虐待、養子、死別、不倫…波乱万丈な私の半生日記
30数年前の12月、
私は大阪のとある町で産まれました。
当時
母、17歳高校生。
父、19歳大学生。
私の父の父親(私からみれば、父方の祖父)は警察官。
私の母の両親は共に教員。
昔堅気でお堅い考えの両祖父母を説得し切れずに私を産んでくれた私の両親は、
「入籍も許されず親の反対を受けたままでも、夫婦二人でこの子(私)を育てる」と決意し、母は高校中退後に未婚のまま産んでくれたそうです。
ただ…
現実はそう甘くはありません。
親の援助もない学生二人で生活しながら、子供を育てるのは容易ではありませんでした。
両家の親は、「せめて●●くん(私の父)が大学を卒業するまで、■■ちゃん(私の母)が復学して高校を卒業するまでは、子供を施設に預けておいてはどうか?
お互いが学業を全うしたら結婚は認める。すぐに子供を施設から呼び戻せばいいし、私たちもいくらでも援助をする。」という提案を私の両親に出し
私の両親は両祖父母からのその提案を受けたそうです。
そして私は
ある施設に預けられました。
当初は1年ぐらいで親元に戻る予定だった私が
実際に親子で暮らすのが10年以上も先になってからでした…。
続きます
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帰宅すると、
磯部部長は寝ていました。
ほっと胸をなで下ろし、お風呂へ入る用意をしていると
「どこ行っててん?」
磯部部長が背後から声を掛けて来ました。
「あれから少し残業してから、雪子の店」
「嘘つけ!
9時半に会社へ電話したら、誰も出んかったわ!
俺に電話した後、お前はすぐに雪子の店に行ったんと違うんか!」
私が磯部部長に電話をしたのが9時。
会社を出たのが9時15分。
確かに電話をしてからすぐに会社を出た。
だから何だって言うの?
私は11時過ぎには帰宅している。
でも、昨日のアナタは?
どこに泊まったのよ?
誰と泊まったのよ?
残業と偽って、2時間だけ飲みに行った私を攻める前に
私に言わないといけないことがあるでしょう?
バツ2なんでしょう?
子供が居るんでしょう?
昨日は女と泊まったんでしょう?
様々な思いを胸に、
怒鳴る磯部部長を睨みつけました。
「なんやねん!その反抗的な目は!」
罵声が響き渡りました。
「嘘つくな!
残業と偽って、どこへ行ってたんや?
雪子の店というのも嘘やろ!
男と会ってたんと違うんか!?」
予想外の言葉に、
私は唖然としました。
「飲みたい気分やったから、9時15分に会社を出て
雪子の店に行った」
「俺を家で待たせておいて、何が【飲みたい気分】やねん?
ええ根性してるな!」
何?
この人?
こんなの、磯部部長じゃない。
私は頭が混乱しました。
何から説明すればいいの?
磯部部長が【先に寝る】と言ったこと?
自分の外泊は棚に上げて、私の2時間の息抜きを攻めていること?
私は浮気なんてしていないってこと?
本当に雪子の店に行ったってこと?
それとも、
私が息抜きしたかった理由?
何から話せば良いのか分からなくなっていました…
…それと同時に、
こういう状況の人間に、何を話しても無駄だと気づいても居ました。
過去の父のように。
磯部部長は
エスカレートする自分の勝手な妄想に酔いしれながら更なる怒りを募らせ、
怒りのテンションは上がる一方でした。
【社長に可愛がられてるからって、図に乗るな】
【仕事していても、女という身分をわきまえろ】
その言葉に自分で納得し
【仕事を辞めろ】
と言い出す始末。
罵声を聞きながら、横目でリビングを見ると
大量のビールの空き缶。
【酔ってるんだ】
そう判断した私は、
抗議や話し合いは無駄だと察し
磯部部長に言いました。
「ごめんやけど、今日は自分の家で寝てもらえますか?」
その瞬間
平手打ちが飛んで来ました。
私は脱いだスーツのジャケットを再び広い、鞄をひっ掴むと
外へ飛び出しました。
ポロポロポロポロ…
涙が止まりませんでした。
殴られるのは慣れている。
あれぐらい、痛くも痒くもない。
ポロポロポロポロでる涙は、
心の痛み。
本当に好きになった人にまで暴力を振るわれた
心の痛み。
当てもなくしばらく歩くと少し冷静になり、涙も止まりました。
上着、忘れちゃった…
鍵もないや。
雪はどんどん積もっていました。
コートもない寒さに耐え切れず、
私は自宅マンションの下へと戻って来ました。
鍵がないので、インターホンを鳴らす。
もちろん応答は、ない。
しつこく鳴らし続ける。
7回目ぐらいで、やっと応答。
「一晩、外で頭を冷やせ!!」
そう言われて
インターホンは切れました。
頭を冷やす?
