てねむ
俺
新居 豊
(にいどめ ゆたか
21歳♂
相方
相馬 拓海
(そうま たくみ
21歳♂
路上からやっと売れ始めたストリートmusician‼
※更新不定期です
※本当にだらだら更新します。すみません。
※途中でやめたらすみません。
「・・・・・・」
明日7時
まさにその時間に
俺にしてはまじめに
オヤジ店前に来た
オヤジ店前は相変わらず賑わっていて、店内からの威勢の良い声がここまで聞こえるくらいだ
こんなとこで歌いたくねぇなぁ
躊躇したのはそんな些細な理由だけではなかった
「やっほー!兄ちゃん!」
軽く手を挙げてにこにこと近づいてくる人を軽くかわしたくなったがぐっとこらえる
おまえ・・・・そのカッコは・・・
なにもいわず立ち尽くす俺の気を察してか
拓海がペロリと舌を出しまるでコギャルが写真を撮るときのようにピースした指を目に当ててウィンクをする
立ち去ろう
コイツは拓海じゃない
「あぁーん!まってよぅ!僕だよ!拓海だよ」
「知りません。知りません。コンナヒトシリマセン」
外人みたいなカタコトで絡んでくる男女をかわす
男女
そう・・・・今の奴の格好は
>> 51
「知らん
俺はしらん!
フリフリのレースのスカートに何かしらんハートがついた服を着て
不思議な棒を持っている
男女なんかしらん」
「えへ
これ似合うでショー
コミケでコスプレしたなかで一番人気だったんだ!
プリキュアのキュア♥の制服姿
ね❤かわいい?」
俺のギターにもたれかかって、頬にキスをするような格好でこそこそと拓海は話を続ける
「こんな街じゃ
このくらいしないと
誰もみてくれないっショ
ここはぐっとこらえて!」
チュ
と軽く頬にキスをして
拓海はまた軽くウィンクを送る
キャーキャー!!!!!!!
確かに
いつのまにか俺たちのまわりには人だかりができている
「さぁ!始めよう!」
ジャン
拓海の声を合図に
しぶしぶギターを軽くならしたはいいが
「何歌うんだ?」
「え?え?
オフクロ~?」
「そのカッコで
渋い歌歌うのか?」
「えぇ?
だってこないだ
オフクロ~の歌歌ったら気持ちよかったし
みんなもオフクロ~
聞きたい?」
ええ
オフクロ~だっさーい!
「ダサい言うなダサい💢」
「ちょ!兄ちゃん
そこはこらえて!」
女子高生に啖呵を切りそうになり
拓海が彼女たちを庇う
キャーヽ(≧▽≦)/
キャイキャイ騒ぐ女子高生に
ますます人だかりは増える
騒ぎを興味本位で覗いてるだけの人たちだけどな
>> 52
「で
何歌うよ?
何?」
「うーん
なにがいい?みんな?」
じゃあ
キャリーパミュパニュ
「無理」
えー
じゃあ
ジャパーズの曲
「知らん」
なにそれーつまんない~
要するにだ
人集めはいいが
肝心の見せ物ができていなかったわけだ
俺たちは
だから静かに歌いたい歌を歌っていたかったんだよな
俺は
なんか面倒になって
軽くタバコをくわえる
拓海はまだ女子高生と
キャイキャイやってる
人は集まっては消え
集まっては消えていく
ちょっともったいねぇな
・・・・・
いや 待て!
