石原さとみ月9初主演！山下智久と共演、美男美女で話題の『5→9 ～私に恋したお坊さん～』
目次
- 見合い相手は僧侶『5→9 ～私に恋したお坊さん～』
- キャスト
- スタッフ
- 毎週月曜 フジテレビ・21時〜21：30まで
- 【ネタバレ】第1話
- 【ネタバレ】第2話
- 【ネタバレ】第3話
- 【ネタバレ含む】みんな気になる!? 里中由希ちゃんの謎！
- 【ネタバレ】第4話
- 【ネタバレ】第5話
- 【ネタバレ】第6話
- 【ネタバレ】第7話
- 【ネタバレ】第8話
- 【ネタバレ】第9話
- 【ネタバレ】第10話・最終回
見合い相手は僧侶『5→9 ～私に恋したお坊さん～』
主人公の桜庭潤子は英会話教室「ELA」の講師。海外移住を夢見る27歳だ。ある日、地元町内会の長老の葬式に出席した際、足がしびれてよろめいた拍子に香炉をひっくりかえしてしまう。そしてその中身は読経をしていた僧侶・星川高嶺の全身にふりかかってしまった。思わぬアクシデントで出会う二人。しかしその後母の勧める見合いの席で、高嶺と再会することとなる。「あなたを私の妻にして差し上げます」という爆弾発言についていけない潤子は…。
高学歴・高身長・高収入の３K。イケメン僧侶の高嶺と、海外移住を夢見る潤子。そして潤子に思いを寄せる腐れ縁の三嶋聡をめぐる三角関係のラブコメディが始まります。
二人の性格・価値観のズレと恋愛模様…
美人で英語ペラペラ。しかしどちらかといえば世間を知って生きて来た潤子とは異なり、僧侶となり、仏教の道を歩んできた高嶺はいわば「俗世」から離れて生きて来た人間。潤子が男性と二人きりになるのを嫌ったり、彼女を家庭に置きたがったりと情熱的で嫉妬深い性格。
海外移住を夢見る潤子にとっては結婚対象外なハズだけど、言い寄ってくる高嶺を邪険にはできなくて。そんな二人の恋愛模様はキュンキュンすること間違い無しと言えそうですね。
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キャスト
桜庭潤子…石原さとみ
三嶋聡…田中圭
山渕百絵…高梨臨
毛利まさこ…紗栄子
足利香織…吉本実憂
蜂屋蓮司…長妻怜央
桜庭寧々…恒松祐里
那覇三休…寺田心
伊能蘭…中村アン
木村アーサー…速水もこみち
桜庭恵子…戸田恵子
桜庭満…上島竜兵
寺田光栄…小野武彦
星川ひばり…加賀まりこ
星川高嶺…山下智久
スタッフ
原作…相原実貴「5時から9時まで」（小学館・月間「Cheese!」連載中）
脚本…小山正太
音楽…出羽良影・羽深由理
主題歌…back unmber
プロデュース…後藤博幸・金城綾香
演出…平野眞・谷村政樹
毎週月曜 フジテレビ・21時〜21：30まで
石原さとみさん、月9初主演作品。山下智久さんと美男美女カップル…。眼福です。
【ネタバレ】第1話
石原さとみさん、月9初主演作品！『5→9 ～私に恋したお坊さん～』始まりましたね。山下智久さんの袈裟姿、かなり格好よかったです。
石原さん扮する主人公の桜庭潤子は、お葬式の焼香の際、足がしびれてよろめいた結果、置いてあった香炉を盛大にひっくり返し、読経していた僧侶高嶺（山下智久）に盛大に浴びせてしまう。
そこからなぜか高嶺に目をつけられた潤子は、家族を肉で買収され、高嶺とのお見合いの席に誘い込まれてしまって…。
そんな月9らしいストーリーが展開された本作。石原さとみさんの演技力が光りました。
ネット上も「石原さとみちゃんかわいい」の文字で埋め尽くされていたようですよ。高学歴でイケメンな僧侶といったブットビ設定ですが、恋には本当に奥手な高嶺。自分が潤子に恋をしているという事にも気付けないまま、彼女の勤務先である英会話教室へ通ったり、彼女が誕生日にどこに行ったかを独自に調べ、現れてみたりと、かなりの迷走を展開します。
