記憶か記録か…ドラマ日記 4

レス500 HIT数 7251 あ+ あ-


2022/03/09 22:49(更新日時)

【スレ主のみの投稿制限スレ】

連ドラの感想、まとめ等

シーズン毎に記録して行くスレです。


基本、連ドラ対象ですが、その他のドラマを取り上げる事もあるかもしれません。

No.3311878 (スレ作成日時)

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No.51

>> 50 (続き)
再婚相手は大手製薬会社の社長(団)で、母親が弟の利治(武田)を産むと、継父は彼が後継者とばかりに可愛がって世間に公表し、正隆の存在は消されたも同様に育ったらしい。

そんな男が何故教師の雪映と結婚したのか、その部分がまだ描かれていないので何とも言えないのだが、雪映は過去に妊娠はしたが不育で子供を失っており、医者の話を聞く場には正隆も同席していたので、少なくともその辺り迄は今みたいな酷いモラハラ野郎では無かったのかもしれない。
ただ心の中では泣く妻に“うるせえな、これで良かったんだよ”と毒づき、“家族と向き合わずに済んだと安堵している自分がいた”らしいので、継父が刻み付けた心の傷はずっと彼を支配し続けて来たのだろう。

正隆は萌(萩原)という若い女と浮気をしている。少年院帰りの弟を抱え、二つのバイトを掛け持ちしている中々シビアな現実を生きている女だが、正隆にはそういう影を見せない。彼女の望みで出掛けた箱根旅行。一段飛ばしで階段を駆け上がる萌。下から見詰める正隆に「今あたし幸せ」と顔を崩して笑う萌。
ああ、この無邪気でめげない明るさに正隆は救われている部分が有るんだろうなと、何となく伝わって来たいいシーンだった。

その夜、温泉に浸かりながら、正隆は萌から妊娠した事を告げられる。

ジャニも遂にここまでやるのか、でも北山くんはいい芝居をしている。

脚本、演出=安里麻里

  • << 71 【2021夏ドラマ】 「ただ離婚していないだけ」2話まで終了。 不倫相手に子供が出来たと言われて、「何で…だから何でだよ!」「誰のだ?」「堕ろせ、絶対に堕ろせ」と命令する男。 「分かってるよ、当たり前じゃん」と答えながら、失望と哀しさと諦めが混ざった様な目で正隆を見詰める萌。この時の萩原みのりさんの演技が素晴らしくて、すっかり萌に感情移入してしまった。 5年前迄は継父の会社で働き困難な仕事も成功させ、妻との仲も良かった正隆だったが、ある日の役員会で後継社長に指名されたのは、弟で実子の利治だった。他の役員が口々に「何故ですか」「何故、正隆さんじゃ無いんですか?」と問い質していた位なので、正隆は仕事が出来るだけではなく人望も相当有ったのだろう。 恐らくこれが決定打となり正隆は闇落ちした。 どうしてこんなクズ男に萌は惚れたのか。 「凄い不器用で無理ばかりして私に似ている人」、萌にとって正隆は魂の部分で共感出来る人だったのか? 堕胎費用を渡され一人で手術を受けた萌。 夜になって会ってはくれたが、堕ろした事を確認すると仕事を理由に直ぐに行ってしまう正隆。もう声の届かないその遠い背中に「もし私が産みたいって言てったら、正隆さんはどうしてた?」と泣きながら問い掛ける萌。 そして彼女の精神は崩壊する。切な過ぎるわ。 共同脚本、演出=安里麻里 ※全12話の情報あり

No.52

【2021夏ドラマ】

「八月は夜のバッティングセンターで。」(TX・BABEL LABEL・製作委員会)脚本=山田能龍 他 出演=関水渚、仲村トオル、岡田圭右、藤田朋子 他 ※各話にゲストの女優と元プロ野球選手が1名ずつ登場

アプリゲーム八月のシンデレラナイン原作。《水ドラ25・30分枠》(全8話予定)

アプリゲームを開発した会社のアカツキが番組提供もしている。制作費は少なくてもアイディアは豊富で斜め上からでも捻り出して来る、いかにもテレ東らしい作品だ。

無名の元プロ野球選手・伊藤智弘(仲村)が、オーナーに頼まれたと言って、女性が打っているバッティングゲージの外に陣取り、その打撃を眺めているだけでも十分怪しいのに、そこでアルバイトをしているオーナーの姪の舞(関水)に咎められると「バッティングを見ればその人の悩みが分かる」と豪語する胡散臭さ。

でも実際にその女性・坂本(木南晴夏)は、同期や後輩のミスをカバーしたりフォローしたりでいい様に使われ、上司からは地雷処理班とまで揶揄されていた。

再び打ちに来た坂本。悩みを聞き伊藤がボールを高く投げて落ちて来ると…3人は野球場のベンチに居たという謎展開(笑)
試合を壊した同期の後を引き継いだ坂本を更に引き継ぐ岡島秀樹!(台詞も有る!)

野球好きで伊藤智仁とかを知っている世代が観ると、感慨深くて特に面白いかも。

演出=原廣利

No.53

>> 37 【2021夏ドラマ】 「にぶんのいち夫婦」4話まで終了。 普通は他人には話さない夫婦の秘密をベラベラ喋って来る文の事を樋口はどう… 【2021夏ドラマ】

「にぶんのいち夫婦」5話まで終了。

優香はつわりが酷くて夕飯の支度が出来ず、帰宅した夫は暴言を吐き、テーブルクロスを引っ張って物をばら蒔いて出て行ったらしい。
香住は「あんたこのままだと一生あの男の奴隷だよ。置き手紙を書いてウチに来な」
話し合ってからにしたらと口を挟む和真に、「浮気もDVも最低の事をする男にはこうするしかないのよ!」何も言えなくなる和真。

引き出しに入れていた精力剤のマカを文が見付けた事を知った和真は「もう隠しておけない」
そこにLINEで妊娠検査薬が陽性の写真が送られて来る。私この子のために、いいお母さんになるから。
送っているのは香住に見えるという演出なんだけど、和真の相手が香住とは限らないし、あのLINEの送り主は別の女性なのかもしれない。
香住とさやかがグルなのかもしれないし。

文の前に唐突に高梨(和真の同僚)が現れて、「中山、立川さとみと浮気してますよ」「俺と遊ぼうよ」とラブホに連れ込もうとするも、樋口が現れて殴りつけ救い出す。これで樋口は蓋をしていた自分の本当の気持ちに気付き、和真の事を徹底的に調べると言い出す。浮気が本当でケリが付いたら俺にチャンスをくれませんか?と。

さとみとデキてるのは高梨なのかなあ。
あと優香と和真のあれはミスリードだったの?何だかなあ。

演出=加藤尚樹

  • << 72 【2021夏ドラマ】 「にぶんのいち夫婦」6話まで終了。 やっぱりさとみとデキていたのは高梨だった。 文から「もういい、これ以上受け止められない」と言われた樋口だが、高梨を捕まえてネクタイを締め上げ、口を割らせる。 さやかが文に「和真さんのアカウントかも?」と教えたあのアカウントは、高梨の裏アカだった。そして「頼まれたんだよ」と。 さやかと高梨がグルなら、あの“何故?”が繋がるのだ。 さとみの不倫相手が和真ではない場合、何故さとみのインスタにアップされているお出掛け写真の場所が、文と和真が出掛けた事のある場所とことごとく一致するのだろうという疑問が有ったのだが、文達の部屋に飾られた写真を自由に見る事の出来たさやかが、高梨にさとみとのデート場所と自撮りの位置を指示すれば、同じ様な写真をさとみがアップするのは可能だった訳で。(←さとみは出勤時に会社の前で和真に会うと、いきなり腕を絡めたりしていたんだけど、あれはどういう意味なんだ?) 泥酔してさやかに自宅迄送らせた文は、ベッドで潰れた振りをして、和真とさやかの会話に聞き耳を立てる(キスしてる所とかスマホで撮影もしてたよね?)。 次回はいよいよ修羅場みたいだけど、まだ100%相手がさやかだとは言い切れない。 樋口が言っていたさとみの二股も、まだ捨て切れないから。 演出=山本剛義

No.54

【2021夏ドラマ】

「緊急取調室」(EX)脚本=井上由美子 出演=天海祐希、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、工藤阿須加、塚地武雅、池田成志、でんでん、小日向文世 他

オリジナル作品のシリーズ4作目。《木曜ドラマ・54分枠》(全話数不明)初回は10分拡大

前後編の表示が無かったのでうっかりしていたのだが、考えてみればこのドラマの初回は2時間SPか前後編と相場は決まっていたんだよね。途中であっそうかとは思ったけど(笑)

50年振りに姿を現した伝説の活動家・大國塔子(桃井かおり)は、何故ハイジャック事件を起こしたのか?何故同乗していた国交省の宮腰副大臣(大谷亮平)の、淡島パーク疑惑を暴こうとしていたのか?
そして宮腰の秘書の東が持ち込んだバッグに爆弾が入れられた経緯は?
等々が次回への持ち越しとなったが。

大國に爆弾はそいつの手荷物に入れたと言われた東が、自分のバッグを開けて液体爆弾っぽい物を躊躇なく掴んで持ち上げていた所を見ると、彼はそれが偽物でバッグに入っていた事も知っていたとしか思えない。真壁に「これが爆弾?」と言われて慌てた様に大國に突進し、真壁が振り向いた時には毒入り注射を射たれていた。
射した瞬間は映っていなかったので、東が自ら射した事も考えられる(糖尿病用の簡単な注射なので可能)。
予告の感じでも大國と東が組んでいた可能性が高い。
(続く)

No.55

>> 54 (続き)
でもそうならどうやって二人は繋がったのか?

東は宮腰から「全てを背負って死ね」と言われていた。だから捨て身の作戦に出たのかもしれない。隠蔽される事まで考えて新品のPCを入れて、証拠の入ったPCは何処かに隠している可能性。では大國側の動機は?

大國の潜伏先を提供しサポートしていた小暮しのぶと見られる遺体が発見されたが、小暮と大國が入れ替わっている可能性は無いのかな。そして小暮と東の方に血縁関係が有ったとか。

全部的外れかもしれないけど、想像を掻き立ててくれる事件設定の面白さ、カリスマ性のある桃井さんだから成立するキャスティングの妙、そしていつもながらのレギュラー陣の安定感、緊張とクスッと笑える部分のバランスの良さ、初回からこれぞキントリと思える出来で安心した。

熱血漢で空回りしていた警乗警察官の山上(工藤)が、まさかの善さんの息子だったとは。小学生の時に両親が離婚して母親の姓になったから、中田ではないんだとか。
彼はキントリに関わるのかな?
でも9月末でのキントリ解散が決まっていて、今回はやけに強調しているので本気?
こんな人気コンテンツをテレ朝が手放す?
無いよねえ。

演出=常廣丈太

  • << 73 【2021夏ドラマ】 「緊急取調室」2話まで終了。 まさかの前後編で完結させない曖昧着地。大國塔子は肝心な事は最後迄喋らずに、自分自身が“いつでも証言出来る爆弾”になる事を選んだ。 これは既定のキントリ解散に絡めて大國爆弾を使うつもりなのか、それとも伝説の活動家としての矜持を持たせたかった故の演出なのか。 大國と東秘書が繋がっていたという推測は当たっていたが、東から接触して来てハイジャック犯として死なせてくれる事になっていたという話は意外だった。 地下に潜って50年の生活を支えてくれていたシンパの小暮が、結婚したいから戸籍を返してくれ(成り済ましの解消って事ね)と言って来たのが事の始まりで、既に大國の事が邪魔になっていた小暮との言い合いの末に、自分の長い“おさげ”で首を絞めて小暮を殺してしまった大國。 文字通り食い詰めてしまった訳だが、そのタイミングで東が接触して来た。 (東がどうやって大國の居場所を突き止めていたのかが明かされなかったので、この部分がドラマとしては弱いが) シンパが一人しか居なくて、長年のサポートで疲弊して心変わりしてしまったら、成り済ましてはいたけど働いていた訳でもない活動家の末路はどうなるのか?という視点が面白かった。 そして桃井かおりさんの凄さね。19歳の伝説の演説から食い詰めた“おさげの婆さん”まで、過不足なくきっちりと演じ分けていた。 (続く)

No.56

【2021夏ドラマ】

「#家族募集します」(TBS・TBSスパークル)脚本=マギー 出演=重岡大毅、木村文乃、仲野太賀、岸井ゆきの、金子大地、福山翔大、小松和重、円山礼、佐藤逢灯、宮崎莉里沙、三浦綺羅、山本美月、石橋蓮司 他

オリジナル作品。《金曜ドラマ・54分枠》(全話数不明)初回は15分拡大

お好み焼きの“にじや”に押し掛け弟子入りした蒼介(仲野)が、ルームシェアをするつもりで声を掛けたら、その男・俊平(重岡)は昔の学童仲間でシングルファザーだった。
そこから蒼介は、ルームシェアをしながら皆で子供を見守り育てる、疑似家族の様な暮らしをする事を思い付き、SNSで募集をする。お試しも短時間預かりも可にした事から、急な呼び出しで困っていた礼(木村)が娘を預け、扱いに困った蒼介のSOSで仕方なく俊平も息子を連れて“にじや”に行き、礼母子と知り合う。

良く言えば人との距離の取り方が近くてフレンドリー、悪く言えば図々しくて馴れ馴れしい蒼介が、俊平の事情も考慮せずに絡んで行く前半は、ちょっと滑ってる感じは否めなかったのだが、我武者羅に頑張っている俊平や、人に頼りたくないと肩肘張っている礼の心を溶かすには、あれくらい図々しく相手の懐に入って行けるメンタルの持ち主じゃないとダメなのかもと、途中からは思い始めた。熱くて情に脆い点もポイント高いかな。
(続く)

No.57

>> 56 (続き)
俊平と話している時に蒼介がふと言った言葉「二人とも無理してんじゃねえかな。無理してまで立派である必要あんのかな。」
側で聞いていた礼は、「何でも話せよ」と言う蒼介の言葉には反発しながらも、「子供と二人きりで居ると自分の気持ちを話せないでずっと過ごしている事に気付きます。誰かに話せたら気持ちの整理もつくのにって」と今の気持ちを明かし、俊平も「確かに」と応じた辺りから、三人の結び付きは始まった様な感じがした。

俊平は絵本作家だった妻・みどり(山本)とは、約三ヶ月前に事故で死別している事は明かされているが、礼の方は自分でこの生き方を選んだという様な言い方をしていたので、離別なのかもしれない。

めいく(岸井)親子は最後にチョロっとしか出なかったのでまだ分からないのだが、俊平の息子・陽役の逢灯くんと、礼の娘・雫役の莉里沙ちゃんは演技も自然で、それぞれの親に馴染んでいて一安心。これからも出番は多いだろうから子役の出来は重要で、ドラマの成否にも関わって来ると思う。(余談だが少しだけ出ていた俊平の子供時代を演じた子が、特に笑った時の顔が重岡くんにそっくりで驚いた。よく見付けて来るよなあ)

