てねむ
俺
新居 豊
(にいどめ ゆたか
21歳♂
相方
相馬 拓海
(そうま たくみ
21歳♂
路上からやっと売れ始めたストリートmusician‼
※更新不定期です
※本当にだらだら更新します。すみません。
※途中でやめたらすみません。
>> 66
店長の後ろから
カイと呼ばれた男がひょっこり顔を出した
なんだか和み系
いや 今時は草食系か?
なひょろっとした背の高い男は…
「ささ
はやく!君も腰振り!」
まじかよ
「ささ
兄ちゃん!一緒に
腰振り!」
くすくす
くすくす
なんか君たち
めちゃくちゃ笑われてるんですけど
「んもぅ
兄ちゃん!真面目にやんなよぉ!」
完全拒否する俺の腕を拓海が無理やり掴んで
カイさんの隣に並ばせる
カイさんはにこっと笑って軽く俺の腰を掴むと
顔を見上げてウィンクを飛ばした
「オレもさ
昔路上してたんだよね。でもさぁ、声でなくて」
そう言うと、俺の骨盤のあたりをがっしり抑え、左右に振った
「骨盤を立てて、腕を上下に振る
そうすると
こう
背筋が伸びて
声帯が開くんだよね
まあ
簡単にいえば
声が出やすくなるんだよまぁ・・・・なんていうか
あ~とにかく
みといて」
そう言うと、カイさんは体を左右にぐいぐい回し、大きめ息を吸った
「ヤッホー」
「✨✨✨やっほー✨✨」
拓海が嬉しそうに真似をする
やっほーって
山じゃねぇんだから
「あ~まちがえた
いらっしゃーい
だったねぇ」
「あはは
やっほー
やっほー
やっほー✨✨」
「いや、たくみ
そこはこうやってこえだすんだよ
ヤッホー🎶」
「ごら!
ふざけてねぇで
呼び込みしろ💢」
2人の声を聞きつけ
店長がすっとんでくる
まぁ叱られて当然だな
>> 66
豆知識
カラオケなどで歌う前に
椅子に浅く腰掛けて
足を開き
腰を軽くなんども回して骨盤を固定し姿勢をまっすぐにしてみてください
複式呼吸がしやすくなり声もでやすくなる
はず
です
お試しあれ😁
>> 65
店長の後ろから
カイと呼ばれた男がひょっこり顔を出した
なんだか和み系
いや 今時は草食系か?
なひょろっとした背の高い男は俺たちを見て嬉しそうにニコッと笑った
「カイ‼後は頼んだ‼」
「はぁ~い(^^ 店長~」
カイという男は店長に軽く手を振ると
また嬉しそうに俺たちに微笑みかける
「路上ははじめて?」
「はぁ~い✋
はじめてですっ」
拓海が嬉しそうに彼の腕を取る
なんだか知り合いっぽい
「君は?」
「・・・・少しだけ」
カイさんはまた
嬉しそうにニカッと笑う
「じゃあ始めようか~(^^
店長直伝の呼び込みを」
そう言うと、彼は俺たちの前に立ち
仁王立ちして膝を少し曲げた状態で軽く腰を回し始めた
「準備たいそう~
さ さ
真似して」
「はいはーい✋✨」
拓海も嬉しそうに並ぶ
なんか混ざれない
ってか
あの体操すげえ格好わりぃ(=_=;)
- << 68 「ささ はやく!君も腰振り!」 まじかよ 「ささ 兄ちゃん!一緒に 腰振り!」 くすくす くすくす なんか君たち めちゃくちゃ笑われてるんですけど 「んもぅ 兄ちゃん!真面目にやんなよぉ!」 完全拒否する俺の腕を拓海が無理やり掴んで カイさんの隣に並ばせる カイさんはにこっと笑って軽く俺の腰を掴むと 顔を見上げてウィンクを飛ばした 「オレもさ 昔路上してたんだよね。でもさぁ、声でなくて」 そう言うと、俺の骨盤のあたりをがっしり抑え、左右に振った 「骨盤を立てて、腕を上下に振る そうすると こう 背筋が伸びて 声帯が開くんだよね まあ 簡単にいえば 声が出やすくなるんだよまぁ・・・・なんていうか あ~とにかく みといて」 そう言うと、カイさんは体を左右にぐいぐい回し、大きめ息を吸った 「ヤッホー」 「✨✨✨やっほー✨✨」 拓海が嬉しそうに真似をする やっほーって 山じゃねぇんだから 「あ~まちがえた いらっしゃーい だったねぇ」 「あはは やっほー やっほー やっほー✨✨」 「いや、たくみ そこはこうやってこえだすんだよ ヤッホー🎶」 「ごら! ふざけてねぇで 呼び込みしろ💢」 2人の声を聞きつけ 店長がすっとんでくる まぁ叱られて当然だな
>> 64
ぶつぶついいながら店長は店に入っていく
何事かとまた見物人が集まる
・・・・人って歌わなくてもあつまんだな
「ひゃーみんな僕たち見てるよ!
ここは一曲披露しないと‼」
「アホか・・・」
「兄ちゃんヒドい😫
だって聞いてもらうチャンスだろ‼
歌うチャンスだ・・
ぐえっ💦💦💦」
ギターを掴もうとした拓海の襟首を店長がむんずと掴む
「よ び こ み💕
だよな‼拓海‼」
「ふぁい
店長😫」
「おぅ!
カイ‼こいつら頼むぞ‼」
「あはは
はい 店長」
>> 63
「らっさい
らっさい~」
「なんだ兄ちゃん
そのだるそうな言い方は‼胸張れ‼胸‼」
😒
「いらっしゃい
いらっしゃいっ🎶」
「拓海‼
てめーは腹から声出せ‼腹‼」
😫
「らっさい!!
らっさい!!」
「いらっしゃい🎶
いらっしゃい🎶」
「もっと声あげろ‼‼」
「らっさい‼‼‼
らっさい‼‼‼‼」
「いらっしゃい🎶🎶
いらっしゃい🎶🎶」
「もっと‼もっと‼」
「らっさい‼‼‼‼‼
らっさい‼‼‼‼‼」
「いらっしゃい🎶🎶🎶
いらっしゃい🎶🎶🎶🎶」
「うるせぇ💢💢💢💢」
「ちょっ‼店長
ヒドい😫
こえだしてるだろー😫」
「声だしゃいいってもんじゃねぇんだよ‼てめえら‼
ちゃんと声だせ‼」
「あー
もー
わけわかんないょぉ😫」
「・・・・・・・・💧」
>> 61
不思議なタイミングで
拓海から作曲なんて言葉が発される
『うん!
てねむのオリジナル曲🎶』
「それって僕らが歌を作る…
「おぅ!てめぇら!
歌ってねぇなら呼び込みしな!場所代だ!」
俺の肩を掴んだままのギラギラ暑苦しい視線をむける拓海に
オヤジ店の親父もとい
店長が突然
店のエプロンを投げつけた
「あぁ!
拓海はそんままで声張り上げろ
兄ちゃんは
だるそうな顔してねぇで威勢良くいけ‼✋」
「えぇ‼
客はさっき何人か送ったでしょっ‼」
「場所代だよ✋
わかったか‼」
「・・・・・ふぁい😫」
「・・・・はい」
「2人してその声か!