しかし、奥手ながらも抑えるところは抑えている高嶺。
29歳の誕生日を迎えた潤子。当日に夢であるロス移住が叶いそうな予感がするパーティーへ誘われます。ウキウキしながら衣装を選び、それに合わせて高いヒールを履いた当日、潤子がセレブ主婦達の嫌がらせに合ってしまい、都心から電車で２時間半という距離にある別荘へ潤子自ら謝りに行くというアクシデントに見舞われてしまいます。
いくら誕生日でも責任はしっかり取る、といった形で別荘へ向かう潤子。「本気で英語なんて習っていない」「かわいい講師と楽しくできれば満足」そんなチャラチャラした相手に「あんた29歳でそんなので大丈夫？」「どうせ英語をしゃべったくらいでデキる女だと勘違いしているんでしょう」といった侮辱を受けます。
しかし、申し訳ありませんと謝り続け、これからも英語を続けてくださいと頭を下げる潤子。その帰り道、山道を登ったり硬いアスファルトを歩いたりした疲労からか、ヒールが取れてしまい、帰りのバスを見送ってしまいました。
次のバスの時間は2時間後。途方に暮れている暇もなく雨が。思わず「今日誕生日なんですけど」と泣き崩れる潤子。そこへ、高嶺が高級車から颯爽と現れます。
王子様のような高嶺…。でも…
歳の数だけの花束を用意していた高嶺。潤子の心をつかみ、そのまま車へ乗せて家まで送るはずでした。しかし、なぜか着いたのは大きなお屋敷。
「あなたに会ってから私はおかしい」
そうつぶやいた高嶺によって、潤子は檻のような所へ閉じ込められてしまいます。そうです、ここは高嶺の家。修行僧がわんさかいる寺だったのでした。
1週間、ここで暮らしてほしい
ラブファンタジーのような展開ですが、潤子はここで寺の暮らしとはどのようなものか、実地で体験することになりました。1週間経って気持ちが変わらなければ、あなたを解放すると約束する高嶺に、これ以上つきまとわれないのならと、条件を飲む潤子。
花より団子の道明寺司のような強引さ
ネット上では高嶺の行動を見て、花より団子の道明寺司を連想した人も多かったようですよ。確かにお金もちで世間知らず、恋には奥手、俺様…など共通点は多いかも? 次回、潤子の気持ちがどのように変わるのか、期待ですね。
【ネタバレ】第2話
部屋に監禁された潤子。「あなたが花嫁修行を1週間耐えてなお、嫁に来たくないというのであれば、金輪際付きまといません」そう宣言する高嶺。もうつきまとわれないなら…と花嫁修行を決意する潤子
すぐに夢のニューヨーク勤務になれる正社員昇格試験も一週間後に控えた潤子。花嫁修行と試験勉強を両立する1週間が始まる
AM5:00→AM9:00＝花嫁修行
PM9:00→PM5:00＝英会話教室の講師
空き時間に試験勉強というハードな生活を送る潤子。それでも持ち前の明るさで「やるからには!!」と両方頑張ります。1日目、高嶺は疲れ果てて眠る潤子を布団に移動した際、魔が差してキスをしようとしてしまい…。寸前でやめたものの、己の煩悩を抹殺すべく翌日滝行をしました。
その後、あろうことかその事を潤子本人に伝え、謝ります。黙っておけばいいのに…。そう言う潤子にあなたには嘘をつきたくないと宣言します。
高嶺のキャラがぶっとんでいますね。さすがに自分を信用できなくなった高嶺は、翌日から潤子を影から見守り、1日の終わりに文を一通よこすようになりました。
その文が励みになる潤子
寺の坊主さんとも仲良くなってきた潤子。わきあいあいとした雰囲気になってきました。それを見て危機感を覚える高嶺の母は、貴嶺の正式な婚約者である足利香織を投入。潤子と一緒に花嫁修行をさせます。
実力の差をみせつけられる潤子。貴嶺にイライラをぶつけてしまう
