天然(?)な嫁との思い出2

レス4 HIT数 271 あ+ あ-


2022/12/19 14:38(更新日時)

スレに投稿って押すとこのスレには投稿できないってなる…

なので新しいスレ立てました。
とりあえず続きです。


その日の夜に俺はさっそく嫁に電話した。
何回か呼び出し音が鳴ったあとに出たんだけど、あきらかに嫁じゃないの。
the・おばぁちゃんって声。

「すいません、間違いました!」と言って電話を切った。

俺はもう一度落ち着いて、メモとケータイを交互にみながら慎重に番号を押した。

そして呼び出し音の後に出たのはまたしてもさっきのおばぁちゃんだったわけ。

「申し訳ありません。こちら嫁さんのケータイ番号で間違いありませんか?」

するとおばぁちゃんは言った。
「そうだけど、あなた誰?」と。

「私、嫁さんの友達で○○と申します。嫁さんはいらっしゃいますか?」

同居してるおばぁちゃんとはいえ孫のケータイに出るなよ、と思いつつ俺は名乗った。

数秒後、おばぁちゃんからの返答は
「こんな時間に電話なんて失礼よ!」
と電話を切られた。

俺はこう思ったワケだ。

嫁のおばぁちゃんに嫌われる→嫁にも嫌われる、と。

次の日Aに話すと爆笑された。
ショック受けてる俺にAは
「彼女に聞いてもらうから待ってろ」と言って彼女に昼休みに電話してくれた。

え、ウソ。等とAが言っているのを聞いて何事かと思ったら電話を切ったAから聞かされた事に驚いた。

「昨日嫁さんのケータイに電話なんかかかってきてないって。それどころか同居してたおばぁちゃんは数年前に亡くなってるって…」

背筋が凍ったよ。
じゃあ俺がかけた電話に出たおばぁちゃんは?って。


嫁が怖がってるというのでその日も4人で会おうとなった。

俺は電話に出たばぁちゃんとの会話を3人に聞かせる。

怖い、怖いとAの彼女と嫁。
俺も怖かった。

一番冷静なAが
「嫁さんが書く番号を間違えたのかと思ったけど…」と考え込む 



22/12/19 07:40 追記
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No.3695625 (スレ作成日時)