私が?
理不尽な言葉や暴力には、慣れていたつもりでした。
でも、それは全く違った。
私が選ぶ事の出来ない人間…【親】からの暴力や暴言と
私が自分で選んだ人間…【恋人】からの理不尽な言葉や暴力。
同じ暴言や暴力であっても、
後者の方がダメージが大きかった…
私が暴力を引き寄せてるのかもしれない。
私と深く関わると、みんな私を殴りたくなるのかも知れない…
そんな事を考えながら、ヒールで雪を掻き分け
私は徒歩で街の中心部へ向かいました。
- << 207 情景が‥目に浮かぶようです😢
何故、元奥さんの話を鵜呑みにして、キチンと彼と弁護士を交えて話が出来なかったのかな…?って思ってしまいました。
今までにない感じの人ならば、理解するまで話し合った方がよかったのだと思うのは私だけ?って思ってしまいました。
気持ちも解らなくはないんですけどね
翌日、私たちは食材を買い込み
まっすぐ帰宅しました。
無言で食事を終え片付けを済ましてから、互いに話し合う体制を整えました。
「子供、居るんだって?」
主導権を握る為に、
私から切り出しました。
「誰に聞いた?」
「そんな事はどうでもいいでしょう?
本当なのか、あなたの口から聞きたい」
磯部部長は、怒鳴りました。
「だったら何やねん?
子供を捨てたって、責めたいんか?」
「私には全く関係のない【離婚】やから、責めるつもりはない。でも…」
「でも、何やねん?
責めたいから、そんな話を持ち出すんやろ?
そんな事まで、お前にとやかく言われる筋合いはない!!」
「そうじゃなくて。
子供を置いて離婚するのは、夫婦の事情やから仕方ないと思うよ。
でも…」
「じゃあ口出しするなよ!!」
「最後まで聞いてよ!!
夫婦の事情やから仕方ないけど、そういう過去があるのなら、話してくれるべきじゃないの?」
私は声を荒げました。
- << 211 私も浮気をされ同じ様に(元奥様)電話をしました…😠 もう1人の浮気相手の話も… 彼女は既婚者と知りませんでしたが嫁として怒り狂いました… 全てを話嫁として謝りました… 元奥さんの気持ち痛いほど分かります…毒さんの様に実家に電話や慰謝料請求はしませんでしたが… 次既婚者と知ってて会うような事があれば慰謝料請求しますと… でもその他の人生が私にそっくりです… 私と毒さんは既婚者か愛人かの違い… だから最後まで読みます 頑張って下さい…
負けじと、磯部部長が声を荒げました。
「何でそんな事まで、いちいち話さないとアカンねん!?
お前は俺に、過去の男関係の全てを話したんか?
え?
話してないやろうが!!
お前にも隠し事がある。
俺にも隠し事がある。
お互い様やないか!!
昨日は誰と、どこに泊まったんや!?」
私はブレそうになる話を修正しつつ、言いました。
「私の過去の男関係と、あなたの実在する子供。
隠し事の比較対象にはならないでしょう?
ちなみに、昨日はビジネスホテルに泊まりました。
男関係なんて、一切ありません」
そう言って、私は
【シングル1名様】と書かれたビジネスホテルの領収書を出しました。
「こんなもん、何の証明にもならんな。
後から男を読んだんだろ?」
自分の弱点を付かれたら逆上。
自分がそれ以上責められないように、私に攻撃。
全く話がかみ合いません。
「私の浮気疑惑については、後でゆっくり聞くから。
まずは、お子さんの事を聞かせて。
男の子?
女の子?
何歳?
養育費は?」
「子供は何歳?
男の子?
女の子?
養育費は?」
私の質問に対し、
磯部部長は怒鳴りました。
「やましい事があるから【後で】とか言うんやろ?
白状しろよ?他の男とヤッタんやろ?
なんて女や!!
俺の家庭をめちゃくちゃにしておいて、自分は新しい男と浮気かよ!!」
私は自分の顔色が変わるのを、感じました。
そんな私にお構いなく、磯部部長は続けました。
「俺が心の痛みもなく、息子を手放したとでも言いたいのか?
お前も子供を持つ親なら、その辛さが分かるやろ!
あ・・・ごめんごめん。
お前は我が子を殺したんやから・・・分かるわけないわな」
怒り
悲しみ
失望・・・
私は鳥肌が立ちました。
■コメントを下さった皆様へ■
コメント、本当にありがとうございます。
私の取り留めもない、ダラダラした過去日記にお付き合い下さっいる方がいると思うと、
とても嬉しいです。
ただ、本文が読みにくくなってしまうので、
感想やご意見は専用スレにてお願い致します。
専用スレは【私の半生日記】でご検索下さい。
そちらにご記入頂ければ、改めて返答させて頂きます。
よろしくお願い致します。
自分の痛い所を突かれない為に、
話をすり替えて私を威嚇し、必要以上に私を攻撃する。
磯部部長の行動パターンを分析する余裕はありました。
でも、引き合いに出された【さくらの死】
私は、すっかり冷静さを失ってしまいました。
あなたに何が分かるの?