その夜、教室で試験勉強をすると言った潤子の携帯に妹から電話がかかってきます。潤子の生徒、寧々からパーティーに誘われた先で騙され、VIPカラオケルームに拉致されてしまったよう。急いで教室を出る潤子。待っていた高嶺もこっそり後をついて行って、二人がピンチの時に乗り込みます。
喧嘩は不得意な高嶺
実は、潤子の生徒の寧々は、潤子の妹だと知っていてわざと危険な目にあわせたような描写がありました。もしかして、潤子の事嫌いなのかな…と思わせる展開でしたね。
花嫁修行も試験も不合格
結局花嫁修行は不合格。うまくいっていたかに見えた昇格試験も不合格という結果になりました。1人教室の外の庭園で落ち込む潤子に高嶺がプレゼントを持って現れます。「もうつきまとわないんじゃなかったの？」そういう潤子に「ご褒美です」とヒールをプレゼントする高嶺。「よく頑張りましたね」と褒めてくれた高嶺に、心を許す潤子。その夜、寺で坊主さんを交えてお茶会を開きます。飲み会にならない所が高嶺らしいですね。
実は試験結果が不採用だった理由に高嶺が関わっていた。採用試験の重役に檀家がおり、高嶺自ら「潤子を不採用にしてください」と頼んだ。そう告白する高嶺。
せっかく打ち解けたのになぜ…。高嶺は言わなくてもいい事を言ってしまうキャラのようです。「あなたには嘘をつきたくない」という理由からそうするようですが、潤子を傷つける真実はいかがなものなのでしょうね。次回は修羅場になってしまいそう…。
【ネタバレ】第3話
「私があなたを不採用にしたんです」そんな衝撃的な告白で終わった前回。今回はその真相が明らかになるとの事で、のっけからピリピリした空気が漂います。「私の気持ちは関係ないんですね。人をいいなりの人形とでも思っているんですね」そう言ってくずおれる潤子。「私はなにがあってもあなたを好きになる事はありません。絶対許さない」そう言って去っていく潤子と立ち尽くす高嶺。
側で潤子の頑張りを見ていたはずの高嶺がなぜそんな事をしたのか…。疑問が残ります
飲み過ぎてフラフラになる潤子。同僚の百絵先生の家に泊めてもらう事に、するとまさかのアクシデントで百絵先生のBL趣味が露見します。「以外と嫌いじゃない」という潤子。
このBL議団、関係ないようで今後のストーリー展開にとても関係のあるセンテンスなのです。
さて、潤子の幼馴染の三島は英回教室の事務員、毛利さんと寝てしまったようです。三島は潤子の事が好きなわけなので、突如三角関係が形成されてしまいます。
振られたのに毎回プレゼントを持って英会話教室に通う高嶺は、潤子に「怖い」と言われてしまいます。
「おねがいですからもう一生私の前に現れないでください」と頭を下げられてしまう高嶺。「わかりました」と頷き、出て行ってしまいます。
そこで清宮さんから潤子に告げられる真実「お前を落としたのは星川さんじゃない。星川さんのおばあさまだ」。どうやら高嶺の祖母が口を利いて、試験結果が変更された様子。しかも高嶺はそれをとりやめてもう一度試験をするようにと色々な所へかけあっていたのです。
高嶺は悪くなかったと知る潤子。高嶺は寺を出て山にこもる決意を固めました
それを坊主さんから聞く潤子。高嶺に会いに走ります。「あなたがやったわけじゃないんですよね」と詰め寄る潤子に「自分も同罪だ」と答える高嶺。応援していたにも関わらず、試験に落ちた潤子にホッとしてしまったと伝える高嶺。かなり心が清らかな人なのですね。
「そんな事はもういいです。私の前から勝手に消えるなんて許しませんから」という潤子
突然「あなたはかわいい」と言って潤子をだきしめる高嶺。「潤子さん、結婚して差し上げます。やはりあなたには私しかいません」と言って口付けをしようとするものの寸前の所で「何やってんですか」と拒否される高嶺。しかし潤子は高嶺の手を取りハロウィンパーティーへ。確実に一歩近づいた二人でした。「友達から」付き合いを始める事に。
