離れて夕日を見ていたから
ナンパ男は皐月一人に声をかけて来た
主人公のあやめは 皐月だけが男に声をかけられたから焼き餅焼いてるのではない
ダンスパーティーの時もそうだが
同行者のあやめそっちのけで 勝手に男と盛り上がり
勝手に男と出来ちゃった皐月に対していい加減にしろや!て思ってた
🍀🍀ここから創作小説に方向転換します🍀🍀
皐月の身勝手に主人公のあやめは呆れた
『お二人だけでどうぞ』
皐月は男と行動すればいい
主人公のあやめは
ムーンビーチにかけあい
別に部屋を取って二日目の今夜は一人になる事にした
とりあえず海から上がり
ホテルの外のシャワーを浴びて部屋へ入る
まだ皐月と同じ部屋だったから
男と食事する皐月に部屋のシャワーを使いなさいと告げて
あやめはさっさと濡れた水着を脱いで洋服に着替えた
ボストンバッグに荷物を全て詰めて貴重品入れたバッグを持って部屋を出ることにした
皐月が必死にあやめをなだめる
『あやめちゃん、一緒に食事に行こうよ』
ボストンバッグと貴重品入れたバッグを持ったあやめは
『皐月ちゃん、申し訳ないけど一人になる。部屋の鍵は皐月ちゃんが持ってて
私は今夜から一人になるから後の事はあの男にお願いするからね』
主人公のあやめはオプションの一人部屋料金を払ってまで一人になる
エレベーターホールにナンパ男は来ていた
こんな男の名前なんてどうでもいい
『すみませんが私は一人で行動するので従姉妹の皐月をあなたがエスコートして頂けませんでしょうか?私は一人になり一人部屋を取って一人で行動致します』
食事の前にフロントに行く
あやめはフロントに新たに一人部屋を今夜は予約したいと伝えた
デラックスツインならご用意出来ますだそうだ
あやめは宿泊料金税金込みの料金を払う
あやめはアルバイトのベビーシッターで貯めた全財産を持って来ていた
ベビーシッターと言っても親戚の二人兄弟の男の子のお世話係だ
真面目にお世話係をやって得た報酬をコツコツと貯めていた
じゃあ一泊だけ一人利用でお願いします
宿泊料金は今払います
フロントで新しい部屋の鍵を受け取った
デラックスツインの一人利用
新しい部屋にボストンバッグを置いた
やる気満々のナンパ男とやられたい気漂う皐月が部屋の前まで付いて来た
『さあ、夕食だけはご一緒しますからね』
最上階のスカイレストランに三人で入った
『私は食べたい物を食べますので会計は別々にしましょうね』
私は自分のペースで食事させてもらう
食後はきちんとシャワーを浴び直して着替えてディスコへ行く
チキンのステーキとサラダとスープとライスと珈琲と食後にシークワーサーのシャーベット
皐月が男にナンパされて…勝手に食事の約束をした二人
この二人に対してあやめが取った行動は酷いかしら
小島よしおじゃないが
そんなの関係ない
むしろ勝手なのは 同行者のあやめを無視して男に夢中になる皐月じゃないの?
あやめは手帳とボールペンを取り出し
ナンパ男の自宅住所と本名
会社の住所と電話番号と担当部署を書かせた
免許証を見せてと言うとナンパ男は困ると言う
あやめは警察の取り調べのような調子で免許証を見せるように言う
見せないなら皐月の自宅に電話して父親に来てもらいますからと言った
皐月は『あやめちゃん、もうよそうよ。部屋は別々だけどこれからずうっと一緒に行動しようよ』
私ことあやめは
『やっぱり皐月ちゃんのパパさんに来てもらおう。福島の家に電話するわよ』
皐月は『あやめちゃん、このくらいの事でなんでそんなに怒るの?』
私ことあやめは
『二人で食事の約束したのだから二人で楽しんでください。 あなたの免許証を見せてください。』
男は渋々免許証を出した
それを手帳に記載するあやめ
『私は食後は一人でディスコにいき、明日は一人でハーバービューホテルに移りますから、あなたは従姉妹の皐月をハーバービューホテルに送り届けてください。ではよろしくお願いしますね』
27歳のナンパ男こと高木に責任を持たせた
免許証を見て身元も確認した
会社の住所と電話番号と担当部署も確認した
こんなふしだらな二人から離れて清々したかった
食事が終わり会計してさっさと部屋へ戻ってしっかりシャワーを浴びてディスコへ出かける
ドアを開けるとナンパ男と皐月がいてディスコについて来た
私は音楽に合わせて好きなように踊る
閉店の午前零時までいるつもりだ
高木と皐月は一時間ぐらいして先にディスコを出て部屋に帰った
あやめは閉店までいて部屋へ帰ってシャワーを浴びて眠る事にした
部屋に入ると部屋の電話が鳴った
東京の父親が怒って電話して来た
『帰ったら話しますから』ガチャン
また電話が鳴った
東京の父親からだ
『明日早朝の飛行機でお父さん行くからムーンビーチホテルで皐月ちゃんと二人で待ってなさい』
さすがのあやめも父親には逆らえない
父親が来る時間は何時だ?
