注目の話題
子供いるから無職になって生活保護
もしかして浮気?
🔥理沙の夫婦生活奮闘記😤パート2️⃣😸ニャ~ン

本当の復讐

レス163 HIT数 80206 あ+ あ-

シェーン( ♀ CfiMnb )
12/03/02 19:41(更新日時)

この世には

言葉では理解出来ない様な出来事がある

私は生まれながらに感受性が強く

第六感、予知夢、デジャヴ、念力、

そして、霊感…


法で裁けるような優しい感情は棄てた…


だから私は私のやり方で貴方に償ってもらいます。



(不快に思われる方は、読まないで下さい')


No.1744157 12/02/05 15:42(スレ作成日時)

新しいレスの受付は終了しました

投稿制限
スレ作成ユーザーのみ投稿可
投稿順
新着順
主のみ
付箋

No.101 12/02/19 16:47
シェーン ( ♀ CfiMnb )

流産から、一週間は

ケンカが絶えなかった。

どうして、こんなに傷付け合い

縛り付け合うのか。

ある日、忘れもしない出来事が

おきてしまった。

夜十時。

何か胸騒ぎが私を不安定にさせた。

頭痛。

何かおきるのか?

気のせい?動悸が速くなる。

落ち着く為にコーヒーを飲み、

直己が話しかけるが全く頭に

入らない。

携帯がなる。メール。

直己はそれが、面白くないと言う。

夜、十時過ぎてメール非常識だ!
だいたいな、俺に話通してから
シェーンに会え!それも、
俺が、許可出したらだ!

と、言う直己は明らかに顔つきが
違って居た。

誰。。。私そんな顔の貴方知らない。

私は、ほっておけなくなり

向き合う覚悟を決めた。


直己、最近おかしいよ?どうしたの?
言いたい事あるんなら言ってみな!

私は、睨みつけた。

黙り込む直己の態度に

ブチっ。私が切れた。

次の瞬間

テレビを持ち上げ思いっきり投げた。

直己の横でテレビは無残な形になった。

苛立ちが私の感情を支配した。

直己は立ち上がり私の首を締めた。

脅しのつもりなのか。

初めて見せる直己の姿に

私は、

直己!殴りたいんだろ!殴れよ!!

この時の私は、100%殴ると確信して居た。

何故かって?

目付き、立ち姿、空気、雰囲気

何より直己の体全体を包む

黒い影が取り巻いてた。

No.102 12/02/19 17:36
シェーン ( ♀ CfiMnb )

来る‼

このままじゃマトモに顔面を直撃する

私は、直己のパンチの流れに乗って

顔を背けたその瞬間、

私の左コメカミに一発。

また、来る‼

直感は何故当たるのか。

もう一発左コメカミに同じ箇所に

食らった。イヤ、食ってやった。

★あんたの、ぶつけ様の無い苛立ちは
私が食べてやる!★

思った瞬間ヒドイ目眩に崩れ落ちるように

座り込んだトコに

背中に衝撃が走った。

ドン!ドン‼

二発の蹴りを食らった。

No.103 12/02/19 21:50
シェーン ( ♀ CfiMnb )

我に返ったのか何かが崩れる

気がした。

私は、振り返り直己を見た。


折れてしまった。直己は、

力を失くし座り込んだまま動かなく

ハァハァ…と呼吸の音だけ部屋に響いて居た。


頭で考えた訳じゃなく私は、

身体が気付いたら

両手を広げて直己を抱きしめて居た。

小さく見える直己を

抱きしめて居た。


私の頬に流れる暖かい…涙。

殴る方が、辛く苦しい事

私は、分かるから。


直己はただ動かず私に言った。


★シェーン異常だよ。普通怯えるのに…★


そうだね。でも、私には普通が分からない

のかもしれない。


明け方、4時まで直己の傍に居た。

だけど、家から追い出してしまった。

直己の出て行った後の部屋を見て

布団に包まりただ呆然として居た。

その時、

直己から貰ったクリスタルのブレスレットが

切れた。見た瞬間、流れ出す涙は

枯れる事なく流れ続けた。

同時に、左のコメカミが腫れて

タンコブになって居た事に気付いた。

ぶつかり合う辛さ…弱さ

私がもっと強ければと思った。

疲れたのか知らないうちに眠りについた。

No.104 12/02/19 22:48
シェーン ( ♀ CfiMnb )

二時間眠って居た。

切れたブレスレット見つめて居た。

涙は出ないね。

ふぅーっ。流産した出血はまだ

止まってない事気付かれなくて良かった。

身体が重い。腫れた頭と背中を

撫でた。

携帯のバイブが鳴る。

直己。。。

私は、出た。

★シェーン。。。

ゴメン!本当に!シェーンを失うんじゃないかと

思ったら電話かけてた。

怪我の具合どう?病院行こう!★


私は、行かないと言った。

理由は聴かなくても分かるだろう。

★俺がこんな最低な男だったとは、
思わなかった。病院行こう!★

まだ、言うてるよドアホ!

私は、言った。

☆バカか!これを、彼に殴られましたって

言えるかよ!私は、あんたを

そんな風に見せたく無い見られたく無い。

何でここまで、言わせるかなぁ☆


私は、もう独りになりたかった。

電話を切った後

耳せんをして、アイマスクをした。

光も音もいらない安らぎが

欲しくてまた、シャットアウトした。

そうする事で、体力、精神力を

取り戻しつつあった。

この一ヶ月で

体重が五キロ落ちて居た。

静かに穏やかに笑って居たい。

それは、

わがままですか?

No.105 12/02/19 23:23
シェーン ( ♀ CfiMnb )

少しの安らぎを手にして、

私は、携帯を見た。

着信。。

麻生君。。

そう、直己と付き合う前

私が好きだった人。

麻生君は、人見知り、無口、無表情

ごくたまに、笑う。

見た目はいわゆる、イケメン?

留守電に、メッセージあり。

何故このタイミング?

△シェーン久しぶり、昨日シェーンが
夢に出て来た。だから、あれだけ
言ったよな。人には踏み込んじゃいけないって。
俺の言った意味分かるよね?話があるから
河原来て待ってるから。△

留守電が切れた。

何故片思いで終わったのか、


私と麻生君は、同じような能力者同志。


私は、悪いけど行けない。

ぼーっとしてると着信から三時間経って居た




夕方だし、まさか居ないよね?