元気がたらん‼
元気よくっ‼」
「はいっ‼‼」
>> 60
不思議なタイミングで
拓海から作曲なんて言葉が発される
『うん!
てねむのオリジナル曲🎶』
「それって僕らが歌を作るってこと?」
『そ~🎶そ~🎶』
拓海がキラキラした目で俺に熱い眼差しを向ける
いや!
無理だから!
作詞作曲なんて
やったことないから!
アイツの視線をガン無視してると
拓海がくねくねして
俺に絡みつく
「ねぇねぇ⤴
歌🎶作ろうよ🎶」
「無理」
「てねむ
オリジナル曲🎶」
「いや
俺、作曲とかやったことねぇし」
「よし✋
じゃあ僕 作詞✋
兄ちゃん 作曲✋」
「って!お前話きいてんのか!
作曲なんか出来ねぇっての」
「がんばろう‼」
「ちょっ」
「がんばろうよ‼
兄ちゃん‼」
拓海のギラギラした視線が痛い
ガシッと強く肩を握り
俺を正面から真剣な眼差しで見つめる拓海の目には一寸の曇りもない
オイオイ
マジカヨ
- << 63 「おぅ!てめぇら! 歌ってねぇなら呼び込みしな!場所代だ!」 俺の肩を掴んだままのギラギラ暑苦しい視線をむける拓海に オヤジ店の親父もとい 店長が突然 店のエプロンを投げつけた 「あぁ! 拓海はそんままで声張り上げろ 兄ちゃんは だるそうな顔してねぇで威勢良くいけ‼✋」 「えぇ‼ 客はさっき何人か送ったでしょっ‼」 「場所代だよ✋ わかったか‼」 「・・・・・ふぁい😫」 「・・・・はい」 「2人してその声か! 元気がたらん‼ 元気よくっ‼」 「はいっ‼‼」
>> 59
『ねぇねぇ
他に歌わないの?』
そんな拓海の姿を笑いながらみていた女子高生の1人が、振り返りたずねる
「他の歌ねぇ・・・」
オフクロ~なんていったら
またダサいなんて言われるんだろうな
怠いな
返答に困っていると
ニコニコ顔の拓海が
俺の肩を後ろから抱いて答える
「歌える🎶歌える🎶
じゃあオフクロ~の」
『えー
オフクロ~ダサーイ』
(ダサい言うなダサい)
女の子たちのキャイキャイいう姿について行けず
俺は心ん中で悪態つきながら煙草に火をつけた
「えー
じゃあどんな曲がいいの?」
女子高生の会話にピョンと混ざった拓海は、女装のせいか
全く違和感がない
暫くほっといてもよさそうだ
俺は大事なギターの音を確認する
コードはずれてない
いい音でるな・・・
俺たちの声なしで
こいつだけで奏でたら
文句ないくらいいい演出なんだけどな
作曲でもするか
「作曲⁉⁉
自分たちの歌なんかないよ」
>> 58
拓海が悔しそうに地面を踏む
「・・・・・」
なんだか
気ぃ抜けた・・・
あのオヤジ
「いい人だな・・・・」
「うん」
改めて、店にむかって
深くお辞儀をする
顔をあげると
さっきの女子高生たちがはずかしそうによってきた
「あの・・・・
コンビ名なんですか?
この辺じゃあんまり見ない人たちだけど・・・・」
「あ
聞いてくれてありがとうございました
俺たちの結成名は・・・」
答えようとして躊躇する
てねむって
間抜けじゃねぇ?
「・・・・っと、
結成名は・・・まだ・・・」
「てねむだよ‼
てねむ‼」
っちゃ~
コイツ、言いやがった
「てねむ‼
毎晩7時
オヤジ店前
歌ってまーす
宜しく🎶」
「・・・・・・ハァ
ってことで
(適当に)宜しく」
「てねむ‼
てねむ‼です‼
よろしくぅ‼‼‼‼」
大声で道行く人たちに手を振る奴を
頭抱えて見ない振りした
選挙かよ
>> 57
「すっ‼すんませんっ‼‼」
拓海の手をバッと離し
二人で今度は店長に
深々と頭をさげる
こないだは
店内で歌って迷惑かけて
今日は店ん前で勝手に歌って騒ぎまくった
マジでヤバい
こりゃ茶碗洗いじゃすまねぇな・・・・
「ブはッ‼‼‼」
ビクビクしながら
とにかくひたすら頭をさげていると
突然デカい笑い声が聞こえた
「ガハハハハ‼‼‼‼
そこのお客様‼‼‼
こいつらの下手な歌の後は
うまいビールに
美味しい料理はどうだ⁉
今日は手羽餃子が安いぜ🎶🎶
お姉ちゃん達も
サービスするよっ🎶
よっときな🎶」
「あっ‼店長ずるい‼
僕らの観客‼」
「るせぇ‼
悔しかったらもっと観客増やせ拓海‼
まだまだだな‼
こんぐらいじゃ、店内で歌えねぇぜ‼
おっ‼いらっしゃいませ‼五名様ご案なーい‼
」
オヤジの声につられて
俺たちの歌を聞いてくれていた人たちが数名店内に誘導されていく
「くっそー‼‼
今にみてろー‼‼」
>> 56
しばらく
頭を下げたままだった気がする
まだ俺たちに
拍手を送ってくれる人たちがいる
チラリと視線を拓海に移すと
奴も同じようなタイミングで俺を見てニッと笑う
全く
訳わかんねぇや(笑)
流石に首が疲れてきて顔を上げようとすると
頭の上にでっかい手のひらが降ってきて、俺たちを抑えつける
「ぐっ!」
「ひゃあ!」
軽く頭をあげて上を見ると
お玉もった親父が
二ヒヒと笑ってた
「て!店長
はなしてよぅ~」
て・・・・店長‼‼‼‼
どっかで見た顔と思ったら
コイツ!もとい
この方は
オヤジ店の店長じゃねぇか‼‼‼
>> 55
最後の最後まで声を振り絞る
拓海俺の声についてこれてねぇ
あぁコイツ発声練習させねぇとな
いや
実践で鍛えるか?
そんなこと考えながら
曲を締める音を
ゆっくりと響かせる
歌はどうか分からんが
ギターの音は最高に
いいな・・・・
そんなことを思いながら余韻に浸ってると
パラパラと拍手が飛んできた
改めて辺りを見渡すと
さっきより人数減ってるが、俺たちの歌を最後まで聞いてくれた人が
高校生を含め十数名
俺一人の時は
多くて2~3人だった
なんか少しだけ
・・・・
嬉しい気がする
・・・・
「兄ちゃん!
いくよっ!」
ぼんやり辺りを見渡していると
拓海が俺の腕に絡みつく
「なっ!いくって!
どこに?!はっ?」
訳が分からず握られた手を上に高く高くあげた
「ありがとう!
ございましたっ!
大きな声でぇ‼
さん!
はいっ!」
「ありがとうございましたっ」
「ありがとうございました」
手をつないだまま
俺たちは
聞いてくれた皆に
深く深く
お辞儀をした
>> 54
なんだこのおやじ?
