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レス373 HIT数 67930 あ+ あ-


2010/12/19 19:33(更新日時)

私の反抗期は幼稚園から始まった。


親を好きだと思う気持ちと…嫌いな気持ちと…淋しい気持ちがいつも取り巻いていた。


そんな私の歩んだ人生とは…投げやりだったかも知れない。

だけど…人は何度でもやり直せる。


どん底に落ちた時ほど高く飛べるのだと知ったんだ…。







この物語は基本フィクションです。が…所々実体験も入れて行きます!

途中、不倫などの表現もありますが…不愉快な方はスルーしていただけたら幸いです。

No.1444308 (スレ作成日時)

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No.51

淳史との交際は順調だった。


淳史は、常に私を心配してくれる。

毎日、メールや電話をして来るのには呆れるが💧


相変わらず、私が笑ってみせると喜んでくれる。



リオ、お母さんとはどうだ?


べつに。


でた😨

エリカ様!!



うるさい💧



リオ、今日は泊まってって!!

久しぶりにリオの作ったメシが食いたい😁



わかったよ💧

じゃあ、買い物に行くよ!!



うん😁


スーパーに行き、夕飯の材料を買った。

グラタンとピザとエビマヨとサラダを作った。



美味い😊

リオの作るメシは何でも美味い!!



大袈裟な💧



夕飯を済ませ洗い物をしていると…私の📱が鳴った。



父親からだ。


もしもし?


リオ、お母さんが倒れて救急車で〇〇病院に運ばれた!!


直ぐに来い!!



………
……


お母さんが…?



リオ、どうした?


お母さんが…倒れた。


早く支度しろ!!

病院に行くぞ。



うん。

No.52

私は…病院に行くのが怖かった。

おばあちゃんが亡くなった時の事を思い出していた。

おばあちゃんは、私を待たずに私を置いて逝ってしまった。

母親が死んだら…

私は…

軽蔑し無視し続けて…私は…




着いたぞ!!

先に行け。



うん。


私は、受け付けへと急いだ。


母親の病室の前まで来て…恐る恐るドアを開けた。



母親は点滴を受けながら眠っていた。


眠っている母親の顔はやつれていた。


父親が…


重度の貧血だそうだ。

職場で倒れて意識を失った。

今は眠っているだけだから安心しろ。

色々調べたが、極度のストレスだそうだ。

胃潰瘍が出来ているそうだ。




お母さん…



なぁ…リオ。

お母さんを許してやれ。

元はといえばお父さんが悪いんだ…家庭を省みず飲み歩いて、愛人まで作って、お母さんは、堪えられなくて不倫してたんだ。


リオ、お母さんを許してやってくれ!!

お父さんは、リオもお母さんも大切なんだよ…。

No.53

ベッドに横たわる母親は…本当に痩せ細って小さくなってしまった。シワが増え不倫してバッチリ化粧してた頃とは比べ物にならない。



お母さん…

私はお母さんの手を握りしめた。



淳史が…

失礼します。

リオ、俺は帰るから何かあったら直ぐに電話しな。


うん。

ありがとう。



淳史は、父親に頭を下げ帰って行った。


彼氏か?


まぁ…そんなとこ。


そうか。

色男を捕まえると…苦労するぞ💧



大丈夫だし。



いや…結婚したら絶対に苦労するタイプの男だな。


リオが選んだ相手なら反対する気は無い。
だけど…リオには苦労してほしくない。幸せになってくれる事が親の願いなんだよ。



はいはい💧

No.54

翌朝…

父親は会社に行き、私が仕事を休んで母の側にいた。


母親は目覚めた。


リオ?

ずっと、着いててくれたの?


うん。


心配、かけてごめんね。


いいから、寝てなよ!!



いっぱい寝たから大丈夫😉



お母さん…

ごめんね。

もし…お母さんがおじさんをまだ好きならお母さんの好きなようにしていいから…



リオ?

お母さんは、おじさんとは戻らないわ!!
お母さん…

リオの気持ちを考えたら…リオに申し訳なくて、どうしたらリオに許してもらえるのか毎日、そればかり考えていたの。おじさんの事なんて考えてなかったよ!




お母さん…

もう、いいよ!

もう、わかったから、お願いだから体を大事にして。




ありがとう😭

リオ…。




母親が倒れた時…

私は母親に死んでほしくないと思った。
母親を失う事が怖かった。

あぁ…やっぱり、親子なんだな…と思った。


私は母親を許す事にした。

いや…もう一度、母親を信じる事にした。

そして、普通の親子になろうと思った…。

No.55

母親が退院する日…

私は貧血に良い料理を沢山作った。



ただいま…。


おかえり!

お昼ご飯、作ったから食べてね。



リオ、ありがとう😢


もぅ💧

直ぐ泣くんだからぁ😔


私の作った料理を親子3人で食べた。


このマグロのカルパッチョ!!

凄く美味しい😲

いつの間に…こんなに作れるようになったの?



お父さんに教えてもらったんだよ。



リオは、俺に似て料理の才能があるからな😁



それは、どうも💧

いいから、食べてよね~。



わかった😊



母親は病気を期に長年務めた会社を辞める事になった。


専業主婦になり、家の事を一生懸命やってくれている。

たまに、お友達とランチしたり日帰り旅行に行ったり…専業主婦生活を満喫している。

私は…母親が家に居てくれる事が本当に嬉しかった✨

No.56

淳史との交際も、多分、順調だと思う。


愛してる…なんて感情は私には良く解らないが、好きか嫌いで言えば多分、好きだと思う。



=愛=って…なんなんだろう?