勿体無くなんかねぇぞ
自分の考えに葛藤してる
最近なんか変だ
「ねーね~
オフクロ~でいいから
歌おうよ~」
>> 53
「わ~った
オフクロ~」
えー
やだー
・・・・・💢💢💢
もっと明るくて
楽しい歌がいぃ🎶
「・・・・💢💢💢・・・ッセエ」
「おっとぉ‼
まぁまぁ聞いてたら
楽しくなるよ
ネ💕ネ💕」
拓海が俺の気持ちを察したかのように
女子高生を宥める
ダメだ
苦手だ
やってらんねぇ
「・・・拓海・・・
今日、むリ・・・」
「あ🎶あ🎶あ~🎶
みんなで~🎶」
完全に心が折れて
帰ろうとした瞬間
なんかデカい声が頭の上から降ってきた
「あ🎶あ🎶あ~🎶
みんなで~🎶ハイ✋」
振り返ると
がたいのある親父が
お玉片手に歌ってやがる
「あ🎶あ🎶あ~🎶
みんなで~🎶おら‼拓海」
「わ‼わ‼
あ💥ああ~💥
みんなで~💥」
「おめー
相変わらず下手だなぁ
音程とれてねぇ💢
さ
そこのきれーな姉ちゃん!あ🎶あ🎶あ~🎶
みんなで~🎶」
きゃーだっさー
アハハハ‼
「ハイ✋
あ🎶あ🎶あ~🎶
みんなで~🎶」
え~
「あ🎶あ🎶あ~🎶
みんなで~🎶(小声」
「うめぇ‼‼‼‼
俺んとこの料理ぐらい
歌うめぇな‼‼‼」
キャハハハハ
>> 54
なんだこのおやじ?
訝しげに見てると頭の上にデカい手のひらが落ちてきた
「ほら!歌え‼
てめぇらの下手な歌
見せてやれ‼」
「え?」
「兄ちゃん!いくよっ!」
「お
おう」
ジャン🎶
勢いに押され、ギターをならす
さっきの変な盛り上がりで
オフクロ~の歌も
なんだか盛り上がった曲に聞こえる
誰かが拓海の歌を笑う
拓海が嬉しそうに手を振る
ちげぇだろ
バカにされてんのに(笑)
あいつの声と俺の声が混ざり合う
誰かが歓声をあげる
誰かが、拍手する
誰かが立ちどまる
拓海の低い声と
俺の高い声が
混ざって
混ざって
空に高くあがってく
あぁ
サイコーに
きもちいい
>> 55
最後の最後まで声を振り絞る
拓海俺の声についてこれてねぇ
あぁコイツ発声練習させねぇとな
いや
実践で鍛えるか?
そんなこと考えながら
曲を締める音を
ゆっくりと響かせる
歌はどうか分からんが
ギターの音は最高に
いいな・・・・
そんなことを思いながら余韻に浸ってると
パラパラと拍手が飛んできた
改めて辺りを見渡すと
さっきより人数減ってるが、俺たちの歌を最後まで聞いてくれた人が
高校生を含め十数名
俺一人の時は
多くて2~3人だった
なんか少しだけ
・・・・
嬉しい気がする
・・・・
「兄ちゃん!
いくよっ!」
ぼんやり辺りを見渡していると
拓海が俺の腕に絡みつく
「なっ!いくって!
どこに?!はっ?」
訳が分からず握られた手を上に高く高くあげた
「ありがとう!
ございましたっ!
大きな声でぇ‼
さん!
