NARUTOで共感できないこと

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庶民（ hAAaj ）
2016/10/15 20:54(更新日時)

それはうちはイタチの真実だ。

イタチやうちは一族抹殺命令を下した木の葉上層部は本当にサスケ以外の一族を皆殺しする必要があったのだろうか？　実行犯だけでよかったのではないか？　また女子供まで殺す必要があったのだろうか？　うちは一族には何の計画も知らない子供もいたはずだろう。もし母親一人を生かしても木の葉に対する脅威にはならないはずだ。

さらに両親は喜んで息子に殺されることを望んだ。現実にあてはめて考えてみて、こんなことがありうるだろうか？　自分を裏切り殺そうとする息子を全てを悟った表情で「お前は本当に優しい子だ」と言う父親の気持ちも理解できない。

うちは一族抹殺事件は正義でも必要悪でもないと思う。大義をかざしたただの虐殺だ。この事件をイタチの「犠牲」や（イタチは両親も恋人も殺したが弟だけは殺せなかったという）葛藤や兄弟愛という要素を絡めて感動的に描く作者や、それに涙する視聴者の気持ちが理解できない。作者の思想や感性に共感できない。