自分より大切な存在とか良く解らない。
21年間、生きて来たけど…私は身を焦がすような本気の恋とやらをしたことがない。

いつも、いつも…現実的に誰にも甘えないで生きて来た私には恋なんてアホらしい💧と覚めていた。

淳史は素直で真っ直ぐで優しいと思う。
だけど、時々ウザったい💧

かと言って嫌いになる理由もない。

私なんかのどこが良いのか全く理解できないが、淳史が私を必要とするならば、側にいよう!!

そう思った。

No.57

最近、なんだか体がダルい💧熱っぽい感じがずっと続いていて胸の辺りが気持ち悪い…。



ふと、カレンダーを見ると…生理が遅れている。


薬局に妊娠検査薬を買いに行き…自宅のトイレで検索した。


その結果…

どうやら、妊娠しているらしい。


そっとお腹に手を当てた…。

ここに赤ちゃんがいるなんて不思議な感じがした。


私1人でも…この子を生んで育てよう。
強く心に決めた。

No.58

私は淳史に電話した…。



もしもし?


リオ、どうした?



今日、仕事が終わったら淳史の家に行っていい?



いいに決まってるぢゃん!!

リオが俺に会いたいと思うなんて…ヤバい😨超ぉ~嬉しい✨



じゃあ、また後で。

おぅ😁


電話を切り、胸の気持ち悪さに堪え仕事をこなした。


私のお腹に赤ちゃんがいるなんて…私は温かい気持ちでいっぱいだった。



仕事が終わり、淳史の家へと急いだ。


ガチャ。

いらっしゃい😊


お邪魔します。


メシは?


なんだか、食欲なくて…💧


大丈夫か😨❓


うん。

話しがあるの。



何😊❓


私…妊娠したの。

1人でも生んで育てるから心配しないで…。



ちょちょ💦

ちょっと待て!!

赤ちゃんが出来たって事かぁ❓



うん。


マジで😲

そうか…俺の子供が😂

リオ!!ありがとう。

俺、マジで嬉しいよ!!

No.59

はい?

何て?




リオ!!

結婚しよう😊

2人でその子を育てよう✨



本気❓



マジだよ!!

だって、俺達の子供だろ~😁



うん。



リオ!!

幸せにするから✨



うん。

ありがとう…。



俺の方こそ、ありがとう😂

リオ、愛してるよ✨



うん。

No.60

そして、私は淳史と結婚した。


淳史、お弁当忘れてるよ。


サンキュ!

ぢゃぁ、行ってくるな😊


行ってらっしゃい。


私は歯医者の仕事を辞め出産に備えた。


淳史が仕事に行ったあと、洗い物をし、洗濯物を干し、掃除した。


午後から夕飯の買い物に行き、今夜の夕飯は何にしようかな?などと考えていた。

淳史は、私の作る物を何でも美味しい!!と言って食べてくれる。

平凡だけど、幸せに暮らしていた。



今日の夕飯は、肉じゃがに焼き魚と具だくさん味噌汁にサラダを作った。


ちょうど、作り終えると淳史が帰って来た。


ただいま😊


おかえり!


おっ!!

今日は肉じゃがかぁ😁

うまそ✨



着替えて手洗って来て😉



おぅ😊


いただきま~す♪

ウマい😲

やっぱり、リオのメシは最高だな😊



毎日、同じ事言って💧
大袈裟なんだよ😩



毎日、ウマいんだからしょうがないだろ~😁



はいはい💧

No.61

ところで、赤ちゃんの性別は聞いたのか?


聞かないよ。

ちゃんとわかってるし。



医者に診てもらわないとわかんないだろ~💦?



男の子だよ!

私にはわかるの。



何でわかるんだよ?


感だよ。



なんだかなぁ😩



信じないんならいいよ。



わかったよ💦

男の子なんだろ😭




うん。



お~ぃ!!

太郎~っ

早く出てこぉ~い😊



何?

太郎って💧

ダサっ😩

No.62

数ヶ月後…

私は男の子を出産した。


2892㌘の元気な男の子だった。


私は言い知れぬ幸福感を感じていた✨


名前は、太郎は却下して💦



レンと名付けた。


どちらかと言うと私に似ていて、くっきりえくぼが出来ていた。


淳史も蓮を凄く可愛がっていた。


毎晩、真っ直ぐ帰宅し蓮をお風呂に入れてくれたりミルクをあげたり、オムツを変えたり蓮にちょっかい出して泣かせたり💧

まさに、親バカ全開だった。


子供を生む事が、こんなに幸せで愛しいだなんて初めて知った。


=愛=というのは、こんな気持ちなんだろうと感じていた。
男女の愛は…実は恋なんじゃないだろうか?

私が…

=愛=と唯一呼べるとしたら…何の見返りも求めずにただ無償で与え続けるもので自分の命より遥かに尊い存在の事なんだろう!と強く思った。

No.63

私の友人は…

今、不倫にハマっている。


互いに、配偶者と子供がいて…俗に言うW不倫だそうだ。


友人のマリは…不倫相手の事を、

「本気で愛している!!」

と言った…。


私は疑問に感じた。

いやいや💦

それは愛じゃなくて恋ではないのか?



私は聞いてみた。


自分の子供と不倫相手…どちらを愛しているの?

と…。


マリは、即答で、

「それは子供だよ!!」と答えた。


だから私は…

それが愛なんじゃない?