次回はめいくが騒動を巻き起こす様で、疑似家族発足まではまだまだ時間が掛かりそう。

演出=福田亮介

  • << 77 【2021夏ドラマ】 「#家族募集します」2話まで終了。 まず最初に、次回3話の放送は中3週空けての8/13だと言う。ほぼ1ヵ月放送が無い。何これ。まず来週は「ザ・ベストワン」という4時間のお笑い番組が入っていて、もしかして仲野さんが新型コロナウイルスに感染して撮影がストップした影響で?とも思ったのだが、4時間の生放送という記事が7/7付けで出ていて、仲野さんが発熱して撮影がストップしたのが7/9だから、どうやら当初から7/23と、五輪中継のある7/30は、このドラマの放送休止は既定の事だった様だ。 8/6については22時台にTBSの五輪中継は無いので、もしかしたらこの部分が仲野さん感染の影響なのかもとは思うのだが、それは仕方ないとして、最初から2回続けて休止が決まっていたなんて、ドラマファンとしては流石にどうなの?と愚痴の一つも言いたくなる。しかも(まあ、間が空くからわざとなんだろうけど)次回は、俊平が陽にママの本当の事を告げる大事なシーンが有るらしいし、礼の隠して来た事(多分雫の父親の事、もしかして未婚の母とか?)も明かされるかもとの事で、それが1ヵ月後ってドラマ好きはともかくとして、普通の視聴者はそこ迄待ってくれるのかね。 これは主役として数字がカウントされる重岡くんが、流石に可哀想だわ。えっ?だからジャニの重岡くんに御鉢が回って来たの? (続く)

No.58

>> 6 (続き) ※1 今期は五輪の関係で前倒しスタートも多いので、5/31スタートの作品から夏ドラマとして扱う事にした。 ※2 続編の内「… 【2021夏ドラマ】の追加情報

※1 EXの「土曜ナイトドラマ」は「オシドラサタデー」に吸収される形で枠を廃止。「オシドラサタデー」は60分枠となる。7月末から美 少年主演の「ザ・ハイスクール ヒーローズ」の放送が予定されているが、視聴予定無し。

※2 NHK「ドラマ10」の夏ドラマの発表は無し。おそらく五輪放送の為と推察。
なお9/17から全3話でオダギリジョー脚本・演出のドラマ「オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ」が放送される事は発表済み。

※3 NHK「土曜ドラマ」と「よるドラ」の次の夏ドラマも未発表。

『以下夏ドラマ以外の情報』
現在火曜21時「彼女はキレイだった」の放送枠は、10月改編で「月9」に続く月曜22時台に移動する予定。
NHK「よるドラ」と被り、23時台のTX「ドラマプレミア23」迄4本続く、“ドラマ渋滞曜日”になってしまう(悲鳴)

No.59

【2021夏ドラマ】

視聴中のドラマの初期評価1️⃣(曜日順)
※放送回数にバラ付き有るが、視聴した所迄の評価
※☆5がハマってる、☆4が面白い又は良作、☆3がまあまあ、☆2がイマイチ、☆1が離脱するかも
※☆の後ろに↗️を付けた物は今後もっと面白くなるかも、期待出来そう
「ナイト・ドクター」☆☆☆↗️
「いいね!光源氏くん し~ずん2」(終了)☆☆☆☆
「シェフは名探偵」☆☆☆☆
「彼女はキレイだった」☆☆
「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」☆☆☆☆↗️
★「ただ離婚してないだけ」☆☆☆☆
★「にぶんのいち夫婦」☆☆☆
★「八月は夜のバッティングセンターで。」☆☆
「IPサイバー捜査班」☆☆☆
「緊急取調室」☆☆☆☆☆
「#家族募集します」☆☆☆↗️
「ひきこもり先生」(終了)☆☆☆☆
「ボイスⅡ 110緊急指令室」☆☆☆
「女の戦争~バチェラー殺人事件~」☆☆☆
「#コールドゲーム」☆☆☆
「TOKYO MER~走る緊急救命室」☆☆☆☆☆
「ボクの殺意が恋をした」☆☆☆

★印は24時以降に放送開始の深夜ドラマ
(関東の番組表より)

※まだ放送されていない作品については2️⃣で評価予定

  • << 92 【2021夏ドラマ】 視聴中のドラマの初期評価2️⃣(曜日順) ※放送回数にバラ付き有るが、視聴した所迄の評価 ※☆5がハマってる、☆4が面白い又は良作、☆3がまあまあ、☆2がイマイチ、☆1が離脱するかも ※☆の後ろに↗️を付けた物は今後もっと面白くなるかも、期待出来そう 「プロミス・シンデレラ」☆☆☆ ★「サレタガワのブルー」☆ 「推しの王子様」☆☆↗️ 「漂着者」☆☆☆ ※「武士スタント逢坂くん!」のみまだ未放送なので、個別レビューに直接記載する ★印は24時以降に放送開始の深夜ドラマ (関東の番組表より)

No.60

【2021夏ドラマ】

「ひきこもり先生」全5話終了。

丁度昨日このドラマを観る前に、秋田県公立高校で起きたいじめ事件について、7年の時を経て当時の校長が被害女子生徒とその父親に対し、教育委員会の職員と被害者の弁護士立ち会いのもと、当時の自身の対応や発言に関して非を認め謝罪をしたとのネットニュースがアップされたのを読んでいたので、スタートから30分迄のドラマの流れと現実のニュースがリンクして、こういう事も一因なんだろうなと考えさせられた。
勿論ドラマは誇張されてはいるが、根っ子は同じなのではないか。

これは本当に私個人の想像でしかないが、秋田の校長は事件の翌年が定年だったので、このまま波風を立てずに退職したいという思いが、教育者としての判断を鈍らせた面が有ったのではないか?
そして教師は何故無力なのか。ドラマに有った様に人事評価をするのが校長だからなのか?その校長の評価をするのは教育委員会との事なので、教育委員会が方向性を間違えればドミノ倒しで間違いが通ってしまう危険性が有るという事になる。

教育者が大人が、間違っている生徒を正さずに、被害生徒の傷口に更に塩を塗って得る安泰って、どんな意味が有るのか。
本当に色々な事を考えさせられる良作だった。
※ラスト15分のコロナ禍の描き方が中途半端だったので、あれなら無い方が良かったかなと思う。

演出=石塚嘉

No.61

>> 40 (続き) 哲也は父親からグループの広告塔になるべくこの番組に出る様に言われ、2年前に事故で亡くした最愛の恋人を忘れる事は出来ないが、前に進… 【2021夏ドラマ】

「女の戦争~バチェラー殺人事件~」2話まで終了。

予想通り遠藤星は斧に細工をした犯人で脱落、出オチ担当だった(笑)経営する会社の資金繰りが苦しい事迄利子にバラされて、去り際に「水素水になんか手を出すんじゃなかった」と呟く姿が、哀愁が漂っていて何か可笑しかった。真飛さんの存在感は流石だった。

で、次の脱落候補は暴露タイムで次の選挙に立候補する事をバラされて、売名とお金目的で出演したのではないかと皆から疑われ、更に森下一香からサハラ大学主席卒業は嘘で、サマースクールに行っただけの学歴詐称迄バラされた須崎利子か、空中ヨガの布が切れて落下したのが自作自演とバレた場合の嶋田理恵のどちらかだと思うのだが、理恵の場合は“薬を飲んでいる理由”がまだ明かされていないので、利子の可能性が高いかなと。

この先の予想としては、腹黒タイプの理恵、一香、河原麗奈はいずれバレて脱落し、分かりやすくアピールする一ノ瀬りおの事は、男から見たら可愛くて意外と癒されるから哲也が残して、最後迄脱落させない本命は志倉若菜なのではないかな。そして若菜は亡くなった父親絡みで哲也の父に恨みを持っているが、哲也の事は刺していない、という所かな?

※真飛聖、成海璃子とギャラの高い順に脱落させて行くのでは疑惑(笑)で、朝ドラ女優で知名度の有る葵わかなだけは残す作戦(笑)

演出=北川瞳

  • << 79 【2021夏ドラマ】 「女の戦争~バチェラー殺人事件~」3話まで終了。 やっぱりギャラ順(笑) 成海璃子の演技が振り切っていて笑えた。(後から出て来た「チクショー」の“おの発音の口”=最大限に口を開いた“おの口”で画を止めた演出には笑ってしまった) 一ノ瀬りおは毒舌だけど言っている事は結構的を射ているんだよね。それに苛ついた嶋田理恵=元AKBの北原里英に、「どうせ枕、この位のレベルのアイドルなんてそんなもん。じゃなきゃ大した才能も無いのにテレビなんか出られる訳ない」なんて台詞を宛てがう鬼畜の脚本(笑) それに対して「好きになる感情が分からない。恋愛禁止だったから」と急にしおらしくなる一ノ瀬りお。コンボでAKBらしきアイドルをおちょくっていて笑えたけど、世間ではオワコンって認識なんだろうなと、一抹の寂しさも禁じ得ない。 馬鹿を装ってはいるけど中々の策士の一ノ瀬りおに嵌められた森下一香が暴露タイムの餌食となり、SNSの裏の顔が暴かれた。名門は名門なりにレールが敷かれていて、それなりの振る舞いが常に求められる事がストレスで、裏アカはその反動だった、哲也さんなら分かるでしょ?と一香は必死のアピール。 次回の脱落はちょっと読めないなあ。若菜とりおは残すとして、一香か理恵かなあ。やっぱり華のあるトリンドル玲奈は残したいよね。 演出=安見悟朗

No.62

>> 41 【2021夏ドラマ】 「#コールドゲーム」5話まで終了。 今回、分かった事。 前回の食糧確保遠征部隊からは3人帰還しなかっ… 【2021夏ドラマ】

「#コールドゲーム」6話まで終了。

今回、分かった事。

知能テストの1位は勿論陽菜だが、2位は“父親”の隆だった。地方の国立大を出たと言っていた記憶が有るが、あれは本当だったのね。

政府の救助第一陣の人数は8人で、役に立つ技術者と子供を優先する。第二陣が来るのかも不明。

黒崎は如月に技術者が消されない様に芝居を打って匿ったり、如月を殺そうと計画していた大輝を捕らえて懲罰房に入れたが、如月が大輝を消そうとしている事を察知すると「ここから逃げろ」と出してやったりと、本物の刑事で正義の人なのか?

遠征隊が行き倒れの男を救助して連れ帰り(皆優しい!)、男が切れ切れに「山小屋…助けに…ゆうと…」と言うのを聞いた大輝は、祥子に伝える。

陽菜は椿の本当の孫。椿は自分が殺人犯だったから陽菜には他人の振りをさせ、顔見知りの祥子に預けた。

大輝の恋人の父親が騙された相手は如月。自殺した時に、如月と握手している写真や投資書類っぽい物を残していた。

祥子は結婚詐欺師だった。

大輝はゆうとを捜しに山小屋に行くが、既に立ち去った後だった。

※一気に如月のクズっぷりが明かされた今回。それでも“大輝のナイフ”というイメージが見えた祥子は、大輝に人殺しをさせたくなくて敢えて裏切る。
陽菜は隆とじゃれたりして明るくなったし、疑似でも家族効果なんだね。

演出=後藤康介

  • << 80 【2021夏ドラマ】 「#コールドゲーム」7話まで終了。 今回、分かった事。 遠征隊に助けられた男は別荘地の管理人で、ゆうとの(里親の)両親が街へ出掛けている時に隕石が衝突、一人残されたゆうとを置き去りには出来ず、電気の止まった別荘地から連れ出し山小屋に匿った。 ゆうとは狩りに出掛けていただけで、戻って来て大輝と遭遇。何とか連れ帰る大輝。 20代の祥子は如月と本気の恋に落ちたが、金持ち令嬢との結婚を選んだ如月にあっさり捨てられた。その仕返しに投資詐欺を仕掛けてまんまと成功。その後は同じ様な立場の女性の為に、義賊の様に詐欺を働いていたらしい。 ゆうとの父親とは結婚していたが飛行機事故で亡くなった。←ホンマかいな(笑) 祥子のイメージ発動=拳銃と編み物 ベッドのゆうとに声を掛ける編み物をしていた女性。「お母さん…」とゆうと。そうだ!あの時里親の役をやっていたのは阿南敦子さんだった! ※黒崎は今度は大輝を如月の元に連れて来させて、拳銃を如月に渡した。天井にぶっ放したので弾は入っているみたい。黒崎の思惑って? 次回は最終回。あまのっちが救出部隊で出るのかな? ゆうとと祥子がどうなるのか、疑似家族がどうなるのか楽しみ。 演出=千葉行利

No.63

>> 43 (続き) 本音を言えば個人的な“赤白争い”なんて要らないんだけど、親玉の“白”に仕える厚労省の官僚であり、医系技官(医師)としてMERにも… 【2021夏ドラマ】

「TOKYO MER~走る緊急救命室」2話まで終了。(2話は15分拡大)

相変わらず冒頭からの約15分の緊急出動シーンの、弦巻を除いたチームの連携振りと喜多見の患者対応は鮮やかで素晴らしい。見惚れてしまう。特に手術シーンの鈴木亮平の台詞のスピード感と滑らかさは凄い。あれだけでも観る価値は有るのではと思える位に。

一方で今回これは許容出来ないと不快だったのは白金の腰巾着・久我山の人命軽視。
前回のレビューで“赤白争い”なんて要らないんだけど、音羽がどう動くかで色々な展開が可能となるので、その意味で“赤白争い”は一応許容しておこうかなと思う、とは書いたのだが、白組がこういう方向に動くのなら、本当に“赤白争い”は要らないわ。こういうシリアスドラマで人命を弄ぶのは不快でしか無いので。

あとERカーの中で弦巻が一人で手術をする羽目になっていたけど、あれって駒場の居るセンターに映像が行っているって事は、海浜病院にも機器を設置すれば中継が可能だよね。そうすれば今回の様な緊急時は、病院の救急医とかがサポート出来るのに何故そうしないんだろう。まだ試験運用だから?ドラマティックにする為にというのは分かっているのだけど、こっちも人命がエンタメの道具にされているみたいで、不快感の方が勝ってしまった。
(続く)

No.64

>> 63 (続き)
春ドラマ「ドラゴン桜」のレビューでも書いたが、あれは生徒、これは患者が相手なので、民間企業同士の話の「半沢直樹」的手法はそぐわないし、使って欲しくない。

日曜劇場ってもうあの成功体験から抜け出せなくなってしまっているのだろうか?
もしそうなら最大限選ぶ題材には配慮をして欲しい。

音羽はまともな医者なので人命を道具にする事は出来ず、リーダーの喜多見の弱点を探しそこからMERを潰す事を考え、喜多見の1年間の空白について調べ始めた。
まあこっちは許容範囲だし、回を重ねればいずれ音羽は赤組に付くと思うし、その頃には最高のチームが完成していると信じて観て行こうかなとは思っている。

