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親からの反対について

【不思議体験】

レス500 HIT数 24390 あ+ あ-

KURA☆( AtLZi )
11/08/09 17:07(更新日時)

こんばんは🌠

皆様の

【不思議体験】を聞かせて下さい😺

私は小学生の頃...
夏に友達と川で遊んでいて、フッと空を見た時.赤オレンジっぽい炎の塊❓が上下に揺れていて.3秒後位して消えました😲

あれは何だったんだ🙊火の玉かなぁ😥
友達と2人で見ちゃいました👀

No.1568846 11/04/07 00:33(スレ作成日時)

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No.451 11/07/31 08:05
匿名447 

>> 450 はい、反省してます~
お許しの程~m(__)m

No.452 11/07/31 08:28
ゆっ ( xFmk1b )

>> 451 まっ、いいんじゃ~な~い♪
ε=ε=(ノ≧∇≦)ノ

No.453 11/07/31 08:31
匿名447 

>> 452 ゆっさん~
ありがとう~


ε=ε=(ノ≧∇≦)✋




すみませんでしたm(__)m

  • << 455 この際、面白いし仲直りでもすれば~?😂

No.454 11/08/06 13:22
匿名454 

なにこのスレ…💧内輪で盛り上がってる。

No.455 11/08/07 05:07
匿名444 

>> 453 ゆっさん~ ありがとう~ ε=ε=(ノ≧∇≦)✋ すみませんでしたm(__)m この際、面白いし仲直りでもすれば~?😂

No.456 11/08/07 13:28
匿名39 ( ♂ )

お~い❗
小学生1改め『ゆっくん』何処へ消えた⁉
早う仕入れた不思議体験の続き書いてえな✌

No.457 11/08/07 14:28
雪だるま ( 20代 ♀ zeIf )

高校生の時、宇宙人に会った。超怒られた。「何で地球人は戦争ばかりおこすんだ。肉食べるな。同胞だ」とかいろいろ。
私に言われても困った…まだ17歳だったのに(ノ△T)

No.458 11/08/07 19:13
旅人458 

>> 457 ☔さん。
「2012年~」拝見してます。お役目、大変ですね😲

私の体験は、
UFOをよく見たとか
この世の人じゃない人をみるとか
知ってる人が亡くなると、ドアが勝手に閉まるとか…etc

思いおこせば、次々出てきますが、
子どもの頃からなので、だんだん慣れて、不思議という感じもなくなってきてしまいました😅

No.459 11/08/09 00:49
名無し459 

>> 22 このミクルの中で夢分析、診断、夢占いというスレがあります。 その中でレスNO104を見てご覧なさいな! 究極の「不思議」ですよ 最低

No.460 11/08/09 11:45
ヒマ人27 

平成7年2月13日、深夜1時半頃でした。突然、全身が「麻痺」して倒れてまい、私はマンシ
ョンの一室で、一人「生死の境」をさ迷っていました。

救急車を呼ぼうとして、電話のある所まで必死になって、「腹ばい」になって行ったが、全く
"ロレツ"が回らない。電話の向こうからは「名前は?住所はどこ?」などと、何度も何度も
聞いてきたが、出る声は「アーとかウー」だけ。

そして最後には、夜中に"酔っ払い"がいたずら電話をしてきたと思われたらしく、 とうとう
電話を切られてしまったのである。その時はもうダメかと思いました。

その後、どうやってマンションの通路まで行ったのか、 定かではないが、運よく、3軒隣の
方が夜中に「アーとかウー」と叫ぶ物音に気づいて、救急車を呼んでくれたのであった。

救急車の中で、「救急士」の方が何度も私に呼びかけてくれたが、
その声は聞こえてくるが、私の全身は心地よい温かさにつつまれ、
あふれんばかりの喜びと平和に包まれていました。

目を開くと天にあたる場所は、神々しく光り輝いていた。
無数の手のようなものが、私を手招きしていました。

そして、その手に誘われ、私がその手を掴もうとした時だった。
「それを掴んではだめ!」と言う声が、どこからともなく聞こえてきたのである。
そして、その招きを振り切ったとき、現実に立ち返ったのである。
そこは、静岡赤十字病院でした。
当日、たまたま脳外科専門の先生がいて、私は助かったようだった。
後で聞くと、当直医の先生で、慶応大学の医学部から来ていた脳外科の先生でした。

先生が言うには、一時的な脳の病気は15分ぐらいで回復することが多いが、あなたの
場合は、ほとんど「生きるか、死ぬかの状態だった」との話でした。 手足も動かせるよう
になったので、その日は軽い診断で済み、帰宅する事になったのである。

そして、これを境に不思議な事が起こるようになったのである。

No.461 11/08/09 11:45
ヒマ人27 

当時は、業務用ゲームソフト会社に勤めていましたが、ちょっと力を入れただけで、集金
の際に使う頑丈な「カギ」が簡単に曲がったりして、このため集金ができなくなり、これに
はほんとうに困ってしまいました。

また、病気や痛み、ケガの人に、手を触れてしばらくすると、病気が治ったり、痛みが消
えたりなど、次々と不思議な現象が起きてきたのである。ちょうどその頃でした、テレビで
「サラリーマン超能力者」とか「ハンドパワーとか」と呼ばれものが話題になったのは。

だが、世の中、不思議なものです。
それは、これに歩調を合わせるかのように、大きな試練がいくつも、いくつも待ち受けて
いたのである。その始まりが、父の脳梗塞でした。

No.462 11/08/09 11:46
ヒマ人27 

それは、私が生死の境をさ迷ってから、3ヶ月後のことでした。
父が「脳梗塞」で死に直面したのである。父が倒れた、との知らせが入り、
急いで新幹線に乗り、出張先の静岡から故郷に向かったのである。

集中治療室での父は瀕死状態でした。5名の医師が科学的領域でできることは、すべて
手を尽してくれましたが、脳は完全に腫れあがり、植物人間のようになるだろうとの話で
した。もって一週間、正直回りの誰もが、もう駄目だろうと諦めかけていました。

その時、私は父の死で家族が崩れていく予感があった。
年老いた母が、ショックを乗り越えてくれる事だけを考えていました。

それは無意識であった。じっと父の姿を見つめ、父の胸と腕に手を触れ、
「治ってください」「治ってください」と、心から想い願いました。

集中治療室に入れる時間を利用して、毎日、昼と夕方の5分間、
「元気になってください、元気になれば母も元気になる」と言う程度のもの
でしたが、人はそれを「気エネルギー」とか「パワー」と呼ぶでしょうが、
その時の私は、「父は、必ず生死の淵より帰ってくる」と疑いませんでした。

2日目-虫の息の状態で、昏睡状態でした。
3日目-それまで死んだように眠るだけだったが、僅かに体が動きました。
4日目-かすかな声で、「もう駄目だ」と"一言"いう。
5日目-前日より少しは楽になったように見えました。

入院した病院は緊急病院だったので、専門の「脳神経外科」に転院することになり、
そこは最先端の医療設備を整えた地元の名医との事でした。
転院した2日目でした、院長先生から呼ばれたのである。

「脳梗塞で血管が2箇所切れていて、出血している」、
「言語障害になる恐れがあり、場合によっては、このまま寝たきりの状態に
過ごさなければならない」「心づもりをしてください」との話でしたが、
それは、ほぼ望みなしの「宣告」でした。

隣に母がいたこともあり、とっさに「出血が止まれば、言葉は可能なんですね」
と口をついて出ると、医者は「そんなことは不可能です」と自信に満ちた言葉でした。
医学の常識からすれば当然の事でした。

No.463 11/08/09 11:46
ヒマ人27 

集中治療室に入れる時間を利用して、私は父の頭部に手をやり、「血管が正常に戻り、
言葉を正常に話せますように」と、ただ一心に想い願いました。
そして数日後、あっと驚くような事が起ったのである。
それは、静岡に帰った後でした。母から電話があり「再度検査したら、頭部の
血管は正常になっていた」という、驚くような話であった。以前の検査では、
脳血管が二本切れ、血液が脳内に流れていたのであるが、レントゲン、MRI、
CTスキャンの検査で、出血が止まっていたのである。

このようなケースは、病院が始まって以来のことだったらしい。
主治医からは「調査研究として続けさせもらえないか?」と言う話もあった。

後で聞くと、血管が破れて出血し、それが自然に止まることは、医学の常識 では、
ありえないことだったらしい。それはまるで、穴のあいた水道管のホースから水漏れ
していたのに、水漏れが突然止まってしまうような不思議な出来事でした。

多くの病例を手がけておられた優秀な先生にしてこういうことですので、
私も母も不思議に思った。そしてこうした事が、実際に自分の回りに起きたということが
信じがたい思いでした。

それまでの私といえば、目に見えぬものに対しては疑っていました。
科学万能主義の風潮に染まっていたことは否めませんでした。

No.464 11/08/09 11:47
ヒマ人27 

その後、私は父の看病の事もあり、鹿児島の「国分市」という街に転勤となりました。
だが残された問題が山のようにあり、それが一挙に噴出したのである。

父は、困っている人がいれば、我が身も顧みないような人でした。家族のことよりも、
まずは困っている人に手を差し伸べるような人でした。子供を引き取って育てたり、
身寄りのないお年寄りを預かったり‥物心がついてからこれまで、家族だけの生活
はなく、いつも誰かが生活を共にしている状態でした。