一番早いフライトで来るのか
やれやれ
その後ホテルのフロントから父親からの預かった伝言のお知らせの電話があった
あやめの父親がムーンビーチに到着するまでロビーで待ってなさいだそうだ
『ケッ🙆』
『アホらしい』
あやめはツインの部屋で一人で眠った
朝食終わり再び海に入る
父親が来るまで待たなきゃならない
午前中は海で泳いで部屋のバスルームでシャワーした
チェックアウトをしてロビーにある喫茶コーナーでレモンスカッシュを飲んだ
皐月は高木と一緒に来て同席した
高木がお昼ご飯食べようというのでご一緒した
フロントには父が来たらスカイレストランでお昼ご飯食べてる旨を伝えてくださいとお願いした
高木は父親に謝ってた
父親は言った
『高木さんは不見通勤務なのですね。知ってる人がいますよ』
高木はまた父親に謝った
『こういう事になってすみませんでした。皐月さんとは結婚前提で真面目なお付き合いさせてください』
高木は真剣に言った
『ねえ高木さん、この人は私の叔父であやめちゃんのパパなのよ』
この時の私の父親は皐月に対しても保護責任者的な立場で同席した
『高木さん、ここからは私が娘とめいの皐月をハーバービューに送り自宅まで送ります』
父親が言った
高木は
『私はレンタカーがありますので皆さんをハーバービューまで送らせてください。お願いします』
と頭を下げた
高木が真剣で皐月も高木を男性として頼り
高木と皐月の間に絆がしっかり出来ていた
私は驚いた
ただのナンパ男とバカにしてたけど
真剣なんだ
『結婚前提という事ですか?私はあやめの父親ですがめいの皐月のお父さんから皐月の事もお願いされてますよ、そういう事は帰ってから話しましょう』
父親らしいな
私の父親はこういう人
『東京までこのままご一緒させてください。せめてハーバービューまではレンタカーで送らせてください』
高木の真剣な様子に驚いた様子の父であったが
ハーバービューまでレンタカーに乗って行く事になった
いや、現実の実物のあのあやめの父親だったらこの時は高木と強制的にサヨナラさせてムーンビーチからまっすぐ東京まであやめと皐月を連れ帰りそうだ
有無を言わせない厳しさ
現実の本物のあやめの父親って職業こそサラリーマンだったが
裁判官や警視庁の偉い人みたいな一切甘さのない絶対的な厳しさのある人だ
ナンパ男高木と勝手に食事の約束をした皐月に腹を立てて
別に一人部屋を取って別行動をしたら
皐月は両方の親に☎もしもしして
親が東京から急きょ出てくるなんて設定になる
ナンパ男と勝手に約束した皐月も皐月だが
腹を立てて部屋を別に取って別行動を目論んだあやめの行動は許されるわけがない
あやめの父親が現実ならばあやめの顔を殴り
厳しい制裁を受ける
あやめが無責任であやめの親としてはあやめを殴って強制的に東京に連れて帰る
短大一年だった女の子が大金を持ってるはずがなく
現実には別行動はかなり無理がある
仮にお金を持ってたとしても
相方の皐月の世話をナンパ男に押し付けて自分だけ単独行動したら偉いこっちゃ
仮にナンパ男が責任感強くてその後の沖縄での皐月の面倒を全て見て帰りも福島の自宅までエスコートしたとしても
皐月の世話を放棄した私は重罪である
それこそ保護責任者何とか遺棄事件になる
父親が来たら往復ピンタで殴られていた
東京の自宅に帰ったらヒステリーな母親のガミガミガミガミ地獄が待ってる
二日目のムーンビーチの夕暮れ時の海岸
私が知らぬ間に知らない男と夕食食べる約束をしていた皐月には正直またか!と思った
二人で好きにすれば?
