専属神ハク篇　第一話「何もやることがない世界」

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星璃（ 20代 ♀ Y52dob ）
2025/02/20 19:44(更新日時)

ー【ソフィア視点　２月３日　楽園】ー
ソフィア「え？誰？」
？？？？「え・・・逆に聞くけど、私のこと覚えてないの？」
ソフィア「うん、知らない、だって最近【遊楽異界】が【楽園】になったことを聞いてきただけだもん、どんなふうにアップデートされてんのかなってさ！」
リフォン「・・・私の名前はリフォン・プラセル・アミューで、元は【遊楽異界】の最高責任者でした、今はパト君・・・じゃなくてパト様とソフィア様の関わりができたことで【楽園】の世界王として、ずっとソフィア様が来るのを待っていました、あぁ、この時を何度待ち侘びたか、いくらソフィア様が来るという妄想をしてきたか・・・」
ソフィア「つらい思いをさせてたらごめんって言いたい所だけど、ここって【楽園】何でしょ？私はここで何をすればいいの？」
リフォン「ただゲームに勝ってポイントを集めるだけで強くなれます！物や武器を強化できたり【異質異能】の強化をできたり、とにかく色んなことができますから、ここでたっくさん強くなって、ぜひ現実世界で活かしてくださいね！ソフィア様！」
ソフィア「やだよ、面倒くさい！」
リフォン「だめです！沢山遊びましょう！帝王神を倒さなきゃいけないのでしょう？なら思いっきり遊んで強くなりましょうよソフィア様！」
ソフィア「やだね〜」
リフォン「ちょっと！待ってくださいよソフィア様ー！」
ー【ハク視点　２月３日　エウレカ帝国】ー
ハク「・・・うぅ、ここは？ってカナちゃん！？生きていたんだね！よかった！」
カナ「生きていた？どういうこと？」
ハク「いや、だってカナちゃんもソフィアちゃんも、【帝王神候補序列第七位】メルメア・メルトリアっていう子がきて、そこでカナちゃんが狙われて、そこで・・・」
カナ「はいはい、夢ね夢！ハクが余りにもうなり声出すからびっくりしたよ！」
ハク「え？うなり声？」
カナ「うんうん、だって静かに眠っていたハクが、急に叫んだり、うなったりして・・・本当に怖かったんだからね！」
ハク「う、うん、心配かけてごめん。」
ハク（じゃあこれは夢だったのかな、いや、私の思い込みが激しいから、夢でも現実だって思っちゃうんだ、うん、気にしないでおこう）
ハク「私【虚園】に行ってくるね！」
カナ「いなにす？何それ？わかんないけど、要するにハクの世界に行くってことでしょ？頑張りなよ、私は特にやることもないからさ！暇だから、まぁ、私も【界園】にいくけど！」
ハク「うん、ワールドか何か知らないけど、カナちゃんも頑張ってきてね！」
ー【ハク視点　２月３日　虚園】ー
ハク「って、あれ？パト君に許可取ってないのに、何でいるの？」
？？？？？「ぶー！ぴー！うー！」
ハク「んん？何？あの人？」
？？？？？「きしゃー！きしゃー！きしゃー！」
ハク「あ、警戒されたから目が多くなった・・・？」
？？？？？「あぁ、やっと解放された・・・一つだとやっぱりダメか・・・」
ハク「ん？あの、貴女は私の世界王なの？」
ティノール「うん、私ティノール、よろしく。」
ハク「え、よろしくって、何かやることないの？」
ティノール「何もないよ、だから貴女も早く現実世界に戻って修行でもしてきたらどう？私はそれをお勧めするよ。」
ハク「え・・・ほんとに？」
ティノール「うん、ほんと。」
ハク「嘘・・・でしょ？」