👑プロイセン王国👑🌔無憂宮殿サンスーシ✨🌒

>> 300 プロイセンの歴史２

ドイツ騎士団の旗は、白地に黒十字⚡

テンプル騎士団が、白地に赤十字のと対照的❗


さて、しかし当初は聖地エルサレムを占領した十字軍も、イスラムに英雄サラディンが現れ、エルサレムを奪還されてからは、次第にイスラムに押され、中東に基地を失う。


テンプル騎士団は金融業者に変わり、ヨハネ騎士団はマルタ島に本拠地を移動。


では、ドイツ騎士団は？

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>> 301 プロイセンの歴史３

ちょうどその頃、東欧のポーランドは、隣接するバルト海地域の異教徒プルシ人に悩まされていた。

困ったポーランド大公は、戦闘のプロであるドイツ騎士団に、プルシ人征服を依頼❗


やって来たドイツ騎士団は、ほぼ百年かけて、プルシ人を全滅させ、その地を中心に、大体今の北ポーランドからリトアニア、ラトビアにかけて、広大な騎士団国家を建設した⚡

なおドイツ騎士団のプルシ人征服の実際は、明治の日本人による北海道のアイヌ人征服に似た感じ。

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>> 302 プロイセンの歴史４

プロイセンとは、ドイツ語でプルシ人の地の意味。

さて、東欧北欧の大勢力と成ったドイツ騎士団国家は、開発の為、移民を受け入れ、ドイツ以外からもデンマーク、スウェーデン、またポーランドからも続々移民がやって来た！


だが、強大な騎士団国家は、今度は近隣のポーランド、ロシアなどと軋轢を起こす❗

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>> 303 プロイセンの歴史５

14世紀に、ポーランドは隣国のリトアニアと合体し、東欧の大国となる❗

以後、17世紀までヨーロッパ東端の大国はポーランドであった。ロシアはモンゴルに支配され、17世紀末のピョートル大帝までは、弱体だった。

ドイツ騎士団国家は、度重なるポーランドとの戦闘に敗れ、領土を縮小され、ポーランド王国の主権を形式的に認めたプロイセン公国となる❗


少し休憩…😄

• << 306 プロイセンの歴史６ さて、ここで複雑な宗教戦争や王朝交代があるが、それらはカットして、結論を言おう😄 ポーランド王に臣従するプロイセン公は、ドイツ北東のブランデンブルク(ベルリンが中心)の大領主と同じ、ホーエンツォーレルン家の出身⚡ このため、ポーランドはプロイセンとブランデンブルクの両ドイツ人国家に挟まれる形となる❗ そして、17世紀ポーランドが内乱で衰えると、プロイセンとブランデンブルク双方の主フリードリヒ･ウィルヘルム大選帝国候は、遂にプロイセン公国をポーランドから完全独立に成功⚡ 続くフ

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>> 304 プロイセンの歴史６

さて、ここで複雑な宗教戦争や王朝交代があるが、それらはカットして、結論を言おう😄


ポーランド王に臣従するプロイセン公は、ドイツ北東のブランデンブルク(ベルリンが中心)の大領主と同じ、ホーエンツォーレルン家の出身⚡

このため、ポーランドはプロイセンとブランデンブルクの両ドイツ人国家に挟まれる形となる❗


そして、17世紀ポーランドが内乱で衰えると、プロイセンとブランデンブルク双方の主フリードリヒ･ウィルヘルム大選帝候は、遂にプロイセン公国をポーランドから完全独立に成功⚡

続くフリードリヒ公は、ドイツ皇帝(オーストリアのハプスブルク家)により、公→王に昇格❗

ここにプロイセンとブランデンブルクは、プロイセン王国👑と成り、統一され、フリードリヒ公はプロイセン王フリードリヒ一世として即位⚡

時に18世紀初頭👑

• << 307 プロイセンの歴史７ 次いで彼の息子フリードリヒ･ウィルヘルム一世は｢兵隊王｣と言われ、軍拡に専念、まだ小国だったプロイセンの軍隊を、大国並みにし、軍隊の中に国家がある、と揶揄された。 そして、この兵隊王の息子が、私フリードリヒ２世❗ およそ父親に似合わず、読書と音楽と哲学が好きな、啓蒙的君主として、即位したが… 真実とは皮肉だな❗ まさか一生戦争に明け暮れ、結果プロイセンが、ヨーロッパ列強の一つにのし上がるとは…