なんなら皐月は高木の部屋に移りなよ
なんて本気で言ったら皐月は私の東京の自宅に☎もしもしして
父親に言いつける
皐月にしてみれば
私が別行動して皐月を放置したら
皐月は高木に頼るしかない
私は皐月を最後まで見捨ててはいけない義務と責任があった
当時の皐月に取ってはあやめが一緒だと
沖縄のようなビーチリゾートに親も安心して出してくれた
あやめとの親睦を深める事よりも
未知の冒険に興味があったと思う
未知の冒険の中に
水着姿の皐月に何人の男達が声をかけてくるだろうか
外見に自信があった皐月は
男に声をかけられることで自身の自尊心が大いに満足出来たのであろう
沖縄に出発する前は 皐月はあやめに『がんばっちゃおうね』と何度か言ってた
皐月とあやめは短大一年になり夏休みの沖縄は母親同士が決めていた
皐月の母親はあやめが一緒なら安心とでも思ったのだろうか
あやめも現実の皐月との沖縄二人旅も
最後まで皐月に寄り添った
ナンパ男と皐月と夕食食べて翌日のハーバービューへもナンパ男のレンタカーで行った
途中で観光もした
まあ仕方ないと流れに任せて皐月のそばにいて皐月を見守った
まだ短大一年の頃は遠くへの一人旅の経験はない
関西の親戚や東北の親戚巡りは一人で行けた
結論から言えば別行動しないで良かった
ナンパ男と皐月と二日目の夜から三日目の夜まで食事と観光と移動をご一緒した
腹など立てず流れに逆らわず
皐月に合わせて穏便に行動したので結果的に良かった
楽しかったかどうかより穏便に旅行を終えるほうが重要だった
もしも二日目の夜から別行動をしていたとしたら
それこそ父親が沖縄まで朝一番の飛行機でやって来て
会うなり殴られていただろう
ハーバービューに行かずにその日に…三日目に東京に連れ戻され
自宅に帰るとヒステリーな母親にガミガミガミガミガミガミガミガミと怒られたことだろう
何があっても旅の途中で皐月と離れたら絶対に許されない
ナンパ男と皐月が恋に落ちようが
皐月と離れて別行動は絶対に許されない
相方が男にナンパされても最後まで穏やかに相方に寄り添う
仕方ないんだよ
まだお互い学生だったしお互い未成年だった
皐月の親からは大切な皐月の世話を任されていた
同学年だけどあやめのほうがしっかりしていた
ナンパをとがめることなく最後まで一緒に行動したのは責任感もあったけど
それ以外の行動は取れなかった
ノーチョイスだった
沖縄へ来て良かったこと
初日の夜に門限を気にせず閉店までディスコで踊ったこと
それも初日だけだ
翌日はナンパ男と食事して食後はナンパ男とカクテルタイムだった
私なんて恋する二人のお邪魔虫だったが
別行動はこの状況では難しかった
沖縄での二日目の夕方
皐月はナンパ男と夕食食べる約束をしたが
私は腹を立てる事なく
夕食~夕食後のカクテルタイム
そして翌日の移動と夕食
ご一緒して良かった
ナンパ男に魅力は感じなかったけど
レンタカーに乗せてもらって助かった
途中 観光も少し出来た
今は皐月の母親がおかしくなってうちの母親に暴言電話を繰り返すので
両家の付き合いもほとんどない
母親同士は昔は仲良くしていたが
伯父が亡くなり祖母が亡くなり
皐月の母親はモンスターと化した
財産を独り占めにして
皐月の母親は両方の親戚から孤立した
特に伯父の家系の親戚全員を敵に回した伯母だった
有料というのも何だかなあと思った
ナンパ男の沖縄一人旅のロマンスは花咲くことはなく不発に終わった
夏は終わった
秋の東京での皐月とナンパ男の再会は
高木が写真を有料にしたことで後味の悪い思い出になったのだろう
あの当時27だと言ってた高木は恋愛への期待も高かっただろう
当然の事ながら
高木の願望は夕食後に皐月を部屋へ誘い
二人だけのムードたっぷりな時間を過ごしたかっただろう
私はお邪魔虫な事を自覚していたが
どうすることもできず
高木と皐月と夕食食べてその後のカクテルタイムも同席した
人生経験を重ねた今の私ならば
夕食の後に ディスコに出かけて
さりげなく皐月と高木を二人っきりにして差し上げたかも
夕食を三人で食べるのは仲間として親睦の為