千晶と喜多見は5年前に別れた元夫婦で、音羽には立ち聞きされてバレてしまった。喜多見の空白の1年はMERに来る直前迄なので、離婚の理由とは関係は無いのかな。

※初期評価で☆5つを付けたのだが、今回は早くも☆4つに格下げだな。

演出=松木彩

  • << 81 【2021夏ドラマ】 「TOKYO MER~走る緊急救命室」3話まで終了。 冒頭の看護師・夏梅の娘が保育園で差別されている話、夏梅は仲間に「感染症とか色々あるから」みたいに話していたが、このドラマはコロナ禍ではない設定で、コロナ以前でも医療従事者の子供に対する差別って有ったのかね、それは何に対して?とちょっと疑問。 元妻を刺し糖尿病の娘の日葵(加藤柚凪=朝顔のつぐみ)を人質に取ったDV野郎vs SIT vs MERの構図。 インスリンを投与して食事をする前に人質に取られたので日葵は危険な状況で、ブドウ糖を投与しに志願した夏梅が内部に入るという展開はいいとして、SITが一度は犯人を銃撃しておきながら、その後、一人で窓から身を乗り出して喚いていた絶好のタイミングで何故発砲しなかったのか不思議。 前半は警察を下げまくって、後半はMERに感化されたSITの新井(山田純大)をまず上げて、新井の作戦を追認する形で警察上層部の事も少し上げて帳尻を合わせていた。 夏梅の看護師としての確固たる信念と的確な判断力と使命感、彼女の英断で瀕死の仲間を救えた事に感謝するSITの敬礼と、喜多見に促されて照れながら敬礼を返す夏梅という展開は良かっただけに、そこに至る迄のSITの能力下げの描き方は残念だった。どうしてもこういう風になっちゃうんだよなあ。 演出=平野俊一

No.65

>> 46 【2021夏ドラマ】 「ナイト・ドクター」3話まで終了。 初回に信じられない位ポンコツだった深澤と桜庭だが、2話目のウォークイン… 【2021夏ドラマ】

「ナイト・ドクター」4話まで終了。

高岡と恋人の北斗(竹財)との間に、怪我をした急患として割り込んで来た詩織(松井愛莉)。詩織の担当にされた高岡は、女の戦いを挑まれて腹を立て、医者という立場を放棄して早退してしまう。
始めは“やれやれ”という展開だったが、途中で朝倉達も初めて知る高岡の診断能力の高さが提示されてからは、医療ドラマらしさが前に出て来て一安心。

高岡に「あんたってさ、友達いないでしょ?」と酷い言葉をぶつけていた詩織自身が、見舞いに来てくれる人が一人も居なくて、インフルエンサーである事だけが拠り所だったのか、だから店の宣伝に利用する為に優しくしていた北斗に全面的に依存し始めた。
容姿を巡る親の酷い言葉に傷付き、自分には勉強しか無いんだと思い、医者にもなった高岡は、朝倉の指摘や詩織の姿を見て、自分も北斗に依存していただけなのだと気付く。そして持ち前の診断能力の高さで詩織のメンタルの病に気付いて説得し、コンサルを受けさせる。

今回はわざとらしいドジや他人の物の盗み読みとかは影を潜め、特に途中からはシリアスな医療ドラマとして、また医者仲間の物語として見応えが有った。

次回は成瀬の医療過誤がメインで、これでチーム5人の紹介編が終わる。ここからわざとらしさを消して、チーム医療のドラマとして浮上して行けるのか、楽しみになって来た。

演出=澤田鎌作

  • << 82 【2021夏ドラマ】 「ナイト・ドクター」5話まで終了。 相変わらず他人(成瀬)の郵便物を奪い取って差出人(裁判所)を見たり、どういうことか院長に聞きに行ったり、聞かれた院長はプライバシーなのに朝倉にベラベラ喋ったり、ヤバい病院だこと。 朝倉も高岡も初回はあんなにバリバリ処置をしていたのに、今回は急にモタモタしだして成瀬が「どけっ」「どけっ」「どけっ」って極端で、わざとらしさも復活。 そのせいか処置する症例不足を懸念した朝倉は、他の救命救急でアルバイトを始めて、寝不足で目がチカチカの状態で事故現場にドクターカーで出動し、ふらついて足場か何かから落下、自分が急患になってしまうという悲惨さ。 五輪放送で2週間休止するから、興味を繋ぐ為かしらね。 DVで放置された隣の少年を救い出し、実子ではないとバレてからも、少年が急変したら手術を頼み込んだ情の深い女性が、勝手に連れて来てしまったので警察に連行された話と、成瀬が医療過誤で訴えられた件は、手術前の説明不足を謝罪して、手術内容を細かく書いた書類を渡したら、相手が訴訟を取り下げる所迄一気に進み、その二つの話を詰め込んだから、どっち付かずでどちらも中途半端な印象になってしまい残念だった。 やっぱり脚本家に難有りだな。人物像に一貫性が無いし、構成力も弱いし。 演出=澤田鎌作

No.66

>> 47 【2021夏ドラマ】 「彼女はキレイだった」(カンテレ・共同テレビ)脚本=清水友佳子 他 出演=中島健人、小芝風花、赤楚衛二、佐久間… 【2021夏ドラマ】

「彼女はキレイだった」2話まで終了。

あまり文句ばかりは書きたくは無いけど、何あのディスプレイを見て考え事に集中しているから、宗介には何も聞こえていないという描写。静かな車内の助手席からあれだけはっきりと話し掛けているのに聞こえていないって、今度からはブーブークラクションでも鳴らしたらいいわ(笑)
売れない雑誌は廃刊になる運命なのは何処も一緒。阻止するにはライバル誌より多く部数を売るのが条件で、だからパワハラまがいに部下の尻を叩いているというのが如何にも漫画的(これは韓ドラだが)で、廃刊の事は隠しておきたいなんて逆張りもいい所で出来ない上司の典型じゃん。

で愛はと言えば、「ファッションと美容は任せて」という梨沙の特訓で、あっという間に知識を習得して、使い勝手の良いアシスタントに急成長という都合のいい出来レース。どんだけ優秀なのよ(笑)

あのコンビニおにぎりのフィルムを外してと樋口が頼むシーン、愛は仕事中の手なのに、フィルムを全部外して手掴みで渡そうとしていてうわっとなったし、居酒屋のシーンで樋口が、恋人でもないのに自分の箸で料理を愛に取り分けていたのも気になってしまった。
あと樋口が店員のミスで水を被るシーン。あの場所と角度で店員が転けて、何で愛の方に水が飛ぶの?(笑)
もうやめておく。

次もレビューを書くかどうかは保留にしておく。

演出=紙谷楓

  • << 83 【2021夏ドラマ】 「彼女はキレイだった」3話まで終了。 えっ、もう正体ばらすの?早くない?と思った前回の酔っ払った愛の宗介への電話だけど、樋口が途中で通話を切っていて事なきを得るだった、という事で始まった第3話。 最大のイライラ要素だった“タブレット宗介の聞く耳持たない”態度が改善され、愛に対する態度にも理性が働く様になり、これなら観てもいいかなという感じにはなって来た。 梨沙が宗介に強く惹かれながらも、“恋より友情”を取ろうとしているのが伺い知れたのも高ポイント。愛が梨沙の変化に気付いて「お父さんに会ったの?」と聞いていて、まあ今回は違っていたけど、つまり愛は梨沙の家庭環境を全部知っていて、これ迄もずっと支えになってくれていたんだろうね。だから一番大切な人を傷付けたくない、こっちへ転んだままになるのかはまだ分からないけど、韓ドラとしては意外なチョイスで正直びっくりした。 超贅沢な“当て馬”樋口を強引に梨沙と知り合いにさせたという事は、四角関係にして一波乱の目論見か? 3話になって何で急に日本人のメンタルに寄せて来たのか、それとも元々こういう流れだったのかは分からないけど、こうなると1~2話の糞展開が無駄だし勿体無かったね。 ※子供時代の宗介が膝立ちして、愛がちょっと前屈みになると同じ位の背丈になる雨のシーン、あれは何度観てもキュンとする。 演出=紙谷楓

No.67

【2021夏ドラマ】

「プロミスシンデレラ」(TBS・共同テレビ)脚本=古家和尚 出演=二階堂ふみ、眞栄田郷敦、松井玲奈、井之脇海、高橋克実、友近、森カンナ、金子ノブアキ、三田佳子、岩田剛典 他

橘オレコの漫画原作。《火曜ドラマ・57分枠》(全話数不明)初回は15分拡大

火曜日は二枠続けてパワハラモラハラ俺ちゃまドラマか、きっついなあと思いながら観ていたんだけど、こっちは主人公の早梅(二階堂)が、自分の正義感に則ってきっちりはっきり物申すタイプで、俺ちゃまの壱成(郷敦)も根っからのワルではないのが途中からダダ漏れだったので、まあ我慢出来る初期設定だったかなと思う。

その上で、顧客の噂を理由に電話一本でクビにするとか有り得ないし、不倫した上に離婚を告げた夫(井之脇)と一緒に居たくないから早梅が飛び出したのは分かるけど、それなら夫が出勤した後に家に戻って、家中に有る現金(小銭含めて)とか通帳、カード(無いのかもだが)をかき集め、風呂に入り食事もして…位の事はしなさいよと思ってしまった。(助けてくれる親族、友達や知り合いは一人もいないという設定は渋々受け入れるとして)

壱成の方は老舗高級旅館の次男坊だとしても、高校生のくせに何であんなに金回りがいいの?と思ったら、大女将の祖母(三田)が与えているらしい。普通はこんな事はしないわな。
(続く)

No.68

>> 67 (続き)
なので祖母の方に特別な思惑が有るのか、もしくは祖母のせいで壱成が何か心に深い傷を負ってしまった過去が有るから、今は自由にさせているとかなのかな?

長男で副社長の成吾(岩田)の初恋の相手が早梅で、それも含めて早梅を敵視しているのが、成吾に首ったけの人気芸者・菊乃(松井)なので、壱成、成吾、早梅の三角関係に菊乃が割り込む構図なのかなと思う。

高級旅館かたおかの大女将と副社長は分かったけど、社長と女将は誰なの?
普通なら成吾達の両親になると思うのだけど、今現在はキャスティングもされていないし、ここに片岡家の問題が有ったりするのかしら。(考え過ぎ?)

まだあの借金返しの為のゲームは続くみたいなので、それが下品にならない事だけは望みたい。観たくなくなっちゃうから。

演出=村上正典

  • << 85 【2021夏ドラマ】 「プロミスシンデレラ」2話まで終了。 早くも壱成の“早梅好き”がだだ漏れで笑っちゃうんだけど、表面上はあくまでも俺ちゃま上位を演じて、だけど早梅は“はいはい”的に受け流す、それがお子ちゃま壱成には気に入らない、早目にそういうポジに収めてくれたので、この二人の関係性については観やすくなると思う。 面倒臭くて問題なのは“カップルクラッシャー”らしい菊乃の存在かな。(早梅の夫を唆しているのは菊乃?) 何度も出て来る10年前の、成吾が早梅に靴を履かせようとするシーン。二人は高校の同級生とかなのかなと思っていたのだが、「10年前、どん底だった私を慰めてくれた名前も知らない人」という早梅の台詞でえっ!?とびっくり。 壱成が旅館に出入りしなくなったのも10年前で、女将だった母親が亡くなった(らしいという台詞だったので、もしかしたら誰かと駆け落ちしたとかもあり?)のが原因?それに関係して兄を恨んでいるのかな? 社長の父親は居る様だが、実質旅館を動かしているのは、副社長の成吾と中居頭の藤田という事らしい。 まだ成吾と菊乃の内面が謎だから、面白いという所迄は行ってない。次回、壱成が早梅の夫に鉄拳制裁を下す様だが、こっちはいいとして、やっぱり成吾と菊乃の方向性は早く出して欲しいかな。 演出=村上正典

No.69

>> 49 (続き) 有りがちな設定ではあるけど、まず有能だけど川合から見て掴み所の無い藤という元刑事が、結構魅力的に描かれているし、お約束の新人川合… 【2021夏ドラマ】

「ハコヅメ~たたかう!交番女子」2話まで終了。

最近のパトカーの乗り心地は眠りを誘う位に快適らしい。眠って貰っては困るが(笑)、少しでも彼らの体の負担を減らせるのなら良かったと思う。

今回も交番警察官の応援の仕事として、検視に立ち会ったり、ガサ入れを手伝ったりという事が紹介された。特にガサ入れの方で、部屋の住人女性は犯罪には関係無いのに、転がり込んで来て同棲している男が空き巣の常習犯だった為に、彼女の私物も含めて全部細かく調べられる事に拒否反応を示した川合を藤が外に連れ出し、「川合の反応の方が正常なんだよ。そこに座ってな。」と優しく声掛けしたシーンが心に残った。赤の他人がズカズカ入って来て、下着一枚一枚までチェックして行くなんて、やられる方も嫌だけど、やる方だって心を無にして慣れていかないとやってられない仕事だよね。こういうのは一般人には分からない心理で、また一つこのドラマで教えて貰った。

学校で源達から手柄を横取りしてニヤリとする藤には笑ったし、ラブホの張り込みで急に山田を惑わせて、“やるな、これ”と思ったら案の定また手柄の横取りで爆笑。
かと思えば亡くなった義父の介護で疲れ切っていた女性に、検視で「背中も顔も綺麗なのは丁寧に介護をされていた証拠です」と優しい言葉を掛けてあげる思いやり。
主人公が魅力的だと観ていて飽きないわ。

演出=南雲聖一

  • << 86 【2021夏ドラマ】 「ハコヅメ~たたかう!交番女子」3話まで終了。 このドラマ、諸般の事情で?戸田恵梨香と永野芽郁のダブル主演という形を取ってはいるが、二人の力量、存在感には大きな開きがあり、実質的には戸田恵梨香主演ドラマだと思っている。 そんな中、今回は藤が有給休暇を取る(でも縦軸らしい個人的な調査はしている)形で川合の出番を増やし、痴漢事件の被害女子高生の聴取という、初めてのしかも難しい仕事を任されて、アプローチをミスした事から「お姉さんに話をしたら気持ちが収まった」と言われて帰られてしまい、実はその後彼女は引きこもりになり、痴漢現場の目撃者も出た事から、刑事課は本格的な捜査を開始する。 その過程で大きく落ち込む川合を、山田が二人だけの部屋で「もし俺が川合を襲ったら川合はどうやってそれを証明する?」と、強制ワイセツ事件の聴取のデリケートさ、虚偽の場合もあるからとその難しさを丁寧に説明し、「あの藤さんでも何度も苦しんで来てる」と言い聞かせたり、源、牧高、ハコ長等、ペア長の藤以外からのフォローや教えの場面を組み込んだ事、そして特徴を掴むのが上手い似顔絵を描く意外な才能が見付かった事も含め、ストーリー展開の中で無理無く川合をフィーチャーし、演じる永野芽郁の魅力を上手く引き出していたし、源、山田の先輩らしさも伝わり、中々良く出来ていた回だったと思う。 演出=丸谷俊平

No.70

【2021夏ドラマ】

「サレタガワのブルー」(ソケット・MBS・製作委員会)脚本=舘そらみ 出演=犬飼貴史、堀未央奈、岩岡徹、中田佳祐、染野有来、希代彩、吉田志織、加治ひとみ、髙梨臨(吉田以降は初回は未出演) 他

セモトちかの漫画原作。《ドラマイズム・30分枠》(全話数不明)

夫の暢(犬飼)は在宅で仕事をするグラフィックデザイナーで高収入、だけど料理や家事全般も引き受けている愛妻家。妻の藍子は仕事を理由に帰宅も遅く、朝もギリギリまで寝ていて、夫の用意した朝食も食べずに出掛けて行く女。そして彼女は職場の上司と不倫をしている。

暢と親友の浩平(中田)とその彼女の三人で食事をした日、浩平は会社で残業をしている筈の藍子が、スーツの男と親しそうにしながらその店を出て行くのに遭遇し、迷いながらもその事を暢に告げ、雰囲気も怪しかったと話すが、暢はそんな筈は無いと信じようとしない。

うーん、まず肝心の藍子役の堀の演技に無理が有り、不倫を楽しんでいる魔性の女感が全く伝わって来ない。不倫相手役の岩岡も、エリート臭もしなければ、女を惹き付けるフェロモンも感じられないというダブルパンチで、この不倫を“シタガワ”の二人の演技に説得力が無いので、ドラマがつまらなくなってしまっている。
犬飼さんは上手いんだけどね。
サレ妻役の髙梨さんが出て来たら少しは面白くなるのかなあ。

演出=スミス

No.71

>> 51 (続き) 再婚相手は大手製薬会社の社長(団)で、母親が弟の利治(武田)を産むと、継父は彼が後継者とばかりに可愛がって世間に公表し、正隆の存… 【2021夏ドラマ】

「ただ離婚していないだけ」2話まで終了。

不倫相手に子供が出来たと言われて、「何で…だから何でだよ!」「誰のだ?」「堕ろせ、絶対に堕ろせ」と命令する男。
「分かってるよ、当たり前じゃん」と答えながら、失望と哀しさと諦めが混ざった様な目で正隆を見詰める萌。この時の萩原みのりさんの演技が素晴らしくて、すっかり萌に感情移入してしまった。

5年前迄は継父の会社で働き困難な仕事も成功させ、妻との仲も良かった正隆だったが、ある日の役員会で後継社長に指名されたのは、弟で実子の利治だった。他の役員が口々に「何故ですか」「何故、正隆さんじゃ無いんですか?」と問い質していた位なので、正隆は仕事が出来るだけではなく人望も相当有ったのだろう。
恐らくこれが決定打となり正隆は闇落ちした。

どうしてこんなクズ男に萌は惚れたのか。
「凄い不器用で無理ばかりして私に似ている人」、萌にとって正隆は魂の部分で共感出来る人だったのか?