私は、髪を整えてワンピースを着て

ミュールを履き河原に向かった。

No.106 12/02/19 23:35
シェーン ( ♀ CfiMnb )

河原の水が流れ出す音は

心地良かった。

流石に,麻生君居ないよね?

待ってくれてなくて良かった。

また、涙が止まらないずっとずっと

止まらない。

△こらー!三時間も待たせたな。△

そう、言って私の顔を見て驚く麻生君。

△触るぞ!これどうしたんだ!背中もか?
何も言わなくても分かるから嘘つくなよ△

麻生君のあんな顔は初めてだった。

△誰にやられた?直己か?

そうなんだな。△


△俺は、あの時シェーン好きだった。
だけど、能力者同志付き合うと
どうなるか、分かるだろ!
だから、俺は身を引いたのに
こんな事なら俺が今日から彼氏だ。

No.107 12/02/20 08:46
シェーン ( ♀ CfiMnb )

私は、泣き顔を伏せた。

見られたく無い顔もあるから。

麻生君はこんな事言わない人だと言う事も

知っていた。私は、

力を持つ人と出会った異性は

麻生君が、初めましてだった。

本音は、別れを選択する事に

手を伸ばしてくれて、居る事。

力を持つ同志付き合う事は

私も怖かった。

麻生君は、それでも

直己と引き離さなければ

いけない雰囲気、空気、そして

オーラを感じ取る事で、

自分自身に気を惹こうとする言い方を

して居た事を後で知る事になる。

麻生君は、私には無いモノを持って居た。

彼はモテナイわけでは、なく

付き合い方、愛し方が分からない

だけど、彼がこの人って人を

愛した時それは、

とても、深い思い遣りの愛情。

になることも。



だけど、その麻生君が励ます

つもりでも冗談でも、

俺が彼氏になるなんて、言う人じゃない。

だって、麻生君言ってたよね?

人に関わり過ぎるなって!

その麻生君が自分の意思を

偽ってでも、引き離そうとしてた。

この時、少しずつ感じて居たのかな?


更なる、試練が私を手招きして居た事。

No.108 12/02/20 14:36
シェーン ( ♀ CfiMnb )

地縛霊、体験を少し。

私は、最高一年に四回引っ越し

経験があります。

私が住んでいたと在る場所。

不思議体験談ですが、

毎回、私が座って居るトコだけ

揺れる。最初は地震だ!

と、思いましたが

何度も、短い間だけおきます。

流石に,友達に電話。

最近、地震多くない?

私は聴いた。

何言ってんのシェーン?地震情報も

無いし、だいたい私ら同じ市に

住んでんだよ。

あっさりと、流され。

私は、背筋がゾクッとした。

あれは、警告?

気づかなきゃいいモノを、

何故か慌ててお風呂場に行った。


照明を全開にした。

基本、アロマで入るので

普段、照明を付けないから

分からなかった。

…うっ!何だこれは‼

浴槽の壁に人をフチ取った

黒い影。

私は、走って洗面所へ

行き、一気に吐いた。

そして、窓を全開にして

あるモノを焚いた。

この話はまた、後ほど。

No.109 12/02/20 17:03
シェーン ( ♀ CfiMnb )

お風呂場のあのイヤな感じ。

吐いたその日から食欲が、無くなった。

昼の二時に揺れ出す。

何だろう。

あの日以来

お風呂はサウナに行く事にした。

多分、私がこの部屋を出ない限り

正体不明のモノは居続ける。

出て行く気配がしなかった。


原因、突き止める事にした。

突き止めて良かった。

私の住んで居た場所は

昔、会社の寮だった。

バブルがはじけて、

追い詰められた男性が浴槽で

自ら、命を絶ったと言う。

その後、改装したりしたけど

皆、入れ替わりが激しく

部屋を出たり入ったりだと

聴かされた。

この後すぐ、私は引っ越した。

この部屋を出たら体調が戻るから

不思議。

私は、手を合わせなかった。

同情したり、

変に可哀想だと思わない

方が絶対良いと思った。

感じ取るモノからそう、思った。

No.110 12/02/20 23:14
シェーン ( ♀ CfiMnb )

麻生君と二人並んで座った。

何も話さなくても、分かるから。

心地良い。

麻生君は、手から五芒星のブレスレット

を私に渡した。

水晶がキラキラして居た。

☆シェーンには見え過ぎるかも
知れないけど、きっと守ってくれるから!☆

そう言って、ニッと笑った。

私は、嬉しかった。

麻生君は、滅多に笑わないから。

私は、言った。

直己とちゃんと向き合うから。

☆まだ、そんな事言ってんのか?
もっと大変な事になったら
どうする?シェーンに手をあげて!
癖になるぞ!俺はそれだけで言ってるんじゃない!☆

頭を抱えて俯く麻生君。

私の中でまた、不安が押し寄せて居た。

麻生君、ごめんね。忠告してくれたのに

私は、また突っ走ったね。

踏みとどまって居たら

もっと良い未来になってたかな?

亡くす事なく済んだかな?

No.111 12/02/21 02:12
シェーン ( ♀ CfiMnb )

ぼーっとして居る間には不安の波は

押し寄せて居た。

肩をトントンとたたかれ振り返ると、

頬に麻生君の指が触れた。

☆引っかかった?シェーン俺はあの時
気持ちに気付いてたよ。妹みたいな可愛さ
だったよ。いつも、人前で笑って笑顔で
居るシェーンが分からなかった。俺は
笑えなかった。人って面倒だーって
思うしハッキリ言ってシェーンはタダの
偽善者だと思った。だけど、それでも構わないと
思った。損得だけじゃないって。☆

私は、麻生君の目を見た。

妹じゃなく1人の女性として見る目…

力を持つとか彼氏が居るとかそう言うの

全部、取っ払った目をして居た。

私は、目を背ける事が出来ないで居た。

手の平に握りしめて居た水晶を広げて見せた。


何も言わず麻生君は、

水晶を手に取りユックリ私の

手首にはめた。

No.112 12/02/21 02:27
シェーン ( ♀ CfiMnb )