訝しげに見てると頭の上にデカい手のひらが落ちてきた
「ほら!歌え‼
てめぇらの下手な歌
見せてやれ‼」
「え?」
「兄ちゃん!いくよっ!」
「お
おう」
ジャン🎶
勢いに押され、ギターをならす
さっきの変な盛り上がりで
オフクロ~の歌も
なんだか盛り上がった曲に聞こえる
誰かが拓海の歌を笑う
拓海が嬉しそうに手を振る
ちげぇだろ
バカにされてんのに(笑)
あいつの声と俺の声が混ざり合う
誰かが歓声をあげる
誰かが、拍手する
誰かが立ちどまる
拓海の低い声と
俺の高い声が
混ざって
混ざって
空に高くあがってく
あぁ
サイコーに
きもちいい
>> 53
「わ~った
オフクロ~」
えー
やだー
・・・・・💢💢💢
もっと明るくて
楽しい歌がいぃ🎶
「・・・・💢💢💢・・・ッセエ」
「おっとぉ‼
まぁまぁ聞いてたら
楽しくなるよ
ネ💕ネ💕」
拓海が俺の気持ちを察したかのように
女子高生を宥める
ダメだ
苦手だ
やってらんねぇ
「・・・拓海・・・
今日、むリ・・・」
「あ🎶あ🎶あ~🎶
みんなで~🎶」
完全に心が折れて
帰ろうとした瞬間
なんかデカい声が頭の上から降ってきた
「あ🎶あ🎶あ~🎶
みんなで~🎶ハイ✋」
振り返ると
がたいのある親父が
お玉片手に歌ってやがる
「あ🎶あ🎶あ~🎶
みんなで~🎶おら‼拓海」
「わ‼わ‼
あ💥ああ~💥
みんなで~💥」
「おめー
相変わらず下手だなぁ
音程とれてねぇ💢
さ
そこのきれーな姉ちゃん!あ🎶あ🎶あ~🎶
みんなで~🎶」
きゃーだっさー
アハハハ‼
「ハイ✋
あ🎶あ🎶あ~🎶
みんなで~🎶」
え~
「あ🎶あ🎶あ~🎶
みんなで~🎶(小声」
「うめぇ‼‼‼‼
俺んとこの料理ぐらい
歌うめぇな‼‼‼」
キャハハハハ
>> 52
「で
何歌うよ?
何?」
「うーん
なにがいい?みんな?」
じゃあ
キャリーパミュパニュ
「無理」
えー
じゃあ
ジャパーズの曲
「知らん」
なにそれーつまんない~
要するにだ
人集めはいいが
肝心の見せ物ができていなかったわけだ
俺たちは
だから静かに歌いたい歌を歌っていたかったんだよな
俺は
なんか面倒になって
軽くタバコをくわえる
拓海はまだ女子高生と
キャイキャイやってる
人は集まっては消え
集まっては消えていく
ちょっともったいねぇな
・・・・・
いや 待て!
勿体無くなんかねぇぞ
自分の考えに葛藤してる
最近なんか変だ
「ねーね~
オフクロ~でいいから
歌おうよ~」
>> 51
「知らん
俺はしらん!
フリフリのレースのスカートに何かしらんハートがついた服を着て
不思議な棒を持っている
男女なんかしらん」
「えへ
これ似合うでショー
コミケでコスプレしたなかで一番人気だったんだ!
プリキュアのキュア♥の制服姿
ね❤かわいい?」
俺のギターにもたれかかって、頬にキスをするような格好でこそこそと拓海は話を続ける
「こんな街じゃ
このくらいしないと
誰もみてくれないっショ
ここはぐっとこらえて!」
チュ
と軽く頬にキスをして
拓海はまた軽くウィンクを送る
キャーキャー!!!!!!!
確かに
いつのまにか俺たちのまわりには人だかりができている
「さぁ!始めよう!」
ジャン
拓海の声を合図に
しぶしぶギターを軽くならしたはいいが
「何歌うんだ?」
「え?え?
オフクロ~?」
「そのカッコで
渋い歌歌うのか?」
「えぇ?
だってこないだ
オフクロ~の歌歌ったら気持ちよかったし
みんなもオフクロ~
聞きたい?」
ええ
オフクロ~だっさーい!
「ダサい言うなダサい💢」
「ちょ!兄ちゃん
そこはこらえて!」
女子高生に啖呵を切りそうになり
拓海が彼女たちを庇う
キャーヽ(≧▽≦)/
キャイキャイ騒ぐ女子高生に
ますます人だかりは増える
騒ぎを興味本位で覗いてるだけの人たちだけどな
「・・・・・・」
明日7時
まさにその時間に
俺にしてはまじめに
オヤジ店前に来た
オヤジ店前は相変わらず賑わっていて、店内からの威勢の良い声がここまで聞こえるくらいだ
こんなとこで歌いたくねぇなぁ
躊躇したのはそんな些細な理由だけではなかった
「やっほー!兄ちゃん!」
軽く手を挙げてにこにこと近づいてくる人を軽くかわしたくなったがぐっとこらえる
おまえ・・・・そのカッコは・・・
なにもいわず立ち尽くす俺の気を察してか
拓海がペロリと舌を出しまるでコギャルが写真を撮るときのようにピースした指を目に当ててウィンクをする
立ち去ろう
コイツは拓海じゃない
「あぁーん!まってよぅ!僕だよ!拓海だよ」
「知りません。知りません。コンナヒトシリマセン」
外人みたいなカタコトで絡んでくる男女をかわす
男女
そう・・・・今の奴の格好は
>> 49
第一章終わりです~
まだまだ続くよ🎵
こちらは
雲が蒼い空に流れてくみたいに
まったりやっていきます
みてくださっている人に感謝しつつ
しつこく
第二章いっちゃいます😉
紅茶でも飲みながら
時々のんびりのぞいてみてください💓
>> 48
まぁ・・・いいか
少し伸びをして、拓海を見ると
なんか細かく作戦をたてている
まぁ
「好きにやってみろよ。」
「うんっ✨」
子犬みたいにキラキラした目で大きく返事をする奴になんだかいろいろとどうでもよくなった
熱くなんかならない
でも
適当に・・・
じゃなくて
適度に歌っていたい
空は蒼く澄み
雲がゆっくりと流れていく
誰かが運んだ珈琲の香りがすっと辺りに漂い
なんだか
ほっと一息
「明日!今日?!
いつから始める?
い!!!!今!?
今がいい?
あぁ!どうしよう!
僕!イベントでコスプレした時より興奮してる!楽しい!楽しいね!!」
「ん~
じゃあ
明日からだな」
「明日!あしたか!
えっ!
明日!
今日でもいいだろ!
今からでもいいだろ!」
ブッ!アハハハハ!!!!
「アハハハハ!って!
そこ笑うとこじゃないし!
ってか!ニイちゃん
笑うとかわいいし!!
いや
そんなことより
今日からだろ!
今からだろ!」
「明日
明日♪」
「ええぇ!