堕胎費用を渡され一人で手術を受けた萌。
夜になって会ってはくれたが、堕ろした事を確認すると仕事を理由に直ぐに行ってしまう正隆。もう声の届かないその遠い背中に「もし私が産みたいって言てったら、正隆さんはどうしてた?」と泣きながら問い掛ける萌。
そして彼女の精神は崩壊する。切な過ぎるわ。

共同脚本、演出=安里麻里

※全12話の情報あり

  • << 87 【2021夏ドラマ】 「ただ離婚していないだけ」3話まで終了。 ずっとLINEを正隆に無視され苛つく萌。 不正出血がありあの産婦人科に行くと偶然雪映も来ていて、二つ空けた椅子に座り「何ヵ月ですか?」と自然に話し掛ける萌。「まだ…不妊治療って言うか…」と正直に話す雪映。驚く萌。 街で萌とすれ違う正隆。何で萌は気付かない?と思ったら「やっと正隆さん見れた」からのLINE連チャン攻撃。 少なくともこの時には気付けよ!とは思うのだが、何でも受け入れてくれた萌という事実が正隆の勘を鈍らせたのか、放置してしまう正隆。 雪映の「これ以上自暴自棄にならないでよ、もっと自分を大切にして」で始まる捨て身の忠告を、珍しくそのまま聞いていた正隆。「私は絶対に見捨てない」 正隆は求めて来る雪映を受け入れる。 萌に「別れよう。今までありがとう」のLINE。そして自分は新しい出版社との仕事を開始する正隆。 萌は自傷し、正隆のイエ電に無言電話。 雪映は妊娠し、待合室で萌に笑顔で話してしまう。 そして完全に壊れた萌は、あの新聞配達のジャンパーを着て突撃して来る。 正隆が殺した訳ではなくて、キッチンの包丁を振り回す萌を止めようとして揉み合い、気付いたら萌の腹部に刺さっていたという展開だった。 それでも隠蔽を選んだのは何故なんだろう。 救い様の無い話だけど惹き付けられる。 共同脚本、演出=安里麻里

No.72

>> 53 【2021夏ドラマ】 「にぶんのいち夫婦」5話まで終了。 優香はつわりが酷くて夕飯の支度が出来ず、帰宅した夫は暴言を吐き、テーブ… 【2021夏ドラマ】

「にぶんのいち夫婦」6話まで終了。

やっぱりさとみとデキていたのは高梨だった。
文から「もういい、これ以上受け止められない」と言われた樋口だが、高梨を捕まえてネクタイを締め上げ、口を割らせる。
さやかが文に「和真さんのアカウントかも?」と教えたあのアカウントは、高梨の裏アカだった。そして「頼まれたんだよ」と。
さやかと高梨がグルなら、あの“何故?”が繋がるのだ。
さとみの不倫相手が和真ではない場合、何故さとみのインスタにアップされているお出掛け写真の場所が、文と和真が出掛けた事のある場所とことごとく一致するのだろうという疑問が有ったのだが、文達の部屋に飾られた写真を自由に見る事の出来たさやかが、高梨にさとみとのデート場所と自撮りの位置を指示すれば、同じ様な写真をさとみがアップするのは可能だった訳で。(←さとみは出勤時に会社の前で和真に会うと、いきなり腕を絡めたりしていたんだけど、あれはどういう意味なんだ?)

泥酔してさやかに自宅迄送らせた文は、ベッドで潰れた振りをして、和真とさやかの会話に聞き耳を立てる(キスしてる所とかスマホで撮影もしてたよね?)。

次回はいよいよ修羅場みたいだけど、まだ100%相手がさやかだとは言い切れない。
樋口が言っていたさとみの二股も、まだ捨て切れないから。

演出=山本剛義

  • << 88 【2021夏ドラマ】 「にぶんのいち夫婦」7話まで終了。 またさとみが和真に腕を絡ませていたけど、あれはミスリードって事でいいの?あんな上司に距離が近い女っている? 結局相手は“欲しがりさやか”って事で、高梨に呼ばれたバーに行ったら和真が居て、どうしても落としたかったから“偶々バーテンをしていた香住の浮気性の彼氏タケル”に命じて酒に薬を入れさせ、潰れた和真をベッド迄運び、服を脱がせて写真を撮るのを手伝わせた。 その写真をネタに和真を脅して関係を迫ったが、文への罪の意識に苦しんでいた和真はEDになってしまったので、さやかとは関係を持っていないという展開。 合コンでさやかは和真を気に入っていたのに、遅れて来た文に和真は一目惚れ、と文句を喚き始めたら香住が「(高校時代)あんた文の彼氏とキスしてたよね!」といきなり暴露。暴れるさやかをひっぱたく香住。 さやか「どうして私は誰かの一番になれないの?」 樋口「それ本当に知りたいですか?貴女は自分が一番だからですよ」←流石!伊達にホストはしていないわ。 夫婦の話し合い。 謝る夫に「和真は悪くない。ずっと苦しんで来たんだよね」と言いながらも「ね、離婚しよう」 これは…そうなるよね。ヤってないからOKって話ではない。夫婦は信頼出来なくなったら只の他人だからね。 しっかし意味不明のミスリードが多いなあ。 演出=松田礼人

No.73

>> 55 (続き) でもそうならどうやって二人は繋がったのか? 東は宮腰から「全てを背負って死ね」と言われていた。だから捨て身の作戦に出たのか… 【2021夏ドラマ】

「緊急取調室」2話まで終了。

まさかの前後編で完結させない曖昧着地。大國塔子は肝心な事は最後迄喋らずに、自分自身が“いつでも証言出来る爆弾”になる事を選んだ。
これは既定のキントリ解散に絡めて大國爆弾を使うつもりなのか、それとも伝説の活動家としての矜持を持たせたかった故の演出なのか。

大國と東秘書が繋がっていたという推測は当たっていたが、東から接触して来てハイジャック犯として死なせてくれる事になっていたという話は意外だった。

地下に潜って50年の生活を支えてくれていたシンパの小暮が、結婚したいから戸籍を返してくれ(成り済ましの解消って事ね)と言って来たのが事の始まりで、既に大國の事が邪魔になっていた小暮との言い合いの末に、自分の長い“おさげ”で首を絞めて小暮を殺してしまった大國。
文字通り食い詰めてしまった訳だが、そのタイミングで東が接触して来た。
(東がどうやって大國の居場所を突き止めていたのかが明かされなかったので、この部分がドラマとしては弱いが)
シンパが一人しか居なくて、長年のサポートで疲弊して心変わりしてしまったら、成り済ましてはいたけど働いていた訳でもない活動家の末路はどうなるのか?という視点が面白かった。
そして桃井かおりさんの凄さね。19歳の伝説の演説から食い詰めた“おさげの婆さん”まで、過不足なくきっちりと演じ分けていた。
(続く)

No.74

>> 73 (続き)
東が己の正義の証として息子に残した“裏仕事用のプリペイドケータイ”を、信頼関係を築いていた小石川が息子から託された事でキントリが突破口を開いた事は、まだ北斗刑事部長には知られていない。
あと、梶山が密かに録音していた北斗の暴言、この2点セットは後々使えるかもしれない。
東の妻が話していた「新しいPCを買っていた」件は、全く触れていなかったのが気になる。

大國の話では東があの偽爆弾を作り、ハイジャック事件が解決したら警察がPCを押収し、波島パーク疑惑も調べてくれると思っていたらしいとの事だが、それなら何故PCを購入したのか?
まあ、あれが本物のPCだったとして、メモリーにコピーしていない保証は無い訳で。

活動家の話と真壁VS大國の聴取場面は面白かったけど、ハイジャック事件と東秘書の件の方は、少し雑だったかなというのが全体の印象だな。

次回はこれまでの通常パターンに戻るのかな?取調室でのキントリのチームワークが一番の見所であり楽しみなので、早く観てみたい。

演出=常廣丈太

  • << 89 【2021夏ドラマ】 「緊急取調室」3話まで終了。 ボクシングの日本バンタム級タイトルマッチの事前会見に出ていた週刊誌記者が、川に落ちて死んだ。当初は酔った末の事故と思われたが、調べる内に殴られた事により血腫が出来て、それが原因でふらついた末の死で事件だと判明、直前に防犯カメラに写っていたタイトルマッチの挑戦者・石倉(岡山天音)に疑いが掛かり、任意でのキントリの聴取が始まる。 石倉は少年院上がりのダークヒーローだけど、公に過去の懺悔をした上でリングに上がり次々に相手を倒して来たので、幅広い層に人気があるという設定。 対するチャンピオンの加賀見(神尾風珠)は大卒のプリンスで、こちらも人気ボクサー。 鍵を握るのは殺された記者の素行の悪さと、取材対象の二人に近付き過ぎたスポーツキャスターの日高絵美(逢沢りな)。 いくら元不良でも、どう考えてもタイトルマッチの前に石倉が一般人を殴る訳がない、そして犯人は別にいた、だけど記者に狙われて苦し紛れに嘘を付いた加賀見のせいで、石倉は恩人の会長を信じられなくなり、加賀見と会長に対するリング上でのとんでもない復讐を考えていた、そして途中でそれに気付くキントリという、スリリングで面白い話だった。 岡山さんの体作りが凄くて、そこでまず説得力を持たせてしまう、その上での勿論の演技の上手さ、いやあノックアウトされたわ。 演出=常廣丈太

No.75

【2021夏ドラマ】

「推しの王子様」(CX・共同テレビ)脚本=阿相クミコ、伊達さん 出演=比嘉愛未、渡邊圭祐、ディーン・フジオカ、白石聖、徳永えり、瀬戸利樹、佐野ひなこ、谷恭輔、藤原大祐、船越英一郎 他

オリジナル作品。《木曜劇場・54分枠》(全話数不明)初回は15分拡大

乙女ゲームにハマってゲーム会社に転職した泉美(比嘉)は、そこのディレクター光井(おディーンさま)に誘われてゲーム会社を起業し、開発した「ラブ・マイ・ペガサス」が大ヒット。ゲームの中のケント様が推しで、ゲームをしながら“推しのいる幸せ”を満喫していたら、ある日突然上から推しそっくりの若い男(航=渡邊圭祐)が舞い降りて(本当は飛び降りて)来た。そこから始まるリアル育成ゲーム。

という事で、やはりこれはコンセプトとしては現実+ファンタジーのファンタジー寄りで、元々は“ふんわり深キョン”に当て書きをした脚本だったんだろうなと思う。で代役が“キリッと比嘉さん”になったから、現実+ファンタジーの若干現実寄りに脚本を書き換えた。でも基本設定や他の配役はそのままだから、やっぱり比嘉さんが少し浮いている感は否めない。
但し渡邊圭祐と並んだ時の絵面は、長身でスラッとした比嘉さんだとピタリと合う。
なので、泉美が航を外見に見合う中身に仕上げた後の二人は、かなりお似合いになるのではないかと思っている。
(続く)

No.76

>> 75 (続き)
問題はそこまで自分が我慢して、視聴し続ける事が出来るのかって事。
バタバタしていて脚本の直しが完璧には出来なかったのかもしれないが、とにかく設定というか雰囲気が中途半端。深キョンの個性なら視聴者が許容出来そうな事が、比嘉さんの個性だと難しい、この部分のケアが決定的に不足している。

あと、比嘉さんのモノローグがやたら多いのもシラケる要因で、15分拡大した分が適切に使われていないから、ずっとダラダラしている印象が拭えない。

航は簡単な英語も読めないし、「お引き取り下さい」と丁寧に言われたらもう理解出来ないとか、どういう育ち方をして来たのかと思うが、投げやりでは有るけど攻撃的ではないので、その点は観ていてツラくなりそうな感じではないから良かったなと。
今のところはその程度の感情しか持てないわ。

2話3話と時を重ねる毎に、軌道修正が上手く行けばいいんだけどね。

演出=木村真人

  • << 90 【2021夏ドラマ】 「推しの王子様」2話まで終了。 航があまりにも物を知らな過ぎて、どういう育ち方をしたんだろうって前回書いたのだが、今回、航の幼馴染みの大学生で、インターンとしてペガサス・インクで働く事になった古河杏奈(白石聖)の台詞に「高校を中退して何処に行ったか分からなくなって、心配してたんだ」と有ったので、何処かの高校には入れたんだ…。 少し脱線するけど、バレーボールの木村沙織さんは割り算が出来ないけど、圧倒的なバレーボールのスキルで恐らく高校入学は引く手あまただったはず。(割り算以外は大丈夫だったのかもしれないが) だから航も何かとんでもないスキルの持ち主なのかもしれない(笑) 「気に留めて」と言われたら“木に止めちゃう”とか、「夜這いなんてしたら」と言われたら「何が4倍?」とか、確かに笑っちゃうんだけど、これって何を知っていて何を知らないの線引きが凄く難しくて、何でこんな辻褄が合わなくなりそうな所に手を突っ込んじゃったんだろう。 それと泉美の航を拾った理由「過去の何者でもなかった自分と航が重なった」は、ちょっと無理が有るわな。社会人としての次元が違い過ぎるでしょ。 でも初回よりは少し観やすくはなったかな、少しだけだけどね。 ※初回の謎……中華の出前の子が勝手に泉美の部屋に入れるからくりを知りたいわ 共同脚本=伊達さん 演出=木村真人