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>> 304 プロイセンの歴史５ 14世紀に、ポーランドは隣国のリトアニアと合体し、東欧の大国となる❗ 以後、17世紀までヨーロッパ東端の大国… プロイセンの歴史６

さて、ここで複雑な宗教戦争や王朝交代があるが、それらはカットして、結論を言おう😄


ポーランド王に臣従するプロイセン公は、ドイツ北東のブランデンブルク(ベルリンが中心)の大領主と同じ、ホーエンツォーレルン家の出身⚡

このため、ポーランドはプロイセンとブランデンブルクの両ドイツ人国家に挟まれる形となる❗


そして、17世紀ポーランドが内乱で衰えると、プロイセンとブランデンブルク双方の主フリードリヒ･ウィルヘルム大選帝国候は、遂にプロイセン公国をポーランドから完全独立に成功⚡

続くフ

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>> 305 プロイセンの歴史６ さて、ここで複雑な宗教戦争や王朝交代があるが、それらはカットして、結論を言おう😄 ポーランド王に臣従する… プロイセンの歴史７

次いで彼の息子フリードリヒ･ウィルヘルム一世は｢兵隊王｣と言われ、軍拡に専念、まだ小国だったプロイセンの軍隊を、大国並みにし、軍隊の中に国家がある、と揶揄された。


そして、この兵隊王の息子が、私フリードリヒ２世❗

およそ父親に似合わず、読書と音楽と哲学が好きな、啓蒙的君主として、即位したが…

真実とは皮肉だな❗

まさか一生戦争に明け暮れ、結果プロイセンが、ヨーロッパ列強の一つにのし上がるとは…

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>> 307 プロイセンの歴史８

若きフリードリヒがプロイセン王に即位した同じ年、皇帝家のオーストリアでは女性のマリア･テレジアが皇帝に即位した❗

神聖ローマ帝国(ドイツ帝国)史上初の女帝の誕生である。

これは先帝カール６世に男子が無かったからだが、欧州諸国はこれに異議を唱えた！

思えば、欧州で女性が君主に成ったのは、イギリス、デンマークなどプロテスタント国。

カトリックの大国フランスには、女王は一人も現れ無かった❗

ドイツ･オーストリアも前代未聞⁉

さっそく戦争が始まった。


オーストリア継承戦争である❗

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>> 308 プロイセンの歴史９

フリードリヒも対オーストリア側に立ち参戦❗

オーストリアから、広大なシレジア(シュレジェン)を奪った❗

まあフリードリヒにとっては、女性が皇帝に成ろうが、どっちでも良かった😄

要は口実に、シレジアを取る事が目的だった。


人口１５０万のプロイセンが、新たに人口１００万のシレジアを獲得する意味は大きい！

しかもシレジアはヨーロッパ一資源が豊富な土地。それまで北東ヨーロッパの貧しい農業国だったプロイセンにとって、これは領民を貧困から救い、また一大飛躍する恰好のチャンスだった❗