今からだろ!」
あれ
なんか今俺、少し楽しいぞ
あぁ・・・・でも気のせいだな♪天気いいし♪
ワイワイ騒ぐ奴を横目に残った珈琲を飲み干した
明日から
明日からなんだか騒がしくなりそう
そんな予感がする
いや
悪寒かな
そんな日曜日の昼下がりだった
>> 47
交差点で行き交う人々をのんびり眺める
この街は比較的人口が多く、景色は車か人か建物
嫌いじゃないが
好きでもない
俺の地元は、窓の外に青い海が広がり
どこにいても
雄大な桜島が見えた
あのもくもくと上がる噴煙を見ていると
我が誇るべき県民、長渕大先輩みたいに叫びたくなる
でもこの町はちがう
何か冷めていて
クールで、
だから拓海がどんな熱くなったって、
立ち止まるのはこの交差点にいる数名
いや
数名もいないかもな
コイツの声じゃ・・・💧
>> 46
そんなこんなでコイツと組むことになった
「だからさぁ
てねむ
に決めよう!」
俺から奪ったハンバーガーを食べ終わった奴は
ペロリとケチャップの付いた唇を舐めると
てねむ
というバンド名を
大きく紙に書いた
なにが だから なのか
全くわからん。
「てねむ!
毎晩七時
なかやオヤジ店前
歌ってます!
みんな来てね!
ほら!
できた!」
「なんだ それ」
「看板!看板!」
「いや、オヤジ店前毎晩七時って😒」
「オヤジ店はこないだの飲み屋だよ!
歌っていいって
言われただろっ✨✨」
「売れたら歌っていいんだろ
ってか
毎晩七時ってなんだよ」
「オヤジ店前だから
いいんだよ✨
きっとオヤジも喜ぶさ✨」
「いや
迷惑だろ
っーか
毎晩七時ってなんだよ」
「迷惑じゃないさ
きっと喜ぶ‼」
「・・・・・
で
毎晩七時って?」
「明日から!
毎晩七時に歌う!」
・・・・・
あぁ
どこから
訂正すればいいんだ?
ってか
こいつの根拠のない自信とやる気は、どこからくるんだ?
飲みかけの安い珈琲を
ゆっくり口に含んで外を眺める
いい天気だな
>> 45
「まぁ・・・少しの間だけなら・・・」
「まじで✨✨✨✨✨」
しまった
と思った時には遅かった
拓海は俺の腕をとり
ぴょんぴょん飛び跳ね勢い余って抱きついてくる
あぁ・・・・
まじで
失敗した
端から見たら
マジで疑われそうなこの光景を避けようと
力いっぱい抱きつく拓海を引っ剥がし
念を押す
「いいか!
少しだけだぞ!
少しだけ!」
「🆗😉✨💕」
「いや、まじで
分かってんのか?
本当に、短期間だ!」
「🆗😉✨✨✨💕」
「ってか
俺、大学通ってるし
就きたい仕事だってある。」
「🆗😉✨✨✨✨💕」
「将来の夢は歌手じゃねぇ。」
「🆗😉✨✨✨✨✨✨✨✨」
あぁ
本当にこいつ
わかってんのかよ😫
>> 44
はっきり言って
あいつがいうように
他人には興味ねぇ
というか
興味ねぇと思っている
それが羨ましく思えるかどうかは謎だが
尊敬してる風に言われるのは悪くないな
「まぁ
いいんだけどさ
憧れてただけだし
一緒に歌えたらなぁって思ったらドキドキして
なんか嬉しかったんだ
・・・・・」
突然拓海が黙り込む
夜も更けて風も随分冷たくなってきた
ぶっちゃけ
はやく帰りてぇ
「・・・・・・」
「・・・・・・ねぇ
お願いだよ
僕と
付き合って欲しいんだ」
上目遣いで再度たずねられる
どこぞのおねぇちゃんだったらイチコロだろうな
で
俺はどうすんだ?
追っかけされて
憧れなんていわれて
告られたみたいに
懇願されて
今もイヌコロみたいな目でじっと見つめられてるし
あぁ・・・・
ズルいよ。こいつ。
>> 43
「・・・・ってか
まぁ それが君だったわけで・・・」
拓海はなんだかバツが悪そうに頭をかく
「・・・・・・・・」
いやいっちゃいけねぇ
でも 悪いけど
悪いけど
こんな奴
クラスにいたっけ(-_-
「あ!!!!!今こんな奴クラスにいたっけ(-_-
って顔した!」
拓海が間髪入れず突っ込む
「・・・・・
いや・・・・なんつーか
まぁ・・・・」
ごまかしでもってしょうがねぇわな
覚えてねぇもんは
覚えてねぇも
「お前のこと、知らんわ。俺。」
はっきりと伝えると
ズーンって言葉が似合うぐらい拓海は肩を落とした
「・・・・・まぁ
わかっちゃいたんだけど少しぐらいは
って望みはあったんだよね。
まぁ・・・・別にいいけど・・・・・・・」
>> 42
拓海はキラキラした瞳で俺を見る
うーん・・・
なんていうか
悪いけどおかしいを通り越して
コイツ少し
気持ち悪い・・・💧
俺の心中を察したのか
奴は手のひらをブンブンと振って顔を赤らめ困ったようににごりと笑った
「ちがう!ちがう!
僕だって女の子が好きさ!
兄ちゃんは憧れというかなんていうか・・・・」
言いかけて拓海は、軽く石を蹴飛ばすと
川に向かい歩き出す
サクサクと草原を歩くたび、虫たちは演奏をやめ、音色の消えた川縁はしんと静まり返る
俺に背を向けたまま、川を眺めるようにしゃがんだアイツは独り言のようにまた話し出した
「僕さぁ
中学ン時、かなりアニメオタクでさぁ。女の子のオタクグループに囲まれて、女装コスプレでコミケなんて日々で、男友達いなかったんだよねぇ。
てか、軽くいじめられてたしね。」
コミケ?コスプレ?なんだそりゃ?
知らない単語が並び困惑したが、なんだか深刻な話のようなので軽く流す
「まぁ 同性から気味悪がられていたのは事実でさ。でもまぁ欲しかったんだよね。男友達。
だから僕、いっつも、クラスメートの視線や態度ばっかり気にしてた」
「でもさぁ・・・」
何かを言いかけて
こちらを振り向いた拓海は、俺に真剣な眼差しを向ける
「クラスメートにさ
全くそんなん気にしない人がいてさ
いっつも一人なんだけど全然平気そうで
なんだかその姿が羨ましくて
僕、自然といつもその人の姿追いかけてた
そうこうしているうちにいつの間にか尊敬する先輩っていうか
兄貴みたいに感じるようになってさ」
>> 41
土手に倒れてる男に目を向けポケットを探った
シュボッ
やっぱりマッチだよな・・・心地よい硝煙のにおいが漂い苛立った心を解していく
逃げ回ってたって・・・
しょうがねぇな・・・・
「おぃ
おきろ!」
煙草草を深く吸い込み
奴の顔に思い切りふっかけた
「うゎ!なにっ
ゲホゲホ!😲」
拓海がアホな顔してむくりと起き上がる
残念ながら
顔は良いようで、美形好きの女性がこの姿をみたら、手を貸してあげそうでムカつく
「話つけよう
俺はお前と組むきはねぇなんでお前は
俺と組みたいんだ?」
「だからぁ
兄ちゃんが好きだからだよ」
ほっぺをプクッとふくらまして、拓海が答える
反射的に
両頬を片手で潰してしまいたくなる
「俺にその気はねぇ
大体俺、彼女いるし」
「知ってる知ってる
中学ん時の生徒会長
福原 亜衣ちゃん
ハキハキしてて格好良かったよね~彼女✨」
「何で知ってるんだ・・💧」
「君のことならなんでも知ってる✨」
>> 40
土手を転げ落ちるなんて漫画かよ💢まじ痛え💢
擦り傷だらけの体を見てムカつきが最高潮まで達する
「・・・・・ってぇ~~~
っ!ギター!!!!」
抱えていたギターは
・・・・・
なんとか守りきったみたいだった
ってか
ギターまで傷だらけで壊れてたらまじでコイツ殺ってやる
殺気立って
立ち上がり周りを見回すと、奴も近くに間抜けな姿でひっくり返っていた
「はぁ~~~~~~」
深いため息をつき
とりあえず
タバコをポケットからとりだした
気がつくと
季節は夏から秋へかわりつつあり
風上から吹く少し冷たい風が、汗だくだった体を掠める
りりり・・・りりり・・・
草むらからは静かに美しい虫の声が響いている
あいつの声も
こんくらい綺麗だったらなぁ・・・・
>> 39
「君のことが!