そのために、いつも大勢の人が家の中を出入りし、また、困っている人を助けるためと
は言え、有形無形の連帯保証などの借財を背負っていました。
そして、 これらの負の遺産が、一挙に私にのしかかってきたのである。

次から次と問題が持ち込まれ、そして、いろんな人が目の前に現れては去り、それは
まさに修羅場でした。だが、その頃は相手の人と5分も対峙していると、 その方の人
の道の「ありよう」が手に取るように分かるようになっていました。

しかし、サラリーマンの私の片手間で片づくような事ではありませんでした。
父の残した残務処理をしなければ、家庭が崩壊するように思えた。
"なすすべ"も無い状況で、どうしたらいいのか、もんもんと悩む毎日でした。

鹿児島の国分市の近くに、日当山(ひなたやま)温泉という所があり、その近くに神社
があった。仕事で近くに来た時は、いつしか、ここに立ち寄って、手を合わせることが
多くなっていました。

4、5回訪問したときでした。
神社の前で2回ほど急に車が止まって故障し、不思議に思ったのである。
この時は、何かに引き付けられるものを感じました。

神社の右奥に行って見ると、そこには「巨大な石が、大きなしめ縄で祭られ」、鎮座して
いました。それは、思わず手を合わせたくなるような荘厳なたたずまいでした。
私は本能的に近寄り、心から手を合わせ、抱えた問題の解決を願いました。
それは突然やって来ました。深夜4時頃に目を覚まし、トイレに行った時でした。
トイレの中で、急に外が気になって窓を開けたのである。
暗闇を正視していると、突然、オレンジ色に光る大きな「光の輪」が現れたのである。
それは、人の「眼」のような形に見えました。

No.465 11/08/09 11:47
ヒマ人27 

えっと思って、目をこすってみたが、夢ではありませんでした。慌ててトイレから出て、
マンションの通路から再び見ると、それははっきりと見えました。
その輝きは、まるで「日没のオレンジ色に輝く太陽」のように荘厳でした。

私は、思わず「これかー」と叫びました。私には、何かの「しるし」のように思えました。
そして、巨大な光はゆっくり悠然と静かに消えていったのである。
(後で知ったことは、それは五芒星(ごぼうせい)とか、六芒星(ろくぼうせい)と呼ばれ
るものでした)

後日、気になったので、気象台や近くにある自衛隊に問い合わせてみましたが、
飛行機や隕石とは全く関係ないとの話でした。2月の深夜、時間や位置の点で、
月や太陽とも関係はなかった。そして部屋に戻ると、なお驚くことが続いた。

先ほどの、オレンジ色に輝いていた空は「晴れ」ていたが、部屋の南西に位置した窓には
「雨」が降り、その反対の東南の窓には「雪」が降っていたのである。5分程こういう異常
な体験をして、私はそのまま失神してしまいました。

翌朝、目が覚めたら空は爽快に晴れ渡っていました。その日から毎日朝夕、神社に参拝
するようになり、そして抱えている問題に対する自分の考え・判断のよし悪しを反省をする
ことになりました。。

No.466 11/08/09 11:48
ヒマ人27 

今から十数年の前のことでした。故郷の長崎に帰ったある日でした。
地元、長崎では評判の高い、ある霊能者が尋ねてきたのである。

かれこれ2時間ぐらい話していると、突然「5月中に島根県の出雲に行って、
神社を参拝しなさい」「待っている者がいるはずだから」と、真剣な顔で言う
のである。いきなり言われても、当の私は、なぜ出雲なのか? 不思議でした。
それから3日後、とうとう出雲に行くことになったのである。
最初に、神魂(かもす)神社を参拝し、次に八重垣神社を参拝しました。

八重垣神社にある「鏡の池」は、「恋占い」の池として知られ、女性に大人気。
紙の上に十円玉(or百円)を乗せて池に入れると、「良縁がある人は早く沈み、
縁がない人は30分たっても沈まない」という古来から言い伝えがある。

この「鏡の池」で不思議なことがやってきました。
なるほど、この池は鏡のように、また言葉では言い表せないほど荘厳な輝きが
ありました。それは参拝を終え、帰ろうとして、再度手を合わせた時でした。

突然、ビリッと電流のようなものが、頭の上から身体を走って足元まで貫通し、
私はフラフラして、池に落ちそうになったのである。
そして間もなくすると、スーッと体の外に抜けるように流れていきました。

しばらく休むと、体も元に戻ったので、その時は少し体の調子が悪いのかなあ、
としか思わなかった。この「鏡の池」を立ち去りかけて、もう一度振り返ると、
池の上の方に、小さなお社(小神殿)があったので、「気分直し」もあって、
お賽銭を入れ、心から手をあわせました。

そしたら、今度は、先程とは違った強烈な電流のようなものが、ビリッと、
首から上が、まるで高圧電流にでも触れたようになったのである。そのとたん、
髪の毛が一斉に逆立ち、私はあまりのことに、頭を抱えてパニック状態でした。

時間にして、それは数十秒間、続いたと思う。
しばらくすると、体も気持ちも落ちついたので、再度、池を見ると、
木の葉が水面に映し出され、水面全体が光り輝いていました。

目をつぶって合掌し、そして目を開いた時でした。
今まで波ひとつもなく静かだったのに、突然、池の水が「ザーッ、ザーッ」と、
激しく波立ったのである。全くの無風状態、木の葉も揺れていないのに、
池の水だけが溢れるほどの勢いで、激しく波立ったのである。

私は、ただただ唖然として立ち尽くし、それを見とれていましたが、
それはしばらくの間続き、そして、激しく揺れ動く波が止まった瞬間には、
波紋ひとつ残さず「ピタリ」と止まり、静まりかえってしまいました。
私は、あまりの出来事に背筋がぞっとし、震えがこみあげてきました。

その日は丁重にお礼をし、八重垣神社を後にしましたが、
不思議な事がまだまだ続きました。 「巫女さん」との出会い NEXT >> 八重垣神社‥(爆笑)四人娘の恋占い→ ラブフォーチュン八重垣神社 ずっと気になっていたのは、そこで「顔に傷のある、白いベールをかぶった“巫女さん”
に会うだろう」と言われたことだった。

No.467 11/08/09 11:48
ヒマ人27 

出雲大社から北に数キロ、日御崎(ひのみさき)という断崖絶壁が続く、すばらしい景色
の海岸がある。その近くに「日御崎神社」があった。

神社でお参りをすませ、海岸を散歩していた時でした。
岩陰から白い服を着た人が、こっちに向かって歩いて来るのが見えた。
よく見ると、白いベールをかぶった「巫女さん」でした。

近くまで来ると、顔をおおうように被ったベールの奥からは、顔面いっぱいにアザらしい
ものが見えたました。まさに、かの霊能者から言われた通りの「巫女さん」でした。
(しかし、その時は、この人だと私は気づきませんでした)。

・・・そしたら突然、巫女さんは、「ここで何をしているんですか!」と言うのである。
それは突然の言葉でした。まるで、私を”責めている”ような強い口調でした。

海岸を散歩していた私は、突然の言葉にあわてて、思わず「すみません?」と頭を下げ
て謝ってしまいましたが‥。そのときは、人をいきなり怒るとは‥何と失礼な人だと思っ
たが、気がついた時には、後の祭りでした。

あっと思って後ろを振り返った時には、その姿は見えなくなっていた。
その場はそれで終わってしまい、あっけない出会いでした。
何のご縁で私を呼んだのか、今でも不思議に思うのである。

数年後でした、知り合いの霊能者にあった際に、そのことを話すと、
巫女さんは、「あなたの力を求めていた」との話でした。意識世界は不思議です。 思えば、不思議な出来事の連続であった。

長崎への帰途、高速道路を飛ばしたせいか、車がエンストして、エンジンがかからなくなっ
てしまったのである。それで途中、一泊することになった。廃車に出してもおかしくないよう
な車で、ここで寿命かなと思ったりしましたが、翌日は一発でエンジンがかかったのである。

どうにかこうにかして長崎に着いて、そのまま修理工場に車を出したのである。
そしたら、係員はボンネットを開けて・・・ 「お客さん、どうやって走ってきました?」
「エンジンの配線が一本外れている?」と言うのである。

しかし、いくら「車は動かないはずだ」と言われても、私は車を運転してここまで来たので
あり、言われた私の方も、答えに窮してしまったのであった。

ちなみに、父はここ島根県の出雲出身で、田舎町で代々、神主を勤めていたという話でした。
それにしても、おもしろい不思議なことの連続で、まるで、何かに背中を押されるように出雲を
旅したのであったが、この世には、まだまだ分からないことが一杯あり、その一端を垣間見る
ことができました。それはまるで、異次元の世界に遭遇した感じでした。