No.77

>> 57 (続き) 俊平と話している時に蒼介がふと言った言葉「二人とも無理してんじゃねえかな。無理してまで立派である必要あんのかな。」 側で聞いて… 【2021夏ドラマ】

「#家族募集します」2話まで終了。

まず最初に、次回3話の放送は中3週空けての8/13だと言う。ほぼ1ヵ月放送が無い。何これ。まず来週は「ザ・ベストワン」という4時間のお笑い番組が入っていて、もしかして仲野さんが新型コロナウイルスに感染して撮影がストップした影響で?とも思ったのだが、4時間の生放送という記事が7/7付けで出ていて、仲野さんが発熱して撮影がストップしたのが7/9だから、どうやら当初から7/23と、五輪中継のある7/30は、このドラマの放送休止は既定の事だった様だ。

8/6については22時台にTBSの五輪中継は無いので、もしかしたらこの部分が仲野さん感染の影響なのかもとは思うのだが、それは仕方ないとして、最初から2回続けて休止が決まっていたなんて、ドラマファンとしては流石にどうなの?と愚痴の一つも言いたくなる。しかも(まあ、間が空くからわざとなんだろうけど)次回は、俊平が陽にママの本当の事を告げる大事なシーンが有るらしいし、礼の隠して来た事(多分雫の父親の事、もしかして未婚の母とか?)も明かされるかもとの事で、それが1ヵ月後ってドラマ好きはともかくとして、普通の視聴者はそこ迄待ってくれるのかね。

これは主役として数字がカウントされる重岡くんが、流石に可哀想だわ。えっ?だからジャニの重岡くんに御鉢が回って来たの?
(続く)

No.78

>> 77 (続き)
編成に対する愚痴は以上として本題に入るけど、シェアハウスに異分子が入って来たらどうなる?という初期設定は中々興味深かった。

人に合わせる気が無くて自己流を押し通すタイプの人が混ざったら、常識をベースに阿吽の呼吸で営まれるべきシェアハウスの生活が途端に乱れてしまう。生活空間が全く別の分譲マンションなんかでも、異端児が居ると管理組合等で色々困った事が起きるらしいが、生活空間が重なり合うシェアハウスだと、これは結構シビアな問題になるのではと思ったのだが、ドラマの話が進むと彼女横瀬めいく(岸井)は、“何だ、普通の愛情深い母親じゃん”となって、結局ここに集まった3組の親子と独り者の蒼介は、子供が第一という共通項を持つ同じ方向を見ている集団、という事になった。

まあ観る方も楽っちゃ楽な設定なんだけど、岸井さんにはもう少し人生迷ってやんちゃをして欲しかったんだけどな。(←いやまだ有りかも?)

蒼介の過去は大体予想は付いていたし、だから自分みたいな事にはなって欲しくないし、その為には訳有りの親子を支えたいという気持ちは分かるけど、困難が起きると逃げて俊平に丸投げするし、人との距離感の近さは相変わらずだし、ちょっとまだウザいよねえ。

演出=福田亮介

  • << 127 【2021夏ドラマ】 「#家族募集します」3話まで終了。 3回の休止を挟んで約1ヵ月振りの再開。 今回は“陽に母親の死を伝える話”という予告がはっきりと出されていたので、どういう伝え方をするのか、そこにシェアハウスの仲間はどう絡むのか辺りが知りたかった事と、まあきっと泣くだろうなあと思いながら観ていたのだが、案の定泣かされた。 俊平は、義母が私が手紙を書こうかと言うのを“自分に言わせて下さい”と断り、陽に話そうとするも中々言えないそのもどかしさ。そんなに簡単な事じゃないよね。 背中を押してくれたのはシェアハウスの仲間達。 めいくは「考えている振りして逃げてんじゃないの?」と、核心をひと突き。 礼は「私から言える事はありません」と言いながら、専門家の本と、それを読んで礼がまとめたノートを俊平に渡す。 「私自身も雫に言えてない事が有るので」と。 皆に近くに居て貰い、陽に「ママはね、ママはもう帰って来ない」「ママは死んじゃった、もう会えない」と話ながら抱き締め、一緒に泣く二人。 きちんと話した事でここからがスタート。俊平はルームシェアを決め、礼も自分が成長出来るからとルームシェアに同意する。 ラスト、一人で自宅に戻り妻の写った写真をいくつか胸に抱き締め、膝から崩れ落ちて泣くカットが、そんなに簡単ではない俊平の気持ちを映し出していて切なかった。 演出=福田亮介

No.79

>> 61 【2021夏ドラマ】 「女の戦争~バチェラー殺人事件~」2話まで終了。 予想通り遠藤星は斧に細工をした犯人で脱落、出オチ担当だっ… 【2021夏ドラマ】

「女の戦争~バチェラー殺人事件~」3話まで終了。

やっぱりギャラ順(笑)
成海璃子の演技が振り切っていて笑えた。(後から出て来た「チクショー」の“おの発音の口”=最大限に口を開いた“おの口”で画を止めた演出には笑ってしまった)

一ノ瀬りおは毒舌だけど言っている事は結構的を射ているんだよね。それに苛ついた嶋田理恵=元AKBの北原里英に、「どうせ枕、この位のレベルのアイドルなんてそんなもん。じゃなきゃ大した才能も無いのにテレビなんか出られる訳ない」なんて台詞を宛てがう鬼畜の脚本(笑)
それに対して「好きになる感情が分からない。恋愛禁止だったから」と急にしおらしくなる一ノ瀬りお。コンボでAKBらしきアイドルをおちょくっていて笑えたけど、世間ではオワコンって認識なんだろうなと、一抹の寂しさも禁じ得ない。

馬鹿を装ってはいるけど中々の策士の一ノ瀬りおに嵌められた森下一香が暴露タイムの餌食となり、SNSの裏の顔が暴かれた。名門は名門なりにレールが敷かれていて、それなりの振る舞いが常に求められる事がストレスで、裏アカはその反動だった、哲也さんなら分かるでしょ?と一香は必死のアピール。

次回の脱落はちょっと読めないなあ。若菜とりおは残すとして、一香か理恵かなあ。やっぱり華のあるトリンドル玲奈は残したいよね。

演出=安見悟朗



  • << 94 【2021夏ドラマ】 「女の戦争~バチェラー殺人事件~」4話まで終了。 サタドラ枠の前2作同様、こちらも全6話という事で、そのせいか今回はまさかの2名同時脱落、それも辞退でという事でこれは予想していなかったパターン。 一香は辞退しなくても哲也が指名するだろうとは思っていたけど、嵌めたりおが許せなかった一香が、りおの粗探しをして弱点(アイドルを辞めたら結婚すると口約束をして貢がせていた男)に辿り着き、その男を撮影中のリゾートに呼び寄せたからさあ大変!男の攻撃からりおを守って哲也が怪我をして、結局一香とりおは責任を取る形で辞退した。 で、残った3人の内、理恵が自ら暴露をすると宣言。「私、人を殺しました」、ここで終了。←予告から推察すると、担当患者に懇願されて仕方なく手を貸したパターンかな。それで大量の安定剤を飲んでいたのかなと。 若菜が持っていた達筆で書かれた遺書は、父親が遺した物と予想。麗奈が手帳に挟んでいた写真は、恐らく哲也と亡くなった恋人で、それを麗奈が持っているという事は、写真の女性は麗奈の姉?だから面識の有った麗奈は整形をしたのかな。だとすると二つのパターンが考えられて、姉の死に不審な点が有っての復讐パターンと、逆に好きになってしまったから結ばれたいパターン。 次回、父親は「麗奈にしろ」とか言っているけど、どうなるのかな。楽しみ。 演出=安見悟朗

No.80

>> 62 【2021夏ドラマ】 「#コールドゲーム」6話まで終了。 今回、分かった事。 知能テストの1位は勿論陽菜だが、2位は“父親… 【2021夏ドラマ】

「#コールドゲーム」7話まで終了。

今回、分かった事。

遠征隊に助けられた男は別荘地の管理人で、ゆうとの(里親の)両親が街へ出掛けている時に隕石が衝突、一人残されたゆうとを置き去りには出来ず、電気の止まった別荘地から連れ出し山小屋に匿った。

ゆうとは狩りに出掛けていただけで、戻って来て大輝と遭遇。何とか連れ帰る大輝。

20代の祥子は如月と本気の恋に落ちたが、金持ち令嬢との結婚を選んだ如月にあっさり捨てられた。その仕返しに投資詐欺を仕掛けてまんまと成功。その後は同じ様な立場の女性の為に、義賊の様に詐欺を働いていたらしい。

ゆうとの父親とは結婚していたが飛行機事故で亡くなった。←ホンマかいな(笑)

祥子のイメージ発動=拳銃と編み物
ベッドのゆうとに声を掛ける編み物をしていた女性。「お母さん…」とゆうと。そうだ!あの時里親の役をやっていたのは阿南敦子さんだった!


※黒崎は今度は大輝を如月の元に連れて来させて、拳銃を如月に渡した。天井にぶっ放したので弾は入っているみたい。黒崎の思惑って?
次回は最終回。あまのっちが救出部隊で出るのかな?
ゆうとと祥子がどうなるのか、疑似家族がどうなるのか楽しみ。

演出=千葉行利

  • << 95 【2021夏ドラマ】 「#コールドゲーム」全8話終了。 まさか黒崎と祥子が、班長選挙の前から結託していて、その目的はただ一つ、如月の“マンション建設詐欺”の自白を取る事だった。 黒崎が刑事時代に追っていた事件。だからあの時大輝が居た如月の講演会に黒崎も居たのね。 でも結局警察は手出しが出来ないまま氷河期に突入。 避難所の支部長に収まっていた如月に吐かせる為にはまず、信用させなければいけない。それで祥子と結託、彼女のアイディアで班長選挙を実施、まんまと如月の懐に飛び込んだという訳。 拳銃はまず天井に一発ぶっ放して本物だと見せ付け優位に立つと、見本を見せて如月に教え込み、弾が一発しか入っていない物を渡していた。そして圧倒的優位だと思い込んでいるから、祥子の誘導に乗って“マンション詐欺”の事をベラベラ喋り、黒崎はボイレコにしっかり録音をして如月は懲罰房に。 いやあ拳銃に対する一般人の心理を利用した作戦はお見事。 政府の救出8人の中に陽菜とゆうとが入り喜ぶ祥子、最後に隆が呼ばれて家族は「えっ!?」(笑)隆は地方の国立大を出た後、海洋生物の研究をしていたのね。で食糧難の今、海洋生物は貴重な食物でその研究の第一人者の隆も必要って事で。 名乗らずにゆうとは継母に託した祥子だが、ゆうとは「ママだよね?」と声を掛けてくれて、救いの有るラストでそれも良かった。 演出=千葉行利

No.81

>> 64 (続き) 春ドラマ「ドラゴン桜」のレビューでも書いたが、あれは生徒、これは患者が相手なので、民間企業同士の話の「半沢直樹」的手法はそぐわな… 【2021夏ドラマ】

「TOKYO MER~走る緊急救命室」3話まで終了。

冒頭の看護師・夏梅の娘が保育園で差別されている話、夏梅は仲間に「感染症とか色々あるから」みたいに話していたが、このドラマはコロナ禍ではない設定で、コロナ以前でも医療従事者の子供に対する差別って有ったのかね、それは何に対して?とちょっと疑問。

元妻を刺し糖尿病の娘の日葵(加藤柚凪=朝顔のつぐみ)を人質に取ったDV野郎vs SIT vs MERの構図。
インスリンを投与して食事をする前に人質に取られたので日葵は危険な状況で、ブドウ糖を投与しに志願した夏梅が内部に入るという展開はいいとして、SITが一度は犯人を銃撃しておきながら、その後、一人で窓から身を乗り出して喚いていた絶好のタイミングで何故発砲しなかったのか不思議。
前半は警察を下げまくって、後半はMERに感化されたSITの新井(山田純大)をまず上げて、新井の作戦を追認する形で警察上層部の事も少し上げて帳尻を合わせていた。

夏梅の看護師としての確固たる信念と的確な判断力と使命感、彼女の英断で瀕死の仲間を救えた事に感謝するSITの敬礼と、喜多見に促されて照れながら敬礼を返す夏梅という展開は良かっただけに、そこに至る迄のSITの能力下げの描き方は残念だった。どうしてもこういう風になっちゃうんだよなあ。

演出=平野俊一

  • << 96 【2021夏ドラマ】 「TOKYO MER~走る緊急救命室」4話まで終了。 前回のSIT下げについては、私だけでなく多くの視聴者が疑問に思った様で、Twitterやネット記事でかなり指摘をされていたが、今回は無理筋の下げは無くて、現場の被害医師の命と、彼女が運んでいた移植用の心臓(つまりレシピエントの命)の両方を守る為に、限られた時間の中でMERと消防と海浜病院循環器外科が一丸となって、それぞれのやれる限界迄頑張る姿が描かれていて、ある意味清々しかったしその分、話に入り込めた。 あんなに大規模なトンネル崩落事故に至る迄、国土交通省は放置していたのかという疑問と、MERの手術時間と海浜病院での心臓移植手術時間が同じ位だった事への疑問は残るのだが、まあそれは演出上の都合として受け入れる事にはやぶさかでない。 一分一秒を争う、ヒリヒリする様な人命を救う物語として良く出来ていたから。 喜多見の励ましで手術を選択しレシピエントを救えた千晶が、MERの控え室で寝ている喜多見に「お疲れ」と言いながらグータッチをして、それを上から見ていた音羽が、喜多見にエアーグータッチをするシーンにはグッと来た。 ※涼香が千晶に「あの事件でお兄ちゃんは海外には行けないだろうから、前みたいな事にはならないよ。」って言ってたから、喜多見は外国で誰かの命を助ける為に何かをやらかしたのかな? 演出=平野俊一

No.82

>> 65 【2021夏ドラマ】 「ナイト・ドクター」4話まで終了。 高岡と恋人の北斗(竹財)との間に、怪我をした急患として割り込んで来た詩… 【2021夏ドラマ】

「ナイト・ドクター」5話まで終了。

相変わらず他人(成瀬)の郵便物を奪い取って差出人(裁判所)を見たり、どういうことか院長に聞きに行ったり、聞かれた院長はプライバシーなのに朝倉にベラベラ喋ったり、ヤバい病院だこと。

朝倉も高岡も初回はあんなにバリバリ処置をしていたのに、今回は急にモタモタしだして成瀬が「どけっ」「どけっ」「どけっ」って極端で、わざとらしさも復活。
そのせいか処置する症例不足を懸念した朝倉は、他の救命救急でアルバイトを始めて、寝不足で目がチカチカの状態で事故現場にドクターカーで出動し、ふらついて足場か何かから落下、自分が急患になってしまうという悲惨さ。
五輪放送で2週間休止するから、興味を繋ぐ為かしらね。

DVで放置された隣の少年を救い出し、実子ではないとバレてからも、少年が急変したら手術を頼み込んだ情の深い女性が、勝手に連れて来てしまったので警察に連行された話と、成瀬が医療過誤で訴えられた件は、手術前の説明不足を謝罪して、手術内容を細かく書いた書類を渡したら、相手が訴訟を取り下げる所迄一気に進み、その二つの話を詰め込んだから、どっち付かずでどちらも中途半端な印象になってしまい残念だった。