大好きだったんだぁ!!」
とんだセリフに
思わず、足をとられる
その隙をついて
拓海の手が
俺の腕を掴んで・・・・
「やっと、捕まえた・・
た・・・た・・・?
「わ!わ!わ!
押すな押すな!
マジで!ヤバい!
おちる!」
「ヒャア!」
「@?$#?@+?*」
マンガのキャラが
高いところから落下すると
よく頭の上に
鳥が飛んでるだろう
まさにいま
そんな状況
バランス崩した所
拓海が腕を掴んで押したもんだから
俺たちは見事に
川沿いの土手をゴロゴロと転がり落ちた
>> 38
そんな俺の行く手を阻むように
奴が 突然俺の前にしゃがみこみ顔を覗く
まん丸な目がキラキラと見つめる
ヤバい
コイツ
またなんか企んでる?
捕まらないように
するりと奴の横を通りぬける
ダッシュだダッシュ!
もう、やっかいごとは真っ平だ!
俺はいつものように
ただ
ただ
一人ゆっくりと
歌いたいんだ
「新居 豊くん!!!」
拓海がまた大声で俺を呼ぶ
「新居 豊くんっ!
ぼくっ!ぼく!
中学はいってから
ずっと!ずっとっ!」
猛ダッシュで走ってるのに
あいつも負けじと付いてくる
街を抜け
公園を抜け
川沿いを走りつづける
あいつ!まだついてきやがる!
ギターが重くて振り切れねぇ
奴は息を切らしながら
俺の腕を掴もうと必死に手を伸ばす
「聞いて!聞いてよっ!兄ちゃん!
ぼくはっ
ずっと!ずっとっ!
君のことが!」
>> 37
「売れたらあの店でうたっていいって🎶」
「売れたらな・・・」
「やっぱ
才能認められてるって感じ?」
「いや
ちがうし」
「僕たち
最高のコンビだと
思わない?」
「おもわねぇ」
「兄ちゃん冷たいっ😫」
「だから!
俺はお前の兄でもなければ
コンビでもねぇ!
・・・・・はぁ
いい加減諦めろよ
迷惑・・・」
正直
なんだかいい加減
振り回されて疲れた
俺はがっくりと肩を落として歩く
お気に入りのギターも
心なしかずしりと重く感じる
はぁ
早く家、帰りてぇ
>> 36
「ま
じ!ま
じ!ま
じ!まじ!?」
ちょっとまてい!
今おまえ等っていわなかったか?!
まだ俺はこいつと組んでないし
俺はうれるとかそんなん関係ねぇし!
ぐるぐる回る俺の思考を知ってか知らずか(わざとか?)
拓海は大喜びではねまわる
「いいか!
売れたら!歌いにこい!」
「はぁ~い💕」
状況が状況だけに
拓海ハートマークいっぱいの返事にも
ろくに反論せず
ぺこりと頭を下げて
俺たちは店を出た
>> 35
「えっと・・・
何をすればいいすか?
店長?」
俺の考えが伝わったのか、拓海がすまなそうに頭をかきながら店長の前に歩みでる
「いつもの茶碗洗いならできるっすけど・・・えへへ」
「そんなんじゃ
たりねぇなぁ」
「えぇぇ!
んじゃ何すればいいんすか😫
迷惑かけたことはわかってるよぅ😫」
「・・・・そうだなぁ」
店長は一瞬上を向き考えたが
すぐにこちらに視線を戻しニヤリと笑った
「おまえ等が売れたら
ここで歌わしてやる!
」
>> 34
代金をレジで支払い逃げるように店のドアに手をかける
店の人の視線が痛い
拓海の手をつかみ
そそくさと去ろうとすると
太い腕が肩に掛かった
「おい!兄ちゃん」
ヒィイイ!やっぱ謝っただけじゃダメか?
振り返ると、声の主はやっぱり店長と言われてた人で・・
「このまま、帰らせるわけにはいかねぇなぁ・・・」
ニヤリと笑う口元に、少し恐怖を覚えながらも
拓海に目を合わせる
茶碗洗いとかやったことがないが
そのくらいでゆるしてもらえるだろうか・・・・
>> 33
「うるせぇ・・・・・」
視線を酔っぱらいたちに移す
ごちゃごちゃいいやがって💢まじで・・ウルセエ・・・
「てめえらもうるせぇん💢だよ💢
コラ💢
たとえ、下手でも
拓海みたいな馬鹿そうな男でも
一生懸命歌う奴を!!!!!!
笑っていいわけがねえぇ💢」
酒場がしんと静まる・・・
俺は財布とギターと
なんだか変な表情を浮かべてる拓海の首根っこ捕まえて
店長の前で立ち止まった
「お騒がせしてすみませんでした!」
拓海の頭掴んで
客と店長に深々と二人でお辞儀した
拓海のは半ば無理やりみたいだったけど
あいつは抵抗することなく頭下げた
>> 32
「五月蝿ぇ!!!!!!!!!!!!💢💢💢💢💢」
気づいたら俺はギターを持って立ち上がってた
『なんだとコノヤロウ💢
お前の相方の歌が
うるせぇんだよ💢
黙らせろ💢』
『土下手くそな歌は
やめさせちまえ!』
酔っぱらい達は俺を睨みつけて口々に文句を言い始めた
俺はそいつ等を無視して、いまだ勝手に歌い続ける拓海をじろりと睨みつける
「拓海!お前の歌
五月蝿い💢」
『まじかよ!(笑)』
『兄ちゃん!よく言った!』
酔っぱらい達は、またもや腹を抱えて笑い始める
拓海は、一瞬
下を向いたが、すぐに顔をあげ
ペコちゃんを彷彿させるような仕草で
エヘッとおどけて笑った
『二度と歌うんじゃねぇぞ
兄ちゃん!!!』
『雑音は近所迷惑だからなぁ』
>> 31
「オイオイ!まだ歌うのか!
そろそろうるせーぞ!」
「ジャイアンのコンサートかよ!」
どれだけヤジが飛んでも拓海は歌うことをやめなかった
酒が入ってる奴らはますます拓海の歌を馬鹿にしののしり始める
「五月蝿ぇ!