だが…マリア･テレジアは決して諦めなかった😱

地獄、いやプロイセン最大の試練が待ち受ける…


休み😄

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>> 309 プロイセンの歴史１０

女帝マリア･テレジアの大国オーストリアにとっても、シレジアの損失は痛かった❗

そこで何としてもシレジアを奪還する為、彼女は何と、数百年来、最大の敵だったフランスと和議を結ぶ❗

これは全く信じらんない話で、｢外交革命｣とすら呼ばれる。

彼女は和議の一環として、娘マリー･アントワネットをフランス王ルイ１６世に嫁がせる❗

またロシア女帝エリザベトとも同盟を結成、ここに振興プロイセンは、オーストリア、フランス、ロシアの３大国を敵に回し、約３０倍の兵力の差で、新たな戦争に突入😱

しかも味方はイギリス唯一国。イギリス軍はアメリカ大陸やインドでフランスと戦う為、参戦しただけで、肝心のヨーロッパにはいない❗

ドイツの他の諸侯も、皆マリア･テレジア側についた😱

こうして、有名な｢七年戦争｣が始まった⚡

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>> 310 プロイセンの歴史11

フリードリヒは戦争の天才でもあり、３０倍の敵相手に、近代用兵術の古典となった名指揮で、各地で勝利❗


しかし、長引けば、兵力、国力のずっと少ないプロイセンは不利で、次第に圧倒的な敵の数に、追い込まれてゆく😱

王自身、何度も破滅を覚悟し、青酸カプセルを口に含みつつ、戦う❗

もう、首都ベルリンも陥落か、と言う最後の瀬戸際に、しかし奇跡が起きる⚡


ロシア女帝エリザベトが死に、新たに即位したピョートル３世は啓蒙君主フリードリヒの大ファンで、急遽プロイセンと和議を結び、３大国の一翼ロシアが戦線離脱❗

これに九死に一生のフリードリヒ、フランスを局地戦で破り、フランスも戦線離脱❗


残ったオーストリアとドイツ諸侯軍では、最早プロイセンに圧勝は望めず、泣く泣くマリア･テレジアは矛を収め、フリードリヒと和議❗

シレジアは正式にプロイセン領と承認される⚡

フリードリヒは最大の試練に勝った👑

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>> 311 プロイセンの歴史１２

七年戦争によって、プロイセンはフランス、オーストリア、イギリス、ロシアと並ぶ、新たな欧州の強国にのし上がった⚡

また、ドイツ(神聖ローマ帝国)で、圧倒的だった皇帝家のオーストリアに対抗出来る勢力が生まれた事は、これから百年以上、ドイツに２大国体制を生んだ⚡


また海外では、イギリスがフランスに圧勝し、北米とインドからフランス勢力が駆逐され、大英帝国と、この後、独立するアメリカの基盤が作られた❗

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>> 312 プロイセンの歴史１３

だが…七年戦争はドイツに負の遺産ももたらした！

確かにフリードリヒは天才で、またプロイセン軍は精強だったが、勝利の最大要因はロシア女帝の突然の死、であった。


フリードリヒ自身はその事を熟知し、戦後は国際協調を重視し、孤立に陥らないように努めた。

またプロイセン自体も、矢張りこの用心深い態度を19世紀末のビスマルク失脚まで、ずっと貫いた。

だが…フリードリヒ伝説は、後のドイツに無謀な２正面戦争を行わせる原動力と成り、ためにドイツは第一次、第二次の両大戦で敗北した❗

特に第二次は、先ずイギリスを妥協なく叩いて降伏させてから、ロシアと戦う選択肢もあったのに😢

敗戦直前、ヒトラーは奇跡を信じて、ベルリン地下壕の部屋の壁に、フリードリヒ大王の肖像画を掲げたと言われる❗

だが…奇跡は２度は起きなかった😓

• << 319 プロイセンの歴史１４ フリードリヒ大王はまた、啓蒙君主として、｢反マキャベリ｣初めとする著作や、自身フルートが上手かったのでフルート協奏曲やオーケストラ組曲など、かなりの音楽作品も残した❗ オーストリアの女帝マリア･テレジアは一生フリードリヒを憎んだが、彼女の息子ヨーゼフ２世は、フリードリヒを尊敬し、彼に習って啓蒙君主となる！ ここで簡単に啓蒙君主について… 続く😄

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>> 313 これは、日本について一層当てはまるだろう!?