やっぱり脚本家に難有りだな。人物像に一貫性が無いし、構成力も弱いし。

演出=澤田鎌作

  • << 117 【2021夏ドラマ】 「ナイト・ドクター」6話まで終了。 ナイトドクター制度を始めて3ヵ月。今回は漸く深澤がチキンを脱し、暴走特急だった朝倉が出動現場で怪我をして、それでも2週間後には復帰して、またまた暴走し始めようとした時に深澤から怒鳴られ、高岡から深澤や自分達の気持ちを聞かされて、こちらも漸く自身のやり方の間違いに気付き、軌道修正を始めようとする迄の話。 朝倉があの現場で助けた副工場長の鴨田が朝倉と似た様なタイプで、その暴走を止めるべく、朝倉は深澤と高岡から言われた言葉をそっくりそのまま鴨田にぶつけて説得をする所迄は、それを離れた場所で仲間が聞いていて「それパクり」ってジェスチャーをし合うシーンも含めて良かったんだけど、その後の働き方改革に絡めた説教擬きの話は余計だったかな。 「頑張っている本人は気持ちが満たされてるけど、それを見てる側からすると、心配で心をすり減らす事もある」高岡の受け売りのこの言葉と、もう一人朝倉が助けて入院している鴨田の部下が、本当に心配している事をそのまま伝えれば、それで十分だったのにと思う。 少しわざとらしくて気になったのはそこだけで、今回の脚本は良く練られていたと思う。 ※本郷は桜庭の母で会長の麗子とまたプライベートで会い、「お前」呼びしてた。二人の若い頃の関係が気になるな。 演出=浅見真史

No.83

>> 66 【2021夏ドラマ】 「彼女はキレイだった」2話まで終了。 あまり文句ばかりは書きたくは無いけど、何あのディスプレイを見て考え事… 【2021夏ドラマ】

「彼女はキレイだった」3話まで終了。

えっ、もう正体ばらすの?早くない?と思った前回の酔っ払った愛の宗介への電話だけど、樋口が途中で通話を切っていて事なきを得るだった、という事で始まった第3話。

最大のイライラ要素だった“タブレット宗介の聞く耳持たない”態度が改善され、愛に対する態度にも理性が働く様になり、これなら観てもいいかなという感じにはなって来た。

梨沙が宗介に強く惹かれながらも、“恋より友情”を取ろうとしているのが伺い知れたのも高ポイント。愛が梨沙の変化に気付いて「お父さんに会ったの?」と聞いていて、まあ今回は違っていたけど、つまり愛は梨沙の家庭環境を全部知っていて、これ迄もずっと支えになってくれていたんだろうね。だから一番大切な人を傷付けたくない、こっちへ転んだままになるのかはまだ分からないけど、韓ドラとしては意外なチョイスで正直びっくりした。

超贅沢な“当て馬”樋口を強引に梨沙と知り合いにさせたという事は、四角関係にして一波乱の目論見か?

3話になって何で急に日本人のメンタルに寄せて来たのか、それとも元々こういう流れだったのかは分からないけど、こうなると1~2話の糞展開が無駄だし勿体無かったね。

※子供時代の宗介が膝立ちして、愛がちょっと前屈みになると同じ位の背丈になる雨のシーン、あれは何度観てもキュンとする。

演出=紙谷楓

  • << 99 【2021夏ドラマ】 「彼女はキレイだった」4話まで終了。 震える宗介の隣で傘になり寄り添ってくれた愛と、子供の時の同様のシーンが重なり思わず愛の頬に手を伸ばした宗介。 「副編集長?」と言われて我に返った宗介だが、そこから愛は気になる存在に変わり、照れ隠しに「総務部!」と呼んだりはしていたが、二人で行く事になった企画のロケハンを経て、愛のアイディアを認めて「グッジョブ」と言ったり、「佐藤愛」呼びに変わる宗介。 一方の愛は、あの頃と変わらない宗介の笑顔を見た事で、中身は変わっていないんだと感じて、本当の事を話そうとする。 ここでお約束の次回へ。 宗介がデレ始めて、やっと中島健人の良さが出て来たし、小芝風花とのコメディー部分のコンビネーションも中々面白かった。 やっぱり根本的な間違いは、宗介が廃刊を隠してる事なんだよなあ。引導を渡す役目なら厳しくて嫌われるアレでいいけど、廃刊を覆したいなら秘密主義ではなくて、部下と協調して頑張るべきなんだよなあ。実力不足なんだから。 梨沙は樋口から、自分の気持ちに嘘をつかない方がいいと言われて、やっぱり宗介に本当の事を言えないし、樋口は梨沙が嘘をついている相手が宗介と知りショックを受ける。 でも愛の部屋で、宗介から聞いていたパズルの一片を見付けた梨沙は「私じゃないんだよね」梨沙の性格設定はいいね。 脚本=三浦希紗 演出=木下高男

No.84

>> 83 【追記】
脚本=三浦希紗

※1~2話は清水友佳子

No.85

>> 68 (続き) なので祖母の方に特別な思惑が有るのか、もしくは祖母のせいで壱成が何か心に深い傷を負ってしまった過去が有るから、今は自由にさせてい… 【2021夏ドラマ】

「プロミスシンデレラ」2話まで終了。

早くも壱成の“早梅好き”がだだ漏れで笑っちゃうんだけど、表面上はあくまでも俺ちゃま上位を演じて、だけど早梅は“はいはい”的に受け流す、それがお子ちゃま壱成には気に入らない、早目にそういうポジに収めてくれたので、この二人の関係性については観やすくなると思う。

面倒臭くて問題なのは“カップルクラッシャー”らしい菊乃の存在かな。(早梅の夫を唆しているのは菊乃?)

何度も出て来る10年前の、成吾が早梅に靴を履かせようとするシーン。二人は高校の同級生とかなのかなと思っていたのだが、「10年前、どん底だった私を慰めてくれた名前も知らない人」という早梅の台詞でえっ!?とびっくり。

壱成が旅館に出入りしなくなったのも10年前で、女将だった母親が亡くなった(らしいという台詞だったので、もしかしたら誰かと駆け落ちしたとかもあり?)のが原因?それに関係して兄を恨んでいるのかな?
社長の父親は居る様だが、実質旅館を動かしているのは、副社長の成吾と中居頭の藤田という事らしい。

まだ成吾と菊乃の内面が謎だから、面白いという所迄は行ってない。次回、壱成が早梅の夫に鉄拳制裁を下す様だが、こっちはいいとして、やっぱり成吾と菊乃の方向性は早く出して欲しいかな。

演出=村上正典

  • << 100 【2021夏ドラマ】 「プロミスシンデレラ」3話まで終了。 離婚届にサインをしていない早梅。壱成に知られて「慰謝料分捕りゲーム」が始まる。 疎遠だった父親が孤独死をして独りぼっちになり苦しかった早梅に、「僕が家族になります」と言ってくれて結婚した正弘だから、どこかで不倫なんて嘘で他に理由が有るのではという思いが捨て切れなかった早梅。そういう夫婦の心の機微迄は理解出来ない壱成。でもズバリいい事も言うのね。「ぶつけろよ、ヘラヘラしてないで。不倫されて悲しかったって」 ここで壱成の回想。やっぱりお母さんは亡くなったんではなくて、出て行ったんだ。て事は父親が不倫して耐えられなくなって出て行ったパターン?子供だったし傷になるよねえ、あれは。 家の玄関で正弘に絡み付く女を目撃して、踏ん切りのついた早梅は離婚届にサインをして、お金ですらも繋がりたくないと分割の慰謝料も、現金も拒否してしまう。(←流石に現金100万円は貰っておけよ) 正弘の相手は菊乃で、離婚届にサインをしたと聞いて即正弘を捨てる。 菊乃は成吾が昔早梅と会っているシーンを目撃していた。菊乃はあの頃から既に成吾が好きだったの? 憎き早梅の幸せを潰したいのだとしても、早梅が独り身になってしまったら、成吾もくっ付き易いのにね。 そして遅まきながら、早梅もあの時の彼が成吾だと気付いた。 演出=都築淳一

No.86

>> 69 【2021夏ドラマ】 「ハコヅメ~たたかう!交番女子」2話まで終了。 最近のパトカーの乗り心地は眠りを誘う位に快適らしい。眠って… 【2021夏ドラマ】

「ハコヅメ~たたかう!交番女子」3話まで終了。

このドラマ、諸般の事情で?戸田恵梨香と永野芽郁のダブル主演という形を取ってはいるが、二人の力量、存在感には大きな開きがあり、実質的には戸田恵梨香主演ドラマだと思っている。

そんな中、今回は藤が有給休暇を取る(でも縦軸らしい個人的な調査はしている)形で川合の出番を増やし、痴漢事件の被害女子高生の聴取という、初めてのしかも難しい仕事を任されて、アプローチをミスした事から「お姉さんに話をしたら気持ちが収まった」と言われて帰られてしまい、実はその後彼女は引きこもりになり、痴漢現場の目撃者も出た事から、刑事課は本格的な捜査を開始する。

その過程で大きく落ち込む川合を、山田が二人だけの部屋で「もし俺が川合を襲ったら川合はどうやってそれを証明する?」と、強制ワイセツ事件の聴取のデリケートさ、虚偽の場合もあるからとその難しさを丁寧に説明し、「あの藤さんでも何度も苦しんで来てる」と言い聞かせたり、源、牧高、ハコ長等、ペア長の藤以外からのフォローや教えの場面を組み込んだ事、そして特徴を掴むのが上手い似顔絵を描く意外な才能が見付かった事も含め、ストーリー展開の中で無理無く川合をフィーチャーし、演じる永野芽郁の魅力を上手く引き出していたし、源、山田の先輩らしさも伝わり、中々良く出来ていた回だったと思う。

演出=丸谷俊平

  • << 101 【2021夏ドラマ】 「ハコヅメ~たたかう!交番女子」4話まで終了。 今回も川合の成長記。 町山署に“連続強制わいせつ事件”の帳場が立ち、特捜班の強面達が集まるが、この班長である癖の強い米田(矢柴俊博)の言動でひと笑い。容疑者安田の証拠を固めるべく、泊まり込みでそれぞれの任務に付くが、安田は動かず証拠も見付からない。 彩菜も再度の聴取拒否で八方塞がりとなり、米田は新人の描いた似顔絵に頼った結論を見直し、一から事件の洗い直しを命じる。 通常業務に戻された藤と川合。藤は捜査資料を刑事課に返却する様にとハコ長を通じて川合に言い残し、自分は上がってしまう。被害者の証言を読み始める川合。事件のせいで一瞬にして世界が変わってしまった彼女達の苦悩、悲痛な叫びがそこには綴られていた。 本当は仕事を上がったのではなく、源に付き合って貰って安田の張り込みをしていた藤は、川合からの決意の電話を貰い、彩菜の聞き取りをやらせて欲しいと副署長に直談判、ハコ長が先に来て許可を貰っていて、二人は彩菜の家に。 川合が謝罪し説得をするも反応しない彩菜、藤が絶妙のタイミングで「今日はこれで失礼します」と母親に伝えると、彩菜が部屋のドアを開ける。 彩菜の証言で米田特捜班は再び安田を容疑者として動き出すが、藤と川合は蚊帳の外。山田の機転で車両を持ち出し、独断で3人は安田の立ち回り先を探ることに。 (続く)

No.87

>> 71 【2021夏ドラマ】 「ただ離婚していないだけ」2話まで終了。 不倫相手に子供が出来たと言われて、「何で…だから何でだよ!」「誰… 【2021夏ドラマ】

「ただ離婚していないだけ」3話まで終了。

ずっとLINEを正隆に無視され苛つく萌。
不正出血がありあの産婦人科に行くと偶然雪映も来ていて、二つ空けた椅子に座り「何ヵ月ですか?」と自然に話し掛ける萌。「まだ…不妊治療って言うか…」と正直に話す雪映。驚く萌。

街で萌とすれ違う正隆。何で萌は気付かない?と思ったら「やっと正隆さん見れた」からのLINE連チャン攻撃。
少なくともこの時には気付けよ!とは思うのだが、何でも受け入れてくれた萌という事実が正隆の勘を鈍らせたのか、放置してしまう正隆。

雪映の「これ以上自暴自棄にならないでよ、もっと自分を大切にして」で始まる捨て身の忠告を、珍しくそのまま聞いていた正隆。「私は絶対に見捨てない」
正隆は求めて来る雪映を受け入れる。

萌に「別れよう。今までありがとう」のLINE。そして自分は新しい出版社との仕事を開始する正隆。
萌は自傷し、正隆のイエ電に無言電話。
雪映は妊娠し、待合室で萌に笑顔で話してしまう。
そして完全に壊れた萌は、あの新聞配達のジャンパーを着て突撃して来る。

正隆が殺した訳ではなくて、キッチンの包丁を振り回す萌を止めようとして揉み合い、気付いたら萌の腹部に刺さっていたという展開だった。
それでも隠蔽を選んだのは何故なんだろう。
救い様の無い話だけど惹き付けられる。

共同脚本、演出=安里麻里

  • << 103 【2021夏ドラマ】 「ただ離婚していないだけ」4話まで終了。 雪映は「救急車!」と叫ぶが正隆は「ダメだ、もう死んでる」「警察に!」と言う雪映に答えずに、萌の遺体を引き摺り「お前も持て!持てって言ってんだよーッ!」と怒鳴る正隆。どこまでクズなのか。 雪映は極限状態でも理性が働き、救急車、警察と普通なら頭に浮かんで当然の事を言っている。それなのに正隆は何故“警察”を拒否した?自分の意思で殺した訳じゃないのに。“クズだから”だけじゃ説明がつかないので、ここの正隆の心理は描写して欲しい。 正隆から普段通りにしろと言われて学校に行くが、児童を見ると校門から中に入れない雪映。同僚に促されてやっとの思いで入るが…。 一方の正隆は萌の幻影に悩まされ食事も摂れない。 「何をされても我慢して来たけどもうついて行けない!もう無理」と泣く雪映。 産院で堕胎の予約をして交番の前までは行くが、言えずに立ち去る雪映。 相変わらず食べられず子供の様に声をあげて泣く正隆。ごめんなさいを繰り返す。 正隆を抱き締め子供が出来た事を初めて告げる雪映。また抱き合い泣く二人。 「頼む、一緒に居てくれ」 雪映は経済的には自活出来る人なのに、精神的には依存タイプなのかな、判断が遅いよ。 予告では切羽詰まった佐野にゆすられるみたいで、二人は更なる地獄へ 共同脚本、演出=安里麻里

No.88

>> 72 【2021夏ドラマ】 「にぶんのいち夫婦」6話まで終了。 やっぱりさとみとデキていたのは高梨だった。 文から「もういい、これ以… 【2021夏ドラマ】

「にぶんのいち夫婦」7話まで終了。

またさとみが和真に腕を絡ませていたけど、あれはミスリードって事でいいの?あんな上司に距離が近い女っている?