とだけマリに言った。



本当は…マリに対して言いたい事が沢山あるけど、私はそれ以上何も言わなかった。

私に言われて不倫を止めるような子じゃないし…結局は自分で気づかなければいけない事なのだろうと感じたのだ。

No.64

レンが2歳になった頃…


淳史は仕事が忙しいようで、残業や休日出勤、出張などにも良く行っていた。


レンが本当に可愛いみたいで出張の度、お土産を買って来たり休みの日、家に居る時はレンを連れて公園や動物園などに良く連れて行ってくれた。

私は淳史に心から感想していた。

私が働かずにレンの育児に専念出来るのは淳史のお陰だ…。

毎月、淳史の給料日には夕飯をいつもより豪華なメニューにし普段は発泡酒だけどそのひだけは瓶ビールを2本買い冷蔵庫で良く冷やし淳史の為に用意した。

お小遣いも、家計を切り詰めて毎月4万は淳史のお財布の中に入れておいた。


淳史は私にも優しくて良い旦那様だと思っていた…。

No.65

ある日…

レンが風邪をこじらせてしまい肺炎にかかり緊急に入院する事になった。


淳史は朝から休日出勤で会社に行っていた…筈だった。


淳史は携帯を家に忘れて行ったので、私は会社に電話した。


お忙しい所、本当にすみません!

桜井の家の者ですが、いつも主人がお世話になっています。
お仕事中、本当に申し訳ありませんが、急用がございまして、桜井をお願いできますでしょうか?



淳史ですか!?

今日は会社の方には来ておりませんが。


えっ…


あっ、そうでしたか💦
わかりました、私の勘違いです。

仕事中に本当にすみませんでした。

失礼致します。




私は急に心臓がドキドキし始めた…。



母親がレンの様子を見に来てくれたので私はレンの入院に必要な身の回りの物を自宅に取りに向かった。

No.66

レンのパジャマや下着、タオル、歯磨き、お気に入りの玩具などをバッグに詰め、出ようとして立ち上がった時…

テーブルの上に置きっぱなしの淳史の携帯が目に付いた。



イケナイ…


と思いながらも淳史の携帯に手を伸ばした。


そして…禁断の淳史の携帯を開いた。


着信履歴を見ると、名前のない番号から頻繁にかかって来ていた。


恐る恐る…メール受信履歴ボックスを開くと…!!


見てはいけないものを見てしまった。



はははっ…

馬鹿みたい…

どうやら…

私、一人が幸せだと思っていたんだな。


淳史の携帯を元に戻し、レンの病院へと急いだ。



私は、幼い時に感じたことのある…あの感情が蘇った。



誰よりも信じて疑わない相手の裏切りに…恐ろしい程…私の淳史への絆や愛情が冷めていった。


だが…

今回は幼稚園の時の反抗期では済まされないだろう。

No.67

レンの病室に着くと、携帯の電源を切った。


母が、


淳史君とまだ連絡とれないの?


うん…仕事が忙しいみたい。


そう💧

レン、落ち着いて眠っているからお母さんは帰るね、また明日来るから。


うん、

ありがとう。



母が帰って行き、レンの寝顔を見つめた。
こんなに熱を出して、寝息がなんだか苦しそうで不安になった。

レンは、こんなに小さい体で頑張っているんだね…

レン、早く良くなってお家にかえろうね。

それから、荷物を整理しイスに座ってレンの手を握りしめ…いつの間にか眠ってしまった。

No.68

翌朝…


淳史が病院に来た。

リオ…

リオ…


私は淳史の声で目を覚ました。

時計を見ると、朝の6時半だった。



リオ…ごめん!

リオが帰って来ないから…朝早くにリオの実家に電話したら、レンが肺炎で入院した!って聞いて…

携帯忘れてった俺が悪い。

リオは携帯の電源切ってるし💧


けど…夜は家に帰ってたから連絡してほしかったよ!!

どれだけ心配したと思ってんだ!!



……


休日出勤…お疲れ様。
私とレンの為に一生懸命働いて、休みの日まで仕事しに行ってるのに…心配かけたくなかったの。
ごめんなさい!


いや💦

俺こそ…ごめん。

リオが気を使ってくれてるのに…💦



淳史はレンの寝顔を見つめていた…。

レンの髪を淳史が撫でようと手を伸ばした。



ヤメテ!!

汚い!!



リオ?

淳史はびっくりした顔をしていた。


あっ、ごめん。

手、洗ってないでしょ?