その時、生徒のユキちゃんが「ユキ、潤子ちゃんに告白するから」と口走ります。しかしその直後三島に強引に唇を奪われてしまった潤子…！ 物語が急激に動き出したのでした。
【ネタバレ含む】みんな気になる!? 里中由希ちゃんの謎！
スタッフロールでも秘密にされている里中由希ちゃんの役者ですが、ネット上ではまことしやかに男性説が囁かれていますね。実は髙田彪我（たかだ ひょうが）くんという男の子が演じているのです。「イケメンユニット」恵比寿学園男子部「EBiDAN」所属の14歳。フォークデュオ「さくらしめじ」を結成しています。
原作の中ではおなじみの女装男子里中由希ちゃんですが、実は男の子なんです。
彼は壮絶な過去を背負っています。複雑な思いの中あえて女の子になる事を選んだ彼の話は作中で明らかになりますが、やはり彼も潤子に思いを寄せる男性の一人。第3話で紹介された百絵先生がBL好きというエピソードも重大な布石だったのです。百絵先生的に言うと「男の娘」な里中由希ちゃん！ 彼の恋はどうなっていくのでしょうか。今後の展開に目が離せませんね！
【ネタバレ】第4話
今回、ネットを賑わせていた里中由希ちゃんが自分は男だと潤子にカミングアウトしましたよ。前回、三島が潤子にキスをした事が各方面に混乱を招いたようです。
その混乱の渦中にいるのが高嶺です。友達になる事を許された高嶺はさっそく潤子の家に遊びに行き、家族団らんに混ざりいました。
二人のキスの場面が頭から離れず、潤子にぐちぐちと文句をいう高嶺。潤子の両親から「友達から泊まり旅行に行き、それがきっかけで結婚した」と聞いた高嶺は、突然「宿坊」をする事を思いつきます。宿坊というのは、寺に一般人を招き、泊まりで寺の修行を体験してもらう試みの事。どうしても潤子と結婚したい高嶺はその体験談にあやかろうと思ったのです。
宿坊には百絵先生とアーサー先生（速水もこみち）が同行する事に。そして家に友達を招くのが初めての高嶺は張り切りすぎて不眠不休でもてなします。深夜には皆で「坊主めくり」をして遊び、疲れ果てて4人で寝る事に。それがたたって翌日熱で倒れてしまいました。
翌日、大切な法要が控えている高嶺。しかし高熱でうなされています。それをききつけた潤子はお見舞いに。高嶺は潤子に膝枕してもらいながら、「手料理が食べたい、デートがしたい」といいます。「それくらいなら」と承諾する潤子。「あなたと結婚したい。家族になりたい。あなたが好きだ」そう言って眠りに落ちた高嶺は、翌日全快。無事に法要を勤め上げるのでした。
そして注目の里中由希ちゃんですが、ついに潤子にカミングアウトしました。
滞在しているホテルのスイートルームに潤子を呼び出し、ウィッグを外し、服をぬぎすて「由希は男だよ。潤子ちゃんを誰にも取られたくない」と迫ります。駆けつけた高嶺が来る頃には潤子は由希の背を優しく撫で、由希はグスグス泣いていました。
「潤子ちゃん、由希の事嫌いになった？」と尋ねる由希。「嫌いにならないよ。私の大切な生徒だもん」と返す潤子でした。
高嶺と潤子がかなりいい感じになったんですが、次回、清宮さんが動き出します。上司の力をめいいっぱい使い、「一緒にニューヨークへ行かないか」と持ちかけるのです。もともとニューヨークへ行きたかった潤子。ニューヨーク行きを決意してしまうのでしょうか。
そして予告では高嶺が一人、デートの練習をしていたようなのですが、一体どうしてしまったのでしょうか。必見ですね。
【ネタバレ】第5話
今回は高嶺のまっすぐさが潤子に伝わった回でした。