もうヤメロ~」
「故郷にけーれ
けーれ(爆笑)」
酔っぱらいたちは大爆笑で拓海を指差して笑ってる
けど
アイツは
ニコニコしながら
歌うのを止めなかった
>> 30
ぎやはははははは!!!!!!!!!!!!
店中が笑い声で溢れる
店長なんか腹抱えてわらっていやがる
「ひでぇ!ひっでぇな!
お前は・・・あれだ!
お笑いめざせる!!!」
「いいな!それ!
たくみ!
そのどへたくそな歌で
お笑いの頂点を目指せ!!!」
ムカッ💢
なんだかイライラする・・・なんだそれ💢
少なくともたくみは
一生懸命歌ってんだぞ
いや・・・多分・・・
ちらりとたくみの顔を見る
奴は、歌いながら頬を赤らめ、ニコニコ明るく手を振ってる
なぁんだやっぱ中途半端か・・・
なんて思ったけど・・・・
握ってる拳
震えてる・・・・・・
表情が・・・・あれ?・・・
コイツも意外と・・・・・・
・・・・・悔しそう・・・・・・
>> 29
「んじゃあ、なんだ
ほら!歌ってみろ!」
っ!おっさん!
軽すぎだろ!
俺の存在を無視しつつ
たくみは
ホホィ✨
と軽く返事をして 舌なめずりをした
ヤメロ!
ぉまえの声は・・・・・
※〆△♂!々ゞ×××××・・・・・
~~♪
部屋中に酷い歌声が響き、
皆の口がぽかんとあく
ぉまえの歌は・・・・・
酷すぎる😱
>> 28
ほぼ同時に言いたいことを言われてしまい
声がする方を見ると
なんだか
見るからに料理してますってオヤジが、客に焼き鳥を運んでいる所だった
「うっわ~店長
久しぶり!」
『久しぶりじゃねぇ!
こないだ腹へったから
少しバイトさせろって泣きついてきた奴はどこのどいつだ!』
「えへへへへ
あのときはどうも💕」
『んでなんだ!
売れないモデル
売れない役者
の次は
売れない歌手か!
もう諦めて
故郷にけ~れ!け~れ』
「売れなくなんかないさ!
次は売れる!
だって!ぼくは!最強の相方を手に入れたんだ!」
ジャーンなんて効果音が流れそうな手振りで
奴は俺に手を伸ばした
騒がしい2人のやり取りに
なんだなんだと
野次馬たちが集まり始める
またかよ!
どうしてこうも目立つんだコイツ
皆の視線を避けるように、机に肘をついて頭を抱える
てか
机の下にでも潜ってしまいたい
>> 27
「よくねぇ💢」
とっさに突っ込んでしまい、周りから笑い声がパラパラ降りかかる
『いいぞ兄ちゃん!
歌っちゃぃな!』
・・・・・!なっ
マジで勘弁!
「はいはーい🎶
じゃあ、オフタロ~の歌
歌いまーす」
『オフタロ~かよ!くれぇなぁ!』
「うんうん
ぼくもそう思う!
でも相方が好きなんだよね」
オフタロ~は暗くねぇ!
てか
相方って誰だ!?
俺か!?
突っ込み所満載で
まずどれから訂正したらいいか分からず
とりあえず
目の前に運ばれてきた
ビールを一気飲みしてみた
ふぅ~旨い
さて・・・・・
一息ついて考える
奴に、一番始めに言わなければいけないことは
きっと・・・・・
「くぉらぁ!拓海!
ここは飲み屋で
歌うところじゃねぇ!」
(同時)
ここは、飲み屋で
歌うところじゃないということだ💢
>> 26
そんな中、悩みの種は
運ばれてきたばかりで湯気の立つピザを、はふはふ美味しそうに頬張っている
犬ころに餌をあげているような気持ちにすらさせる、奴の姿に
不覚にも少し和んでしまう
「にいちゃんも食へなよ✨お腹ふいたら、ハモリも、半減ひちゃうよ」
「・・・・・ハァ(ため息
なんでお前
そんなに俺と歌いたいわけ?」
「へっとへぇ」
口いっぱいにいれたピザをビールで流し込むと
奴はすくりと立ち上がり、俺にウィンクをした
???・・・・
また、いやな予感がして
いつでも逃げられるように、とっさにギターケースと財布を握る
『いらっしゃいませ~』
店員が客を運び、
店はますます人の熱気でむせ返す
その様子を見て嬉しそうに笑った奴は
唇の端についたピザソースを、ペロリと舐めると突然、大声で呼びかけた
「相馬 拓海!
新居 豊!
歌っていいでっすかぁ~!」
>> 25
冷たいビールが一気に喉を通り、適度なアルコールが、苛立ちを少しだけ緩和させる
「にいちゃん、なに食べる?ぼくは手羽餃子にポテトに・・・あ!ピザもいいね!」
「ビール💢」
「わぁ✨飲める口✨
どんどんいっちゃって!」
コイツと話し合うには、ゆっくり腰を据える必要がありそうだ
並々と注がれたビールの柔らかい泡を見ながら
どうやったらコイツと歌わなくてすむか考える
『らっしゃいませっ』
居酒屋の店員が、店に若いたくさんの客を案内し、店はますます騒がしさを増す
苦手だ・・・
人ごみが苦手
人間が苦手
誰かと深く関わるなんてまっぴら
そういえば、居酒屋なんて、大学の入学式以来だ(付き合い)
喫茶店にでも行けば良かった
と
適当に店を選んだことを少し後悔した
>> 24
勢いよく、机を叩いてしまい
周りの視線を誤魔化すように
コホン
と咳払いし
席についた
怒りの対象であるはずの奴は、そんな俺の行動などまるで気にならないかのように
美味しそうに
ごくごくとビールを飲み干した
俺はやけになって
目の前のビールを一気飲みする
>> 23
「東卒中 三年二組
新居 豊くんっつ!
僕は あの時 君のことが!!むぐぐっ!!!」
ひぃ!xF0xF0xF0xF0xF0xF0
振り返り、猛ダッシュで奴の口を塞ぐ
なにを言い出すかわからなかったが
きっとよからぬことだとは検討がついた
そのまま首根っこ捕まえて
目についた居酒屋へ連れ込む
居酒屋の兄ちゃんが威勢良く俺たちを奥の座敷へと案内する
「どういうことだ💢」
「わぁい!僕ここの
手羽餃子大好き✨」
「なんでお前俺のこと知ってんだ💢」
「あ!すみません~
ビール2つおねが~い」
『はいまいど~!』
「大体お前、あんな人だかりで、何を言おうとしてたんだ!」
『はい!ビール二丁』
「うわぁい!ビール✨
ビール✨
はい✨かんぱーい✨」
「💢💢💢💢
俺の話を聞け!!!!!!!!」
>> 22
「まだ何にもいってないよぉ!」
「俺は一人で歌いたいんだ!つるむなんてまっぴらごめんだ!」
「にいちゃんは
昔から変わってないんだね」
「だから
俺はお前のにいちゃんじゃないし
お前なんか知らねえ!」
俺たちの喧嘩を見物し始める人が、少しずつ増えていく
あぁ昨日の二の舞だ
俺は逃げるようにその場を立ち去ろうとした
その時奴が後ろから叫んだ
>> 21
なんて思っていたのに
歌いたくなって
いつもの場所にふらふらとでかけると
奴がいる!