その後のカクテルタイムは
高木と皐月はムードを楽しみたかっただろう
じゃあ~昔の沖縄二人旅で
私の中身だけ現在の人生経験を積んだ私だったら
皐月とナンパ男の二人に配慮しながら思いやりをかけてディスコに行ってくるねと食後にディスコへ出かける
その場合は皐月もディスコと言うだろうね
ディスコに興味なさそうな高木も仕方なくディスコについて来たかもね
現実には夕食の後にラウンジでカクテルタイムだった
高木は皐月と二人っきりになり
どこかの映画か小説から拾って来たセリフで情熱的に皐月を口説きたかったかもね
ごめんなさいね、お邪魔虫な私が居て
二人っきりにさせてあげられなくてごめんなさいね
あの沖縄旅行の私が
私の中身だけは人生経験を積んだ今の私が中に入っていたら
二人が二人っきりになれるように配慮しながら二人を誘導出来たと思う
ああ見えて皐月は決して高嶺の花ではない
情熱的に口説いてぐいぐいリードすれば
皐月は高木の恋人になったと思う
高木は外見は決して悪くはなかった
普通で清潔感はあった
しろのデニムジャケットと白のデニムのズボンもまあまあだった
だけど私は何も感じなかった
上手くいかなかったボーイフレンドの博孝だけを思ってた
沖縄での旅行中も博孝との楽しかった事や振られて残念だった事を思い出してた
そう言えば三浦友和に似てたなあ
もしもあの時、二人に配慮しつつ私はディスコに行っていたら
そして皐月と高木に
二人っきりになっても良いんだよ、と二人を優しく思いやってたら
ひょっとしてひょっとすると
二人は恋に落ちたかも知れない
皐月はすぐに流される所がある
強く出られると皐月は陥落する
当時のディスコでかかっていた曲 ハローミスターモンキーを思い出す
二日目の夕方、ムーンビーチの夕暮れの海岸で高木と皐月は出会う
映画だったら二人は恋に落ちる
映画のように
夕暮れのムーンビーチでであった皐月と高木は恋に落ちる展開も素敵だと思う
思い立ってムーンビーチへ来た高木
夕暮れ時のムーンビーチで一人の美しい水着の女性を見つけた
写真を何枚か撮って夕食でもご一緒しませんかと誘うとOKの返事をもらえた
心踊る高木
この時の高木の頭の中では素敵な妄想ストーリーが
高木と水着の美女はムーンビーチホテルのオーシャンビューレストランでディナーをご一緒する🍴🍷
イタリア料理に合わせたワインを高木が選んで美女と乾杯する
やがて夕食後に夜のビーチを美女と歩く
満点の星空と夜の海の波の音
高木は美女と夜のビーチを散歩しながら手を繋ぐ
バックグランドミュージックはムードたっぷりな映画音楽
高木の頭の中で恋のサクセスストーリーが出来上がってた
水着の美女が言った
『じゃあ一緒に来てる従姉妹にも聞いてみる』
水着の美女は一人じゃないのか
水着の美女の従姉妹か
水着の美女に似た美人だったら両手に花だと高木の頭の中は素敵な妄想が一人歩きしてた
水着の美女の従姉妹はいたが
水着の美女と比べるとちょっと残念な容姿だった
水着の美女が一緒に食事するか従姉妹に聞くと
従姉妹は僕の事を見たら
『お二人でどうぞ。私はご一緒しませんよ』
だった
僕は本当は従姉妹には席を外してもらって
水着の美女と二人だけで熱く甘い時間を過ごしたかった
しかし従姉妹も未成年だそうだし従姉妹を一人放置するわけにはいかなかった
そして僕はお愛想で従姉妹も誘った
『やあ、君も一緒にどう?』
従姉妹も一緒に食事することになった
美女と美女の従姉妹の二人と約束して食事してスカイラウンジでカクテルタイムをした
従姉妹が離れてくれない為に水着の美女を口説けない
カクテルタイムが終わり美女と従姉妹とエレベーター降りた場所で別れた
自室に戻った高木は期待で膨らんだ欲望を処理するだけだ
カバンから平凡パンチを出して水着の女の子のページを開く😚
そして…アメリカ出張から帰った同僚からもらった無修正のペントハウスのグラビアを開く😚
高木は知り合ったばかりの水着の美女とあんな事やこんな事をしたかった
不発弾処理の時に妄想する水着の美女は受け身じゃなくて高木の前では恥じらいながら心も体も開いてくれた
