私の人生

レス26 HIT数 2595 あ+ あ-

ゆうこ( 30代 ♀ QiQLh )
09/03/18 17:20(更新日時)

自分の人生を振り返ってみた時に色々あった事を小説にしたいと思いました。

文章作るのは上手ではないですが😥
自分なりの表現で書いてみたいと思います。


※誹謗 中傷はご遠慮下さい🙇

タグ

No.935812 09/03/08 12:06(スレ作成日時)

新しいレスの受付は終了しました

投稿順
新着順
主のみ
付箋

No.1 09/03/08 12:17
ゆうこ ( 30代 ♀ QiQLh )

思えば…

小さな頃から波乱な人生だった。
3人姉妹の末っ子だった私。

1番上の姉とは5才離れてて 2番目の姉とは4才離れてた。
父親は酒乱で飲むと暴れて 母は生傷が絶えない状態だったらしい。


私が2才の時に母と父の離婚が成立。
姉2人は父が無理やり連れて行ってしまい 家族離散。

私は母と2人だけの生活が始まった。

No.2 09/03/08 12:27
ゆうこ ( 30代 ♀ QiQLh )

そして…

生活の為に水商売の世界を選んだ母

今まで生真面目に生きてきた母には並大抵の苦労ではなかったと思う。

姉2人を取り戻す為と 今を生きる為の生活費を稼ぐのに必死だった母


だけど…少しずつ母は母じゃなくなって行った……
何かが母の中で変わり 何かが狂って行ってしまったのだろう


その何かが少しずつ近づいて来てて
まさか私達 姉妹の人生さえも大きく変わるとは思いもしなかった。

No.3 09/03/08 16:10
ゆうこ ( 30代 ♀ QiQLh )

>> 2 それから1年…

私が3才の時
新しい父親が出来た。とは言っても籍は入れてない内縁関係
母から『新しいパパだよ』と言われて すんなりと受け入れてた私。

その義父にも子供が居た。さやかちゃん9才女の子。

紹介された日から同居生活が始まった。
義父が出来ても水商売を辞めない母…
毎日さやかちゃんにイジメられる私…

何故 母が水商売を辞めないか4才の時に知った。

No.4 09/03/08 16:19
ゆうこ ( 30代 ♀ QiQLh )

>> 3 4才…

物心もつき 大人の会話が分かってきた頃でもあった。
夜中トイレに起き激しい罵声に驚く
母と義父の喧嘩だった。

その3日後…
また母と私2人の生活に戻った。

義父は優しい人だったが借金が すごかったらしい…
母と同居してからギャンブルなら何でも手を出し 元々あった借金と新しい借金で首が回らない状態だった。
さらに借金の取り立ても昔は すごかったらしい。

私は正直 嬉しかった。母と2人の生活に戻れる事が…

No.5 09/03/08 16:28
ゆうこ ( 30代 ♀ QiQLh )

>> 4 5才…

しばらくは普通に過ぎ 5才になる少し前に姉2人と一緒に住む事になった。
久々の再会…
離れてた3年間の溝はすぐ埋まり
仲の良い姉妹に戻ってた。
姉達が一緒に住めるようになった理由
父親の再婚で邪魔になったからだと聞いた。それと姉達(特に2番目の姉)がした苦労 仕打ちは、もっと後になって知る事になる。

No.6 09/03/09 15:43
ゆうこ ( 30代 ♀ QiQLh )

>> 5 そして…


私が11才までは母は良き母親で居てくれた。
貧しいながらも親子4人笑いながら暮らしてた。

本当に1番幸せな日々だったと今も思う。
それを最後に私には普通で平凡な幸せは消えてなくなって行った。もちろん姉達にも…


11才を過ぎた頃から母は夜中に帰って来たり、朝帰りを繰り返すようになってた。
私達 姉妹は不安で押し潰されそうになりながら母を待った。

No.7 09/03/09 15:49
ゆうこ ( 30代 ♀ QiQLh )