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No.1

Aは俺に「昨日かけた番号、本当に嫁ちゃんの番号か確認してもらえ」と言った。

俺は発信通知を嫁にみせる。

嫁は「私の番号にまちがいないよ」

再び背筋が凍ったところでAの彼女が気づいた

「嫁の番号、090の次は####じゃなかった?私の誕生日だったから覚えてるよ」

そう言ってAの彼女は電話帳開いて嫁の名前で登録されてる番号を見せてきた

俺のかけた番号と違う。

「嫁とは一昨日電話してるから間違いない」と言って試しにAの彼女は嫁に電話をかけた。すると嫁のケータイが鳴った。

じゃあ俺が教えられた番号誰のだよ!ってなるよな。

嫁は自分の電話帳を確認する

すると嫁
「ごめん、これお母さんの方のおばぁちゃんの番号だった」と

数年前に亡くなったのはお父さんの方のおばぁちゃん。
お母さんの方のおばぁちゃんは一人暮らしとのことだったがケータイを最近持ち始めたらしい。

嫁のお母さんのお兄さんがケータイを契約しておばぁちゃんに持たせたが。

おばぁちゃんは友達に番号を教える時に自分の番号がわからなくなった。

そこで自宅の電話から嫁に電話して自分の番号教えて、と。

嫁はどうやらそこでおばぁちゃんの番号を自分の番号として記憶したのかも、と。

おばぁちゃんの受け答えについては孫の名前がでたから「そうだ」と返事をしてしまったのではないかと。

今度こそ嫁の正しい番号とアドレスを知った

No.2

出会いから早々やらかしてくれた嫁だが、こんなのは序の口である。

嫁の性格は楽観的というか、何も考えてないというべきか。

小学生の頃から嫁を知るAの彼女は語る。

「いつの間にか私の隣にいて友達になってた」と。

下に妹と弟がいるしっかり者のA彼女。
必然と、何かしら危なっかしい嫁をサポートする側にいたのだという。

反対に嫁は4人兄妹の末っ子で兄1人、姉2人。

嫁は自分を助けてくれそうな人がわかったんだろうな、と思った。


12月に入り、クリスマスを意識するようになった。
冬休みだけど嫁とわりと仲良くなったと思ってた俺は24日か25日のどちらかは嫁と二人で会ってみせると意気込む。

さっそく嫁にクリスマスはどうする予定?とメールしたわけだ。

すると嫁からは25日は家族でパーティをするのだという。

俺はじゃあ24日、暇なら会わない?と誘った。

断られるだろうか?
友達カップル(A達)と一緒なら、とか言われちゃうかな。

嫁からの返信は何とOKだった。

本当に?二人だよ?と俺が確認しちゃうくらいにはテンパっていた

すると嫁
「A彼女ちゃん達はカップルなんだから誘うわけにはいかないでしょ」とド正論。

お、おぅ。
普段抜けてるとこあるのにそこはわかってるのか。

当日は駅周辺だけでもそれなりに遊べるとこで待ち合わせになった

No.3

>> 2 待ちにまった当日

俺は持ち合わせで一番おしゃれな服を着た。
靴も事前に洗ってピカピカ。

前日Aからクリスマスプレゼントはどうするんだと言われて慌てて買いに行ったハンドクリーム。

さすが彼女持ちの男は気付く所が違うと思った。
これが中学からリア充の奴と部活ばかりやってた奴の違いだ。

待ち合わせ場所にきた嫁はやけに荷物を持っていた。
嫁はニコニコとしながら袋を掲げ
「サプラーイズ!何とケーキ作ってきました!一緒に食べよう」

嬉しい。嬉しいけど2人分のケーキにしてはデカくないか?

「毎年私がクリスマスのケーキ作ってるんだけどね。お父さんもお母さんもケーキあまり食べないし。普通に食べるの私と高3のお兄ちゃんだけなんだ。お姉ちゃん達は結婚したり、一人暮らししてて」

だから久々に大きいの作れて大満足!と。

「もしかしてホールケーキ?」
「うん!」

「さすがに二人で公園かどっかでホールケーキはキツくない?」と俺

嫁は「またやっちゃった?」って顔をした。

仕方ないので待ち合わせ駅から電車と徒歩10分で着く俺の家にケーキを置きにいった

ついさっき出てった息子が帰ってきてケーキの箱を冷蔵庫にしまう姿に母親は
「彼女?彼女の手作り?」とはしゃいだ。

No.4

>> 3 「まだ彼女じゃない!あとで食いに帰るから食うなよ!」と言うと

「お昼作ってあげるから、それまでどっかで遊んでおいで」

俺はわかった、と言って外で待たせてしまっている嫁の元へ行って事情説明。


待ち合わせは10時とかだったのでお昼までそこまで時間があるわけではない。

なので自宅からわりと近いラウンドワンにて嫁と遊んだ。

母親からそろそろ帰っておいで、と電話がきたので嫁と帰宅。

確かミートソースのパスタとサラダとスープだったと思う。

嫁は「すごくおいしいです!」と絶賛。

家は両親と兄貴と俺の男ばっかの家庭で食事に関して感想言わないものだから母親はそれ聞いて感激してた。

食後ちょっとしてから嫁のケーキを3人でいただく。

すげーうまかった。
俺からも、母親からも褒められて照れている嫁。

改めて可愛いな、好きだなって思った

その後はなぜか嫁と母親の会話が盛り上がってしまって。

デートらしいことができなかった。

帰りは嫁を待ち合わせ駅まで見送り。
プレゼントを渡して別れた

自宅に帰るとデートの邪魔してごめんね?と謝られた

ケーキは兄貴と父親に食べさせたくなくて母親がもう1切れ食べて、残りは俺が食べた

嫁からは家についたこと。プレゼントありがとう、と。
お昼ごちそうさまでした。お母さんにもお伝え下さいと書いてあった。

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