自分の浮気で離婚して、手放した息子。
私の知らない病で死んでしまった娘。
引き合いに出さないで欲しい!!
「自分の部屋に帰って」
怒りで震える声で
私は言いました。
「昨日も、その言葉を言ったよな!!
何やねん、その上から目線。
俺より稼ぎが良いからって、調子に乗るなよ!!」
怒鳴り声と共に、
テレビのリモコンが飛んで来ました。
私をかすめたリモコンは壁に当たり、
電池が飛び出してクルクル回っていました。
「部屋に戻ってくれないなら、私が出ていくから」
私は立ち上がりました。
廊下に向かう私の腰に痛みが走り、
私は前のめりに転びました。
跳び蹴りを食らっていました。
振り向く暇もなく、後ろ髪を掴まれ立たされ私。
向かい合った瞬間
今度は腹部に蹴りを入れられ、
玄関に尻餅をつきました。
尾てい骨に走る激痛。
私が尻餅をついた玄関先にヒールがあり、尾てい骨に嫌な感覚が広がりました。
【あ・・・骨にヒビが入ったな】
父親の暴力に慣れていた私は、
骨の感覚まで熟知していました。
そのままベッドへ投げ込まれ、
馬乗りになり私を殴り続ける磯部部長。
顔、胸、腹部…散々殴られました。
蘇える、過去の記憶。
馬乗りになる父親と、磯部の姿が重なりました。
顔には平手打ち。
腹部にはゲンコツのパンチ。
顔の痛みは知れてましたが
腹部へのパンチは強烈に痛みました。
でも
涙も流さなければ
「やめて」や
「ごめんなさい」も言わない私。
無言で睨みながら、ただただ暴力を受けていました。
泣かない。
謝らない。
痛がらない。
こんな私の態度が、暴力を助長させるんだろな…
殴られながら、そんな事を考えていました。
何やら罵声を浴びせながら、
殴り続ける磯部部長。
父親の時とは比較にならないほど、
長く長く感じました。
「近所の人が気づいて、通報してくれないだろうか」
有り得ない望みを抱くほど、
本当に凄まじい暴力でした。
家族を失った。
昇格出来なかった。
その全ての原因は私にある。
悲しみ、怒り、喪失感、絶望、焦り、悔しさ。
磯部部長のあらゆる感情が、私に向けられているのを感じました。
どんな些細な事でも言い掛かりを付けて、
私を殴りたかったのでしょう。
自分の中に渦巻く様々な感情を、私を殴る行為で発散させたかったのでしょう。
「もう無理やね…
これ以上、一緒に居るのは」
殴り疲れた磯部部長に、
私は言いました。
「は?
命令するなよ。
お前は俺の上司か?
上司は俺や!」
私は素早く身をひねり、
立ち上がりました。
動く度に、悲鳴が漏れそうなぐらい体のあちこちが痛む。
でも、馬乗りになられると…もう逃げれない。
私は懸命に立ち上がりました。
「プライベートでは、対等なはずでしょう?」
胸ぐらを掴もうとする磯部部長を交わし、
私は再び玄関まで後ずさりました。
磯部部長は玄関脇のカウンターにある何かを握り、
私の顔を目掛けて振り下ろしてきました。
とっさに顔を庇った私の左手から、
血が吹き出しました。
ほんの一瞬の事出来事。
互いに何が起きたのか分からず、
玄関に滴る血を眺めていました。
「うわ!血や!」
自分が怪我をしたと思った磯部部長は、
流血箇所を探すように、自分の腕や足や顔を点検しています。
私は自分の左手腕を見たあと、
磯部部長が握っているその凶器を確認しました。
磯部部長が右手に握っていたもの…
それは
私がクリスマスにプレゼントした
ルイヴィトンの万年筆でした。
自分が負傷したのではない事を確認し、
改めて私の傷に気づいた磯部部長。
しばらく睨み合いが続きました。
冷静になり、謝るのかと思いきや
「誰が悪いねん?
毒が悪いんやろ!
自業自得じゃ!
頭を冷やして反省しろ!」
裸足のまま、
私は外へ投げ出されました。
昨日とは違い、
財布もなければ靴もない。
何度もチャイムを鳴らしましたが
「朝までそこで反省しとけ!」
玄関越しに、怒鳴り声が聞こえました。
何分か、扉の前に座って考えました。
【もし、この扉を開けてもらえたとしても…その先はどうなるの?
…また殴られるだけ。
私が謝らない限りは、また殴られるだろう。
私が謝る?