指先を握られる手に体温が伝わる。

私と麻生君はキスも無いそれ以上の関係も

無かった。握手とふざけて指相撲した事。

思い出してしまった。プリクラ撮った時に

少し触れたくらいだけど閉まって居たハズの

気持ち、でも何かあると麻生君を想い出す

事でココロの拠り所にして居た事。

それは、悲しくなかった。

寧ろ暖かくて、フワフワした気持ち。

私は、両目から涙が溢れ出して居た。


…もう、手離して!…。涙声で言った。



麻生君が滲んで見える。もう、ダメだよ。

こんな形で、会っちゃいけない。


ダメだよ。

だって。


麻生君の涙を見てしまったから。

No.113 12/02/21 02:36
シェーン ( ♀ CfiMnb )

もう、帰るね!水晶有難う。

私は、立ち上がり振り返る事なく

歩き続けた。

携帯のバイブは鳴り続けて居たけど

出なかった。直己からだった。

私は、1人になりたかった。

1人で直己との事を考えてトボトボ歩いた。



あっ!何で?

家の前に直己が携帯片手に

待ち伏せして居た。勿論、私にコールしながら

私のポケットの中の携帯のバイブが

響いてた。

No.114 12/02/21 09:56
シェーン ( ♀ CfiMnb )

直己がこっちに向かって来る。

私は、ただつったて居た。

★シェーン?電話鳴らしたんだよ?

気付かなかった?★

そう言って、私の頭を撫でる。

あっ、気付いてたけど1人になりたくて
電話取らなかった。

私は、そう言って直己の手をはらった。


何も変わらない、こうして居る間

私は、水晶を撫でて居た。


弱い自分自身を変えたくて

此処まで来た。


直己!話し在るから話そう。

私は、直己を見上げた。

身長差があるから。


★麻生の事だけど、シェーンまだ

好きなんだろ?お前ら何隠してるんだ?★


私の前に立ちまわる直己。

冷静を装って居るけど、

見えるよ

怒り?苛立ち?哀しみ?


麻生君は、関係無いよ。

私たちは、無言のまま歩き出した。

No.115 12/02/21 21:52
シェーン ( ♀ CfiMnb )

暫く沈黙の空気が流れた。


直己は、復縁を迫る言葉ばかり、

並べて来た。

私は、よく分からない。

弁解するなら、手を挙げなけりゃいい。

直己が分からなかった。

正気なのか、何かの仕業か。

雰囲気が違った。


直己は、私を殺せないだろう。

わかる。

ホントの根っこは優しさに

溢れた人だから。
でも、

優しさと優柔不断は、

違う。

私は、直己を見捨てる事は

出来ずに

新たな関係を作る。

深い哀しみを目の前に

迎えるとも知らずに。

No.116 12/02/22 19:34
シェーン ( ♀ CfiMnb )

私が、産まれた時の話を少し。

小さな病院で産まれました。

難産だったと聴かされました。

お腹から出て来た時の私は、

既に不運を運んで来てしまいました。

逆子で生まれて来た私の

首にはへその緒が巻きつき

仮死状態で生まれました。

産声をあげず、青白く。

お腹から、出て来た私に

母親はもうダメだと思った程です。

だけど、私をとりあげてくれた

Dr.は諦めずお尻を叩いては

戻って来いと叫んで居たそうです。

五分経って少しして

私は、産声をあげたそうです。

ある意味、幸運を運んで来た瞬間です。

No.117 12/02/22 22:18
シェーン ( ♀ CfiMnb )

謎の数字の出来事を少し。

私は、よく夢を見る。

夢を見ない深眠り余り無いほどで。

その日も眠りについた。

全く知らないおばあちゃんが、

出てきた。

会話して居る様なのか、

全く会話が聴こえない。

音の無い会話。

そして、浮かび上がる83の数字。

後日、知り合いの家に遊びに行った。

そしたら、


夢に出てきたおばあちゃんが居ました。


そうです‼

知り合いのおばあちゃんだったのです。



うん?83のおばあちゃん?


私は、無意識に口に出してしまった。

知り合いが、

?シェーン!何でうちのおばあちゃんの

年知ってんの?

私は、ハッとして

やだなぁー前に言ってたじゃーん

っと笑って誤魔化した。



ダメです。

こう言うこと隠して慎重にいかないと、

ボロが出ます。

No.118 12/02/23 18:24
シェーン ( ♀ CfiMnb )

本気で命を自ら絶とうと決めた時の話を少し。

私は、ある出来事があり

本気で死に場所を探した事がある。

樹海、山、海。

そして、廃ビルの屋上。

ネットで、場所を探した事もある。

友達や周りには置き手紙も

残さず、携帯は電源を切り

身の回りの整理をした。

そして、気付いたらビルの屋上。

屋上に足が向いたのは

空に近かったから。


自ら命を絶つ事は、怖かった。

でも、この時は不思議と怖くなかった。

一歩ずつ、少しずつ

屋上のフェンスに向かった。

この時は、戸惑いや先の事

考えてなかった。

フェンスを越えたら直ぐだと

思いフェンスに手を掛けた時

生ぬるい風がフッと私の頬に触れた。

何か心地よかった。

そして、足を掛けて

いざフェンスを登ろうとした

一瞬で

身につけていた水晶がブチっと

切れた。


私は、我に返った。

そして、座り込み水晶を

一つ一つ拾い集めた。

一つだけ粉々に割れて飛び散った水晶が

あった。

私は、破片を一つ一つ拾い集めた。

そうして居るうちに、

自分自身が分からなくなり

声をあげて泣いた。

自ら命を絶つ事

出来るなら生き抜いてやると

ココロに言い聞かせた。

No.119 12/02/23 21:30
シェーン ( ♀ CfiMnb )

麻生君は、何かの察知したのか。

廃ビルで泣き止んだ後、

家に帰ろうとした。

麻生君が、いつもと違う目付きで

近寄って来た。


☆シェーンどこに居た?☆

と言う麻生君はキレてる?

☆廃ビルの屋上に居た☆

すると、

☆死に場所を捜してたのか?

全くいい迷惑!誰が遺体処理するんだ、

バカな事してじゃねー☆



バシッとビンタされた。



☆なーシェーン俺はどうしたらいいんだ?