No.468 11/08/09 11:49
ヒマ人27 

今から10年くらい前のことでした。
千葉県在住の80歳近い男性で、これまでの中で最も「重いケース」でした。

この方は直腸癌・大腸癌をわずらい、何度も再発・転移し、大腸を含めて手術で切除できる
所はすべて切除し、腹部の一部は空洞とのことで、私がお会いした時は、医者から「余命数
週間」と言われ、自宅で死を待つような状態でした。

何とかして助けてあげたいと言う家族の願いにより、自宅を訪問したのでしたが、
本人の病気もさることながら、家族の心もまた病んでいました。
病人を前に、各人がバラバラ勝手な事を言い、相当混乱していた。
私自身、まるで修羅場に飛び込んだような感じでした。

本人に会うと、胸から腹にかけて無数の癌手術の跡があり、点滴を付けたままの状態でした。
本当に辛そうに見えた。できる事ならば、何でもしてあげたいと思った。
しばらく話をした後、両手を握って元気づけ、必死になって気功・ヒーリングを開始したのである。

間もなくして、それまでの痛みは解消することができたが、病状が病状であり、
「痛みがなくなった」と聞いてホットしたのが正直な気持ちでした。

そして、施療を終え、私が帰ろうとした時でした。
両手に点滴を抱え、玄関に小走りに駆けつけてきたのである。
その気力には、当の私も驚いてしまった。

しばらく期間をおいてから、再度訪問することになりました。
小1時間ぐらい話をした後、前回と同様に施療を開始。
この時は、医者が不思議がるほど「痛み」は無くなっていました。
その様子を見ると、まだまだ大丈夫のように見えましたが・・・。

しかし、余命、数週間と言われてから「半年後」、永眠の途につく。
ご家族から連絡があり、最後は安らかに眠るように息を引き取ったと聞く。

No.469 11/08/09 11:49
ヒマ人27 

後に聞いた話であったが、亡くなる数日前から、
「もう一度、会いたい」と、うわ言のように言っていたと聞く。
しかし、あの時はやれることは全てやったという感で、
もっと早く出会っていれば、と心残りもした。

思えば、この方は、家族にも妻にも話してないような事を、見も知らぬ私に
話してくれたのである。その生い立ちから今までを、語ってくれたのである。
死を予期した心の内であったと思われる。

そして、奇しくも亡くなられたその日の早朝でした、
遠くから私の名を呼ぶ声を聞いたのは。
僅かの期間ではありましたが、不思議なご縁であった

No.470 11/08/09 11:50
ヒマ人27 

ほんとに、この世には、我々の常識では考えられないような事が一杯ある。
私自身これまで3度も大きな交通事故に会い、しかも、いずれの事故でも車は大破した。
普通だったら間違いなく「即死」なのに、奇跡的にかすり傷程度ですんでいる。

3度目のときは、警察も不思議がるような交通事故でした。
それは、たまたま遭遇した火災現場でした。火事を見て驚いた近くの人が、自分の車を
車庫から出そうとして、猛烈な勢いで飛び出し、まっすぐ数十メートルを走って、そのまま
私の車の真横に追突してきたのである。現場を検証した警察官いわく、相手のの信号
無視、前方不注意。

私は、相手がブレーキをかけて止まるだろう、と思っていたが、そうではなかった。
あっと言う間の出来事でした。私からすれば、まるで、止まっている車に「ねらい」を定めて
ぶつかってきたような感じでした。

後で、警察から聞いた話によると、相手の人は、「何かに吸い込まれるようにぶつかった」
「自分でもなぜそうなったか分からない」などと、わけの分らないような話だった。

車は大破し、私は即入院する事態になってしまったのである。現場を検証をした警察の人
は、メチャメチャに大破した車を見て、私が死んだと思ったらしい。
病院の先生が言うには、「首の骨の一部が損傷していて、一生寝たきりの状態になるかも
しれない」と、目の前が真っ暗になるような話でした。
疾病名は「中心性脊髄損傷」とのことでした。

ところがである、不思議なことである。「絶対安静」ということで、病院にそのまま入院する
ことになったのであるが、手足のシビレ、首に痛みがあったが、2週間もしたらギブスが取
れるようになったのである。

レントゲン写真の結果では・・・、「ギブスで首を固定しななければ、首はまっすぐ立たない」
「寝たきりの状態になる」と言われていたのである。こちらの事情としては、一刻も早く職場
に復帰し、たとえギブスをつけたままでも、得意先回りをしなければならない仕事の事情が
あった。宮づかえ、サラリーマンの辛さである。

No.471 11/08/09 11:50
ヒマ人27 

普通であれば、長期入院生活となる。私自身もできるならば、しばらくの間、休みを取りた
かったが、幸か不幸か、仕事の現場に復帰することになったのである。それで、首にギブス
を巻いた状態での復帰でした。

病院では、「立つはずのない首が立つ」ということで、説明のつかぬ事態に、主治医の先生
も不思議がり、今後の研究事例として「学会に発表したい」等と言う話もあった。

こうして、幸いにも入院生活は短かったのであるが、入院当初は「一生寝たきりの状態にな
るかもしれない」という恐怖の中で、これからどうなるだろうと、悶々とする日々が続き、そして
故郷にいる年老いた母や父を思うと、夜も眠れなかった。こうした中で、あれこれと考え、これ
までの人生を振り返ることになったのである。

3度も交通事故にあって、3度も奇跡的に助かっている。
自分は死ぬはずだったのに助かった。何かがそうなるのを止めた。
そして今は、生かされているという思いで一杯である。

No.472 11/08/09 11:50
ヒマ人27 

この頃、アニマルヒーリングや、アニマルセラピーという言葉を聞きます。
人がイヌやネコなどの愛玩動物に触れ合うことで、心を開いたり、元気を取り戻した
り、病気の回復が早まったりなど、いろんな効果があるようです。イルカのアニマル
セラピーなどが有名です。ペットを癒すアニマルヒーリングというのもあります。

以前、精神病(躁うつ病)で苦しんでいる、一人暮らしの女性を訪問したときでした。
そのときは、病状がかなり悪化して、再入院が必要な状態で、明日にでも病院に行
かなければならないと言う話でした。まだ年若いのに、それはつらい状況でした。
それで急遽、自宅を訪ねる事になったのである。

門を開いて中に入ると、突然、犬が近づいてきて、目の前に、チョコンとすわったので
ある。見るからに年老いた犬でした。私が腰を落として、前かがみになって犬を見ると、
その犬は私の膝に片足を乗せて、トントントンと三回ほど、まるで膝を叩くような「しぐさ」
をしたのである。不思議でした。

とっさに、犬に向かって「わかったよ、分かったよ、大丈夫だよ」と言うと、今度は後ろに
下がり、頭を上下に何度も振って、まるで「お礼」をするようなしぐさをしたのである。
不思議な光景でした。

そばで、その様子を見ていた女性は、一瞬顔色が変り、今までこんな事はなかったと、
目にいっぱい涙を浮かべていました。愛犬の思いも寄らぬ行動にびっくりした様子でした。
(後で聞くと、その犬は誰れが来ても、「大声で吠える」と言う話でした)。

愛犬の不思議な行動に、心を開いてくれたのが原因でしょうか。
二時間ほど滞在して「ヒーリング」を行ったら、目に輝きを取り戻し、顔つきもかなりよく
なり、この様子だと再入院も延期のように思われました。お会いした当初と比べると、
目の輝きが全然違っていました。

ヒーリングも終わり、帰りがけに、そのイヌに出会うと、じっと私を見て、また同じように、
「お礼」をするように頭を上下に振るのである。このような犬を見たのは初めてでした。
まるで、私が何のために来たのか理解しているような感じでした。なんか、心が通じて
いるようにも思われました。

それは、病気で苦しむ主人のことを不憫に思う、先短い老犬の願いだったのでしょうか。。
そのように理解しないと説明しきれないような出来事でした。もしかしたら、犬が私を呼んだ
のかもしれない。生きとしし生けるもの、すべては根本の部分で繋がっていると言われる。
そして、命あるすべてのものには、心が宿っているように思うのである。
だからこそ、アニマルヒーリング(アニマルセラピー)というものが効果があるのだと思う。
(イヌやネコを飼っている人なら、このようなことを実感していると思います)。

また、自閉症の子供からも好かれるみたいです。
自閉症の子供は、見知らぬ人には寄りつかないと言われますが、突然抱きついてきたり、
じっと手を握って離さなかったりする事もあります。私自身、とりたてて何かをするわけで
もないのですが。親の方がびっくりして、「こんなことは初めて」と、驚いたりします。

子供であれ、犬さんであれ、猫さんであれ、好かれることは嬉しい限りです。(^.^)