ばい菌を持ち込んだらいけないと思って…大きな声出してごめん。



いや💦

俺こそごめん💧

仕事、行ってくるな😔


淳史はしょんぼりとして病室を後にした。

No.69

昨日…知らない女を抱いたであろうその手で、レンに触れるのが堪えられず…大きな声を出してしまった。


携帯を見た事は淳史に言わなかった。


暫く…

様子を見ようと思った。


淳史は、きっとモテるタイプだから、近寄って来る女の子がいてもおかしくはない。


レンの事を本当に可愛がってくれているし、優しくて思いやりもある。


淳史は…

無駄に優しくて

無駄に思いやりをたっぷり持っている。
誰にでも親切で…

人の話しを親身に聞く。


それって…

いわゆる、

不倫体質なんだろうな。



頭の中がぐるぐるしているけれど…

今はレンの事だけを考えなきゃ。

No.70

レンは、ぐっすり寝たのと、薬と点滴が効いたのか…だいぶ呼吸が楽になり熱も下がって来た。


病室でアンパンマンのビデオを見ていると、母親が来てすりおろしりんごを作ってくれた。

レンは、それを美味しそうに食べていた。


リオ、今晩もレンの付き添いが有るんだから、今のうちに自宅に戻ってシャワー浴びて少し休んで来なよ😉


ありがとう。

そうさせてもらうね。

2時間位で戻って来るからレンを頼むね。


はいはい😉

No.71

自宅に帰ると、昨日淳史が脱ぎ捨てた服を洗濯し、食べっ放しの食器を洗いゴミを捨て掃除機をかけた。


リビングのテーブルの下を掃除すると、淳史の財布が落ちていた…。



まったく💧


ふと、何気なく財布の中を覗くと、レシートが入りっ放しだった。


レシートは5枚程出て来て、そのうち2枚はコンビニのものだった。


コンビニのレシートには、コーラや紅茶、お菓子類…プリンやエクレアなどが記載されていた。



なるほどね…。



もう1枚のレシートは他のコンビニのもので…やはり飲み物やお菓子類、スイーツなどを購入していた。

レシートの日付や時間を見ると…

休日出勤だと仕事に行った筈の日時と残業していた筈の日時が記載されている。


ふ~ん…。



残りの3枚のレシートも隣り街のファミレスやレストランのもので…日付はやっぱり残業していた筈の時間や休日出勤だと仕事に行った時の日時が記載されていた。



人数…2名か。



更に財布の中身を覗くと…


なんと…


プリクラが出て来た。

No.72

馬鹿な男…。



プリクラを見ると…

ふん、

同世代の女の子か。

おとなしめな男ウケする小動物系ね。


つぅ~か…私と真逆過ぎるだろ!



私はレシートを3枚抜き取り、プリクラも証拠として没収した。


財布を元の場所に戻しておいた。



そして…私の唯一の親友のアユミに電話した。


アユミとは、ヤンママサークルで知り合い、私と同じ匂いのする人種だと直感した。
アユミは、旦那の不倫で離婚しシンママになった。

アユミは、同じ部類の人間だけど…私より上手なヤツだった。


何が上手か❓

って…上手く説明出来ないが…知恵とか?考える事や発言が私より上手だと思う(笑)


そんな親友アユミに

昨日からの事を話した。



それって!!

かなりの確率で不倫してんぢゃん😩

どうすんの?



わからん!


ギャフンと言わせたいなら協力するよ😁


うん。


よし!!

まずは…決定的瞬間の証拠を握ってやろうぢゃない😤



アユミは…世の不倫男だけは許せないらしい💧

なので、私より興奮し怒り、張り切っていた😨

No.73

3日後…

レンは元気に退院した✨


肺炎は、すっかり治り家に着くと走り回ったりハシャいでいた😊


入院していた数日間、よっぽど我慢してたんだろうな💧


何はともあれ、パワー全開!!やんちゃ小僧に戻ってくれて本当に良かった😂


レンは私の背中を叩いては逃げ回る。

私はレンを追いかけ回しくすぐり攻撃をする。

レンは…

ウケケ😂

キャァ~っ♪

と嬉しそうだ✨



レン、ご飯たべてお薬飲もうね😉


うん♪


大根や人参を細か~く切ってダシ風味のお粥にしレンに食べさせ、薬をのませると…薬が効いているのか直ぐに眠りについた。


レンの寝顔は天使のようだ…

天使の寝顔を見つめていると…

淳史との事をどうしたら良いものなのか💦

淳史は、レンの事を本当に可愛がっているし…


だが…レンの事が本当に大切ならば不倫なんかしないだろう。

父親としてよりも…男としての部分を優先しているのだろう💦

不倫してる人は父親の前に1人の男だ!!
なんて…言うんだろうな💧

No.74

その日の夕方…


淳史から📧が届いた。


ごめん💧

今日も残業になっちゃった😩

レンと遊んでやりたかったけど…

遅くなると思うから先に寝てて😉



はぁ…💧

レンよりオンナを優先するってか😩


情けなさと淋しさと怒りを押さえて📧を返信した。

普通に「了解」と返信した。


夕方…レンとお風呂に入り、夕飯を食べさせアンパンマンのビデオを見ていると…

アユミから電話が来た。


もし?


あれからどう😁



それが💧

今日も残業で遅くなるって言って多分、オンナと会ってるよ💦



マジ😨

だって、今日はレンが退院した日でしょ!?
最低だな😤

リオ、会社に電話してみな!!

それから…事細かに日記に記しておきなよ!!

証拠は多い方が有利だと思うから。

それから…

明日の昼間、リオの家に行くから、昼ご飯よろしくね😁



はいょ💧




アユミとの電話を切り、早速…淳史の会社に電話した。

No.75

もしもし、

お忙しい所、大変申し訳ありません。

桜井ですが、いつもお世話になっております。

あの…桜井はまだそちらにおりますでしょうか?


いえ、淳史なら定時で上がって帰りましたよ~。



そうですか…。

ありがとうございました。失礼致します。



やっぱり…ね💧

期待を裏切らないね。


早速、日記帳を書いた。

日付と時間と

レンの退院の事。

淳史が残業だと言い会社に電話して確認し退勤していた事など。


私の気持ちも簡単に書いておいた。


今日は…レンの退院の日で夜は親子3人で退院祝いをするつもりでした。なのに夫は…残業だと嘘をつきオンナと会っているのだろうか?

私は母親として…子供が不憫でならない。


簡単に書いて日記帳を閉じた。

No.76

9時過ぎ…

私はレンとベッドに入った。


考えないようにしていても…やっぱり考えてしまいなかなか寝付けない💧


ふと、我に戻り時計を見ると夜中の12時を回っていた。


私はトイレに起きて、お水を一杯飲んだ。


ガチャ。


淳史が帰って来たようだ。


おかえり。


うわ😨

びっくりした😲

起きてたのか💧



こんな時間まで残業お疲れ様。

ご飯は?



食べて来たよ。


そうなんだ。

あれ?