同じ能力者が1人居なくなるなんて

淋しいだろ!結婚とか望まないから

一緒に居たいんだ。

直己と決着つけるなら

俺も行くから。

No.120 12/02/23 22:11
シェーン ( ♀ CfiMnb )

本編からそれますが。


吐き出したりする事で楽になるなら

感想スレの方へどうぞ。

(=´∀`)人(´∀`=)感想スレに

来てくれる方、いい人ばかりだから!

*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

No.121 12/02/24 07:36
シェーン ( ♀ CfiMnb )

シェーン紹介。

年齢公開します。

28才です。年上の方々すみません。

ですが、私は、年は関係なく

接する者なので。

後、二ヶ月後に誕生日を

迎えます。♪( ´▽`)

普段、穏やかですが

たまーにキレると手におえないらしい。

母方の父はアイルランド人です。

私は、クオーターです。

私は、顔立ちは母にも父にも

弟、妹にも似てません。

好きな色は

エメラルドグリーン、ブルー。

黒、最近では白も好きになりました。

好きな植物は、

紫の薔薇、カスミ草です。

好きな言葉。

有言実行!

好きな音楽。

ビートルズ。宇多田ヒカル。
EXILE。

( ´ ▽ ` )ノ他にも沢山あります。

基本、人が好き。

怖いもの、お化け屋敷。

最近、

ハマってるもの。

☆マイボスマイヒーロー☆

TOKIOの長瀬君主演。

笑えます♪( ´▽`)


今日も笑って過ごしましょう(=´∀`)人(´∀`=)

No.122 12/02/25 08:36
シェーン ( ♀ CfiMnb )

直己とギクシャクしながらも、

関係は続いて居た。

一緒に居る時、メールの返信さえも

ジロジロ見てくるので返しにくかった。

出掛けたいのに直己が居ると

無理だった。

私は、アウトドア派

直樹は、インドア派。

息が詰まり、そろそろ

別れを考えていた時

それは、発覚した。



排気ガスの匂いに敏感になり

横になって寝ると気持ち悪くて



月経が遅れて居たコトに気付く。


妊娠検査薬で試してみた。



薄っすらと、




陽性反応。





私は、妊娠した。

No.123 12/02/25 09:27
シェーン ( ♀ CfiMnb )

もう!独りじゃない!私には、

この子が居る。

嬉しくて、嬉しくて。

あの時の事はまだ憶えて居る!


直己には、別れて欲しいと

勝手かも知れないけど

誰の子でも無く私の子宝だから、

私が1人で育てる覚悟を決めた事を

話した。

納得してくれるわけもなく、

直己は俺の子供でもあるんだから

引かないと言った!

私と別れたりしたら

籍をいれて居ないけど、

俺が子供を貰うと言った。

子供は

モノじゃない。

私は、どうしたらいいのか

考えて考えて


眠れない日々を過ごした。


時間が足りなかった。


そうして、

着実に、本当の復讐の

ゴングは静かに鳴り出した。

No.124 12/02/26 15:18
シェーン ( ♀ CfiMnb )

私は、自ら命を絶とうとした事

今でも恥じて居る。

それは、

アイバンク、骨髄ドナー登録を

しているにも関わらず

そんな、過ちがあるから。


もう、私1人の命じゃないこと

現実を思い知らされる事になる。


今、命を絶とうと考えて居る方が

居るのなら、

思い止まって欲しいと


願うばかりです。

No.125 12/02/26 20:55
シェーン ( ♀ CfiMnb )

インドの涙。

私がまだ、小学生の頃

インドから日本に観光で

来ていた家族が居た。


その家族の人から

インドの涙をもらった。

おデコにペタッと貼られた。


私は、それが良く分からなかった。


ただ、



貴方は大丈夫よ。守られてると


カタコトで言われた。


今でも


あの時の暖かい

指先を憶えてる。


名前も知らない人だけど


ふとした時に

思い出す。



どうか、


元気に笑って過ごして居る事を


願っています。


それと、


ありがとう!


私は、今こうして立って居ます!

No.126 12/02/27 00:00
シェーン ( ♀ CfiMnb )

産婦人科に、行った。

直己はついて来てくれた。

複雑だった。診察室に呼ばれて

ドキドキしながら

診察を受けた。

診察台に乗り画面に目を向けた。

小さな小さな天使が見えた。

ドクドクと心音の確認が出来た。

私は、嬉しくて涙が止まらなかった。

あんなに小さい身体で

私のお腹の中で生きてる。

愛しさに涙が止まらなくて

大事に育んで行こうと

思った。


診察台から降りて診察室に呼ばれた。

今、8週に入りました。

だけど、赤ちゃんが小さすぎて

育ってないと言われた。

私は、言ってる意味が分からなかった。

育ってない?どう言う事?

次の検診まで様子を見ましょうと

言われた。

ガタンガタガタ!

私は、無意識にDr.の胸ぐらを掴んで居た。


様子見るだって?他に治療は

無いの?金ならあるから、

何でもするから育つようにしてくれないか!

私は、この子に会うんだ!

絶対に産んで一緒に生きて来たい

だから、頼むから

お願いだから

この子に会えるよう何とか

助けて!

額が床に付くくらい土下座して

涙が流れてた。

土下座なんてした事無かった。

だけど、

身体がもう恥も何もかも無いくらいに

土下座してたんだ。

私は、諦めない。

絶対諦めない!

そう強く自分自身に言い聞かせた。

No.127 12/02/27 07:04
シェーン ( ♀ CfiMnb )

それから、毎晩眠れない日々が続いた。

ご飯も三人分吐くまで食べ続けた。

ココロの何処かでもうダメかも知れないと

感じて居た。

それは、予感だった。

だけど、諦めたく無かった。

直己はその間もマメに身体を

気遣ってくれて居た。

私は、もう母なんだ!

私が弱いままじゃダメなんだ。

そう、言い聞かせて居た。

診察から二日後の夜中

私は、うなされた。

悪夢って見たく無いのに。

その夢は、お腹をナイフで刺された

夢。

起きても刺さった感覚

熱が残って居た。

私は、飛び起きた。

胸騒ぎがした。

急いで病院へ駆け付けた!