No.473 11/08/09 11:50
ヒマ人27 

「生まれながらに、心身に障害を持って生まれてくる赤ちゃんは、障害があるからこそ、
やさしいお母さん、やさしいお父さんを"選んで"生まれてくる」、と言われます。元気な子供
と比べると、不憫に思うところもありましょうが、天から与えられた命です、溢れるほどの愛
を注いで育ててあげてください。どうかお願いします。m(__)m
生きとし生けるものすべてには、私たちと同じ生命が宿っています。
犬や猫はもちろん、すべての動物・生き物には「魂」が宿っています。
そして、私たちと同じように、病気になったり、高齢になったりして、この世に別れを告げる
ときがやってきます。悲しいことです。この頃、愛する犬や猫の安らかな旅たちを願って、
ヒーリングを頼まれることがありますが、人間と同じように、旅立の日には、そばにいて最後
の別れを告げるようにしてください。m(__)m

No.474 11/08/09 11:53
ヒマ人27 

それは仕事の途中に立ち寄った「ある公園」での出来事でした。

若い女性が近づいて来て、「あなたの健康をお祈りします・・・」
「ちょっとだけ時間をください・・・」と言うのである。
(以前は、駅の周辺などでこのような光景をみかけましたが)

多少時間があったので、「分かりました」と言うと、
その女性は、私の頭部に手をかざして・・・・なにやら言うのである。
一見してまじめそうな方でしたので、しばらくの間その女性と話をしました。

実は、彼女にはもっと大きなことを知ってもらいたかったのだ。
それで私は・・・「ちょっと、見てみなさい」、
「ほんとに力があれば、太陽さえも大きく光り輝く!」と言って、
私は、手のひらを太陽に向けて念じたのである。

間もなくして、太陽が強烈に輝きだし、
(まるで目の前で”フラッシュ”をたかれたような強烈な輝きでした)
その女性は、「えっ、なんで、どうして」、両手で目を覆い、
一体、何が起きたのか、ビックリしたようすでした。

それからしばらくして経ってからの事でした。また、同じ女性に会ったのである。彼女が言うには・・・・あの後、集会所に帰って、不思議な出来事を報告したら、
代表者から、「そんな人には、話しかけるな!」と、怒られたという話でした (^_^; )。
(末端の人たちはまじめで、みんないい人なのですが・・・)
実は、以前、同じような事を何度かやったことがあった。
業務用ゲームソフト会社に勤めていた時でした。

同僚・部下を「窓際」に集めて、太陽に向けて手をかざすと、太陽が強烈な光で輝き出したので、「なんだ、なんだ」と、社内が大騒ぎになったことがあった。

今思えば懐かしい話です。
また、壊れて動かないはずの扇風機が、スイッチも入れないのに、手を合わせ念ずると、
突然、回りだしたりなど・・‥現在は、このような事はしていません)

また、天気のいい日に、雨が降ってきたこともありました。
このような話をしても、人はなかなか信じないので、それではと思い・・・・
天に向かって手を合わせ願うと、今まで晴れていた空が急に薄暗くなって、しばらくすると雨が降ってきたのである。ここまでやると、人はようやく信じるようです。
(偶然と言ってしまえば、それまでですが)。

また、「月」も同じように大きく感応してくることもある。不思議です。
「この大宇宙は生命エネルギーに満ちている」のかもしれない!

なぜこのような事が起きるのか、説明できる事ではありませんが、ただ思うことは、この大宇宙のあらゆるものには「意識」がやどり、私たちと「根源的に繋がっているのだと思う。

この大宇宙の在りてあるもの、そして、生きとし生けるものすべてには 生命がやどっている。私たちと同じ「生命」が脈打ち、命の「ふるさと」のように思える。
呼びかければ応えてくれる、この大宇宙の神秘を見てそう思うのである。

そして今は、朝に登る太陽に、夜の空に輝く月に手を合わせ、
今日この一日を思い、感謝するだけである。

No.475 11/08/09 11:54
ヒマ人27 

不思議な事があったのできいてください。
私は個人クリニックで事務をしています。

朝8時過ぎ、いつも通り出勤し仕事の準備をしていると電話が鳴りました。
若い男性の声で「学生証をなくしたみたいなんですが、そちらに忘れてないでしょうか?」といった内容でした。
狭い医院内を探しましたが見つからず…。
「では、もし見つかりましたら連絡しますね」
「お願いします。電話番号は○○○ー××××です、フクヤママサハルといいます」(仮名です、思い浮かばずお借りしました)
こんなやり取りをして電話を切りました。

その後、朝の清掃時も彼の学生証は見つからず…
いつも通りの業務が始まりました。
そして時間は経過し夕方4時、院長から書留郵便を出してくるよう頼まれ近くの中央郵便局へ行くことに。
郵便局に入ったと同時に10m程前方、ロビーの真ん中にパスケースが落ちているのが目にとまりました。
マンモス郵便局で人もうじゃうじゃいるのに何故か誰も気づかない…
不思議な光景でした。すたすたと歩み寄りパスケースを拾いあげました。
学生証でした。

次の瞬間ヒヤっとしました。
学生証の氏名欄には「福山雅治」…。

No.476 11/08/09 11:55
ヒマ人27 

なにか時間の歪みというか、時空のひずみというか…上手く表現できませんが奇妙な経験でした。

No.477 11/08/09 11:59
ヒマ人27 

海外留学中の出来事です。私は学校の近く、徒歩何分というところに住んでいました。準備を整えて9時ちょうどに自宅を出ました。私が1番に到着のはずです。ところが学校に着いたら、教室はクラスメートで一杯で、皆おしゃべりを楽しんでいます。

「へっ?」と思って腕時計を見ると11時数分過ぎ。教室の時計も11時数分過ぎ。私が1時限目をすっぽかした形。自宅にはアナログ、デジタル複数の時計がありますから、家を出たのが9時ちょうどだったことに間違いありません。酒、タバコ、クスリに酔っていませんでしたし、精神疾患もありません。たった数分歩いている間に、私は2時間を飛び越えてしまった。

クラスメートとひと言ふた言会話してみました。周囲の人と私は、昨日の出来事について同じ記憶を共有しており、ズレはありませんでした。しかし、私の人生には2時間の空白がある。この2時間を取り戻せないまま、今日に至っています。

No.478 11/08/09 11:59
ヒマ人27 

数年前になりますが、朝早く
「あなたの息子さんのパソコンはウィルスに感染している」
と声が夢?で起こされました。

起きあがり「そんな夢あるはずないやろ」と寝ました。
「@マークが3個あるから間違いなく感染している」
と声が聞こえましたが無視して寝ました。

起きて主人にウィルスに感染していると夢で聞いたと言うとウィルスチェックしてくれました。
感染していてウィルスの数は23個でした。
下一桁だけあってたと思ってたら
種類は3種類だったぞと言われて…
あの声は一体誰だったのでしょう?
神様かご先祖様が@マークを知っている?のでとても驚きました。
時代なのかなぁーー
女性で女性でないような声でした。

No.479 11/08/09 12:00
ヒマ人27 

私が小学生低学年の頃のことです。
町内のお祭りがあり、いろんな露天の中の一つにくじ引きやがあり、一回100円位?でくじを引き、当たればいいものがもらえる。はずれたらはずれのものがもらえるというものでした。
厚紙が縦横ます目になってて、境目には切込みが入り、各ます目に人の顔のような絵が書いてあり、そのなかのどれかを選び、切込みから切り取り裏を見て、当たりかはずれか分かるというものです。
私、最初にやって当たりました。当たりだけ絵が他と違うんです。すぐ当たりがわかります。ためしにもう一回やってみました。当たりです。
はずれた子が、自分のも選んでというので、その子の2回目も当たりをだしてあげました。その後も出しかも
周りにいる子達に「なんで?」「すごーい」等絶賛されましたが、私には何がすごいのかわかりません。だって明らかに「当たり」の絵だけ他の「はずれ」の絵と異質なのですから。誰が見ても一目瞭然でしょ。と思ってたのですが、そうではないらしいことに気づきました。私だけが違いがわかるようでした。人生においてただ一度の不思議能力でした。もっと他で発揮したかったな。

No.480 11/08/09 16:19
ヒマ人27 

クラスメイトの藤原君はどうもおかしい。と気付いたのは、半年前くらいに、たまたま席替えで隣りの席になったときのことだった。
どのクラスにもひとりはいる、地味で無口でネクラっぽいのに何故か意外と友達が多い奴、ってのが藤原君なのだが、俺はあまり話したことはなかったし、隣り同士になっても微妙に気まずかった。
だが藤原君は特に気まずそうな様子も見せず、ひたすら机に消しゴムをかけていた。

内心「何してんだろ」と思ったが、消しゴムが千切れるまで机を消している藤原君の真剣さに圧倒され、何も聞けなかった。
しばらくして授業が始まったが、俺は藤原君の行動が気になってチラチラ見ていた。藤原君は山盛りになった消しゴムのカスを机の四隅に均等に盛り始めた。ますます意味がわからない。
俺はついに小声で藤原くんに尋ねた。

「藤原君、何してんの」

藤原くんの長い前髪から、にんまり弧を描いた目が見えた。
「即席の結界。キミは多分、うっすらとなら見えるんじゃない?」
と言うと、藤原君は目線を廊下に向けた。俺も廊下に目線をやる。