何に対して謝らないといけないの?】
私は立ち上がり、
当てもなくマンションの外に出ました。
素足にジャージ姿。
コートもない。
ポケットにある携帯だけが救いでした。
お願い…出て!!
祈り気持ちで、雪子に電話しました。
「もしも~し!
毒?どうした?」
雪子の明るい声。
その後ろから聞こえる、客達の声。
「忙しそうやね!
また改めるわ!」
私も負けじと明るい声を出し、
すぐに電話を切りました。
仕事中の雪子に電話をしても、迷惑なだけ…
溶けかけた雪でドロドロになり、冷えてかじかむ素足。
凍える体。
「ハックシュン」
くしゃみをすると、悲鳴が出そうに痛む肋骨。
折れてるな…
「なんでこんな事になってしまったんだろ…
私の人生って、何何だろ…」
声に出して呟くと余計に惨めになり、
私は涙が止まりませんでした。
泣いていても仕方ない。
私は磯部部長に電話をしました。
数回のコールの後、留守電に。
その後は、何度掛けても電源が切られていました。
オートロックのマンションから出てしまった今は、
もう玄関前に戻ることも出来ない。
この雪の中、朝までマンションの前で待つ訳にはいかない。
中村夫妻は…仕事中。
それに、何も知らない中村夫妻に
こんな話をしたくない。
じゃあ、どうする?
救急車を呼んで、病院へ行こうか?
そうすると、警察が来るだろう。
それはマズい。
散々考えた挙げ句、
私はある人に電話しました。
「毒さん!!」
宅間さんは
たった10分で駆けつけてくれました。
「毒さん!
どうしたんですか、その顔の怪我!
コートもなしに、裸足じゃないですか!」
宅間さんは、病院へと車を走らせました。
痛む尾てい骨と肋骨。
なのに、いざ病院へ着くと尻込みしてしまい、
「これぐらい、大丈夫やから…救急で診てもらうような怪我じゃないし。
明日、改めて病院へ…」
私の抗議も虚しく、
宅間さんは私を病院内へと引っ張って行きました。
尾てい骨の骨折と、
肋骨のヒビ。
胸にはコルセットが巻かれ、
腫れ上った顔にはガーゼ。
左腕の切り傷には
包帯を巻かれました。
心配して、診察室まで入って来ていた宅間さんに
「なんか、死にかけの重体患者みたい」
私は笑いかけましたが、
宅間さんは無言でした。
治療を終えた医師は言いました。
「暴力・・・ですよね?」
「配偶者からですか?
恋人からですか?
暴力は初めてですか?
警察に届けなさい。
ひど過ぎる。」
私が黙っていると
宅間さんが名刺を出して言いました。
「私は彼女の弁護士です。
僕が責任を持って彼女を保護します。
被害届けも、私が担当します。」
私は宅間さんに半分抱えられながら、
診察室を出ました。
「今日は、僕の家に泊まり。
僕はリビングで寝るから。」
「少しだけ、お金を貸してもらえませんか?
私はホテルに泊まります」
私の発言に、大笑いする宅間さん。
「裸足で包帯だらけ。そんな怪しい人物を泊めてくれるホテルなんてないよ(笑)」
「宅間さん名義で予約してもらえませんか?
チェックインだけ済ませてもらえば、後は…」
「嫌だね。
そんなたいぎい(面倒臭い)こと」
「………」
「重体患者は、黙ってうちに来んしゃい」
私は
宅間さんのご好意に甘えることにしました。
宅間さんのご自宅は、
私の住むマンションの上に広がる高台の、
高級住宅街にありました。
野球選手の家が立ち並ぶ豪邸の合間に
宅間さんのご自宅はありました。
てっきりマンション住まいかと思っていた私は、
改めて宅間さんの職業を思い出しました。
「宅間さん、ここに一人暮らしですか?」
「まさか(笑)
母は去年亡くなったけれど、
ピンピンした父が居るよ(笑)
父と二人暮らし」
私はリビングへと案内されました。
リビングに入ると
「おぅ!良介!
お前が急に出て行ったから…」
宅間さんの後ろに居る私を見て、
驚くお父さん。
「すみません…こんな夜分に突然…」
「こりゃたまげた!
良介が珍しく女を連れて来た!