まじで勘弁!
場所を変えて歌い出すと、どこから聞きつけたか飛んでくる
また場所を変えると
飛んでくる
また場所を変えると
飛んで・・・・
「ストーカーかよ!💢」
「黙って聞いてるだけだから
いいじゃないか!」
「何もいわないのも気持ち悪いんだよ!」
「じゃあ、一緒に・・」
「断る!」
>> 20
「あ!まって!兄ちゃん!」
聞こえません
聞こえません
「また、一緒に歌おうねぇ~!」
「断る!」
「絶対歌う!一緒に歌う!いつか告りにいくから」
「無理」
手のひらをフリフリと軽く降って
散らばりつつある観客の波に混ざる
確かにハモりは 本当にきもちよ・・・・
もとい
よく響いた
でもあんな厄介そうな奴とお知り合いになるのは正直
お断り。
>> 19
俺は倒れた男を振り払うと
静かに立ち上がり
ギターをゆっくりとケースに直した
頭をかき、煙草に火をつけ、ゆっくり、煙を吸い込む
数名の女が恐る恐る近寄り、平手の跡を心配そうにハンカチで押さえてあげている
『奴はまかせた』
勝手に託す
っていうか、絡まれた俺は被害者だから
頼む必要もない訳で
「面倒くせぇ・・・」
>> 18
二度目の平手で
完全にノックアウトした男をみて
般若のような顔をした女は
ふんっ!
と鼻息を荒くして
ヒールをカツカツならして去っていった
気がつくと周りは野次馬だらけ
なんだったんだ一体・・・・・
>> 17
「やっぱり、そういう趣向があった訳ね!」
「いゃあ、これはねぇ
違うんだよ朱美ちゃん!確かに彼とは、気持ちよかったけどねぇ」
「ちょっ!
言い方間違ってんだろ!俺!お前とは他人だし!関係ねぇし!」
「えぇ!だから僕だよ
覚えてないのぉ!」
「しらねぇ!
んなことどうでもいいから
俺の身の潔白を証明しろ!」
「あ
朱美ちゃん、このひとはねぇ・・・・」
「こんの
ど変態!
地獄に落ちろ!」
バチーン!
>> 16
「ほんっとうに
意味わかんないわ
拓海・・・・・・・」
気がつくと
奴の後ろに、ハイヒールにミニスカのちょっと派手目な
女の人が立っていた
「うわ!あのね!朱美!これわね!そのっ」
バチーン!
うわぁ!ナイス平手!
振り返った奴を思い切り打った女性を
悪魔でも心の中で賞賛
しながら
俺の方へ倒れてきた男を避ける
なんだこりゃ!
滅茶苦茶修羅場じゃん!
>> 15
観客が一斉に笑い出す
オイオイ
拍手ぐらいくれよ💧
「いょっ!大統領!」
なんて訳の分からないほめ言葉と
女性陣の痛い視線を浴びながら
酔っ払ってんだか
なんだかしらんが
抱きついてはなさない奴を無理やり剥がそうと試みる
抱きつくのは構わん
いや
暑苦しいのは暑苦しいんだけど
とにかくギターを壊されたんじゃたまんない
「とにかく!離れろ!
ギターが壊れんだろ!」
「やだ!離さない~!
もう一曲!もう一曲歌いたい!歌わせてくれるなら離す」
「一曲だけの約束だろ!
帰れ!帰れ!この酔っ払い!」
「やだ!もっと気持ちよくなりたい!
一緒に逝こう!」
「だから!
んなエロい言い方すんな!意味わかんねぇし!」
>> 14
腹の底から絞り出した声が
奴の振り絞った声と交わり
静かに
静かに
曲の最後の音を響かせる
「・・・・・・っ!」
「にいちゃん!
さいっこうっ!!!!!!!」
「わ!ちょ!
まてっ!」
終わりの演奏を待ちきらないように
奴が俺の胸に飛び込んできた
「こらっ!
ギター壊れんだろ!
ヤメロ!」
「だって!だって!
なんだか、本当に
たまんないよ!
気持ちよかった!
本当に、気持ちよかったんだ!」
>> 13
不思議だ
あんなに汚いと思っていた歌声なのに
声が重なると
溶けるように
交わる
言い方はあんまりよくないが
マジで気持ちいい!
気がつくと、野次飛ばしてた酔っ払いや
奴だけをみていた女達が静かに歌を聞いている
もっと
もっと
交わりたい!
あいつが俺をみて
声を合わせる
高い声と低い声が
空へ空へとあがっていく
もっと
もっと
もっと
もっと
>> 12
腹筋に力を入れ
腹から声を出す
高く、高く、ギターに似合うぐらい澄んだ声を
俺の声が奴の声に重なる
・・・・・?
あれ
なんか
気持ちいい・・・。
「ひゃあ✨なんか声が合わさって気持ちいいんだけど✨」
「ちょ!歌えよ!
感想は後でいいから!」
「はいはぁい✋
さぁ皆さん!僕らの交わる気持ちいい瞬間!
聴いてって🎶」
「変な言い方するな💢」
「えぇ~ん
だって、逝きそうなくらい
気持ちよかったんだも~ん」
クスクスと笑う女性陣に応えるように
奴は俺に投げキッスをして、また歌い出した
>> 11
澄んだ音色に重なる汚い声
それに混じる周りの人たちの笑い声
なんだかいたたまれない
俺は唇をひと舐めして
声の調子を整える
せめて、ハモりぐらいはきちんと歌わなくては、ギターにも
観客にも悪い
観客?
まぁばかにしてる連中や奴のルックス目当ての
姉ちゃんは多いけど
俺たちの周りには
いつの間にか、結構な人が集まっていた
>> 10
しかし
そんな澄んだ音色の中
歌っている奴の声は
酷い!
ジャイアンを彷彿させる、歌声に、近くを歩いていた人たちが笑い出す
「兄ちゃんがんばれょー」
なんて野次がとぶ
しかし当の本人といえば
「はいはぁい✋」
なんて、曲の途中で愛想笑い
女性陣に、ウィンクまでしちゃって
キャーキャー言われてる
真面目にうたいやがれ!
>> 9
ギターの澄んだ音色が響き渡る
余談だが
俺のギターは、いとこの兄ちゃんに譲って貰った物
兄ちゃんは、本気で歌手目指してた時期があって、上京してバイトしながら路上してた
まぁ世の中そんなに甘くないわけで
今は実家に帰り、八百屋を継いでいる
で
しまってあったギターを俺が譲り受けたってわけ
本気で目指してただけあって、結構高値のそれは、そこらへんのものには負けないいい音を出す
>> 8
「わ~った!わかったから ちょっとまて!
えと・・・
じゃあ この本の中から曲選べよ!」
「えぇ!
これ オフタロ~の歌じゃないかぁ
なんか暗くてイヤなんだよね~
これしかないの?」
「ない!」
「ちぇっ
しょうがないなぁ~!」
おいおい
俺の尊敬するオフタロ~を
暗い呼ばわりした挙げ句、しょうがないだとぉ!!
キレそうな俺を知ってか知らずか
奴はつまんなそうに
コード本をペラペラとめくる
サラサラの茶髪が、くりんとした二重の目にかかってる
こいつ、女みてぇ
俺の視線を感じたのか
奴がふいにこちらを見る
そして、ニヤリと笑うと、開いた本を差し出した
「これっ✨いいねぇ
今の切ない僕の気持ちにピッタリ✨」
ふぅん・・・
意外といい曲選ぶじゃん
「わ~った!