明治以降、日本陸軍はドイツから学び、当然フリードリヒ伝説も賛美された可能性がある❗

少数精鋭で、優秀な指揮官さえ居れば、大国相手に勝てる、と。


日本は日露戦争で奇跡的にロシアに勝ったから、余計この考えに拍車が掛かったか？

結果、中国と泥沼戦やりつつ、米英相手に戦争に突入した😱

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おはようございます😺✨

何だか心配😥
大丈夫ですか
風邪とかで倒れてないかな

もしくは姫に食われたか😁

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>> 315 有り難う、大丈夫😄

昨夜は色々あって❗

チビドラ、姫、バッハ…

結局寝たのは明け方５時近く😖

まあ、土曜だし、昼過ぎまで寝るよ😄

何か疲れたな～

すまんすまん😓

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>> 316 そうでしたか
いろいろありますからねぇ😥

では、
おやすみなさい😺

安心しました✨

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>> 317 昼からまたゴチャゴチャ忙しく、やっと一息😆


今夜はさすがに、くつろぎたいな❗


后❤殿は残業カナ～

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>> 313 プロイセンの歴史１３ だが…七年戦争はドイツに負の遺産ももたらした！ 確かにフリードリヒは天才で、またプロイセン軍は精強だったが… プロイセンの歴史１４

フリードリヒ大王はまた、啓蒙君主として、｢反マキャベリ｣初めとする著作や、自身フルートが上手かったのでフルート協奏曲やオーケストラ組曲など、かなりの音楽作品も残した❗


オーストリアの女帝マリア･テレジアは一生フリードリヒを憎んだが、彼女の息子ヨーゼフ２世は、フリードリヒを尊敬し、彼に習って啓蒙君主となる！

ここで簡単に啓蒙君主について…


続く😄

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>> 319 プロイセンの歴史１５

啓蒙思想とは18世紀ヨーロッパに現れた、理性と知識を磨く事で、迷信や偏見を取り除き、人類の進歩向上を図る哲学。


モンテスキュー、ヴォルテール、ルソーらが有名な思想家だが、これを政治に適応して、自身と国民を啓蒙して、貧困や矛盾から救おうとしたのが、フリードリヒ２世や、オーストリアのヨーゼフ２世。まあロシアのエカテリーナ２世(女帝)を加えてもいいだろう!?


特にフリードリヒ２世は、｢君主は国家第一の僕｣をモットーに、一生プロイセンに尽くした！

彼は親しく国民に接し、傷ついた兵士に自らスカーフを与え、止血し、治療してやったり。

また、ポツダムに美しいサンスーシ宮殿を建てたが、完成後、景観の一角に水車小屋が入り、邪魔だから取り除くよう命じた。

だが小屋の農民が、それによって生活手段が奪われると聞き、小屋をそのままにさせた。


七年戦争後は、国民生活の向上に努め、様々な改革を断行し、それは晩年、死の日まで続いた❗


様々な病気に苦しみ、ベッドに横たわる事も出来なくなると、ずっと椅子に座ったまま、ひたすら国務に努め、座ったまま死んだと言われる。

サンスーシの庭の愛犬の墓の隣に葬ってくれ、との遺言は、やっと近年、東西ドイツ統一の後、実現した❗

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>> 320 プロイセンの歴史１６

七年戦争後、プロイセンは一時オーストリアと小競り合いがあったが、概して両国の関係は良好だった❗

そして、18世紀末、フランス革命の直前、フリードリヒはオーストリアのヨーゼフ２世、ロシアの女帝エカテリーナ２世と共同で、｢ポーランド分割｣を行う❗


これは、３人の啓蒙君主の汚点とされるが、しかし啓蒙思想には、民族の差異は無く、人類は皆、理性を持ち同族であると考えたから、無政府状態のポーランドを、それぞれ秩序と改革を行っている｢より良き自国｣に、取り込もうとした面も認めねばならない。

確かにポーランドを取る事で、プロイセンは飛び地だらけの自国を、一丸に整理出来たし、ロシアは西方に領土を拡張した❗

こうした侵略主義も確かに事実ではあるが…

ただ、フリードリヒと20世紀のヒトラーの間には、正反対の思想があった❗

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>> 321 プロイセンの歴史１７

フリードリヒの頭の中には、プロイセン国家のみがあり、そのプロイセンが将来、全ドイツのヘゲモニーを握り、ドイツを統一する事など、夢にも思っていなかった⚡

彼の国家プロイセンは、啓蒙思想に基づき、宗教、民族、人種に関係なく、国家に忠誠誓い、プロイセン国家の為に努力する者は、皆、一様にプロイセン人だった❗

実際、フランスからの大量移民や、支配下のポーランド人、さらにはユダヤ人やイスラム教徒も、皆プロイセン人に成れた❗

これは当時のヨーロッパでは、驚くべき事で、例えば作曲家メンデルスゾーンの祖父モーゼスは、ユダヤ教徒でありながら、偉大な哲学者として、表彰され、プロイセン国家アカデミーの会員に迎えられた！