No.481 11/08/09 16:20
ヒマ人27 

そこで俺は、見てしまった。廊下に立つ男子生徒を。教室のドアのガラス窓を通してだから、肩までしか見えなかったが、首は極端にうなだれていて気持ち悪かった。

「あれって、まさか…隣りのクラスの奴とか、だよね。」
「授業中なのに廊下にあんなふうに立ってる生徒がいると思うかい」
「…先生に立たされてるとか」
「キミは死んだほうがいいね。」
藤原君はそう言うと、ため息をついて突然立ち上がった。

「先生、便所。」

先生の苦笑を背に受けながら、藤原君はドアを開けて廊下に出ていった。
そして、相変わらず立ち尽くしている男子生徒を、通り抜けた。

男子生徒の身体は確かに見えるのに、その身体を藤原君が通り抜けたのだ。俺は喉が引きつって声も出なかった。

男子生徒をすり抜けたとき、藤原君はこちらを振り向き、「ホラね」とでも言うようにニヤリと笑った。その表情の気味悪さを、俺は一生忘れない。

藤原君が通り抜けたあとも、男子生徒は立ち尽くしていた。うなだれたまま、ずっと立っていた。あまり見ていると、そいつが顔をあげそうで、怖かった。

俺は藤原君が戻ってくるのを待ちながらひたすら机に消しゴムをかけた。無論、俺も藤原君を真似て消しゴムのカスを机の四隅に盛る為だ。だが、消しゴムを掛けているうちに藤原君は戻ってきて平然と教科書の肖像画に鼻毛を書き始め、 いつの間にか廊下の男子生徒も消えていた。
あの男子生徒の恐らく幽霊がどうなったかはわからないが、 取りあえずそれ以来、何故か藤原君と俺は仲良くなってしまった

No.482 11/08/09 16:22
ヒマ人27 

俺の友人が今年の夏にキャンプに行ったときの話し。

友人含めた男3人、女3人の仲良しグループで、バーベキューしたりまぁ
それなりにキャンプを楽しんでたんだそうだ。
で、夜になってテント張って、男女それぞれ分かれて寝よう、ってことに
なったんだが、実は友人は女の子グループの一人とこっそり付き合ってて、 皆寝た頃にテント抜け出してどっかでイイコトしよう、と企ててた。

(外は真っ暗だから、ちょっと離れればドコでもできそうな感じだったらしい)

で、友人は他の二人が寝るのを待ってたらしいんだが、そのうちいい感じで 他二人が寝息を立て始めたんだそうだ。
友人がそろそろ抜け出そうか、と思った矢先、外から
「ガサッ、『ケン』、ガサッ、『ケン』、ガサッ、『ケン』・・・」

って音とも声ともつかないものが聞こえてきた。

「ガサッ、『ケン』」って音は遠くの方から近づいてきて、ちょうど 自分と女の子たちのテントの周りをぐるぐる回ってる感じで聞こえたらしい。

最初「犬か何かかな?」と思ってた友人も、だんだん薄気味悪くなってきて テントから出るのを躊躇してて、抜け出す約束してた女の子にメールを 送ったそうなんだが、バイブにしてればいいのにその時は音が鳴る設定に してたらしく、隣のテントから着メロが鳴っちゃった。

No.483 11/08/09 16:24
ヒマ人27 

着メロが鳴った途端、聞こえてた「ガサッ」って音が女の子のテントに集中し始めて、 どんどん早くなっていったらしい。友人は女の子の身に何かあったら、っていうのと メールして音鳴らしちゃった罪悪感でたまらずテントから飛び出した。

そしたら、女の子グループの一人(友人が付き合ってたのとは別の子)が、 手足をめちゃくちゃに振り回しながら狂ったように大笑いしてテントから走って いったらしい。付き合ってた子はワンワン泣き喚いてて、友人が駆け寄って話し かけても答えられないぐらいの有様だったそうだ。

辛抱強く友人が慰めて、どうにか落ち着いた女の子が言うには、着メロが鳴って
他の女の子二人が起きたんだが、そのうち一人が起きた瞬間からすごく低い声で 「ケンケンケンケンケンケンケンケン・・・・・・・・・」って笑いながらつぶやき始めて、そのあとテントから飛び出していったんだそうだ。

その後は男2人をたたき起こして、皆でいなくなった子を探しに行って、明け方にようやく見つけたんだが、目の焦点が定まらない感じで、足取りもふらふらしてて、呼びかけにも答えられない状態だったらしい。

キャンプも早々に切り上げてみんなで病院に連れて行ったらしいんだが、詳しい 原因も良く分からず、その子の親に連絡して駆けつけてもらって、「あとは私(親)に任せてください」という言葉をもらって、帰ってきたんだそうだ。