No.128 12/02/27 07:25
シェーン ( ♀ CfiMnb )

病院に到着した。

私は、Dr.を呼んだ。

助けて!赤ちゃんが!赤ちゃんが!

慌てて看護師たちが駆け寄って来た。

大丈夫!Dr.に見てもらいましょう!

私は、泣く事が出来ないで居た。

全身から血の気が引いて居た。

真っ暗な闇の中に吸い込まれてく。

唯一の希望の光を小さな天使を

消さないで下さい。

貴方は何個、私から奪っていたら

気が済むの?そんなに、悪い事したの?

この子が。

一生分の罪なら私が背負い続けるから

お願いです。

希望の光だけは消さないで。


私は、何度もココロの中で呟いて居た。


駆け付けたDr.に診察台へと

通された。


お腹の中の天使は小さく息を引き取った。


繋留流産。


心拍確認無し。

成長しないまま私のお腹の中で

留まって居た。




手術を受けなければいけないとの

説明を受けたけど、

全く耳に入らなかった。


私は、そのまま病院を後にした。

徒歩一時間はかかる

道のりを歩いた。ひたすら、歩き続けた。

涙は出なかった。

私ってこんなに残酷だったかな?

生きるから、死ぬ事をどう言う事か

まだ気付いてなかった。

No.129 12/02/27 07:47
シェーン ( ♀ CfiMnb )

直己にはメールで状況を伝えた。

私は、部屋に帰ってからも頭では

話したい事、声にしたい事が

分かってるのに言葉に出来なかった。

私は、ただ呆然とソファーに座って居た。

時間はいくらあっても足りなかった。

★シェーン!大丈夫か!メール見て慌てて
様子見に来た!繋留流産って事は
手術しないと、シェーンが大変な
事になる!俺は子供よりシェーンを
愛してる!大事だ。だから、
病院行こう!★

私は、グッと直己を睨み付けた!

☆は?何でそんな事言うんだ?
まだ、お腹に居てるんだよ!聴いてるんだよ!
そんな酷い事言うなよ☆

その瞬間、

バシンっ!私の頬にビンタをかまして来た。

直己は

★シェーン!お前しっかりしろよ!
赤ちゃんは生きて無い!死んだんだ!
死んだんだよ!★


死とはどう言う事ですか?

呼吸をしなくなる事?

それとも、心臓が止まるから死ぬ?

でも、チョット前まで呼吸をしてたよね?

死って何かホントに分からないんだよ。

ココロで自問自答して居た。

直己は私の腕を掴み

病院へ連れて行った。

私は、マトモに歩けなくて

直己は私をおんぶして居た。

何故?

人は生きて死んでいく?

永遠なんて無いんだ。


小さな天使を1人で逝かせたりなんか

しない。

もう独りになる想いをするのは

私だけで十分だよ。

貴方は独りにさせ無いから!

No.130 12/02/27 08:04
シェーン ( ♀ CfiMnb )

手術を拒み続けて居た。

私は、怖かった。弱かった。逃げて居た。

ずっとずっと考えてまだ助かる術を

求めて居た。

本を読みあさり、ネットで調べて

眠らない日々を過ごして居た。

直己はずっとそんな私を見て居た。

何度も何時間も話し合った。

私は、

☆やっぱり、出来ない。お腹から
掻き出すんだよ!身体もバラバラになっちゃう
見てられないよ。諦める事は出来ない。
私は、身体壊してもいいから!
やっぱり出来ないよ…☆

直己は私の肩を揺らしながら

★お前!自分の事ばっかりだな!
何時になったらお腹の子は天国へ逝けるの?
お前のその自分本位な考えで
子供は成仏いつまで経っても出来ないだろ?★

私は、大粒の涙を流して居た。

直己は

★俺は絶対泣かない!俺まで泣いたら
どっちが悪者か分からないから!
俺が全部かぶるから。どんな批判や
冷たい目からも俺がシェーンを守るから★

私は、小さな天使より私を

愛してる、と言った直己に

復讐心が芽生え始めて居た。

私より何故天使を守ろうとせず、

私は、貴方を許さないとさえ

思った。

この時、天使を手離す覚悟を決めた。

そして、独りにはさせ無いと

強く思った。

No.131 12/02/27 08:20
シェーン ( ♀ CfiMnb )

病院へ直己は私を連れて行った。

私は、最後の最後まで諦める事は出来ないで居た。

手術室に入って居た。

点滴をして、心電図を装着され

私は、動けないで居た。

ガチャンっ!

何?パッと下を見たらステンレスで

できた、ゴミ箱。

私は、絶叫した。


あぁぁぁ!イヤーあぁぁぁ!!

看護師が駆け寄り、

大丈夫よ!すぐ麻酔が効いてくるから!
すぐ終わるから!


そうじゃないんだよ?

あんなゴミ箱に私の唯一の小さな天使が

捨てられる!

イヤだ!やっぱり私は、間違っていた!

何でダメだ。帰るんだ!

この子と一緒に帰るんだ。

既に麻酔は打たれて居た。

もうろうとする意識の中で必死に

私は、身体を動かして居た。

二人の看護師に身体を押さえつけられ

二本目の麻酔を点滴に流し込む

それを見てしまった

瞼が重く目を閉じて行く瞬間だった。

No.132 12/02/27 09:35
シェーン ( ♀ CfiMnb )

真っ暗な暗闇の中で、

一人の男の子が私の前に現れた。

三歳くらいかな?

私の左手には点滴をして居た。

その男の子は笑顔で私の

左手の指先をユックリ握って居た。

その男の子は、

☆僕のママは泣き虫だから。

もう大丈夫だよ。逢えて良かった。

ほら、もう終わったよ☆

そう言って男の子は消えて行った。

暖かい光を残して。

バッと目の前が明るくなり

看護師がバタバタして居た。

視界に入ったと同時に

プハッと息をした。

呼吸して居なかったと後から看護師に

聴いた。

もう、終わりましたよと

看護師に言われ私は、

あぁぁーとまた叫んで居た。

指先は男の子の温もりがまだあった。

No.133 12/02/27 14:21
シェーン ( ♀ CfiMnb )

ベッドへ移され、麻酔が切れるまで

安静にするように言われた。

私は、横たわりたがら

お腹に手をそっと当ててみた。

心臓が鳴らない。

もう、居てない。

一気に涙が溢れ出した。


私のしたことは、

なんて事をしたんだろう。

鼓動が止まる事は

命が消える事?