まだまだユダヤ人はゲットーに閉じ込められ、様々な差別を受けた他の国々では、考えられない事である❗

この点ヒトラーは正反対で、ドイツ人か否かを血統で定めた！

この２人を隔てる150年の歳月に、ヨーロッパに民族主義なる幻想が生まれ、それが様々な悲劇の元と成ったのは、恐ろしい事だ❗

今でもヨーロッパ、いや世界は、この民族主義から全く解放されていない😱

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>> 322 プロイセンの歴史１８

他方、同じく啓蒙思想による改革を志したオーストリアのヨーゼフ２世は、その計画の大半を民族主義により、挫折させられた！

成功したのは、農奴解放と信仰の自由くらい…

これは、同じ多民族国家でも、ドイツ系が圧倒的に多かったプロイセンと、異民族がドイツ系を上回ったオーストリア･ハプスブルク領の相違にもよるだろう!?

ロシアのエカテリーナ２世に至っては、ロシアの後進性ゆえ、啓蒙は全くの理念で終わった感じ😱

さて、しかし、ここに啓蒙君主らの想像を超える大事件が起きる❗

1789年、フランス大革命である🌀



休憩😄

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>> 323 インテルメッツィ[フランス革命]

フランス革命は、現代欧米の、そしてその影響下の国々(日本、インド、南米等々)の基本理念である❗

つまり、一部の独裁国(中〇、北○鮮)やイスラム原理国のサウジ、イラン等を除く全世界で、｢善｣とされる。

フランスなど共和制の国々では、これに反対する者は非国民(笑)ですらある🌀


フランス革命はブルジョワ(裕福な市民)が、君主制を倒して、自由、平等、友愛(兄弟愛)のスローガンの下、政権を把握、運営してゆくものとされる！


さてこのスローガンだが、フリーメーソンのそれにそっくり❗

何故ならフランス革命は、フリーメーソンのタカ派が起こしたものだから⁉

しかしフリーメーソン自体は、革命主義だけでなく、啓蒙思想と結び付き、誕生した。

既に革命以前、フリードリヒ大王や、ハイドン、モーツァルト、ゲーテなどは会員だったし、またヨーゼフ２世もカトリック大国オーストリア皇帝ゆえ会員では無かったろうが、極めてメーソンに友好的だった❗

では、フランス革命がヨーロッパにもたらしたモノは？

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>> 324 インテルメッツィ[フランス革命２]

革命によって、フランス国王ルイ16世と、王妃マリー･アントワネットは、処刑された❗

代わって政権の座についたのは、市民❗

だが…王権と言う最高の権威を破壊した彼らに、真の権威は無く、権力を巡って内部抗争が続き、密告や処刑に明け暮れる、恐怖政治が始まった！

さらに、フランス以外は皆、君主制なので、当然、革命を潰すべく、イギリス、オーストリア、プロイセン、ロシアら大国が一致団結して、対仏戦争に参加❗

内外で揺れに揺れたフランス革命政府は、結局、軍事的手腕に秀でたナポレオンに政権を握られ、ナポレオンは更に、勝手にフランス皇帝に即位❗

ここから1815年まで、革命開始から25年の長きに渡り、欧州全土を巻き込んだ大戦争が続き、犠牲者は数百万‼

まさに第二次、第一次世界大戦に次ぐ、大殺戮の荒野と化した！

フランス革命が絶対必要だったかは、解らない❗

イギリスみたいに、王政を残しつつ、次第に民主化する道も、世界にはあったと思われるが…

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>> 325 プロイセンの歴史１９

フランス革命とナポレオン時代、プロイセンはオーストリアと共に、何度もフランスと戦い、敗れ、国土は縮小、さらにナポレオンの同盟国にされた❗

だが、1812年、ナポレオンがロシア遠征に失敗すると、翌1813年、ライプチヒ近郊の解放戦争で、プロイセン&オーストリアはナポレオン軍に勝利、さらにイギリス、ロシアが加わり、ナポレオンは完全に没落。