しかも重症の女の子じゃ(笑)」
私は苦笑いし、
宅間さんのお父さんに挨拶をしました。
宅間さんは、私に着替えを用意してくれてから
「毒さん、ちょっと飲む?」
と、ウイスキーのボトルを掲げました。
「はい。頂きます」
「ワシも参加していいか?」
宅間さんのお父さんも加わり、
三人でウイスキーを飲み始めました。
私の怪我には一切触れず、
楽しい話題ばかりをチョイスし、話をくり広げてくれるお父さん。
お父さんは警察官であったこと、
宅間さんは小学校の頃、とんでもない落ちこぼれであったこと、
お父さんはご自身の趣味で、カメラをいじっていること…
「親父、はしゃぎ過ぎ!」
たしなめる宅間さんを軽くあしらい、
話しを続けるお父さん。
私は、幸せだった頃の結婚生活を思い出していました。
同時に、亡くなったお父ちゃんと
宅間さんのお父さんがダブって見えました。
昨夜から続いた外泊に、ウイスキー…
私はすぐに睡魔に襲われました。
翌朝は雨でした。
いつもの習慣で7時に目が覚めた頃には、
もう宅間さんは出勤していました。
宅間さんのお父さんが作って下さった朝食を頂いていると、
「これ、良介から」
と、手紙を渡されました。
【絶対に、一人で自宅には戻らないこと】
【僕が帰宅するまでは、この家にいること】
【これからの事は、今夜一緒に考えよう】
そう言った内容の手紙でした。
手紙を畳み、お父さんを見ると
「ワシは構わん。
ゆっくりして行きなさい」
私は会社に電話をし、欠勤の旨を伝えました。
朝食の後片付けをさせてもらい、
掃除のお手伝いをしてから、
私は、部下の携帯に電話しました。
「ごめん、毒やけど…。
私の机の引き出しに、自宅の鍵のスペアが入ってるねん。
10時に会社の裏口まで行くから、
鍵、裏口まで持ってきて貰えないかなぁ…」
「お父さん、すみません。帰ります。
良介さんには、私からお話しします。
お世話になりました。」
私はタクシーを呼び、会社へ向かいました。
「毒さん!
どうしたんですか、その怪我!
浅川部長からは、【風邪で欠勤】って聞いてたのに、鍵を持って来てって言うから…俺…」
私の怪我を見て驚く部下。
「大丈夫。
忙しいのに、わざわざごめんね。
今日の指示は、浅川部長に出してもらってね。
それと、この事は内緒に…」
「内緒?
内緒にしていれるような怪我と違いますよ?
浅川部長にだけでも、話しておかないと…」
私と磯部部長の関係を知らない部下は、
ごく当然の提案をしてくれました。
「うん。そうやね。
浅川部長には私から話す。
だから前川くんは何も言わないでね」
部下を納得させる為にその場しのぎの事を言い、
鍵を手にした私は、
待たせてあったタクシーで自宅に向かいました。
自宅に戻り寝室に入ると、
飾ってあった
私の昇格辞令や
数々の優秀賞の表彰が
ことごとく破かれてありました。
ため息をつきながらその残骸を拾い集め、ベッドに腰掛けました。
これからどうしよう…
せめて顔の傷が癒えるまでは、会社に行けない。
でも、そんな長い間会社を休むわけにはいかない。
でも、こんな顔で会社に行けば
浅川部長が感づくだろう。
そしたら…
そしたら、どうなる?
もうこれ以上、社長を裏切れない。
このまま会社を辞めようか…
慰謝料を払っても、新しい生活を始めるだけの蓄えはある。
このまま会社を辞めて、
どこか新しい土地へ行こうかな。
最善の解決策が出ても、
その時の私には、動き出すためのパワーすらありませんでした。
『ピンポーン』
少しウトウトしていた私は、
来客を告げるチャイムの音で目が覚めました。
勧誘かな?
応答する気にもなれず、しばらく無視していました。
しつこく、しつこく、何度も鳴るインターホン。
苛立った私は起き上がり、受話器を上げました。
「お休みのところすみません…
浅川の妻です」
浅川部長の奥さんでした。
「あの…すみません。突然…
主人から、毒さんが風邪だと聞いて…
それで私…
毒さんに食べてもらいたくて…
お渡ししたらすぐに帰りますので…」
私は深い溜め息をつき、
インターホンに応対したことをひどく後悔しました。
浅川部長の奥さん(由美子さん)は、
私と同じ大阪の出身。
まだ20代前半の若い奥さん。
夫の転勤に付き添い、広島に来たものの
子供もいない専業主婦である由美子さんは、なかなか広島に馴染めずに居ました。
由美子さんは、
同じ大阪出身で、唯一の女性社員であった私に親しみを感じたのか
家族同伴の親睦会やバーベキューでは、私にベッタリでした。
自分の意見や夢は後回しにし、夫に全力で尽くすタイプの由美子さん。
私とは正反対。
大阪ということ以外は、
専業主婦の由美子さんと私の間に共通な会話はほとんどなく、
ベッタリされても話が弾みません。
でも由美子さんはそんなことを一切気にせず、
ニコニコしながらいつも私の話を聞きたがる人でした。
「私、毒さんに憧れてるんです。
主人の話を聞いて、いつも【毒さんってカッコイイなぁ】って思ってて・・・。
生まれ変わったら、私は毒さんみたいな強くて格好いいキャリアウーマンになりたいんです」
私は、
由美子さんのその屈託のない素直さが可愛くもあり、
同時に苦手でもありました。
意を決して、玄関ドアを開けました。
「毒さん!