はいっ!」
「ありがとうございましたっ」
「ありがとうございました」
手をつないだまま
俺たちは
聞いてくれた皆に
深く深く
お辞儀をした
>> 56
しばらく
頭を下げたままだった気がする
まだ俺たちに
拍手を送ってくれる人たちがいる
チラリと視線を拓海に移すと
奴も同じようなタイミングで俺を見てニッと笑う
全く
訳わかんねぇや(笑)
流石に首が疲れてきて顔を上げようとすると
頭の上にでっかい手のひらが降ってきて、俺たちを抑えつける
「ぐっ!」
「ひゃあ!」
軽く頭をあげて上を見ると
お玉もった親父が
二ヒヒと笑ってた
「て!店長
はなしてよぅ~」
て・・・・店長‼‼‼‼
どっかで見た顔と思ったら
コイツ!もとい
この方は
オヤジ店の店長じゃねぇか‼‼‼
>> 57
「すっ‼すんませんっ‼‼」
拓海の手をバッと離し
二人で今度は店長に
深々と頭をさげる
こないだは
店内で歌って迷惑かけて
今日は店ん前で勝手に歌って騒ぎまくった
マジでヤバい
こりゃ茶碗洗いじゃすまねぇな・・・・
「ブはッ‼‼‼」
ビクビクしながら
とにかくひたすら頭をさげていると
突然デカい笑い声が聞こえた
「ガハハハハ‼‼‼‼
そこのお客様‼‼‼
こいつらの下手な歌の後は
うまいビールに
美味しい料理はどうだ⁉
今日は手羽餃子が安いぜ🎶🎶
お姉ちゃん達も
サービスするよっ🎶
よっときな🎶」
「あっ‼店長ずるい‼
僕らの観客‼」
「るせぇ‼
悔しかったらもっと観客増やせ拓海‼
まだまだだな‼
こんぐらいじゃ、店内で歌えねぇぜ‼
おっ‼いらっしゃいませ‼五名様ご案なーい‼
」
オヤジの声につられて
俺たちの歌を聞いてくれていた人たちが数名店内に誘導されていく
「くっそー‼‼
今にみてろー‼‼」
>> 58
拓海が悔しそうに地面を踏む
「・・・・・」
なんだか
気ぃ抜けた・・・
あのオヤジ
「いい人だな・・・・」
「うん」
改めて、店にむかって
深くお辞儀をする
顔をあげると
さっきの女子高生たちがはずかしそうによってきた
「あの・・・・
コンビ名なんですか?
この辺じゃあんまり見ない人たちだけど・・・・」
「あ
聞いてくれてありがとうございました
俺たちの結成名は・・・」
答えようとして躊躇する
てねむって
間抜けじゃねぇ?
「・・・・っと、
結成名は・・・まだ・・・」
「てねむだよ‼
てねむ‼」
っちゃ~
コイツ、言いやがった
「てねむ‼
毎晩7時
オヤジ店前
歌ってまーす
宜しく🎶」
「・・・・・・ハァ
ってことで
(適当に)宜しく」
「てねむ‼
てねむ‼です‼
よろしくぅ‼‼‼‼」
大声で道行く人たちに手を振る奴を
頭抱えて見ない振りした
選挙かよ
>> 59
『ねぇねぇ
他に歌わないの?』
そんな拓海の姿を笑いながらみていた女子高生の1人が、振り返りたずねる
「他の歌ねぇ・・・」
オフクロ~なんていったら
またダサいなんて言われるんだろうな
怠いな
返答に困っていると
ニコニコ顔の拓海が
俺の肩を後ろから抱いて答える
「歌える🎶歌える🎶
じゃあオフクロ~の」
『えー
オフクロ~ダサーイ』
(ダサい言うなダサい)
女の子たちのキャイキャイいう姿について行けず
俺は心ん中で悪態つきながら煙草に火をつけた
「えー
じゃあどんな曲がいいの?」
女子高生の会話にピョンと混ざった拓海は、女装のせいか
全く違和感がない
暫くほっといてもよさそうだ
俺は大事なギターの音を確認する
コードはずれてない
いい音でるな・・・
俺たちの声なしで
こいつだけで奏でたら
文句ないくらいいい演出なんだけどな
作曲でもするか
「作曲⁉⁉
自分たちの歌なんかないよ」
>> 60
不思議なタイミングで
拓海から作曲なんて言葉が発される
『うん!
てねむのオリジナル曲🎶』
「それって僕らが歌を作るってこと?」
『そ~🎶そ~🎶』
拓海がキラキラした目で俺に熱い眼差しを向ける
いや!
無理だから!
作詞作曲なんて
やったことないから!
アイツの視線をガン無視してると
拓海がくねくねして
俺に絡みつく
「ねぇねぇ⤴
歌🎶作ろうよ🎶」
「無理」
「てねむ
オリジナル曲🎶」
「いや
俺、作曲とかやったことねぇし」
「よし✋
じゃあ僕 作詞✋
兄ちゃん 作曲✋」
「って!お前話きいてんのか!