結局相手は“欲しがりさやか”って事で、高梨に呼ばれたバーに行ったら和真が居て、どうしても落としたかったから“偶々バーテンをしていた香住の浮気性の彼氏タケル”に命じて酒に薬を入れさせ、潰れた和真をベッド迄運び、服を脱がせて写真を撮るのを手伝わせた。

その写真をネタに和真を脅して関係を迫ったが、文への罪の意識に苦しんでいた和真はEDになってしまったので、さやかとは関係を持っていないという展開。

合コンでさやかは和真を気に入っていたのに、遅れて来た文に和真は一目惚れ、と文句を喚き始めたら香住が「(高校時代)あんた文の彼氏とキスしてたよね!」といきなり暴露。暴れるさやかをひっぱたく香住。
さやか「どうして私は誰かの一番になれないの?」
樋口「それ本当に知りたいですか?貴女は自分が一番だからですよ」←流石!伊達にホストはしていないわ。

夫婦の話し合い。
謝る夫に「和真は悪くない。ずっと苦しんで来たんだよね」と言いながらも「ね、離婚しよう」
これは…そうなるよね。ヤってないからOKって話ではない。夫婦は信頼出来なくなったら只の他人だからね。
しっかし意味不明のミスリードが多いなあ。

演出=松田礼人

  • << 104 【2021夏ドラマ】 「にぶんのいち夫婦」全8話終了。 今度は和真の妄想タイム(笑) 文ちゃんを守る為に嘘を付くしかなかったんだと言う自分と、違う!本当は全部自分を守る為だ!と否定する、もう一人の自分とのせめぎ合い。 さとみとの不倫が嫁にバレて出て行かれ、公園で飲んだくれている高梨。見付けた和真に「俺が必死に働いて食わせて来たのに、たかが不倫位で」と、全世界の妻を敵に回す発言。「子供にも一生会わせねえって」と泣くクズ。 母親の所で暮らす文は、母が出て行った時に味方になってあげなかった過去を謝り泣く。 さやかにも、高校時代あのカラオケで彼にキスをしていたのはさやかだと気付いていたのに、友達でいられなくなると思って言わなかった、でもあの時ちゃんと向き合っていれば、今になってこんな事にならなくて済んだ、ごめんと謝る文。 何でも言葉を飲み込めばいいってものではないけど、言っても通じない相手もいるしなあ。さやかみたいな性格だと難しいわな。香住だって言わなかったんだから。 樋口と通話しながら出掛けようと文がドアを開けると襲って来た高梨。(←跡をつけて家を特定していたの?)包丁を持ち出し刺そうとした瞬間、庇って刺されたのは和真だった。 “私と和真は半人前同士の二分の一夫婦だ。だからこそ夫婦になったんだ”タイトルを回収して、やり直す事にした二人。メデタシメデタシ 演出=松田礼人

No.89

>> 74 (続き) 東が己の正義の証として息子に残した“裏仕事用のプリペイドケータイ”を、信頼関係を築いていた小石川が息子から託された事でキントリが… 【2021夏ドラマ】

「緊急取調室」3話まで終了。

ボクシングの日本バンタム級タイトルマッチの事前会見に出ていた週刊誌記者が、川に落ちて死んだ。当初は酔った末の事故と思われたが、調べる内に殴られた事により血腫が出来て、それが原因でふらついた末の死で事件だと判明、直前に防犯カメラに写っていたタイトルマッチの挑戦者・石倉(岡山天音)に疑いが掛かり、任意でのキントリの聴取が始まる。

石倉は少年院上がりのダークヒーローだけど、公に過去の懺悔をした上でリングに上がり次々に相手を倒して来たので、幅広い層に人気があるという設定。
対するチャンピオンの加賀見(神尾風珠)は大卒のプリンスで、こちらも人気ボクサー。

鍵を握るのは殺された記者の素行の悪さと、取材対象の二人に近付き過ぎたスポーツキャスターの日高絵美(逢沢りな)。

いくら元不良でも、どう考えてもタイトルマッチの前に石倉が一般人を殴る訳がない、そして犯人は別にいた、だけど記者に狙われて苦し紛れに嘘を付いた加賀見のせいで、石倉は恩人の会長を信じられなくなり、加賀見と会長に対するリング上でのとんでもない復讐を考えていた、そして途中でそれに気付くキントリという、スリリングで面白い話だった。

岡山さんの体作りが凄くて、そこでまず説得力を持たせてしまう、その上での勿論の演技の上手さ、いやあノックアウトされたわ。

演出=常廣丈太

  • << 126 【2021夏ドラマ】 「緊急取調室」4話まで終了。 2回休止。その内の1回は五輪中継が理由では無いので、明らかに平均視聴率維持の為の休止だと思う。(←あのTOKYO MERでさえ、五輪中継の裏では1桁に落ちたので、これは仕方ない判断なのかな) さて今回の話は、自分が開発した食品廃棄物リサイクルシステムSY-21を誤作動させて、好きな男を含め二人の命を奪った橘(高橋メアリージュン)の動機と真意は何処に有ったのかを探って行く話。 「33歳、独身女性なら痴情の縺れで自棄を起こし…」という刑事部長・北斗のありがちな見立てに猛反発した真壁だったが、結果的には北斗の頭の中に有るデータ「30代独身女性の犯罪に、男女間のトラブルが関わっているケースは非常に多い」の通りだったという、皮肉な話でも有った。 今回の場合は女の一方的な片想いで、男は最後迄開発のパートナーという立場を崩さなかった訳だが、女の気持ちの変遷と嘘で描くだけでは弱いと思ったのか、ミスリードとして橘の主治医・折原(甲本雅裕)を絡ませたのだが、逆にこれが話の腰を折ってしまい、橘の話に集中出来なかったのは残念だった。 ガスを噴出させて直ぐにガスの薄い床の、しかも空気孔側に顔を向けて倒れていたから、橘だけ(本当は)重体にもならずに助かったという辺りは面白かったんだけどねえ。キントリの邪魔をする折原が邪魔だった。 演出=樹下直美

No.90

>> 76 (続き) 問題はそこまで自分が我慢して、視聴し続ける事が出来るのかって事。 バタバタしていて脚本の直しが完璧には出来なかったのかもしれな… 【2021夏ドラマ】

「推しの王子様」2話まで終了。

航があまりにも物を知らな過ぎて、どういう育ち方をしたんだろうって前回書いたのだが、今回、航の幼馴染みの大学生で、インターンとしてペガサス・インクで働く事になった古河杏奈(白石聖)の台詞に「高校を中退して何処に行ったか分からなくなって、心配してたんだ」と有ったので、何処かの高校には入れたんだ…。

少し脱線するけど、バレーボールの木村沙織さんは割り算が出来ないけど、圧倒的なバレーボールのスキルで恐らく高校入学は引く手あまただったはず。(割り算以外は大丈夫だったのかもしれないが)
だから航も何かとんでもないスキルの持ち主なのかもしれない(笑)

「気に留めて」と言われたら“木に止めちゃう”とか、「夜這いなんてしたら」と言われたら「何が4倍?」とか、確かに笑っちゃうんだけど、これって何を知っていて何を知らないの線引きが凄く難しくて、何でこんな辻褄が合わなくなりそうな所に手を突っ込んじゃったんだろう。

それと泉美の航を拾った理由「過去の何者でもなかった自分と航が重なった」は、ちょっと無理が有るわな。社会人としての次元が違い過ぎるでしょ。

でも初回よりは少し観やすくはなったかな、少しだけだけどね。

※初回の謎……中華の出前の子が勝手に泉美の部屋に入れるからくりを知りたいわ

共同脚本=伊達さん 演出=木村真人

  • << 106 【2021夏ドラマ】 「推しの王子様」3話まで終了。 まさかの渡邊ビューネくん!(笑)あれはある意味、乙女の永遠の癒しと憧れかも。 前回物を知らな過ぎる航について『何を知っていて何を知らないの線引きが凄く難しくて、何でこんな辻褄が合わなくなりそうな所に手を突っ込んじゃったんだろう。』と書いたのだが、早速その懸念が現実となった今回。 泉美が与えたIT用語解説書や新聞等は全然頭に入らないのに、水嶋の自伝(ビジネス書)は短時間で読めて、自分で大事だと思う所にはマーカーまで引いてる、つまり自分なりの解釈をしながら読書をしていた事になる。(矛盾に対する言い訳の様に、マーカーは的外れだったと泉美に言わせてるけど) あと突っ込みを入れさせて貰うと、航はお金が無いから野宿をしようとしていたのに、ビジネス書とランタンを買うお金(そこそこの額は要るよ)はどこに有ったの? 今回は仕事の話がメインだったけど、専門用語と出資側の要求が飛び交っていただけで、中身が全然見えないし、見せる工夫もしていなかったので、中途半端でつまらなかった。上手くお仕事ドラマに寄せられないなら、私が前回書いた航が持っていそうな『何かとんでもないスキル』をとっとと発揮させて、“本当の泉美の王子様”に昇格させた方が面白いのになと思う。 (多分それは泉美が水嶋に裏切られてからなんだろうけど) 脚本=伊達さん 演出=河野圭太

No.91

【2021夏ドラマ】

「漂着者」(EX)脚本=神田優、ブラジリィー・アン山田 出演=斎藤工、白石麻衣、野間口徹、戸塚純貴、橋本じゅん、岩谷健司、佐リリー・フランキー、船越英一郎、生瀬勝久 他

秋元康企画・原作・脚本のオリジナル作品。《金曜ナイトドラマ・60分枠》(全話数不明)

どこまで本人が書いたのか分からないが、脚本に迄手を出した秋元氏。
「あな番」も然りだったけど、初期設定の撒き餌、所謂掴みと次への繋ぎ方はやっぱり上手いんだよなあ。

どの位漂流していたのか(嘘なのか)はまだ分からないけど、彼(記憶喪失なので仮称ヘミングウェイ=斎藤)の髪の毛と髭が伸ばしっ放しなのはこの手のドラマではマストの演出だけど、爪迄きちんと伸ばしっ放しにしていた点は評価したい。

で、もうどこも悪くは無いので病院には置いて置けないというタイミングで、治療費も全部肩代わりし、身元引き受け人となった超怪しいNPO法人(だけど宗教臭プンプン)代表のローゼン岸本(野間口=クレジット3番目なのでかなりの重要人物と見た)。
彼はヘミングウェイの超能力を利用したいのか、それとも最初から仕組まれた物なのか?
そして新聞記者の新谷(白石)はどう巻き込まれて行くのか、その辺りがポイントになるのかな。

※かなりの高さから落ちても死なないヘミングウェイのパフォの意味は何なんだろうか。

演出=本橋圭太

  • << 107 【2021夏ドラマ】 「漂着者」2話まで終了。 今回分かった事。 最初あちこち骨折しているが生きているという事だったヘミが、いつの間にか右足骨折と打撲多数に変わっていた。 予知絵で助けた遥香がヘミを見たら両手を翼の形にした。 後宮教授は事前に主治医から貰った下剤を飲み、首を吊っても脱糞しない様にしていた。ガムテープも自分で巻けるのでやはり自殺か? エレベーターでヘミの足元の翼のタトゥーを見た後宮教授は、ロシア語で「着いたのか」と言っていた。 公安はヘミを監視。ヘミを座礁した某国の工作船から逃げた工作員なのではと見ている。 ローゼンの“しあわせの鐘の家”には、仮想通貨のブラックマネーが流れ込んでいるらしい。 後宮が病室の壁一面に書き込んでいたゲノム解析の図式は未完成だったが、ヘミがサラサラ書き込んで完成させていた。 両手を翼の形にした国原医師の遺体が、病院の安置室に安置されていた。 ※座礁して漂流して新潟の海岸に辿り着いたのなら、某国とは中国か北朝鮮かロシアが怪しく、後宮の留学先であり、第六感の遺伝子の研究を旧ソ連の時代からしていたというロシアの可能性が高い。 “しあわせの鐘の家”の正体は、工作員を匿う組織なのか? 新谷を「詠美」と呼び捨てにしだしたヘミ、二人の関係もしくは因縁は何なのか? 演出=本橋圭太 ※今後もレビューを書き続けるかは未定。

No.92

>> 59 【2021夏ドラマ】 視聴中のドラマの初期評価1️⃣(曜日順) ※放送回数にバラ付き有るが、視聴した所迄の評価 ※☆5がハマってる… 【2021夏ドラマ】

視聴中のドラマの初期評価2️⃣(曜日順)
※放送回数にバラ付き有るが、視聴した所迄の評価
※☆5がハマってる、☆4が面白い又は良作、☆3がまあまあ、☆2がイマイチ、☆1が離脱するかも
※☆の後ろに↗️を付けた物は今後もっと面白くなるかも、期待出来そう
「プロミス・シンデレラ」☆☆☆
★「サレタガワのブルー」☆
「推しの王子様」☆☆↗️
「漂着者」☆☆☆

※「武士スタント逢坂くん!」のみまだ未放送なので、個別レビューに直接記載する

★印は24時以降に放送開始の深夜ドラマ
(関東の番組表より)

  • << 97 【追記】 「武士スタント逢坂くん!」初回は視聴したが、続けて観たい内容では無かったので、視聴予定リストからは外す。 8/7開始の〈オトナの土ドラ〉枠の次回作「准教授・高槻彰良の推察」(伊野尾慧主演/全8話予定)は視聴する予定。 ※但しWOWOWとのコラボ企画でseason2は直後にWOWOWで放送される為、全話視聴したとしてもseason1の終わり方によっては【シーズン外ドラマ】にするかも。

No.93

「2021夏ドラマ途中経過」

◎ハマっているドラマは
*ハコヅメ
*緊急取調室

〇面白い(又は良い)ドラマは
*TOKYO MER
*シェフは名探偵
*ただ離婚してないだけ

□普通(まあまあの出来)のドラマは
*#家族募集します↗️
*ナイトドクター
*プロミス・シンデレラ
*漂着者
*コールドゲーム
*女の戦争
*にぶんのいち夫婦

●微妙なドラマは
*彼女はキレイだった↗️
*推しの王子様↗️
*IPサイバー捜査班
*八月は夜のバッティングセンターで

▼視聴離脱しそう又は離脱したドラマは
*ボイスⅡ←Ⅰよりも脚本がつまらないし、唐沢さんの動きと真木さんの滑舌問題がキツい。離脱するかも。
*サレタガワのブルー←メインの4人の役者の内、2人に問題有りなのでちょっとキツい。離脱するかも。

*ボクの殺意が恋をした←3話迄で離脱。
予想通り話に発展と“味変”が無くて飽きた。

※地上波の新作のみ。3話以下及び2クールドラマを除く。(関東地区基準)

※↗️は評価が上がるかも
※既に終了している「いいね!光源氏くん2」と「ひきこもり先生」については初期評価1️⃣を参照

  • << 98 【追記】 「ボイスⅡ」は3話までで視聴離脱。先に書いた理由に加えて、子供や女性への精神的や肉体的DVのシーンに、私の気持ちがついていけないから。 「サレタガワのブルー」については、藍子の腹黒さが前面に出て来た事と、梢(高梨臨)と暢が出会い、梢からの情報に暢が接した事で新展開に移行しそうなので、それを期待して☆↗️に評価を変更。

No.94

>> 79 【2021夏ドラマ】 「女の戦争~バチェラー殺人事件~」3話まで終了。 やっぱりギャラ順(笑) 成海璃子の演技が振り切っていて… 【2021夏ドラマ】