どうしたんですか!?」
「うん…ちょっと…」
「風邪じゃなかったんですか?」
「風邪も引いてるんですけどね…」
「私…どうしよう…
毒さんの風邪を主人に聞いて、
【何か栄養のある食べ物を持って行きましょうか?】と主人に聞いたら…
主人が【お願いできるか?】って言って…だから私風邪だと思って…
でもこんな怪我をしてるなんて…」
「いいから・・・いいから、気にしないで下さい」
取り乱す由美子さんを落ち着かせ、
私は由美子さんをリビングに通しました。
温かい飲み物を入れようと、私が立ち上がると
「私がします!
毒さんは、座ってて下さい」
由美子さんがキッチンへと向かいました。
バタン、バタンとあちこちの戸棚を開け閉めする音が聞こえ、
由美子さんがコーヒーを淹れてくれました。
愛妻家で有名な浅川部長。
由美子さんは、私と磯部部長の事を知っているだろう…
私はまた、溜め息をつきました。
私がコーヒーに口を付けると、
由美子さんが話し始めました。
「主人、いつも言ってるんです。
【俺は、会社で嫌われてる存在や】って。
でも、
【どんな会社でも規律や規則を重視して、″なぁなぁ″になりがちな会社の空気を引き締める存在が必要や。俺はそんな役目しか出来ない】って。
毒さんは、主人の事が嫌いですよね?」
「嫌いじゃないですよ。尊敬しています。」
そう言うしかないじゃない?
「本当に?良かった…。
毒さんなら、主人の事を分かってくれているんじゃないかと思っていました!」
分かるわけないよ…
由美子さんは続けました。
「主人、いつも言ってるんですよ。
【毒さんは、すごい】って。
【安定と継続。こんなに出来る営業マンは、見たことがない。しかも女性。
いや…女性だからこそメンタルが強いのだと痛感した】って」
浅川部長が、そこまで私を評価しているなんて
意外でした。
「【少々の熱でも出勤する毒さんが欠勤するなんて、かなり具合が悪いんやと思う】って、主人から電話があって…」
由美子さんは、
恐る恐る続けました。
「その怪我…どうしたんですか?」
「うん…ちょっと転んでね」
信じたのか、諦めたのか、
由美子さんはそれ以上何も言いませんでした。
由美子さんが私の怪我を知った以上、
浅川部長にも隠しておけなくなってしまいました。
もう、退職するしかないな…
私は覚悟を決めました。
「あ…これ…
お口に合えばいいんですが…」
二段重ねになっているお弁当を差し出すと、
由美子は腰を上げました。
【宅間さんに電話しなきゃ】
由美子さんが帰るとすぐに、事務所へ電話しました。
昨日のお礼と、勝手に宅間さんのご自宅を出たことを詫び
「私と磯部部長は同棲してるわけじゃないんです。
別々の家があるから大丈夫です」
そうつけ加えて、電話を切りました。
由美子さんの作ってくれたお弁当は、
和食中心のとても美味しいものでした。
お弁当をつまみながら
「由美子さんみたいな奥さんが欲しいなぁ…(笑)」
呟いた瞬間、携帯が鳴りました。
【着信:浅川部長】
はやっ・・・
私の怪我、もう伝わったのか…
観念して、電話に出ました。
「毒!大丈夫なんか!?
さっき嫁さんに聞いて・・・」
「お弁当頂きました。
お気遣い頂いて、ありがとうございました。」
「そんな事はええねん…
怪我…ひどいんか?
さっき、
磯部部長に毒の怪我について話を聞いたんや」
最悪のパターン…
「磯部部長は
【酔って、階段から落ちたみたいだ。大した怪我じゃない。大袈裟にしてるだけや】って…
でも嫁さんは、
【ひどい怪我やった】って言うし…」
私が
【酔って階段から落ちた】?
【大袈裟なだけ】?
明日もう1日だけ休んで、土日を挟んだ月曜日には出勤するように。
酒はほどほどにするように。
多分、そんな事を言われましたが
ほとんど覚えていませんでした。
【酔って階段から落ちた】
【大袈裟なだけ】
もう涙は出ませんでした。
由美子さんのお弁当を冷蔵庫にしまい、
私はビールを取り出しました。
夜の8時半、
玄関先のインターホンが鳴りました。
多分、磯部部長。
合い鍵を使わずに、インターホンを鳴らすあたり、
少しは反省しているのかも知れない。
磯部部長が冷静なら、
別れ話をしよう。
そう考えながら、
玄関ドアを開けました。
私の怪我を見て、一瞬驚く磯部部長。
玄関先でしばらく沈黙が続いた後、
磯部部長が言いました。
「これ見ろや!