1814年からウィーンで始まった戦後処理の会議で、プロイセンは戦勝国として、旧領土の回復に加えて、ドイツ西部を新たに獲得。ここに初めて、ドイツ全体で最も重きを成す国と成った❗

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后❤殿⚡

まだ起きてるカナ～

Ｘメンの新作、結構面白かったゾ～😄

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>> 327 本当⁉😲

明日借りてこようかなー
すっかり寝てました💦

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>> 328 ごめん、起こしちゃって😓

教授とマグニートーの過去が、上手く話合わせてある❗

なかなかいいじゃん⁉

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>> 329 いえいえ🙇
偶然目が覚めたんですょ💦

ウルバリン出ないからなぁ… なんて思ってたけど😃なるほどね

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>> 330 ウルヴァリンはチラッと、ご愛嬌で出るな❗

あとケビン･ベーコンが悪役ミュータントで、大暴れだ⚡

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>> 331 なぬ😲 友達が好きなんだよ ケビンベーコン

なんでだかわからんけど😁

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>> 332 けど彼、大体いつも悪役で、最後は破滅するな～

個性的でいいんじゃないか⁉

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>> 333 うんうん

以外とファンは多いような気がする😺

フットルースは可愛かったし


まぁ 私はタイプではないな😽

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ぬ～😥

眠気がとれません

もうちょい寝るね😫
おやすみなさい💜

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>> 335 お休み、后❤殿⚡

よい夢を😄

ではまた、明日の夕方ね❤

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>> 336 あい💜あ～い😺

また明日ね😃✨

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后❤殿⚡

おはよー😄

忙しいのかな～

ならすまんが、時間が有る時、法皇庁と、月虹さん喫茶、チラッと覗いて見て😄

返事は、あちらの喫茶の方によろしく❤

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しばし散歩に出る⚡

９時までには、また話せるだろう!?

すまんな、后❤殿⚡

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>> 339 私もご飯😺

ごゆっくりしてきてください 10時でも11時でも💜

ラッシュ閉店だな😽

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>> 340 今から軽く食べる！

しばし待たれよ、后❤殿⚡

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>> 341 全然 ごゆっくりお食べください✨😁

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>> 342 すまん遅くて😄

ひょっとしてＸメン見てた？

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>> 343 いけない😫 寝てしまってたょ😥
また明日ですね

おやすみなさい❤

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>> 344 お休み、后❤殿⚡

また明日😄

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続プロイセンの歴史１

前編でプロイセン(プロシア)の誕生から、1815年ナポレオンに最終的に勝利し、ドイツ地域最大の国に発展するまでを、書いた。

今度はそのプロイセンの更なる栄光と滅亡を綴ろう！


さて、ナポレオン没落後、ドイツ地域(スイスを除くドイツ語圏)には、かつての神聖ローマ帝国の代わりに、３５の大小国家群からなる｢ドイツ連邦｣が誕生した❗

これは今日の｢ドイツ連邦共和国｣とは異なり、今日のオーストリアやチェコ(共にハプスブルク領)を含む！

この新生ドイツ連邦は、しかし３５の独立国と幾つかの独立都市から成るもので、議長国はハプスブルクのオーストリア❗

矢張り皇帝家としての格式と、領土の広さで、これは当然❗

プロイセンはドイツ系人口では最大だが、第２勢力に止まった！

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>> 346 続プロイセンの歴史２

しかし、ナポレオンのフランスに直接間接の支配を経験したドイツ語圏の国々は、自分達はドイツ人であるとの意識が高まり、ドイツ人による統一国家を次第に望むように成った❗