なんか…石鹸の匂いがする😲



気のせいだょ💦

ちょっとシャワー浴びて来る💦



淳史がシャワーを浴びるのを確認して…

淳史の📱を覗いた。

💌 あっくんへ

仕事が終わったら私のアパートに来てね💕

あっくんの好きなハンバーグ作って待ってるね💏



💌ユキへ

なるべく、急いで行くからね😊

ユキのハンバーグ、楽しみだなぁ💕



💌あっくんへ

今日は来てくれて嬉しかったよ💕

ユキはあっくんとのHで凄く満たされるの☺

あっくん、愛してるよ😍

お休みなさい♪

また明日、会社でね💏

No.77

ユキね。

会社の女の子なんだ。

Hあり…



あれ💦

私…どうしたんだろう💧

涙が次から次へと溢れ出て来る…。

私は…こんな事では泣かない筈の人間なのに…

ヤバい💧

涙が止まらない!!

淳史がドライヤーで髪を乾かしているうちに泣きやまないと💦


駄目だ…

涙が止まらない💧


仕方ない…。

私は脱衣場を少しだけ開けて顔を見られないように話しかけた。



淳史~!!


ん?何?


アユミから電話で…アユミの子供が熱出したって!!物凄い高熱みたいだから…ちょっと様子見に行って来るね。


行くって💧

こんな時間にか?



何言ってんの?

子供の高熱に朝も夜中もないでしょ💧

アユミはシンママだから心配なの。



わかったよ💧

くれぐれも気を付けてな!!



うん。

行ってきます。

No.78

上着を羽織り、財布と携帯を握りしめ車にエンジンをかけると直ぐに走り出した。

CDをガンガンにかけ、夜の高速道路を飛ばして泣いた。


涙って、こんなに出るんだ💧


て言うか…

こんなに泣いたのは、おばあちゃんが亡くなった時以来だ。

私って!!

こんなダサいヤツだったっけ❓


悲しいのか?

悔しいのか?

情けないのか?

はたまた、嫉妬か?

ううん…

どれも当てはまらない。


この世で一番信じて来た人に裏切られた事実を目の当たりにしたからだ…。


なんとも言えない

悲壮感が私を襲う。

私は、声を上げて泣いた。


24歳の私は…意外と弱かった。


気がつくと…

地元に来ていた。

駅前🅿に車を停め

駅の待合室の自販機で温かいミルクティーを買って飲んでいた。


すると…こんな夜中に人が入って来た。

その人は、自販機でコーヒーを買いタバコに火を付けた。


あれ?

この人…



あれ!?

お前…

生きてたのかぁ😁

久しぶりだな✨

元気だったか?

リオ。

No.79

ハズ…ム?


おっ😲

ちゃんと覚えてるじゃねぇか😁

ところで…

こんな時間に何してんだ?

しかもスッピンで😁



うるさい💧

ハズムこそ何やってんだよ!



くぅ~っ😁

お前!!

生意気なのは変わってねぇな。


ふん。


俺は仕事帰りだよ!
俺の親父は運送会社経営してて俺はコキ使われてんだよ💧


ふ~ん。


お前は何やってんだよ!?


べつに、なにも。


はぁ…💧

人には聞いといて自分の事は言わないってか😩

まぁいい💧

リオ、メシ食い行くぞ!!


はぁ~?


お前…相変わらず

骨川 筋子ぢゃねぇか💧

行くぞ!!


私は半ば強引にファミレスに連れてかれた。


俺、ステーキセットにしよ😊


お前は?


ドリア。


なぁ…何があったか知らねえけど、お前、初めて会った時と同じ眼に戻ってんな💧

孤独な冷めた眼だ。

お前がお前らしく笑って生きられる道を歩いていけよ。



くさっ!!

説教なら聞かないよ。


はぁ…💧

大人なら人の話しは
ちゃんと聞け!!

No.80

いいか?

大人になるとな、面と向かってちゃんと言ってくれるヤツなんてあんま居ないんだぞ!!


………
……



お前、結婚してんのか?

それ、結婚指輪だろ?


うん。



子供は?



1人居る。



子供置いて何してんだか💧



うるさい!!

帰る。



あ、おい!!

これ、俺の名刺。

📱の番号書いてあるから、また家出すん時は電話して来い😁


……
…。


あんま無理すんなよ💧

リオ。

またな😊



……
…。



相変わらず…

変な奴。


車に戻ると、渡された名刺を見た。


哀川 弾武

副社長ってか💧


私は名刺を車のダッシュボードに突っ込んだ。



なんだかな…💧


ハズムに会ったせいなのか今の自分の状況が急にアホらしくなって家に帰る事にした。


この先の事なんて…簡単には決められないし自分の考えを整理出来なかったけど…今は帰って少しだけ眠ろう!そう思った。

No.81

翌日、アユミが訪ねて来た。


リオ、コレ見て😁

コレね私が子供に持たせてるGPSなんだけどねレンタルで借りてるんだ。

コレを旦那の車ん中にバレないように忍ばせとけば、いつでもどこでも私の携帯で居所が突き止められるんだよ。

そんで、居所を突き止めたら…後は待ち構えてカメラで撮る😁

ね、完璧でしょ😉



すげぇ😨

やっぱりアユミは色んな意味ですげぇ💦



なに?

それ💧

誉めてるつもりか😩


もちろん😊

ありがとう✨アユミ。

No.82

2日後…


淳史から📧が来た。

今日も残業になった😩

遅くなるから先に寝ててな😉



来た!!

私は早速アユミに電話した。


もし?

今日、多分…女と会うみたい!


来たか😨

OK👌

子供夕飯食べさせてお風呂入って寝せたらリオんち行くよ😉

(アユミは実家で自分の両親と住んでいる。子供を寝かせて両親に任せてから来てくれると言うが本当に申し訳ない💧)


アユミ…ごめんね🙏

迷惑かけて💧



何言ってんだか😩

気にすんな💧



ありがとう😢

No.83

レンと早めに夕飯を食べ、お風呂に入れた。


午後8時…


私は念の為、淳史の会社に電話して淳史が残業しているのかを確認した。

やはり…

淳史は今日も定時で仕事を上がっている。

今日も女に会っている事を確信した。


私はレンを追いかけ回してくすぐり攻撃をかまし、沢山遊んでから添い寝をしレンを寝かしつけた。


時計を見ると10時を差していた。



ピンポーン♪


アユミが来た!!