お前が引っ掻いてんぞ!」
磯部部長は左を向き、耳下から数センチ伸びる傷を見せてきました。
それは、
抵抗した時につけたであろう、私の爪跡。
「【猫に引っ掻かれた】って誤魔化しといたったけど・・・」
「私の怪我も
【酔って階段から落ちた】って、誤魔化してくれたらしいね。
どうもありがとう」
イヤミを込めて言いました。
「大体お前さ、
なんで浅川にチクるわけ?」
チクる?
もういいや。
話すのも面倒臭い。
私は無言で、磯部部長を締め出しました。
玄関ドア越しに
「都合が悪くなったら、
お前はすぐにそうやって逃げるやろ!」
磯部部長は怒鳴りました。
都合が悪い?
逃げる?
私が?
「昨日はどこに泊まっててん!
え!?
聞いてんのか!?
俺に言われへんことしてたんか!?」
泊まる?
裸足にジャージ。
財布もなく、怪我だらけ。
そんな私が、何をするの?
もういいや…
面倒臭い人…
私はドアにチェーンを掛け、
リビングへ引っ込みました。
それでも聞こえる、怒鳴り声。
私は風呂の湯を溜め始めました。
換気口を伝って、
風呂の音が外に漏れる…
ようやく、
私が応対するつもりのない事を察知した磯部部長は、
諦めて自分の家に帰ったようでした。
- << 244 「準備?」 宅間さんは聞き返しました。 「別れるとなれば、仕事を辞めないといけない。 仕事を辞めたら、マンションも出ないといけない。 仕事を辞めたら広島にいる必要もなくなるから、 新しい土地でマンションを借りないといけないし…」 「どうして毒さんが仕事を辞めないといけないんですか? 加害者である磯部さんが辞めるべきです。 裁判が嫌なら、 毒さんが診断書を会社に提出して…」 「正論はそうでしょうけど、 私はそこまでしてまで、会社に居座るつもりはありません」 「現実には、そういう女性が圧倒的に多いことは理解しています。 でも、毒さんは…」 そこまで言って、宅間さんは黙りました。 「でも、私は…なに?」 私は先を促しました。 【毒さんは、強い】? 【毒さんは、しっかりしている】? 【毒さんは、男に負けないぐらい自立している】? そんな言葉、 もうウンザリ!! 好きで強くなったんじゃない! 好きで、シッカリしてるんじゃない! 好きで、自立してるんじゃない! みんな口を揃えて同じ言葉ばかり! 強いフリして しっかり自立しないと 私は生きていけないだけなの!
「おはようございます!
毒さん!
関西風のうどん、作ってくれませんか?」
早朝、
宅間さんからの電話で起こされました。
「僕も親父も、
うどんが食べたくなっちゃって…」
「宅間さん…お仕事は?」
「今日は代休です!」
磯部部長が出勤する時間を外して、
宅間さんが迎えに来てくれました。
運転しながら、宅間さんが言いました。
「スーパー、寄りますね」
私は、持参した小麦粉を見せました。
「うどん…麺から作るんですか?」
「重傷なんで、力仕事はお願いしますね(笑)」
うどんを食べ終わると、
宅間さんのお父さんはカメラを持って【撮影会】へと出掛けました。
私と宅間さんは、
公正証書の最終確認を済まし
慰謝料の振り込み日を告げられました。
続けて、宅間さんが言いました。
「磯部さんとは、話し合われました?」
「いえ…まだです」
「良かった…
話し合いは、家で二人きりでしないで下さいね。
絶対に第三者を交えるか、
人目のある場所でして下さいね」
「はい…」
「次に慰謝料ですが…
磯部さんに、慰謝料を請求する気持ちはありませんか?
相殺…とまでいかなくても、半分くらいは…」
「刑事事件にするという意味ですか?」
「いえいえ…
刑事訴訟しなくても、民事訴訟で慰謝料は取れますよ」
「……そのつもりはありません」
「別れる意志は、あるんですよね?」
「それはあります。
でもまずは準備をしないと…」
>> 241
都合が悪い?
逃げる?
私が?
「昨日はどこに泊まっててん!
え!?
聞いてんのか!?
俺に言われへんことしてたんか!?」
泊まる…
「準備?」
宅間さんは聞き返しました。
「別れるとなれば、仕事を辞めないといけない。
仕事を辞めたら、マンションも出ないといけない。
仕事を辞めたら広島にいる必要もなくなるから、
新しい土地でマンションを借りないといけないし…」
「どうして毒さんが仕事を辞めないといけないんですか?
加害者である磯部さんが辞めるべきです。
裁判が嫌なら、
毒さんが診断書を会社に提出して…」
「正論はそうでしょうけど、
私はそこまでしてまで、会社に居座るつもりはありません」
「現実には、そういう女性が圧倒的に多いことは理解しています。
でも、毒さんは…」
そこまで言って、宅間さんは黙りました。
「でも、私は…なに?」
私は先を促しました。
【毒さんは、強い】?