>> 6 たまに…

家に居ると不機嫌で いつも笑ってくれた事さえも怒る始末。
今までは『ずーっとママが家に居てくれたら嬉しい』そう思ってたのに…
いつしか『ママが家に居ない方がいい』に変わってた。


そんな時…姉が手紙を見つけた。
母が男性に宛てた手紙だった。

No.8 09/03/09 15:54
ゆうこ ( 30代 ♀ QiQLh )

>> 7 手紙を見てから…


姉達は笑わなくなった。私には言わずに隠してた。

その手紙の内容を聞いたのは14才だったと思う。


内容は『あなたが好きで一緒に居たい。子供が居るから無理なのが辛い』その他にも色々書いてたみたいだが 後は忘れたらしい。

その年の秋…
母が失踪した。

私達は捨てられたのだ。

No.9 09/03/10 14:55
ゆうこ ( 30代 ♀ QiQLh )

>> 8 それから…

しばらくの間は姉妹で暮らした。
母が帰って来ると信じながら…
姉2人のバイト代で細々と生活していたが限界があった。

ある時 訪ねて来た祖母に何かもバレてしまい 話し合いも何もなく私は祖母に引き取られた。
1番目の姉は高校を辞め 住み込みの仕事に就く。
2番目の姉は中学生なのを誤魔化しながら働く事となった。
祖母も親戚も姉達を何故 引き取ってあげないのか…
手助けしてくれないのか…
考えたら涙が出た。私は義務教育だから仕方なく 引き取ったと言う理由があったみたいでした。

No.10 09/03/10 15:06
ゆうこ ( 30代 ♀ QiQLh )

>> 9 祖母の家での生活…

祖父は厳格な人
祖母は口うるさい人元々は大人しく無口な私は環境が変わっても何も反論する事なく過ごした。

その中で姉達の事を毎日考えてた。
もちろん母の事も。
少しは心配していたのか 祖母は姉達の所に様子見に行ってたらしい。
何度目かの時に2番目の姉は変貌していた。
絵に描いたようにグレてしまったのだ。それでも姉は私には優しかった。
心配してくれる姉が大好きだった。
『いっぱい働いて お金貯めるからね!そして迎えに来るから一緒に住もうね』姉からの その言葉だけが私の励みになった。
口には出さないけど お互い2度と母の事は待たないと決めてた。
もう2度と…

No.11 09/03/13 12:33
ゆうこ ( 30代 ♀ QiQLh )

>> 10 祖母の家で…

祖父 祖母との暮らしは毎日きちんと食事が出来て 学校にも行かせてもらえる。
仲の良い友達もできて楽しい生活になってきてた。
たまに姉とも会えたし。
1番上の姉とは会えなかったが淋しいと言う気持ちは消えていってた。

12才の時に心から親友と思える友達ができた。
毎日 遊んだ。

親友の家庭も複雑な環境だった。

No.12 09/03/13 12:40
ゆうこ ( 30代 ♀ QiQLh )

>> 11 親友とは…

会わない日がなかった。
小学生の私達は何をしても楽しい毎日。
ただ…親友は私以外の友達はいなく イジメにあっていた。教師までもが親友を嫌い差別をしていた。
私と親友は違うクラスだったが 同じクラスの子からは『あの子と遊ぶのは止めた方がいいよ!嘘つきだから』毎日言われた。
私は『そんな事ないよ!優しい子だよ』どんなに言い続けても誰1人信じてくれない。
悲しかった。
その分 私は一緒に居て親友を少しでも守ってあげたい…そう思った。
それしか方法が見つからなかった。

No.13 09/03/13 12:48
ゆうこ ( 30代 ♀ QiQLh )

>> 12 ある時…

家庭訪問があり先生が家に来た。
成績の話。
学校での様子を一通り話た後に先生が行った『2組の○○○さんと仲が良いけど、付き合うのは止めた方がいいですよ。』
それは親友の事だった。
話を聞いた祖母が詳しく先生から聞く…私は先生が言った言葉がショックで何も言えず『先生まで敵なのか』…そう思うと悲しみと怒りがこみ上げて
大人しく無口な私が初めて反抗した。
『なんで そんな事言うですか?』
けれど…祖母は先生の話を鵜呑みにした