ごめん💧遅くなって😭


大丈夫😊レンも今寝たとこだから。

子供、大丈夫?



大丈夫だよ!

ちゃんと寝かしつけてから親に頼んで来たから😊



コーヒーを入れてひと息ついてから…

アユミの携帯で淳史の居所を確認した。

場所は、だいたいわかった。


ここって、駅の近くに新しく出来たアパートだよ😲


そうなんだ。



まずは、淳史に電話した。

プルルルル…


淳史は電話には出なかったが📧をして来た。


今、電話でれないんだけどどうした❓


と書いてあった。

No.84

更に📧を送った。


忙しいのにごめん💧
風邪ひいたみたいで頭痛くて😢

残業、何時頃終わりそう❓

早めに帰って来てほしいな…😢



と私は初めて弱気な📧を送ってみた。



大丈夫か😨

あと30分位で上がれるから…

暖かくしてるんだぞ!!



と返信が来た。



いよいよ…作戦開始だ!!


リオ、しっかりね😁!!


うん😤



アユミの携帯で場所はわかっていたので急いで私はそのアパートがある場所に向かった。

高性能の望遠カメラは実家の兄から借りて来た。



アユミの車なら淳史に気づかれないだろうからアユミの車を借りた。


アパートの駐車場に着くと淳史の車が停めてあった。


まずは、淳史の車をカメラで撮影した。言い逃れ出来ないようナンバープレートが見えるようばっちりカメラにおさめた。

その時…

誰かが出て来た。

私は素早く木の陰に隠れた。


出て来たのは…

淳史だった。

ユキも一緒に出て来た。


ユキ、ごめんな💧


ううん、お子さん具合悪いんじゃしょうがないもんね😔


ユキ、また土曜日に来るよ。


うん😢


俺もユキと離れたくないよ💧

No.85

あっくん…愛してよよ💕

俺も愛してるよ💕


…とキスをした。


私はフラッシュの所をタオルで隠して、淳史とユキのキスシーンを撮った!!


淳史は何も気付かずに車に乗り込んだ。

淳史がアパートの駐車場を出た所で直ぐに淳史に電話した。

もしもし?


ごめん💧

悪いんだけど、コンビニで風邪薬と冷えピタとポカリとゼリー買って来てもらえないかな💧



わかった💦

ちゃんと、布団かけて寝てろよ😉


うん。



淳史との電話を切り、直ぐ家に電話するとアユミが出た。


アユミ、淳史が後30分程で帰るから私も急いで帰るから。


リオ、淳史くん黒だった?


黒だったよ。


そうか😢

気をつけて帰っておいで。


うん😔

No.86

淳史より早く家に着かなければならない私は車をとばし10分で家に帰った。


リオ、お帰り!!


ただいま。

淳史が帰って来るから急いで💦


わかったよ💨

リオ、これメモリーカード忘れずにラブラブ💌の内容を入れておくんだよ!


わかった。


ぢゃぁ~また明日来るからね😉


うん。

アユミ、ありがとう😢



アユミが帰ると…コートと靴下を脱ぎマスク😷をして布団に入った。



と同時に淳史が帰って来た。



リオ!!

大丈夫か😨



淳史💧

頭と喉が痛い😢

熱計ったら微熱なんだよね💧



これから、熱は上がるんだよ😔

色々買って来たから、ゼリー食べれるか?



今、気持ち悪いの😢

薬飲んで寝るね💧



おぅ😉



薬を飲んだふりをしてベッドに入った。

レンがすやすや眠っている。

私はレンを抱きしめ涙を流した。

No.87

普通はこんな事、興信所に頼むんだろう。


自分でこんな事をするのは精神的にキツい💧


私は声を必死に押さえて泣いた。


淳史とユキのキスシーンが頭から離れない…。

現実を目の当たりにして、今まで築き上げたもの全てがガラガラと崩れて行く。

淳史と出会って深く結ばれていた絆がほどけて行く。


私が誰よりも信頼し心を寄せていた淳史が…死滅して行く。

涙の訳は…

けして、未練がある訳じゃない。


ただ…出会ってから今まで一緒に過ごした時間や一緒に共有した思い出やレンが生まれた時の互いの喜び…今までの出来事は本当だったのだろうか?

嘘だったのだろうか?

と思うと次から次へと涙が溢れた。

No.88

しばらくすると…

淳史は布団に入り眠りについた。


深く眠りについたのを確認すると、リビングに行きテーブルの上にある、淳史の携帯を手に取った。


📧ボックスの受信を開くと…


あっくん

お子さんの具合はどう❓

明日は会えないかな😢?

ユキはあっくんとずっとくっ付いていたいよ💕

あっくんと、一時も離れたくないよ✨

ユキはあっくん無しではもう生きて行けないの😔

あっくんを心から愛してるよ💕

ユキはあっくんのお嫁さんになりたいな☺




はぁ…💧

子供が具合悪いんじゃなくて私なんだけどね😩

て言うか…

妻子があるのを承知で不倫してる訳ね。
そんなに慰謝料払いたいか💧

バカなオンナ。

淳史は多分…私と離婚しようだなんて思ってないのに💧

熱望通り…離婚してあげるね。



次は送信ボックスを開いた。

No.89

ユキへ

今日はごめんな💧

子供は風邪ひいたみたいだ😔

俺もユキと一緒に居たいよ💕

ユキを抱きだい!!