こうした民族主義、ナショナリズムは、ヨーロッパ全土の諸民族に広がった！


ドイツ連邦内の人々は、南のオーストリアを中心に統一ドイツを作るか、北のプロイセン中心で統一するか、大きく２派に分かれ、論争した！

こうした中、プロイセンの新しい宰相(首相)に就任したビスマルク候は、統一は論争では達成できず、｢鉄と血｣つまり軍事的対決によってしか成されない、と演説⚡

つまりドイツ統一に、オーストリア対プロイセンの軍事衝突は、避け得ない見通しに成る❗

更に、フランスではナポレオンの甥ルイ･ナポレオンが、クーデタ起こし、新たにナポレオン３世として皇帝に即位、漁夫の利を狙う❗

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>> 347 続プロイセンの歴史３

1866年、遂にオーストリアとプロイセンは、ドイツ統一巡って開戦❗

ドイツ統一戦争が始まった！

これはドイツ南北戦争とも言えようが、実際は数年先立つアメリカ南北戦争と比べ、遥かに軍事力で優る欧州の２大国の対決であり、激戦と成った❗

列強の予想は、互角かオーストリア有利。

これはオーストリアの伝統的地位と、対外的コネの強さ、またナポレオン戦争後の５０年間に、イタリアやハンガリーの反乱を鎮圧した実績による！

イギリス等はオーストリア勝利を期待し、フランスは長期戦に成って介入し、領土拡張を狙った！

だが、プロイセンの宰相ビスマルクは、戦争と外交の天才だった…

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>> 348 続プロイセンの歴史４

ビスマルクは当時の先端技術である鉄道を、オーストリアとの国境方面に多数敷き、兵士の移動の迅速化を図る❗

また、イタリア統一を目指すサルデーニャとナポリ両国と同盟を結び、南から同時にオーストリアを攻撃させた。

イタリア統一にとって、北イタリアの大半を支配していたオーストリアを駆逐する事が、絶対条件だったのである。

こうして二分されたオーストリア軍は、イタリアでは大勝したものの、プロイセンとの戦闘で、ケーニヒスグレーツ(今のチェコ)で大敗を喫した😱

ケーニヒスグレーツにおけるプロイセンの勝因は、二分されほぼ同数と成ったオーストリア軍に対して、ビスマルク、プロイセン王などが自ら前線に赴き、絶対に退却しないとの強い意志を兵士らに示した事が、極めて大きい❗


だが、チェコで勝ったとは言え、オーストリア首都ウィーンまでの道は長く、またイタリアを破ったオーストリア軍が、北上しつつあった！

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>> 349 続プロイセンの歴史５

ここでビスマルクの外交手腕が冴える⚡

そのままチェコを奪い、なおもウィーンまで進撃しようとするプロイセン王や軍部を彼は押さえ、まだ信じられない敗戦から立ち直れないオーストリアに対して、和平交渉を持ちかける❗

しかもその条件は、オーストリアはプロイセンに一切領土の割譲はせず、ただ南部のイタリア人の住むミラノやヴェネツィアの諸州をイタリア側に割譲する事、そして来るべきドイツ統一からオーストリアは完全に外れる事のみ❗

オーストリア側は、勝てるか心許ない、更なる大戦争を覚悟していたので、プロイセンのこの条件を、むしろ感謝して飲んだ❗


結果、数年に渡る泥沼戦争は避けられ、開戦からわずか７週間で、戦争は終結した！

長期戦を期待し、介入を狙ったフランスのナポレオン３世の企図は、見事に外れた！


こうして、オーストリアを外した形でのドイツ統一に向けて、プロイセンの前に立ちはだかる壁は、フランスのみと成る❗

• << 351 続プロイセンの歴史６ フランスは、もしドイツが統一されれば、フランスより強大な国がヨーロッパに誕生するのを知っていたから、極力妨害を企てた。 だがプロイセン(ビスマルク)は、オーストリアに寛大だった事で、オーストリアの好意的中立を勝ち取り、またイタリア統一を助けたから、イタリアを味方に付け… 更に背後のロシアと交渉し、中立の確約を取り付けた！ そして、後はナポレオン３世の過大な虚栄心を、上手く逆手に取り、1870年、フランスの宣戦布告を巧みに誘い出し、国際世論をも味方に付けて、対仏戦争を開始した❗

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