高木は水着の美女とゆくゆくは結婚に向けて真面目に付き合いたいと思うが
一人になると高木の中の暴れん坊将軍が暴れてしまう
朝食はエレベーター前で待ち合わせて
海が一望に見渡せるレストランで三人で食べた
途中、男目線で書いて見た
結局の所、高木がムーンビーチに来た目的はナンパだ
ナンパと言ったら新島のほうがナンパスポットとして有名だろう
男目線で皐月を水着の美女と書いた
結局の所、男が水着姿の皐月に声をかけたのもナンパだ
若くて美人でスタイルのいい皐月がビキニを着て夕暮れの海を眺めてる
男は声をかけて写真を撮る
海の夕焼けをバックに水着姿の美女
良い写真が撮れたことだろうね
私は行けなかったので高木と会った皐月から夜、☎がかかって来た
☎で皐月と私は高木についてディスってた
今みたいに携帯なんてなかったから
両親が居る居間に☎があって
通話は全部両親に聞かれてた
父親に下らない話をしてるんじゃない❗と怒られた
父親は厳しく堅い人で
裁判官とか警視庁のお偉いさんのような厳しい雰囲気の人物であった
高木も友達か男性の同僚と来れば良かったのになあ
アホやなあ
だいたいね、男の一人旅でナンパしてウハウハ美味しい思いをしようだなんて
タイの田舎やカンボジアのジキジキハウスじゃあるまいし
そんなウハウハ美味しい思いがしたきゃ
タイのバンコクでおかまのニューハーフのケツでも追っかけとけ
旅好きで話が面白い男性は
後に私が結婚し母親になって子連れ宮古島の旅で知り合った家族連れの旅好きパパさんであった
旅好き同士で私と家族連れの旅好きパパさんは意気投合して
プールで知り合い海でも子連れ浮き輪で一緒に泳いで
ビーチで旅の話をした
当時はうちの一人息子が8歳になったばかりで
旅好きパパさんの長男さんは5歳だった
旅好きパパさんは長男さんと次男さんを連れて
私は一人息子を連れて
子供達はみんな浮き輪に入って
私とパパさんは子供達の浮き輪を持って
沖へ沖へと泳いだ
沖縄子連れ旅は最高に楽しかった
旅好き同士で意気投合し
朝食でご一緒したら隣のテーブルで食べて
昼間は海やプールで一緒に遊んで
夜はビーチで花火大会をした
私もムーンビーチの時よりも母親になって子連れ旅をして
旅の楽しみ方をわかってたし
旅好き同士で話が弾んだ
それぞれ子供達が大人になり
うちの一人息子も旅が好き
今年はイタリアのローマに出かけたそうだ
5年前の初の海外勤務の時からまとまった休日にはあちこち外国を旅した
旅好きパパさんの三人の息子さん達も旅が好きだそうだ
やっぱり小さい時から旅好きの親と出かけて旅の楽しみ方を知る
ムーンビーチへの従姉妹同士の二人旅
イメージに合いそうな曲を考える
✈の移動
ビージーズのナイトフィーバー
初日のディスコ
アース・ウィンド&ファイアーの宇宙のファンタジー
二日目の夕暮れ時の高木のナンパ、夕食、カクテルタイムは
ハローミスターモンキー
皐月とあやめの二人がそれぞれのボーイフレンドを語る時のBGMは
サーカスのミスターサマータイム
沖縄旅行を申し込んだら 過保護な皐月の母親が 沖縄旅行と生理が重なるから 旅行の日を違う日にしてくれと☎で行って来た
それを両親に話すと父親が じゃあキャンセルしなさいと言うから翌日キャンセルしたら
今度は皐月本人から☎があって最初に申し込んだ日にしてくれだそうだ
沖縄旅行の数ヶ月後に 母親の実家ファミリーの大家族旅行があった
福島県の常磐ハワイアンセンターにほど近い大規模温泉ホテルに祖父母とうちの母親と皐月の母親と母親の妹と三人姉妹それぞれの家族が集まり宴会をして宿に泊まった
その旅行の頃は父方の祖母が危篤だった
祖母は旅行が終わってから亡くなった
大家族旅行の後に葬儀にも出席した
旅行の最中、皐月は自慢のロングヘアを頭の後ろで編み込みにして
皐月の母親が皐月にかしずくようにして皐月の髪の毛を編み込みスタイリングしていた
うちの母親と母親の妹は それを見てオエーとしてた😨⤵💦
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