私は、



本当の意味で独りぼっちになった。


そして、あの子も独りで

逝かせてしまった。



光が


暗闇が



私を導く。




結局、


ワタシは





また、生かされた。




何て残酷な運命


そして、宿命。

No.134 12/02/27 14:46
シェーン ( ♀ CfiMnb )

こんにちは。シェーンです。(((o(*゚▽゚*)o)))

今日は妹分家族の方々に

引っ越し祝いで食事と

お酒をご馳走になります!

(*^_^*)よくしてくれて居ます。


更新は少しずつして行きます!

No.135 12/02/27 15:12
シェーン ( ♀ CfiMnb )

直己は手術室の前で座って居た。

ずっとずっと待って居た。

私は、麻酔がまだ効いて居て

泣きながら眠った。

真っ暗で静かだった。


私の耳元で

☆パパと一緒に会いに来てね、

待ってるから☆

と、声がした。

さっきの、男の子の声だった。


その声に包まれて

眠りから覚めた。


泣き腫らした顔で病室から出て来た

私に直己は、

★良く頑張ったね★

と、言った。


私は、何も声に出来なかった。

内心、

あの子の痛みに比べたらどうって事無い。

私より小さな天使を気遣って欲しかった。



私は、どうしてこんなにも

無力なんだろう。


誰一人守れない

こんな、弱い私のままじゃ…

No.136 12/02/27 16:37
シェーン ( ♀ CfiMnb )

車を運転する直己に私は、

中華料理店へ行くように言った。

こんな時こそ食べて居る時は

何も考えなくて済むから。

店へ入り私は、

回鍋肉、餃子、炒飯、スープを

頼んだ。

直己は、

烏龍茶だけ飲んで居た。

私は、何も考えず黙々と食べた。

食事のマナーにキツイ私が

人の目も気にせず次々に

口に頬張る。

直己は今にも泣きそうな顔で

見て居た。

No.137 12/02/27 22:30
シェーン ( ♀ CfiMnb )

家に着いて私は、ずっとソファーに

ただぼーっと座って居た。

私が、直己と付き合って居ながら

麻生君への想いを捨てきれずに居たから

私は、罰が当たったの?

直己には

捨てたと言った麻生君とのプリクラを

大事に手帳に挟んで居たから。

罰が当たったの?

でも、

それは関係無いよ!

この子は何一つ

悪い事をして居ないのにね。

私は、泣いても仕方ない、

泣かないと決めて居たのに


涙が流れて流れて

枯れる事を知らず

ただ涙を流し続けて居た。

No.138 12/02/28 12:47
シェーン ( ♀ CfiMnb )

何とか立ち直ろうとした。

だけど、私は何も考えられずに

彷徨うように

死に場所を探して居た。

怖さ?

そんなモノ無かった。

あの子を独りで逝かせた。

その方が何十倍も

怖かったと思えた。

生かす事は出来なかった。


フラフラと気付いたら

廃ビルの屋上にいた。

私は貴方に謝らない。

それは、貴方の存在を否定する様で

私は出来ない。

◇貴方に未来を選ばせない◇

貴方の未来、光は私が

閉ざしたから。

だけど、

天使を抱き締めたかった。

貴方を独りにはしない。


一歩一歩フェンスに向かって歩き出す。

何でかな?


両手を広げる事が出来ない。


出来ない。


私は

フェンスに手を掛けた。




ブチっ!



あっ!!


水晶!!

No.139 12/02/28 17:44
シェーン ( ♀ CfiMnb )

ちぎれて、転がる水晶を必死に

かき集めた。

一つだけ粉々に砕け散って居た。


私は、必死に拾い上げて居た。


溢れる涙を

抑えて抑えてただひたすら、

水晶を拾い集めた。


もう涙は出ないと思って居たのに

涙で滲んで手の平の水晶が

二重に見えていく。


なんて事してたのか!

私は一緒に逝くコトは出来ない。

共に生きて行くコトは出来ても

例え、貴方に会えたとしても

私は笑顔で両手広げて

貴方を抱き締めてあげられない!


私は私をこれからの未来を

どうやって生きてくか

考えなきゃいけない。

私は、貴方の分まで

周りの人達を受け止めて

抱きしめてあげるだけの

暖かいココロ探さなきゃいけない…

例え、それが裏切られても

私が出来る術を探そう。

私は、本来の自分を探す旅に出た。

もう、振り返らない!


私は、私の道を進むんだ。


フェンスに背を向け歩き出した。

No.140 12/02/29 06:40
シェーン ( ♀ CfiMnb )

供養をした。

流産して居た子の分まで供養した。

そして、お線香、ロウソク、

あの子にお菓子も沢山買って行った。

手を合わせて、祈った。

また、来るから。

私は、強くなるから

だから見て居てね!


直己は一緒に来てくれた。


帰り道は無言が続いた。


私は、家に着き

さっそく、荷物整理して

旅立つ用意をした。

麻生君から度々連絡来て居たが

出なかった。


一人になりたかった。

No.141 12/02/29 10:07
シェーン ( ♀ CfiMnb )

直己は私が旅に出る事に反対して居た。

それは、まだ私が弱いままの私だと

言う。それに、俺と会う時間が無くなると。

そんな事を言われても誰にも

振り回されない。


直己には当然困るだろう。

私は、流産して手を挙げられた日から

直己に少しずつ復讐
して居た。


一緒にお風呂に入り、身体、頭洗い。

初めは照れて居た直己も徐々に

甘える様になった。

そして、得意な料理で確実に

胃袋をつかんで居た。

濃い味が好きな直己に私は、

塩分多めに料理に含ませた。

そして、食べ物を目の前に置いては

食べる様に進めた。

靴下も履かせて、

耳かきも膝枕でして居た。

甘やかして居た。

私が居なくなった後、

貴方が一人で生きて行けない様に

密かに私と言う存在を

記憶にココロに刻み込んだ。



No.142 12/02/29 10:27
シェーン ( ♀ CfiMnb )

そう、私は命を宿し失った身体を

感情任せに殴った直己を許せないで居た。

憎んで、恨んで、ココロが晴れる日は

無かった。その後の妊娠だった。

ココロに光が射し込んで


私は、救われる気がして居たのに。


直己にはもう一つ許せない事があった。

繋留流産して手術後


私は、もう子供はいいと言った。


何十年も経って欲しいなと思った時には

良いかもしれないけど。

私は、もう無理だと言い切った。

それなのに、手術後一ヶ月も

たたないうちに、身体を求めて来た。

私は、身体が受け付けなくて抵抗した。

でも、避妊しようともしないで

私の身体を押さえ付けて

中に入って来た。

その時、手術の病院のフラッシュバック

で、身体がガタガタ震え出した。

やめて!やめて!