No.14 09/03/13 12:54
ゆうこ ( 30代 ♀ QiQLh )

>> 13 先生が帰った後…

お決まりの言葉『その子とは遊んじゃダメだからね』祖母は私に言った。
私は無視して部屋に入った。
元々の私は物静かで無口 何でも言う事を聞くよい子だった。一言で言うなら真面目で面白みのない子。
そんな私を好きになってくれて親友になってくれた。
『絶対に友達を裏切りたくない!大人の言う事なんて聞くもんか』そう思った。それからも親友と遊ぶのは止めなかった。

No.15 09/03/13 19:22
ゆうこ ( 30代 ♀ QiQLh )

>> 14 なんの偶然か…

私も親友も、お互いが引っ越す事に…。
母との別れよりも辛く寂しかった。

最初に私が引っ越し、次に親友が引っ越しをした。

しばらくは電話で毎日話をしていた。

私は新しい学校に慣れ、親友とは呼べないけど普通に友達ができ、それなりに楽しい毎日を送ってた。

No.16 09/03/13 19:32
ゆうこ ( 30代 ♀ QiQLh )

>> 15 親友からの…

連絡は途絶え日々が過ぎていき。

私が13才中学1年の終わりに久々に親友からの電話があった。
聞けば電話は毎日くれてたみたいだが祖母が『もう電話かけてこないで。孫も新しい友達が出来て楽しくやってるし、あんたからの電話は迷惑がってる』
それを聞いた親友はショックで電話するのを止めたらしいが、久々に私の声を聞きたくなって勇気を出して電話してくれたのだった。
たまたま家に1人で居た私が電話に出て、誤解も解け友情が復活。

No.17 09/03/13 19:50
ゆうこ ( 30代 ♀ QiQLh )

>> 16 中学生ともなると…
何気に異性に興味が出て、少しませてるかもしれないが性に対しての興味もあった。
祖父母が居る居間では、親友と話す電話も喋りたい事も話せないので会う約束をした。
久々に会う事が楽しみで毎日が待ち遠しく感じた。

そして再会。
この再会から私と親友は自分達の足でドラマのような世界に足を踏み入れていく。

No.18 09/03/13 20:00
ゆうこ ( 30代 ♀ QiQLh )

>> 17 きっかけは…

学校でのイジメ。
無視の標的は突然指名を受ける。
何かした覚えもない。けれども何か気に障る事をしたのだろうと諦めた。
イジメはエスカレートし、私も限界になり祖母に相談してみた。
返ってきた言葉は『おまえが八方美人ばかりしてたからだろ、相手に謝れば許してもらえるはず』
意味分からないよね。そんな言葉聞きたくないよね。
一瞬だけ『ママだったら何て言ってくれたんだろう❓』
そんな事思った。
そんな私を癒やしてくれたのは、やはり親友だった。

No.19 09/03/13 20:07
ゆうこ ( 30代 ♀ QiQLh )

>> 18 公衆電話から…

親友に電話で今の私の状況を全部話した。
親友は泣いてくれた。私の為に。
実の所 親友もイジメにあってると告白。
お互い電話越しで号泣した。
その時に私は言った『もう家には居たくない。なんか疲れちゃったよ』
親友は『家出しよっか』『ずっと2人で居られるよ』
私達は次の日に家出する事に決めた。
14才になったばかりの春だった。

No.20 09/03/13 20:22
ゆうこ ( 30代 ♀ QiQLh )

>> 19 次の日…

本当に家出した。

家出1日目
ベンチのあるバス停で延々と話した。
夜も9時ぐらいになった時、2人乗りの車の男の人にナンパされた。
怖くて無視した。
その車が去った後またナンパされた。
次々ナンパされ、気づいたら怖いと思ってたのが楽しい気分になってた。
その中で、面白くノリのいい2人組の男の人の車に乗った。私達の年を言ったら説教された。
『おまえら14才で、あんな所に居て男にナンパされて車に乗ったらダメだろ!危ない奴だってウヨウヨ居るんだぞ』『今日は仕方ないから遊んでやるけど、もう止めろよ』