そんな事もあって、友人は彼女との関係もあまり長続きせず、最近別れたんだが、そんな友人を慰めようと電話したらこんな恐怖話をされてしまった。

No.484 11/08/09 16:37
ヒマ人27 

僕は、将棋を趣味でやっていましてね。

たまに、会社の将棋部の方に、帰りに居酒屋につれていってもらうんです。

その日は二件目に突入し、連れて来てくれた先輩(定年前)はもうベロベロでした。

席は、ママさんが動かなくていいように、いつものようにカウンターに座り、ロレツが微妙な状態で、つれて来てくれた先輩はしゃべっています。

五割ほど内容は理解できるので、四捨五入して会話は成立とばかりに相槌をうつ僕。

そんなヤリトリが続き、九時を回った頃でしょうか。

ガラガラガラ

店の玄関が開きました。

見るとこの店でちょくちょく見かける、常連風のおばちゃんが入ってきて、入り口近くのカウンターに座りました。

「こんばんは。ちょくちょく、見かけますよね。 よく来てはるんですか??」

席が近くだったので、とりあえず挨拶をした。

「あぁ、何度かにいちゃん見かけたことあるねぇ。こんばんはぁ。」

おばちゃんも、コテコテに挨拶をしてくれた。

それをみていた先輩は、

「おお~~〇〇ちゃん(おばちゃんの名前)。 まー1杯飲みや~~。」

といって、チューハイをそのおばちゃんに頼んであげていた。

しばらくして、先輩が店のママさんとなにやら人間関係の話をしだしたので、僕はおばちゃんとあたりさわりのない話をした。

映画の話から入ったが、世代が違うからぜんぜんかみ合わなかった。

そこから俳優の話になったが、これも世代の違いでまったく噛みあわない。

そんな会話が続く中、おばちゃんは、

「怖い映画とか、見るの?」と聞いてきたから、

「まー見ますけど、あんまり怖いと思わないですねぇ。映像は・・・。」と返す。

おばちゃんは、

「ほんまかいなぁ。実はおばちゃんもやねん。 なんや、あの、呪怨って、 あんなもんおるかいな!」

ん。

ここで、僕のアンテナはすこしピンと来た。

「もしかして、なんか、そういう霊的な経験した事とかあるんですか?」

ひょっとしたらと思い聞いてみた。

「あるある~。 何回もあるわ。」

今から、簡単にまとめて書く三つのお話は、おばちゃんが昔体験したお話です。

No.485 11/08/09 16:38
ヒマ人27 

ひとつ目は、おばちゃんの職場の話。

おばちゃんはビルの11階で受付の仕事をしているらしい。

場所はエレベーターのまん前で、エレベーターから出て左に行くと、各部屋があり、右に行くと、非常階段の入り口の扉があるだけで行き止まり。

ほとんどの人は、エレベーターから出て左に行く。

右の行き止まりの方に行くのは掃除のおばちゃんか、緊急で階段を使う人がたまにいるくらい。

その非常階段の扉というのも、開けたら絶対に

ガチャッ

と、音がするらしい。

でもずっとその場所で仕事をしていると、あるおかしな事に気がついた。

エレベータから出て、早足にススっと、非常階段の扉のあるほうに歩いていく茶色いスーツのズボンの人がいるという。

スーツのズボンというのも、足しか見たことがないらしい。

決まって、何か書き物をしてたり、用事をしてるときにその人はエレベーターから出てくるのだ。

足だけが視界に入り、ふと顔をあげても、もう見えないところまで進んでいってしまっている。

何度かその【足】を見ていると、もうひとつの疑問が浮かんできた。

非常階段の扉は、絶対に開けたら

ガチャッ

と、音がする。

どんなにそっとしめても、あけても、その音はするのだ。

でもその【足】の人が非常階段の扉の方に行ったときは、そのガチャッという音が聞こえてこないのだ。

おばちゃんは、気になって、ある日【足】が行った後、すぐに追いかけたらしい。

そして、非常階段の扉をガチャッと開けて、確認した。

でも誰もいない。

その話を、他の受付の人に話してみた。

「え?〇〇さんも、それ見たことあるんや・・・。」

受付の女の人は、全員、その足を知っていたそうです。

No.486 11/08/09 16:39
ヒマ人27 

二つ目は、病院のエレベーターの話。

エレベーターに乗ると、なんだか一人なのに視線を感じる。

後ろをチラ見したら、おじいさんが立っていたらしい。

気付かないフリをして、すぐに降りたそうです。

三つ目も病院の話で、その病院はもう、入る時からなんだか嫌な感じがしたそうです。

古い病院からかな、と思い中に入ると、やっぱり嫌な感じがますます強くなる。

待ち時間に、地下の売店に行ったときに、その理由がわかったらしい。

その病院、

分娩室と、

霊安室が、

向かい合わせだったんだって。

後から知ったらしいけど、

亡くなる方も多い病院だったらしいです・・・。



No.487 11/08/09 16:40
ヒマ人27 

「・・・まあ、つまり、霊とかいうて、皆怖がってるけど、 心は我々とおんなじや。

何も怖いことあれへん。 

その茶色いズボンの【足】の人も、エレベーターのおじいさんも、

たまたまそこが通り道なだけで、 別に本人は何も悪い事はしてへん。

死んだ事すら気付いてへんかもしれへん。」

そう言って、おばちゃんは自分の右足のズボンの裾を、膝くらいまで捲り上げた。

背筋がゾクっとした。

おばちゃんの膝には、昔負ったであろう酷い火傷の後があった。

「・・こ、これ・・どないしたんですか・・・?」

「これな。 別れた前の旦那にやられたんやわ。今で言う、DVっていうやつかな。

人間も霊も、悪い者は悪い事するし、良い者は何もせえへんっちゅーことや。」

そう言って、おばちゃんはトイレに行った。

グラスが空いていたので、何か頼もうとふとカウンターの方を見ると、

「‥ちょっと」

カウンターのママが、呼んでいる。

「は、はい。」

ママの方を向くと、ママが小声で、

「・・アノ人の元旦那さんの事、あんまり触れんほうがいいで。別れて一年くらいしてからかな。 自殺しはったんやわ・・・。」

ソレを聞いて、またまた背筋がゾクっとした。

だって、あのおばちゃんの膝の火傷がさ、男の人の顔みたいに見えたのが、気のせいじゃないんだなと思ったから。


No.488 11/08/09 16:43
ヒマ人27 

これは今も住み続けている我が家の話です。

僕は年に一回は引っ越しをして新しい環境で気分転換をするようにしています。

今年の2月にも毎年恒例の引っ越しをしたのですが、駅前の小さい不動産屋で人の良いおばさんと打ち解けて、おばさんは僕にだけ格安で駅前のマンションを貸してくれると言うのです。

昼間に一緒に見に行ったのですが、きれいなオートロックマンションで全く問題はありませんでした。

作りとしては、建物の中央に階段があって各階に9部屋ある形になります。

僕は207号室に入ることになりました。入ってから気づいたのですが、1階2階はやけに空き部屋が多かったです。

住み心地も悪くなく普通に暮らしていたのですが、入った当初から深夜3時過ぎに数名が階段を下って行く足音が聞こえました。

仕事の疲れから無視していたのですが二週間程してやはり気になりだし、

足音がした直後に覗き穴から見てみると部屋のすぐ右側の階段を誰かの頭が下って行くところでした。

上の階の誰かだと思い、その後も数回足音の後に穴から見るとちょうど人の頭がちらっと見えました。

その頃からドアにある郵便物の入口がバチンと音を立てて誰かに開かれるようになりました。

郵便物はマンションの入口のポストに入るはずだし気持ち悪かったです。

なんとか階段を駆け降りていたずらをする人間を見てやろうと思っていたのですが、

3月のある日睡眠中に気持ち悪い圧力を感じて目がさめました。

ドアの向こうに誰かが立っていて今にもドアを開けて入ってきそうな感覚でした。

しばらくドアを見つめていると急に金縛りに会い物凄い力で押さえ込まれ真っ暗な中で誰かに睨まれてる感覚でした。

これは自分が調べたり目にしちゃいけないものだと思い、足音もドアの郵便受けも無視するようになりました。

それからは何もありませんが先月、今月でうちの周りの5部屋が一気に空き家になりますます人が減っています。

安すぎる物件なのでしばらく頑張ります。


No.489 11/08/09 16:45
ヒマ人27 

とあるカップルがいました。

彼女の実家に挨拶がてら帰省していた時の出来事です。

彼女の実家は山奥にあるので、都会で生活している彼にはとても有意義な休日になりました。

彼女の家族に挨拶を済ませ、辺りも暗くなってから東京に帰ることにした時です。

夜の山道は街灯も無く、車のヘッドライトを消してしまうと辺りはまっ暗闇。

虫の声しか聞こえないほどの静寂に包まれる淋しい夜道です。

しばらく走っていると突然、ヘッドライトに照らされて道路脇にうずくまる70歳前後と思われるお婆さんが現れました。

2人は突然の出来事に驚き車を止めました。

するとそのお婆さんがこちらを振り向き、おぼつかない足取りで近づいてきて

「あの~、すまねぇんだけど家まで送って行ってくれねぇか?山菜採りしてたら足挫いちまって歩けねぇんだ。」

と。

見るとお婆さんが背負っている大きなバックはパンパンに膨れてあり,コレを背負ってこの山を越えるのは無理だろうと感じた彼は

「いいですよ。家はどこですか?」

と彼が言うと、突然助手席に座っていた彼女が

「急いでるんで!!ゴメンナサイ!!」

と言い出し、早く車を出すように彼をせかすのです。

何がなんだか分からない彼は、とりあえず彼女の言うとおりに車を走らせました。

バックミラーからお婆さんが消えるまで走った頃、青ざめた顔をした彼女が

「...............気付かなかったの?

お婆さんが背負ってたバッグから子供の手が出てたのよ............」

No.490 11/08/09 16:49
ヒマ人27 

クラスメイトの池上さんに仕入れていただいた話だ。

池上さんの知人で、現在、寺の住職をしている大門さん(仮)が子供の頃にしたという体験を紹介しよう。

大門さんの家は寺で、当時住職だった祖父と両親、妹と5人で生活していたのだという。

祖父が猫好きだった事もあり、寺の境内には住み着いた野良猫がそこら中にゴロゴロとしていて、大門さん自身も良く餌をあげたりして可愛がっていたのだそうだ。

その本堂の裏側に、祖父もいつからあるのかよくわからなかいという古い井戸があった。普段は蓋がしてあったが、覗き込むと暗い底のほうで時折水面にブクブクと泡が出ていたという井戸は、もしかしたら井戸の水中には何か得体の知れないものが潜んでいるのではないかと幼心に思わせ、

大門さんはあまりこの井戸が好きになれなかったという。

ある日、大門さんがお気に入りだったぶち猫が姿を消してしまった。

猫は死期が近づくと悟られないように身を隠すというが、ぶちは今朝方まですこぶる元気だったのだ。

きっと誰か猫好きな人に拾われていったのだろう。

自分の中でそう結論を出して大門さんはぶちの幸せを願った。

だが翌日からも、なついていた野良猫達が徐々に姿を見せなくなった。

誰かが拾っていくにしても毎日毎日猫がいなくなるのはやはりおかしい。

かと言って、境内のどこを探しても猫の死体などなく、大門さんの祖父も首を捻っていたという。数日が経ち、大門さんが小学校から帰り家でくつろいでいたところ、妹の悲鳴を聞いた。

祖父と悲鳴のした方に飛んでいくと、大門さんの妹は本堂の裏の井戸に上半身をつっこみ、尋常ではない程泣き叫びながら浮いた足をバタバタさせていたのだという。

「ばかもん!何やっとる!」

No.491 11/08/09 16:49
ヒマ人27 

祖父が妹の体を抱き上げようとするが、妹の体は鉛のように重く、祖父と大門さんが二人掛かりでもなかなか上げる事ができない。

何かに引っかかっているのか?

大門さんは妹の上半身を引っ張り上げようと井戸を覗き込み、その光景に絶句した。

泣き叫ぶ妹の両腕を、「人のようなもの」がしっかりと掴んでいた。

人だと人目でわからない理由、それは人型はしているが、全身がまるでぐずぐずに腐ったように崩れていて、とてもではないが生きた人間には見えなかったからだ。

絶叫した大門さんは全身の力が抜けてしまい、その場にへたり込んでしまった。その様子を見ていた祖父も井戸の中を覗き、大きな声で経を唱えた。

しばらく祖父が経を唱えながら妹の体を引っ張っていると、すっぽ抜けるように祖父は妹を抱いたまま井戸の横に勢いよく転がった。

祖父はすぐさま起き上がり、井戸を覗き込みながらさらに経を唱え、最後に井戸の蓋を閉じた。

「家に入ってなさい!」

祖父の怒号で我に返った大門さんは、泣きじゃくる妹を引っ張って家の中に駆け込んだ。落ち着いた妹はぽつぽつと、何故あんなことになったのか説明を始めた。

一週間程前、妹が本堂の裏で遊んでいると、井戸から声が聞こえたのだという。さほど恐ろしいとは思わなかったという妹が井戸の蓋を開けてみると、井戸の中に着物を着た男性がいたのだという。

男性は「猫が好きだ、猫を連れて来てくれないか?」と妹に言ったのだという。

言われるままに妹がぶち猫を井戸に連れて行くと、井戸の男性は「かたじけない」と言い、猫を抱いて井戸の水底に消えて行ったという。

それから妹は度々井戸の男に呼ばれ、猫を連れて行っていたのだというが、さすがに妹も猫がどこに行くのか不思議に思ったらしく、猫はどうしたのか、どこに行ったのか男性に尋ねたという。