私が止めようと拒めば拒むほど

直己は、

俺は、そんな風に言われると燃えるんだ!

Sだから!

私は、必死に抵抗した。

だけど、直己は私の中で果てて居た。

ある時は。イヤッて言う私の頭を

押さえ付けて口で無理やりさせた。

口の中に広がる液体を飲めと言われた。

また、ある時は顔にかけられた。

SとMって片方の快楽だけ

押し付けては成立しないと私は、思う。

それは、性欲を処理したいが為の

自己中心的な行為だと私は、思った。

本編では書ききれない程の

暴言も多々あった。

No.143 12/02/29 11:49
シェーン ( ♀ CfiMnb )

直己を振り切り前だけ見て居た。

そして、空港に着いた。

空港は人々が行き来する。

こんなに、行き来する中で皆何を思い

生きてくを身につけて居るのか。

私は、一息つく為にコーヒーショップに

入って居た。

携帯の着信音は消して居たのに

妙に気になり携帯を鞄からだした。

うん!?

メールと着信。


麻生君からだった。

メールは、何件か入って居た。

開いてみて見た!

麻生君から、

☆シェーン、今何処に居る?
夢でシェーンが空港に向かう夢をその日
何回も何回も見た!
気になって今◯◯空港に車走らせてる☆


私は、驚き次のメールも開いた。

そこには、ずっと私が

返事をして居なかったのに

友達や知人色んな人達の

心配のメール着信で溢れて居た。

私は、独りだと思って過ごした日々。

暖かいココロを求めて求め過ぎた

そして、自ら独りである事作り出して居た。

それによって、ココロの満たされない

日々を自ら作り出して居た事に気付いた。


ありがとう。冷たい涙が

暖かい涙に変化し、ココロが熱くなった。

何度も何度も

読み返しては

何故だろう。涙が止まらなくなる。

分かり合える。

能力が無くてもあっても、

分かり合える。

以心伝心なんだね。


ありがと!皆、全ての人にありがと!

また、困難に立ち向かう時

辛く悲しみに押し潰されそうに

なった時

皆の私を思うココロを少しずつ

分けて貰うね!

そして、

何度だって乗り越えて見せる!


涙で希望に満ち溢れた瞬間だった。


メールを読んでると

新着メール一件受信された。





麻生君!!

No.144 12/02/29 13:16
シェーン ( ♀ CfiMnb )

麻生君からの新着メール。

☆シェーン。空港の◯◯に居る!
電話にも出ないくらいだから、そっとして欲しいんだな。
俺は待つよ。シェーンが会いたく無くても
勝手に待ってるくらいいいだろ?
強制するつもりは無い、ただシェーンが
居るとしたら、同じ場所に居たくなった。☆


思わず立ち上がり、周りを見渡した。

今居るコーヒーショップから◯◯の

場所はすぐ近くだった。


私は、テーブルにお金を置き鞄を

手に取り走り出した。


麻生君!何処?何処に居るの?

コーヒーショップを曲がり◯◯の場所へ

全速力で走り出す。

私は、ずっとずっとココロでは、

麻生君を思い続けて居た。

だけど、触れ合う事で私は、

麻生君もチカラを持つ人だから、

きっと触れたら麻生君が

疲れてしまう。

見たくないモノも見えてしまう。

ただ、怖くて壊しちゃいけない

宝物みたいに触れてはいけない

そう、思って居たから。

だけど、ココロは身体をセーブ


する事は出来なかった。

走り出し、

思い浮かぶのは麻生君の笑った顔だった。

No.145 12/02/29 14:08
シェーン ( ♀ CfiMnb )

角を曲がり私は、◯◯から、少し離れた

トコに来て居た。

こんなに、人の多いトコで麻生君に

似た後ろ姿を見つけた!

麻生君‼
私は、叫んだ。


振り返って微笑む麻生君の姿は
今もよく、憶えてる。


私は、言葉にならない声で

☆あのね、ぅぅ…ぅ連絡くれてたのに
返さなくてゴメンなさい。ただ、
一人になりたくて。ぅぅ…ゴメンなさい☆


麻生君は、私の手を取り

☆いいんだ!もう、いい!こうして、
会えたんだからさ。シェーンが一人になりたく
なる辛い事あったんだな?☆

あぁーっと顔を手で覆って泣き出してしまった。

私は、麻生君の暖かさに

甘えるのが怖いの。

嫌いじゃない。

好きでも無い。


見返りでも無い。


私が深く愛してしまった。自分に

怯えてるの。

本来の自分自身を

封印して生きてきた。

だけど、今は

まだ、本来の自分自身を

取り戻す事が怖くてたまらないの。


それは、

私にとって無償の愛のカタチだから。


それは、

浮気とか、身体が不自由になるとか、

気持ちがココに無くても、

そして、私は私なりに

守りたいと思う事。

何も返してくれなくていいから。

ただ、私が

貴方を思い続ける事

それが、私の幸福だって。

気付いたから。


私の中の幸福は逆に

辛い事でもある。

No.146 12/02/29 14:39
シェーン ( ♀ CfiMnb )

麻生君は、暖かい眼差しで

手で覆って居た私の手を掴み

俯く私の顔を上げた。

☆シェーンは泣き虫だな!
でも、キレイだよ。俺は、育った環境で
孤独だったりして人を避けて生きて来た。
シェーンと出会って見てるうちに、
シェーンを求めてた。だけど、お互いに
持つチカラから逃げて寄り添っても
傷の舐め合いにしかすぎない。
俺はシェーンをそうやって利用するのが
嫌だった。だから、シェーンを遠ざけてた☆