だけど…明日は流石に会えないかも😔

残業だと嘘をつくのは簡単だけど、連チャンは流石にヤバいかな💧


その代わり…土曜日は朝からユキの所に行くよ😊

早くユキを抱きたい💕

愛してるよ☺



そうか💧

嘘をつくのは簡単なのか😩

淳史って…こんなヤツだったのか。

罪悪感とか無さそうだしね。


今まで共に過ごし、築き上げたものや絆など…もうどうでもいいんだね。


男としてユキに恋してるんだね。


そんなに抱きたいなら好きなだけ抱いたらいい。


土曜日が楽しみだね。



私は、淳史とユキの💌のやり取りを全て保存した。



これでよし。


全てのやり取りを読み終えて…私の中から淳史への全ての想いが消え去った。

恐ろしい程淳史に対して冷めていった。

No.90

翌朝も、いつものように淳史のお弁当と朝食を作った。


美味い!!

やっぱり、リオのメシが一番、口に合うなぁ😁


誰のメシと比べてんの❓


へっ?



もうすぐ行く時間でしょ。

早く食え。


あぁ…💦



淳史は一瞬焦った顔をしていた。



ぢゃぁ~

行ってくるな😊

まだ風邪治ってないんだからちゃんと寝てろよ😉



行ってらっしゃい。
今日も遅くなるんだよね…。

どうせアレでしょ💧

私が気づいてないと思ってんの?



……


リオ…?

何の話してんの💦



残業に決まってるでしょ!!

ほら、早く行かないと遅刻しちゃうよ!?
行ってらっしゃい😊


あぁ💦

行ってきます💦



ふん。

こんなチグハグな会話なのに…

一瞬焦っただけで…

バカだから気づかないんだね💧

No.91

家の事を済ませると…


ピンポーン♪

アユミが来た。


ちぃ~す😊


いらっしゃい。

昨日はありがとう。

リオ…大丈夫?

精神的に来てるだろうな💧と思って😔


大丈夫。

もう覚悟決めたから。


そっか😔


写真…現像して来たから見る?


うん💦

……リオ😢

ツラかったね💧



私なら…大丈夫。

この色ボケ💌のやり取りを全て読んだら、頭来るの通り越して、すぅ~って冷めてった。

こんな男を信じてたなんて…吐き気がする。

こんな男がレンの父親だなんて…怒りで体が震えるわ。



そっか💧

で…どうする?



馬鹿にされたまんまぢゃ終われない。

私とレンを舐め腐ったぶん…倍返ししてやる。

No.92

その日の夕方…

淳史は定時で上がりうちに帰って来た。

ただいま😃


アレ?今日は早いね…アレぢゃなかったんだね。


……



アレって?



残業じゃなかったんだね!って意味だよ。何だと思った訳?💧



いや💦

レン♪風呂入るぞ😊


うん♪


淳史がレンと風呂に入っている間に夕飯を作った。


美味い!!

リオの作るもんは何でも美味い😁


相変わらず💧

大袈裟だね😩

そうだ!!

明日の土曜日なんだけど、親戚のおばさんが入院してしまって…どうやら末期の癌らしいの…明日、お見舞いに行って来たいんだけどレンの子守お願い出来るかな❓


明日かぁ…💧

明日はちょっと…💦


おばさんね…余命幾ばくもないらしいの😢



わかったよ💦

レンの子守してるから、明日お見舞いに行っておいで😉



いいの💦?

ありがとう😢



おぅ😊


ふん、

明日は休日出勤だと嘘行ってユキに会いに行く筈だったんだよね…

そうは、させない。

No.93

レンを寝かしつけ、ベッドに入ると…


リオ…


と淳史が私を抱き締めて来た。


リオ…愛してる。


淳史は私にキスをしようと唇を近づけて来る…。



ヤメテ!!

触んないで!!



リオ…?



あっ…ごめん。

風邪がまだ完璧に治らなくて💧

淳史にまでうつしてしまったら大変😔



そうか💦

なら、しょうがないよな😉

でも、1ヶ月くらいリオの事、抱いてない気がする💧



ごめん。


いいから、早く治せよな😉



うん、おやすみ。



おぅ。



淳史の不倫を知ってから…私は淳史に誘われないよう疲れて寝たふりやワザとお風呂に長く入ったりして淳史に誘われないようにしていた。

私を抱いたように…

ユキという女を抱く…


私にしたように…


ユキを同じように抱く…


そう考えるだけで

吐き気がする。

汚らわしい…。

気持ち悪い…。

私に触んな!!

淳史とは…もう二度と愛し合う事は無いだろう。

No.94

翌日…


じゃぁ~

行って来ます!

レンの事、お願いね。


わかった😊

行ってらっしゃい。


家を出たが…

おばさんが癌で入院しているなんて嘘っぱちなので行く宛てもない💧


私は小、中の時の親友のカオルに電話した。


リオ~っ!!

久しぶり😂

元気~っ?



私は元気だよ。

カオル、今から会えないかな?



いいよ😊



ぢゃぁ~っ

カオルんちに迎えに行くね。



了解👌

No.95

リオ~😂

久しぶり~っ✨



カオル~っ😁

とりあえず、ファミレス行こ✨


うん♪


リオ~っ、本当に突然連絡して来て💦

何かあったでしょ?


うん。

実は…………

……………。


私は事の全てをカオルに話した。



リオ~っ😭

リオがそんなツラい思いしてたなんて💦

旦那さんって〇〇自動車に勤めてるんだよねぇ?

なら…トモミも〇〇自動車に勤めてるから、ユキって女の事!!探ってみようか?


トモミって、うちらと仲良かったトモミのこと?


そうだよ😊

今電話してみるね✨

うん。



もしもし?

