この世は俺が中心だ

朝から学校をサボってバカな女が遊びに来る

二股されてんの知らねーの(笑)
嬉しそうに手作りケーキなんて持ってきて
こいつは俺に惚れている

好かれよう
好かれようとして

そうすれば
そうするほど俺の気持ちが女から離れていく

惚れた者負けって
なんだか解るような気がする

そんなことも気づかずこの女は俺に抱かれ
嬉しそうに昼から登校していく

別にコレといって好きな女
気になる女はいない

毎日が退屈なんだ

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夜になると
もう１人の女と会う

学校行かず不良仲間と遊びまくってる女
体の関係だけなら都合がいい
金もかからないし
コンビニで安い食い物おごれば喜ぶ単純な女だ

こいつと朝までコース

明日は友達の紹介で新規の女と会う
やっぱnewはウキウキする
落とせるか
失敗に終わるか
出会った初日に体の関係までいく
それが定番だ

イケメンにちょっと優しくされたら
その気んなるのが女

女って生き物は単純だ
だから俺はいい思いができてる

これでいい・・・先のことなんて考えてる暇はない

今を楽しめばそれでいい
遊びまくって死んだらいい

そんな俺もバカで単純だな

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友達の紹介で会った女は現役女子高生
茶髪で遊んでそうな女だった

この女子高生を落とすため
その日は二人の女との約束はぶっちだ

デートしていて
いい感じだ
女子高生は親に電話して
今日は友達の家に泊まると話している

お母さん
娘に
騙されてるよ
気づかないよな
まさか男と泊まるなんて

家で寄り添いながら映画を見た
見終わった後少しトーク

トークのネタも尽き
シーンとした空気

俺はいきなりキスをした

女子高生はビックリしていたけど
だんだんと慣れていく
胸を触り
徐々に下の方まで手が行った

彼女もその気になっている
俺が入れようと思った時
女子高生はキスを止め
俺を見つめながら言った

実はね・・・初めてなんだ

と

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３人目の女ができた

俺はその後もバレないように上手くやっていってたんだけど

途中で面倒くさくなったんで
１人捨てることにした

朝遊びにきて昼から学校に登校する女
この女とは一番付き合いが長いが
ヤるのも飽きはじめてた頃でちょうど良かった

俺はその女に
好きな人ができたから別れてくれ
って
そのままシンプルに伝えた

はい
そうですか・・・とはいかず

女は大泣き
正直うぜぇーと思いながら謝った

女は長い時間泣き続け家を出ていった

なんか疲れた
でもこれでとりあえずスッキリしたわ

と思いきや
女はあきらめ切れず
毎日俺の家にやって来て言う

何でも言うこと聞くから
俺じゃないとダメだ

とか

ほんと女って別れる時が一番面倒くさい

もう愛は無いって言ってんのに
わかんねーのかな

それでも一緒にいたいって・・・
むなしくないのかね

女はいつも通りケーキを焼いて持ってきた

ぶっちゃけ
こんなことはやりたくないけど
仕方なかった

俺はそのケーキを女の顔面に投げつけ
落ちたケーキを踏み潰して言った

消えろ
俺の前に二度と現れるな

って

その直後
俺はnew女子高生と会った

俺って最低だ

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女にも困ることなく
毎日猿のような生活

たまには男友達と夜遊び
金が無いからガソリンは止めてる原チャリから盗んだ
一度も捕まったことはない
友達と族を作り毎晩走りに行った
特攻服なんてない
ただ爆音たてて走りたかっただけ

でも楽しいことばかりでもない
今でも思いだすのは地元で有名な喧嘩専門チームに拉致られたときだ

走っているところを止められ囲まれた
派手なワゴン車に乗せられ大きな倉庫に
連れていかれた
どこかもわからず逃げる度胸も無い
あん時は死ぬかと思った
俺らのチームなんて３０人弱
相手は少なくとも俺らの倍の数はいる

仲間は殴られ鼻血で服が血だらけ
俺はバットで殴られ背中はアザだらけだ
今思えば頭やられなくて助かったかも

そんなことがあっても懲りずにまた走る
若いってそんなもんだ


ボロボロになってようやく解放された
喧嘩専門チームって言っても命までは取らない

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さすがに毎日遊んでいる俺を見て
親もいい加減働け！とうるさく言ってくるようになった

親から貰っていた金も徐々に少なくなり
自分の好きなこともできなくなった

アルバイト経験ゼロの俺は先輩の知り合いの建築現場で働かせてもらうことになった

給料は１日8000千円
今の俺には充分だ

働きだし遊ぶ時間も少なくなったけど
なんか充実する毎日
働くことによって大人ぶれるし

そんな何事もない
ごく普通の生活が続いていたある日
夜に会っていたヤンキー女が生理がこない
って言い出した

思い当たるふしは無いこともないが
もし子供ができたのなら
本当に俺の子供か？
別の男との子供の可能性もあるよな

色んなことを考えた

そんな状況でも
二股しているもう１人の女子高生とも関係を続けていた

休みの日
朝から女子高生と自宅でイチャイチャ
いつも通りだ

そんなときピーンポーンと家のチャイムが鳴った

朝から珍しいなと思い玄関のドアを開けた

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ドアを開けるとまさかの修羅場
そこにはヤンキー女が立っていた
こんな時間に来たのは初めてだ

ヤンキー女は家に入っていい？
と聞いてきた

俺は部屋が汚いから外で話しよ
って言ったんだけど
私が片付けるからいいよって

そんな話してたら女子高生が部屋から出てきて玄関にいるヤンキー女に

こんにちは
と挨拶した

ヤンキー女も女子高生にこんにちはと挨拶

俺の頭は真っ白
考えるのは言い訳の言葉ばかり

唖然と立ち尽くす俺に
ヤンキー女が聞いてきた

この女の子は？って

あ～・・・いや・・・

次の瞬間
ヤンキー女の強烈なビンタを喰らった

まだ何も答えてないのに

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