私は、嬉しかった。

何一つとして自分の弱さを見せない

麻生君がココに居る。

言わなくても分かる様な気がしたから。

私は、

☆チョット旅して来るね!
って言ってもさ直ぐまた帰国するから。
コレ、私の部屋の鍵。
私から誰かに渡すなんて初めてだから!
何か、緊張しちゃうね!
部屋は自由に使って良いから。
あ、あのー!受け取ってくれる?かな?☆

涙が乾き顔は赤面状態だった。

麻生君は、

☆ほんっと!シェーンは男みたいだな!
あはは。俺達はチョット変わり者だから
逆パターンもありか!
実は、コレ俺からのプレゼント☆

小さな箱にリボンのラッピング。

私は、受け取るとリボンをユックリ

解き、箱を開けた。

☆あぁーっ。
これ!☆


そこには、薔薇のリングと十字架に

刻まれた二連式のネックレス。

何故、私が好きなモノを知ってるの!

こんなドキドキの時も内心

部屋に盗聴されてんの?いやっ。

でも、薔薇と十字架好きな事は

口に出してないはず!

驚く私に麻生君は

☆言っとくけど、盗聴したりストーキング
してないからな!
渡すタイミングで、半年以上もかかった!
知り合いに頼んで俺がデザインしたから。
宇宙で一つしかないぜ!十字架には、
シェーンの誕生石のダイヤ入れたから!あはは☆

私は、麻生君に一つお願いをした。

No.147 12/02/29 17:45
シェーン ( ♀ CfiMnb )

私は、

☆麻生君。このリングは、帰国した時
まで預かって欲しい。この十字架のネックレスは
…あの、麻生君…私に。☆

言えなかった。付けて欲しいと。

☆分かった!リングは預かる。☆

そう言って私の手から麻生君は

リングとネックレスを取り

箱からネックレスを出した。

☆シェーン髪あげて!☆

麻生君はニコッと笑い言った。

私は、背中まである髪をあげた。

後ろにまわり麻生君はネックレスを

付けてくれた。

髪がフワッと浮いた。振り向くと

麻生君が私の髪を優しくおろしてくれて居た。


優しくそっと、撫でながら毛先を

整えてくれた。

胸元に光る二連の十字架。

私は、そっと触れて居た。

*大切にしようと、想った*


麻生君を見て私は、

☆麻生君…帰国したら、直己との事
ちゃんと決着つけるから!あのね、
麻生君!☆

やっぱり言えないよ。

縛る事になるもんね。待っててなんて。

麻生君は、照れた様に

☆シェーン!いい加減その麻生君っての
やめろよ!名前で呼んでよ!新と
書いてあ、ら、た。忘れたか?☆


私は、

☆名前で呼んだ事無いね!あははっ。
今より強くなって、帰るからその時に
改めて呼ぶから!ネックレスありがと!
付けてって言いたかった。でも、恥ずかしくて。
何でもお見通しなんだね!☆


私は、笑顔で麻生君に笑い掛けた!

No.148 12/02/29 18:00
シェーン ( ♀ CfiMnb )

私は、麻生君に言った。

☆私は、男の人を満たす事は出来ない!
もう、身体の繋がりは受け入れられない。
子供は一生望まない。だから、麻生君の
気持ちは嬉しかった。だけど、身体の
関係を縛り付けたくは無いの。☆

すると、麻生君は

☆シェーン?いいか!もっと自分の事だけ
考えろ!俺は良いから!シェーンのお腹に
宿した命を俺は守ってやれなかった!
ゴメン!だけど、カラダの繋がりよりもっと
大切なココロの繋がりがあるだろ?
シェーンが俺を選ばなくても
俺はシェーンが幸せならいい!
焦るな!ユックリでいいから!☆

私は、麻生君の胸に飛び込みそうに

なったのを

我慢した。


No.149 12/03/01 05:38
シェーン ( ♀ CfiMnb )

出発のアナウンスが流れた。

私は、

☆もう行くね!あっ麻生君?☆

不思議そうに私の顔を覗き込む

麻生君。

☆シェーンどうしたの?☆

私は、

☆うん!何でも無い☆

そう言って、私は麻生君を後にした。


振り向くと麻生君は歩き出して居た。

一度も振り返らずに。


☆強くなって、帰ってくるから

その時は迎えに行くよ!☆

そう呟き、私も歩き出した。


何時になるか分からない

だから、待ってて何て言えない。

私は、束縛したく無いから。

No.150 12/03/01 09:09
シェーン ( ♀ CfiMnb )

飛行機に乗り込み探した座席に座り

持って来て居た音楽を聴いた。

うーん。中森明菜ちゃん聴こうかな!

実は、私は中森明菜ちゃん大好物!

特に北ウィング、ミ・アモーレ、などなど。

だけど、選曲間違えでかかってしまった。

曲が流れた。

*・゜゚・*:.。..。.:*・'*:.。. .。.:*・゜゚・*

突然泣き出して

あなたを困らせた

抱いてくれるのに怯えて居た

ショーウィンドの中の

笑わないマネキン

真実(ほんとう)の私に

早く気付いて


※明日のぶんの涙を

今日流してしまえばいい

泣いて泣いてずっと泣いてあなたが

辿りつく様に

生まれ変わっても

あなたを探せるわ

暗幕の星々が教えて居る

裸の私に雪が舞い降りる

ただそれが私の鏡のドレス

※明日のぶんの想いは

今日伝えてしまえばいい

虹のかわを作りあげて

あなたが辿り着くまで

☆幾千の祈り☆

*・゜゚・*:.。..。.:*・'*:.。. .。.:*・゜゚・*

私は、新たな旅に出た!

投稿順
新着順
主のみ
付箋

新しいレスの受付は終了しました

お知らせ

6/10 カテゴリの統合(6月20日、26日実施)

小説・エッセイ掲示板のスレ一覧

ウェブ小説家デビューをしてみませんか? 私小説やエッセイから、本格派の小説など、自分の作品をミクルで公開してみよう。※時に未完で終わってしまうことはありますが、読者のためにも、できる限り完結させるようにしましょう。

  • レス新
  • 人気
  • スレ新
  • レス少
新しくスレを作成する

サブ掲示板

注目の話題

カテゴリ一覧