前回にデートの約束をした高嶺と潤子ですが、潤子はもう清宮の方に気持ちが動きかけています。しかしそうとは知らない高嶺は、「恋愛マニュアル本」を坊主総出でまとめあげ、潤子の好物をリサーチし、遊園地に下見にかよってキスの練習をしたりと準備に余念がありません。ストーカースレスレのこの行為も山下さんがするとなんだかキュンとしてしまう不思議。袈裟をつけたお坊さんが合掌しながらバイキングに乗るという光景もなぜだか絵になっていました。
一方の潤子は清宮と良い方向へ。高嶺のデートを断ろうとしますがなかなか話しかけるきっかけがありません。（高嶺が告白されると勘違いして、「そういう事は男性から」と避け続けたせいでもありますが）
そうこうしているうちにデート当日となりました。遊園地に向かおうとする潤子に、清宮が頼みごとをしました。「ロスから来た偉いさんの子供たちを少しの間見ておいて欲しい」ほかならぬ清宮からの頼みに、潤子は高嶺のデートを断ります。
子守が終わって、潤子は清宮のシェアハウスへ招待されました。同居人は男性２人。彼らと楽しく過ごし、潤子は清宮の部屋へ。そこでロスに来て欲しいと言われ、潤子は喜んでOKします。
キスをしようとする二人。しかし寸前で邪魔が入り、潤子はひとり、清宮の部屋に取り残されました。そこで清宮が女性とのツーショット写真を見つけてしまった潤子。彼らはお揃いのシルバーのリングをしており、結婚式の写真もありました。ふと視線を移すと、外されたシルバーのリングが。
潤子は清宮の家を出ます。そして待ち合わせた遊園地へ。そこには変わらず潤子を待つ高嶺の姿がありました。
潤子は「あなたのデートをすっぽかして、他の男の人と会っていた」と伝えます。「あなたがどんな人でも全てが大好きです」と告白してくれた高嶺に抱きしめられて、潤子は「帰りたくない」とホテルへと向かいます。そのまま二人は一夜を共にしたようでした。
ついに両思いになった高嶺と潤子。しかし次回は現実の壁が二人を待っています…
高嶺の私服は袈裟姿のようです。デートに着用した派手な孔雀が書かれた金ぴかの袈裟は先先代の形見だそうで、彼の並々ならぬ決意と浮かれっぷりが見てとれました。潤子を待ち受ける困難となると、高嶺の祖母でしょうか…。次回もハラハラドキドキな展開が期待できそうです。
【ネタバレ】第6話
前回一夜を共にしたかに見えた二人ですが、実はなにもなかったようです。「私の事が好きですか？」と問う高嶺になにも答えられない潤子。そして「あなたが私を好きになってくれるまで大切にとっておきます」と身を引く高嶺なのでした。
スクールでは清宮にぎこちない態度をとる潤子。仲の良い百絵先生には「不倫になっちゃうのかな」と漏らすものの、事情を説明しようとする清宮を避けてばかりの潤子です。
そんな中、祖母の法要を高嶺がしてくれる事となり、「ビデオの中では一度も笑わなかった祖母」を見て、高嶺はこれまで撮りためていたビデオを全部見ます。そこで、祖母はビデオを向けられると笑えなかったけれど、ビデオを撮っているときにはとても楽しそうに笑っていたという事実を見つけてくれるのです。
高嶺の優しさに気づき始めた潤子。彼の「元カノ」の話を高嶺の父がしたのをキッカケに嫉妬する自分に気づきます。なんとなく「高嶺が特別」と気づいた潤子は、自分から高嶺の手を握ったのでした。
次回、高嶺に愛想を尽かした祖母ひばりは、どこかから男性を呼び寄せます。そして「高嶺は住職として失格です。あなたに寺を任せます」と宣言するのですが…。
【ネタバレ】第7話
徐々に高嶺に対する気持ちを自覚する潤子。はじめは次武運の気持ちに戸惑いつつ、否定していた潤子でしたが、妹の寧々の誕生日会の用意に浮かれる高嶺を見ているうちに、自分の気持ちを自覚せざる負えなくなっていきます。
そして清宮にも付き合えない旨を伝え、自分の身辺をきっちり整理する潤子。高嶺としっかり向きあおうと決心するのでした