すると突然、男性の様相が豹変し、腕を掴まれて井戸に引っ張り込まれたのだという。

井戸は祖父の提案ですぐに埋められ、その場所に小さな祠を作ったそうだ。 祖父はその男についてなにも語らず、他界してしまい、妹の腕には、今でも火傷の跡のようにしっかりと手形が残っているという。


No.492 11/08/09 16:55
ヒマ人27 

加奈子さんは夫の女癖に悩んでいました。


小学校に入学したばかりの息子がいるにもかかわらず夫は、子育てはおろか、

次第に女癖が大胆になるばかりでほとんど家には寄り付かなくなっていました。

加奈子さんは夫の実家に住んでいたのですがそれが原因で不仲になって、いえ、元々いい関係ではなかったのです。

何かといえば孫であるK太君の将来を自分勝手な考え方で決めようとする義母とたびたび衝突していました。


思い切って加奈子さんはK太君を連れて実家を飛び出すことにしました。

安いアパートでもいいから借りて二人で暮らそうと決意したのです。




すぐにアパートが見つかったので二人は夜逃げ同然で引越しをしました。




働きながら子どもを育てる、それは想像以上に大変なことでした。

K太君をかまってあげられないし、残業をしないようにしなければならないし、それに収入は少ないし。

二人は文字通り爪に火を灯すような生活をしていました。


それでも彼女の心が折れなかったのは、ある言葉が支えになってくれていたからです。


「人間な、そりゃ落ち込むこともあるかもしれね。悔しい悔しいって思うこともあるかもしれね。

でもな、加奈、それでも歯を食いしばって生きていかねばなんねえんだ。

そしたら一生の内にいいことが、ひとつやふたつあるもんだよ。

人間ってのはな、そういうちっちゃなことだけでも生きられるもんなんだ」


それは大好きだったおばあちゃんの言葉。いじめられっ子だった加奈子さんが学校から泣いて帰ってくると、

おばあちゃんはいつもそう言って慰めてくれました。中学に上がるとすぐに亡くなってしまったおばあちゃん。

忙しい合間にちょっと心落ち着く時があると、その言葉を思い出して

「おばあちゃんに会いたいな。会ってたくさん話をしたいな」

そう思いながら毎日を過ごしていました。

ある日の夕方、仕事を終えた加奈子さんがアパートに戻るとK太君は部屋で独りゴムボールをついて遊んでいました。


「いちばんはじめは一宮~、二で日光東照宮~、三は佐倉の宗五郎~、四また信濃の善光寺~♪」

「どうしたの? それ手まり歌じゃない。学校で教わったの?」

「ううん、違う」

「へえ、じゃあテレビでやってたんだ」

「違うよ。今日ね、知らないおばあさんがお家に遊びに来たんだ。そのおばあさんに教えてもらったんだよ」

「知らないおばあさんって・・・。ママがいない時は玄関を開けちゃダメって言ってるじゃない」

「僕、開けてないよ。ゲームしてたら後ろでポーン、ポーンって音がして、

振り返ったらおばあさんが座って赤いまりをついてたの」

「赤いまり?」

「そう」

「おばあさんってどんな顔してた?」

「鼻の横におっきなホクロがあって、それでね、すごく優しかった。まりつき上手だねってほめられたんだよ」

「・・・」

「どうしたの、ママ」

「おばあちゃん・・・」


大粒の涙が加奈子さんの頬を流れました。




No.493 11/08/09 16:56
ヒマ人27 

学校でいじめられて帰ってきた日の遊び相手はいつもおばあちゃん。

たれ目で、いつも笑っていて、鼻の横に大きなホクロがあって。


「今日ね○○ちゃんに筆箱を隠されてね…」

「そうかい、そうかい」

「それでね…」

「ふーん、そうかい」


泣きじゃくっているとおばあちゃんは丸いからだを小さくかがめて慰めてくれました。


「加奈、そんなこと忘れて遊ぼう。ほら、あのまり持ってきな」


それは古ぼけた真っ赤なまり。


どんなに下手くそでもおばあちゃんは「加奈はまりつきが上手だねぇ、ふふふ」と笑って優しく頭を撫でてくれました。


その時にいつも言っていた言葉が


「人間な、そりゃ落ち込むこともあるかもしれね。悔しい悔しいって思うこともあるかもしれね。

でもな、加奈、それでも歯を食いしばって生きていかねばなんねえんだ。

そしたら一生の内にいいことが、ひとつやふたつあるもんだよ。

人間ってのはな、そういうちっちゃなことだけでも生きられるもんなんだ」

「うん」

「加奈にはまだわかんねえか、ふふふふふ」


そう言うとこぼれそうな笑顔をいっぱいに浮かべて、また頭を撫でてくれるのです。


小さい頃はどういう意味なのかいまいち理解できなかったのですが、

大人になってこうして苦労してみるとその言葉の意味がわかるような気がします。


「ママ、どうして泣いてるの?」

「ううん、何でもないよ。たぶんおばあちゃんがK太に会いにきてくれたんだね。おばあちゃん優しかったでしょ」

「うん」


加奈子さんはK太君を抱きしめました。


「ママね、がんばるから」

(おばあちゃん、会いたいよ)





その後も何度かおばあちゃんが尋ねてきてくれるようで、その度に「ほら、ママ見て。

またおばあちゃんが来てこの前の続きを教えてくれたんだよ」と

K太君はゴムボールを引っ張り出してきては新しく習った手まり歌を披露してくれました。

「六つ村々鎮守さま~、七つ成田の不動さま~、八つ八幡の八幡宮~、九つ高野の弘法さま~、十で東京本願寺~♪」
ポーン・・・ポーン・・・。


どうやらおばあちゃんはたまにやって来てK太君の遊び相手をしてくれているみたいです。


おばあちゃんが見てくれている、独りじゃないんだ、そう思えることがどんなに心強いことか。

しかし、おばあちゃんは加奈子さんの前には姿を現してくれません。

彼女はK太君の手まり歌を聞きながら心の中で祈りました。




No.494 11/08/09 16:57
ヒマ人27 

(おばあちゃん、一度でいいから私にも会いに来て)

「ただいまー、遅くなってごめんね。」
ある日、仕事が遅くなってしまい、急いで帰ってアパートのドアを開けると

「あっ」

加奈子さんはすぐに異常に気付きました。
部屋が、真っ暗、K太君の姿がありません。


腕時計を見るともうすぐ六時。学校からはとっくに帰ってきているはずだし、

もし友達の家にお邪魔していたとしても相手方のお母さんから電話なりメールがあって然るべき。

すぐに部屋に上がり電気を付けるとテーブルの上に置手紙がありました。


加奈子さんはそれを読みました。


“K太はこちらで面倒をみます。あなたには理解できないでしょうが、すべてK太を思ってのことです。

もうK太のことは忘れてあげてください △△××(←姑の名前)”


どうやら義母がK太君を連れ去ったようです。
電話も住所も教えていないはずなのに興信所でも使ったのでしょうか。


加奈子さんは実家に電話をかけ
「K太を返して!」
しかし、姑は、それはできないの一点張り。


すぐに実家に向かったのですが家の中にさえ入れてくれません。
失意のうちに加奈子さんはアパートに戻ると、日ごろの疲れやストレス、

K太君が連れ去られたショックでそのまま寝込んでしまいました。


すると、真夜中に体が固まったように動かなくなり


ポーン…ポーン…。


何かを床に弾ませているような音が聞こえました。


「いちばんはじめは一宮~、二で日光東照宮~、三は佐倉の宗五郎~♪」
ポーン・・・ポーン・・・。

(おばあちゃん?)