No.21 09/03/13 20:32
ゆうこ ( 30代 ♀ QiQLh )

>> 20 私達が居た場所は…
ナンパ目的に女の子が座ってるバス停だと彼らに教えられた。
彼らは本当に良い人達で聞けば私達と同じ年の妹が居るから人事とは思えなく親身になってくれた。
その日は家にまで泊めてくれた。
もちろんエッチな事など何もしてこなかった。
良い人達すぎて、世の中ナンパする男の人はみんな優しい人だと勘違いしてしまった所もある。
次の日、きちんと家に帰る振りをして泊めてくれた お兄さんと別れた。
お兄さんは『絶対に家に帰れよ』何度も言った。
お兄さんの言う事は私達には届いてなかった。

No.22 09/03/13 20:42
ゆうこ ( 30代 ♀ QiQLh )

>> 21 家出2日目…

『今日もナンパされちゃおう!』そんな話で盛り上がってるうちに『初体験してみたい』親友は言った。
私も性に興味あったし雑誌で体験談を見てた。
けど、怖いのが先で『私は好きな人ができてから初体験したいよ』そう言うと
親友は『早くしちゃう方がカッコイイよ』
確かに、そうも思った。
ナンパで初体験の相手を探す事にした。
早く大人になりたかった14才。
初体験すれば何か変わると思ってた。

No.23 09/03/14 22:12
ゆうこ ( 30代 ♀ QiQLh )

>> 22 私達はナンパされに…

昨日のバス停に座った。
昨日と同様に面白いぐらい声が掛かる。
初体験の相手探しともなると妥協せず、自分好み相手を探す。それが目標になってた。

その日にナンパされた相手とは、ただ遊んで終わった。

泊まる場所がない私達は公衆電話で寝た。
寒かったが、それさえも楽しかった。
自由に感じた。

No.24 09/03/14 22:18
ゆうこ ( 30代 ♀ QiQLh )

>> 23 3日目…

声を掛けてきた相手は、自分の中でタイプだった。
親友は嫌がったが、なんとか頼み込んで車に乗った。

色々と話した『お姉さん達は年いつく?』 『私達は14才だよ』そんなやりとりの後…
『悪いけど中坊とは遊べないわ。送るから場所言って』

…ショックだった。年だけで下ろされると知ってからは誤魔化すようにした。

No.25 09/03/18 17:12
ゆうこ ( 30代 ♀ QiQLh )

>> 24 家出してから…

気づいたら1週間にもなってた。

ナンパの時は年を誤魔化し、16才になる私。
なぜだか、年を誤魔化す事も楽しく、毎日ナンパだけを楽しみに過ごしてた。

遊んでるうちに男友達も少しできて、今の自由を楽しんでた。

そんな時…。
姉に見つかって祖父母の家に連れ戻された。

No.26 09/03/18 17:20
ゆうこ ( 30代 ♀ QiQLh )

>> 25 連れ戻された日は…
最悪だった。
祖父母、姉、親戚の叔父、叔母まで押しかけて来て殴られたり、怒鳴られたり…
今までの私なら泣いて謝るのに、少し自由を満喫してからは変わった。
『うるせーよ、ほっとけ』そう言って部屋に入って行った。
その時みんなが話してる会話聞いてたら『これ以上ゆうこは育てられない施設に入れようと思う』『その方がいいよ』
そんな会話を聞いて早く、この家を出なきゃと思った。

投稿順
新着順
主のみ
付箋

新しいレスの受付は終了しました

お知らせ

6/10 カテゴリの統合(6月20日、26日実施)

小説・エッセイ掲示板のスレ一覧

ウェブ小説家デビューをしてみませんか? 私小説やエッセイから、本格派の小説など、自分の作品をミクルで公開してみよう。※時に未完で終わってしまうことはありますが、読者のためにも、できる限り完結させるようにしましょう。

  • レス新
  • 人気
  • スレ新
  • レス少
新しくスレを作成する

サブ掲示板

カテゴリ一覧