専属神ソルテ篇 第二話「聖女卿ソルテと邪女卿パト」

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小説家さん( 20代 ♀ )
2025/03/02 20:55(更新日時)

ー【ソルテ&パト視点 2月4日 聖園】ー
パト「やぁ、ソルテ、ここでの生活はどうだ?」
ソルテ「楽しいですよ、といっても、楽しむ為に来た訳じゃありませんが、楽しく生活させて頂いています。パト様はなぜこちらへ?」
パト「いや、少しだけソルテの世界の王にご挨拶と思ってさ、それでソルテの世界の王はどこにいるんだ?」
エクレシア「邪王様、初めまして、童はエクレシア・セイント、ソルテ様の世界王です、どうかお見知り置きを。」
ヨハネ「パト様、初めまして、僕はヨハネ・カルトア、エクレシアお姉様の弟で、パト様の世界王です、よろしくお願いします。」
パト「え?姉弟?じゃあ何で苗字が・・・」
ソルテ「パトさん、それは言わないお約束で・・・」
パト「あ、うん、わかった、何かしら事情があるんだろ?」
ソルテ「ええ、だから余りその話題については黙秘して頂かないといけないの、どうですか?そんな感じでいけます?パトさん?」
パト「わかった、その話題については何も言わないことにするよ、ソルテ。」
ヨハネ「パト様!お二人だけでお話なんてズルイ!僕と姉様も入れてよ〜。」
パト「あ、ヨハネ、ごめんごめん、次はヨハネも会話に入れるからさ、ソルテはエクレシアと話してきなよ、俺はヨハネと二人きりで話したいんだ、ヨハネもそれでいいか?」
ヨハネ「勿論です、僕は構いません、お姉様達も問題ありませんか?」
エクレシア「私は問題ありませんよ、ヨハネ、私もソルテ様と話したいですし、ヨハネは邪王様のことをずっと気になっているのでしょう?」
ソルテ「わかりました、それではパト様、3時間後、ここでお待ちしていますね。」
パト「わかった、それじゃあソルテ、エクレシアとの対談、ぜひ楽しんでくれ!」
ソルテ「はい、承知しました、それでは。」
ヨハネ「行きましたね、パト様、それではまず何のお話をしましょうか?」
パト「うーん、強いていうならこの世界のことを教えてほしいかな。」
ヨハネ「承知しました、まずこの世界は、ソルテ様やエクレシアお姉様のことを【聖女卿】僕やパト様のことを【邪女卿】と言い、聖女卿と邪女卿はそれぞれ対立しており、ライバルでもある仲です、ソルテ様、ここでは聖神様の聖女卿も邪女卿も、それぞれ良い者だけが集まったり悪い者だけが集まる、なんてことはあり得ません、聖も邪も同じ、肌の色だって一緒、中には違う者もいますがね、そしてエクレシアお姉様のことですが、お姉様はパト様のことに関しては無関心、いえ、むしろ敵対心を抱いている程、パト様のことに興味がありません、故に自分からパト様に関して何も言っていなかったでしょう?それがその証拠です。」
パト「へえ、そうなんだ、エクレシアは俺に対して好意、いや敵対心すら持つ存在、だからヨハネというもう一人の世界王がいるっていうことなんだなヨハネ。」
ヨハネ「そうですね、流石はパト様、物覚えが早くて助かります、この世界の簡単な説明はそのくらいですかね、パト様、後はありますか?」
パト「後は、っていうかヨハネ、敬語外していいんだぞ?そっちの方が親しみやすいしさ!」
ヨハネ「そうですか、ありがとうございます、では外させて貰うよ、パト様!」
パト「ああ、そっちの方が話しやすいし、親近感湧くよ、これからよろしくな、ヨハネ!」
ヨハネ「うん、一緒に頑張ろう!」







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No.4253378 2025/03/02 20:55(スレ作成日時)

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