これ歌ったら帰れよな!潔く!」
「なんだよ~にいちゃん
冷たいのぉ~」
「だから
俺はお前の兄じゃねぇ!
って、とにかく
もういいから 歌い終わったら帰ってくれ!」
「うぇ~
酔っ払いになんか構ってらんない
俺は奴の言葉を遮るように、勢いよく
ギターをかき鳴らした
>> 7
あれはいつものように
急に歌いたくなって
遠くに行くのが面倒で
近所の飲み屋街の端っこで
行き交う人々を横目に
声を張り上げていた時だった
誰一人振り返らない中
小柄の茶髪の男の子(あの時俺にはそう見えた)がよたよたと俺に寄りかかってきた
そいつは俺を見上げると目を輝かせて
にいっ
と笑って口を開いた
「にいちゃん!カッコイい!
僕も一緒に歌わせてぇ✨」
なんだ!コイツ!?
正直馴れ馴れしい奴は苦手だ!
肩に回してきた手をはねのけると
そいつは大事なギターに触れてきた
「なっ💦こら!俺のギターにサワルナ!お前だれだ!」
「にいちゃん、僕のこと忘れたのぉ?
僕は一目見ただけで
分かったのにぃ~~」
「はぁ?ににいちゃんって?俺お前の兄貴じゃないし?
てか酒くせぇ!
酔っ払いならお断りだ!」
「なんだよぉ!
いましがたふられた僕の気持ちを癒すのは
歌しかないんだよぉ
にいちゃん一緒に歌わせてよぉ」
だめだこりゃ
なんだか面倒臭い酔っ払いに会っちまった
時々いるんだよな
こういう奴
歌わせろ!歌うまでかえらねぇ!
って
てこでもかえりゃしねぇんだこれが・・・💧
>> 5
「バンド名はてねむでしょう~
楽器はにいちゃん(新ちゃん)のギターに、僕のリコーダ✨
歌は、僕高音
にいちゃん低音
っ…
もともと一人で路上してたんだ
特に目的もなく、ただがむしゃらに歌いたかった
歌声やギターには自信があったし
俺の高い声は、煩い街中でもよく響いた
だからといって、路上なんてたくさんいるから、聞いてくれる人なんて殆どいない
いても酔っ払ったオジサンか、飲み屋の姉ちゃん。
それでも、構わなかったんだ
ギターをかき鳴らし
声を張り上げる
最高に気持ちのいい時間
>> 5
🌱訂正
「えぇ!
そんなごっつい声で低音なんて無理だよ
→×
「えぇ!
そんなごっつい声で高音なんて無理だよ
→○
💧すみません💧💧
>> 3
「・・・・・ハァ」
リコーダってなんだよ💨
てねむってなんだよ💨
言いたいことが頭の端っこから幽霊みたいにフワフワっ…
「バンド名はてねむでしょう~
楽器はにいちゃん(新ちゃん)のギターに、僕のリコーダ✨
歌は、僕高音
にいちゃん低音
ってとこ?」
「まて!
2つ訂正させろ
まず!リコーダ却下!
かっこわりぃ!
それから、俺高音。
お前低音。」
「ええ!
そんなごっつい声で低音なんて無理だよ~
僕のリコーダと高音はピカイチさ✨」
俺のポテトを当たり前のようにはぐはぐやっている拓海の頭を、グーで軽く叩く
思い起こせば、俺の人選ミスだったんだ
- << 7 もともと一人で路上してたんだ 特に目的もなく、ただがむしゃらに歌いたかった 歌声やギターには自信があったし 俺の高い声は、煩い街中でもよく響いた だからといって、路上なんてたくさんいるから、聞いてくれる人なんて殆どいない いても酔っ払ったオジサンか、飲み屋の姉ちゃん。 それでも、構わなかったんだ ギターをかき鳴らし 声を張り上げる 最高に気持ちのいい時間
>> 1
はい✋はい✋はーいっ✋😊
1番レスなれたかな
わ✨
ビックリ😆🌱
今気づきましたxF0xF0xF0
のんびり更新なので
好きなときにレスしてくださいね~😆
それにしても
1レスはやかったぁ(笑)xF0xF0xF0
>> 2
「・・・・・ハァ」
リコーダってなんだよ💨
てねむってなんだよ💨
言いたいことが頭の端っこから幽霊みたいにフワフワって流れてく
ギターにリコーダって・・・・
だから、バンド名ぐらい格好良くしたかったのに
てねむ
って・・・・・・
食べかけのハンバーガーを片手にもったまま
机にうつ伏した
俺の気も知らないで
横からハンバーガーを奪い取って食べ始める奴に更にやる気を失う
- << 5 「バンド名はてねむでしょう~ 楽器はにいちゃん(新ちゃん)のギターに、僕のリコーダ✨ 歌は、僕高音 にいちゃん低音 ってとこ?」 「まて! 2つ訂正させろ まず!リコーダ却下! かっこわりぃ! それから、俺高音。 お前低音。」 「ええ! そんなごっつい声で低音なんて無理だよ~ 僕のリコーダと高音はピカイチさ✨」 俺のポテトを当たり前のようにはぐはぐやっている拓海の頭を、グーで軽く叩く 思い起こせば、俺の人選ミスだったんだ
てねむ
なんて、くだらねぇ結成名を考えたのはアイツだった
「なんだかさぁ
妹のひらがな表見てたらさぁ
考えついたわけ!
だから!俺たちのバンド名!てねむ!でよくない?」
「てねむって・・・・💧」
正直こいつの天然頭には毎回頭にくるを通り越して、呆れてしまう。
バンドなんていってるけど、実際楽器は俺のギターのみ!
アイツといえば、得意な楽器があるからと言ったので期待してみれば
「だ~か~ら!
ピョロ~ピョロピョロ!」
「ほらほらね!
僕のリコーダでも紹介しやすいでしょう💕💕」
はい✋はい✋はーいっ✋😊
1番レスなれたかな
- << 4 わ✨ ビックリ😆🌱 今気づきましたxF0xF0xF0 のんびり更新なので 好きなときにレスしてくださいね~😆 それにしても 1レスはやかったぁ(笑)xF0xF0xF0
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鯨の唄 3 まだまだ未完成ですが… この稚拙で誤字脱字だらけの小説を読んでく…(旅人さん0)
87レス 601HIT 旅人さん -
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一雫。 今は離婚して(随分前だけど) 息子も独立 娘とは暫く会えてませ…(蜻蛉玉°)
96レス 3212HIT 蜻蛉玉゜ -
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アニポケ没映画3の答えってもしかしてこれじゃ…? 書いていて気付いたのですが、これって結構BWのゲノセクトと被る部分があ…(小説好きさん0)
1レス 85HIT 小説好きさん -
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神社仏閣珍道中・改 241レス 13650HIT 旅人さん -
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仮名 轟新吾へ(これは小説です) 〔学んだ事〕 人に情けをかけると 後で物凄く、不快な気持になる…(匿名さん339)
500レス 9105HIT 恋愛博士さん (50代 ♀)
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