「四また信濃の善光寺~、五つ出雲の大社~、六つ村々鎮守さま~♪」
ポーン・・・ポーン・・・。

(会いにきてくれたんだ)

「そうだよ、会いにきたよ。お前があまりにも悲しそうだったから」

その声を聞いた途端に胸の奥がじんわりと熱くなり、堰を切ったようにとめどない涙があふれてきました。

(おばあちゃん、私ね・・・)

「何も言わなくていい。寝てなさい。おばあちゃんには全部わかっているよ」

おばあちゃんの声はすぐ耳元で聞こえました。

(ねえ、おばあちゃん・・・まりつきしよう)

「ああ、いいよ」


柔らかく優しい声にゆっくり目を開けると、すぐ目の前でにっこり微笑んでいました。


No.495 11/08/09 16:59
ヒマ人27 

>> 494 知らない老婆が・・・。



「あなた・・・だれ・・・?」

「七つ成田の不動さま~、八つ八幡の八幡宮~、九つ高野の弘法さま~、十で東京本願寺~♪」

「だれなのよ!!」

「会いたい、会いたいって言ってたから出てきてあげたよ」


老婆は加奈子さんの鼻先数センチにしわだらけの顔を持ってきて、ウフフと笑いました。「私ね、ここで殺されちゃったの」


確かに鼻の横にホクロはある。しかし、そいつは加奈子さんのおばあちゃんとは似ても似つかない顔をしていました。


「これほど心願かけたのに~、加奈子の病気は治らない~♪」
ポーン・・・ポーン・・・。

「もう、やめて」

「私を置いてなぜ死んだ~、泣いて血を吐くホトトギス~♪」
ポーン・・・ポーン・・・。


歌い終えると老婆はうつろな目で加奈子さんを見てぼそりとつぶやきました。


「あの子、かわいい。私の孫そっくりだ・・・」

「お願い、どこかに消えて!!」


加奈子さんが声にならない声を出すと同時に


トゥルルルルルル・・・トゥルルルルルル・・・


突然電話のコール音が鳴り、そこで加奈子さんの金縛りが完全に解けました。

布団から跳ね起きて周りを見たのですが、老婆の姿はどこにもありません。

それどころか、不思議なことに夜が明けていたのです。


「今の、夢?」


トゥルルルルルル・・・トゥルルルルルル・・・


なおも鳴り続ける電話のベル。


「はい、もしもし」

「あっ、ママ」


それはK太君の声でした。


「K太、今どこにいるの?」

「パパの実家だよ」

「大丈夫? 元気? 何か変わったことない?」

「僕は元気。変わったことなんて何もないよ」

「よかったー。ごめんね、辛い思いさせちゃって」

「謝ることないよ。だってママが悪いことしたわけじゃないもん」

「そっか、ありがと。じゃあ、もうちょっとそこでおとなしくしててね。すぐに迎えに行ってあげるから」

「大丈夫だよ」

「どうして? ママに会いたくないの?」

「会いたいけど、ママが来なくても大丈夫」

「どうして~」

「だってさっきまりつきのおばあちゃんから電話があって、迎えに行ってあげるからそこで待っててって言われたもん」

「え?」

「今、向かってるからってさ」

「K太、××(←姑の名前)おばあちゃんはいる?」

「お買い物に行ったよ」

No.496 11/08/09 17:00
ヒマ人27 

>> 495 ふと、電話の向こう側、それも遠いところから何やら人の声のようなものが聞こえてきて、

それがだんだんと近づいてきました。


(・・・めは一宮、二で日光東照宮~♪)


手まり歌だ!!


「そこから逃げなさい!!」

加奈子さんはほとんど叫んでいました。


「なんで?(四また信濃の善光寺~、五つ出雲の大社~♪)」

「いいから早くしなさい」

「うん、わかった。でもどこに逃げればいいの?(五つ出雲の大社、六つ村々鎮守さま~♪)」

「K太、どこでもいいから早く!!」

「あっ、おばあちゃんが来てくれた(七つ成田の不動さま~、八つ八幡の八幡宮~♪)」

「やめてー!!」

「九つ高野の弘法さま~、十で東京本願寺~♪」



「K太君、迎えにきたよ・・・」



ブツッ・・・



No.497 11/08/09 17:02
ヒマ人27 

地方の女の子を集めるため、出張スカウトをしていました

連絡先もある程度集まり、今日はこの辺で切り上げて

ホテルに帰ろうと車を走らせて居ました

同乗者がドライブに行きたいと言うので

僕は早く寝たかったのですがドライブへ行くことに・・

1時間程車を走らせていると、割と大きなホテルの廃墟が・・

同乗者「お!!あそこ行こうよ!暇だし」

 僕 「マジっすか?雨降ってきたし帰りましょうよ」

この頃、霊感と言う物が目覚めてしまっていた僕は拒否したのですが

余りにも行きたがるので渋々行くことに

懐中電灯を持ちいざ廃墟の前に行くと、建物の大きさと

雰囲気に完全に恐怖する僕を尻目に知人は中へ

1階~2階を見て回ると典型的な廃墟でした

中は朽ち果て、あらされ放題・・心霊スポットなんでしょうね

古いテレビ等が長い間放置されていたのを物語っています

そして3階へ、いきなり空気が変わったような感じがしました

耳鳴りがする・・・

僕の異変を感じ取ってくれたのか、3階を見たら帰ることに

同「写真撮ろうよ」

僕「絶対やばいですって・・止めましょう」

結局何枚か撮影することに

荒れた風景しか写らなかったので、最後の一枚と言うことで

デジカメのシャッターを押しました


フラッシュで照らされた瞬間向こうに人影が・・・

デジカメの画面には画面いっぱいに女?の顔が一瞬写り、すぐ撮影モードに・・

2人で顔を見合わせ


「今写ったよな・・?」

「はい・・やばくないっすか?」

「見よう」

確認すると、ただ画面が黒いだけで何も写ってませんでした

荒れた風景を写したのに

僕「帰りましょう!!!」

同「・・・・そっか。面白そうなのに」

再び車を走らせてホテルへ、この間僕は廃墟へ行ったことを後悔してました

何も起こらずホテルへ到着

同乗者がフロントに廃墟のことを尋ねるとやはり有名な心霊スポットでした

10数年前に廃墟に、火事があった、自殺があったなどの話をしてました

そんな事より、廃墟ホテルの名前を聞いてびっくりしました


ホテルニ○ージャパン・・・!


東京に有りましたよね?心霊スポットで

変な偶然に怖いなと思いつつ各自の部屋へ

一人でさっき写った顔のことを考えていると

バンッ!

と窓ガラスが叩かれる音が・・

窓を見ると少しだけ開いてる

閉めてたはずなのに

またバンッと音がしたので怖いけど閉めようと思い、立ち上がると

風が吹き、カーテンが少しだけめくれました

一瞬でしたが誰かが立ってるのが見えたんですよ

5階の窓の外に・・・

顔はカーテンで隠れてるんですけど確かに居ました

真っ白くて細い腕から女だと思われますが、体をこちらに向けて・・・

No.498 11/08/09 17:03
ヒマ人27 

私の友人が体験した実話です。

友人Aには霊感もなく、普通の人です。

Aの実家のはす向かいには、Aと同い年のB、Bの弟と両親が住んでいました。

しかしBの家庭は崩壊していたらしく、Bは学校にも行かず援交をし、父親は働かず、

母親は近所付き合いはするものの、

異様な奇抜な格好をしたりととにかくBの家は周りから浮いた家庭だったらしいです。

Bの弟は真面目に学校に通っており、私も彼の姿は見たことがあります。

ある冬の日、Aは悪夢を見て目覚めたそうです。夢の内容は、男が小屋で首を吊って自殺したというものでした。

目覚めると、Aの母親が朝から何やらあわてていたらしいです。Aが尋ねると、

『Bさんの家の父親が、首を吊って自殺し、B家が所有する古い小屋で遺体が見つかった』とのこと。

Aは、まさにB家の父親の死に様を予知夢として見てしまったのです。

私が思うに、Bの父親は、Aに知って欲しかったのだと思います。

自分の娘と同い年のAやAの家庭が、崩壊した自分の家族と比べ、うらやましかったのだと。

その話を聞いたとき、怖いという思いと、少しのせつなさを覚えました。

No.499 11/08/09 17:05
ヒマ人27 

今日も残業で帰りが遅くなってしまった。

ずっと残業が続き、私は疲れ気味。

疲れているときには座って帰りたいけど、そんな時に限って電車は座れるほどには空いていないですよね。

座席が埋まってチラホラと立っている人がいるくらいです。

微妙だね。

いっそ混雑してればあきらめの付くのに。

ドアの所に立って流れ行く街の明かりや通過する駅を見ていた。

やがて電車は郊外を走っている。

ここまでくると、マンションや住宅の明かりばかりになってくる。

この辺は丘陵地帯なのでトンネルがいくつも続く。

トンネルにはいるとドアガラスには車内だけが映る。

ふと視線を感じた。

「あれ」って思ったときにはトンネルを出ていた。

ドアガラスは半分が外の夜景で半分が車内を映している。

ドアガラス越しに映っている車内をみても、私に視線を合わせている人などいない。

次のトンネルでも視線を感じた。

その次のトンネルでも視線を感じた。

あわててドアガラスに反射した車内の風景を見ると、私の真後ろに男性がいる。

「え?」っと振り向くと、誰もいない。

『痴漢? ストーカー?』

変質者だったらいやだな。何もなければいいけど。

この先に長いトンネルがあるので、じっくりと見てやるぞと決意したが、

いけないことをするときのように心臓がバクバクしている。

トンネルに入ると、今度も視線を感じる。

後ろを見るがやはり誰もいない。

改めてドアガラス越しに反射する車内の風景をみると・・・

私の後ろにいる。

それは去年に死に別れた夫。

仕事で疲れている私を心配して見守ってくれている。

『ありがとう・・・私、がんばるから。』

ガラスに映る夫の姿を懐かしく見ていると、唇が動いた。

その動きは『早くこっちにおいでよ』って言ってる。

No.500 11/08/09 17:07
ゆっ♀ ( xFmk1b )

小学生1さ~ん♪

ゆっく~ん♪


あたしのスレで、待ってるよ~♪


アホ雑だ~ん板の~♪
「子供の~・・・・・・・」
スレタイじゃ(笑

暇だったら、キてねん~♪
( ^ω^ )

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