作曲なんか出来ねぇっての」
「がんばろう‼」
「ちょっ」
「がんばろうよ‼
兄ちゃん‼」
拓海のギラギラした視線が痛い
ガシッと強く肩を握り
俺を正面から真剣な眼差しで見つめる拓海の目には一寸の曇りもない
オイオイ
マジカヨ
- << 63 「おぅ!てめぇら! 歌ってねぇなら呼び込みしな!場所代だ!」 俺の肩を掴んだままのギラギラ暑苦しい視線をむける拓海に オヤジ店の親父もとい 店長が突然 店のエプロンを投げつけた 「あぁ! 拓海はそんままで声張り上げろ 兄ちゃんは だるそうな顔してねぇで威勢良くいけ‼✋」 「えぇ‼ 客はさっき何人か送ったでしょっ‼」 「場所代だよ✋ わかったか‼」 「・・・・・ふぁい😫」 「・・・・はい」 「2人してその声か! 元気がたらん‼ 元気よくっ‼」 「はいっ‼‼」
>> 61
不思議なタイミングで
拓海から作曲なんて言葉が発される
『うん!
てねむのオリジナル曲🎶』
「それって僕らが歌を作る…
「おぅ!てめぇら!
歌ってねぇなら呼び込みしな!場所代だ!」
俺の肩を掴んだままのギラギラ暑苦しい視線をむける拓海に
オヤジ店の親父もとい
店長が突然
店のエプロンを投げつけた
「あぁ!
拓海はそんままで声張り上げろ
兄ちゃんは
だるそうな顔してねぇで威勢良くいけ‼✋」
「えぇ‼
客はさっき何人か送ったでしょっ‼」
「場所代だよ✋
わかったか‼」
「・・・・・ふぁい😫」
「・・・・はい」
「2人してその声か!
元気がたらん‼
元気よくっ‼」
「はいっ‼‼」
>> 63
「らっさい
らっさい~」
「なんだ兄ちゃん
そのだるそうな言い方は‼胸張れ‼胸‼」
😒
「いらっしゃい
いらっしゃいっ🎶」
「拓海‼
てめーは腹から声出せ‼腹‼」
😫
「らっさい!!
らっさい!!」
「いらっしゃい🎶
いらっしゃい🎶」
「もっと声あげろ‼‼」
「らっさい‼‼‼
らっさい‼‼‼‼」
「いらっしゃい🎶🎶
いらっしゃい🎶🎶」
「もっと‼もっと‼」
「らっさい‼‼‼‼‼
らっさい‼‼‼‼‼」
「いらっしゃい🎶🎶🎶
いらっしゃい🎶🎶🎶🎶」
「うるせぇ💢💢💢💢」
「ちょっ‼店長
ヒドい😫
こえだしてるだろー😫」
「声だしゃいいってもんじゃねぇんだよ‼てめえら‼
ちゃんと声だせ‼」
「あー
もー
わけわかんないょぉ😫」
「・・・・・・・・💧」
>> 64
ぶつぶついいながら店長は店に入っていく
何事かとまた見物人が集まる
・・・・人って歌わなくてもあつまんだな
「ひゃーみんな僕たち見てるよ!
ここは一曲披露しないと‼」
「アホか・・・」
「兄ちゃんヒドい😫
だって聞いてもらうチャンスだろ‼
歌うチャンスだ・・
ぐえっ💦💦💦」
ギターを掴もうとした拓海の襟首を店長がむんずと掴む
「よ び こ み💕
だよな‼拓海‼」
「ふぁい
店長😫」
「おぅ!
カイ‼こいつら頼むぞ‼」
「あはは
はい 店長」
>> 65
店長の後ろから
カイと呼ばれた男がひょっこり顔を出した
なんだか和み系
いや 今時は草食系か?