一方で、高嶺の祖母ひばりは京都から高嶺の弟天音（あまね）を呼び寄せます。そして高嶺を呼びつけ、「あなたがしっかりしないなら、天音を住職にします」と揺さぶりをかけます。寺にしか居場所がない高嶺は、ひばりと本音で話し合う事を決めました。
天音から「話し合いの日は明日」と伝えられ、予定通り寧々の誕生日会へ出かけていく高嶺。しかしそれは天音の策略でした。話し合いの日程は今日。天音は高嶺を騙し、ひばりに高嶺が故意に話し合いをすっぽかしたように伝えたのです。
そんな事とはつゆ知らず、潤子の家で馴染みのメンバーと誕生日会を満喫する高嶺。二次会に流れる皆を見送り、片付けと称して潤子とふたりっきりに。すると潤子は一切れのケーキにろうそくをともして高嶺の誕生日祝いをしてくれました。高嶺は涙を流して喜びます。「好きな人に祝われるのってこんなにうれしいものなのですね…」
実は高嶺の誕生日は寧々と同じ11月23日。高嶺は誕生日に良い思い出がなく、潤子にも伝えずに寧々の誕生日に奔走していたのです。しかし、彼の誕生日のエピソードは、「祖母にプレゼントは何が欲しいと聞かれ、お父さんとお母さんが帰ってきてほしいと言った事で、皆を悲しませてしまった」というもの。それから誕生日はしないでと高嶺自ら皆に伝えて回ったというのです。
誰よりも優しく、そして家族を欲している高嶺の言葉に、潤子も思わず涙があふれます。
「星川高嶺さん。わたくし、あなのことを好きになって差し上げます。なたの恋人になって差し上げます」
潤子は高嶺にそう告げ、2人は晴れて恋人同士になったのでした。
浮かれて寺に帰る高嶺。そこには先代からの形見の袈裟を羽織り頭をまるめた天音が。「初めて勝ちました…兄さんに」
次回、高嶺が僧侶でなくなる!? 潤子の家で同棲生活が始まる様子。高嶺が洋服に袖を通し、ご飯を作ってデートをして…。「ストーカー気質の僧侶」が「彼女を溺愛する居候彼氏」となるようですよ。見逃せません！
【ネタバレ】第8話
同棲を始めた高嶺と潤子。「同棲は会いが深まるのよね。私達も同棲してた頃が一番仲良かったわよね」という潤子の母。それに妄想をふくらませた高嶺は、ウキウキしています。「しょっちゅうチューしてた」という母の言葉に、なんでもかんでもチューをねだる高嶺。「おはようのチュー」「ありがとうのチュー」「いってきますのチュー」。しつこい高嶺はおでこにチューをしてもらって「これも悪く無い」と幸せに浸っています。
高嶺は潤子に「好き」と言ってもらい、キスをしたいのです。
まさにキャラ崩壊を起こしている高嶺。この後も「ペアルック」や写真付きオリジナルTシャツなど高嶺の暴走は止まりません。まるで中2のようなはしゃぎっぷりに、「付き合った人いるんですよね？」と尋ねる潤子。「来るものは拒まずでしたが、だいたい二週間程で別れてしまいました」と告げる高嶺。妙に納得してしまいます。
そんな中、潤子は寺の住職寺田光栄に「高嶺が住職をクビになった」という話を聞かされます。寺は高嶺の寄る辺であり、彼はずっと住職になるために頑張ってきたと語る光栄。「高嶺と別れてほしい」と潤子に迫ります。潤子は別れを決意しますが、やはり高嶺を前にしたら言えません。
ついに高嶺に「大切な話があります。お寺を追い出されたそうですね。なぜ言ってくれなかったんですか」と詰め寄ります。すると高嶺は「潤子さんに心配をかけたくなかったので」と口ごもりました。「心配をかけたくなくても、全てを話すのが恋人。それがつきあうという事」と高嶺に説明する潤子。高嶺の為には自分が別れなければいけないという事がわかっているのに、潤子はなかなか言い出せません。そしてついに潤子は高嶺を抱きしめました。
