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彼女に敢えて冷たく接すべきか悩みます
あまりにも稚拙な旦那にウンザリです
俺は正しい!まともだ!

―桃色― ②

No.2 10/10/16 01:09
*さくらんぼ* ( ♀ ZOnM )
あ+あ-

「お父さん…?」

母も戸惑いながら父の顔を見上げた。

父は一瞬母に視線を向けて、すぐに祐輔の方を見た。

祐輔はキュッと唇を噛み締めて、父を見ている。

「木村君…」

「はい…」

「律子は私達の可愛い娘だ」

「はい…」

「今までも、これからもずっとだ」

「はい…」

「だから、君には娘をあげる事は出来ない」

「…」

改めて父から厳しい返事を聞き、祐輔は少し納得のいかない表情で視線を下に落とした。

「お父さん…
どうして駄目なの?」

たまらず私は口を開いた。

「駄目?」

父は少し首を傾げて私を見た。

「何が駄目なんだ?」

「だからっ、それはこっちが聞いてるのっ」

とぼける父に苛立ち、私は少し声を荒らげた。

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