トモミ~っ

今、リオとファミレスでお茶してるんだけどトモミも来ない?


ぢゃぁ~っ

待ってるね😊



トモミ、元気だった?


うん😊

リオが居るって言ったら、直ぐ行く!!って言ってたよ😉


トモミ~かぁ~✨

懐かしいな😊

No.96

30分後…

トモミが来た。


リオ~っ!!

会いたかったょ~っ😂


トモミ~✨


今日はどうしたの?


実は色々あって💦



何?


この人…知ってるかな?


私は日記帳に挟んでおいた淳史とユキのプリクラとキス写真をトモミに見せた。



これって…

ユキと桜井さん?



正解。

桜井はね…私の夫なの。



ぢゃぁ…これって…不倫だよね😨



うん。



リオ~😔

ツラいよね💧



………


トモミ、このユキって人の事を詳しく教えてほしいんだけど。


うん、ユキはうちらとタメの24歳で、見た目は小さくて女の子らしい感じで多少ぶりっこかな💦

でも…芯が強くてね、こう!!と思ったら曲げない強さを持っていて…男性の目からみたら儚げな守ってあげたい感じだと思う😔



ふぅん。



トモミ…お願いがあるの。


私にユキを紹介してくれないかな?



う~ん💧



お願い🙏



わかったょ😔

リオの頼みだもんね💧



トモミ~ありがとう。

No.97

早速、トモミはユキに電話した。



もしもし?

ユキ、今から一緒にランチしない?

うん、ぢゃぁ~、ユキんちの近くのイタリアンのお店でいいかな?

うん、ぢゃぁ~後でね~。



これでいい?



うん。

後から偶然を装って私とカオルでイタリアンのお店に行くから…。


後は強引にカラオケに誘ってみようか?

とカオルが提案した。


いいかも!!

ユキはカラオケ大好きだし人見知りもないから大丈夫だと思うよ😉


とトモミが言う。



カオル、

トモミ…

本当にごめんね🙏

ありがとう。

この恩は忘れないからね😢



バカ!!

気にすんな😁

友達ぢゃん。



そうだよ😊

恩返しは焼き肉でいいよ😁



うん。



ぢゃぁ、私そろそろ行くね😉



とトモミが席を立った。


トモミ、お願いね🙏



了解🙋

任せなさい😁

No.98

トモミがイタリアンのお店に着くと…


トモミちゃん😃


ユキ😊

お待たせ。



急にランチに誘ってくれるなんてどうしたの😲?


あぁ💦…今日、本当は彼とデートの約束してたんだけど💧
急に仕事入っちゃって😩ヒマになっちゃったからユキとランチしようかな🎵って。


私も😲

彼と約束してたんだけど家の用事が出来て会えなくて😩

だからトモミちゃんに誘ってもらえて嬉しいよ😃



なら、良かった😁



そこへ…私とカオルが現れた。



あれ?

トモミじゃない😲

きゃぁ~!!

元気~😂

久しぶりだね✨



カオルとリオ~😲

本当に久しぶりだね😂

ユキ、この子達、私の大学の時の友達なでカオルとリオ。


こんにちわ😊

初めまして✨

カオルです!

リオです!



あっ💦こんにちわ、ユキです。


トモミ~!!

久しぶりだし一緒してもいいかな❓


ユキ、この子達も一緒していいかな❓



いいよ💦



ユキちゃん、ありがとう😊


よろしくね、ユキちゃん😁



こうして…強引にユキを紹介してもらった。

No.99

まずは自己紹介をした。


私は松本薫です。

よろしくねユキちゃん😉


私は…森川 莉央です。よろしく😉


あっ💦私は平野 幸です。よろしくね、カオルちゃんにリオちゃん😊


うん♪

うん♪



…平野 幸 …

これが淳史の不倫彼女。おとなしそうで儚げな…如何にも男受け良さそうで守ってあげたくなるタイプでひねくれ者の私とは真逆な人種だと思った。



ところで、トモミは彼氏出来たぁ😃❓


うん😊

付き合って一年になるよ♪同じ会社の人で1つ年上なの☺


はぁ…💧

なんだか幸せそうね😩


そういう、カオルはどうなのよ❓


私~?

私は…ちょっと💦

まぁ、私の事はいいぢゃん😭

ユキちゃんは?

彼氏居るの?


とカオルが聞くと…



はい…一応。


どんな人😊❓


えっと…背が高くてイケメンで優しい人かな💦



ふ~ん。


不倫!?とかぢゃないよね💧?



えっ!?💦


実は…私、今不倫してるんだ😔

ユキちゃんはなんだか私と同じ匂いがしたんだけど…気のせいだよね💧

ごめんね💦初対面の人にこんな失礼な事言って🙏

No.100

ううん💦

大丈夫だから気にしないで…💦


リオちゃんは?

彼氏は?



あ!!

この子は結婚してるの😊
子供が1人居るんだよ。



え~っ!?

そうなんだ😲

いいなぁ💧

若いママ!!って憧れるよね~っ☺



とユキが言った。



そんなに…良いもんぢゃないけどね😩

旦那は残業だ!!

休日出勤だ!!

と言ってはウチに居る事は少ないし💧

何でもかんでも私1人でやらなければならないし😩



ヤンママっていうのも大変なんだね💧



そうだよ💦

ユキちゃん、恋愛と結婚は違うんだよ😔


そっか💦

そうだよね💧



ちょいと!!

暗い話しはその辺にして、偶然会ったんだからパァ~っと4人でカラオケでも行かない😁❓


賛成✋

私も賛成✋


ユキちゃんは❓


私も勿論賛成😊



よし!

じゃぁ~さっさと食べてカラオケ行くよ💨


うん♪


ユキは、まんまと私達の策略にハマった。

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