なひょろっとした背の高い男は俺たちを見て嬉しそうにニコッと笑った
「カイ‼後は頼んだ‼」
「はぁ~い(^^ 店長~」
カイという男は店長に軽く手を振ると
また嬉しそうに俺たちに微笑みかける
「路上ははじめて?」
「はぁ~い✋
はじめてですっ」
拓海が嬉しそうに彼の腕を取る
なんだか知り合いっぽい
「君は?」
「・・・・少しだけ」
カイさんはまた
嬉しそうにニカッと笑う
「じゃあ始めようか~(^^
店長直伝の呼び込みを」
そう言うと、彼は俺たちの前に立ち
仁王立ちして膝を少し曲げた状態で軽く腰を回し始めた
「準備たいそう~
さ さ
真似して」
「はいはーい✋✨」
拓海も嬉しそうに並ぶ
なんか混ざれない
ってか
あの体操すげえ格好わりぃ(=_=;)
- << 68 「ささ はやく!君も腰振り!」 まじかよ 「ささ 兄ちゃん!一緒に 腰振り!」 くすくす くすくす なんか君たち めちゃくちゃ笑われてるんですけど 「んもぅ 兄ちゃん!真面目にやんなよぉ!」 完全拒否する俺の腕を拓海が無理やり掴んで カイさんの隣に並ばせる カイさんはにこっと笑って軽く俺の腰を掴むと 顔を見上げてウィンクを飛ばした 「オレもさ 昔路上してたんだよね。でもさぁ、声でなくて」 そう言うと、俺の骨盤のあたりをがっしり抑え、左右に振った 「骨盤を立てて、腕を上下に振る そうすると こう 背筋が伸びて 声帯が開くんだよね まあ 簡単にいえば 声が出やすくなるんだよまぁ・・・・なんていうか あ~とにかく みといて」 そう言うと、カイさんは体を左右にぐいぐい回し、大きめ息を吸った 「ヤッホー」 「✨✨✨やっほー✨✨」 拓海が嬉しそうに真似をする やっほーって 山じゃねぇんだから 「あ~まちがえた いらっしゃーい だったねぇ」 「あはは やっほー やっほー やっほー✨✨」 「いや、たくみ そこはこうやってこえだすんだよ ヤッホー🎶」 「ごら! ふざけてねぇで 呼び込みしろ💢」 2人の声を聞きつけ 店長がすっとんでくる まぁ叱られて当然だな
>> 66
豆知識
カラオケなどで歌う前に
椅子に浅く腰掛けて
足を開き
腰を軽くなんども回して骨盤を固定し姿勢をまっすぐにしてみてください
複式呼吸がしやすくなり声もでやすくなる
はず
です
お試しあれ😁
>> 66
店長の後ろから
カイと呼ばれた男がひょっこり顔を出した
なんだか和み系
いや 今時は草食系か?
なひょろっとした背の高い男は…
「ささ
はやく!君も腰振り!」
まじかよ
「ささ
兄ちゃん!一緒に
腰振り!」
くすくす
くすくす
なんか君たち
めちゃくちゃ笑われてるんですけど
「んもぅ
兄ちゃん!真面目にやんなよぉ!」
完全拒否する俺の腕を拓海が無理やり掴んで
カイさんの隣に並ばせる
カイさんはにこっと笑って軽く俺の腰を掴むと
顔を見上げてウィンクを飛ばした
「オレもさ
昔路上してたんだよね。でもさぁ、声でなくて」
そう言うと、俺の骨盤のあたりをがっしり抑え、左右に振った
「骨盤を立てて、腕を上下に振る
そうすると
こう
背筋が伸びて
声帯が開くんだよね
まあ
簡単にいえば
声が出やすくなるんだよまぁ・・・・なんていうか
あ~とにかく
みといて」
そう言うと、カイさんは体を左右にぐいぐい回し、大きめ息を吸った
「ヤッホー」
「✨✨✨やっほー✨✨」
拓海が嬉しそうに真似をする
やっほーって
山じゃねぇんだから
「あ~まちがえた
いらっしゃーい
だったねぇ」
「あはは
やっほー
やっほー
やっほー✨✨」
「いや、たくみ
そこはこうやってこえだすんだよ
ヤッホー🎶」
「ごら!
ふざけてねぇで
呼び込みしろ💢」
2人の声を聞きつけ
店長がすっとんでくる
まぁ叱られて当然だな
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