【毒さんは、しっかりしている】?
【毒さんは、男に負けないぐらい自立している】?
そんな言葉、
もうウンザリ!!
好きで強くなったんじゃない!
好きで、シッカリしてるんじゃない!
好きで、自立してるんじゃない!
みんな口を揃えて同じ言葉ばかり!
強いフリして
しっかり自立しないと
私は生きていけないだけなの!
誰も、本当の私を分かってくれない。
私だって、誰かに寄りかかって生きたい。
私だって、由美子さんみたいな可愛い奥さんになりたい。
家族の健康と夕食のメニューだけを考えればいいような、
幸せな主婦になりたい。
もう、困難はいや!
この7年は
『私には仕事がある』
そう考えて乗り越えてきた。
今はもう、その『仕事』も失いかけている。
しかも、新生活を始めると貯金もあと僅か。
八方塞がりで、崖っぷちに立たされている気分でした。
全てのイライラを宅間さんにぶつけそうになる前に、
「家まで送ってもらえますか?帰ります」
と、私はお願いしました。
「毒さ…」
「この前の支払いをしに、病院へも行かないといけないし」
「じゃあ、僕が病院まで付き添います」
病院の支払いを済ませ、車に戻ると
「少しドライブに行きませんか?」
「ごめんなさい…
疲れたから帰りたいです」
「ですよね…
お体、辛いのに今日は無理を言ってすみませんでした」
「いえ…こちらこそ、病院にまで付き合わせてすみませんでした」
車は、私のマンションに着きました。
「毒さん…」
宅間さんは前方を見たまま、私の名前を呼びました。
「毒さん…
広島を離れる決意は変わらないんですか?」
「変わりません。
私にとって広島は、単に仕事をしに来た土地ですから。
仕事を辞めれば、広島には縁もゆかりもないですし」
本当は実家も親も親戚もいない私に、ゆかりのある土地なんか、どこにもないんだけどね…
我ながら情けなくなりましたが、
私は、宅間さんが言おうとしていることを言わせないようにするために、
わざと意地悪な言い方をしました。
「そう・・・ですね」
ハンドルを握りしめ前方を見たまま、宅間さんは言いました。
宅間さんは、私より5歳年上の34歳。
磯部部長とは違い、線が細く
お洒落に敏感なタイプでした。
磯部部長のようによく喋るタイプではありませんでしたが 、
宅間さんのお仕事を考えれば、本当は饒舌な人なのかも知れません。
でも職業柄、傷を抱えた人に接する機会が多いためか
私の過去を詮索することはありませんでした。
聞かれないから、私も聞けない。
私を気遣ってくれている宅間さんの気持ちが、
私達にとっては【壁】でもありました。
それ以前に…
私は、もうどんな男性とも深く関わりたくありませんでした。
自宅に戻ると、お昼過ぎでした。
お昼休みが終わる頃を見計らって私は会社に電話をし、浅川部長に繋いでもらいました。
浅川部長に辞意を伝え、
「社長にも辞職の旨を伝えて頂けますか?」
私が一気に話し終えると、
「ちょっ…ちょっと待ってくれ!」
浅川部長は、焦っていました。
仕事上の悩みがあるのか?
待遇に不満があるのか?
プライベートで何かあったのか?
他から誘いがあるのか?
…
浅川部長は、次々に質問してきました。
「実家の都合です。今までお世話になりました」と、
無難な理由を返し、電話を切りました。
電話を切るとすぐに着信がありました。
浅川部長の携帯からでした。
「みんなのいるフロアでは、言えない事があったから・・・」
浅川部長が言いました。
「今回の怪我といい・・・磯部部長と何かあったんだろう?
良かったら、今夜うちに来ないか?
事情を話してくれ。
由美子も、すごく毒を心配してる。
俺は毒にとって【嫌な上司】なのは分かってる。
でも…」
「すみません。
ご自宅にお伺いしても、何もお話しする事情なんてないんです。」
私はキッパリと言いました。
「じゃあ実家に帰らないといけない事情だけでも、
今夜うちに来て話してくれないか?」
浅川部長は食い下がります。
【相手を落としたければ、とりあえずアポを取れ】
営業マニュアル通りの浅川部長。
「両親が入院しただけです。
ご自宅にお伺いしてまで話す内容でもないですから」
「そうか…それはお気の毒やな。
ご両親のそばに付いていてあげたいよな。
でも、それなら休職扱いにしたらどうだ?」
【YES&BUT】
営業トークの基本。
分かりやすい・・・
自分の収入源でもある稼ぎ頭の私を、失いたくない一心な浅川部長。
「もう…回復の見込みがないんです。
」
私はダメ出しの嘘をつきました。
浅川部長は、諦めたようでした。
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