「私はあなたが好きです。どうしようもなく好きです。別れたくない。どうしよう…」
そうつぶやく潤子。高嶺は「やっと好きと言ってくれましたね」と嬉しそうに微笑むのでした。そしてキスをしようとした時、急に玄関のチャイムが鳴り響きます。
訪れたのは高嶺の弟天音でした。天音はいきなりテーブルの上に紙束を投げ出し「寺を解体してそこにビルを立てる。名前何がいいかな」と話し始めました。「どういうつもりだ」と天音につめよる高嶺。「決まってるでしょ。兄さんに復讐するんだ」と眼光鋭くみつめる天音は、高嶺の持っているもの全てを奪い、祖母もまとめて絶望の底へ突き落としたいと語るのでした。
波乱万丈の二人の恋はどうなってしまうのでしょうか。次回、潤子が寺の嫁になることを決意するようですよ。
【ネタバレ】第9話
潤子は寺の嫁になるべく、英会話教室を辞めました。どうしても高嶺と結婚したいと高嶺の祖母であるひばりに頼み込み、単身「住み込み」として働かせてもらうことに。以前使っていた部屋を借り、朝から晩まで頑張りますが、なかなかうまくいきません。
「どんな事をしてくれても無駄。私はあなたが嫌いです」そうハッキリとひばりに告げられてしまう潤子。法要の席では御膳の中身を参列者に引っ掛けてしまうしで粗相を重ね、身も心もズタズタに…
大切な法要を放り出し、一人泣いている潤子の元へ駆けつける高嶺。「大切な法要があるんでしょう」との言葉に「あなた以上に大切なものはありません」と潤子を抱きしめます。
２人の思いとは裏腹に、どんどん態度が硬化していくひばり。そして潤子の心も折れかけていました。涙をながす潤子を見て、なんだか落ち着かない高嶺…。
そんな中、アーサー先生と百絵先生が、清宮の過去を潤子に打ち明けます。「潤子さんが見たあの写真の女性は、清宮先生の奥さん。5年前に結婚式を挙げてすぐ亡くなったの」
清宮が不倫しようとしていたわけではなかった事を知らされる潤子。なぜ今さらというタイミングでしたが、これが9話のラストに重要な意味を持ちます。
疲労困憊の潤子を実家へ帰らせる高嶺。翌日は２人でデートの予定です。そして潤子が帰った翌日に、ついに高嶺の弟天音が、工事業者を呼びました。寺を壊そうと目論んでいた事がひばりを含め全ての人間にバレます。
そこで天音が本音を暴露します。「自分は捨てられた」そう思って生きてきたと明かす天音。幼いうちに京都の寺へと入れられて、誰も会いにこなかった。高嶺が来たことにより、自分の人生が狂った。と胸の内を語ります。
その言葉を聞き、寺の為、天音の為、そして潤子の為に自分は今何をすることがベストなのかと考える高嶺。
そして辿り着いた答えは「潤子と別れる」というものでした。
待ち合わせ場所にお弁当を持って来た潤子に「あなたの事が嫌いになりました」と告げる高嶺。「嘘」と言う潤子でしたが、「嘘は嫌いです」とキッパリ言い捨てました。
「もう二度と会うこともないでしょう」そう言って背を向ける高嶺に茫然自失の潤子…
あんなに好き好き言ってたのに…こうも手のひらを返す事ができるなんて、高嶺の決意の深さが伝わってきますね。
そしてぼんやりと歩く潤子を清宮が見つけ、抱きしめます。ここで作中で暴露された「清宮の妻は5年前に死んでいる」という設定が生かされました。潤子と清宮の間に誤解は一切ありません。しかも清宮と一緒になればニューヨークに住むという潤子の夢も達成されるのです。
次回、最終回。果たして潤子はどのような道を選ぶのでしょうか。
【ネタバレ】第10話・最終回
放送日当日「めざましテレビ」に石原さとみさんと山下智久さんが出演されていました。「最終回では高嶺さんが洋服を着ます」と宣言し、「高嶺さんの洋服姿!!」とスタジオが沸き返ってとても楽しそうな映像が流れていましたよ。対する山下さんは、「作務衣がないと物足りない」と不服顔。作務衣の良さを実感したようでした。さとみさんの宣言通り、最終回のラストシーンでは洋服姿に華麗なる変身を遂げていましたよ。