「女の戦争~バチェラー殺人事件~」4話まで終了。

サタドラ枠の前2作同様、こちらも全6話という事で、そのせいか今回はまさかの2名同時脱落、それも辞退でという事でこれは予想していなかったパターン。

一香は辞退しなくても哲也が指名するだろうとは思っていたけど、嵌めたりおが許せなかった一香が、りおの粗探しをして弱点(アイドルを辞めたら結婚すると口約束をして貢がせていた男)に辿り着き、その男を撮影中のリゾートに呼び寄せたからさあ大変!男の攻撃からりおを守って哲也が怪我をして、結局一香とりおは責任を取る形で辞退した。

で、残った3人の内、理恵が自ら暴露をすると宣言。「私、人を殺しました」、ここで終了。←予告から推察すると、担当患者に懇願されて仕方なく手を貸したパターンかな。それで大量の安定剤を飲んでいたのかなと。

若菜が持っていた達筆で書かれた遺書は、父親が遺した物と予想。麗奈が手帳に挟んでいた写真は、恐らく哲也と亡くなった恋人で、それを麗奈が持っているという事は、写真の女性は麗奈の姉?だから面識の有った麗奈は整形をしたのかな。だとすると二つのパターンが考えられて、姉の死に不審な点が有っての復讐パターンと、逆に好きになってしまったから結ばれたいパターン。
次回、父親は「麗奈にしろ」とか言っているけど、どうなるのかな。楽しみ。

演出=安見悟朗

  • << 108 【2021夏ドラマ】 「女の戦争~バチェラー殺人事件~」5話まで終了。 いやあ、予告にすっかり騙された(笑) 看護師だから有りそうと誘導しておいて、“お前らの想像通りになんかするかよ”とほくそ笑んでいる脚本家のドヤ顔が見える様(笑) 演じた北原里英に一言。実は難しい、普通に喋って告白する部分の演技に、もっと勉強が必要かな。 理恵自主退場で哲也父の英一郎登場。 残った二人にテストをして勝った人とは父子と三人で食事会。 「麗奈にしろ。彼女はお前の金が目当てには見えない。顔が派手で連れて歩くのに見映えがいい。志倉地味だし何を考えているのか分からない」哲也が「そんな事は有りません!」と強く否定したので、彼自身は若菜に惹かれていると分かる。 テストは英一郎がADを買収して麗奈の勝ち。でもテスト中に若菜が告白した「志倉は母の旧姓。本当はみやま(録画で観たので漢字分からず)と言い、父は自殺をした」に、英一郎が“おや?”みたいな顔で反応。哲也は古い社員に確認し、父親が“共同開発”を持ち掛けて若菜の父を騙し、みやま寝具の技術や特許を盗んだ事を知る。そのせいでベッドを作れなくなった父親は自殺した。 英一郎に復讐する為に哲也に近付いた若菜だが、「哲也さんの事は…どうしたらいいんですか?」「若菜さん!」遠くでそんな二人を見ている麗奈。 (続く)

No.95

>> 80 【2021夏ドラマ】 「#コールドゲーム」7話まで終了。 今回、分かった事。 遠征隊に助けられた男は別荘地の管理人で、ゆう… 【2021夏ドラマ】

「#コールドゲーム」全8話終了。

まさか黒崎と祥子が、班長選挙の前から結託していて、その目的はただ一つ、如月の“マンション建設詐欺”の自白を取る事だった。
黒崎が刑事時代に追っていた事件。だからあの時大輝が居た如月の講演会に黒崎も居たのね。
でも結局警察は手出しが出来ないまま氷河期に突入。

避難所の支部長に収まっていた如月に吐かせる為にはまず、信用させなければいけない。それで祥子と結託、彼女のアイディアで班長選挙を実施、まんまと如月の懐に飛び込んだという訳。
拳銃はまず天井に一発ぶっ放して本物だと見せ付け優位に立つと、見本を見せて如月に教え込み、弾が一発しか入っていない物を渡していた。そして圧倒的優位だと思い込んでいるから、祥子の誘導に乗って“マンション詐欺”の事をベラベラ喋り、黒崎はボイレコにしっかり録音をして如月は懲罰房に。
いやあ拳銃に対する一般人の心理を利用した作戦はお見事。

政府の救出8人の中に陽菜とゆうとが入り喜ぶ祥子、最後に隆が呼ばれて家族は「えっ!?」(笑)隆は地方の国立大を出た後、海洋生物の研究をしていたのね。で食糧難の今、海洋生物は貴重な食物でその研究の第一人者の隆も必要って事で。

名乗らずにゆうとは継母に託した祥子だが、ゆうとは「ママだよね?」と声を掛けてくれて、救いの有るラストでそれも良かった。

演出=千葉行利

No.96

>> 81 【2021夏ドラマ】 「TOKYO MER~走る緊急救命室」3話まで終了。 冒頭の看護師・夏梅の娘が保育園で差別されている話、夏… 【2021夏ドラマ】

「TOKYO MER~走る緊急救命室」4話まで終了。

前回のSIT下げについては、私だけでなく多くの視聴者が疑問に思った様で、Twitterやネット記事でかなり指摘をされていたが、今回は無理筋の下げは無くて、現場の被害医師の命と、彼女が運んでいた移植用の心臓(つまりレシピエントの命)の両方を守る為に、限られた時間の中でMERと消防と海浜病院循環器外科が一丸となって、それぞれのやれる限界迄頑張る姿が描かれていて、ある意味清々しかったしその分、話に入り込めた。

あんなに大規模なトンネル崩落事故に至る迄、国土交通省は放置していたのかという疑問と、MERの手術時間と海浜病院での心臓移植手術時間が同じ位だった事への疑問は残るのだが、まあそれは演出上の都合として受け入れる事にはやぶさかでない。
一分一秒を争う、ヒリヒリする様な人命を救う物語として良く出来ていたから。

喜多見の励ましで手術を選択しレシピエントを救えた千晶が、MERの控え室で寝ている喜多見に「お疲れ」と言いながらグータッチをして、それを上から見ていた音羽が、喜多見にエアーグータッチをするシーンにはグッと来た。

※涼香が千晶に「あの事件でお兄ちゃんは海外には行けないだろうから、前みたいな事にはならないよ。」って言ってたから、喜多見は外国で誰かの命を助ける為に何かをやらかしたのかな?

演出=平野俊一

  • << 110 【2021夏ドラマ】 「TOKYO MER~走る緊急救命室」5話まで終了。 今回はまたほぼ完璧に組み立てられていて、話に入り込めたし面白かった。 冒頭に出動の無い時でもMERは車内での救命訓練をしているという姿を映し、涼香が小児患者相手に手話を使っている姿も映し、それがいざという時に役立つという流れも良かったし、エレベーター内に閉じ込められる4人の組み合わせがまた絶妙で、権力は持っているのに危機に際しては駄々っ子みたいになってしまう、仮病で入院中のどこぞの幹事長をコメディ・リリーフとして使ったのは上手かったなと思う。 臍帯脱出して危険な妊婦の手術と、仮病の駄々っ子の脱出のどちらを優先するのかを、喜多見が音羽に「貴方の判断に任せます。貴方医者ですから」と、答えは分かっていてインカムを通して迫るシーンは、ハイライトだったな。官僚としては終わると覚悟をしての音羽の決断に対し、赤塚が「大人の駆け引き」で幹事長をヒーローにする事でお咎め無しに終わらせ、ついでにMER潰しも暫く控えさせる事に成功するという三方よし、名を捨てて実を取るとはこの事か。 音羽が医系技官の道に進んだ理由も少し明かされ、思った通り志を持って選んだ事が分かり、その点は安心した。(涼香とのLOVEは有りそう?) それにしても下げる対象が政治家だと納得してしまうというのも、不幸な事だよなあ。 演出=松木彩

No.97

>> 92 【2021夏ドラマ】 視聴中のドラマの初期評価2️⃣(曜日順) ※放送回数にバラ付き有るが、視聴した所迄の評価 ※☆5がハマってる… 【追記】

「武士スタント逢坂くん!」初回は視聴したが、続けて観たい内容では無かったので、視聴予定リストからは外す。

8/7開始の〈オトナの土ドラ〉枠の次回作「准教授・高槻彰良の推察」(伊野尾慧主演/全8話予定)は視聴する予定。
※但しWOWOWとのコラボ企画でseason2は直後にWOWOWで放送される為、全話視聴したとしてもseason1の終わり方によっては【シーズン外ドラマ】にするかも。

No.98

>> 93 「2021夏ドラマ途中経過」 ◎ハマっているドラマは *ハコヅメ *緊急取調室 〇面白い(又は良い)ドラマは *TOKYO… 【追記】

「ボイスⅡ」は3話までで視聴離脱。先に書いた理由に加えて、子供や女性への精神的や肉体的DVのシーンに、私の気持ちがついていけないから。

「サレタガワのブルー」については、藍子の腹黒さが前面に出て来た事と、梢(高梨臨)と暢が出会い、梢からの情報に暢が接した事で新展開に移行しそうなので、それを期待して☆↗️に評価を変更。

No.99

>> 83 【2021夏ドラマ】 「彼女はキレイだった」3話まで終了。 えっ、もう正体ばらすの?早くない?と思った前回の酔っ払った愛の宗介へ… 【2021夏ドラマ】

「彼女はキレイだった」4話まで終了。

震える宗介の隣で傘になり寄り添ってくれた愛と、子供の時の同様のシーンが重なり思わず愛の頬に手を伸ばした宗介。
「副編集長?」と言われて我に返った宗介だが、そこから愛は気になる存在に変わり、照れ隠しに「総務部!」と呼んだりはしていたが、二人で行く事になった企画のロケハンを経て、愛のアイディアを認めて「グッジョブ」と言ったり、「佐藤愛」呼びに変わる宗介。

一方の愛は、あの頃と変わらない宗介の笑顔を見た事で、中身は変わっていないんだと感じて、本当の事を話そうとする。
ここでお約束の次回へ。

宗介がデレ始めて、やっと中島健人の良さが出て来たし、小芝風花とのコメディー部分のコンビネーションも中々面白かった。

やっぱり根本的な間違いは、宗介が廃刊を隠してる事なんだよなあ。引導を渡す役目なら厳しくて嫌われるアレでいいけど、廃刊を覆したいなら秘密主義ではなくて、部下と協調して頑張るべきなんだよなあ。実力不足なんだから。

梨沙は樋口から、自分の気持ちに嘘をつかない方がいいと言われて、やっぱり宗介に本当の事を言えないし、樋口は梨沙が嘘をついている相手が宗介と知りショックを受ける。

でも愛の部屋で、宗介から聞いていたパズルの一片を見付けた梨沙は「私じゃないんだよね」梨沙の性格設定はいいね。

脚本=三浦希紗 演出=木下高男

  • << 121 【2021夏ドラマ】 「彼女はキレイだった」5話まで終了。 愛が宗介に本当の事を話そうとした所で樋口がやって来て遮る“お約束パターン”。わざわざ千葉までご苦労様(笑)でもこれはラブコメに於ける当て馬の様式美の一つだから、こういうのに突っ込みは入れない。 今回最大の突っ込みは、愛の解雇に繋がる“任された持ち場を離れる設定”の部分。警備員に強く言われて部屋から飛び出した瞬間に、扉の側で里中と出会ったんだから、その場で大量の紙袋の荷物を愛が受け取り、里中に「車を動かして!」と言って行かせれば良かっただけの話。 あとモデルをするデザイナーの妻役の人の腰回りが立派で、およそモデル体型では無かった事。(←あれでは人気デザイナーの服を着せても説得力が無くなる) 妻が「契約を続けたいならミスをした人間を解雇しろ!」デザイナーも目で同意(←妻に頭が上がらないのね)からの、宗介も反論せずの流れは、まだまだ器の小さい宗介の取りそうな行動として、逆に説得力は有ったね。 梨沙に身分を明かして「(愛に)本当の事を全部話した方がいい」と、親友同士の二人の仲が壊れない様に心配したり、愛の企画を自分の企画として出して認めさせ、「彼女を好きなんです」と宣言した上で宗介の背中を押して解雇を取り消させたり、“当て馬”樋口が本当にいいヤツでツラい。 演出=木下高男

No.100

>> 85 【2021夏ドラマ】 「プロミスシンデレラ」2話まで終了。 早くも壱成の“早梅好き”がだだ漏れで笑っちゃうんだけど、表面上はあく… 【2021夏ドラマ】

「プロミスシンデレラ」3話まで終了。

離婚届にサインをしていない早梅。壱成に知られて「慰謝料分捕りゲーム」が始まる。

疎遠だった父親が孤独死をして独りぼっちになり苦しかった早梅に、「僕が家族になります」と言ってくれて結婚した正弘だから、どこかで不倫なんて嘘で他に理由が有るのではという思いが捨て切れなかった早梅。そういう夫婦の心の機微迄は理解出来ない壱成。でもズバリいい事も言うのね。「ぶつけろよ、ヘラヘラしてないで。不倫されて悲しかったって」
ここで壱成の回想。やっぱりお母さんは亡くなったんではなくて、出て行ったんだ。て事は父親が不倫して耐えられなくなって出て行ったパターン?子供だったし傷になるよねえ、あれは。

家の玄関で正弘に絡み付く女を目撃して、踏ん切りのついた早梅は離婚届にサインをして、お金ですらも繋がりたくないと分割の慰謝料も、現金も拒否してしまう。(←流石に現金100万円は貰っておけよ)

正弘の相手は菊乃で、離婚届にサインをしたと聞いて即正弘を捨てる。
菊乃は成吾が昔早梅と会っているシーンを目撃していた。菊乃はあの頃から既に成吾が好きだったの?
憎き早梅の幸せを潰したいのだとしても、早梅が独り身になってしまったら、成吾もくっ付き易いのにね。

そして遅まきながら、早梅もあの時の彼が成吾だと気付いた。

演出=都築淳一

  • << 112 【2021夏ドラマ】 「プロミスシンデレラ」4話まで終了。 これ、菊乃の立ち位置を早く明確にした方が良いのでは? 成吾「彼女の事を忘れている訳じゃないんだろ?もしかして君が何かしたのか?」 菊乃「何かって?」成吾「あきら!」 菊乃「その呼び方はルール違反よ」 思わせ振りな台詞を言わせて“この二人の謎の関係”で視聴者の興味を引っ張りたいのだろうけど、今の人物描写だと菊乃は売れっ子芸者には見えないし(今回やっとお座敷で踊るシーンは有ったけど、ここまで芸者として売れていると思わせる演出が全くない)、だからそんな芸者菊乃を重宝している老舗高級旅館かたおかという設定にも全く説得力が無い。 今回VIP客の西園寺パワハラ芸能事務所社長(かたせ梨乃)の暴挙に対して、早梅が「私には苛めている様にしか見えません」と物申すシーンが有ったが、菊乃の行為もただ早梅を苛めている様にしか見えず、菊乃自身に妖しさも人を惹き付ける色気も感じられないから、菊乃の存在と成吾との関係性が、ドラマ全体の足を引っ張っている様にしか見えないのだ。 なので1話でも早く菊乃の立ち位置を明確にしてしまう事をお勧めする。 母(睦月)は家を出る時に、7歳の壱成に「私はあなたなんか要らない」と言って去って行った。これは酷い。病んでいたのか、それとも壱成は夫の愛人の子だったとかなのかな? 演出=都築淳一
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