さて、ついに決定的な別離を迎えた潤子と高嶺。しかし潤子は高嶺をあきらめきれません。英会話教室に戻ってこいと清宮が誘い、仲間たちも快く迎えましたが、やはり彼女にとってはつらい記憶がよみがえるだけ。業を煮やした仲間たちは、「高嶺と潤子を仲直りさせる」作戦を企てます。
一方、高嶺にお弁当を作り持っていく潤子でしたが、高嶺は受け取ろうとしませんでした。中に入っている手紙も見てはもらえませんでした。
アーサー先生は高嶺が博物館愛好家である事を知り、高嶺行きつけの博物館に2人を招待することに成功しました。
貸し切りの博物館を堪能する高嶺と潤子。もう一度思いを伝える潤子でしたが、高嶺には響きませんでした。
万策尽きた潤子。ロス行きの正社員試験を受け、合格します。もうロスに行こうと決める潤子でしたが、潤子の手紙を読んだ高嶺の祖母が潤子の元へ訪れました
「あなたの手紙を読んだわ」と告げる祖母。「あなたは高嶺の母によく似ている」と自分の過去を語り始めました。折り合いがつかず、また寺の仕事も上手く行かなかった高嶺の母は、家を飛び出しました。そして迎えに来た父の車に乗り込んだ帰り、事故に合い、2人共亡くなったというのです。
「あなたは寺の嫁としては認めません。だけど、高嶺の嫁としては認めます。高嶺は寺にいます。早く行きなさい！」そう言いつけ、潤子は急いで寺へ向かいました。
寺には巨大なクリスマスツリーが飾られていて、洋服姿の高嶺が現れます。「好きです潤子さん。僕と結婚して下さい」高嶺はそう言って結婚指輪を差し出します。「結婚してさしあげます」そう言った潤子と高嶺はこんどこそキスを交わすのでした。
見事ハッピーエンドで終わった『5→9〜私に恋したお坊さん〜』ですが、後日談として潤子は自分の夢をかなえるべくロスへ旅立ち、高嶺はそのまま日本で寺を守るという形を取ったようです。遠距離恋愛ですね。
また、他の登場人物達ですが、カップルになりかけていた全ての人々は上手くいき、潤子を思っていた三島は新しく前を向いていこうと決意した様子。そして寺を壊そうとしていた天音も、高嶺が「家族を大切にすると決めた」と言って、京都の寺から一興寺に移り住ませたようで、このまま兄弟の確執もゆっくり溶けていきそうな兆しをみせていました。
「全ての人が幸せになるラスト」は現実味がないと言われがちですが、ドラマの中だけでも幸せな物語を観ていたいですね。話題独占の『5→9〜私に恋したお坊さん〜』。とても良いドラマだったようです。
視聴率
第1話『ありえないプロポーズ!?』…12.6%
第2話『あなたじゃないとダメなんです！私は絶対に離れない』…12.1%
第3話『あなたを好きになることは一生絶対にありません！』…10.7%
第4話『大波乱!!一触即発の四角関係!!禁断の秘密、バレる』…11.6%
第5話『イケナイ一夜!?大波乱の四角関係に禁断のジエンド』…11.7%
第6話『ハッピーウェディングは悪夢!?最強のライバル現る』…10.6%
第7話『今夜決着！負けたら終わり!ラブトーナメント決勝！』…12.1%
第8話『今夜限定！二人に訪れる切なすぎるラブエピソード...』…11.4%
第9話『さよなら潤子さん…引き裂かれる恋、衝撃のラスト』…11.6%
第10話『聖なる夜に恋の奇蹟！涙、涙のラストサプライズ』…12.7%
いかなる記事内容もその正確性が保証されているものではありません。自己判断でお願い申し上げます。
この記事に誤りがある場合は、こちらまで詳細をご連絡ください。
※対応結果等はご案内差し上げておりませんので、ご了承ください。
